JP5911853B2 - マルチキャリアlteシステムのための電力ヘッドルーム・レポート - Google Patents

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Description

関連出願に対する相互参照
本願は、全体が本明細書において参照によって明確に組み込まれている2010年5月28日出願の「マルチキャリアLTEシステムのための電力ヘッドルーム・レポート」(Power Headroom Reporting for Multicarrier LTE Systems)と題された米国仮出願61/349,671号の利益を主張する。
本開示は、一般に、通信システムに関し、さらに詳しくは、マルチキャリア・ロング・ターム・イボリューション(LTE)システムのための電力ヘッドルーム・レポートに関する。
無線通信システムは、例えば電話技術、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストのようなさまざまな通信サービスを提供するように広く開発された。一般に、無線通信システムは、利用可能なシステム・リソース(例えば、帯域幅、送信電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続技術を適用しうる。このような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同時符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムを含む。
これらの多元接続技術は、異種の無線デバイスが、市レベル、国レベル、地方レベル、あるいは地球レベルでさえも通信することを可能にする共通のプロトコルを提供するために、さまざまな通信規格に採用されている。新興の通信規格の一例は、LTEである。LTEは、第3世代パートナシップ計画(3GPP)によって公布されたユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS)モバイル規格に対する強化のセットである。これは、スペクトル効率を改善することによってモバイル・ブロードバンド・インターネット・アクセスを良好にサポートし、コストを低減し、サービスを改善し、新たなスペクトルを活用し、ダウンリンク(DL)においてOFDMAを、アップリンク(UL)においてSC−FDMAを、および、複数入力複数出力(MIMO)アンテナ技術を用いて他のオープンな規格と良好に統合するように設計されている。しかしながら、モバイル・ブロードバンド・アクセスに対する需要が増加し続けているので、LTE技術におけるさらなる改良の必要性が存在する。好適には、これらの改善は、これらの技術を適用するその他の多元接続技術および通信規格に適用可能であるべきである。
本開示の態様では、無線通信のための方法、コンピュータ・プログラム製品、および装置が提供される。この装置は、複数の成分キャリアのための電力ヘッドルーム・レポート(PHR)の通信をトリガするための、少なくとも1つのPHRトリガを維持する。さらに、この装置は、少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つのためのPHRを通信する。
図1は、処理システムを適用する装置のためのハードウェア実装の例を例示する図解である。 図2は、ネットワーク・アーキテクチャの例を例示する図解である。 図3は、アクセス・ネットワークの例を例示する図解である。 図4は、アクセス・ネットワークにおいて使用するためのフレーム構造の例を例示する図解である。 図5は、LTEにおけるULのための典型的なフォーマットを示す。 図6は、ユーザ・プレーンおよび制御プレーンのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャの例を例示する図解である。 図7は、アクセス・ネットワークにおけるイボルブド・ノードBおよびユーザ機器の例を例示する図解である。 図8は、連続的なキャリア・アグリゲーションを例示する図解である。 図9は、不連続なキャリア・アグリゲーションを例示する図解である。 図10は、ポジティブなPHRを例示する図解である。 図11は、ネガティブなPHRを例示する図解である。 図12は、無線通信の典型的な方法を例示する図解である。 図13は、典型的な拡張電力ヘッドルーム媒体アクセス制御(MAC)制御要素を例示する図解である。 図14Aは、PHRを送信するための第1の実施形態の第1の構成のフロー・チャートである。 図14Bは、PHRを送信するための第1の実施形態の第2の構成のフロー・チャートである。 図14Cは、PHRを送信するための第2の実施形態のフロー・チャートである。 図14Dは、PHRを送信するための第2の実施形態の第1の構成のフロー・チャートである。 図14Eは、PHRを送信するための第2の実施形態の第2の構成のフロー・チャートである。 図14Fは、PHRを送信するための第2の実施形態の第3の構成のフロー・チャートである。 図15は、典型的な装置の機能を例示する概念ブロック図である。
添付図面とともに以下に説明する詳細説明は、さまざまな構成の説明として意図されており、本明細書に記載された概念が実現される唯一の構成を表すことは意図されていない。この詳細説明は、さまざまな概念の完全な理解を提供することを目的とした具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが当業者に明らかになるであろう。いくつかの事例では、周知の構成および構成要素が、このような概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示されている。
通信システムのいくつかの態様が、さまざまな装置および方法に対する参照を用いて表されうる。これらの装置および方法は、さまざまなブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、処理、アルゴリズム等(集合的に「要素」と称される)によって、以下の詳細説明に記述されており、添付図面に例示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、またはこれら任意の組み合わせを用いて実現されうる。それら要素がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。
例として、要素、要素の任意の部分、または、要素の任意の組み合わせは、1または複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実現されうる。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、順序回路、ゲート・ロジック、ディスクリート・ハードウェア回路、およびこの開示の全体にわたって記載されたさまざまな機能を実行するように構成されたその他の適切なハードウェアを含んでいる。処理システムにおける1または複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行しうる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはその他で称されるに関わらず、命令群、命令群セット、コード、コード・セグメント、プログラム・コード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェア・モジュール、アプリケーション、ソフトウェア・アプリケーション、パッケージ・ソフト、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、手順、機能等を意味するように広く解釈されるものとする。
したがって、1または複数の典型的な実施形態では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして符号化されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。本明細書で使用されるようにディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、Blu−rayディスク(disc)を含む。ここで、diskは通常、データを磁気的に再生し、discは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
図1は、処理システム114を適用する装置100のためのハードウェア実装の例を例示する概念図である。この例では、処理システム114は、一般にバス102によって表されているバス・アーキテクチャを用いて実現されうる。バス102は、全体的な設計制約および処理システム114の特定のアプリケーションに依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含みうる。バス102は、一般にプロセッサ104によって表される1または複数のプロセッサと、一般にコンピュータ読取可能な媒体106によって表されるコンピュータ読取可能な媒体を含むさまざまな回路を共に接続する。バス102はさらに、例えば、タイミング・ソース、周辺機器、電圧制御装置、および電力管理回路のようなその他さまざまな回路をリンクしうる。これらは、当該技術分野で良く知られているので、さらなる説明はしない。バス・インタフェース108は、バス102とトランシーバ110との間にインタフェースを提供する。トランシーバ110は、送信媒体を介してその他さまざまな装置と通信するための手段を提供する。装置の性質によって、ユーザ・インタフェース112(例えば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティック)も提供されうる。
プロセッサ104は、バス102の管理、および、コンピュータ読取可能な媒体106に格納されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行された場合、処理システム114に対して、特定の装置のために記載されたさまざまな機能を実行させる。コンピュータ読取可能な媒体106はまた、ソフトウェアが実行されている場合に、プロセッサ104によって操作されるデータを格納するためにも使用されうる。
図2は、さまざまな装置100(図1参照)を適用するLTEネットワーク・アーキテクチャ200を例示する図解である。LTEネットワーク・アーキテクチャ200は、イボルブド・パケット・システム(EPS)200と称されうる。EPS200は、1または複数のユーザ機器(UE)202、イボルブドUMTS地上ラジオ・アクセス・ネットワーク(E−UTRAN)204、イボルブド・パケット・コア(EPC)210、ホーム加入者サーバ(HSS)220、および、オペレータのIPサービス222を含みうる。EPSは、他のアクセス・ネットワークと相互接続しうるが、簡略のために、これらエンティティ/インタフェースは図示していない。図示されるように、EPSは、パケット交換サービスを提供する。しかしながら、当業者であれば容易に認識するであろうが、本開示にわたって示されているさまざまな概念は、回路交換サービスを提供しているネットワークに拡張されうる。
E−UTRANは、イボルブド・ノードB(eNB)206およびその他のeNB208を含んでいる。eNB206は、UE202に向かうユーザ・プレーン・プロトコルおよび制御プレーン・プロトコルの終了を提供する。eNB206は、X2インタフェース(すなわち、バックホール)を経由して他のeNB208に接続されうる。eNB206はまた、当業者によって、基地局、基地トランシーバ局、ラジオ基地局、ラジオ・トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービス・セット(BSS)、拡張サービス・セット(ESS)、またはその他いくつかの適切な用語として称されうる。eNB206は、UE202のために、EPC210にアクセス・ポイントを提供する。UE202の例は、セルラ電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディア・デバイス、ビデオ・デバイス、デジタル・オーディオ・プレーヤ(例えば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、またはその他類似の機能デバイスを含んでいる。UE202はまた、当業者によって、移動局、加入者局、モバイル・ユニット、加入者ユニット、無線ユニット、遠隔ユニット、モバイル・デバイス、無線デバイス、無線通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、無線端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザ・エージェント、モバイル・クライアント、クライアント、またはその他いくつかの適切な用語で称されうる。
eNB206は、S1インタフェースによってEPC210に接続される。EPC210は、モビリティ管理エンティティ(MME)212、その他のMME214、サービス提供ゲートウェイ216、およびパケット・データ・ネットワーク(PDN)ゲートウェイ218を含んでいる。MME212は、UE202とEPC210との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、MME212はベアラおよび接続管理を提供する。すべてのユーザIPパケットは、PDNゲートウェイ218に接続されているサービス提供ゲートウェイ216を介して転送される。PDNゲートウェイ218は、UE IPアドレス割当のみならず、その他の機能も提供する。PDNゲートウェイ218は、オペレータのIPサービス222に接続される。オペレータのIPサービス222は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディア・サブシステム(IMS)、およびPSストリーミング・サービス(PSS)を含んでいる。
図3は、LTEネットワーク・アーキテクチャにおけるアクセス・ネットワークの例を例示する図である。この例では、アクセス・ネットワーク300は、多くのセルラ領域(セル)302に分割される。1または複数の低電力クラスのeNB308、312は、これらセル302のうちの1または複数とそれぞれオーバラップするセルラ領域310、314をそれぞれ有しうる。低電力クラスのeNB308、312は、フェムト・セル(例えば、ホームeNB(HeNB))、ピコ・セル、またはマイクロ・セルでありうる。高電力クラスまたはマクロeNB304は、セル302に割り当てられ、セル302内のすべてのUE306のためにEPC210へアクセス・ポイントを提供するように構成されている。アクセス・ネットワーク300のこの例では、中央コントローラは存在しないが、別の構成では、中央コントローラが使用されうる。eNB304は、ラジオ・ベアラ制御、許可制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、および、(図2に示す)サービス提供ゲートウェイ216への接続を含むすべてのラジオ関連機能を担当する。
アクセス・ネットワーク300によって適用される変調および多元接続スキームは、展開されている特定の通信規格に依存して変わりうる。LTEアプリケーションでは、周波数分割デュプレクス(FDD)と時分割デュプレクス(TDD)との両方をサポートするために、DLでOFDMが使用され、ULでSC−FDMAが使用される。当業者であれば、以下の詳細記載から容易に認識するように、ここで示されたさまざまな概念が、LTEアプリケーションにも同様に適合することを認識するであろう。しかしながら、これらの概念は、その他の変調技術および多元接続技術を適用するその他の通信規格へ容易に拡張されうる。例によれば、これらの概念は、イボリューション・データ・オプティマイズド(EV−DO)またはウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)へ拡張されうる。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリの一部として第3世代パートナシップ計画2(3GPP2)によって公布されたエア・インタフェース規格であり、移動局へのブロードバンド・インターネット・アクセスを提供するためにCDMAを適用する。これらの概念は、例えばTD−SCDMAのように、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の派生を適用するユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、TDMAを適用するグローバル移動体通信(GSM(登録商標))、および、OFDMAを適用するイボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、およびフラッシュOFDMに拡張されうる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。適用されている実際の無線通信規格および多元接続技術は、特定のアプリケーションと、システムに課せられている全体的な設計制約とに依存するであろう。
eNB304は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有しうる。MIMO技術を使用することにより、eNB304は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用できるようになる。
空間多重化は、同じ周波数で、異なるデータ・ストリームを同時に送信するために使用されうる。データ・ストリームは、データ・レートを高めるために単一のUE306へ、全体的なシステム容量を高めるために複数のUE306へ、送信されうる。これは、各データ・ストリームを空間的にプリコードし(すなわち、振幅およびフェーズのスケーリングを適用し)、空間的にプリコードされた各ストリームを、ダウンリンクで、複数の送信アンテナを介して送信することによって達成される。この空間的にプリコードされたデータ・ストリームは、異なる空間シグニチャを持つUE(単数または複数)306に到着する。これによって、UE(単数または複数)306のおのおのは、UE306のために指定された1または複数のデータ・ストリームを復元できるようになる。アップリンクでは、おのおののUE306が、空間的にプリコードされたデータ・ストリームを送信する。これによって、eNB304は、空間的にプリコードされた各データ・ストリームのソースを識別できるようになる。
チャネル条件が良好な場合、空間多重化が一般に使用される。チャネル条件がさほど好ましくない場合、送信エネルギを1または複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用されうる。これは、複数のアンテナを介した送信のために、データを空間的にプリコードすることによって達成されうる。セルの端部において良好な有効通信範囲を達成するために、単一ストリーム・ビームフォーミング送信が、送信ダイバーシティと組み合わされて使用されうる。
以下に続く詳細説明では、アクセス・ネットワークのさまざまな態様が、ダウンリンクでOFDMをサポートするMIMOシステムに関して記述されるだろう。OFDMは、OFDMシンボル内の多くのサブキャリアにおいてデータを変調するスペクトル拡散技術である。サブキャリアは、正確な周波数で、間隔を置かれている。この間隔は、受信機が、サブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」を提供する。時間領域では、OFDM間シンボル干渉と格闘するために、各OFDMシンボルにガード間隔(例えば、サイクリック・プレフィクス)が追加されうる。アップリンクは、高いピーク対平均電力比(PARR)を補償するために、DFT拡散OFDM信号の形態でSC−FDMAを使用しうる。
DL送信とUL送信とをサポートするために、さまざまなフレーム構造が使用されうる。DLフレーム構造の例が、図4を参照して示される。しかしながら、当業者が容易に認識するように、どの特定のアプリケーションのフレーム構造も、任意の数の要因に依存して異なりうる。この例では、フレーム(10ミリ秒)が、10の等しいサイズのサブフレームに分割される。おのおののサブフレームは、2つの連続する時間スロットを含んでいる。
おのおのがリソース・ブロックを含む2つの時間スロットを表すために、リソース・グリッドが使用されうる。リソース・グリッドは、複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソース・ブロックは、おのおののOFDMシンボルにおける通常のサイクリック・プレフィクスについて、周波数領域において12の連続するサブキャリアを、時間領域において7つの連続するOFDMシンボルを、すなわち、84のリソース要素を含んでいる。R402,404として示されるような、リソース要素のいくつかは、DL基準信号(DL−RS)を含んでいる。DL−RSは、(しばしば、共通RSとも称される)セル特有のRS(CRS)402と、UE特有のRS(UE−RS)404とを含んでいる。UE−RS404は、対応する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)がマップされるリソース・ブロックにおいてのみ送信される。各リソース要素によって伝送されるビット数は、変調スキームに依存する。したがって、UEが受信するリソース・ブロックが増え、変調スキームが高くなると、UEのためのデータ・レートが高くなる。
ULフレーム構造500の例が、図5を参照して示される。図5は、LTEにおけるULのための典型的なフォーマットを示す。ULのために利用可能なリソース・ブロックは、データ・セクションおよび制御セクションに分割されうる。制御セクションは、システム帯域幅の2つの端部において形成され、設定可能なサイズを有しうる。制御セクションにおけるリソース・ブロックは、制御情報の送信のために、UEへ割り当てられうる。データ・セクションは、制御セクションに含まれていないすべてのリソース・ブロックを含みうる。図5における設計の結果、データ・セクションは、連続するサブキャリアを含むようになる。これによって、単一のUEに、データ・セクションにおいて連続するサブキャリアのすべてが割り当てられるようになる。
UEは、eNBへ制御情報を送信するために、制御セクションにおいてリソース・ブロック510a,510bを割り当てられうる。UEはまた、eNBへデータを送信するために、データ・セクションにおいてリソース・ブロック520a,520bを割り当てられうる。UEは、制御セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で制御情報を送信しうる。UEは、データ・セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で、データのみ、または、データと制御情報との両方を送信しうる。UL送信は、サブフレームからなる両スロットにおよび、図5に示すように、周波数を越えてホップしうる。
図5に示すように、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)530における初期システム・アクセスの実行と、UL同期の達成とのために、リソース・ブロックのセットが使用されうる。PRACH530は、ランダム・シーケンスを伝送するが、どのULデータ/シグナリングも伝送することができない。ランダム・アクセス・プリアンブルはおのおの、6つの連続するリソース・ブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数は、ネットワークによって指定される。すなわち、ランダム・アクセス・プリアンブルの送信は、一定の時間リソースおよび周波数リソースに制限される。PRACHのための周波数ホッピングは無い。PRACH試行は、単一のサブフレーム(1ミリ秒)で伝送され、UEは、フレーム(10ミリ秒)毎に1回のPRACH試行しか行わない。
ラジオ・プロトコル・アーキテクチャは、特定のアプリケーションに依存してさまざまな形態をとりうる。LTEシステムに関する例が、図6を参照して示される。図6は、ユーザ・プレーンおよび制御プレーンのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャの例を例示する概念図である。
図6に移って、UEおよびeNBのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャが、3つのレイヤ、すなわち、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3を用いて示される。レイヤ1は、最下部レイヤであり、さまざまな物理レイヤ信号処理機能を実施する。レイヤ1は、本明細書では物理レイヤ606と称されるだろう。レイヤ2(L2レイヤ)608は、物理レイヤ606の上にあり、物理レイヤ606におけるUEとeNBとの間のリンクを担当する。
ユーザ・プレーンでは、L2レイヤ608は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ610と、ラジオ・リンク制御(RLC)サブレイヤ612と、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)サブレイヤ614とを含む。これらは、ネットワーク側におけるeNBにおいて終了する。図示されていないが、UEは、ネットワーク側におけるPDNゲートウェイ208(図2参照)で終了するネットワーク・レイヤ(例えば、IPレイヤ)を含む、L2レイヤ608上のいくつかの上部レイヤと、(例えば、遠くのエンドUE、サーバ等のような)接続の他端において終了するアプリケーション・レイヤとを有しうる。
PDCPサブレイヤ614は、異なるラジオ・ベアラと論理チャネルとの間の多重化を提供する。PDCPサブレイヤ614はまた、ラジオ送信オーバヘッドを低減するための上部レイヤ・データ・パケットのヘッダ圧縮、データ・パケットを暗号化することによるセキュリティ、および、eNB間のUEのためのハンドオーバ・サポートを提供する。RLCサブレイヤ612は、上部レイヤ・データ・パケットのセグメント化および再アセンブリ、喪失したデータ・パケットの再送信、および、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)による順不同な受信を補償するためのデータ・パケットの並べ替えを提供する。MACサブレイヤ610は、論理チャネルと伝送チャネルとの間の多重化を提供する。MACサブレイヤ610はまた、1つのセル内のさまざまなラジオ・リソース(例えば、リソース・ブロック)を、UE間に割り当てることをも担当する。MACサブレイヤ610はまた、HARQ動作をも担当する。
制御プレーンでは、UEおよびeNBのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能が無いことを除いて、物理レイヤ606およびL2レイヤ608について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3にラジオ・リソース制御(RRC)サブレイヤ616を含んでいる。RRCサブレイヤ616は、ラジオ・リソース(すなわち、ラジオ・ベアラ)を取得することと、RRCシグナリングを用いてeNBとUEとの間に下部レイヤを設定することと、を担当する。
図7は、アクセス・ネットワークにおいてUE750と通信しているeNB710のブロック図である。DLでは、コア・ネットワークからの上部レイヤ・パケットが、コントローラ/プロセッサ775へ提供される。コントローラ/プロセッサ775は、図6に関して以前に記述されたL2レイヤの機能を実現する。DLでは、コントローラ/プロセッサ775は、さまざまな優先度判定基準に基づいて、ヘッダ圧縮、暗号化、パケット・セグメント化および並べ替え、論理チャネルと伝送チャネルとの間の多重化、および、UE750へのラジオ・リソース割当を提供する。さらに、コントローラ/プロセッサ775はまた、HARQ動作、喪失パケットの再送信、およびUE750へのシグナリングを担当する。
TXプロセッサ716は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のためのさまざまな信号処理機能を実現する。この信号処理機能は、UE750におけるフォワード誤り訂正(FEC)を容易にするための符号化およびインタリービング、および、さまざまな変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM))に基づく信号コンステレーションへのマッピング、を含む。符号化および変調されたシンボルは、その後、並行なストリームへ分割される。おのおののストリームはその後、OFDMサブキャリアへマップされ、時間領域および/または周波数領域において基準信号(例えば、パイロット)とともに多重化され、その後、逆高速フーリエ変換(IFFT)を用いてともに結合されることにより、時間領域OFDMシンボル・ストリームを伝送する物理チャネルが生成される。このOFDMストリームは、空間的にプリコードされ、複数の空間ストリームが生成される。チャネル推定器774からのチャンネル推定値が、空間処理のみならず、符号化および変調スキームを決定するためにも使用されうる。チャネル推定値は、UE750によって送信されたチャネル状態フィードバックおよび/または基準信号から導出されうる。おのおのの空間ストリームはその後、個別の送信機718TXを介して異なるアンテナ720へ提供される。おのおのの送信機718TXは、送信のために、それぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
UE750では、おのおのの受信機754RXが、それぞれのアンテナ752を介して信号を受信する。おのおのの受信機754RXは、RFキャリアへ変調された情報を復元し、この情報を、受信機(RX)プロセッサ756へ提供する。
RXプロセッサ756は、L1レイヤのさまざまな信号処理機能を実現する。RXプロセッサ756は、この情報に対して空間処理を実行し、UE750に向けられた空間ストリームを復元する。複数の空間ストリームが、UE750に向けられている場合、これらは、RXデータ・プロセッサ756によって、単一のOFDMシンボル・ストリームへ結合されうる。RXプロセッサ756は、その後、高速フーリエ変換(FFT)を用いて、OFDMシンボル・ストリームを、時間領域から周波数領域へ変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のおのおののサブキャリアの個別のOFDMシンボル・ストリームを備える。おのおののサブキャリアにおけるシンボル、および基準信号は、eNB710によって送信された最も可能性の高いコンステレーション・ポイントを判定することによって復元および復調される。これら軟判定は、チャネル推定器758によって計算されたチャネル推定値に基づきうる。これら軟判定はその後、復号およびデインタリーブされ、物理チャネル上でeNB710によって送信されたオリジナルのデータおよび制御信号が復元される。データおよび制御信号はその後、コントローラ/プロセッサ759へ提供される。
コントローラ/プロセッサ759は、図6に関して前述されたL2レイヤの機能を実現する。ULでは、制御/プロセッサ759は、コア・ネットワークからの上部レイヤ・パケットを復元するために、伝送チャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、解読、ヘッダ伸張、制御信号処理を提供する。L2レイヤ上のすべてのプロトコル・レイヤを表す上部レイヤ・パケットは、その後、データ・シンク762へ提供される。L3処理のためにも、データ・シンク762へさまざまな制御信号が提供されうる。コントローラ/プロセッサ759はまた、HARQ動作をサポートするためにアクノレッジメント(ACK)および/または否定的アクノレッジメント(NACK)プロトコルを用いて、誤り検出を担当する。
ULでは、コントローラ/プロセッサ759へ上部レイヤ・パケットを提供するために、データ・ソース767が使用される。データ・ソース767は、L2レイヤ(L2)上のすべてのプロトコル・レイヤを表す。eノードB710によるDL送信に関して記載された機能と同様、コントローラ/プロセッサ759は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケット・セグメント化および並べ替え、および、eNB710によるラジオ・リソース割当に基づく論理チャネルと伝送チャネルとの間の多重化を提供することによって、ユーザ・プレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実現する。さらに、コントローラ/プロセッサ759はまた、HARQ動作、喪失パケットの再送信、およびeNB710へのシグナリングを担当する。
eNB710によって送信されたフィードバックまたは基準信号から、チャネル推定器758によって導出されたチャネル推定値が、適切な符号化スキームおよび変調スキームを選択するために、および、空間処理を容易にするために、TXプロセッサ768によって使用されうる。TXプロセッサ768によって生成された空間ストリームは、個別の送信機754TXを介して異なるアンテナ752に提供される。おのおのの送信機754TXは、送信のために、それぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
UL送信は、UE750における受信機機能に関して記載されたものと類似した方式で、eNB710において処理される。おのおのの受信機718RXは、それぞれのアンテナ720を介して信号を受信する。おのおのの受信機718RXは、RFキャリアへ変調された情報を復元し、この情報を、RXプロセッサ770へ提供する。RXプロセッサ770は、L1レイヤを実現する。
コントローラ/プロセッサ759は、図6に関して以前に記述されたL2レイヤの機能を実現する。ULでは、制御/プロセッサ759は、UE750からの上部レイヤ・パケットを復元するために、伝送チャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、解読、ヘッダ伸張、制御信号処理を提供する。コントローラ/プロセッサ775からの上部レイヤ・パケットは、コア・ネットワークへ提供されうる。コントローラ/プロセッサ759はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを用いて、誤り検出を担当する。
図1に関連して記載された処理システム114は、UE750を含む。特に、この処理システム114は、TXプロセッサ768、RXプロセッサ756、および、コントローラ/プロセッサ759を含む。
図8は、連続的なキャリア・アグリゲーションを例示する図解800である。図9は、不連続なキャリア・アグリゲーションを例示する図解900である。UEは、UL送信およびDL送信のために使用される、最大で合計100MHzのキャリア・アグリゲーション(5つの成分キャリア)に割り当てられる最大20MHz帯域幅のスペクトルを使用しうる。一般に、ULではDLよりも少ないトラフィックしか送信されないので、ULスペクトル割当は、DL割当よりも小さくなりうる。例えば、20MHzがULに割り当てられた場合、DLは100MHzを割り当てられうる。成分キャリアのアグリゲーションは連続的、不連続的、または、これらの組み合わせでありうる。図8に示されるように、成分キャリアは、周波数において互いに隣接するように、連続的でありうる。図9に示されるように、成分キャリアは、周波数に沿って隔離されるように、不連続的でありうる。
図10は、ポジティブな電力ヘッドルーム・レポートを例示する図解1000である。図11は、ネガティブな電力ヘッドルーム・レポート(PHR)を例示する図解1050である。PHRは、UEにおいて利用可能なヘッドルームをレポートする。電力ヘッドルームは、電力増幅器が、非線形的な動作領域に入る前に、レートされた電力からどれだけ離れているのかを示すインジケーションを提供する。UEにおける送信電力能力または制限についてeNBに通知するために、UEからeNBへとPHRが送信される。UEにおいて使用される電力スペクトル密度に関する情報が、PHRによって提供される。PHRは、1dBのインクリメントにおいて、+40dBから−23dBまでのレポート範囲を持つ6ビットとして符号化される。合計して64の異なる電力ヘッドルーム値が、6ビットのシグナリングによって示されうる。レポート範囲のネガティブな部分は、UEが受信したアップリンク・リソース許可が、現在のUE送信電力1002よりも多くの送信電力を必要とする程度をeNBへシグナルするために、UEによって使用される。これを受けて、eNBは、後続する許可のサイズを縮小しうる。図10に図示されるように、ポジティブなPHR1004は、(PCMAXとも称される)最大UE送信電力1006と、現在のUE送信電力1002との間の差を示す。図11に図示されるように、ネガティブなPHR1054は、最大UE送信電力1056と、計算されたUE送信電力1052との間の差を示す。UE送信電力は、割り当てられたHARQおよび冗長バージョン(RV)設定を持つ現在の許可にしたがってUEが送信する予定であったかに基づいて計算される。
図12は、無線通信の典型的な方法を例示する図解1200である。マルチキャリアLTEシステムでは、UE1202は、1または複数の成分キャリアを割り当てられうる。成分キャリアのうちの1つは、一次成分キャリア(PCC)であり、典型的な方法および装置では、残りの成分キャリアよりも信頼性が高く、ロバストである。残りの成分キャリアは、二次成分キャリア(SCC)と呼ばれる。成分キャリアはまた、サービス提供セルとも称されうる。PCCは、一次セル(PCell)としても称され、各SCCは、二次セル(SCell)としても称されうる。典型的な方法および装置によれば、UE1202は、PCCのため、およびアクティベートされた各SCCのための推定電力と、ノミナルUE最大送信電力との差に関する情報を含むPHRをeNB1204に提供するために、電力ヘッドルーム・レポート手順を使用しうる。
次のイベントのうちの何れかが生じた場合、PHRがトリガされうる(1206)。
(i).禁止タイマが終了するか、または、すでに終了している。そして、UEが、新たな送信のためのULリソースを有している場合、DL経路喪失が、PHRの最後の送信から、DL経路喪失基準として使用されている少なくとも1つのアクティベートされた成分キャリアのしきい値を超えるまで変化している。
(ii).予め定義された期間後に、定期的PHRタイマが終了する。
(iii).RRCレイヤによる電力ヘッドルーム・レポート機能の設定または再設定がなされた場合。これは、この機能をディセーブルするために使用されない。
(iv).設定されたULを用いたSCCのアクティベーション。または、
(v).禁止タイマが終了するか、または、すでに終了している。そして、UEが、新たな送信のためのULリソースを有している場合、設定されたULを用いてアクティベートされた少なくとも1つの成分キャリアの電力管理最大電力低下(P−MPR)まで許容された電力バックオフが、PHRの最後の送信から、しきい値を超えるまで変化している。対応する波形の送信中に使用される修正された最大送信電力(MTP)を確立するために、MTPからどれだけの量の電力増幅がバックオフするかを制御するために、MPRが、関連付けられた無線通信プロトコル(例えば、3GPP規格)によって定義されうるか、あるいは、MTPを調節するために使用されうる。
P−MPR値は、PCMAXの下限であるPCMAX_Lに影響を与えうる。追加のトリガが可能でありうる。1つの設定では、UEの電力ヘッドルームが制限されている場合、(UEがULチャネルの送信電力をスケールできるように)PHRがトリガされうる。マルチキャリアLTEでは、UEが、電力ヘッドルームを使い果たした場合(すなわち、ヘッドルーム804が小さいか、または、ネガティブなヘッドルーム854がレポートされた場合)、UE1202は、ULチャネルを個別に低減するために、いくつかのルールを適用しうる。このような状況では、この状況についてeNB1204に通知することは有益となるであろうから、PHRを送信することが有用となるであろう。別の構成では、eNB1204のスケジューラを支援するために、設定可能なしきい値を最後のレポートが上回ってから、電力ヘッドルームが変化した場合、PHRがトリガされうる。このしきい値は、eNB1204によって設定されうる。
PHRがトリガされる(1206)と、UEは、次のPUSCH送信で、PHRを送信するだろう。レポートされる電力ヘッドルームは、PUSCHが送信されるサブフレームで計算される。前述したように、電力ヘッドルームは、PUSCH送信について推定された電力と、設定された最大UE出力電力(PCMAX)との差分として定義される。
PHRを送信するため、各々が異なる複雑さおよび効率トレードオフを備える異なる設定が以下に記載される。第1の実施形態では、UE1202は、アクティベートされた各成分キャリアのために、1または複数の個別のトリガを維持する。この実施形態では、UE1202は、アクティベートされた各成分キャリアのために、複数のタイマを維持する。例えば、PCC、SCC、およびSCCがアクティベートされた場合、UEは、PCC、SCC、およびSCCのおのおののために、定期的PHRタイマと、禁止PHRタイマとを維持する。第1の実施形態の第1の構成(オプション#1)では、特定の成分キャリアについて、PHRがトリガされる(1206)と、(PUSCHが存在する場合)、特定の成分キャリアについて、個別のPHRが送信される。第1の実施形態の第2の構成(オプション#2)では、特定の成分キャリアについて、PHRがトリガされる(1206)と、利用可能な次のPUSCH送信前に、アグリゲート(または、統合)されたPHRが、特定の成分キャリアと、その間にトリガされた対応するPHRを有するその他すべての成分キャリアとのために送信される。PCCのためのPHRは、常に含まれうるか、または、PCCのためのPHRがトリガされた場合にのみ含まれうる。このような構成では、アグリゲートされたPHRは、成分キャリアのおのおのについて、PHRが成分キャリアのために含まれているか否かを示すインデクスまたは情報を含む。さらに、アグリゲートされたPHRは、PUSCH送信に基づいて計算されたか、または、基準フォーマットに基づいて計算されたかを示す情報を含む。
第2の実施形態では、UE1202は、アクティベートされたすべての成分キャリアのために、1または複数の共通のトリガを維持する。このような構成では、PHRは、前述したイベント(i)乃至(v)に基づいてトリガされうる(1206)。この実施形態では、UE1202は、アクティベートされたすべての成分キャリアのために、複数のタイマを維持する。例えば、PCC、SCC、およびSCCがアクティベートされた場合、UEは、PCC、SCC、およびSCCについて、1つの定期的PHRタイマ、および、1つの禁止PHRタイマを維持する必要がある。第2の実施形態の第1の構成(オプション#3)では、PHRがトリガされる(1206)と、UE1202は、PUSCH送信を有するすべての成分キャリアのために個別にPHRを送信する。例えば、PCC、SCC、およびSCCがアクティベートされ、イベント(i)乃至(v)のうちの1つが、PHRのトリガを引き起こす(1206)と仮定する。PCCとSCCとがPUSCH送信を有している場合、UE1202は、PCCで第1のPHRを、SCCで第2のPHRを送信するであろう。第2の実施形態の第2の構成(オプション#4)では、PHRがトリガされる(1206)と、UE1202は、PUSCH送信を有するすべての成分キャリアのためアグリゲート(または、統合)PHRを送信する。これゆえ、PCC、SCC、およびSCCがアクティベートされると、イベント(i)乃至(v)のうちの1つによって、PHRがトリガされ(1206)、PCCおよびSCCがPUSCH送信を有する。そして、UE1202は、PCCおよびSCCのためのPHR情報を含むアグリゲートPHRを送信するだろう。アグリゲートPHRは、アグリゲートPHRを送信するUL許可をUEがPCCのために受信したのか、または、SCCのために受信したのかに基づいて、PCCまたはSCCのうちの何れかで送信されうる。
第2の実施形態の第3の構成(オプション#5)では、PHRがトリガされる(1206)と、UE1202は、アクティベートされたすべの成分キャリアが、PUSCH送信を有しているかに関わらず、アクティベートされたすべの成分キャリアのためのアグリゲート(または、統合)PHRを送信する。この構成では、アグリゲートされたPHRは、成分キャリアのおのおののために、PHRが成分キャリアのために含まれているか否かを示すインデクスまたは情報を含みうる。PCCのためのPHRは常に含まれうる。PCCのためのPHRが常に含まれている場合、電力ヘッドルームがレポートされているか否かを示すインデクスは、アクティベートされたSCCのためにのみ含まれうる。さらに、アグリゲートされたPHRは、PHRが実際のPUSCH送信に基づいて、または基準フォーマットに基づいて計算されたかを示す情報を含みうる。UE1202は、アグリゲートされたPHRを、図13に関して以下に記載される、拡張電力ヘッドルームMAC制御要素で送信する。
図13は、典型的な拡張電力ヘッドルームMAC制御要素を例示する図解1300である。図13に示されるように、拡張電力ヘッドルームMAC制御要素は、SCCのための電力ヘッドルーム・フィールドの存在を示すために、ビットマップ(すなわち、インデクスのセット)C、i=1,2,・・・,7を含む。インデクスC,C,Cによって、(合計4つのSCCよりも多い)SCCの追加の構成が可能となる。“1”に設定されたCフィールドは、対応するSCCの電力ヘッドルーム・フィールドがレポートされていることを示しうる。そして、“0”に設定されたフィールドは、対応するSCCの電力ヘッドルーム・フィールドがレポートされていないことを示しうる。例えば、UE1202が、SCCおよびSCCで設定され(つまり、SCCとSCCとの両方がアクティベートされ)、残りのSCCが、非アクティベートである場合、C=0000101である。ビットマップはまた、“0”に設定された予約ビットRを含みうる。これら8ビットはあわせて、オクテット1302と称されうる。SCC毎の電力ヘッドルームの存在を示すオクテット1302の後には、PCCがPUSCHとPUCCHとの同時送信を有しているのであれば、タイプ2電力ヘッドルーム・フィールドを含むオクテット1304が含まれうる。オクテット1304は、64の異なる電力ヘッドルーム値からなる電力ヘッドルーム・レベルを示すために、Pビット、Vビット、および6ビットを含む。Pビットは、P−MPRによって許可されたような電力管理による電力バックオフを、UE1202が適用するか否かを示す。追加の電力管理が適用されておらず、対応する現在の最大UE出力電力PCMAX,cが異なる値を有するのであれば、UE1202は、P=1を設定する。Vビットは、PH値が、実際の送信に基づいているか、または基準フォーマットに基づいているかを示す。タイプ2電力ヘッドルーム・フィールドの場合、V=0は、PUCCHにおける実際の送信を示し、関連付けられたPCMAX,c1フィールドが含まれる。そして、V=1は、PUCCH基準フォーマットが使用されていることを示し、関連付けられたPCMAX,c1フィールドが省略される。オクテット1306は、予約ビットRと、タイプ2電力ヘッドルーム・フィールドに関連付けられたPCMAX、cであるPCMAX,c1とを含む。
オクテット1308,1310は、Pビット、Vビット、タイプ1電力ヘッドルーム・フィールド、予約ビットR、および関連付けられたPCMAX,cフィールドを含む。タイプ1電力ヘッドルーム・フィールドは、PCCがPUSCH送信をいつ有するかに関する。タイプ1電力ヘッドルーム・フィールドは、常に、拡張電力ヘッドルームMAC制御要素に含まれている。Pビットは、P−MPRによって許可されているような電力管理による電力バックオフを適用する。追加の電力管理が適用されておらず、対応する現在の最大UE出力電力PCMAX,cが異なる値を有するであろう場合、UE1202は、P=1を設定する。Vビットは、PH値が実際の送信に基づいているか、基準フォーマットに基づいているかを示す。タイプ1電力ヘッドルーム・フィールドの場合、V=0は、PUSCHにおける実際の送信を示し、関連付けられたPCMAX,c2フィールドが含まれる。そして、V=1は、PUSCH基準フォーマットが使用されていることを示し、関連付けられたPCMAX,c2フィールドが省略される。
残りのオクテット1312は、Pビット、Vビット、電力ヘッドルーム・フィールド、予約ビットR、および、オクテット1302に存在するものとして示されているSCCに関する関連付けられたPCMAX,cフィールドを含む。Pビットは、P−MPRによって許可されているような電力管理による電力バックオフを適用する。追加の電力管理が適用されておらず、対応する現在の最大UE出力電力PCMAX,cが異なる値を有するであろう場合、UE1202は、P=1を設定する。Vビットは、PH値が実際の送信に基づいている(すなわち、V=0)か、基準フォーマットに基づいている(すなわち、V=1)かを示す。
図14Aは、前述された第1の実施形態の第1の構成を開示する無線通信の方法のフロー・チャート1400である。この方法は、例えばUE1202のようなUEによって実行される。この方法によれば、UE1202は、複数の成分キャリアのおのおののため、PHRの通信をトリガする少なくとも1つのPHRトリガ(例えば、イベント(i)乃至(v))を維持する(1402)。さらに、UE1202は、少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、成分キャリアのうちの少なくとも1つのためのPHRを通信する(1404)。図14Bは、前述された第1の実施形態の第2の構成のフロー・チャート1401である。ここでは、特定の成分キャリアのためのPHRがトリガされる(1206)と、アグリゲート(または、統合)されたPHRが、少なくとも1つの成分キャリアのために送信される。成分キャリアのうちの少なくとも1つは、アクティベートされた成分キャリアを含んでおり、UE1202は、少なくとも1つのPHRトリガのうちの1つがトリガされると、アクティベートされたすべての成分キャリアのため、PHRをアグリゲート通信する(1406)。1つの構成では、成分キャリアのうちの少なくとも1つは、通信されたPHRがPCCのための電力ヘッドルーム情報を常に含むことができるように、常にPCCを含んでいる。例えば、拡張電力ヘッドルームMAC制御要素は、常に、オクテット1308に、タイプ1電力ヘッドルーム・フィールドを含みうる。1つの構成では、通信されたPHRは、SCCである成分キャリアのうちの少なくとも1つのおのおのについて、PHR内の情報を、対応する成分キャリアに関連付けるインデクスを含む。例えば、オクテット1302は、電力ヘッドルーム・レベルが、SCCのおのおのについてレポートされているかを示すインデクスを含んでいる。1つの構成では、通信されたPHRは、PUSCH送信が無い成分キャリアのうちの少なくとも1つのおのおのについて、PHRを計算するためにPUSCH基準を使用することを示す情報を含む。例えば、成分のキャリアのおのおのについて、図13におけるフィールド内のVビットは、電力ヘッドルーム値が実際の送信に基づいているか、または、基準フォーマットに基づいているかを示す。
図14Cは、前述した第2の実施形態のフロー・チャート1403であり、ここでは、UE1202は、アクティベートされたすべての成分キャリアのために、1または複数の共通のPHRトリガを維持する(1408)。このような構成では、PHRは、前述した5つのイベントに基づいてトリガ(1206)されうる(1412)。この実施形態では、UE1202は、アクティベートされたすべての成分キャリアのために、複数のタイマを維持する(1410)。
図14Dは、前述した第2の実施形態の第1の構成のフロー・チャート1405であり、ここでは、PHRがトリガされる(1206)(1412)と、UEは、PUSCH送信を有するすべての成分キャリアのために、PHRを個別に送信する(1414)。
図14Eは、前述した第2の実施形態の第2の構成のフロー・チャート1407であり、ここでは、PHRがトリガされる(1206)(1412)と、PUSCH送信を有するすべての成分キャリアのために、UE1202がアグリゲート(または、統合)PHRを送信する(1416)。
図14Fは、前述した第2の実施形態の第3の構成のフロー・チャート1409であり、ここでは、PHRがトリガされる(1206)と、アクティベートされたすべての成分キャリアが、拡張電力ヘッドルームMAC制御要素にPUSCH送信を有しているか否かに関わらず、アクティベートされたすべての成分キャリアのために、UE1202が、アグリゲート(または、統合)PHRを送信する(1418)。
図15は、典型的な装置100の機能を例示する概念ブロック図1500である。この装置100は、複数の成分キャリアのおのおのについて、PHRの通信をトリガするために、少なくとも1つのPHRトリガを維持するように構成されたPHRトリガ・モジュール1502を含む。少なくとも1つのPHRトリガは、前述したトリガ(i)乃至(v)を含みうる。この装置100はさらに、少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、成分キャリアのうちの少なくとも1つのためにPHR1512を通信するように構成されたPHR送信モジュール1510を含む。この装置100はさらに、PHRトリガ・モジュール1502においてPHRがトリガされると、PHRを生成するPHR生成モジュール1504を含みうる。PHR生成モジュール1504は、PCCおよびアクティベートされたSCCのための電力ヘッドルーム情報を含むアグリゲートPHRである拡張電力ヘッドルームMAC制御要素1506を生成するように構成される。PHR生成モジュール1504は、アクティベートされたSCCのおのおのについて、PHR内の情報を、対応する成分キャリアに関連付けるインデクスを、拡張電力ヘッドルームMAC制御要素1506に含めるように構成されている。さらに、PHR生成モジュール1504は、PUSCH送信が無い成分キャリアのおのおのについて、PHRを計算するためにPUSCH基準を使用することを示す情報を、拡張電力ヘッドルームMAC制御要素1506に含めるように構成されている。
1つの構成では、無線通信のためのこの装置100は、複数の成分キャリアのおのおのについて、PHRの通信をトリガするための少なくとも1つのPHRトリガを維持する手段を含んでいる。さらに、この装置100は、少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、成分キャリアのうちの少なくとも1つのためのPHRを通信する手段を含む。前述の手段は、前述した装置のモジュール(図15参照)のうちの1または複数、および/または、前述の手段によって記載された機能を実行するように構成された処理システム114でありうる。前述したように、処理システム114は、TXプロセッサ768、RXプロセッサ756、およびコントローラ/プロセッサ759を含む。これゆえ、1つの構成では、前述の手段は、前述の手段によって詳述された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ768、RXプロセッサ756、およびコントローラ/プロセッサ759でありうる。
開示された処理のステップの具体的な順序または階層は、典型的なアプローチの例示であることが理解される。設計選択に基づいて、これら処理におけるステップの具体的な順序または階層は、再構成されうることが理解される。同伴する方法請求項は、さまざまなステップの要素を、サンプル順で示しており、示された具体的な順序または階層に限定されないことが意味される。
前述の記載は、いかなる当業者であっても、ここで開示されたさまざまな態様を実現できるように提供される。これらの態様に対するさまざまな変形例は、当業者に容易に明らかになり、本明細書に定義された一般的な原理は、他の態様にも適用可能である。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されず、請求項の文言と首尾一貫したすべての範囲が与えられることが意図されており、ここで、単数形による要素への参照は、もしも明確に述べられていないのであれば、「1および1のみ」を意味するのではなく、「1または複数」を意味することが意図されている。特に明記されていない限り、用語「いくつか」は、1または複数を称する。当業者に周知であるか、または、後に周知になるべき本開示を通じて記載されたさまざまな態様の要素に対するすべての構造的および機能的な等価物が、参照によって本明細書に明確に組み込まれており、請求項に含められていると意図される。さらに、本明細書で開示されたいずれも、このような開示が請求項において明示的に述べられているかに関わらず、公衆に対して放棄されたものとは意図されていない。請求項の要素が、「〜する手段」という文言を用いて明示的に示されていないのであれば、請求項の何れの要素も、ミーンズ・プラス・ファンクション(means plus function)として解釈されるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]無線通信の方法であって、
複数の成分キャリアのための電力ヘッドルーム・レポート(PHR)の通信をトリガするための、少なくとも1つのPHRトリガを維持することと、
前記少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つのためのPHRを通信することと、
を備える方法。
[C2]前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つは、アクティベートされた成分キャリアを備え、前記通信することは、前記少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、前記アクティベートされた成分キャリアのすべてについて、前記PHRをアグリゲート通信することを備える、C1に記載の方法。
[C3]前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つは、前記通信されたPHRが、一次成分キャリア(PCC)のための電力ヘッドルーム情報を含むことができるように、前記PCCを含む、C1に記載の方法。
[C4]前記通信されたPHRは、二次成分キャリアである、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つについて、前記PHR内の情報を、対応する成分キャリアに関連付けるインデクスを含む、C1に記載の方法。
[C5]前記通信されたPHRは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信が無い、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つについて、前記PHRを計算するためにPUSCH基準を使用することを示す情報を含む、C1に記載の方法。
[C6]前記PHRの通信をトリガするための、少なくとも1つのPHRトリガを維持することは、前記複数の成分キャリアのおのおのについて行われる、C1に記載の方法。
[C7]無線通信のための装置であって、
複数の成分キャリアのための電力ヘッドルーム・レポート(PHR)の通信をトリガするための、少なくとも1つのPHRトリガを維持する手段と、
前記少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つのためのPHRを通信する手段と、
を備える装置。
[C8]前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つは、アクティベートされた成分キャリアを備え、
前記通信する手段は、前記少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、前記アクティベートされた成分キャリアのすべてについて、前記PHRをアグリゲート通信する、C7に記載の装置。
[C9]前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つは、前記通信されたPHRが、一次成分キャリア(PCC)のための電力ヘッドルーム情報を含むことができるように、前記PCCを含む、C7に記載の装置。
[C10]前記通信されたPHRは、二次成分キャリアである、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つについて、前記PHR内の情報を、対応する成分キャリアに関連付けるインデクスを含む、C7に記載の装置。
[C11]前記通信されたPHRは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信が無い、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つについて、前記PHRを計算するためにPUSCH基準を使用することを示す情報を含む、C7に記載の装置。
[C12]前記PHRの通信をトリガするための、少なくとも1つのPHRトリガを維持する手段は、前記複数の成分キャリアのおのおのについて行われる、C7に記載の装置。
[C13]無線通信のための装置であって、
複数の成分キャリアのための電力ヘッドルーム・レポート(PHR)の通信をトリガするための、少なくとも1つのPHRトリガを維持し、
前記少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つのためのPHRを通信する
ように構成された少なくとも1つのプロセッサ、
を備える装置。
[C14]前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つは、アクティベートされた成分キャリアを備え、
前記処理システムは、前記少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、前記アクティベートされた成分キャリアのすべてについて、前記PHRをアグリゲート通信するように構成された、C13に記載の装置。
[C15]前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つは、前記通信されたPHRが、一次成分キャリア(PCC)のための電力ヘッドルーム情報を含むことができるように、前記PCCを含む、C13に記載の装置。
[C16]前記通信されたPHRは、二次成分キャリアである、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つについて、前記PHR内の情報を、対応する成分キャリアに関連付けるインデクスを含む、C13に記載の装置。
[C17]前記通信されたPHRは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信が無い、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つについて、前記PHRを計算するためにPUSCH基準を使用することを示す情報を含む、C13に記載の装置。
[C18]前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数の成分キャリアのおのおのについて、前記PHRの通信をトリガするための、少なくとも1つのPHRトリガを維持するように構成される、C13に記載の装置。
[C19]コンピュータ・プログラム製品であって、
複数の成分キャリアのための電力ヘッドルーム・レポート(PHR)の通信をトリガするための、少なくとも1つのPHRトリガを維持することと、
前記少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つのためのPHRを通信することと、
のためのコードを備えたコンピュータ読取可能な媒体を備えた、コンピュータ・プログラム製品。
[C20]前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つは、アクティベートされた成分キャリアを備え、
前記通信するためのコードは、前記少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、前記アクティベートされた成分キャリアのすべてについて、前記PHRをアグリゲート通信する、C19に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C21]前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つは、前記通信されたPHRが、一次成分キャリア(PCC)のための電力ヘッドルーム情報を含むことができるように、前記PCCを含む、C19に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C22]前記通信されたPHRは、二次成分キャリアである、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つについて、前記PHR内の情報を、対応する成分キャリアに関連付けるインデクスを含む、C19に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C23]前記通信されたPHRは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信が無い、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つについて、前記PHRを計算するためにPUSCH基準を使用することを示す情報を含む、C19に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C24]前記PHRの通信をトリガするための、少なくとも1つのPHRトリガを維持することは、前記複数の成分キャリアのおのおのについて行われる、C19に記載のコンピュータ・プログラム製品。

Claims (20)

  1. 無線通信の方法であって、
    複数の成分キャリアのための電力ヘッドルーム・レポート(PHR)の通信をトリガするための、少なくとも1つのPHRトリガを維持することと、
    前記少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも、少なくとも1つのPHRトリガに対応する成分キャリアと、利用可能な次のPUSCH送信前にその間にトリガされた対応するPHRを有するその他すべての成分キャリアとのための前記PHRを通信すること、
    ここにおいて、前記通信されたPHRは、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも、前記少なくとも1つのPHRトリガに対応する前記成分キャリアと、前記利用可能な次のPUSCH送信前に前記その間にトリガされた対応するPHRを有する前記その他すべての成分キャリアとについて、
    前記PHRのパワーヘッド(PH)値が、実際のPUSCH送信に基づいているか、またはPUSCH基準フォーマットに基づいているか、を示す少なくとも1つのビットと、
    電力管理最大電力低下まで許可された電力管理による電力バックオフを適用するかを示す少なくとも1つのビットと、
    少なくとも、前記PH値が実際のPUSCH送信に基づいているかまたはPUSCH基準フォーマットに基づいているかを示す前記少なくとも1つのビットと、電力管理による電力バックオフを適用するかを示す前記少なくとも1つのビットと、に関連付けられた最大UE出力電圧のフィールドと、
    を含む、と、
    を備える方法。
  2. 前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つは、アクティベートされた成分キャリアを備え、前記通信することは、前記少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、前記アクティベートされた成分キャリアのすべてについて、前記PHRをアグリゲート通信することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つは、前記通信されたPHRが、一次成分キャリア(PCC)のための電力ヘッドルーム情報を含むことができるように、前記PCCを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記通信されたPHRは、二次成分キャリアである、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つについて、前記PHR内の情報を、対応する成分キャリアに関連付けるインデクスを含む、請求項1に記載の方法。
  5. PHRの通信をトリガするための、前記少なくとも1つのPHRトリガを維持することは、前記複数の成分キャリアのおのおのについて行われる、請求項1に記載の方法。
  6. 無線通信のための装置であって、
    複数の成分キャリアのための電力ヘッドルーム・レポート(PHR)の通信をトリガするための、少なくとも1つのPHRトリガを維持する手段と、
    前記少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも、少なくとも1つのPHRトリガに対応する成分キャリアと、利用可能な次のPUSCH送信前にその間にトリガされた対応するPHRを有するその他すべての成分キャリアとのための前記PHRを通信する手段と、
    ここにおいて、前記通信されたPHRは、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも、少なくとも1つのPHRトリガに対応する前記成分キャリアと、前記利用可能な次のPUSCH送信前に前記その間にトリガされた対応するPHRを有する前記その他すべての成分キャリアとについて、
    前記PHRのパワーヘッド(PH)値が、実際のPUSCH送信に基づいているか、またはPUSCH基準フォーマットに基づいているか、を示す少なくとも1つのビットと、
    電力管理最大電力低下まで許可された電力管理による電力バックオフを適用するかを示す少なくとも1つのビットと、
    少なくとも、前記PH値が実際のPUSCH送信に基づいているかまたはPUSCH基準フォーマットに基づいているかを示す前記少なくとも1つのビットと、電力管理による電力バックオフを適用するかを示す前記少なくとも1つのビットと、に関連付けられた最大UE出力電圧のフィールドと、
    を含む、と、
    を備える装置。
  7. 前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つは、アクティベートされた成分キャリアを備え、前記通信する手段は、前記少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、前記アクティベートされた成分キャリアのすべてについて、前記PHRをアグリゲート通信する、請求項6に記載の装置。
  8. 前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つは、前記通信されたPHRが、一次成分キャリア(PCC)のための電力ヘッドルーム情報を含むことができるように、前記PCCを含む、請求項6に記載の装置。
  9. 前記通信されたPHRは、二次成分キャリアである、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つについて、前記PHR内の情報を、対応する成分キャリアに関連付けるインデクスを含む、請求項6に記載の装置。
  10. PHRの通信をトリガするための、前記少なくとも1つのPHRトリガを維持する手段は、前記複数の成分キャリアのおのおのについて行われる、請求項6に記載の装置。
  11. 無線通信のための装置であって、
    複数の成分キャリアのための電力ヘッドルーム・レポート(PHR)の通信をトリガするための、少なくとも1つのPHRトリガを維持し、
    前記少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも、少なくとも1つのPHRトリガに対応する成分キャリアと、利用可能な次のPUSCH送信前にその間にトリガされた対応するPHRを有するその他すべての成分キャリアとのための前記PHRを通信するように構成された少なくとも1つのプロセッサ、
    ここにおいて、前記通信されたPHRは、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも、少なくとも1つのPHRトリガに対応する前記成分キャリアと、前記利用可能な次のPUSCH送信前に前記その間にトリガされた対応するPHRを有する前記その他すべての成分キャリアとについて、
    前記PHRのパワーヘッド(PH)値が、実際のPUSCH送信に基づいているか、またはPUSCH基準フォーマットに基づいているかを示すビットと、
    電力管理最大電力低下まで許可された電力管理による電力バックオフを適用するかを示す少なくとも1つのビットと、
    少なくとも、前記PH値が実際のPUSCH送信に基づいているかまたはPUSCH基準フォーマットに基づいているかを示す前記少なくとも1つのビットと、電力管理による電力バックオフを適用するかを示す前記少なくとも1つのビットと、に関連付けられた最大UE出力電圧のフィールドと、
    を含む、と、
    を備える装置。
  12. 前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つは、アクティベートされた成分キャリアを備え、前記プロセッサは、前記少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、前記アクティベートされた成分キャリアのすべてについて、前記PHRをアグリゲート通信するように構成された、請求項11に記載の装置。
  13. 前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つは、前記通信されたPHRが、一次成分キャリア(PCC)のための電力ヘッドルーム情報を含むことができるように、前記PCCを含む、請求項11に記載の装置。
  14. 前記通信されたPHRは、二次成分キャリアである、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つについて、前記PHR内の情報を、対応する成分キャリアに関連付けるインデクスを含む、請求項11に記載の装置。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数の成分キャリアのおのおのについて、前記PHRの通信をトリガするための、少なくとも1つのPHRトリガを維持するように構成される、請求項11に記載の装置。
  16. 複数の成分キャリアのための電力ヘッドルーム・レポート(PHR)の通信をトリガするための、少なくとも1つのPHRトリガを維持することと、
    前記少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも、少なくとも1つのPHRトリガに対応する成分キャリアと、利用可能な次のPUSCH送信前にその間にトリガされた対応するPHRを有するその他すべての成分キャリアとのための前記PHRを通信することと、を少なくとも1つのプロセッサにさせるためのコードを記憶するコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
    ここにおいて、前記通信されたPHRは、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも、少なくとも1つのPHRトリガに対応する前記成分キャリアと、利用可能な次のPUSCH送信前に前記その間にトリガされた対応するPHRトリガを有する前記その他すべての成分キャリアとについて、
    前記PHRのパワーヘッド(PH)値が、実際のPUSCH送信に基づいているか、またはPUSCH基準フォーマットに基づいているか、を示す少なくとも1つのビットと、
    電力管理最大電力低下まで許可された電力管理による電力バックオフを適用するかを示す少なくとも1つのビットと、
    少なくとも、前記PH値が実際のPUSCH送信に基づいているかまたはPUSCH基準フォーマットに基づいているかを示す前記少なくとも1つのビットと、電力管理による電力バックオフを適用するかを示す前記少なくとも1つのビットと、に関連付けられた最大UE出力電圧のフィールドと、
    を含む、
    を備えた、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  17. 前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つは、アクティベートされた成分キャリアを備え、前記通信するためのコードは、前記少なくとも1つのPHRトリガがトリガされると、前記アクティベートされた成分キャリアのすべてについて、前記PHRをアグリゲート通信する、請求項16に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  18. 前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つは、前記通信されたPHRが、一次成分キャリア(PCC)のための電力ヘッドルーム情報を含むことができるように、前記PCCを含む、請求項16に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  19. 前記通信されたPHRは、二次成分キャリアである、前記複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つについて、前記PHR内の情報を、対応する成分キャリアに関連付けるインデクスを含む、請求項16に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  20. PHRの通信をトリガするための、前記少なくとも1つのPHRトリガを維持することは、前記複数の成分キャリアのおのおのについて行われる、請求項16に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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