JP5910429B2 - シートバック - Google Patents

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Description

本発明は、シートバックに関する。詳しくは、着座者の背凭れ荷重を高さ方向に並ぶ複数の分割フレームによって支えるように構成されたシートバックに関する。
従来、車両用シートにおいて、シートバックのフレーム構造が中央の縦軸に対して左右に揺動可能に構成されて、着座者が体を左右に捩る動きに追従できるように構成されたものが知られている(特許文献1)。具体的には、上記シートバックのフレーム構造は、シートバックの背凭れ荷重を受ける複数の分割フレームが、高さ方向に並べられて、中央の縦軸に対してそれぞれ揺動自在に枢着された構成となっている。これにより、各分割フレームは、常時は、シートバックにかかる背凭れ荷重を、中央の縦軸において受け止められるようになっていると共に、着座者が体を左右に捩る時には、着座者の体の動きに合わせて縦軸を中心に揺動することのできる構成とされている。
特開2006−314437号公報
しかし、上記従来技術では、各分割フレームの揺動中心となる中央の縦軸は、シートバックのフレーム構造を成すものとして、着座者より後方側に離れた位置に設定されているため、各分割フレームの揺動中心と着座者が体を捩る時の回転中心とが一致しない使用性の悪い構成となっている。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、シートバックのフレーム構造を、着座者が体を左右に捩る動きに合わせて適切に追従させられるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明のシートバックは次の手段をとる。
第1の発明は、着座者の背凭れ荷重を高さ方向に並ぶ複数の分割フレームによって支えるように構成されたシートバックであって、揺動機構と、弾性部材と、を有する。揺動機構は、複数の分割フレームを本体フレームに対してそれぞれ着座者の身体が位置する前部を中心にシート幅方向に個別に揺動させられるように支持する。弾性部材は、複数の分割フレームを弾性力により相互に高さ方向に整列させた初期位置に保持する。弾性部材は、複数の分割フレーム間を繋ぐように複数の分割フレーム間に架け渡されて設けられている。
この第1の発明によれば、各分割フレームは、それらの揺動時の回転中心が、着座者の身体が位置する前部に設定されていることにより、着座者が体を左右に捩る時の回転中心に近づけられた状態されている。これにより、各分割フレームは、着座者が体を左右に捩る動きに合わせて、背部の形に合わせて適切に追従して動けるようになっている。また、各分割フレームは、これらの間に架け渡された弾性部材により、着座者の体が元の位置に戻される動きに合わせて、初期位置に向けて適切に追従して動けるようになっている。このように、シートバックのフレーム構造を、着座者が体を左右に捩る動きに合わせて適切に追従させられるようにすることができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、弾性部材が、複数の分割フレームを高さ方向に貫通するように差し込まれて設けられ、その下端部が、本体フレームに固定されて片持ち状に支持された状態となって設けられているものである。
この第2の発明によれば、弾性部材は、その固定端となる下端部を支点に、上端部に向かって漸次しなやかに撓み易くなっていく構成とされる。これにより、各分割フレームを、着座者が体を捩る動きと同じように、上方側に向かって分割フレームの横移動量が漸次大きくなっていくように上方側の分割フレームをしなやかに大きく揺動させることができる。したがって、シートバックのフレーム構造を、着座者が体を捩る動きにより合わせた態様で追従させることができる。
第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、揺動機構が、複数の分割フレームのうち上側に位置する分割フレームが下側に位置する分割フレームよりも回転半径が大きくなるように構成されているものである。
この第3の発明によれば、各分割フレームは、着座者が体を捩る動きと同じように、上側の分割フレームが下側の分割フレームよりも大きな回転半径で揺動する。したがって、シートバックのフレーム構造を、着座者が体を捩る動きにより合わせた態様で追従させることができる。
実施例1のシートバックのフレーム構造を表した斜視図である。 着座者が体を横に捩った状態を表した斜視図である。 シートバックのフレーム構造を分解して表した斜視図である。 図1のIV-IV線断面図である。 図1のV-V線断面図である。 図2のVI-VI線断面図である。 実施例2のシートバックの要部断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1のシートバック2の構成について、図1〜図6を用いて説明する。本実施例のシートバック2は、図1に示すように、自動車の助手席シートとして構成された車両用シート1の背凭れとして構成されているものである。ここで、上記車両用シート1は、着座者の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、頭凭れとなるヘッドレスト4と、を有して構成されている。ヘッドレスト4は、シートバック2の上部に一体的に連続した山状の形を成すように延長されて形成されている。
上記シートバック2は、その骨格を成すシートバックフレーム10の各サイドフレーム11Aの下端部が、シートクッション3の骨格を成す左右の各サイドフレーム3Aの後端部に対して、それぞれ、回転止め可能な回転軸装置として機能するリクライニング装置5を間に介して連結された状態とされている。これにより、シートバック2は、シートクッション3に対して、背凭れ角度を前後方向に自由に調整することができる状態に連結された状態とされている。
上記シートバック2は、常時は、着座者から受ける前方側からの背凭れ荷重を、シートバックフレーム10の構造強度によって、定位置で安定的に受け止められるようになっている。しかし、シートバック2は、図2に示すように、シートバックフレーム10に設定された揺動機構Ssにより、着座者が後方視認などのために体を左右に捩る動きをする時には、シートバックフレーム10がこの動きに追従してシート幅方向に揺動し、着座者が体を左右に捩る動きを阻害しない状態をとることができるように構成とされている。詳しくは、上記シートバックフレーム10は、着座者が体を左右に捩ることで、その高さ方向に並ぶ複数個(5個)の分割フレーム13〜17が、着座者の背部によって押し動かされる格好で、個々に、着座者の背部の形に沿った位置へと追従して移動するようになっている。
また、シートバックフレーム10は、着座者が捩った体を元の位置に戻す動きに合わせて、上記移動した各分割フレーム13〜17が、図1に示す移動前の高さ方向に整列した初期位置へと追従して戻されるようになっている。このように、シートバック2は、着座者が体を左右に捩ったり戻したりする動きに合わせて、シートバックフレーム10の各分割フレーム13〜17がこれに追従して移動することで、着座者が首だけを大きく捩ることなく体全体を捩らせて容易に後方視認を行えるようにアシストしたり、その後に捩った体を戻すだけでシートバックフレーム10を元の初期位置の状態に容易に戻せるようにアシストしたりすることができるようになっている。
以下、上述したシートバック2の具体的な構成について、詳しく説明する。シートバック2は、図4〜図5に示すように、上述したシートバックフレーム10と、シートバックフレーム10の前面部に組み付けられたクッション材となる発泡ウレタン製のパッド2Pと、パッド2Pの表面全体を覆うように広く張設された布製の表皮材2Cと、を有する。上記パッド2Pは、図4に示すように、高さ方向に複数(5個)に分割された構成となっており、シートバックフレーム10の前面部に高さ方向に複数個(5個)並んで設けられた各分割フレーム13〜17の前面部にそれぞれ個別にセットされて設けられることにより、シートバックフレーム10の前面部を広く覆った状態に被せ付けられた状態とされている。
また、表皮材2Cは、上記各パッド2Pの前面をひとまとめに覆うように被せ付けられた状態として、その上下左右の各周縁部が、シートバックフレーム10の上下左右の各外周縁部を通って後方側に引き込まれて張設された状態として、シートバックフレーム10に止着されて固定された状態とされている。詳しくは、表皮材2Cは、図示は省略されているが、その上側の周縁部が、シートバックフレーム10の後述するアッパフレーム11Bの後部に上方側から引き込まれて止着された状態とされており、下側の周縁部が、シートバックフレーム10の後述するベースフレーム11Cの後部に下方側から引き込まれて止着された状態とされている。また、表皮材2Cは、図5に示すように、その左右両側の各周縁部が、後述する各分割フレーム13〜17のサイドフレーム13A〜16Aの後部にそれぞれ外側から引き込まれて止着された状態とされている。
次に、図1〜図3を参照して、シートバックフレーム10の構成について説明する。シートバックフレーム10は、固定体となる鋼製の本体フレーム11と、本体フレーム11に対して下端部が固定された状態となって設けられたセンターピラー12と、本体フレーム11に対して個々にシート幅方向にスライド可能となるように組み付けられた複数個(5個)の分割フレーム13〜17と、によって構成されている。ここで、図示は省略されているが、上述した本体フレーム11の背部には、本体フレーム11の背面全体を覆うように図示しない樹脂製のバックカバーが装着されている。
図3に示すように、上述した本体フレーム11は、左右一対の縦長状の鋼板材より成るサイドフレーム11Aと、これらサイドフレーム11Aの上端部間に架け渡されて設けられた山状に曲げられた形の鋼管材より成るアッパフレーム11Bと、両サイドフレーム11Aの下端部間に架け渡されて設けられた横長状の鋼板材より成るベースフレーム11Cと、両サイドフレーム11A間にシート幅方向に延びるように複数本(5本)高さ方向に並んで設けられたレール11D1〜11D5と、ベースフレーム11Cのシート幅方向の中央部に固定された円筒状のホルダー11Eと、から構成されている。
各サイドフレーム11Aは、それぞれ、一枚の鋼板材が縦長状の形にプレスカットされた後、それらの前縁部と後縁部とがそれぞれシート内側にフランジ状にプレス曲げされて形成されている。アッパフレーム11Bは、一本の鋼管材が所定の長さにプレスカットされた後、上述した山状の形にプレス曲げされて形成されている。上記アッパフレーム11Bは、その両側の端部が、上述した各サイドフレーム11Aの上端部にそれぞれあてがえられて溶接されることにより、各サイドフレーム11A間に架け渡された状態としてこれらに強固に一体的に結合された状態となって設けられている。上記アッパフレーム11Bは、図1に示すように、シートバック2の上部骨格を成すと共に、その山状に曲げられた部分によってヘッドレスト4の骨格も成すように構成されている。
ベースフレーム11Cは、一枚の鋼板材が横長状の形にプレスカットされて形成されている。上記ベースフレーム11Cは、その両側の端部が、各サイドフレーム11Aの下端側のシート内側に折り曲げられた前縁部にそれぞれ後方側からあてがえられて溶接されることにより、各サイドフレーム11A間に架け渡された状態としてこれらに強固に一体的に結合された状態となって設けられている。
上記シートバックフレーム10は、図1に示すように、上述した本体フレーム11の各サイドフレーム11Aの下端側の外側部が、それぞれ、リクライニング装置5を介してそれらの外側に位置するシートクッション3の各サイドフレーム3Aに連結された状態とされている。これにより、本体フレーム11は、着座者から受ける前方側からの背凭れ荷重を、シートクッション3により支えられた定位置で受け止めて支持するようになっている。
センターピラー12は、本発明の「弾性部材」に相当するものであり、ガラス繊維強化プラスチック製の可撓性を備えた縦長な棒状部材によって構成とされている。上記センターピラー12は、その下端部が、上述したベースフレーム11Cのシート幅方向の中央部の前面部位に結合された円筒状のホルダー11E内にシート上方側から差し込まれて固定された状態として設けられている。これにより、センターピラー12は、ベースフレーム11Cに対して、片持ち状に支持された状態とされており、その固定端となる下端部を支点に、上端側に向かうほどしなやかに撓み易くなっていく構成とされている。
各レール11D1〜11D5は、それぞれ、剛性の高い太い鋼線材が弓状に湾曲した形に曲げられて形成されており、本体フレーム11の各サイドフレーム11A間にシート後方側に湾曲するように横向きに配置されて高さ方向に並んで設けられた状態とされている。詳しくは、上記5本のレール11D1〜11D5のうち、上側4本のレール11D1〜11D4は、各端部が、本体フレーム11の各サイドフレーム11Aにそれぞれあてがえられて溶接されることにより、各サイドフレーム11A間に架け渡された状態としてこれらに強固に一体的に結合された状態となって設けられている。また、一番下側のレール11D5は、上述した本体フレーム11のベースフレーム11C上に一体的に固定された状態として設けられている。詳しくは、一番下側のレール11D5は、上記ベースフレーム11C上からシート上方側に逆U字型に延出する形に形成されており、その両端部がベースフレーム11C上に一体的に固定された状態として、ベースフレーム11Cよりシート上方側に離間したシート幅方向の中央部位置に、シート幅方向に延びる弓状に湾曲したレール部を位置させるように設けられた状態とされている。
上述した各レール11D1〜11D5は、一番下側のレール11D5から一番上側のレール11D1に向かって、そのシート幅方向の長さ(レール長)が順に長くなっていく構成とされている。また、図4に示すように、各レール11D1〜11D5は、一番下側のレール11D5から一番上側のレール11D1に向かって、そのシート前後方向の位置が順に後退していくように配置された状態とされている。また、各レール11D1〜11D5は、それらのシート後方側に弓状に湾曲した曲面の曲率中心が、シートバック2より前側の着座者の身体が位置する前部(骨盤の中心部)に設定されており、互いに同軸上の点を中心に後方側に湾曲した形に形成されている。詳しくは、各レール11D1〜11D5は、上述したように、一番下側のレール11D5から一番上側のレール11D1に向かって、そのシート前後方向の位置が順に後退していくように配置されていることに伴って、曲率半径が順に大きくなる形となって形成されている。
次に、上述した各分割フレーム13〜17の具体的な構成について説明する。図1〜図3に示すように、各分割フレーム13〜17は、上述した本体フレーム11に設けられた高さ方向に並ぶ各レール11D1〜11D5に対して1個ずつ、それぞれシート幅方向にスライド可能となるように組み付けられた状態とされている。更に、各分割フレーム13〜17は、上述した本体フレーム11のベースフレーム11C上に立設されたセンターピラー12がそれらのピラーガイド13D〜17Dにそれぞれ高さ方向に貫通して挿通されることにより、常時はセンターピラー12の弾性力(剛性)によって、それぞれが中央の初期位置で高さ方向に整列した状態に保持された状態とされている(図1参照)。そして、図2に示すように、各分割フレーム13〜17は、着座者が体を左右に捩ることにより、着座者の背部によって押し動かされる格好で、上記センターピラー12を曲げ撓ませながら、個々に、各レール11D1〜11D5の形状に沿って、着座者の背部の形に沿った位置へと追従して移動するようになっている。
次に、各分割フレーム13〜17の具体的な構成について説明する。なお、各分割フレーム13〜17は、互いのシート幅方向の寸法関係は異なるものの、互いの基本的構成は同じものとなっているため、以下では、これらに共通の部品構成について説明する時には、分割フレーム13の構成に係る符号の後ろに括弧書きで他の分割フレーム14〜17の構成に係る符号をつけてまとめて説明することとする。すなわち、分割フレーム13(14〜17)は、図3に示すように、左右一対の立板状の鋼板材より成るサイドフレーム13A(14A〜16A)と、これらサイドフレーム13A(14A〜16A)の中央部間に架け渡された横板状の鋼板材より成る架橋フレーム13B(14B〜17B)と、架橋フレーム13B(14B〜17B)の後面部に結合された左右一対のスライダ13C(14C〜17C)と、架橋フレーム13B(14B〜17B)のシート幅方向の中央部の前面部位に結合された円筒状のピラーガイド13D(14D〜17D)と、によって構成されている。
図5に示すように、各サイドフレーム13A(14A〜16A)は、それぞれ、一枚の鋼板材が所定の形にプレスカットされた後、それらの前縁部がシート外側に向かって後方側に曲げ返されると共に、後縁部がシート内側にフランジ状に折り曲げられるようにそれぞれプレス曲げされて形成されている。各サイドフレーム13A(14A〜16A)の前縁部のシート外側に曲げ返された部分には、各曲げ返された部分の空間内に前述した表皮材2Cの左右の各周縁部がそれぞれ引き込まれて図示しないクリップによって止着された状態とされるようになっている。
架橋フレーム13B(14B〜17B)は、一枚の鋼板材が横長状の形にプレスカットされて形成されている。上記架橋フレーム13B(14B〜17B)は、その両側の端部が、上述した各サイドフレーム13A(14A〜16A)のシート内側に折り曲げられた後縁部にそれぞれ前方側からあてがえられて溶接されることにより、各サイドフレーム13A(14A〜16A)間に架け渡された状態としてこれらに強固に一体的に結合された状態となって設けられている。上記架橋フレーム13B(14B〜17B)は、上述した本体フレーム11に設けられたレール11D1(11D2〜11D5)と同様に後方側に弓状に湾曲した形に形成されている。
各スライダ13C(14C〜17C)は、上述した架橋フレーム13B(14B〜17B)の後面部上の左右二箇所の対称位置にそれぞれ一体的に結合されて設けられており、図3に示すように、本体フレーム11に設けられたレール11D1(11D2〜11D5)をその内部に設けられた滑車13C1(14C1〜17C1)と内壁との間の隙間内に挿通させた状態として、レール11D1(11D2〜11D5)の形状に沿ってシート幅方向にスライドすることができるようにレール11D1(11D2〜11D5)に組み付けられた状態とされている(図6参照)。図1に示すように、ピラーガイド13D(14D〜17D)は、架橋フレーム13B(14B〜17B)のシート幅方向の中央部の前面部位に一体的に結合されて設けられており、その内部に本体フレーム11に片持ち支持されたセンターピラー12が下方側から挿通されて組み付けられた状態とされている。これにより、ピラーガイド13D(14D〜17D)は、上記センターピラー12の弾性力(剛性)によって、常に、センターピラー12が真っ直ぐ上方側を向く姿勢となるシート幅方向の中央位置に保持される保持力を受ける状態とされている。
上記構成の各分割フレーム13〜17は、常時は、上述したセンターピラー12の弾性力によって、それぞれ、シート幅方向の中央部に位置付けられた状態として、互いが高さ方向に真っ直ぐに整列した初期位置の状態に保持された状態とされている。この状態において、各分割フレーム13〜17は、図4に示すように、それらの各架橋フレーム13B〜17Bの前面部によって、シートバックフレーム10の前側に配された各パッド2Pを後方側から面で支持した状態となっている。
ここで、上記各パッド2Pは、図5において前述したように、それらの前面を広く覆うように被せ付けられた表皮材2Cの左右の各周縁部が、各分割フレーム13〜17の各サイドフレーム13A〜16Aにそれぞれ引張り込まれて止着された状態とされていることにより、そのテンションによって、各分割フレーム13〜17の架橋フレーム13B〜17Bに押し付けられた状態となって設けられている。詳しくは、上記各パッド2Pは、各分割フレーム13〜17の両サイドフレーム13A〜16Aの外側部にも覆い掛けられるように被せ付けられた状態とされており、表皮材2Cによって、両外側から覆い被せられてテンションをかけられた状態とされている。したがって、上記表皮材2Cからかけられるテンションによっても、上記各パッド2Pを介して、各分割フレーム13〜17が、通常時、互いに高さ方向に真っ直ぐに整列した初期位置の状態に保持される保持力(弾発力)を受けるようになっている。
上記各分割フレーム13〜17は、図2に示すように、着座者が体を左右に捩ることにより、着座者の背部によって押し動かされる格好で、上記センターピラー12を曲げ撓ませながら、個々に、各レール11D1〜11D5の形状に沿って、着座者の背部の形に沿った位置へと追従して移動するようになっている。ここで、各分割フレーム13〜17は、上記センターピラー12が下端部で固定された片持ち状に支持された構成となっており、上端側に向かうほどしなやかに撓み易くなっていく構成とされていることから、上方側に配置されているものほどセンターピラー12による弾発力の作用を受けにくく、左右にスライドしやすくなっている。また、各分割フレーム13〜17は、各レール11D1〜11D5が上方側に配置されているものほど曲率半径やシート幅方向の寸法が大きくなっていく構成とされていることから、着座者が体を捩った形に合わせて、上方側に配置されているものほど大きくシート幅方向に揺動して、それぞれが着座者の背部の形に合わせた適切な位置へと追従して移動することができるようになっている。
詳しくは、各分割フレーム13〜17は、着座者が通常、図示しないシートベルト装置を装着した状態で車両用シート1に着座していることから、着座者の背部がシートバック2に押し付けられた状態で上記の体を捩る動きが行われるようになっている。したがって、各分割フレーム13〜17は、着座者が体を左右に捩る動きに合わせて、着座者の背部によって適切に押し動かされる態様で追従移動させられるようになっている。
また、各分割フレーム13〜17は、着座者が捩った体を元の位置に戻す時にも、この動きに合わせて、それぞれ、センターピラー12の弾発力や上述した表皮材2Cのテンション作用を受けながら、図1に示す移動前の高さ方向に整列した初期位置へと追従して戻されるようになっている。各分割フレーム13〜17は、上述した初期位置に整列された状態、もしくは着座者が体を捩ることで左右に揺動した状態であっても、着座者から受ける前方側からの背凭れ荷重を、本体フレーム11によって後方側から強く受け止められた状態として、定位置で安定的に受け止められるようになっている。ここで、上述した各レール11D1〜11D5を用いて各分割フレーム13〜17を本体フレーム11に対して揺動させられるようにする構成が、揺動機構Ssとなっている。
このように、本実施例のシートバック2の構成によれば、各分割フレーム13〜17は、それらの揺動時の回転中心が、着座者の身体が位置する前部(骨盤の中心部)に設定されていることにより、着座者が体を左右に捩る時の回転中心に近づけられた状態されている。これにより、各分割フレーム13〜17は、着座者が体を左右に捩る動きに合わせて、背部の形に合わせて適切に追従して動けるようになっている。また、各分割フレーム13〜17は、これらの間に架け渡された可撓性のセンターピラー12により、着座者の体が元の位置に戻される動きに合わせて、初期位置に向けて適切に追従して動けるようになっている。このように、シートバック2のフレーム構造を、着座者が体を左右に捩る動きに合わせて適切に追従させられるようにすることができる。
また、センターピラー12が、複数の分割フレーム13〜17を高さ方向に貫通するように差し込まれて設けられ、その下端部が、本体フレーム11に固定されて片持ち状に支持された状態となって設けられていることから、センターピラー12は、その固定端となる下端部を支点に、上端部に向かって漸次しなやかに撓み易くなっていく構成とされている。これにより、各分割フレーム13〜17を、着座者が体を捩る動きと同じように、上方側に向かって分割フレーム13〜17の横移動量が漸次大きくなっていくように上方側の分割フレーム13〜17をしなやかに大きく揺動させることができる。したがって、シートバック2のフレーム構造を、着座者が体を捩る動きにより合わせた態様で追従させることができる。
続いて、実施例2のシートバック2の構成について、図7を用いて説明する。なお、本実施例では、実施例1で示したシートバック2と実質的に同一の構成となる箇所については、これらと同一の符号を付して説明を省略し、異なる箇所について異なる符号を付して詳しく説明することとする。
本実施例では、シートバック2のパッド2Pが、1枚で構成されており、シートバックフレーム10の前面部に高さ方向に複数個(5個)並んで設けられた各分割フレーム13〜17の前面部に跨って、シートバックフレーム10の前面部を広く覆うように被せ付けられた状態としてセットされている。これにより、パッド2Pは、その表面全体に被せ付けられた表皮材2Cから受けるテンションにより、各分割フレーム13〜17を、通常時、互いに高さ方向に真っ直ぐに整列させた初期位置の状態に保持する保持力(弾発力)を発揮させるようになっている。
以上、本発明の実施形態を2つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の「弾性部材」は、炭素繊維強化プラスチック製の可撓性を備えた縦長な棒状部材から成るものであってもよい。また、本発明の「弾性部材」は、各分割フレーム間を個々に繋ぐように個々の間にそれぞれ設定されるものであってもよい。また、「弾性部材」は、ゴム、樹脂、その他の弾性構造を備えるバネ等によって構成されたものであってもよい。
また、上記実施例では、シートバック2の高さ方向の全域に亘って分割フレーム13〜17が位置するように設けられたものを例示したが、高さ方向の一部(上部領域のみなど)にのみ分割フレームが設定されたものであってもよい。また、本発明の「揺動機構」は、上記実施例で示したような本体フレーム11に形成されたレール11D1〜11D5に沿って各分割フレーム13〜17をスライドさせる構造に限定されず、各分割フレームにレールを形成し、本体フレームにレールを摺動可能に支えるガイドを設定した構成であってもよい。
また、上記実施例では、各分割フレーム13〜17が、それぞれ、本体フレーム11に対して揺動可能に支えられて設けられた構成を例示したが、各分割フレームは、そのうちの一部が本体フレームに揺動可能に連結されて、残りの分割フレームが分割フレーム同士で揺動可能に連結されて支えられた構成となっているものであってもよい。また、上記実施例では、各分割フレームの揺動の中心軸が、着座者の身体が位置する前部、詳しくは着座者の骨盤の中心部を通る位置に設定されたものを例示した。しかし、各分割フレームの揺動の中心軸は、シートバックより前側の位置、詳しくは着座者の身体が位置するシートバックより前側の位置に設定されていればよい。上記各分割フレームの揺動の中心が、着座者の骨盤の中心部に近づけられることにより、近づけられた分だけ、着座者が体を左右に捩ったときに、各分割フレームを着座者の背部の形により適切に沿わせて移動させることができる。
1 車両用シート
2 シートバック
2P パッド
2C 表皮材
3 シートクッション
3A サイドフレーム
4 ヘッドレスト
5 リクライニング装置
10 シートバックフレーム
11 本体フレーム
11A サイドフレーム
11B アッパフレーム
11C ベースフレーム
11D1〜11D5 レール
11E ホルダー
12 センターピラー(弾性部材)
13 分割フレーム
13A サイドフレーム
13B 架橋フレーム
13C スライダ
13C1 滑車
13D ピラーガイド
14 分割フレーム
14A サイドフレーム
14B 架橋フレーム
14C スライダ
14C1 滑車
14D ピラーガイド
15 分割フレーム
15A サイドフレーム
15B 架橋フレーム
15C スライダ
15C1 滑車
15D ピラーガイド
16 分割フレーム
16A サイドフレーム
16B 架橋フレーム
16C スライダ
16C1 滑車
16D ピラーガイド
17 分割フレーム
17B 架橋フレーム
17C スライダ
17C1 滑車
17D ピラーガイド
Ss 揺動機構

Claims (2)

  1. 着座者の背凭れ荷重を高さ方向に並ぶ複数の分割フレームによって支えるように構成されたシートバックであって、
    前記複数の分割フレームを本体フレームに対してそれぞれ着座者の身体が位置する前部を回転中心とする円弧状に湾曲した移動軌跡でシート幅方向に個別に揺動させられるように支持する揺動機構と、
    前記複数の分割フレームを弾性力により相互に高さ方向に整列させた初期位置に保持する弾性部材と、を有し、
    前記弾性部材が、前記複数の分割フレーム間を繋ぐように前記複数の分割フレーム間に架け渡されて設けられており、
    前記複数の分割フレームは、下側の分割フレームから上側の分割フレームに向かうにつれて各々の揺動する円弧状の移動軌跡の曲率が小さくなっていくと共にシート幅方向の可動長さが長くなっていく構成とされていることを特徴とするシートバック。
  2. 請求項1に記載のシートバックであって、
    前記弾性部材が、前記複数の分割フレームを高さ方向に貫通するように差し込まれて設けられ、その下端部が前記本体フレームに固定されて片持ち状に支持された状態となって設けられていることを特徴するシートバック。
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