JP2020103115A - ルイボス茶飲料の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】食中飲料として適したルイボス茶飲料、具体的には、後味が良く、ルイボスらしい香りを有しながらも、口中をさっぱりとさせる適度な渋みとコク味のあるルイボス茶飲料を提供する。【解決手段】摘採したルイボス生葉を乾燥させながら発酵させて乾燥ルイボス発酵茶葉を得た後、該乾燥ルイボス発酵茶葉を溶媒中で抽出して抽出液を得ることを特徴とし、前記乾燥工程では、乾燥ルイボス発酵茶葉のアスパラチン含有量が0.08〜0.50質量%となるようにし、且つ、ルイボス茶飲料中のポリフェノール含有量が300〜500ppmとなるように、抽出することを特徴とするルイボス茶飲料の製造方法である。【選択図】なし

Description

本発明は、ルイボスの抽出液を含有するルイボス茶飲料の製造方法に関する。
近年、南アフリカ原産のハーブの一種であるルイボスを抽出して得られたルイボス茶が、健康性の観点から、日本国内でも広く飲用されるようになってきている。特に健康効果や美容効果を求める女性に好まれて飲用されている。
ルイボスは、元来、南アフリカの西ケーブ州セダルバーグというごく限られた地域だけにしか生育しない植物で、古くからその葉は南アフリカの原住民の間では多くの疾患に効く伝承薬として用いられていた。実際、ルイボスの抽出液中には、フラボノイド、タンニン等のポリフェノール類をはじめ、ビタミンC、無機塩等が多く含まれている。
ルイボスに関連する先行技術文献を調べてみると、例えば特許文献1には、ルイボスティーを、pH7を越え、pH12を越えない範囲内で水抽出を行うことを特徴とするルイボスティーエキスの製造法が開示されている。
また、当該特許文献1は、ルイボスの抽出法に関して、ルイボスティーの抽出における温度と溶媒量について検討し、23〜90℃の範囲では、温度が高いほどポリフェノールが抽出されやすいという報告が、非特許文献1においてなされている旨が開示されている。
特開平7−155133号公報
Int. J.Food. Sci. Technol., 25, No.3, 339-343, 1990
前述したように近年、健康志向の高まりから、健康成分を飲食品から積極的に摂取する人々が増加している。特に飲料においては容器詰飲料(所謂RTD)が広く普及している中、特定用保健用食品や機能性表示食品といった健康性を訴求する商品が数多く上市されている。しかし、消費者は、目的とする健康成分をいつでも摂取することはできるものの、可能な限り自分の好きな飲用シーンで摂取することを望んでいる。
日常の中で最も飲料を摂取しやすく、消費者が望む飲用シーンの一つとして、食事中が挙げられる。食事と共に飲用することによって、例えば、食事がしやすくなったり、食事の味わいを感じやすくなるからである。
健康成分を含む飲料のほとんどは、健康成分を豊富に含有する反面、独特の香味を有していることが多い。例えば、渋味が強かったり、健康成分特有の臭いや味が目立ったりすることが挙げられる。このような飲料は、薬やサプリメントのように味わいを求めずに単独で飲用することはできても、食事と一緒に味わって飲用することは非常に困難である。
ルイボスの抽出液を用いた飲料(「ルイボス茶」とも称する)についても前述したように、食中飲料として適した香味とは言い難い。具体的には、ルイボス茶はその独特の香りからハーブティーのように単独で飲用したり、その清涼感から止渇性飲料として飲用するのには向いているものの、食事と一緒に飲用した場合には、食事の味が感じにくくなってしまったり、飲用後に口腔内にルイボス茶特有の香りや清涼感が残ってしまったりして、食事の味わい自体を損ねてしまうことがある。
日本国内においては、食の中心は和食である。繊細な味わいを有する和食に適した食中飲料として、古来から緑茶が飲用されている一方、カフェインを含有せず、緑茶とは異なる健康成分を含有するルイボス茶を食中に飲用したいといった潜在的なニーズも存在する。以上より、新たなニーズに対応した食中ルイボス茶飲料、すなわち食事の味を邪魔せず、且つ後味がすっきりした新規の容器詰ルイボス茶飲料が求められている。
そこで本発明は、食中飲料として適したルイボス茶飲料、具体的には、後味が良く、ルイボスらしい香りを有しながらも、口中をさっぱりとさせる適度な渋みとコク味のあるルイボス茶飲料を提供せんとするものである。
本発明は、摘採したルイボス生葉を原料とするルイボス茶飲料の製造方法であって、
摘採したルイボス生葉を乾燥させながら発酵させて乾燥ルイボス発酵茶葉を得た(「乾燥工程」と称する)後、該乾燥ルイボス発酵茶葉を溶媒中で抽出して抽出液を得る(「抽出工程」と称する)ことを特徴とし、
前記乾燥工程では、乾燥ルイボス発酵茶葉のアスパラチン含有量が0.08〜0.50質量%となるようにし、且つ、
ルイボス茶飲料中のポリフェノール含有量が300〜500ppmとなるように、抽出することを特徴とするルイボス茶飲料の製造方法を提案する。
本発明はまた、摘採したルイボス生葉を原料とするルイボス茶飲料の後味向上方法であって、
摘採したルイボス生葉を乾燥させながら発酵させて乾燥ルイボス発酵茶葉を得た(「乾燥工程」と称する)後、該乾燥ルイボス発酵茶葉を溶媒中で抽出して抽出液を得る(「抽出工程」と称する)ことを特徴とし、
前記乾燥工程では、乾燥ルイボス発酵茶葉のアスパラチン含有量が0.08〜0.50質量%となるようにし、且つ、
ルイボス茶飲料中のポリフェノール含有量が300〜500ppmとなるように、抽出することを特徴とするルイボス茶飲料の後味向上方法を提案する。
本発明が提案するルイボス茶飲料の製造方法及び後味向上方法は、摘採したルイボス生葉を乾燥させる乾燥工程によって、乾燥ルイボス発酵茶葉中のアスパラチン含有量を特定量に調整し、且つ、その後の抽出工程によって、ルイボス茶飲料中のポリフェノール含有量を特定量に調整することにより、ルイボス茶飲料の後味を向上させることができると共に、ルイボスらしい香りを有しながらも、口中をさっぱりとさせる適度な渋みとコク味のあるルイボス茶飲料、すなわち、食事との相性が良好なルイボス茶飲料を提供することができる。
次に、実施の形態例に基づいて本発明を説明する。但し、本発明が次に説明する実施形態に限定されるものではない。
<<本ルイボス茶飲料製造方法>>
本発明の実施形態の一例に係るルイボス茶飲料の製造方法(「本ルイボス茶飲料製造方法」と称する)は、摘採したルイボス生葉を乾燥させながら発酵させて乾燥ルイボス発酵茶葉を得(「乾燥工程」と称する)、当該乾燥ルイボス発酵茶葉を溶媒中で抽出して抽出液を得る(抽出工程)ことを特徴とする製造方法である。
本ルイボス茶飲料製造方法は、上記乾燥工程及び抽出工程を備えていれば、他の工程乃至処理を備えていてもよい。
<原料>
ルイボス原料としては、ルイボス(学名:Aspalathus linearisまたはAspalathus Cedarbergensis)の生葉乃至枝(「ルイボス葉」と称する)を包含する。
<乾燥工程>
乾燥工程では、摘採したルイボス生葉を乾燥させながら発酵させて、適宜時期に該発酵を停止させるために加熱処理を行って乾燥ルイボス発酵茶葉を得るのが好ましい。
乾燥工程では、乾燥ルイボス発酵茶葉に含まれるアスパラチン含有量が0.08〜0.50質量%となるように調整するのが好ましい。
ルイボス生葉の発酵の程度は、ルイボス生葉に含まれるアスパラチン含有量を指標として判断することができる。すなわち、ルイボス生葉の発酵が進めば、アスパラチン含有量が減ることが分かっている。かかる観点から、乾燥ルイボス発酵茶葉に含まれるアスパラチン含有量が0.50質量%以下であれば、ルイボス特有の青臭みを帯びた薬品臭が低減するから好ましく、0.08質量%以上であれば、蜂蜜様の甘香を感じるから好ましい。
よって、乾燥工程では、乾燥ルイボス発酵茶葉に含まれるアスパラチン含有量が0.08〜0.50質量%となるように調整するのが好ましく、中でも0.10質量%以上或いは0.48質量%以下、その中でも0.12質量%以上或いは0.40質量%以下となるように調整するのがさらに好ましい。
乾燥ルイボス発酵茶葉に含まれるアスパラチン含有量を上記範囲に調整するためには、ルイボス生葉の発酵程度を調整すればよく、そのためには、乾燥条件すなわち乾燥温度、湿度、さらには、発酵期間すなわち摘採から発酵酵素を失活させるまでの時間を調整するのが好ましい。
ルイボス生葉の乾燥方法としては、天日乾燥、熱風乾燥、流動層乾燥、低温乾燥などを挙げることができる。
乾燥温度及び乾燥期間言い換えれば発酵期間は、上記のように、乾燥ルイボス発酵茶葉に含まれるアスパラチン含有量を上記範囲に調整することができれば特に限定するものではない。但し、乾燥温度の目安としては、10〜60℃、中でも20℃以上或いは50℃以下、その中でも30℃以上或いは45℃以下を挙げることができる。また、乾燥期間の目安としては、5〜30時間、中でも8時間以上或いは24時間以下、その中でも10時間以上或いは20時間以下を挙げることができる。
発酵酵素を失活させるためには、所定の温度例えば80℃以上、好ましくは90℃以上にルイボス葉を加熱すればよい。
この際の加熱処理手段としては、蒸気や熱風を接触させたり、加熱炉内を移動させたり、任意の手段を採用可能である。
<加圧処理>
必要に応じて、ルイボス生葉又は乾燥ルイボス発酵茶葉を加圧処理するのが好ましい。ルイボス生葉又は乾燥ルイボス発酵茶葉を加圧処理してルイボス生葉の細胞を破壊することにより、発酵の進行を促進し、抽出性の改善をすることができる。
この加圧処理は、抽出工程の前であればどの段階に挿入してもよい。例えば、摘採後発酵(乾燥工程)前、発酵(乾燥工程)の途中、発酵(乾燥工程)後抽出前のいずれに挿入してもよい。中でも、発酵の促進の観点から、摘採後発酵(乾燥工程)前に加圧処理するのが好ましい。
この際の加圧処理は、ルイボス生葉又は乾燥ルイボス発酵茶葉の細胞を破壊し得る処理であれば、特に限定するものではない。例えば、緑茶の荒茶工程で行うように揉んだり、葉打ち機、粗揉機及び揉捻機などを使用して加圧したり、紅茶製造の荒茶工程で使用されるCTC機及びローターバン機などを使用して加圧してもよい。また、プレス機やミンチ機などで圧し潰したり、その他の手段を採用して加圧したりしてもよい。
加圧処理の際にルイボス生葉又は乾燥ルイボス発酵茶葉に掛ける圧力としては、10g/cm〜100kg/cm、中でも50kg/cm以上或いは100kg/cm以下であるのが好ましい。
<抽出工程>
上記のようにして得た乾燥ルイボス発酵茶葉、すなわち適度に発酵しており、且つ発酵酵素が失活されたルイボス茶葉は、必要に応じて破砕乃至粉砕し、溶媒中で抽出して抽出液を得るようにすればよい。
乾燥ルイボス発酵茶葉の抽出方法は、乾燥ルイボス発酵茶葉を溶媒に接触させて、抽出液を得る方法であれば、任意の抽出方法を採用可能である。例えば回分抽出、カラム抽出、ニーダー抽出、ドリッパー抽出、その他の抽出方法を挙げることができる。
抽出に用いる溶媒は、水であるのが好ましい。水としては、上水、イオン交換水、蒸留水などが使用できる。
抽出温度すなわち溶媒の温度は、40〜100℃であるのが好ましく、中でも55℃以上或いは90℃以下、その中でも60℃以上或いは80℃以下であるのがさらに好ましい。
抽出時間は、2分〜60分であるのが好ましく、中でも5分以上或いは50分以下、その中でも8分以上或いは40分以下であるのがさらに好ましい。
抽出に用いる溶媒の使用量は、乾燥ルイボス発酵茶葉の状態などによって適宜変更するのが好ましく、例えば原料茶葉1質量部(乾燥品換算)に対して約2〜100質量部であるのが好ましく、中でも約5質量部以上或いは50質量部以下であるのがさらに好ましい。
上記抽出後、適宜固液分離手段により、抽出液と茶葉残渣とを分離するのが好ましい。
この際、固液分離手段としては、各種濾過法、遠心分離、その他を挙げることができる。例えばネル、ステンレスメッシュなどを使用して濾過を行った後、遠心分離機でさらに固液分離する方法を挙げることができる。
抽出工程では、ルイボス茶飲料中のポリフェノール含有量が300〜500ppmになるように、抽出条件を調整するのが好ましい。
ルイボス茶飲料中のポリフェノール含有量を300ppm以上に調整すれば、コク味を感じることができ、500ppm以下に調整すれば、渋味が後に引かないため、好ましい。
かかる観点から、ルイボス茶飲料中のポリフェノール含有量を300〜500ppmになるように抽出条件を調整するのが好ましく、中でも320ppm以上或いは480ppm以下、その中でも340ppm以上或いは460ppm以下になるように抽出条件を調整するのがさらに好ましい。
ルイボス茶飲料中のポリフェノール含有量を上記範囲に調整するには、抽出条件、例えば抽出温度などを調整することを挙げることができる。また、得られた抽出液を濃縮・希釈することにより調整してもよい。但し、この方法に限定するものではない。
なお、ルイボス茶飲料中のポリフェノール含有量は、殺菌工程でも変化するが、殺菌条件は飲料の種類によって一定であるため、殺菌工程では、ルイボス茶飲料中のポリフェノール含有量を調整することは困難である。そのため、ルイボス茶飲料中のポリフェノール含有量を調整するためには、抽出工程における抽出条件を調整するのが好ましい。
本発明において「ポリフェノール含有量」とは、分子内に2個以上のフェノール性水酸基を有する化合物の総量であって、タンニン酸を標準品としてフォーリンデニス法で算出された値である。該ポリフェノールには、例えばタンニン、アスパラチン、オリエンチンなどが含まれる。
<調合工程>
上記のように抽出して得られた抽出液は、そのまま或いは、必要に応じて希釈し、必要に応じて通常飲料で用いる各種成分を添加し、必要に応じてpHを調整するのが好ましい。
例えば、必要に応じて、アスコルビン酸やアスコルビン酸ナトリウム等の酸化防止剤、香料、炭酸水素ナトリウム等のpH調整剤、乳化剤、保存料、甘味料、着色料、増粘安定剤、調味料、強化剤、食物繊維等の添加剤を単独又は組み合わせて配合してもよい。
抽出液の可溶性固形分(Brix)は、飲用濃度換算で0.07〜0.50であることが好ましく、中でも0.09以上或いは0.40以下、その中でも0.11以上或いは0.32以下であることがさらに好ましい。
この際、Brixは、当業者に公知の手法を用いて測定することができ、例えば、市販の光学屈折率計を用いて測定することができる。
抽出液のpHは4.00〜6.20であることが好ましく、中でも4.20以上或いは6.00以下、その中でも4.50以上或いは5.80以下であることがさらに好ましい。
この際、pHは、当業者に公知の手法を用いて測定することができ、例えば市販のpHメーターにて測定する方法を挙げることができる。
なお、上記の「食物繊維」とは、人の消化酵素によって消化されない、食物に含まれている難消化性成分であって、水溶性食物繊維及び不溶性食物繊維の総量である。ルイボス茶飲料中に含まれる食物繊維は、添加物としての食物繊維のほか、ルイボス茶葉を抽出して得られる茶葉含有成分としての食物繊維が含まれる。
上記水溶性食物繊維としては、例えばペクチン、グアー豆酵素分解物、グルコマンナン、βグルカン、ポリデキストロース、フルクタン、イヌリン、アラビアガム、マルチトール、サイリウム、難消化性オリゴ糖、難消化性デキストリン、アガロース、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、フコイダン、ポルフィラン、ラミナランなどを挙げることができる。
上記不溶性食物繊維としては、例えばセルロース、ヘミセルロース、リグニン、キチン、キトサンなどを挙げることができる。
本ルイボス茶飲料製造方法において、ルイボス茶飲料中の食物繊維の含有量が100〜15000ppmとなるように調整するのが好ましく、その中でも110ppm以上或いは13000ppm以下、その中でも120ppm以上或いは10000ppm以下となるように調整するのがさらに好ましい。
上記のように食物性繊維含有量を調整するには、必要に応じて、抽出液に食物繊維を添加すればよい。食物繊維を添加することにより、健康成分量が増えるばかりか、苦みが抑えられるなど飲みやすくすることができる。
<充填工程>
上記のように調整した抽出液は、常法によって殺菌乃至容器詰めするのが好ましい。
充填容器としては、金属製の缶、紙製パック、プラスチックボトルなどを挙げることができる。例えばプラスチック容器を用いる場合は、25℃、湿度55%RHにおける容器の酸素透過量(cc/Day/500mLボトル)が、0.01〜0.10であるのが好ましく、中でも0.015以上或いは0.08以下、その中でも0.02以上或いは0.06以下であるのが更に好ましい。
殺菌及び充填に関しては、具体的には、例えば缶詰飲料であれば、容器充填後に加熱殺菌例えばレトルト殺菌を行えばよいし、PETボトル詰飲料であればUHT殺菌後に容器充填を行うようにすればよい。
<<語句の説明>>
本発明において、「X〜Y」(X,Yは任意の数字)と記載した場合、特にことわらない限り「X以上Y以下」の意と共に、「好ましくはXより大きい」或いは「好ましくはYより小さい」の意も包含するものである。
また、「X以上」(Xは任意の数字)と記載した場合、特にことわらない限り「好ましくはXより大きい」の意を包含し、「Y以下」(Yは任意の数字)と記載した場合、特にことわらない限り「好ましくはYより小さい」の意も包含するものである。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。但し、本発明は、以下の実施例により何ら限定されるものではない。
本発明で用いた測定法および評価方法は次のとおりである。
<実施例1>
摘採したルイボス生葉を、粗揉機で30秒加圧処理した後、恒温恒湿室において温度32℃、湿度30%の条件下で24時間乾燥し、乾燥後、高温の水蒸気でルイボス生葉が90℃以上となるように加熱して酵素失活させて乾燥ルイボス発酵茶葉を得た。
得られた乾燥ルイボス発酵茶葉10gを、200mlの水(50℃)の中に入れて25分浸漬して抽出を行って抽出物を得た。
抽出物を、ステンレスメッシュ(80メッシュ)で濾過し、この濾液を10℃に冷却した後、遠心分離を行い、茶葉残渣と抽出液とを分離して発酵ルイボス抽出液を得た。
得られた発酵ルイボス抽出液に、メスアップをした際にルイボス茶飲料中のアスコルビン酸含有量が300ppmとなるよう添加し、且つ、重曹を添加してpH6.1となるように調整した後、純水を加えて1000mlにメスアップをして、ルイボス茶飲料を得た。
得られたルイボス茶飲料を、高温短時間殺菌処理(137.5℃、30秒)の後、25℃に冷却し、ペットボトルに無菌環境で充填し、プラスチックキャップにて巻き締め、密封することにより容器詰ルイボス茶飲料(サンプル)を得た。また、このときの食物繊維量は113ppmだった。
なお、表中の「使用量」は、1000mlにメスアップした後のルイボス茶飲料量に対する乾燥ルイボス発酵茶葉の量の意味である。
<実施例2−5、実施例7−13及び比較例1−8>
表1及び2に示した製造条件に変更した以外、上記実施例1と同様にして容器詰ルイボス茶飲料(サンプル)を得た。
このときの実施例2−5及び7−13の食物繊維量は、107ppm〜176ppmであり、比較例1−8の食物繊維量は64ppm〜198ppmであった。
<実施例6>
摘採したルイボス生葉を、粗揉機で30秒加圧処理した後、恒温恒湿室において温度32℃、湿度30%の条件下で24時間乾燥し、乾燥後、高温の水蒸気でルイボス生葉が90℃以上となるように加熱して酵素失活させて乾燥ルイボス発酵茶葉を得た。
得られた乾燥ルイボス発酵茶葉10gを、200mlの水(50℃)の中に入れて25分浸漬して抽出を行って抽出物を得た。
抽出物を、ステンレスメッシュ(80メッシュ)で濾過し、この濾液を10℃に冷却した後、遠心分離を行い、茶葉残渣と抽出液とを分離して発酵ルイボス抽出液を得た。
得られた発酵ルイボス抽出液に、メスアップをした際、ルイボス茶飲料中のアスコルビン酸含有量が300ppm、ルイボス茶飲料中の食物繊維(ファイバーソル2、松谷化学工業社製)含有量が15000ppmとなるようにそれぞれを添加し、且つ、重曹を添加してpH6.1となるように調整した後、純水を加えて1000mlにメスアップをして、ルイボス茶飲料を得た。
得られたルイボス茶飲料を、高温短時間殺菌処理(137.5℃、30秒)の後、25℃に冷却し、ペットボトルに無菌環境で充填し、プラスチックキャップにて巻き締め、密封することにより容器詰ルイボス茶飲料(サンプル)を得た。
<比較例9>
摘採したルイボス生葉を、粗揉機で30秒加圧処理した後、恒温恒湿室において温度32℃、湿度30%の条件下で8.5時間乾燥し、乾燥後、高温の水蒸気でルイボス生葉が90℃以上となるように加熱して酵素失活させて乾燥ルイボス発酵茶葉を得た。
得られた乾燥ルイボス発酵茶葉12gを、200mlの水(50℃)の中に入れて25分浸漬して抽出を行って抽出物を得た。
抽出物を、ステンレスメッシュ(80メッシュ)で濾過し、この濾液を10℃に冷却した後、遠心分離を行い、茶葉残渣と抽出液とを分離して発酵ルイボス抽出液を得た。
得られた発酵ルイボス抽出液に、メスアップをした際に、ルイボス茶飲料中のアスコルビン酸含有量が300ppm、ルイボス茶飲料中の食物繊維(ファイバーソル2、松谷化学工業社製)含有量が20000ppmとなるようにそれぞれを添加し、且つ、重曹を添加してpH6.1となるように調整した後、純水を加えて1000mlにメスアップをして、ルイボス茶飲料を得た。
得られたルイボス茶飲料を、高温短時間殺菌処理(137.5℃、30秒)の後、25℃に冷却し、ペットボトルに無菌環境で充填し、プラスチックキャップにて巻き締め、密封することにより容器詰ルイボス茶飲料(サンプル)を得た。また、このときの食物繊維量は113ppmだった。
<乾燥ルイボス発酵茶葉中のアスパラチン含有量の定量方法>
公知の定量方法(Journal of Foodcomposition and Analysis 55(2017)20-29)を一部改変し、試料中のアスパラチンを定量した。ボールミル(MM400、Retsch社製、条件:frequency25/s、30秒)で粉砕したルイボス茶葉0.1gを50ml容量メスフラスコに採取し、50%アセトニトリル(0.1%リン酸)を加えて50mlに定容し、室温で30分間抽出した。この間、15分に1回、転倒混和を行った。上清をフィルターで濾過して、下記条件によるHPLCで定量した。
HPLC条件:
カラム:Agilent Technologies社製 Poroshell 120 SB-C12 2.7μm(4.6mm×150mm)
ガードカラム:Agilent Technologies社製 ZORBAX SB-C18 5μm(4.6mm×12.5mm)
A液:0.1%ギ酸水溶液
B液:アセトニトリル
流速:1.0ml/min
温度:44.5℃
検出:288nm
グラジェント:0min
(A88%)→25min(A85%)
<ルイボス茶飲料中のポリフェノール含有量の測定>
フォーリンデニス法にてポリフェノール量を定量した(「分析実務者が解説 栄養表示のための成分分析のポイント」,「分析実務者が書いた 五訂日本食品標準成分表分析マニュアルの解説」参照)。
<抽出液中の食物繊維量の測定>
食物繊維は、次の酵素−重量法および酵素−HPLC法により測定した数値を合計し算出した。
(酵素−重量法)
1.試験飲料(必要に応じて濃縮したものを含む)5gを500ml容トールビーカー2個に採取し、0.08mol/Lリン酸緩衝液(pH6.0)を加え50mlとし、ターマミル(120L、Novozymes社製)0.1mlを加え、沸騰水浴中で約30分間振とうしてインキュベートした後、放冷した。
2.次に、0.275mol/L水酸化ナトリウム溶液10mlでpH7.5±0.1に調整し、プロテアーゼ(P−5380、Sigma社製)溶液(50mg/mlリン酸緩衝液)0.1mlを加え60℃、30分間振とうしてインキュベートした後、放冷した。
3.続いて、0.325mol/L塩酸10mlでpH4.3±0.3に調整し、アミノグルコシダーゼ(A−9913、Sigma社製)0.1mlを加え60℃、30分間振とうしてインキュベートした後、放冷した。
4.次に95%エタノール(60℃)4倍容にメスアップし、室温で1時間放置した後、
発生した沈澱を2G2のガラスフィルター(予め1gのセライトで濾過層を形成してあるもの)にて吸引濾過し、残留物とろ液に分離した(ろ液は酵素−HPLC法に使用した)。
5.この残留物を78%エタノール20mlで3回、95%エタノール10mlで2回以上、アセトン10mlで2回以上、必要に応じてジエチルエーテルで洗浄した後(洗浄液はろ液同様、酵素−HPLC法に使用した)、105℃、1夜乾燥した。
6.サンプル2点を恒量測定(R1、R2)し、タンパク質(P)をケルダール法により、係数6.25で求めた後、525℃、5時間で灰化して灰分(A)(%)を測定した。
以上の操作で得られた数値を使用して、酵素−重量法による食物繊維(g/100g)を求めた。
酵素−重量法による食物繊維(g/100g)=
(R×(1-(P+A)/100/2)−B)/S×100
R:残留物の重量(平均値、(R1+R2)/2、mg)
P:残留物中のタンパク質(%)
A:残留物中の灰分(%)
S:試料採取量(平均値、mg)
B:ブランク(mg)
B=r×(1-(p+a)/100)
R:ブランク残留物の重量(平均値、mg)
p:ブランク残留物中のタンパク質(%)
a:ブランク残留物中の灰分(%)
(酵素−HPLC法)
1.上記ろ液と洗浄液を混合し、グリセリン(内部標準物質)を添加し、エタノール分をエバポレートした。
2.次に水で100mlに定容し、50ml採取した後、以下の条件でカラムクロマトグラフィーにより脱塩した。
カラム:ガラス管、20φmm×300mm
充填剤:イオン交換樹脂(アンバーライトIRA−67型(OH型)とアンバーライト200CT(H型)(オルガノ製)を1:1の容量比で混合したもの)、50ml
溶離液:水、150ml
流量:50ml/h
3.次に、カラム溶出液をエバポレート(濃縮)し、水で10mlに定容し、0.45μmメンブランフィルターでろ過した。
4.次に、ろ液を以下の条件でHPLCにより食物繊維相当ピーク(マルトトリオース(三糖類)と同じかそれよりも早く溶出されるピーク群)およびグリセリンの面積(PFおよびPG)を測定した。以上の操作で得られた数値を使用して、酵素−HPLC法による食物繊維(g/100g)を求めた。
酵素−HPLC法による食物繊維(g/100g)=PF/PG×f×G/S×100
PF:HPLC法における食物繊維相当ピークの面積
PG:HPLC法におけるグリセリンピークの面積
f:使用HPLC条件におけるグリセリンとブドウ糖のピーク感度比(0.821)
G:グリセリン添加量(mg)
S:試料採取量(mg)
濃縮を行った試験飲料については、濃縮倍率により換算した数値を求めた。
<官能評価試験>
実施例・比較例で得られた容器詰ルイボス茶飲料(サンプル)について、ルイボス茶飲料の開発・製造に従事する10人のパネラーを選出し、以下の評価方法に基づいて実施し、合議の結果、最も多かった評価を採用することとし、総合評価についても合議による結果を採用した。
先ず、事前にパネラーに、各実施例・比較例で得られた容器詰ルイボス茶飲料(サンプル)について、「青臭みを帯びた薬品臭」及び「渋味」を最も感じず、且つ、「蜂蜜様の甘香」及び「コク味」を最も感じるサンプルを選択してもらった。その結果、コントロールとして実施例5を選択した。
その後、パネラー間でコントロールの「青臭みを帯びた薬品臭」「蜂蜜様の甘香」「渋味」及び「コク味」についてディスカッションを行ってもらうことで、コントロールにおける「青臭みを帯びた薬品臭」「蜂蜜様の甘香」「渋味」及び「コク味」の共通認識を持つようにした。
そして、実施例・比較例で得られた容器詰ルイボス茶飲料(サンプル)それぞれ、白米を一口(20g)食した後に、常温状態のものと、55℃に加温したものの2種類について、各パネラーが飲用し、再び白米を一口食して、次の基準に基づき点数評価を行い、最も多かった点数を表に示した。
(青臭みを帯びた薬品臭)
1:非常に強い…ルイボス特有の青臭みを帯びた薬品臭が非常に強く、食事の風味に非常に強く影響を与える。
2:強い…ルイボス特有の青臭みを帯びた薬品臭が強く、食事の風味に強く影響を与える。
3:普通…ルイボス特有の青臭みを帯びた薬品臭があり、食事の風味に影響を与える。
4:やや弱い…ルイボス特有の青臭みを帯びた薬品臭をやや感じるが、食事の風味に影響を与えない。
5:弱い…ルイボス特有の青臭みを帯びた薬品臭をほとんど感じず、食事の風味への影響もない。
(蜂蜜様の甘香)
1:非常に弱い…ルイボス特有の蜂蜜様の甘香を有さず、食事に影響を与えない。
2:弱い…ルイボス特有の蜂蜜様の甘香をやや有するが、食事に影響を与えない。
3:普通…ルイボス特有の蜂蜜様の甘香を有するが、食事に影響を与えない。
4:やや強い…ルイボス特有の蜂蜜様の甘香を強く有し、食事の風味を引き立てる。
5:強い…ルイボス特有の蜂蜜様の甘香を非常に強く有し、食事の風味をよく引き立てる。
(渋味)
1:非常に強い…後味に残る渋味が非常に強く、食事の味わいに非常に強く影響を与える。
2:強い…後味に残る渋味が強く、食事の味わいに強く影響を与える。
3:普通…後味に残る渋味を感じ、食事の味わいに影響を与える。
4:やや弱い…後味に残る渋味をやや感じるが、食事の味わいに影響を与えない。
5:弱い…後味に残る渋味をほとんど感じず、食事の味わいへの影響もない。
(コク味)
1:非常に弱い…コク味が非常に弱く、口腔内が全くさっぱりしない。
2:弱い…コク味が弱く、口腔内がさっぱりしない。
3:普通…コク味を感じるが、口腔内がややさっぱりしない。
4:やや強い…コク味をやや強く感じ、飲用後に口腔内がさっぱりとする。
5:強い…コク味を強く感じ、飲用後に口腔内が非常にさっぱりとする。
(総合評価)
◎(very good):非常に食事に合う :37-40点
○(good) :食事に合う :33-36点
△(poor) :やや食事に合わない:29-32点
×(very poor):食事に合わない :28点以下、1や2が一つでもある。
Figure 2020103115
Figure 2020103115
(考察)
表1が示すとおり、乾燥ルイボス発酵茶原料のアスパラチン量を乾燥により調整し、且つ、飲用時のポリフェノール濃度を抽出により調整することにより、ルイボス特有の臭み及び渋味が抑えられ、甘香とコク味が向上した。この効果は、加温飲用時においても同様に認められた。
なお、白米をパンなどのその他の食品に変えて同じ試験を行なった結果、白米と同様の結果になった。

Claims (6)

  1. 摘採したルイボス生葉を原料とするルイボス茶飲料の製造方法であって、
    摘採したルイボス生葉を乾燥させながら発酵させて乾燥ルイボス発酵茶葉を得た(「乾燥工程」と称する)後、該乾燥ルイボス発酵茶葉を溶媒中で抽出して抽出液を得る(「抽出工程」と称する)ことを特徴とし、
    前記乾燥工程では、乾燥ルイボス発酵茶葉のアスパラチン含有量が0.08〜0.50質量%となるようにし、且つ、
    ルイボス茶飲料中のポリフェノール含有量が300〜500ppmとなるように、抽出することを特徴とするルイボス茶飲料の製造方法。
  2. ルイボス茶飲料中の食物繊維含有量を100〜15000ppmにすることを特徴とする請求項1に記載のルイボス茶飲料の製造方法。
  3. 前記抽出工程の前に、茶葉を加圧することを特徴とする請求項1又は2に記載のルイボス茶飲料の製造方法。
  4. 前記抽出工程において、前記溶媒の温度を50〜98℃とすることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のルイボス茶飲料の製造方法。
  5. 前記抽出工程において、抽出時間を2分〜60分とすることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のルイボス茶飲料の製造方法。
  6. 摘採したルイボス生葉を原料とするルイボス茶飲料の後味向上方法であって、
    摘採したルイボス生葉を乾燥させながら発酵させて乾燥ルイボス発酵茶葉を得た(「乾燥工程」と称する)後、該乾燥ルイボス発酵茶葉を溶媒中で抽出して抽出液を得る(「抽出工程」と称する)ことを特徴とし、
    前記乾燥工程では、乾燥ルイボス発酵茶葉のアスパラチン含有量が0.08〜0.50質量%となるようにし、且つ、
    ルイボス茶飲料中のポリフェノール含有量が300〜500ppmとなるように、抽出することを特徴とするルイボス茶飲料の後味向上方法。
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