JP5913272B2 - 放射線検出素子、及び、放射線検出装置 - Google Patents
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Description
PETの放射線検出素子として用いられる半導体素子は、従来用いられていたシンチレータと光電子増倍管を用いた放射線検出素子に比べ、小型、軽量、高い画像分解能、放射線を直接電気信号に変換可能という特徴を持ち、近年、研究開発が進められている。
前記金属からなる膜、又は、金属からなる膜を含む積層膜の厚さをx(cm)、前記金属の放射線吸収係数をa(1/cm)、前記金属において生成する反跳電子の平均飛程をb(cm)として、近似式y=(1-exp(-a*x))*exp(-b*x)で表される前記放射線検出素子の放射線検出効率yをxに対してプロットしたときに最大値を持つyにおいて、前記プロットの半値幅以内になるようにxを設定し、前記電極を形成することを特徴とする放射線検出素子である。
前記金属からなる膜、又は、金属からなる膜を含む積層膜の厚さをx(cm)、前記金属の放射線吸収係数をa(1/cm)、前記金属において生成する反跳電子の平均飛程をb(cm)として、近似式y=(1-exp(-a*x))*exp(-b*x)で表される前記放射線検出素子の放射線検出効率yをxに対してプロットしたときに最大値を持つyにおいて、前記プロットの半値幅以内になるようにxを設定し、前記電極を形成することを特徴とする放射線検出素子である。
2.W、Pt、In、Fe、Pb、Cu、又は、これらの合金からなる金属膜、又は、W/Pt、W/Pb、W/Fe、W/In、W/Cu、又は、これらの合金からなる積層膜は、放射線阻止能が高く、薄い膜でも効果的に放射線のエネルギー損失が生じるので、放射線検出素子の軽量化、小型化に効果がある。
3.放射線検出素子の基板として真性半導体基板を用いることにより、基板中に形成される空乏層の厚さを厚くできる。放射線の入射により生成される反跳電子が、真性半導体領域と空乏層中を通過して大量の正孔と電子が発生するので、放射線検出の応答速度と検出感度が向上する。
4.放射線検出効率の高い半導体検出素子を用いることにより、高感度、高解像度のPET装置などの放射線検出装置を製造することができる。
<放射線検出素子>
(半導体素子を用いた放射線検出素子)
本願発明者は、半導体素子を用いた放射線検出素子の感度が低い原因を調査した結果、放射線は半導体に対する透過力が強く、半導体結晶に作用してキャリアを生成せずに半導体を透過する確率が高いことを見出した。PETにおいて陽電子と電子が結合消滅して発生する消滅γ線も、511kevと高いエネルギーを持っているため非常に透過力が強い。このことは、人体内部に分布した放射線同位元素から体外に配置した放射線検出素子にγ線が到達する割合が高いという意味では有利であるが、検出素子である半導体基板を容易に透過するため高感度の検出素子を実現するのが困難という問題があった。
また、従来の放射線検出素子と異なり、本発明に係る検出素子では、放射線阻止能が高いWなどの金属膜を電極1の材料として用いている。さらに、本願発明者は、係る金属膜の厚さを適切な範囲にすることにより、放射線検出効率を従来の検出素子よりも飛躍的に高くできることを見出した。そのメカニズムは、まだ十分に解明できていないが、金属膜を放射線が通過するときにエネルギー損失が生じ、そこで発生したエネルギーにより電子が励起されることも考えられるし、また、半導体基板に入射する放射線のエネルギーを金属膜で減衰させることにより、半導体基板内で放射線励起によりキャリアが生成する確率が高くなることも考えられる。金属膜が薄すぎると、放射線エネルギー損失或いは減衰効果が高くない。金属膜が厚すぎると金属膜を透過できる放射線数が著しく減少する。一方、金属膜厚を材料に応じた適切な範囲とする場合には、放射線入射によるキャリア生成効率が高くなり、検出効率が向上する。
図2は、本発明の放射線検出素子による放射線検出効率vs金属膜厚を算出したグラフである。検出効率の算出には、Cern libraryの低エネルギー用シミュレーションソフトGate(GEANT4 Application for Tomographic
Emission)を用いた。検出対象となる放射線はエネルギー511keVのγ線を想定している。金属膜の材料として、W、Pt、Pb、In、Alを用いる場合について計算を行った。放射線検出効率yの算出式は、金属膜の厚さをx(cm)、金属の放射線吸収係数をa(1/cm)、金属において生成する反跳電子の平均飛程をb(cm)として、
y=(1-exp(-a*x))*exp(-b*x)
で近似される。
グラフからわかるように、検出効率yはxに対してプロットしたときに最大値ymax(ピーク値)をもつ。従って、シミュレーションを行って、x1=x2=ymax/2(x1<x2)となる厚さx1、x2を求めることができる。例えば、金属膜材料としてWを用いた場合は、ymax=0.0325であるため、1/2*ymax=0.01625であるので、x1=0.005cm、x2=0.050cmと算出できる。この結果から、金属膜の厚さxを、0.005cm以上、0.050cm以下、すなわち半値幅以内に設定することにより、検出効率が0.015%以上となり、従来の放射線検出装置と比較して大幅に検出効率が改善できることがわかる。
また、他の金属(Pb、Pt、In)を用いた場合でも、放射線検出効率を金属膜厚に対してプロットしたときの最大値の半値幅以内に膜厚を設定することにより、放射線検出効率を向上することができる。図2に示さない金属についても計算を行った結果、W、Pt、In、Fe、Pb、Cuが特に放射線検出効率の向上に効果があることがわかった。
図1に示す本発明の放射線検出素子は、真性半導体基板上の放射線入射側に金属膜を配置し、その反対側にN型半導体領域又はP型半導体領域を配置したショットキーダイオード構造の素子である。真性半導体基板を用いることで、基板中に形成される空乏層の厚さを厚くできる。放射線の入射により生成される反跳電子が、真性半導体領域と空乏層中を通過して大量の正孔と電子が発生するので、放射線検出の応答速度と検出感度が向上する。そのため、金属膜厚によらず、従来の真性半導体基板を用いない放射線検出素子に比べ、優れた放射線検出特性を示す。さらに、金属膜厚を適切な範囲に設定することにより、放射線検出特性の改善が可能である。
本発明に係る放射線デバイスとしては、ショットキーダイオード以外に、PN接合を持つフォトダイオード、PINダイオード、SITなどのデバイスを用いることが可能である。
本発明に係る放射線検出素子の金属膜の材料としては、W、Pt、In、Fe、Pb、Cu、又は、これらの合金を用いることができる。また、W/Pt、W/Pb、W/Fe、W/In、W/Cu、又は、これらの合金からなる積層膜とすることも可能である。金属膜の材料としては、特に、Wが好ましい。Wは放射線吸収効率が高く、放射線入射により薄い膜でも多くの電子が生成するので、検出素子の小型軽量化にも効果がある。
また、放射線検出素子に金属膜/ショットキー電極からなる積層膜を形成した場合の膜の材料としては、例えば、W/Pt、W/Pb、W/Pb合金を用いることができる。Wは融点が高く加工性が低いので、Pt、Pb、Pb合金(半田)などの材料膜を半導体基板と接する面に形成することにより、放射線検出素子の製造が容易になる。
また、本発明に係る放射線検出素子の半導体基板の材料としては、Si、Ge、ZnO、CdTe、CdZnTe、SiC、GaN、又は、GaAsなどを用いることができる。例えば、ZnOはフィルム状に加工することができるので、検出素子を平板状に形成するだけでなく曲面状に形成することが可能である。
(放射線検出アレイ)
図4(a)は、本発明の放射線検出装置を構成する放射線検出アレイの平面図である。放射線検出アレイは、2次元平面又は曲面からなる基板上に複数の放射線検出素子を配置したものである。図4(a)においては、絶縁性の基板31上に8×8=64個の放射線検出素子を互いに離間して配置している。放射線が入射する側のショットキー電極は共通電極としている。図4(a)は、ショットキー電極と反対側のオーミック電極側からみた平面図であり、基板の周辺には放射線検出素子の数に対応する個数のパッド33が配置されている。パッド33とオーミック電極32の間はボンディングワイヤー34により電気的に接続する。
さらに、図4(b)に示すリング状に配置した放射線検出アレイを複数積層して(図4(c))、筒状の検出装置を構成することも可能である。筒状の検出装置の中に人体などの被検体を置き、放出される放射線を測定する。検出された信号を処理することにより、放射性薬剤の3次元密度分布を画像表示することができる。
図4(d)は、絶縁体からなる電極補強板の平面図であり、基板81上の検出素子を配置する位置に対応して複数の開口部が形成されている。図4(e)は、検出素子の外観図である。検出素子は、電極82、半導体83、オーミック電極84から構成されるショットキーダイオードである。電極82は、W、In、Pbなどの金属からなる電極であり、平板状の電極である。電極82の上には、真性Si/N型Siなどからなる例えば円筒状の半導体83が形成されている。電極82と半導体83の界面には、ショットキー接合が形成されている。オーミック電極84は、Alなどからなる金属電極であり、例えばピン状の電極とし、半導体83上に取り付けられ、半導体83に対し、界面に形成されたN+領域を介して接触し、オーミック接合を形成している。
図4(f)は、基板85上に複数の放射線検出素子を配置した放射線検出アレイの斜視図である。また、図4(g)は、その側面図である。複数の検出素子におけるショットキー電極83は共通電極としている。一方、半導体83、オーミック電極84は、互いに離間して配置しており、電気的に分離している。基板85は、図4(g)に示すように、ショットキー電極89と補強版88を積層したものである。検出素子にγ線86が入射すると、電極89とオーミック電極87間に電流が流れ、γ線の入射検出が行われる。
また、図示はしていないが、放射線検出素子のオーミック電極側にWなどの金属膜からなる遮蔽膜又はキャップを取付け、オーミック電極側からの放射線の入射を防止し、放射線の誤検出を防止することも可能である。
図4(f)に示す放射線検出アレイは、剣山状に配置したピンにより直接プリント基板に取り付ける、或いは、コネクターなどのインターフェースに接続することで、検出回路や制御回路に検出信号を送ることが可能となるため、高密度実装が可能である。
放射線検出素子の出力信号は、信号処理回路を用いデータ解析を行う。図5は、信号処理回路のブロック図である。各放射線検出素子の出力信号は、それぞれ、直接、信号処理回路に接続されている。そのため、CCDなどの信号処理回路と異なり、各素子の出力信号を同時に処理することができ、高精度の画像解析が可能になる。
図5において、放射線検出ダイオード41とリセット回路42で表される回路ブロックは、それぞれの検出素子における回路を表すものである。例えば、ショットキーダイオードからなる検出素子は、図に示すようにダイオードと寄生抵抗からなる等価回路で表される。検出素子41に放射線が入射すると、電子と正孔からなるキャリアが生成し、キャリアが半導体結晶格子に衝突して新たなキャリアを生成することで、一度放射線が入射するとダイオード内を継続的に電流が流れる。1個ごとの放射線を区別して検出するために、電流が検出されるとリセット回路42が作動し、ダイオードを流れる電流を遮断する。
さらに、放射線検出装置全体は、放射線検出部43、リセット回路部44、OR論理回路45、転送ユニット46、コンピュータ47からなる回路ブロックで表される。図に示す具体例は、放射線検出素子が8×8=64個ある場合のブロック図である。転送ユニット46は、放射線検出部43で検出された信号をコンピュータ47に転送するものである。OR論理回路は、全ての検出素子に検出電流が流れなかった場合にデータを転送しないように制御するものである。転送ユニット46により転送された検出信号は、コンピュータ47により信号処理が行われ、例えば、放射性薬剤の3次元密度分布画像として図示しない表示部に表示される。
本発明の放射線検出装置の測定対象としては、PET装置で測定対象としているγ線だけでなく、α線、β線、中性子線、X線など他の放射線検出に用いても検出効率向上に高い効果が得られる。また、本発明の放射線検出装置を用いる応用分野としては、PET装置だけでなく、核医学、原子力、天文学、宇宙線物理学の分野で利用される放射線検出素子、画像診断装置、イメージング装置など、広い範囲の放射線検出装置に用いて高い効果がある。
図6(a)乃至(c)は、放射線検出感度のシミュレーション結果である。シミュレーションには、直径4mm、0.2mm厚さの容積中線源18F(同位体18フッ素、PET用の注入薬)から10mm離れたところに、以下に述べる3種類の実験素材を置いた放射線検出モデルを用いた。線源から7400万個(event数)発生する消滅γ線が、実験素材に衝突した数(enrties数)をモンテカルロ法で算出し、衝突したγ線のうち、それぞれのエネルギー値を持ったγ線を検出できた数(count数)を算出した。縦軸に放射線検出感度(count数)、横軸にエネルギー値をとり、横軸のエネルギーは、0から600kevを128分割して、図6に示すヒストグラムを出した。エネルギー511kevにおける検出感度をグラフの右上に太字の数値で表示した。
図(a):(従来例)CdTe(厚さ1mm)のみ、検出感度18574図(b):(本発明)W(厚さ0.1mm)/CdTe(厚さ1mm)、検出感度20058(従来例より約10%増)図(c):(本発明)Pb(厚さ0.1mm)/CdTe(厚さ1mm)/Pb(厚さ1mm)、検出感度21116(従来例より約20%増加)
以上のシミュレーション結果から、本発明の放射線検出素子では検出感度が10%〜20%と大幅に増加することが示された。
また、例えば、1個の放射線検出素子で20%の検出感度向上があると、PETの場合には放射線源に対し両側に放射線検出素子が配置されるので、検出効率は1.2の2乗で計算され、44%の効率向上になる。
2、18 真性半導体基板
3、17 N型半導体層
4、16 オーミック電極
5 γ線
6 電子
11 オーミック電極
12 N+型半導体層
13 半導体基板
14 ショットキー電極
15 金属膜
19 P型半導体層
20 金属膜
21 ドレイン電極
22 N+型半導体層
23 N型半導体層
24 P型ゲート領域
25 ソース電極
26 絶縁層
27 遮蔽膜
31 基板
32 放射線検出素子
33 パッド
34 ボンディングワイヤー
35、36 放射線検出アレイ
41 放射線検出ダイオード
42 リセット回路
43 γ線検出部
44 リセット回路部
45 OR論理回路
46 転送ユニット
47 コンピュータ
81、85 基板
82、89 電極
83 半導体
84、87 オーミック電極
86 γ線
88 電極補強板
101 ショットキー電極
102 半導体基板
103 オーミック電極
104 γ線
Claims (8)
- n型半導体基板又はp型半導体基板と、前記n型半導体基板又はp型半導体基板上の放射線入射側に設けた電極とからなり、前記電極が金属からなる膜、又は、金属からなる膜を含む積層膜である放射線検出素子であって、
前記金属からなる膜、又は、金属からなる膜を含む積層膜の厚さをx(cm)、前記金属の放射線吸収係数をa(1/cm)、前記金属において生成する反跳電子の平均飛程をb(cm)として、近似式y=(1-exp(-a*x))*exp(-b*x)で表される前記放射線検出素子の放射線検出効率yをxに対してプロットしたときに最大値を持つyにおいて、前記プロットの半値幅以内になるようにxを設定し、前記電極を形成することを特徴とする放射線検出素子。 - 真性半導体基板と、前記真性半導体基板上の放射線入射側に設けた電極と、前記真性半導体基板の前記電極と反対側に設けたn型半導体領域又はp型半導体領域とからなり、前記電極が金属からなる膜、又は、金属からなる膜を含む積層膜である放射線検出素子であって、
前記金属からなる膜、又は、金属からなる膜を含む積層膜の厚さをx(cm)、前記金属の放射線吸収係数をa(1/cm)、前記金属において生成する反跳電子の平均飛程をb(cm)として、近似式y=(1-exp(-a*x))*exp(-b*x)で表される前記放射線検出素子の放射線検出効率yをxに対してプロットしたときに最大値を持つyにおいて、前記プロットの半値幅以内になるようにxを設定し、前記電極を形成することを特徴とする放射線検出素子。 - 前記放射線が、γ線、又は、X線であることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項記載の放射線検出素子。
- 前記金属からなる膜が、W、Pt、In、Fe、Pb、Cu、又は、これらの合金からなる膜であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の放射線検出素子。
- 前記金属からなる膜が、W/Pt、W/Pb、W/Fe、W/In、W/Cu、又は、これらの合金からなる積層膜であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の放射線検出素子。
- 前記n型半導体基板、p型半導体基板、真性半導体基板が、Si、Ge、ZnO、CdTe、CdZnTe、SiC、GaN、又は、GaAsからなる基板であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の放射線検出素子。
- 請求項1乃至6のいずれか1項記載の放射線検出素子により放射線を検出する放射線検出装置。
- 請求項1乃至6のいずれか1項記載の放射線検出素子により放射線を検出するPET装置。
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