JP5909991B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
本実施形態に係る定着装置は、図1に示すように、定着ローラ51と、該定着ローラ51を含む複数のローラ(テンションローラ54、駆動ローラ55)に張架されて回動する定着ベルト53と、該定着ベルト53を介して定着ローラ51に圧接してニップ部を形成する加圧ローラ52と、定着ベルト53を冷却する冷却手段と、を有し、ニップ部を通過させたトナー画像が形成された記録材を冷却手段により冷却した後に定着ベルト53より剥離する定着装置50において、冷却手段は、定着ベルト53の内周側に設けられ、金属製の冷却ローラ56と、該冷却ローラ56を含む複数のローラ(図1の例では2つの冷却ローラ56a,56b)に張架されて回動する金属製の冷却ベルト57と、からなり、冷却ベルト57は、定着ベルト53と接触した状態で回動するものである。
図3に、本発明に係る画像形成装置の一実施形態であるカラー複写機の全体概略構成を示す。図中符号100は、複写機本体である。複写機本体100には、中央に、無端ベルト状の中間転写体10を、図示例では駆動ローラ14と第1の従動ローラ15と第2の従動ローラ16に掛け回して図中時計まわりに回転搬送可能に設ける。もちろん、別途中間転写体10の片寄りを調整するローラに掛け回すなど、4つ以上のローラに掛け回すようにしてもよい。なお、中間転写体10は、図示例ではほぼ水平に張り渡すが、水平ではなく、斜めに傾斜して張り渡すようにしてもよい。
実施例1では、図1に示す定着装置50において、以下の構成、条件下で、記録材の通紙を行った。
定着ローラ51:アルミニウム、直径100mm、厚み1mm
定着ベルト53:PI(ポリイミド)、ベルト長2000mm、厚み0.09mm、表層の厚み0.04mm
冷却ローラ56:アルミニウム、直径70mm、厚み0.8mm、表層(シリコンゴム)厚み0.05mm
冷却ベルト57:Sus304(オーステナイト系ステンレス)、ベルト長250mm、厚み0.2mm
熱源58:ハロゲンランプ
定着時設定温度:160℃
分離時定着ベルト面設定温度:40℃
線速:100mm/sec
冷却ゾーン長さ:290mm
比較例1では、従来構成である冷却用のジャケット(冷却ジャケット59)に対して定着ベルト53を摺動させ、冷却する定着装置(図4)を、以下の条件で用いた。
定着ベルト53:PI、ベルト長2000mm、厚み0.09mm、表層の厚み0.04mm
冷却ジャケット59:アルミニウム、厚み0.8mm、表層アルマイト厚み0.05mm
熱源58:ハロゲンランプ
定着時設定温度:160℃
分離時定着ベルト面設定温度:40℃
線速:100mm/sec
冷却ゾーン長さ:700mm
比較例2では、従来構成である冷却用のジャケット(冷却ジャケット59)に対して定着ベルト53を摺動させ、冷却する定着装置(図4)を、以下の条件で用いた。
定着ベルト53:PI、ベルト長2000mm、厚み0.09mm、表層の厚み0.04mm
冷却ジャケット59:アルミニウム、厚み0.8mm、表層アルマイト厚み0.05mm
熱源58:ハロゲンランプ
定着時設定温度:160℃
分離時定着ベルト面設定温度:40℃
線速:200mm/sec
冷却ゾーン長さ:700mm
実施例2では、図1に示す定着装置50において、以下の構成、条件下で、記録材の通紙を行った。
定着ローラ51:アルミニウム、直径100mm、厚み1mm
定着ベルト53:PI、ベルト長2000mm、厚み0.09mm、表層の厚み0.04mm
冷却ローラ56:アルミニウム、直径70mm、厚み0.8mm、表層(シリコンゴム)厚み0.05mm
冷却ベルト57:Sus304、ベルト長250mm、厚み0.2mm
熱源58:ハロゲンランプ
定着時設定温度:160℃
分離時定着ベルト面設定温度:40℃
線速:200mm/sec
冷却ゾーン長さ:290mm
実施例3では、図2に示す定着装置50において、以下の構成、条件下で、記録材の通紙を行った。
定着ローラ51:アルミニウム、直径100mm、厚み1mm
定着ベルト53:PI、ベルト長2000mm、厚み0.09mm、表層の厚み0.04mm
冷却ローラ56:アルミニウム、直径70mm、厚み0.8mm、表層(シリコンゴム)厚み0.05mm
冷却ベルト57:Sus304、ベルト長250mm、厚み0.2mm
熱源58:ハロゲンランプ
定着時設定温度:160℃
分離時定着ベルト面設定温度:40℃
線速:200mm/sec
冷却ゾーン長さ:700mm(冷却ユニット2つ)
実施例4では、図2に示す定着装置50において、以下の構成、条件下で、記録材の通紙を行った。
定着ローラ51:アルミニウム、直径100mm、厚み4mm
定着ベルト53:PI、ベルト長2000mm、厚み0.09mm、表層の厚み0.04mm
冷却ローラ56:アルミニウム、直径70mm、厚み0.8mm、表層(シリコンゴム)厚み0.05mm
冷却ベルト57:Sus304、ベルト長250mm、厚み0.3mm
熱源58:ハロゲンランプ
定着時設定温度:160℃
分離時定着ベルト面設定温度:40℃
線速:200mm/sec
冷却ゾーン長さ:700mm(冷却ユニット2つ)
実施例5では、図2に示す定着装置50において、以下の構成、条件下で、記録材の通紙を行った。
定着ローラ51:アルミニウム、直径100mm、厚み1mm
定着ベルト53:PI、ベルト長2000mm、厚み0.09mm、表層の厚み0.04mm
冷却ローラ56:アルミニウム、直径70mm、厚み0.8mm、表層(シリコンゴム)厚み0.05mm
冷却ベルト57:Sus304、ベルト長250mm、厚み0.06mm
熱源58:ハロゲンランプ
定着時設定温度:160℃
分離時定着ベルト面設定温度:40℃
線速:100mm/sec
線速:200mm/sec
冷却ゾーン長さ:700mm(冷却ユニット2つ)
実施例6では、図2に示す定着装置50において、以下の構成、条件下で、記録材の通紙を行った。
定着ローラ51:アルミニウム、直径100mm、厚み0.5mm
定着ベルト53:PI、ベルト長2000mm、厚み0.09mm、表層の厚み0.04mm
冷却ローラ56:アルミニウム、直径70mm、厚み0.8mm、表層(シリコンゴム)厚み0.05mm
冷却ベルト57:Sus304、ベルト長250mm、厚み0.1mm
熱源58:ハロゲンランプ
定着時設定温度:160℃
分離時定着ベルト面設定温度:40℃
線速:100mm/sec
線速:200mm/sec
冷却ゾーン長さ:700mm(冷却ユニット2つ)
14 駆動ローラ
15 第1の従動ローラ
16 第2の従動ローラ
18 単色作像手段
20 タンデム作像装置
21 露光装置
22 2次転写装置
23 ローラ
24 搬送ベルト
28 媒体収納カセット
30 原稿台
31 光源
32 ミラー
33 レンズ
34 CCD
35 給紙コロ
36 給紙路
37 レジストローラ
38 排紙トレイ
40 像担持体
41 帯電装置
42 現像装置
43 1次転写装置
44 クリーニング装置
47 ポリゴンミラー
48 ミラー
50 定着装置
51 定着ローラ
52 加圧ローラ
53 定着ベルト
54 テンションローラ
55 駆動ローラ
56,56a,56b 冷却ローラ
57 冷却ベルト
58 熱源
59 冷却ジャケット
100 複写機本体
200 スキャナ
G 原稿
L 書込み光
P 記録媒体(用紙)
Claims (7)
- 定着ローラと、
該定着ローラを含む複数のローラに張架されて回動する定着ベルトと、
該定着ベルトを介して前記定着ローラに圧接してニップ部を形成する加圧ローラと、
前記定着ベルトを冷却する冷却手段と、を有し、
前記ニップ部を通過させたトナー画像が形成された記録材を前記冷却手段により冷却した後に前記定着ベルトより剥離する定着装置において、
前記冷却手段は、前記定着ベルトの内周側に設けられ、
金属製の冷却ローラと、
該冷却ローラを含む複数のローラに張架されて回動する金属製の冷却ベルトと、からなり、
前記冷却ベルトは、前記定着ベルトと接触した状態で回動するとともに、
前記冷却ローラ内部を空冷する空冷手段を備えたことを特徴とする定着装置。 - 定着ローラと、
該定着ローラを含む複数のローラに張架されて回動する定着ベルトと、
該定着ベルトを介して前記定着ローラに圧接してニップ部を形成する加圧ローラと、
前記定着ベルトを冷却する冷却手段と、を有し、
前記ニップ部を通過させたトナー画像が形成された記録材を前記冷却手段により冷却した後に前記定着ベルトより剥離する定着装置において、
前記冷却手段は、前記定着ベルトの内周側に設けられ、
金属製の冷却ローラと、
該冷却ローラを含む複数のローラに張架されて回動する金属製の冷却ベルトと、からなり、
前記冷却ベルトは、前記定着ベルトと接触した状態で回動するとともに、
前記冷却ローラ内部を、液体を用いて冷却する液体冷却手段を備えたことを特徴とする定着装置。 - 定着ローラと、
該定着ローラを含む複数のローラに張架されて回動する定着ベルトと、
該定着ベルトを介して前記定着ローラに圧接してニップ部を形成する加圧ローラと、
前記定着ベルトを冷却する冷却手段と、を有し、
前記ニップ部を通過させたトナー画像が形成された記録材を前記冷却手段により冷却した後に前記定着ベルトより剥離する定着装置において、
前記冷却手段は、前記定着ベルトの内周側に設けられ、
金属製の冷却ローラと、
該冷却ローラを含む複数のローラに張架されて回動する金属製の冷却ベルトと、からなり、
前記冷却ベルトは、前記定着ベルトと接触した状態で回動するとともに、
前記冷却ローラは、内部に冷却フィンを有することを特徴とする定着装置。 - 前記冷却ベルトは、複数の冷却ローラに張架されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の定着装置。
- 前記液体冷却手段としてロータリージョイントを備えたことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
- 前記冷却ローラと、該冷却ローラに張架される冷却ベルトからなる冷却手段を、前記定着ベルトの回転方向に複数備えたことを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の定着装置。
- 請求項1から6までのいずれかに記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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JP2011234660A JP5909991B2 (ja) | 2011-10-26 | 2011-10-26 | 定着装置および画像形成装置 |
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JP2011234660A Active JP5909991B2 (ja) | 2011-10-26 | 2011-10-26 | 定着装置および画像形成装置 |
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