JP5912725B2 - ショットピーニングの投射材用アトマイズ粉末およびショットピーニング方法 - Google Patents

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本発明は、高硬度でショットピーニングした部材の表面に高い摺動性を付与できるショットピーニングの投射材用アトマイズ粉末およびショットピーニングによる表面改質方法に関する。
従来、ショットピーニングは被処理材に投射材(または、「ショット」、「ショット材」、「メディア」、「研磨材」などとも呼ばれる)と呼ばれる粒子を投射し、被処理材に圧縮残留応力を付与するとともに表面硬さを上昇させ、疲労強度を改善できる有効な表面処理方法であり、ばねやギヤ等の自動車部品、あるいは金型材などにも適用されている。浸炭焼入れ処理を行なったギヤなど、被処理材の高硬度化が進んでおり、これら部材への投射材にも高硬度化が求められている。
すなわち、表面硬度の高い被処理材に対し、低硬度な投射材を用いたショットピーニングでは高い圧縮残留応力が得られない。また、自動車部品等の更なる軽量化要求に伴い、ますます高硬度な被処理材をショットピーニングする必要があるため、さらに高硬度を有する投射材が求められている。
ショットピーニングにより高い圧縮残留応力が付与され、表面が高硬度化した被処理材は、特に曲げ疲労破壊に対し優れた寿命を示すが、近年ではさらに面疲労破壊に対する寿命向上も求められるようになってきている。面疲労に関しては、曲げ疲労破壊と同様に、圧縮残留応力の付与と表面の高硬度化が効果的であると考えられるが、一方でショットピーニングによる面粗度の上昇により、相手材との摩擦係数が上昇し、疲労面における作用応力が増大することで疲労寿命が劣化する場合もある。このように、面疲労特性の改善には、被処理材表面に高い圧縮残留応力と高硬度を与えるとともに、相手材との摩擦係数の上昇を抑制できる投射材の開発が求められている。
これまでに高硬度な投射材として、本発明者は特開2007−84858号公報(特許文献1)において、Fe2B系硼化物とBCCおよび/またはFCCの鉄基固溶体よりなる投射材を提案してきた。この投射材は高硬度硼化物であるFe2Bと高延性相であるBCCおよび/またはFCCの鉄基固溶体により、高硬度と高靭性を両立した投射材である。このような高硬度投射材をベースとし、面疲労を受ける相手材となる鋼材と固溶しにくく、凝着が抑制される低融点金属(Cu、Ag、Au、Zn、Ga、In、Sn、Pb、Sb、Bi)を添加することにより、被処理材表面に高い圧縮残留応力および高硬度と、摩擦係数を低くする表面改質を同時に与えられる投射材を見い出し、本発明に至った。
また、特開2011−25348号公報(特許文献2)には、軟質金属をめっきなどの方法で被覆した投射材が提案されている。
特開2007−84858号公報 特開2011−25348号公報
上述したような特許文献1に開示されているFe−B系高硬度投射材の場合は、Cu,Snなど低融点金属無添加のため、低摩擦係数が得られないという問題がある。また、特許文献2に開示されている投射材に軟質金属をめっき被覆した投射材は、ショットピーニングの使用中の破砕により生成した新生面に軟質金属が存在しないことから、使用とともに軟質金属の被処理材表面への移着が困難になってしまう。さらに、粉体へのめっきするコスト高が課題となる。
上述したような問題を解消するために発明者は鋭意開発を進めた結果、面疲労強度のアップには、残留応力、表面硬さ、低摩擦係数が必要であることから、Fe−B系硬質合金に低融点金属を添加し、アトマイズにより高硬度でショットピーニングした部材の表面に高い摺動性を付与できるショットピーニング用投射材およびショットピーニングによる表面改質方法を提供するものである。
その本発明の第1の特徴は、低融点金属(Cu、Ag、Au、Zn、Ga、In、Sn、Pb、Sb、Bi)を含む投射材をショットピーニングに用いることにより、被処理材表面をこれら元素を含む表面に改質でき、この表面は相手材との摩擦時に低い摩擦係数を示すことを見い出したことである。
さらに、本発明の第2の特徴は、この投射材を所定の硬さとすることにより、被処理材の表面近傍に高い圧縮残留応力を同時に付与でき面疲労寿命を改善できることである。また、一般にショットピーニングした被処理材表面は、ショットピーニング前より上昇することが知られている。これは、投射材の衝突により導入された格子欠陥により、被処理材の表面が加工硬化することと加工変態が誘起されるためであると考えられる。ここで、低融点金属(Cu、Ag、Au、Zn、Ga、In、Sn、Pb、Sb、Bi)を含み、所定の硬さを有する投射材をショットピーニングした場合、これら低融点金属を含まず同じ硬さを有する投射材を用いた場合と比較し、被処理材の表面硬さの上昇幅が大きくなることを明らかにした。
この現象についての詳細は明らかでないが、以下のことが推定される。被処理材表面において、低融点金属が移着すると同時に、投射材の衝突により大きな加工が加えられるため、低融点金属元素が被処理材の合金に固溶したり、メカニカルアロイングのような機械的合金化が進み、被処理材の合金に対し、固溶限以上に低融点金属が過飽和固溶したり、あるいは、低融点金属と被処理材中の元素が新たな化合物を生成することに起因すると推定される。なお、これらの低融点金属はいずれもFeに対し包晶系もしくは偏晶系の状態図を持ち、硼化物の生成エネルギーが高く硼化物を生成しにくいことから、アトマイズで粉末を作製すると、Feに固溶あるいはFeと化合物を作るほか、添加量の一部は投射材の最終凝固部に概ね純粋な低融点金属相として残存する。このような純粋な低融点金属相は軟質であるため、ショットピーニングの際の被処理材との衝突時にその表面と合金化しやすいものと推察される。
以上述べたように、本発明は高硬度でショットピーニングした部材の表面に高い摺動性を付与できるショットピーニング用投射材およびショットピーニングによる表面改質方法を提供するものである。
以下、本発明について、成分組成および処理条件を限定した理由を述べる。
B:2〜8%
本発明の投射材において、Bは高い硬度を実現するための必須元素であり、2%未満では高い硬度が得られず、8%を超えると投射材が脆化する。好ましくは3〜7%、より好ましくは4〜6.5%である。ここで、脆い投射材をショットピーニングに用いると、繰り返し被処理材と衝突することにより、投射材が著しく破砕、消耗し、ランニングコスト高に繋がる。
また、本発明の投射材はアトマイズ粉末を用いているため、低融点金属をめっきなどにより被覆した投射材と異なり、破砕で出来た新生面にも低融点金属が存在するため、使用中に破砕した場合でも、被処理材表面への低融点金属の移着および合金化が可能である。さらに、低融点金属からなる粉末と他の粉末を混合した投射材においては、異種の投射材の破砕の頻度が異なるため、使用している間に異種の投射材の比率が変化するため、安定したショットピーニングが不可能である。
Cu、Ag、Au、Zn、Ga、In、Sn、Pb、Sb、Biの1種または2種以上を合計で0.1〜20%
本発明の投射材において、Cu、Ag、Au、Zn、Ga、In、Sn、Pb、Sb、Biは、被処理材の表面の摩擦係数を低く抑えるとともに被処理材の表面硬度を大幅に上昇させるための必須元素であり、その1種または2種以上の合計が、0.1%未満ではこの効果が得られず、20%を超えると投射材が脆化する。好ましくは5〜17%、より好ましくは8〜15%である。
Ti、Cr、Mo、W、Al、Cの1種または2種以上を、(Ti%/10)+(Cr%/25)+(Mo%/10)+(W%/6)+(Al%/10)+(C%/1) …(A)が0を超え、1以下
本発明の投射材において、Ti、Mo、W、Cは硬度上昇に効果のある添加元素であり、Cr、Alは耐食性を改善する効果のある添加元素であり、いずれの元素も必要に応じて添加することができる。しかしながら、(Ti%/10)+(Cr%/25)+(Mo%/10)+(W%/6)+(Al%/10)+(C%/1)…(A)が1を超える範囲で添加してしまうと、投射材が著しく脆化する。なお、これらの添加元素は硬度上昇や耐食性改善の効果があるが、いずれも過添加すると投射材が脆化する。著しく脆化する添加量の限度は元素の種類によって異なり、Tiが10%、Crが25%、Moが10%、Wが6%、Alが10%、Cが1%である。したがって、複合添加する場合は、各元素の添加量をその限度の濃度で規格化し、合計した値が1を超えない範囲で添加できる。
表面近傍の最大圧縮残留応力が700MPa以上で、表面にCu、Ag、Au、Zn、Ga、In、Sn、Pb、Sb、Biの1種または2種以上の元素の合計が1%以上、100%以下
本発明の鋼製部品の表面において、最大圧縮残留応力および検出される低融点金属(Cu、Ag、Au、Zn、Ga、In、Sn、Pb、Sb、Bi)は、いずれも面疲労寿命を向上させる因子である。最大圧縮残留応力が700MPa未満または/および低融点金属が1%未満では、面疲労寿命の改善が十分ではない。最大圧縮残留応力の好ましい範囲は1000以上、より好ましくは1500MPa以上である。
なお、上限については特に制限はないが、通常、2500MPa以上の圧縮残留応力を付与することは困難である。被処理材表面における低融点金属の好ましい範囲は10%以上、より好ましくは20%以上である。また、ショットピーニングにより付与される圧縮残留応力分布において最大値が得られる部位は投射条件によるが、ショットピーニングした表面から概ね300μmの深さまでであり、本発明における表面近傍とは最表面から300μm深さのことである。
投射速度50〜200m/s
投射速度については、一般に用いられているショットピーニング装置の範囲でよく、50〜200m/sでよい。
以下、本発明について実施例によって具体的に説明する。
投射材の製造方法としたは、表1の組成に秤量した原料を耐火物製坩堝でアルゴン雰囲気中にて誘導溶解し、坩堝底部の出湯ノズルより出湯し、アルゴンガスを噴霧し、ガスアトマイズ法により投射材を製造した。得られた投射材を45〜125μmに分級し、評価に用いた。
また、投射材の硬さ、脆さとしては、投射材を樹脂埋め、研磨した試料を用い、ビッカース硬さ計により荷重300gで硬さを測定した。脆さは、前述の樹脂埋め試料を用い、ビッカース硬さ計にて300gの荷重で5点圧痕を打ち、5点中1点もクラックを発生しなかった場合は○、1点でもクラックが発生した場合は脆いと判断し×とした。
また、投射材の耐食性としては、ガラス板に貼った両面テープ上に投射材を敷詰め、これを温度70℃、湿度95%の条件で96時間保持し、全面に発銹したものを△、一部の発銹に留まったものを○とした。
また、ローラーピッチング試験片の製造方法およびショットピーニング表面と面疲労特性の評価としては、市販のSCM420を用い、930℃で浸炭、840℃からの焼入および140℃で焼戻処理を行った。試験片の形状はコマツエンジニアリング製ローラーピッチング試験機(型式RPT−2020)のシャフト試験片で、直径24mm、長さ130mmのシャフトに試験部である直径26mm、幅28mmの段差が付いたものである。この試験部にショットピーニングを行った。ショットピーニングには直圧式エアタイプの投射装置を用い、投射圧0.2〜0.3MPa、投射時間1minで実施した。なお、試験片は10rpmで回転させ、試験部にムラなく投射するようにした。この試験片を用い、投射表面の残留応力、硬さ、成分分析および面疲労特性を評価した。
試験片表面の残留応力はX線回折法により評価した。最表面から10μmずつ電解研磨でエッチングし、100μm深さまで10μmごとに測定し、その最大値を最大圧縮残留応力とした。なお、残留応力値の正負について、例えば「−1000MPaの残留応力」を「1000MPaの圧縮残留応力」と記している。試験片表面の硬さはビッカース硬さ計にて、荷重100gで試験片表面に垂直に圧痕を打ち測定した。
試験片表面の成分分析は、EDXにより行った。試験片表面において100×100μmの範囲を分析した。面疲労特性はローラーピッチング試験により評価した。用いた装置は上述の通りで、相手ローラーにも市販のSCM420を上述と同条件で熱処理したものを用い、直径130mm、厚さ18mm、試験部の曲率半径はR150である。試験面圧は3.3GPa、すべり率は−40%、回転数は2000rpm、潤滑油はベスコトランスアクスル5W−30、油温度は80℃、油流量は3000cc/minの条件で実施した。なお、試験時にはトルクを測定し、摩擦係数の評価とした。なお、ショットピーニングする前の試験片の最大圧縮残留応力は200MPa、表面硬さは650HVであった。
表1は、投射材の成分組成についての硬さ、脆さおよび耐食性についての結果を示す。No.1〜15は本発明例であり、No.16〜24は比較例ある。
表1に示すように、No.1〜15の投射材は本発明の投射材であり、低融点金属を合計で0.1〜20%含むとともに、硬さ、脆さに優れる。さらにCr、Alが添加されたNo.13〜14は耐食性にも優れる。また、TiW、Cが添加されたNo.12、15は、これら元素が添加されていないNo.1、2と比較し、それぞれ硬さが高い。
また、表2は、ショットピーニングした試験片の表面およびローラーピッチング試験の評価を示す。No.25〜39は本発明例であり、No.40〜48は比較例である。なお、No.25、26、29、34、36、37、40、41、44、48は投射圧0.2MPa、その他は0.3MPaとした。投射圧0.2MPaの条件では投射速度は80m/s、投射圧0.3MPaの条件では投射速度は110m/sである。
No.1〜15の投射材を用い、ショットピーニングしたNo.25〜39の試験片は、いずれも高い圧縮残留応力を有し、表面からは1%以上の低融点金属が検出され、ローラーピッチング試験におけるトルクが小さい。また、同等の硬さを有しているNo.1と16、No.2と17、No.3と18、No.4と19の投射材をショットピーニングしたNo.25と40、No.26と41、No.27と42、No.28と43の表面硬さを比較すると、低融点金属を10%含む投射材を用いたNo.25〜28のほうが、低融点金属を無添加もしくは0.1%未満の添加としたNo.40〜43より著しく高い。これらの結果として、本発明例であるNo25〜39はローラーピッチング寿命に優れている。
一方、No.16〜19の投射材は低融点金属の添加量が少ないため、これをショットピーニングしたNo.40〜43の試験片は表面の低融点金属検出量が少なく、ローラーピッチング試験時のトルクが大きいため、ピッチング寿命に劣る。これは、ローラーピッチング試験における摩擦係数が大きく、ピッチング破壊を起こす作用応力が大きいためであると考えられる。No.20の投射材はB量が少ないため投射材硬さが低く、これをショットピーニングしたNo.44の試験片は最大圧縮残留応力が低く、表面の低融点金属検出量も少なく、ローラーピッチング試験時のトルクが大きいため、ピッチング寿命に劣る。
No.21〜23の投射材は、B量もしくは式(A)の値もしくは低融点金属の合計量が大きいため、これらを投射したNo.45〜47の試験片は優れたピッチング寿命を示すものの、投射材が脆く、消耗が激しいため、投射材コスト高となってしまう。No.24の投射材はB量が少ないため投射材の硬さが低く、これらをショットピーニングしたNo.48の試験片は、最大圧縮残留応力が低いため、ピッチング寿命に劣る。
以上のように、Fe−B系硬質合金に低融点金属(Cu、Ag、Au、Zn、Ga、In、Sn、Pb、Sb、Bi)を添加し、アトマイズにより得た投射材をショットピーニングに用いることにより、被処理材表面をこれら元素を含む表面に改質でき、この表面は相手材との摩擦時に低い摩擦係数を示す極めて優れた効果を奏するものである。


特許出願人 山陽特殊製鋼株式会社
代理人 弁理士 椎 名 彊

Claims (3)

  1. 質量%で、Bを2〜8%、Cu、Ag、Au、Zn、Ga、In、Sn、Pb、Sb、Biの1種または2種以上を合計で0.1〜20%含み、残部Feおよび不可避的不純物よりなるショットピーニングの投射材用アトマイズ粉末。
  2. 質量%で、Bを2〜8%、Cu、Ag、Au、Zn、Ga、In、Sn、Pb、Sb、Biの1種または2種以上を合計で0.1〜20%含み、かつTi、Cr、Mo、WAl、Cの1種または2種以上を、
    (Ti%/10)+(Cr%/25)+(Mo%/10)+(W%/6)+(Al%/10)+(C%/1) … (A)が0を超え、1以下とすることを特徴とするショットピーニングの投射材用アトマイズ粉末。
  3. 請求項1または2に記載の投射材を、投射速度50〜200m/sで被処理材に投射し、被処理材の表面近傍に700MPa以上の最大圧縮残留応力を付与すると同時に、表面にCu、Ag、Au、Zn、Ga、In、Sn、Pb、Sb、Biの1種または2種以上の元素の合計が1%以上、100%以下であることを特徴としたショットピーニング方法。
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