JP5912890B2 - 高所作業装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤリフト多段式の高所作業装置に関する。
ワイヤリフト装置、多段式高所作業台、可搬式作業台装置等と称される高所作業装置は、特許文献1に開示されているように、基台上に伸縮支柱を立設し、伸縮支柱の上部に作業台を設け、作業台と基台とを伸縮梯子で連結しており、伸縮支柱は基台上に固定の第1支柱とこの第1支柱内に挿入した第2支柱とを有し、第1支柱にリフトワイヤを巻き取るウインチと上部でリフトワイヤの掛け方向を転換するプーリとを設け、前記リフトワイヤの先端を第2支柱の下部に連結して構成されている。
前記リフト用のワイヤは、その先端を第2支柱の下部内面に設けた留め具に連結し、第2支柱の側壁下部に形成した長穴(通口)を通って外に出し、第1支柱の上部外面に設けたプーリを介してワイヤ基端をウインチに連結している。
特開2011−140357号公報
前記従来技術においては、リフト用のワイヤは支柱の側壁下部に形成した長穴を介して内外方向に通さなくてはならないので、ワイヤは折り曲がり、長穴の縁と接触して耐久性が低下したり、連結作業が非常に面倒なものになっている。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした高所作業装置を提供することを目的とする。
本発明は、リフト用のワイヤの先端を支柱の外面に取り付けて耐久性を向上できるようにした高所作業装置を提供することを目的とする。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
第1に、基台2上に伸縮支柱Sを立設し、伸縮支柱Sの上部に作業台3を設けており、伸縮支柱Sは基台2上に固定の断面矩形筒形状の第1支柱S1とこの第1支柱S1内に挿入した断面矩形筒形状の第2支柱S2とを有し、第1支柱S1にリフトワイヤ4を巻き取るウインチ5と上部でリフトワイヤ4の掛け方向を転換するプーリP1とを設け、前記リフトワイヤ4の先端を第2支柱S2の下部に連結した高所作業装置において、
前記第2支柱S2はその外面にリフトワイヤ4を案内するリフトガイド溝S2Aを有しかつこのリフトガイド溝S2Aの背面側に第2支柱S2の内方に突出した凸条部を有しており、第2支柱S2の下端にリフトワイヤ4の先端の止着子4aがリフトガイド溝S2Aに入るのを阻止する留め具7を設けており、
上端に作業台3を装着した断面矩形筒形状の第3支柱S3を前記第2支柱S2内に挿入し、第2支柱S2の上部に昇降ワイヤ8の掛け方向を転換するプーリP2を設け、前記昇降ワイヤ8の基端を第1支柱S1に連結しかつ先端を第3支柱S3の下部に連結しており、
前記第3支柱S3はその外面に昇降ワイヤ8を案内する昇降ガイド溝S3Aを有しかつこの昇降ガイド溝S3Aの背面側に第3支柱S3の内方に突出した凸条部を有しており、第2支柱S2の下端に昇降ワイヤ8の先端の止着子8aが昇降ガイド溝S3Aに入るのを阻止する留め具9を設けており、
前記第3支柱S3はその外面に前記第2支柱S2のリフトガイド溝S2Aの背面の凸条部を逃がす凹条部S3Bを有しかつこの凹条部S3Bの背面側に第3支柱S3の内方に突出した凸条部を有していることを特徴とする。
第2に、前記第3支柱S3における凹条部S3B及びその背面の凸条部と昇降ガイド溝S3A及びその背面の凸条部とは互いに反対側の側壁に形成されていることを特徴とする。
第3に、前記第2支柱S2はその外面に、第1支柱S1の上端縁から上方に露出するスケール34が付されており、
前記第1支柱S1の上部角には第2支柱S2の位置を固定するロック手段35が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、リフト用のワイヤの先端を第2支柱の外面に取り付けて耐久性を向上できる。
即ち、請求項1に係る発明は、第2支柱S2はその外面にリフトワイヤ4を案内するリフトガイド溝S2Aを有し、第2支柱S2の下端にリフトワイヤ4の先端の止着子4aがリフトガイド溝S2Aに入るのを阻止する留め具7を設けているので、リフトワイヤ4の先端を第2支柱S2の下端外面に取り付けておくことができ、第2支柱S2に長穴もその長穴にワイヤを挿通する作業も不要にでき、リフト用のワイヤ4の耐久性を向上でき、連結作業も容易にできる。また、第3支柱S3はその外面に昇降ワイヤ8を案内する昇降ガイド溝S3Aを有し、第2支柱S2の下端に昇降ワイヤ8の先端の止着子8aが昇降ガイド溝S3Aに入るのを阻止する留め具9を設けているので、昇降ワイヤ8の先端を第3支柱S3の下端外面に取り付けておくことができ、第3支柱S3に長穴もその長穴にワイヤを挿通する作業も不要にできる。
また、第2支柱S2はリフトガイド溝S2Aの背面側に第2支柱S2の内方に突出した凸条部を有しており、第3支柱S3は昇降ガイド溝S3Aの背面側に第3支柱S3の内方に突出した凸条部を有しており、強度維持を図ることができ、しかも、第3支柱S3はその外面に前記第2支柱S2のリフトガイド溝S2Aの背面の凸条部を逃がす凹条部S3Bを有しかつこの凹条部S3Bの背面側に第3支柱S3の内方に突出した凸条部を有しているので、第2支柱S2に凸条部を有することを可能にするとともに2つの凸条部で第3支柱S3自体の強度が向上できる。
請求項2に係る発明は、第3支柱S3は凹条部S3B及びその背面の凸条部と昇降ガイド溝S3A及びその背面の凸条部とを互いに反対側の側壁に形成されているので、第3支柱S3自体の強度が周囲方向バランスよく向上できる。
請求項3に係る発明は、第2支柱S2は外面にスケール34が付されかつ第1支柱S1の上部角に設けたロック手段35で位置が固定されるので、第1支柱S1の上端縁でスケール34を見ながらロック手段35を操作でき、第2支柱S2の高さ設定が容易かつ確実にできる。
本発明の実施の形態を示す高所作業装置の全体斜視図である。 伸縮支柱の断面側面図である。 作業台の側面図である。 作業台の平面図である。 高所作業装置の折畳み時の側面図である。 伸縮支柱の折畳み時の断面側面図である。 伸縮支柱の伸張時の断面側面図である。 図2のX−X線断面図である。 図2のY−Y線断面図である。 図2のZ−Z線断面図である。 図2のW−W線断面図である。 ロック手段の断面平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜5において、高所作業装置1は大別して、基台2と、基台2上に立設した伸縮支柱Sと、伸縮支柱Sの上部に装着した作業台3と、作業台3の乗り込み口3Aと基台2との間に連結された伸縮梯子Hとを備えている。
図1、5において、基台2は四角枠構造であって、中央に伸縮支柱Sの下部を挿入固定しており、下面に4輪のキャスタ輪21を有し、4つの角部から折畳み可能なスタンド22を突出しており、スタンド22を上方に退避させかつ側面に沿わせるように折畳むと、基台2はキャスタ輪21で移動可能になる。
図1、2、5〜11において、伸縮支柱Sは入れ子式の3段伸縮構造であって、基台2上に固定の第1支柱S1と、この第1支柱S1内に挿入した第2支柱S2と、この第2支柱S2内に挿入した第3支柱S3とを有し、第3支柱S3の上端に平面視四角形状の作業台3が固定されている。
第1支柱S1、第2支柱S2及び第3支柱S3はそれぞれ押出成形で断面矩形の筒に形成されており、第1支柱S1の上部内面と第2支柱S2の下部外面には、それぞれ対面する支柱と摺接するシュー23が設けられ、第2支柱S2の上部内面と第3支柱S3の下部外面には、それぞれ対面する支柱と摺接するシュー24が設けられている。
第1支柱S1には上下中途部の外面にリフトワイヤ4を巻き取るウインチ5が設けられ、上部外面にはリフトワイヤ4の掛け方向を転換するプーリP1が設けられ、リフトワイヤ4の先端は第2支柱S2の下部に連結されている。
前記ウインチ5は第1支柱S1に固定の台枠25にドラム26を回転自在に支持し、ハンドル27でドラム26を回転することにより、ドラム26に基端を連結したリフトワイヤ4を巻き取り可能にしている。
プーリP1は第1支柱S1に固定のプーリ支持部材28に回転自在に支持されており、その外周部は第1支柱S1に形成した開口29に突入していて、第2支柱S2の外面に近接しており、プーリP1のワイヤ溝は第2支柱S2の外面のリフトガイド溝S2Aに対向している。
前記第2支柱S2の外面には上下全長に亘ってリフトガイド溝S2Aが形成されている。リフトガイド溝S2Aの底の肉厚は他の部分と略同様であり、そのためリフトガイド溝S2Aの背面側は第2支柱S2の内方に突出した凸条部となっている。
このリフトガイド溝S2Aはリフトワイヤ4を挿入して案内可能にしており、第2支柱S2の下端にはリフトガイド溝S2Aを外側方から塞ぐように板材の留め具7がネジ止めされている。
リフトワイヤ4の先端にはワイヤ径より大径の止着子4aが固着されており、この止着子4aは第2支柱S2の下端の下方に位置し、第2支柱S2の下端面と留め具7の下縁とに当接していて、それらによってリフトガイド溝S2Aに入るのが阻止されている。
即ち、リフトワイヤ4を第2支柱S2の外面に沿わせてリフトガイド溝S2Aに挿入し、止着子4aを第2支柱S2の下端から下方へ突出した状態で、リフトガイド溝S2Aを塞ぐように留め具7を第2支柱S2の外面に固定すると、リフトワイヤ4を引っ張っても止着子4aはリフトガイド溝S2Aに入るのが阻止され、リフトワイヤ4の先端は第2支柱S2の下端に固定された状態となる。
ウインチ5を手動で回転させてリフトワイヤ4を巻き上げると、先端の止着子4aが第2支柱S2の下端を係止して、第2支柱S2を上昇させる。第2支柱S2の下降はそれより上側の部材の重力をウインチ5の逆転で制御しながら行われる。
なお、第2支柱S2の下部のシュー23をリフトガイド溝S2Aの下端に跨ぐように取り付けて、前記留め具7とすることも可能である。
第2支柱S2の上部にはリフト用の昇降ワイヤ8の掛け方向を転換するプーリP2が設けられ、昇降ワイヤ8の基端は第1支柱S1に連結され、昇降ワイヤ8の先端は第3支柱S3の下部に連結されている。
プーリP2は第2支柱S2に固定のプーリ支持部材31に回転自在に支持されており、その外周部は第2支柱S2に形成した開口32に突入していて、第3支柱S3の外面に近接しており、プーリP2のワイヤ溝は第3支柱S3の外面のリフトガイド溝S2Aに対向している。
前記第3支柱S3の外面には上下全長に亘って昇降ガイド溝S3Aが形成されている。昇降ガイド溝S3Aの底の肉厚は他の部分と略同様であり、そのため昇降ガイド溝S3Aの背面側は第3支柱S3の内方に突出した凸条部となっている。
この昇降ガイド溝S3Aは昇降ワイヤ8を挿入して案内可能にしており、第3支柱S3の下端には昇降ガイド溝S3Aを塞ぐように板材の留め具9がネジ止めされている。
昇降ワイヤ8の先端にはワイヤ径より大径の止着子8aが固着されており、この止着子8aは第3支柱S3の下端の下方に位置し、第3支柱S3の下端面と留め具9の下縁とに当接していて、それらによって昇降ガイド溝S3Aに入るのが阻止されている。
即ち、昇降ワイヤ8を第3支柱S3の外面に沿わせて昇降ガイド溝S3Aに挿入し、止着子8aを第3支柱S3の下端から下方へ突出した状態で、昇降ガイド溝S3Aを塞ぐように留め具9を第3支柱S3の外面に固定すると、昇降ワイヤ8を引っ張っても止着子8aは昇降ガイド溝S3Aに入るのが阻止され、昇降ワイヤ8の先端は第3支柱S3の下端に固定された状態となる。
リフトワイヤ4を介して第2支柱S2を上昇させると、プーリP2の上昇によって昇降ワイヤ8が引っ張られ、先端の止着子8aが第3支柱S3の下端を係止して、第3支柱S3を第2支柱S2の2倍の速度で2倍の距離だけ上昇させる。
前記第3支柱S3は、昇降ガイド溝S3Aを形成した側壁と対面する側壁に外方に凹みとなる凹条部S3Bが形成されている。この凹条部S3Bは第2支柱S2にリフトガイド溝S2Aを形成したことによる内方凸条部分の背面を逃がし、第2支柱S2の内面と第3支柱S3の外面との直接的な摺接を回避している。
第3支柱S3における昇降ガイド溝S3Aと凹条部S3Bとは互いに反対側の側壁に形成されており、支柱長手方向に亘って形成されていることから、補強するリブの役目もしている。第2支柱S2におけるリフトガイド溝S2Aも同様に、内面突出した補強リブとなっている。
前記第2支柱S2は一側壁にリフトガイド溝S2Aを形成し、第3支柱S3は一側壁にリフトガイド溝S2Aの背面を逃がす凹条部S3Bを形成し、かつ一側壁と対向する反対側壁に昇降ガイド溝S3Aを形成し、第3支柱S3を昇降させる昇降ワイヤ8及びプーリP2を、第2支柱S2を昇降させるリフトワイヤ4及びプーリP1と第1支柱S1において前後反対側に配置している。
なお、伸縮支柱Sはリフトワイヤ4と昇降ワイヤ8とを前後反対面に配置しているが、第3支柱S3の凹条部S3Bを幅広に形成して、昇降ワイヤ8を凹条部S3B内に挿通させ、リフトワイヤ4と昇降ワイヤ8とを伸縮支柱Sの同一側で左右にずらして配置させることも可能である。
前記第2支柱S2の側面には、図1に示すように、第1支柱S1の上端縁から上方に露出するスケール34が付されている。このスケール34はスケール付きラベルを貼付することにより形成されており、第2支柱S2の昇降によってその2倍の距離を昇降する作業台3の高さを表示する。
第2支柱S2にスケール34を付すことにより、ウインチ5でリフトワイヤ4を巻き上げる際に、作業台3がどの程度の高さまで上がっているかを簡易的に見ることができ、作業台3の高さ合わせ作業が簡便にできる。
前記第1支柱S1の上部角には第2支柱S2の位置を固定するロック手段35が設けられている。このロック手段35は、図1、12に示すように、V字面を第2支柱S2の角部に当てがう当て部材35Aと、この当て部材35Aを第2支柱S2に対して進退させる押しネジ35Bとを有し、第2支柱S2を所要高さまで上昇させた状態で、押しネジ35Bを介して当て部材35Aを第2支柱S2に押圧することにより、第2支柱S2の下降をロックすることができる。
図1、3〜5において、作業台3は第3支柱S3の上端に固定の床板10と、この床板10上に立設されていて折畳み可能な手摺り枠Tとを有する。
床板10は平面視四角形状で、その中央下面が第3支柱S3に固定され、前部が乗り込み口3Aとなっており、この前部にブラケット37を介して3段伸縮式の伸縮梯子Hの上端が連結されている。
前記手摺り枠Tは、床板10上に立設された左右側枠12と、左右側枠12の奥側(後部)を連結する上下2本の奥桟材13と、左右側枠12の前上部を連結してその下方に乗り込み口3Aを形成する1本の前桟材14とを有している。前記左右側枠12、奥桟材13及び前桟材14は丸パイプ材で形成されている。
また、左右各側枠12の下部と左右側枠12間の下部には目隠し板38が設けられ、左右側枠12の前部間の乗り込み口3Aを開閉するようにチェーン39が着脱自在に設けられている。
前記左右各側枠12は側面視門型の外枠材12Aと、この外枠材12Aの下部間を連結する下枠材12Cと、外枠材12Aの内側で下枠材12Cの乗り込み口3A近傍から奥側の上部まで前傾配置された手掛かり部材11と、外枠材12Aの奥の上下中途部と手掛かり部材11とを連結する横桟材12Bとを有している。
前記手掛かり部材11は上端を外枠材12Aの上部と前後どの位置でも連結することができるが、前後方向後ろ寄り(外枠材12Aの後上部より前側)に連結して、乗り込み口3Aからの仰角αを65〜75度、実施の形態では略70度に設定している。
伸縮梯子Hは高所作業装置1上で前傾姿勢に傾斜しており、その背面の延長線Lは、図3に示すように、外枠材12Aの前部より奥側を通っている。前記手掛かり部材11は、この延長線Lよりも奥側に位置し、外枠材12Aの前下部と後上部とを通る筋交い線Mよりも大きい仰角αで立ち上がっている。
手掛かり部材11は丸パイプ材で形成され、手を掛ける上下方向中途部をローレット形
状にして、滑り難くしている。なお、手掛かり部材11は滑り止めのためのゴム被覆をしてもよい。
前記手掛かり部材11は、乗り込み口3Aよりも、即ち、左右外枠材12Aの前部よりも奥側に離れた位置に存在することになり、延長線Lに沿う姿勢で伸縮梯子Hを登って行く作業者は、左右外枠材12Aの前部を握って乗り込み口3Aに入ろうとすると、身体が仰け反り、伸縮梯子Hより外側で手を掛けるという感覚を持つが、それより前方の手掛かり部材11に持ち替えると、身体は前かがみになり、安定した姿勢で床板10上への乗り込むことができるようになる。
左右外枠材12Aの奥側の下部間には横軸42が設けられ、この横軸42は床板10の後部に設けた軸受部43に回動自在に支持されており、左右各外枠材12Aの前側の下部には連結板44が設けられ、床板10の前部に設けた取付板45と対面していて、連結板44及び取付板45に連結ピン46を貫通している。
図1に示す作業姿勢の手摺り枠Tは、連結ピン46を抜いて横軸42廻りに回動することにより、後下部を中心に前部を下向きに回動して、図5に示す折畳み姿勢にすることができる。折畳み姿勢にしたとき、左右外枠材12Aの後部に設けた折畳み連結板47が取付板45に対面し、両者に連結ピン46を挿入することにより、手摺り枠Tの折畳み姿勢を保持することができる。
なお、本発明は前記実施形態における各部材の形状及びそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜12に示すように構成することが最良である。しかし、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
例えば、手摺り枠Tは床板10に固定して折畳みのできない構造にしてもよく、その場合、手掛かり部材11の下端を床板10上面に連結できる。
高所作業装置1は、伸縮支柱S及び伸縮梯子Hが2段又は4段の伸縮構造であってもよく、キャスタ輪21を持たない設置式にしたり、ウインチ5を電動モータ駆動式にしたりしてもよい。
1 高所作業装置
2 基台
3 作業台
3A 乗り込み口
4 リフトワイヤ
4a 止着子
5 ウインチ
7 留め具
8 昇降ワイヤ
8a 止着子
9 留め具
H 伸縮梯子
P1 プーリ
P2 プーリ
S 伸縮支柱
S1 第1支柱
S2 第2支柱
S2A リフトガイド溝
S3 第3支柱
S3A 昇降ガイド溝
S3B 凹条部

Claims (3)

  1. 基台(2)上に伸縮支柱(S)を立設し、伸縮支柱(S)の上部に作業台(3)を設けており、伸縮支柱(S)は基台(2)上に固定の断面矩形筒形状の第1支柱(S1)とこの第1支柱(S1)内に挿入した断面矩形筒形状の第2支柱(S2)とを有し、第1支柱(S1)にリフトワイヤ(4)を巻き取るウインチ(5)と上部でリフトワイヤ(4)の掛け方向を転換するプーリ(P1)とを設け、前記リフトワイヤ(4)の先端を第2支柱(S2)の下部に連結した高所作業装置において、
    前記第2支柱(S2)はその外面にリフトワイヤ(4)を案内するリフトガイド溝(S2A)を有しかつこのリフトガイド溝(S2A)の背面側に第2支柱(S2)の内方に突出した凸条部を有しており、第2支柱(S2)の下端にリフトワイヤ(4)の先端の止着子(4a)がリフトガイド溝(S2A)に入るのを阻止する留め具(7)を設けており、
    上端に作業台(3)を装着した断面矩形筒形状の第3支柱(S3)を前記第2支柱(S2)内に挿入し、第2支柱(S2)の上部に昇降ワイヤ(8)の掛け方向を転換するプーリ(P2)を設け、前記昇降ワイヤ(8)の基端を第1支柱(S1)に連結しかつ先端を第3支柱(S3)の下部に連結しており、
    前記第3支柱(S3)はその外面に昇降ワイヤ(8)を案内する昇降ガイド溝(S3A)を有しかつこの昇降ガイド溝(S3A)の背面側に第3支柱(S3)の内方に突出した凸条部を有しており、第2支柱(S2)の下端に昇降ワイヤ(8)の先端の止着子(8a)が昇降ガイド溝(S3A)に入るのを阻止する留め具(9)を設けており、
    前記第3支柱(S3)はその外面に前記第2支柱(S2)のリフトガイド溝(S2A)の背面の凸条部を逃がす凹条部(S3B)を有しかつこの凹条部(S3B)の背面側に第3支柱(S3)の内方に突出した凸条部を有していることを特徴とする高所作業装置。
  2. 前記第3支柱(S3)における凹条部(S3B)及びその背面の凸条部と昇降ガイド溝(S3A)及びその背面の凸条部とは互いに反対側の側壁に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の高所作業装置。
  3. 前記第2支柱(S2)はその外面に、第1支柱(S1)の上端縁から上方に露出するスケール(34)が付されており、
    前記第1支柱(S1)の上部角には第2支柱(S2)の位置を固定するロック手段(35)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の高所作業装置。
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