JP5913703B1 - 化粧枠 - Google Patents

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JP5913703B1
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寛之 木下
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Abstract

【課題】取付け作業の手間を削減し、構造を薄形化および簡素化して製造コストを低減することができる建物の開口部に設けられる化粧枠を提供する。【解決手段】第1パネル体33の長手方向端部にねじ部材61を挿通して、第2パネル体36に設けられるねじ受け部に螺合させる。連結部材37は、フランジ部51から垂直に突出する第1差込み片52と立上がり壁53と、立上がり壁53から垂直に突出する第2差込み片54を設け、第1パネル体33の差込み孔41に第1差込み片52を、第2パネル体36の差込み孔43に第2差込み片54をそれぞれ差込み、第1パネル体33と第2パネル体36とを垂直に位置決めして保持する。【選択図】図3

Description

本発明は、建物の壁、浴室、化粧室の窓および出入口などを構築するための開口部に設けられる合成樹脂製の化粧枠に関する。
図9は、典型的な従来技術の化粧枠1の構成を示す一部の拡大断面図であり、類似の従来技術は、たとえば特許文献1〜5に記載されている。この従来技術の化粧枠1は、建物の開口部2に設けられる合成樹脂製の化粧枠であって、差込み孔3が形成される長尺の2つの第1パネル体4と、差込み孔5が形成される長尺の2つの第2パネル体6と、2つの第1パネル体4それぞれの長手方向各端部7と、2つの第2パネル体6それぞれの長手方向各端部8との間に介在され、2つの第1パネル体4の一方の主面9と2つの第2パネル体6の一方の主面10とが垂直となるように、2つの第1パネル体4と2つの第2パネル体6とをそれぞれ連結する4つの連結部材11とを含む。
各連結部材11は、第1パネル体4の幅方向に延びる第1フランジ部12と、第1フランジ部12と一体に形成され、第2パネル体6の幅方向に沿って延びる第2フランジ部15と、第2フランジ部15に形成され、第1パネル体4の差込み孔3に差込まれる第1差込み片16と、第2フランジ部15から垂直に立ち上がる立上がり壁17と、立上がり壁17から垂直に突出し、第2パネル体6の差込み孔5に差込まれる第2差込み片18と、第1フランジ部12、第1パネル体4および立上がり壁17を挿通して、第2パネル体6に螺合することによって、第1パネル体4と第2パネル体6とを連結するねじ部材19とを有する。
このような化粧枠1が建物の開口部2に取付けられた状態では、各第1パネル体4と開口部2の左右の内面との間および各第2パネル体6と開口部2の上下の内面との間に、第1フランジ部12および第2フランジ部15によって隙間21,22が生じる。これらの隙間21,22には、第1フランジ部12および第2フランジ部15の厚みにほぼ相当する厚み、たとえば1mm以上3mm以下の厚みを有する樹脂あるいは木製の板状のスペーサ23,24が配設される。各第1パネル体4および各第2パネル体6は、スペーサ23,24によって開口部2の各内面側、すなわち、面外方向への変形が抑制され、安定した取付け状態が実現されている。
特開2013−249673号公報 特開2009−209562号公報 特開2005−68834号公報 特許第3916741号公報 特許第3161949号公報
前述の特許文献1に示される従来技術では、ボルトによる締付け力に対する強度を確保するため、各第1パネル体4および各第2パネル体6の厚みが大きく、所要の強度で薄形化し、より大きな有効開口面積を確保することができるパネル体が望まれている。
また前述の図9および特許文献2〜5に示される従来技術では、連結部材11は第1フランジ部12および第2フランジ部15を有するので、各第1パネル体4と開口部2の左
右の内面との間および各第2パネル体6と開口部2の上下の内面との間に隙間21,22が生じ、これらの隙間21,22にスペーサ23,24を介在させなければならず、化粧枠1の取付け作業に手間を要するという問題がある。また、連結部材11は、第1フランジ部12および第2フランジ部15を有するので、連結部材11の構造が複雑で使用材料が多く、これによって化粧枠1の製造コストが高くなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、取付け作業の手間を削減し、構造を薄形化および簡素化して製造コストを低減することができる化粧枠を提供することである。
本発明は、建物の開口部に設けられる化粧枠であって、
差込み孔が形成された2つの第1パネル体であって、前記開口部に、対向して配設される2つの第1パネル体と、
差込み孔が形成された2つの第2パネル体であって、前記開口部に、前記2つの第1パネル体それぞれに垂直となるように対向して配設される2つの第2パネル体と、
前記2つの第1パネル体それぞれの長手方向各端部と、前記2つの第2パネル体それぞれの長手方向各端部との間に介在され、前記2つの第1パネル体と、前記2つの第2パネル体とを連結する4つの連結部材であって、
前記2つの第1パネル体それぞれの長手方向各端部の端面に沿って延びるフランジ部と、
前記フランジ部から垂直に突出し、前記2つの第1パネル体それぞれの差込み孔に差込まれる第1差込み片と、
前記フランジ部の前記第2パネル側の一側部に垂直に連なり、前記2つの第2パネル体それぞれの長手方向各端部の端面に沿って延びる立上がり壁と、
前記立上がり壁から垂直に突出し、前記第2パネル体の差込み孔に差込まれる第2差込み片と、を有する4つの連結部材と、
一方の第1パネル体の長手方向一端部挿通されており、一方の第2パネル体の長手方向一端部の端面から該一方の第2パネル体に挿入されて該一方の第2パネル体と螺合してなる第1ねじ部材と、
一方の第1パネル体の長手方向他端部挿通されており、他方の第2パネル体の長手方向一端部の端面から該他方の第2パネル体に挿入されて該他方の第2パネル体と螺合してなる第2ねじ部材と、
他方の第1パネル体の長手方向一端部挿通されており、一方の第2パネル体の長手方向他端部の端面から該一方の第2パネル体に挿入されて該一方の第2パネル体と螺合してなる第3ねじ部材と、
他方の第1パネル体の長手方向他端部挿通されており、他方の第2パネル体の長手方向他端部の端面から該他方の第2パネル体に挿入されて該他方の第2パネル体と螺合してなる第4ねじ部材と、を含み、
2つの第1パネル体および2つの第2パネル体のそれぞれは、開口部に臨む一方の主面と、一方の主面とは反対側の他方の主面とを有し、第1パネル体および第2パネル体は、一方の主面を開口部の内面に面接触させた状態で、該開口部に保持されることを特徴とする化粧枠である。
また本発明は、前記一方の第1パネル体は、前記第1および第2ねじ部材が挿通される位置を通って、該一方の第1パネル体の長手方向に延びる第1凹部を有し、
前記他方の第1パネル体は、前記第3および第4ねじ部材が挿通される位置を通って、該他方の第1パネル体の長手方向に延びる第2凹部を有することを特徴とする。
また本発明は、前記一方の第2パネル体の前記第1および第3ねじ部材が螺合する部分には、前記第1および第3ねじ部材よりも小径のねじ孔を有する第1ねじ受け部が設けられ、
前記他方の第2パネル体の前記第2および第4ねじ部材が螺合する部分には、前記第2および第4ねじ部材よりも小径のねじ孔を有する第2ねじ受け部が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、化粧枠は、差込み孔が形成される長尺の2つの第1パネル体と、差込
み孔が形成される長尺の2つの第2パネル体と、2つの第1パネル体それぞれの長手方向各端部と、2つの第2パネル体それぞれの長手方向の各端部との間に介在され、2つの第1パネル体と、2つの第2パネル体とが垂直となるように、2つの第1パネル体と2つの第2パネル体とをそれぞれ連結する4つの連結部材とを有し、建物の開口部に設けられる。
各連結部材は、第1パネル体の幅方向に沿って延びるフランジ部と、フランジ部から垂直に突出して設けられ、第1パネル体の差込み孔に差込まれる第1差込み片と、フランジ部から垂直に突出し、第2パネル体の幅方向に沿って延びる立上がり壁と、立上がり壁から垂直に突出し、第2パネル体の差込み孔に差込まれる第2差込み片とを有する。
第1パネル体と第2パネル体とは、第1パネル体を挿通して第2パネル体に螺合する第1〜第4ねじ部材によって連結され、化粧枠が組立てられる。組立てられた化粧枠は、建物の開口部に取付けられる。
このような化粧枠は、前記従来技術の化粧枠の第1フランジ部を有せず、第1パネル体および第2パネル体は、一方の主面を開口部の内面に面接触させた状態で該開口部に保持されるので、第1パネル体と開口部の内面との間および第2パネル体と開口部の内面との間に隙間が生ぜず、簡素な構造で開口部に大きな有効開口面積を確保することができる。また、前記従来技術のように、厚みを大きくせずに、ボルトの締付け力などに対して所要の強度を確保しつつ薄形化を図り、しかもスペーサを必要としないので、化粧枠を開口部に取付ける取付け作業に手間を要しない。また、フランジ部には第1差込み片と立上がり壁とが設けられ、立上がり壁に第2差込み片が設けられる簡素な構造によって化粧枠が実現されるので、使用材料が少なく、製造が容易であり、製造コストを削減することができる。
また本発明によれば、2つの第1および第2パネル体は、長手方向に延びる第1および第2凹部を有するので、第1〜第4ねじ部材として、締付け工具を掛合可能な頭部を有するボルトまたはビスなどを用いたとき、その第1〜第4ねじ部材を第1および第2パネル体の各凹部へ挿通させることによって、ねじ部材の頭部が凹部に埋没した状態となって、第1および第2パネル体外側となる一方の主面から突出しない。したがって、第1および第2パネル体の一方の主面を外側にして用いることによって、第1および第2パネル体の一方の主面を開口部の左右の内面に確実に面接触させ、化粧枠を開口部によって安定に保持することもできる。
また本発明によれば、第1および第2パネル体は第1および第2ねじ受け部を有するので、ねじ部材による締付け力に対して大きな強度で抗することができる。したがって、ねじ部材の締付トルクを大きくし、第1パネル体と第2パネル体とを大きな強度で連結して、枠構造体として強度を向上することができる。
本発明の一実施形態の化粧枠30の正面図である。 化粧枠30の一部の拡大斜視図である。 化粧枠30の一部を正面から見た拡大断面図である。 化粧枠30の一部を斜め下から見た拡大断面図である。 第1パネル体33を長手方向に垂直な一部の拡大断面図である。 ねじ受け部67付近の拡大断面図である。 化粧枠30が開口部32に取付けられた状態を簡略化して示す鉛直断面図である。 化粧枠30が開口部32に取付けられた状態を簡略化して示す水平断面図である。 典型的な従来技術の化粧枠1の構成を示す一部の拡大断面図である。
図1は本発明の一実施形態の化粧枠30の正面図であり、図2は化粧枠30の一部の拡大斜視図であり、図3は化粧枠30の一部を正面から見た拡大断面図であり、図4は化粧枠30の一部を斜め下から見た拡大断面図である。なお、図1は建物の壁31に形成された開口部32を建物の内側から見た断面を示し、紙面上の上下方向が鉛直であり、左右方向が水平であるものとする。
本実施形態の化粧枠30は、2つの第1パネル体33,34と、2つの第2パネル体35,36と、4つの連結部材37,38,39,40と、第1〜第4の各複数のねじ部材61とを含んで構成される。
第1パネル体33,34、第2パネル体35,36および連結部材37〜40は、合成樹脂の成形物から成る。合成樹脂としては、たとえばアクリロニトリル アクリルゴム スチレン(略称:AAS)であってもよく、あるいはアクリロニトリル ブタジエン スチレン(略称:ABS)であってもよい。
第1パネル体33,34は、複数の差込み孔41,42が長手方向に平行に延びて形成される長尺の板状体から成る。第2パネル体35,36は、複数の差込み孔43,44が長手方向に平行に延びて形成される長尺の板状体から成る。
化粧枠30は、図1の紙面に垂直な見込み方向に開口部32の開口中心を通る軸線L1を含む鉛直仮想一平面および水平仮想一平面に関して面対称である。したがって、図1の正面視において、左下に配置される連結部材37と、右上に配置される連結部材39とは、同一構造であり、左上に配置される連結部材40と、右下に配置される連結部材38とは、同一構造である。
各連結部材37〜40は、第1パネル体33,34の幅方向(図1の紙面に垂直な方向)に沿って延びる細幅の板状体から成るフランジ部51と、フランジ部51から垂直に突出し、第1パネル体33,34の差込み孔41,42に差込まれる第1差込み片52と、フランジ部51から垂直に突出し、第2パネル体35,36の幅方向に沿って延びる細幅の板状体から成る立上がり壁53と、立上がり壁53から垂直に突出し、第2パネル体35,36の差込み孔43,44に差込まれる第2差込み片54とを有する。
図5は第1パネル体33を長手方向に垂直な一部の拡大断面図であり、図6はねじ受け部67付近の拡大断面図である。図7は化粧枠30が開口部32に取付けられた状態を簡略化して示す鉛直断面図であり、図8は化粧枠30が開口部32に取付けられた状態を簡略化して示す水平断面図である。各連結部材37,39は同一構造であり、各連結部材38,40は同一構造であり、さらに各連結部材37,39と各連結部材38,40とは、軸線L1に関して軸対称に構成されるので、第1パネル体33および連結部材37の構成について説明し、残余の第1パネル体34、第2パネル体35,36、各連結部材38〜40の構成については、対応する部分に同一の参照符を付し、重複を避けて説明は省略する。
一方の第1パネル体33は、開口部32に臨む一方の主面56と、一方の主面56とは反対側の他方の主面57とを有する。第1パネル体33は、一方の主面56から他方の主面57側へ凹み、長手方向に延びる第1凹部である複数の凹部58を有する外壁部59と、他方の主面57を有する内壁部60と、凹部58と内壁部60とに連なり、第1〜第4ねじ部材61が螺合する複数のねじ受け部67と、を含む。他方の第1パネル体34は、一方の第1パネル体33と同様に構成され、第2凹部として複数の凹部58を有する。
凹部58は、外壁部59から内壁部60に向かって垂直に突出する一対の側壁部分62,63と、各側壁部分62,63間にわたって形成され外壁部59と平行に延びる底板部分64とを有する。各側壁部分62,63と底板部分64とによって、凹溝75が形成される。これらの外壁部59、各側壁部分62,63、底板部分64の厚みT1は、たとえば1.3mmである。
内壁部60は、平板状の基層65と、基層65の表面に積層される表層66とを有する。基層65の厚みT2は、たとえば1.0mmであり、表層66の厚みT3は、たとえば0.5mmである。
基層65と底板部分64との間には、前述のねじ受け67が形成される。ねじ受け部67は、基層65と底板部分64とにわたって、基層65および底板部分64に垂直に一体に形成される一対のリブ68,69を有する。基層65および底板部分64の互いに対向する各内面の間隔に相当する各リブ68,69の幅Bは、ねじ部材61の軸部61aの直径D1にほぼ等しく、たとえば3.0mmである。各リブ68,69間の間隔ΔLは、直径D1よりも大きく、たとえば4.1mmである。各リブ68,69の幅方向(図6の上下方向)中央部には、互いに近接する方向に、ねじ部材61の軸部61aの外周面よりも内側まで突出する突部70,71が長手方向(図6の紙面に垂直な方向)全長にわたって形成される。また、基層65および底板部分64の各リブ68,69間の中央部には、基層65および底板部分64の各内面から互いに近接する方向に突出する突部72,73がそれぞれ形成される。これらの突部70〜73には、ねじ部材61の軸部61aの外周部に刻設される外ねじが噛込みんでねじ孔が形成され、長手方向に高い締付け力を得ることができるように構成されている。ねじ部材61は、軸部61aの軸線方向一端部に、軸部61aよりも大径の頭部61bが同軸かつ一体的に形成されたタッピングビスによって実現される。
外壁部59、凹部58、各リブ68,69および基層65は、前述のアクリロニトリル
ブタジエン スチレン(略称:ABS)から成り、表層66はアクリロニトリル スチレン アクリルゴム(略称:ASA)から成る。特に材料は限定されるものではないが、基材の大部分は安価なABSで構成し、表層には耐薬品性、耐候性を有するASAが好適である。
上記の基層65、ねじ受け部67、各リブ68,69および各突部70〜73は、ねじ部材61の軸部61aが挿入されるねじ案内孔77を規定する。このようなねじ案内孔77は、第1および第2パネル体33〜36の長手方向全長にわたって形成される。ねじ案内孔77には、軸部61aを所要の長さだけ挿入して螺合させ、高い締付け力を発生させて、第1パネル体33,34と第2パネル体35,36とを強固に連結することができる。
各連結部材37〜40は、フランジ部51および立上がり壁53の長手方向一端部に、コーナプレート78が一体に設けられ、コーナプレート78にはコーナカバー79が着脱可能に嵌着される。コーナプレート78は、フランジ部51および立上がり壁53の長手方向に垂直な略矩形の板状体である。
第1パネル体33,34および第2パネル体35,36は、差込み孔41〜44およびねじ受け部67が形成される略矩形板状の基部80と、基部80の長手方向に垂直な幅方向の一側部に直角に連なる目隠しプレート81とを有する。目隠しプレート81には、化粧カバー82が着脱可能に嵌着される。
以上のように、本実施形態の化粧枠30は、差込み孔41,42が形成される長尺の2
つの第1パネル体33,34と、差込み孔43,44が形成される長尺の2つの第2パネル体35,36と、2つの第1パネル体33,34それぞれの長手方向各端部と、2つの第2パネル体35,36それぞれの長手方向各端部との間に介在され、2つの第1パネル体33,34と2つの第2パネル体35,36とが垂直となるように、2つの第1パネル体33,34と2つの第2パネル体35,36とをそれぞれ連結する4つの連結部材37〜40とを有する。
各連結部材37〜40は、第1パネル体33,34の幅方向に沿って延びるフランジ部51と、フランジ部51から垂直に突出し、第1パネル体33,34の差込み孔41,42に差込まれる第1差込み片52と、フランジ部51から第1差込み片52と同一側で垂直に突出し、第2パネル体35,36の長手方向各端部で幅方向に沿って延びる立上がり壁53と、立上がり壁53から第1差込み片52とは反対側で垂直に突出し、第2パネル体35,36の差込み孔43,44に差込まれる第2差込み片54とを有する。第1パネル体33,34と第2パネル体35,36とは、第1パネル体33,34の長手方向各端部および立上がり壁53をこれらの厚み方向に挿通して、第2パネル体35,36のねじ受け部67に螺合するねじ部材61によって連結されて、四角枠状に組立てられる。
このような化粧枠30は、第1パネル体33,34が第2パネル体35,36に連結部材37〜40を介してねじ部材61によって連結されるので、ねじ部材61の締付け力を第1パネル体33,34によって受け、所要の強度を確保しつつ、前記従来技術の化粧枠における第1フランジ部の厚み相当分を薄形化し、大きな有効開口面積を確保することができる。また、前記従来技術の化粧枠のような第1フランジ部を有しないので、第1パネル体33,34と開口部32の縦(鉛直)方向の内面との間および第2パネル体35,36と開口部32の横(水平)方向の内面との間に、隙間が生じないので、前記従来技術のようなスペーサが不要となる。したがって従来技術のようなスペーサを用いる場合に比べて、取付け時の作業工程数が少なくなり、取付け性が向上される。また、化粧枠30の構造も簡素化されるので、使用材料も少なくて済み、製造の容易性を向上し、製造コストを削減することができる。
さらに、第1パネル体33,34および第2パネル体35,36は、凹部58を有するので、ドライバなどの締付け工具を掛合可能な頭部61bが凹部58の凹溝75に埋没し、第1パネル体33,34および第2パネル体35,36の開口部32の各内面に各第1パネル体33,34および各第2パネル体35,36を外側の主面に面接触させ、化粧枠30全体を開口部32に安定に保持することができる。
さらに各第1パネル体33,34および各第2パネル体35,36のねじ部材61の軸部61aが螺合する部分にねじ受け部67が設けられるので、ねじ部材61を大きな締付けトルクで締付けることができ、これによって各第1パネル体33,34と各第2パネル体35,36とを大きな強度で連結し、化粧枠30全体の枠構造体としての強度を向上することができる。
30 化粧枠
31 壁
32 開口部
33,34 第1パネル体
35,36 第2パネル体
37〜40 連結部材
41〜44 差込み孔
51 フランジ部
52 第1差込み片
53 立上がり壁
54 第2差込み片
58 凹部
59 外壁部
60 内壁部
61 ねじ部材
67 ねじ受け部
68,69 リブ
70〜73 突部
75 凹溝
77 ねじ案内孔

Claims (3)

  1. 建物の開口部に設けられる化粧枠であって、
    差込み孔が形成された2つの第1パネル体であって、前記開口部に、対向して配設される2つの第1パネル体と、
    差込み孔が形成された2つの第2パネル体であって、前記開口部に、前記2つの第1パネル体それぞれに垂直となるように対向して配設される2つの第2パネル体と、
    前記2つの第1パネル体それぞれの長手方向各端部と、前記2つの第2パネル体それぞれの長手方向各端部との間に介在され、前記2つの第1パネル体と、前記2つの第2パネル体とを連結する4つの連結部材であって、
    前記2つの第1パネル体それぞれの長手方向各端部の端面に沿って延びるフランジ部と、
    前記フランジ部から垂直に突出し、前記2つの第1パネル体それぞれの差込み孔に差込まれる第1差込み片と、
    前記フランジ部の前記第2パネル側の一側部に垂直に連なり、前記2つの第2パネル体それぞれの長手方向各端部の端面に沿って延びる立上がり壁と、
    前記立上がり壁から垂直に突出し、前記第2パネル体の差込み孔に差込まれる第2差込み片と、を有する4つの連結部材と、
    一方の第1パネル体の長手方向一端部挿通されており、一方の第2パネル体の長手方向一端部の端面から該一方の第2パネル体に挿入されて該一方の第2パネル体と螺合してなる第1ねじ部材と、
    一方の第1パネル体の長手方向他端部挿通されており、他方の第2パネル体の長手方向一端部の端面から該他方の第2パネル体に挿入されて該他方の第2パネル体と螺合してなる第2ねじ部材と、
    他方の第1パネル体の長手方向一端部挿通されており、一方の第2パネル体の長手方向他端部の端面から該一方の第2パネル体に挿入されて該一方の第2パネル体と螺合してなる第3ねじ部材と、
    他方の第1パネル体の長手方向他端部挿通されており、他方の第2パネル体の長手方向他端部の端面から該他方の第2パネル体に挿入されて該他方の第2パネル体と螺合してなる第4ねじ部材と、を含み、
    2つの第1パネル体および2つの第2パネル体のそれぞれは、開口部に臨む一方の主面と、一方の主面とは反対側の他方の主面とを有し、第1パネル体および第2パネル体は、一方の主面を開口部の内面に面接触させた状態で、該開口部に保持されることを特徴とする化粧枠。
  2. 前記一方の第1パネル体は、前記第1および第2ねじ部材が挿通される位置を通って、該一方の第1パネル体の長手方向に延びる第1凹部を有し、
    前記他方の第1パネル体は、前記第3および第4ねじ部材が挿通される位置を通って、該他方の第1パネル体の長手方向に延びる第2凹部を有することを特徴とする請求項1に記載の化粧枠。
  3. 前記一方の第2パネル体の前記第1および第3ねじ部材が螺合する部分には、前記第1および第3ねじ部材よりも小径のねじ孔を有する第1ねじ受け部が設けられ、
    前記他方の第2パネル体の前記第2および第4ねじ部材が螺合する部分には、前記第2および第4ねじ部材よりも小径のねじ孔を有する第2ねじ受け部が設けられることを特徴とする請求項2に記載の化粧枠。
JP2015159704A 2015-08-12 2015-08-12 化粧枠 Active JP5913703B1 (ja)

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