JP5906413B2 - 無線通信システム、通信端末装置および可搬型端末装置 - Google Patents

無線通信システム、通信端末装置および可搬型端末装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システム、通信端末装置および可搬型端末装置に関する。
従来から、各需要家の電力使用量を遠隔検針するシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。従来のシステムは、電力会社に設置された親局と、各々が異なる需要家の電力使用量を計測する複数の通信端末装置(子局)とを備え、各通信端末装置が無線通信によって親局に検針情報(電力使用量)を送信し、親局が各通信端末装置から検針情報を受信する。
特開2008−244679号公報
ところで、従来の遠隔検針では、親局が通信端末装置から検針情報を取得することができなかった場合、検針員が可搬型端末装置を用いた無線通信によって路上検針を行う必要がある。路上検針とは、可搬型端末装置が住戸の近くの路上から住戸の通信端末装置と無線通信を行い、上記通信端末装置から検針情報を取得することをいう。
しかしながら、路上検針の際は検針情報を含む検針データのデータ量が多いことがあり、通信端末装置が他の装置と無線通信を行っているため、路上検針の際に、通信端末装置と可搬型端末装置との間の無線通信と他の無線通信との間で周波数干渉が発生する場合があるという問題があった。すなわち、通信端末装置と可搬型端末装置との間の無線通信と、通信端末装置と他の装置との間の無線通信とで、周波数干渉が発生することがあった。
本発明は上記の点に鑑みて為された発明であり、本発明の目的は、可搬型端末装置が通信端末装置と無線通信を行う際に他の無線通信との周波数干渉を低減することができる無線通信システム、通信端末装置および可搬型端末装置を提供することにある。
本発明の無線通信システムは、供給事業者からの供給媒体の需要家における使用量に関する検針情報を取得する通信端末装置と、前記通信端末装置から前記検針情報を取得する上位装置と、前記需要家が使用する電気機器と、前記上位装置とは別に前記通信端末装置から前記検針情報を取得する可搬型端末装置とを備え、前記通信端末装置は、前記上位装置と通信を行う第1の通信機能と、前記電気機器と通信を行う第2の通信機能と、前記可搬型端末装置と通信を行う第3の通信機能とを有し、前記第1の通信機能および前記第2の通信機能の少なくともいずれかに無線通信を使用し、前記第3の通信機能において、前記第1の通信機能および前記第2の通信機能での無線通信に使用している周波数帯とは異なる特定周波数帯を用いて前記可搬型端末装置と無線通信を行い、前記可搬型端末装置は、前記通信端末装置に通信要求を送信し、前記通信端末装置は、前記可搬型端末装置から前記通信要求を受信した場合に、前記可搬型端末装置との無線通信を行う前に、前記上位装置との通信を停止するために当該上位装置へ離脱要求を通知することを特徴とする。
この無線通信システムにおいて、前記特定周波数帯は、予め固定されて割り当てられていることが好ましい。
この無線通信システムにおいて、前記可搬型端末装置は、前記特定周波数帯を設定する設定手段を含むことが好ましい。
この無線通信システムにおいて、前記可搬型端末装置は、無線通信に使用するために予め決められた複数の周波数帯の使用状況を監視する監視手段を含み、前記設定手段は、前記複数の周波数帯のうち未使用の周波数帯を前記特定周波数帯に設定することが好ましい。
この無線通信システムにおいて、前記可搬型端末装置は、前記通信端末装置に通信要求を行う通信部を含み、当該通信部は、前記特定周波数帯を指定する周波数情報を前記通信要求に追加して前記通信端末装置に通知することが好ましい。
この無線通信システムにおいて、前記通信端末装置は、前記特定周波数帯を設定する設定手段を含むことが好ましい。
この無線通信システムにおいて、前記通信端末装置は、無線通信に使用するために予め決められた複数の周波数帯の使用状況を監視する監視手段を含み、前記設定手段は、前記複数の周波数帯のうち未使用の周波数帯を前記特定周波数帯に設定することが好ましい。
この無線通信システムにおいて、前記通信端末装置は、前記可搬型端末装置から前記通信要求を受信した場合に、前記特定周波数帯を指定する周波数情報を通信応答に追加して前記可搬型端末装置へ通知することが好ましい。
この無線通信システムにおいて、前記可搬型端末装置は、無線通信に使用するために予め決められた複数の周波数帯の使用状況を監視する監視手段と、前記複数の周波数帯のうち使用されている周波数帯を順番に切り替えて前記通信端末装置に通信要求を行う通信部とを含むことが好ましい。
この無線通信システムにおいて、前記通信端末装置は、前記可搬型端末装置から前記通信要求を受信した場合に、前記可搬型端末装置との無線通信を行う前に、前記電気機器との通信を停止するために当該電気機器へ離脱要求を通知することが好ましい。
本発明の通信端末装置は、前記無線通信システムに用いられる。
本発明の可搬型端末装置は、前記無線通信システムに用いられる。
本発明によれば、可搬型端末装置が通信端末装置と無線通信を行う際に他の無線通信との周波数干渉を低減することができる。
実施形態に係る無線通信システムの構成を示す概略図である。 実施形態に係る電力メータの構成を示すブロック図である。 実施形態に係る可搬型端末装置の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る無線通信システムの動作を示す動作説明図である。
本実施形態に係る無線通信システム1は、図1に示すように、複数の電力メータ2,2,……と、可搬型端末装置3と、複数の宅内管理装置(電気機器)4,4,……とを備えている。
本実施形態の無線通信システム1は、可搬型端末装置3が通信端末装置2aとの間で無線通信を行う際に、通信端末装置2aの周囲で行われている無線通信に用いられる無線チャネルとは異なる特定チャネルを用いている。以下、無線通信システム1を構成する電力メータ2、可搬型端末装置3および宅内管理装置4について説明する。
各電力メータ2は、各々が異なる住戸7に設けられており、通信機能を有する電力メータいわゆるスマートメータである。各電力メータ2は、通信機能を有する通信端末装置2aと、電力使用量の計測機能を有する計測装置2bとを備えている。通信端末装置2aは、電力会社(供給事業者)8から供給される電力(供給媒体)の需要家における使用量に関する検針情報を取得する。複数の通信端末装置2a,2a,……および電力会社8の親局81は、各通信端末装置2aで取得された電力使用量に対して遠隔検針を行うための無線遠隔検針ネットワーク11を構築している。なお、電力会社8の親局81は、検針情報だけではなく、検針情報以外の情報も各通信端末装置2から取得することができる。
無線遠隔検針ネットワーク11では、複数の通信端末装置2a,2a,……および電力会社8の親局81は、他の装置を通信の中継に用いることによって通信を可能にするマルチホップ通信により無線信号を送受している。すなわち、無線遠隔検針ネットワーク11では、親局81と各通信端末装置2aとの間で直接または間接に通信が行われ、親局81と直接通信できない通信端末装置2aは、通信可能な距離にある他の通信端末装置2aが通信パケットを順次中継することで、親局81との間で通信を行っている。親局81と直接通信できない通信端末装置2aの場合、親局81と通信端末装置2aとの間の通信ルートは、複数の候補の中から、直接通信を行う通信端末装置2a,2a間での通信品質などを考慮して決定される。
可搬型端末装置3は、検針者(人)9に携帯されて持ち運ばれるハンディターミナルであり、住戸7の近くの路上で住戸7の通信端末装置2aと無線通信を行い、通信端末装置2aから検針情報を取得することが可能である。
複数の宅内管理装置4,4,……は、需要家が使用する電気機器である。宅内管理装置4は、需要家が使用する電源設備5と負荷機器6,6とが接続されており、電源設備5が供給可能な電力供給量、負荷機器6の電力使用量を管理している。電源設備5としては、例えば太陽光発電設備(パワーコンディショナ)や蓄電設備(充放電制御装置)などがある。負荷機器6としては、例えば電力を消費して動作する電気機器などがある。各住戸7において、宅内管理装置4は、電源設備5と負荷機器6,6とともにHEMS(Home Energy Management System)ネットワーク12を構築している。
また、宅内管理装置4は、同じ住戸7に設けられた通信端末装置2aと無線通信を行うことができる。
計測装置2bは、図2に示すように、電力量計測部21と、リレー22とを備えている。計測装置2bは、通信端末装置2aの指示に従って、予め決められた時間(例えば30分)毎に、検針結果を通信端末装置2aに出力する。
電力量計測部21は、電力会社8から需要家側への給電路に挿入されており、電力会社8から需要家側に供給される電力量すなわち需要家の電力使用量を計測する。なお、計測装置2b内の給電路は、供給側において柱上トランス(図示せず)に接続され、需要側において住戸7に設置された分電盤(図示せず)に接続されている。
リレー22は、制御部27の指示に従って、電力会社8から需要家側への給電路を開閉する。
通信端末装置2aは、予め決められた時間(例えば30分)おきに、計測装置2bが検針を行うように計測装置2bを制御し、計測装置2bの検針結果を取得する。この通信端末装置2aは、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)およびメモリが搭載されたコンピュータ(マイクロコンピュータを含む)を主構成要素とし、通信部23と、記憶部24と、操作部25と、表示部26と、制御部27とを備えている。この通信端末装置2aは、他の通信端末装置2aと通信を行う第1の通信機能と、宅内管理装置4と通信を行う第2の通信機能と、可搬型端末装置3と通信を行う第3の通信機能とを有している。
このような通信端末装置2aは、第1の通信機能および第2の通信機能のいずれにも無線通信を使用し、第3の通信機能において、第1の通信機能および第2の通信機能での無線通信に使用している周波数帯とは異なる特定周波数帯を用いて可搬型端末装置3と無線通信を行う。
通信部23は、制御部27の指示に従って、他の通信端末装置2aと無線通信を行う。例えば、通信部23は、検針情報を他の通信端末装置2aに送信したり、他の通信端末装置2aからの検針情報を中継したりする。また、通信部23は、制御部27の指示に従って、宅内管理装置4と無線通信を行う。例えば、通信部23は、種々のパケットを宅内管理装置4に送信したり、宅内管理装置4から受信したりする。
無線通信に用いられる無線チャネルは、予め決められた範囲の周波数帯に複数個設定されており、通信部23は、少なくともいずれかの無線チャネルを用いて無線通信を行う。また、通信部23は、必要に応じて無線チャネルを順番に切り替えて無線通信を行う。通信端末装置2aと宅内管理装置4との間の無線通信で用いられる無線チャネルは、無線遠隔検針ネットワーク11で用いられる無線チャネルまたはHEMSネットワーク12で用いられる無線チャネルのいずれかと同一であってもよいし、両方と異なっていてもよい。
また、通信部23は、路上検針の際に、可搬型端末装置3と無線通信を行う。例えば、通信部23は、制御部27の指示に従って、検針情報を可搬型端末装置3に送信する。
記憶部24は、種々のメモリで構成されており、制御部27の指示に従って、各種の情報を記憶している。例えば、記憶部24は、可搬型端末装置3と通信端末装置2aとの間の無線通信に用いられる特定チャネルを予め記憶している。
操作部25は、通信端末装置2aへの操作を行うために設けられている。操作部25への操作内容は、操作部25から制御部27に出力される。
表示部26は、例えば液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイなどであり、制御部27の指示に従って、各種の情報を表示する。
制御部27は、コンピュータに搭載されたCPU(マイクロプロセッサ(MPU:Micro Processing Unit))を主構成要素とし、記憶部24に格納されているプログラムに従って動作することによって、通信端末装置2aの各機能を実行する。
例えば、制御部27は、電力量計測部21で計測された電力使用量を電力量計測部21から取得し、記憶部24に記憶させる。また、制御部27は、記憶部24に蓄積されている検針情報を電力会社8の親局81(図1参照)へ送信するように通信部23を制御する。検針情報は、直接または上位側の通信端末装置2aを経由してマルチホップ通信により、電力会社8の親局81へ送信される。
図1に示す可搬型端末装置3は、通信端末装置2aとの間で無線通信を行い、通信端末装置2aで取得された電力使用量を通信端末装置2aから取得する。この可搬型端末装置3は、CPUおよびメモリが搭載されたコンピュータ(マイクロコンピュータを含む)を主構成要素とし、図3に示すように、操作部31と、通信部32と、記憶部33と、表示部34と、プリンタ出力部35と、制御部36とを備えている。
操作部31は、可搬型端末装置3への操作を行うために設けられている。例えば、可搬型端末装置3と通信端末装置2aとの無線通信を開始する際に検針員9が操作部31を操作する。操作部31への操作内容は、操作部31から制御部36に出力される。
通信部32は、通信端末装置2aと通信する。例えば、可搬型端末装置3が通信端末装置2aと無線通信を行う際に、通信部32は、種々のパケットを通信端末装置2aに送信したり、通信端末装置2aから受信したりする。
記憶部33は、種々のメモリで構成されており、制御部36の指示に従って、各種の情報を記憶している。例えば、記憶部33は、可搬型端末装置3と通信端末装置2aとの間の無線通信に用いられる特定チャネルを予め記憶している。また、記憶部33は、通信端末装置2aと端末IDとの対応関係を記憶している。
表示部34は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどであり、制御部36の指示に従って、各種の情報を表示する。
プリンタ出力部35は、制御部36の指示に従って、各種の情報を印刷させる。
制御部36は、コンピュータに搭載されたCPUを主構成要素とし、記憶部33に格納されているプログラムに従って動作することによって、可搬型端末装置3の各機能を実行する。
上記の構成により、可搬型端末装置3は、通信端末装置2aと他の装置(他の通信端末装置2aおよび宅内管理装置4)との間の無線通信での無線チャネルとは異なる特定チャネルを使用して無線通信を行う。特定チャネルは、予め固定されて記憶部33に割り当てられている。
次に、本実施形態に係る無線通信システム1において、可搬型端末装置3が通信端末装置2aから検針情報を取得する際の動作について図4を用いて説明する。なお、通信端末装置201〜203は、無線遠隔検針ネットワーク11において同一グループに属している。また、路上検針に用いられる特定チャネルは、予め固定で割り当てられている。図4において、コマンド名の後のかっこ内は送信チャネルを表わしている。
まず、可搬型端末装置3は、通信端末装置2aで使用可能な複数の無線チャネルを順に変えていきながら、路上検針開始要求コマンド(通信要求)をホップ数1のブロードキャストで送信する。路上検針開始要求コマンドには、通信端末装置2aの端末IDが含まれている。図4の例では、可搬型端末装置3は、まず、無線チャネルch1で路上検針開始要求(通信要求)コマンドをブロードキャストで送信する(S1)。ところが、各通信端末装置2aは、路上検針開始要求コマンドを受信することができなかった。
続いて、可搬型端末装置3は、無線チャネルch2で路上検針開始要求コマンドをブロードキャストで送信する(S2)。複数の通信端末装置2a,2a,……のうち、通信端末装置201は、可搬型端末装置3から路上検針開始要求コマンドを受け取ると、この路上検針開始要求コマンドに含まれている端末IDが自己の端末IDと一致するため、可搬型端末装置3へ路上検針開始応答(通信応答)を返信する(S3)。一方、通信端末装置202,203は、可搬型端末装置3から路上検針開始要求コマンドを受け取ったが、この路上検針開始要求コマンドに含まれている端末IDが自己の端末IDとは一致しないため、路上検針開始要求コマンドを破棄する。
その後、可搬型端末装置3は、通信端末装置201から路上検針開始応答を受け取ると、路上検針開始要求コマンドをブロードキャストで送信する動作を終了し、路上検針用の特定チャネルchXに誘導するための無線チャネル変更要求コマンドを通信端末装置201に発呼する(S4)。
通信端末装置201は、可搬型端末装置3から無線チャネル変更要求コマンドを受け取ると、同一グループの他の通信端末装置202,203にブロードキャストで、無線遠隔検針ネットワーク11から離脱することを表わす離脱要求を発呼する(S5)。その後、通信端末装置201は、無線遠隔検針動作を停止し(S6)、無線チャネル変更応答を可搬型端末装置3へ送信する(S7)。その後、通信端末装置201は、無線チャネルを路上検針用の特定チャネルchXに変更する(S8)。
可搬型端末装置3は、無線チャネル変更応答を通信端末装置201から受信すると、無線チャネルを特定チャネルchXに変更する(S9)。
一方、通信端末装置201と同一グループの他の通信端末装置202,203は、ステップS5において通信端末装置201から離脱要求を受け取ると、通信端末装置201の離脱要求をさらに他の通信端末装置204へ転送する(S10)。他の通信端末装置202〜204は、通信端末装置201の離脱要求を受け取ると、離脱した通信端末装置201を除いて通信ルートを再構築する(S11)。
例えば、通信端末装置202は、離脱要求を受け取る前では、通信端末装置201と通信端末装置203と通信端末装置204とを中継して、検針情報を電力会社8の親局81に通知していた(図1の矢印A1)。しかし、離脱要求を受け取ると、通信端末装置202は、通信端末装置203と通信端末装置204とを中継して、検針情報を電力会社8の親局81に通知するようになる(図1の矢印A2)。すなわち、通信端末装置202と通信端末装置203との間の通信ルートとして、図1の一点鎖線で示すルートが構築される。
ステップ9の動作後、可搬型端末装置3は、検針データ要求コマンドを通信端末装置201に送信する(S12)。
通信端末装置201は、可搬型端末装置3から検針データ要求コマンドを受信すると、検針データを可搬型端末装置3へ送信する(S13〜S15)。
その後、可搬型端末装置3は、検針データACKを通信端末装置201へ送信し(S16)、その後、無線チャネル変更要求コマンドを通信端末装置201へ送信する(S17)。
通信端末装置201は、可搬型端末装置3から無線チャネル変更要求コマンドを受信すると、無線チャネル変更応答を可搬型端末装置3へ送信する(S18)。その後、通信端末装置201は、無線チャネルを無線遠隔検針用のチャネル(元のチャネル)に戻し(S19)、無線遠隔検針動作を開始する(S20)。その後、通信端末装置201は、通常の起動時動作を開始し(S21)、起動通知メッセージを転送する(S22)。
通信端末装置202〜204は、通信端末装置201から起動通知メッセージを受信した後、通信ルートを再構築する(S23)。
以上説明した本実施形態の無線通信システム1では、可搬型端末装置3と通信端末装置2aとの間の無線通信において、通信端末装置2aと他の装置(他の通信端末装置2aおよび宅内管理装置4)との間の無線通信で用いられている無線チャネル(周波数帯)とは異なる特定チャネル(特定周波数帯)を用いる。これにより、可搬型端末装置3と通信端末装置2aとの間の無線通信と通信端末装置2aと他の装置との間の無線通信との間での周波数干渉を低減することができる。
また、本実施形態の無線通信システム1では、特定チャネルが予め固定されて割り当てられていることによって、容易に周波数干渉を低減することができる。
なお、本実施形態の変形例として、路上検針に用いられる特定チャネルが予め決められているのではなく、可搬型端末装置3が、特定チャネルを設定してもよい。本変形例における可搬型端末装置3の制御部36は、無線通信に使用するために予め決められた複数の無線チャネルの使用状況を常時監視する監視手段と、特定チャネルを設定する設定手段との各機能を実行する。設定手段は、複数の無線チャネルのうち未使用の周波数帯を特定チャネルに設定する。通信部32は、制御部36に指示に従って、特定チャネルを指定するチャネル情報(周波数情報)を路上検針開始要求(通信要求)に追加して通信端末装置2aに通知する。
これにより、本変形例の無線通信システム1では、特定チャネルを予め固定して割り当てておくことを不要とし、特定チャネルが固定されている場合よりも、システム全体での無線通信に用いられる無線チャネルの利用効率を向上させることができる。
また、本変形例の無線通信システム1では、周囲で行われている無線通信に用いられている無線チャネルを通信端末装置2aが監視することによって、動的に周波数干渉を低減することができる。
さらに、本変形例の無線通信システム1では、特定チャネルを指定する周波数情報を通信要求に追加して可搬型端末装置3が通信端末装置2aに送信することによって、別のコマンドを用意せずに特定チャネルを通知することができる。
また、通信部32は、周囲で行われている無線通信に用いられている無線チャネルを順番に切り替えて通信端末装置2aに通信要求を行ってもよい。これにより、通信要求を行うための無線チャネルの候補を絞り込むことによって、可搬型端末装置3と通信端末装置2aとの間の通信開始までの時間短縮を図ることができる。
他の変形例として、通信端末装置2aが、特定チャネルを設定してもよい。本変形例における通信端末装置2aの制御部27は、無線通信に使用するために予め決められた複数の無線チャネルの使用状況を常時監視する監視手段と、特定チャネルを設定する設定手段との各機能を実行する。設定手段は、複数の無線チャネルのうち未使用の無線チャネルを特定チャネルに設定する。通信部23は、可搬型端末装置3から路上検針開始要求を受信した場合に、特定チャネルを指定するチャネル情報(周波数情報)を路上検針開始応答(通信応答)に追加して可搬型端末装置3へ通知する。
これにより、本変形例の無線通信システム1では、特定チャネルを予め固定して割り当てておくことを不要とし、特定チャネルが固定されている場合よりも、システム全体での無線通信に用いられる無線チャネルの利用効率を向上させることができる。
また、本変形例の無線通信システム1では、周囲で行われている無線通信に用いられている無線チャネルを通信端末装置2aが監視することによって、動的に周波数干渉を低減することができる。特に、周囲で行われている無線通信に用いられている無線チャネルを通信端末装置2aが監視することによって、上記無線チャネルを可搬型端末装置3が監視する場合よりも、監視時間を長く確保することができるので、より確実な周波数干渉回避を図ることができる。
なお、通信端末装置2aは、可搬型端末装置3から路上検針開始要求を受信した場合に、可搬型端末装置3との無線通信を行う前に、宅内管理装置(電気機器)4との通信を停止するために宅内管理装置4へ離脱要求を通知してもよい。
また、本実施形態では、無線遠隔検針ネットワーク11およびHEMSネットワーク12は、両方とも無線通信を用いていることに限らず、少なくとも一方が無線通信を用いていればよい。
本実施形態では、通信端末装置2aが宅内管理装置4と通信を行っているが、電源設備5や負荷機器6と通信を行ってもよい。
なお、本実施形態では、供給事業者から供給される供給媒体が、電力会社8から供給される電力である場合について説明したが、電力に限らず、ガス会社から供給されるガス、水道会社から供給される水であってもよい。供給媒体がガスである場合、検針情報は、需要家におけるガス使用量である。供給媒体が水である場合、検針情報は、需要家における水道使用量である。
1 無線通信システム
2 電力メータ
2a(201,202,203,204) 通信端末装置
23 通信部
27 制御部(監視手段、設定手段)
3 可搬型端末装置
32 通信部
36 制御部(監視手段、設定手段)
4 宅内管理装置

Claims (12)

  1. 供給事業者からの供給媒体の需要家における使用量に関する検針情報を取得する通信端末装置と、
    前記通信端末装置から前記検針情報を取得する上位装置と、
    前記需要家が使用する電気機器と、
    前記上位装置とは別に前記通信端末装置から前記検針情報を取得する可搬型端末装置とを備え、
    前記通信端末装置は、前記上位装置と通信を行う第1の通信機能と、前記電気機器と通信を行う第2の通信機能と、前記可搬型端末装置と通信を行う第3の通信機能とを有し、前記第1の通信機能および前記第2の通信機能の少なくともいずれかに無線通信を使用し、前記第3の通信機能において、前記第1の通信機能および前記第2の通信機能での無線通信に使用している周波数帯とは異なる特定周波数帯を用いて前記可搬型端末装置と無線通信を行い、
    前記可搬型端末装置は、前記通信端末装置に通信要求を送信し、
    前記通信端末装置は、前記可搬型端末装置から前記通信要求を受信した場合に、前記可搬型端末装置との無線通信を行う前に、前記上位装置との通信を停止するために当該上位装置へ離脱要求を通知する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記特定周波数帯は、予め固定されて割り当てられていることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記可搬型端末装置は、前記特定周波数帯を設定する設定手段を含むことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  4. 前記可搬型端末装置は、無線通信に使用するために予め決められた複数の周波数帯の使用状況を監視する監視手段を含み、
    前記設定手段は、前記複数の周波数帯のうち未使用の周波数帯を前記特定周波数帯に設定する
    ことを特徴とする請求項3記載の無線通信システム。
  5. 前記可搬型端末装置は、前記通信端末装置に前記通信要求を行う通信部を含み、当該通信部は、前記特定周波数帯を指定する周波数情報を前記通信要求に追加して前記通信端末装置に通知することを特徴とする請求項3または4記載の無線通信システム。
  6. 前記通信端末装置は、前記特定周波数帯を設定する設定手段を含むことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  7. 前記通信端末装置は、無線通信に使用するために予め決められた複数の周波数帯の使用状況を監視する監視手段を含み、
    前記設定手段は、前記複数の周波数帯のうち未使用の周波数帯を前記特定周波数帯に設定する
    ことを特徴とする請求項6記載の無線通信システム。
  8. 記通信端末装置は、前記可搬型端末装置から前記通信要求を受信した場合に、前記特定周波数帯を指定する周波数情報を通信応答に追加して前記可搬型端末装置へ通知する
    ことを特徴とする請求項6または7記載の無線通信システム。
  9. 前記可搬型端末装置は、
    無線通信に使用するために予め決められた複数の周波数帯の使用状況を監視する監視手段と、
    前記複数の周波数帯のうち使用されている周波数帯を順番に切り替えて前記通信端末装置に前記通信要求を行う通信部と
    を含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  10. 前記通信端末装置は、前記可搬型端末装置から前記通信要求を受信した場合に、前記可搬型端末装置との無線通信を行う前に、前記電気機器との通信を停止するために当該電気機器へ離脱要求を通知する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の無線通信システムに用いられる通信端末装置。
  12. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の無線通信システムに用いられる可搬型端末装置。
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