JP5911789B2 - ユーデスモールを有効成分とする自律神経調節剤 - Google Patents

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本発明は、β−ユーデスモールを有効成分として含有する自律神経調節剤に関する。
近年、飲料の分野においては、嗜好の多様化から、或いは、健康志向の観点から、種々の添加物を用いて、各種の健康機能を付与した飲料や、種々の香味、呈味を付与した飲料が提供されている。飲料における「冷涼感」という香味の付与については、例えば果汁含有飲料の製造に際して、メントール、メントン、カンファー、ハッカオイル、ペパーミントオイルのような清涼感物質や、3−l−メントキシプロパン−1,2−ジオール、N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド等の冷感剤物質を添加することにより、「清涼感」、「冷感」を付与したさっぱりした果汁含有飲料を製造することが開示されている(特開2005−143461号公報)。このように、ソフトドリンクにおいてはメントールなど合成香料を添加物として使用することにより「スーッとした」といった表現で形容されるような飲用時に咽喉元周辺に冷たい印象を意図的に付与させる手段が従来行われている。
また、ビール等の発酵アルコール飲料においては、発酵法や成分比率を工夫し、β−ユーデスモール、リモネン、α−テルピネオールを特定量含量させることにより、冷涼感にすぐれた発酵アルコール飲料を製造する方法が開示されている(特開2010−63431号公報)。
しかしながら、上記のような発酵アルコール飲料において、発酵法や、成分比率の工夫により、調整された各種の成分が、発酵による多様な物質の生成や代謝などの影響を受けることのない非アルコール飲料の飲料成分として含有させた場合には、どのような香味の付与や、健康等の機能の付与を行なえるかについては、これまでに検討されていなかった。
特開2005−143461号公報。 特開2010−63431号公報。
本発明の課題は、健康志向の観点から、マイルドな条件で、健康機能を奏する自律神経調節剤を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決すべく、非アルコール飲料において、健康志向の観点から、健康飲料としてマイルドな条件で、健康機能を奏する機能性飲料の有効成分としても適用可能な自律神経調節剤の有効成分について、鋭意探索する中で、α−ユーデスモール、β−ユーデスモール及びγ−ユーデスモールのようなユーデスモールが、自律神経調節作用を有し、該ユーデスモールの特定量を有効成分として含有させることにより、該成分の自律神経調節作用により、マイルドな条件で、健康機能を奏する自律神経調節剤を提供することが可能であることを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、β−ユーデスモールを有効成分として含有し、該有効成分の含有量が5〜100ppbであることを特徴とする自律神経調節剤からなる。
本発明の自律神経調節剤の有効成分であるユーデスモールは、マイルドな条件で、自律神経調節作用を付与する。自律神経調節作用をつかさどる自律神経系は、意識的な制御とは無関係に、無意識下で臓器の活動を外部環境や内部環境に対応するように調節するシステムである。この自律神経系は、緊張状態で活動が上昇する交感神経系と、弛緩状態に活動が上昇する副交感神経系から構成される。この2種類の自律神経系は、気温や心的ストレスのような外部環境変化や栄養状態などの内部環境変化に対応してそれぞれが拮抗的に働き、それらの変化に身体を対応させている。過度なストレスにさらされ続けると、自律神経バランスが崩れ、交感神経が過剰に活動上昇し交感神経活動が副交感神経活動に対して優位になることにより緊張状態が継続し、不眠のような体調不良に代表される自律神経失調症が引き起こされるとされている。したがって、ストレスを感じることが多い現代社会では、自律神経バランスを正常に保ち、過度な交感神経の興奮を抑制し、副交感神経の活動を上昇できる安全で簡便な手段として、自律神経調節機能を有する自律神経調節剤は、健康機能の上からも有効に機能し得るものである。
本発明は、非アルコール飲料において、健康志向の観点から、健康飲料としてマイルドな条件で、健康機能を奏する機能性飲料の有効成分としても適用可能な、ユーデスモールを有効成分とする自律神経調節剤を提供する。
図1は、β−ユーデスモール5,50,もしくは500ppbを含む0.5%CMC水溶液、又は0.5%CMC水を1ml/300g体重となるように胃内投与した時のGVNA活動を示した図である。各群はn=3で試験を実施した。値はサンプル投与前(0分)のGVNAの神経活動を100%として示した。***は、有意差が認められたことを示す。(P<0.0005,ANOVA with repeated measures) 図2は、β−ユーデスモール5,50,もしくは500ppbを含む0.5%CMC水溶液、または0.5%CMC水を1ml/300g体重となるように胃内投与した時のASNA活動を示した図である。各群はn=3で試験を実施した。値はサンプル投与前(0分)のASNAの神経活動を100%として示している。***は、有意差が認められたことを示す。(P<0.0005,ANOVA with repeated measures)
本発明は、β−ユーデスモールを有効成分として含有し、該有効成分の含有量が5〜100ppbであることを特徴とする自律神経調節剤からなる。
本発明の有効成分である、β−ユーデスモールは、市販のものを用いてもよく、これらを含有する天然物や合成香料から精製したものを用いてもよい。また、これらを含有する天然物、合成香料、該天然物又は合成香料からの抽出物を、β−ユーデスモールの含有物として用いてもよい。
抽出に用いられる天然物としては、例えば、桑科多年生植物(Huplus luplus)に属する植物であるホップ、フトモモ科(Myrtaceae)の常緑高木であるユーカリノキ(Eucalyptus globulus)等が挙げられる。これらの植物は、その植物体をそのまま用いてもよく、該植物体を物理化学的処理又は生物学的処理をして得られる処理物として用いてもよい。これらの植物の植物体として、ホップについては、葉、又は毬花があげられるが、毬花が好ましく用いられる。毬花のルプリン部分を用いてもよい。ホップとしてはドイツ・ヘルスブルッカー種、ドイツ・スパルトセレクト種、チエコ・ザーツ種があげられるが、β−ユーデスモールを高含有することから、ドイツ・ヘルスブルッカー種が好ましく用いられる。ユーカリノキ(ユーカリ)については、葉、小枝、花または果実があげられるが、葉が好ましく用いられる。
植物体の物理化学的処理としては、天日乾燥、通風乾燥、凍結乾燥等による乾燥処理、ブレンダー、ホモジナイザー、ボールミル等による粉砕処理などがあげられ、物理化学的処理物としては、乾燥処理物、粉砕処理物等が挙げられる。生物学的処理としては、細菌、酵母等による発酵処理などがあげられ、生物学的処理物としては発酵処理物等が挙げられる。植物体の処理物の例としては、例えば、ホップ毬花の圧縮物であるホップペレットが挙げられる。本発明の植物体の抽出物としては、該植物体から、溶媒抽出、超臨界流体抽出、水蒸気蒸留等、植物体から物質を抽出する方法によって取得できる抽出物が挙げられるが、溶媒抽出が好ましい。
溶媒抽出に用いる溶媒としては、本発明に用いられる植物体又はその処理物からβ−ユーデスモールを抽出できる溶媒であれば、例えば水、精製水、脱イオン水、蒸留水等の水性媒体、アルコール、酢酸アルキル、脂肪族ケトン、脂肪族エーテル、脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素等の有機溶媒等いずれでもよいが、水性媒体またはアルコールが好ましく、エタノールがより好ましく用いられる。溶媒は単独で用いてもよいし、複数を組み合わせた混合溶媒として用いてもよい。
溶媒抽出は、撹拌機、超音波発生器、還流抽出器、ソックスレー抽出器等、通常の溶媒抽出で使用される機器が用いられる。溶媒抽出に用いられる溶媒量は、特に制限はないが、例えば植物体1重量部に対して溶媒を0.1〜10000重量部、好ましくは1〜1000重量部、さらに好ましくは5〜100重量部を用いて行う。抽出温度は、溶媒の融点以上、沸点以下の温度であれば、特に制限はないが、水性媒体では0〜100℃が好ましく、20〜80℃がより好ましく、有機溶媒では0〜1000℃が好ましく、20〜80℃がより好ましい。
抽出時間は、特に制限はないが、1分間〜1年間が好ましく、30分間〜1週間がより好ましい。溶媒抽出が終了した後、得られた抽出液を、沈降分離、ケーク濾過、清澄濾過、遠心濾過、遠心沈降、圧搾、分離、フィルタープレス等の固液分離方法を用いて、好ましくは濾過により、抽出液を取得し、これを抽出物としてもよい。また、該固液分離方法によって得られた抽出残渣を、抽出溶媒でさらに抽出し、これを抽出物としてもよい。植物体から溶媒抽出、超臨界流体分離等の抽出方法により取得した抽出物は、さらに固液分離方法、濃縮または乾燥方法、精製方法等を用いて処理してもよい。
植物体からの抽出物の入手手段としては、ホップ精油、ホップエキス、ユーカリ精油、ユーカリエキス等が市販されており、α−ユーデスモール、β−ユーデスモール、又はγ−ユーデスモールを含有する限り、これらの市販品を用いてもよい。上記抽出物を必要に応じて溶媒に溶解させた後、膜分離法、液体膜分離法、溶媒分配法、分画法等の精製方法を用いて、抽出物中のα−ユーデスモール、β−ユーデスモール、又はγ−ユーデスモールの濃度を高めたり、不要物を除去してもよい。
本発明の植物体の抽出物の調製に際しては、β−ユーデスモールを失活させないために、例えば抗酸化剤、保存剤等の添加、加熱温度の調整などがなされてもよい。本発明の飲料は、β−ユーデスモール又はその含有物を製造時、又は製造後に、飲料中のこれらの含有量が合計で5〜100ppbとなるように添加することを除き、飲料の非アルコール飲料(アルコール含有量が1%未満である飲料)の通常の製造方法により製造することができる。本発明の飲料中のβ−ユーデスモールの含有量は、市販のGC/MS装置を用いるなど、常法により定量することができる。
本発明の自律神経調節剤は、非アルコール飲料等に適用することができる。かかる場合の非アルコール飲料としては、例えば、ミネラルウォーター、ニア・ウォーター、スポーツドリンク、茶飲料、乳飲料、コーヒー飲料、果汁入り飲料、野菜汁入り飲料、果汁および野菜汁飲料、炭酸飲料などが挙げられるが、これらに限定はされない。ノンアルコールビール等、アルコール含有量が1%未満のビール飲料であってもよい。ミネラルウォーターは、発泡性および非発泡性のミネラルウォーターのいずれもが包含される。
上記非アルコール飲料における茶飲料とは、ツバキ科の常緑樹である茶樹の葉(茶葉)、又は茶樹以外の植物の葉若しくは穀類等を煎じて飲むための飲料をいい、発酵茶、半発酵茶、及び不発酵茶のいずれもが包含される。茶飲料の具体例としては、日本茶(例えば、緑茶、麦茶)、紅茶、ハーブ茶(例えば、ジャスミン茶)、中国茶(例えば、中国緑茶、烏龍茶)、ほうじ茶等が挙げられる。乳飲料とは、生乳、牛乳等またはこれらを原料として製造した食品を主原料とした飲料をいい、牛乳等そのもの材料とするものの他に、例えば、栄養素強化乳、フレーバー添加乳、加糖分解乳等の加工乳を原料とするものも包含される。
果汁入り飲料や果汁および野菜汁入り飲料に用いられる果物としては、例えば、リンゴ、ミカン、ブドウ、バナナ、ナシ、モモ、マンゴーなどが挙げられる。また、野菜汁入り飲料や果汁および野菜汁入り飲料に用いられる野菜としては、例えば、トマト、ニンジン、セロリ、カボチャ、セロリ、キュウリなどが挙げられる。
本発明は、自律神経調節機能を有する自律神経調節剤を提供する。本発明の有効成分であるユーデスモールを自律神経調節剤として摂取する際には、成人一人が、β−ユーデスモールを、一日当たり50μg〜5μg、好ましくは50μg〜3μg、より好ましくは50μg〜2.5μgとなるように摂取することが好ましい。
以下、実施例、参考例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例、参考例に限定されるものではない。
[参考例1]
β-ユーデスモールをそれぞれ2.5ppb、5ppb、10ppb、50ppb含有する水溶液を調製した。β−ユーデスモールを含まない水溶液をコントロールとし、コントロールに比べ冷涼感を感じるかどうか、8名のパネラーにより、ブラインドで評価した。
結果、β−ユーデスモールを2.5ppb含有する水溶液では4名、β−ユーデスモールを5ppb含有する水溶液では6名、β−ユーデスモールを10ppb含有する水溶液では7名、β−ユーデスモールを50ppb含有する水溶液では8名全員が、β−ユーデスモールを含有する水溶液の方が水と比べて冷涼感を感じると回答した。
12時間毎の明暗周期(8時〜20時まで点灯)下に24℃の恒温動物室にて1週間以上飼育した体重約300gのWistar系雄ラット(約9週齢)を3時間絶食させた。絶食後、ウレタン麻酔し、胃内投与用のカニューレを挿入し、副交感神経である胃迷走神経または副腎交感神経の遠心枝を銀電極で吊り上げ、それら神経の電気活動を測定した(Shen J, et al. Neurosci. Lett. 383188-193, 2005;Tanida M, et al., Neurosci. Lett. 389: 109-114, 2005)。
一方、β−ユーデスモールを、それぞれ5,50,もしくは500ppb含む0.5%カルボキシメチルセルロース(CMC)水溶液(以下、β−ユーデスモールCMC水溶液という)を調製した。これらの測定値が落ち着いた時期にそれぞれのβ−ユーデスモールCMC水溶液を1.0ml/300g体重を胃内投与し、その際生じるこれらの胃迷走神経もしくは副腎交感神経遠心枝の電気活動の変化を90分間ずつ電気生理学的に測定した。なお、手術開始から測定終了までチューブを気管に挿入して気道を確保し、保温装置にて体温(ラット直腸温)を35.0±0.5℃に保つようにした。また、β−ユーデスモールを含まないCMC水溶液をコントロールとして用いる以外は同様の操作を行い、これをコントロール投与群とした。
これらの神経活動のデータは5分間毎の5秒あたりの発火頻度(pulse/5s)の平均値にて解析し刺激開始前5分間の平均値(0分値)を100%とした百分率で表した。なお、データから平均値+標準誤差を計算すると共に、群としての統計学的有意差の検定はanalysis of variance(ANOVA)with repeated measuresにより行ない、胃内投与開始前(0分)の神経活動の絶対値間の統計学的有意差の検定はMann-Whitney U-testにより行なった。
胃迷走神経活動(gastric vagal nerve activity、GVNA)についての結果を図1に示し、副腎交感神経活動(adrenal sympathetic nerve activity、ASNA)についての結果を図2に示す。
図1に示すとおり、β−ユーデスモールCMC水溶液を胃内投与した群では、いずれの濃度のβ−ユーデスモールであっても、GVNAがコントロール投与群に対して高いレベルで保持された。特に5ppbでの投与が最もGVNAの活動が高い状態に保たれた。胃内投与開始5分後から90分後までの間のGVNA値をβ−ユーデスモールCMC水溶液を投与した群とコントロール投与群との2群で統計学的検討により比較するとβ−ユーデスモールCMC水溶液を投与した群のGVNA値はコントロール投与群のGVNA値よりもいずれも有意に高かった。胃内投与開始前(0分)の神経活動の絶対値間の統計学的有意差はなかった。
また、図2に示すとおり、β−ユーデスモールCMC水溶液を投与した群では、いずれの濃度のβ−ユーデスモールであっても、投与90分後のASNAはコントロール投与群に対して低いレベルであった。特に5ppbのβ−ユーデスモールCMC水溶液を投与した群では投与5分後から90分後まで常にコントロール投与群よりも低い値を推移した。胃内投与開始5分後から90分後までの間のASNA値をβ−ユーデスモールCMC水溶液を投与した群とコントロール投与群との2群で統計学的検討により比較すると5ppbまたは50ppbのβ−ユーデスモールCMC水溶液を投与した群のASNA値はコントロール投与群のASNA値よりもいずれも有意に低かった。胃内投与開始前(0分)の神経活動の絶対値間の統計学的有意差はなかったことから、試験に使用した動物の個体差による影響はないと考えられた。
以上で示された効果、すなわち副交感神経活動の一つであるGVNAを上昇させる効果および交感神経活動の一つであるASNAを低下させる効果は、β−ユーデスモールが自律神経調節作用を有することを示すものである。
次の配合で常法により飲料(1L)を製造する。ユーデスモール香料は、ユーデスモールを含む植物体からの抽出物を香料化して調製する:
果糖ブドウ糖液糖 40g
(果糖含有率55%)
クエン酸(無水) 1.1g
クエン酸三ナトリウム(結晶) 0.4g
ユーデスモール香料 0.05g
(最終濃度として5ppb β-ユーデスモールを含有)
水 適量
合計 1000g
本発明は、非アルコール飲料において、健康志向の観点から、健康飲料としてマイルドな条件で、健康機能を奏する機能性飲料の有効成分としても適用可能な、ユーデスモールを有効成分とする自律神経調節剤を提供する。

Claims (1)

  1. β−ユーデスモールを有効成分として含有し、該有効成分の含有量が5〜100ppbであることを特徴とする自律神経調節剤。

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