JP5906379B2 - 移動体位置推定装置、移動体位置推定方法、及び、移動体位置推定プログラム - Google Patents
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Description
そのときのカメラセンサ観測値のID尤度=追跡尤度×前回のアソシエーション値+(1−追跡尤度)×一様分布
....(式1)
前記移動体の識別情報と位置情報を観測値として所定時間間隔毎に出力する第1の観測手段と、
前記移動体の位置情報を観測値として、前記第1の観測手段の間隔とは異なる時間間隔で出力する第2の観測手段と、
前記第1の観測手段と前記第2の観測手段のそれぞれの前記時間間隔のうちの前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻における、前記第1の観測手段の前記観測値の位置情報と前記第2の観測手段の前記観測値の位置情報の相対距離の合計、及び、前記第1観測手段の前記観測値が得られた時刻での、前記第2観測手段の前記観測値への識別情報の割り当てに基づいて、前記第1観測手段の観測値が得られない時刻における、前記第2観測手段の前記観測値に対する識別情報の割り当ての考えうる組み合わせの中で、前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻から次の前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻までの前記第2の観測手段の観測値の移動量の合計が最小になるように、前記第2の観測手段の観測値に対して前記第1の観測手段から得られた識別情報を割り当てる識別情報割り当て手段と、
前記第1の観測手段の観測値、及び、前記識別情報割り当て手段によって割り当てられた前記識別情報を含む前記第2の観測手段の観測値に基づいて、前記移動体の位置を推定する位置推定手段を、
有する移動体位置推定装置を提供する。
前記移動体の識別情報と位置情報を観測値として所定時間間隔毎に第1の観測手段により出力し、
前記移動体の位置情報を観測値として、前記第1の観測手段の間隔とは異なる時間間隔で第2の観測手段により出力し、
前記第1の観測手段と前記第2の観測手段のそれぞれの前記時間間隔のうちの前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻における、前記第1の観測手段の前記観測値の位置情報と前記第2の観測手段の前記観測値の位置情報の相対距離の合計、及び、前記第1観測手段の前記観測値が得られた時刻での、前記第2観測手段の前記観測値への識別情報の割り当てに基づいて、前記第1観測手段の観測値が得られない時刻における、前記第2観測手段の前記観測値に対する識別情報の割り当ての考えうる組み合わせの中で、前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻から次の前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻までの前記第2の観測手段の観測値の移動量の合計が最小になるように、前記第2の観測手段の観測値に対して前記第1の観測手段から得られた識別情報を識別情報割り当て手段により割り当て、
前記第1の観測手段の観測値、及び、前記識別情報割り当て手段によって割り当てられた前記識別情報を含む前記第2の観測手段の観測値に基づいて、前記移動体の位置を位置推定手段により推定する、
移動体位置推定方法を提供する。
前記移動体の識別情報と位置情報を観測値として所定時間間隔毎に出力する第1の観測手段と、前記移動体の位置情報を観測値として、前記第1の観測手段の間隔とは異なる時間間隔で出力する第2の観測手段とのそれぞれの前記時間間隔のうちの前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻における、前記第1の観測手段の前記観測値の位置情報と前記第2の観測手段の前記観測値の位置情報の相対距離の合計、及び、前記第1観測手段の前記観測値が得られた時刻での、前記第2観測手段の前記観測値への識別情報の割り当てに基づいて、前記第1観測手段の観測値が得られない時刻における、前記第2観測手段の前記観測値に対する識別情報の割り当ての考えうる組み合わせの中で、前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻から次の前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻までの前記第2の観測手段の観測値の移動量の合計が最小になるように、前記第2の観測手段の観測値に対して前記第1の観測手段から得られた識別情報を割り当てる識別情報割り当て手段と、
前記第1の観測手段の観測値、及び、前記識別情報割り当て手段によって割り当てられた前記識別情報を含む前記第2の観測手段の観測値に基づいて、前記移動体の位置を推定する位置推定手段と
の機能をコンピュータに実現させるための移動体位置推定プログラムを提供する。
前記移動体の識別情報と位置情報を観測値として所定時間間隔毎に出力する第1の観測手段と、
前記移動体の位置情報を観測値として、前記第1の観測手段の間隔とは異なる時間間隔で出力する第2の観測手段と、
前記第1の観測手段と前記第2の観測手段のそれぞれの前記時間間隔のうちの前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻おける、前記第1の観測手段の前記観測値の位置情報と前記第2の観測手段の前記観測値の位置情報の相対距離の合計、及び、前記第1観測手段の前記観測値が得られた時刻での、前記第2観測手段の前記観測値への識別情報の割り当てに基づいて、前記第1観測手段の観測値が得られない時刻における、前記第2観測手段の前記観測値に対する識別情報の割り当ての考えうる組み合わせの中で、前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻から次の前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻までの前記第2の観測手段の観測値の移動量の合計が最小になるように、前記第2の観測手段の観測値に対して前記第1の観測手段から得られた識別情報を割り当てる識別情報割り当て手段と、
前記第1の観測手段の観測値、及び、前記識別情報割り当て手段によって割り当てられた前記識別情報を含む前記第2の観測手段の観測値に基づいて、前記移動体の位置を推定する位置推定手段を、
有する移動体位置推定装置を提供する。
前記第2観測手段は、画像を撮像して前記移動体の位置情報を観測値として出力するカメラ、又は、前記移動体にミリ波を発信して反射したミリ波を受信して前記移動体の位置情報を観測値として出力するミリ波送受信器、又は、前記観測空間の床面に複数配置して前記移動体の位置情報を観測値として出力する圧力センサである、第1の態様に記載の移動体位置推定装置を提供する。
前記移動体の識別情報と位置情報を観測値として所定時間間隔毎に第1の観測手段により出力し、
前記移動体の位置情報を観測値として、前記第1の観測手段の間隔とは異なる時間間隔で第2の観測手段により出力し、
前記第1の観測手段と前記第2の観測手段のそれぞれの前記時間間隔のうちの前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻における、前記第1の観測手段の前記観測値の位置情報と前記第2の観測手段の前記観測値の位置情報の相対距離の合計、及び、前記第1観測手段の前記観測値が得られた時刻での、前記第2観測手段の前記観測値への識別情報の割り当てに基づいて、前記第1観測手段の観測値が得られない時刻における、前記第2観測手段の前記観測値に対する識別情報の割り当ての考えうる組み合わせの中で、前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻から次の前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻までの前記第2の観測手段の観測値の移動量の合計が最小になるように、前記第2の観測手段の観測値に対して前記第1の観測手段から得られた識別情報を識別情報割り当て手段により割り当て、
前記第1の観測手段の観測値、及び、前記識別情報割り当て手段によって割り当てられた前記識別情報を含む前記第2の観測手段の観測値に基づいて、前記移動体の位置を位置推定手段により推定する、
移動体位置推定方法を提供する。
前記第1の時刻において、前記第1の観測値の位置と、前記第2の観測値の位置の距離の合計が最も短い組み合わせを前記識別情報割り当て手段で求め、
前記第1の時刻における組み合わせに基づいて、前記第1の観測値の識別情報を前記第2の観測値の識別情報として前記識別情報割り当て手段で割り当て、
さらに、前記第2の時刻において、前記第1の観測値の位置と、前記第2の観測値の位置の距離の合計が最も短い組み合わせを前記識別情報割り当て手段で求め、
前記第2の時刻における組み合わせにおいて前記第1の観測値の識別情報を前記第2の観測値の識別情報として前記識別情報割り当て手段で割り当て、
前記識別情報割り当て手段において、前記第1の時刻における前記第2の観測値への識別情報の割り当て状態を開始ノードとし、また、前記第2の時刻における前記第2の観測値への識別情報の割り当て状態を目標ノードとし、前記第1の時刻と前記第2の時刻の間の前記第2の観測値への識別情報の割り当ての組み合わせを、前記開始ノードと前記目標ノードの間に位置するノードとすることにより得られる探索グラフにおいて、前記ノード間の遷移コストを前記第2の観測値の移動量の合計と置くことで、前記探索グラフの前記開始ノードから前記目標ノードに至る最小コスト経路を求めることにより、前記第1の時刻から前記第2の時刻までの前記第2の観測値に前記第1の観測値の識別情報を前記識別情報割り当て手段で割り当てる、
第7の態様に記載の移動体位置推定方法を提供する。
前記移動体の識別情報と位置情報を観測値として所定時間間隔毎に出力する第1の観測手段と、前記移動体の位置情報を観測値として、前記第1の観測手段の間隔とは異なる時間間隔で出力する第2の観測手段とのそれぞれの前記時間間隔のうちの前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻における、前記第1の観測手段の前記観測値の位置情報と前記第2の観測手段の前記観測値の位置情報の相対距離の合計、及び、前記第1観測手段の前記観測値が得られた時刻での、前記第2観測手段の前記観測値への識別情報の割り当てに基づいて、前記第1観測手段の観測値が得られない時刻における、前記第2観測手段の前記観測値に対する識別情報の割り当ての考えうる組み合わせの中で、前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻から次の前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻までの前記第2の観測手段の観測値の移動量の合計が最小になるように、前記第2の観測手段の観測値に対して前記第1の観測手段から得られた識別情報を割り当てる識別情報割り当て手段と、
前記第1の観測手段の観測値、及び、前記識別情報割り当て手段によって割り当てられた前記識別情報を含む前記第2の観測手段の観測値に基づいて、前記移動体の位置を推定する位置推定手段と
の機能をコンピュータに実現させるための移動体位置推定プログラムを提供する。
前記第1の時刻において、前記第1の観測値の位置と、前記第2の観測値の位置の距離の合計が最も短い組み合わせを前記識別情報割り当て手段で求める機能と、
前記第1の時刻における組み合わせに基づいて、前記第1の観測値の識別情報を前記第2の観測値の識別情報として前記識別情報割り当て手段で割り当てる機能と、
さらに、前記第2の時刻において、前記第1の観測値の位置と、前記第2の観測値の位置の距離の合計が最も短い組み合わせを前記識別情報割り当て手段で求める機能と、
前記第2の時刻における組み合わせにおいて前記第1の観測値の識別情報を前記第2の観測値の識別情報として前記識別情報割り当て手段で割り当てる機能と、
前記第1の時刻における前記第2の観測値への識別情報の割り当て状態を開始ノードとし、また、前記第2の時刻における前記第2の観測値への識別情報の割り当て状態を目標ノードとし、前記第1の時刻と前記第2の時刻の間の前記第2の観測値への識別情報の割り当ての組み合わせを、前記開始ノードと前記目標ノードの間に位置するノードとすることにより得られる探索グラフにおいて、前記ノード間の遷移コストを前記第2の観測値の移動量の合計と置くことで、前記探索グラフの前記開始ノードから前記目標ノードに至る最小コスト経路を求めることにより、前記第1の時刻から前記第2の時刻までの前記第2の観測値に前記第1の観測値の識別情報を前記識別情報割り当て手段で割り当てる機能と、
をコンピュータに実現させるための、第11の態様に記載の移動体位置推定プログラムを提供する。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる移動体位置推定装置の構成を示すブロック図である。移動体位置推定装置は、第1観測手段101と、第2観測手段102と、識別情報割り当て手段103と、位置推定手段104とを備えて構成している。
f(n)=g(n)+h(n)
と表すことができる。g(n)は開始ノードからnまでの最小コスト、h(n)はnから目標ノードまでの最小コストである。ノードnを通る経路でコストが最小の経路は未知であり、g(n),h(n),f(n)も未知である。よって、f(n)の推定値f*(n)を考える。
ここで、g*(n)は開始ノードからnまでの最小コストの推定値であり、h*(n)はnから目標ノードまでの最小コストの推定値である。g*(n)については、開始ノードから探索を順次進めることにより、エッジに割り当てられたコストの積算から推定できるが、h*(n)については、探索の途中で求めることはできない。従って、h*(n)に対して適当な推定値を与え、ノードnを経由する経路の推定コストf*(n)を評価し、より小さいf*(n)を与える経路を辿ることにより、最小コスト経路を探索するのがA*アルゴリズムである。
h*(n)≦h(n)
を満たすとき、A*アルゴリズムにより求められた開始ノードから目標ノードに至る経路が、最小コスト経路であることが保証される。逆に言うと、この式を満たすh*(n)が設定できれば、その問題はA*アルゴリズムで解くことができる。
h*(n)≦h(n)
が成り立つ。従って、ID割り当て処理部205により、第1実施形態のID割り当て問題をA*アルゴリズムで解くことができる。
図20は、本発明の第2実施形態における人位置トラッキング装置90Aの構成を示すブロック図である。本発明の第2実施形態は、人認識カメラ観測値の個数が、隠蔽又は誤認識などにより無線タグ観測値の個数と一致しない場合にも人認識カメラ観測値へのID割り当て処理を行うよう構成したものである。本発明の第2実施形態は、本発明の第1実施形態のID割り当て処理部205を、内部構成が異なるID割り当て処理部210に置き換えたものであり、その他の構成部については、本発明の第1実施形態と同じである。第1実施形態の記述において説明済みの構成部分の説明は省略する。
90,90A 人位置トラッキング装置
91 観測空間
91f 床面
101 第1観測手段
102 第2観測手段
103 識別情報割り当て手段
104 位置推定手段
201 無線タグ観測部
202 人認識カメラ
203 観測値取得部
204 観測値バッファ
205 ID割り当て処理部
206 人位置推定部
207 人位置推定部記録部
208 人位置表示部
210 ID割り当て処理部
210A ID割り当て制御部
210B 観測値移動可能性判定部
210C 仮想観測値生成部
300 部屋
301 無線タグ
302 無線タグ
303 無線タグ
401 観測値バッファに記録される観測値の例
402 観測値バッファに記録された観測値にID割り当て処理が行われた例
601 人位置表示部の人の移動軌跡の表示例
602 人位置表示部の人の移動軌跡の表示例
603 人位置表示部の人の移動軌跡の表示例
604 人位置表示部に表示される人の頭頂方向からの被写映像
605 人位置表示部に表示される人の頭頂方向からの被写映像
606 人位置表示部に表示される人の頭頂方向からの被写映像
901 人認識カメラ観測値の例
902 人認識カメラ観測値の例
903 人認識カメラ観測値の例
904 人認識カメラ観測値の例
905 人認識カメラ観測値の例
906 人認識カメラ観測値の例
1701 従来技術での課題を説明するための対象物の移動経路の例
1701A 従来技術での課題を説明するための対象物が接近する領域
1702,1703 移動経路
2301 各観測値が観測時間間隔Δtの間に、人(移動体)が移動可能な範囲の境界
2401 観測値の移動可能性の判定結果
2402 仮想観測値に対する移動可能性の判定結果
Claims (12)
- 観測空間に存在する複数の移動体を観測して、移動体毎に逐次得られる前記移動体の識別情報及び前記移動体の位置情報を含む観測値を入力として、観測対象である前記複数の移動体の識別情報、及び、位置情報を推定する移動体位置推定装置であって、
前記移動体の識別情報と位置情報を観測値として所定時間間隔毎に出力する第1の観測手段と、
前記移動体の位置情報を観測値として、前記第1の観測手段の間隔とは異なる時間間隔で出力する第2の観測手段と、
前記第1の観測手段と前記第2の観測手段のそれぞれの前記時間間隔のうちの前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻における、前記第1の観測手段の前記観測値の位置情報と前記第2の観測手段の前記観測値の位置情報の相対距離の合計、及び、前記第1観測手段の前記観測値が得られた時刻での、前記第2観測手段の前記観測値への識別情報の割り当てに基づいて、前記第1観測手段の観測値が得られない時刻における、前記第2観測手段の前記観測値に対する識別情報の割り当ての考えうる組み合わせの中で、前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻から次の前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻までの前記第2の観測手段の観測値の移動量の合計が最小になるように、前記第2の観測手段の観測値に対して前記第1の観測手段から得られた識別情報を割り当てる識別情報割り当て手段と、
前記第1の観測手段の観測値、及び、前記識別情報割り当て手段によって割り当てられた前記識別情報を含む前記第2の観測手段の観測値に基づいて、前記移動体の位置を推定する位置推定手段を、
有する移動体位置推定装置。 - 前記第1観測手段は、前記移動体の識別情報を含みかつ前記移動体が有する無線タグから発信される電波を受信して前記移動体の識別情報と位置情報を観測値として出力する無線タグ観測部、又は、前記移動体に超音波を発信して反射した超音波を受信して前記移動体の識別情報と位置情報を観測値として出力する超音波センサであり、
前記第2観測手段は、画像を撮像して前記移動体の位置情報を観測値として出力するカメラ、又は、前記移動体にミリ波を発信して反射したミリ波を受信して前記移動体の位置情報を観測値として出力するミリ波送受信器、又は、前記観測空間の床面に複数配置して前記移動体の位置情報を観測値として出力する圧力センサである、請求項1に記載の移動体位置推定装置。 - 前記識別情報割り当て手段において、前記観測間隔の時間内に前記移動体が移動可能な移動可能範囲外にある前記第2観測手段の観測値を削除して、前記観測間隔の時間内に前記移動体が移動可能な移動可能範囲内にある前記第2観測手段の観測値を基に、識別情報割り当て処理を行うときに対する前回の前記第2観測手段の観測値の位置から移動不可能な、前記識別情報割り当てを行うときの観測値を特定し、又は、前記識別情報割り当てを行うときの前記第2観測手段の観測値の位置へ移動可能なものが1つもない、前記識別情報割り当てを行うときに対する前回の観測値を特定し、特定された前記第2の観測手段の観測値に対して前記第1の観測手段から得られた識別情報を割り当てる、請求項1又は2に記載の移動体位置推定装置。
- 前記識別情報割り当て手段は、前記識別情報割り当てを行うときの前記第2観測手段の観測値の位置へ移動可能なものが1つもないと特定された、前記識別情報割り当てを行うときに対する前回の観測値に対して、前記当該観測値の移動履歴に基づいて、前記識別情報割り当てを行うときの移動先位置を予測し、前記予測位置に仮想的な観測値を生成する仮想観測値生成部を備える、請求項3に記載の移動体位置推定装置。
- 前記識別情報割り当て手段において、前記観測対象の前記移動体の前記移動可能範囲を、当該移動体の移動能力の計測結果に基づく最大の移動速度と、前記観測間隔の積を半径とする円の範囲と設定する請求項3又は4に記載の移動体位置推定装置。
- 前記識別情報割り当て手段において、前記観測対象の前記移動体の前記移動可能範囲を、前記第2の観測手段の観測値の移動履歴の、前記識別情報割り当てを行うときに対する前回の観測値の位置と、前記識別情報割り当てを行うときに対する前々回の観測値の位置から算出される移動速度と移動方向とが維持されると仮定して得られる移動先位置を中心とした所定の半径を持つ円と定める、請求項3又は4に記載の移動体位置推定装置。
- 観測空間に存在する複数の移動体を観測して、移動体毎に逐次得られる前記移動体の識別情報及び前記移動体の位置情報を含む観測値を入力として、観測対象である前記複数の移動体の識別情報、及び、位置情報を推定する移動体位置推定方法であって、
前記移動体の識別情報と位置情報を観測値として所定時間間隔毎に第1の観測手段により出力し、
前記移動体の位置情報を観測値として、前記第1の観測手段の間隔とは異なる時間間隔で第2の観測手段により出力し、
前記第1の観測手段と前記第2の観測手段のそれぞれの前記時間間隔のうちの前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻における、前記第1の観測手段の前記観測値の位置情報と前記第2の観測手段の前記観測値の位置情報の相対距離の合計、及び、前記第1観測手段の前記観測値が得られた時刻での、前記第2観測手段の前記観測値への識別情報の割り当てに基づいて、前記第1観測手段の観測値が得られない時刻における、前記第2観測手段の前記観測値に対する識別情報の割り当ての考えうる組み合わせの中で、前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻から次の前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻までの前記第2の観測手段の観測値の移動量の合計が最小になるように、前記第2の観測手段の観測値に対して前記第1の観測手段から得られた識別情報を識別情報割り当て手段により割り当て、
前記第1の観測手段の観測値、及び、前記識別情報割り当て手段によって割り当てられた前記識別情報を含む前記第2の観測手段の観測値に基づいて、前記移動体の位置を位置推定手段により推定する、
移動体位置推定方法。 - 前記移動体の識別情報と位置情報を含みかつ前記第1の観測手段から出力された第1の観測値と、前記移動体の位置情報を含みかつ前記第2の観測手段から出力された第2の観測値とが同時に得られた第1の時刻から、次に、前記第1の観測値と前記第2の観測値が同時に得られた第2の時刻の間に得られた第2の観測値に対して、
前記第1の時刻において、前記第1の観測値の位置と、前記第2の観測値の位置の距離の合計が最も短い組み合わせを前記識別情報割り当て手段で求め、
前記第1の時刻における組み合わせに基づいて、前記第1の観測値の識別情報を前記第2の観測値の識別情報として前記識別情報割り当て手段で割り当て、
さらに、前記第2の時刻において、前記第1の観測値の位置と、前記第2の観測値の位置の距離の合計が最も短い組み合わせを前記識別情報割り当て手段で求め、
前記第2の時刻における組み合わせにおいて前記第1の観測値の識別情報を前記第2の観測値の識別情報として前記識別情報割り当て手段で割り当て、
前記識別情報割り当て手段において、前記第1の時刻における前記第2の観測値への識別情報の割り当て状態を開始ノードとし、また、前記第2の時刻における前記第2の観測値への識別情報の割り当て状態を目標ノードとし、前記第1の時刻と前記第2の時刻の間の前記第2の観測値への識別情報の割り当ての組み合わせを、前記開始ノードと前記目標ノードの間に位置するノードとすることにより得られる探索グラフにおいて、前記ノード間の遷移コストを前記第2の観測値の移動量の合計と置くことで、前記探索グラフの前記開始ノードから前記目標ノードに至る最小コスト経路を求めることにより、前記第1の時刻から前記第2の時刻までの前記第2の観測値に前記第1の観測値の識別情報を前記識別情報割り当て手段で割り当てる、
請求項7に記載の移動体位置推定方法。 - 前記探索グラフ上の探索処理において、前記識別情報割り当て手段により、ある観測時刻における識別情報の割り当て状態に相当するノードから、次の観測時刻への割り当て状態の仮説に相当するノードを生成する場合に、前記観測対象の前記移動体の移動可能範囲を考慮し、前記観測間隔の時間内に移動可能な前記第2観測手段の観測値の対応関係を判定し、探索処理を行うときに対する前回の前記第2観測手段の観測値の位置から移動不可能な、前記探索処理を行うときの観測値を特定することで、前記探索処理を行うときに対する前回の観測値の位置から移動不可能な観測値を含んだ割り当ての仮説ノードを生成しない、請求項8に記載の移動体位置推定方法。
- 前記探索グラフ上の探索処理において、前記識別情報割り当て手段により、ある観測時刻における識別情報の割り当て状態に相当するノードから、次の観測時刻への割り当て状態の仮説に相当するノードを生成する場合に、前記観測対象の前記移動体の移動可能範囲を考慮し、探索処理を行うときの観測値の位置へ移動可能なものが1つもないと特定された、前記探索処理を行うときに対する前回の観測値に対して、前記当該観測値の移動履歴に基づいて前記探索処理を行うときの移動先位置を予測し、前記予測位置に仮想的な観測値を生成し、前記仮想的な観測値に前記当該の観測値が移動したとする仮説ノードを生成する、請求項8又は9に記載の移動体位置推定方法。
- 観測空間に存在する複数の移動体を観測して、移動体毎に逐次得られる前記移動体の識別情報及び前記移動体の位置情報を含む観測値を入力として、観測対象である前記複数の移動体の識別情報、及び、位置情報を推定する移動体位置推定プログラムであって、
前記移動体の識別情報と位置情報を観測値として所定時間間隔毎に出力する第1の観測手段と、前記移動体の位置情報を観測値として、前記第1の観測手段の間隔とは異なる時間間隔で出力する第2の観測手段とのそれぞれの前記時間間隔のうちの前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻における、前記第1の観測手段の前記観測値の位置情報と前記第2の観測手段の前記観測値の位置情報の相対距離の合計、及び、前記第1観測手段の前記観測値が得られた時刻での、前記第2観測手段の前記観測値への識別情報の割り当てに基づいて、前記第1観測手段の観測値が得られない時刻における、前記第2観測手段の前記観測値に対する識別情報の割り当ての考えうる組み合わせの中で、前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻から次の前記第1の観測手段の前記観測値が得られた時刻までの前記第2の観測手段の観測値の移動量の合計が最小になるように、前記第2の観測手段の観測値に対して前記第1の観測手段から得られた識別情報を割り当てる識別情報割り当て手段と、
前記第1の観測手段の観測値、及び、前記識別情報割り当て手段によって割り当てられた前記識別情報を含む前記第2の観測手段の観測値に基づいて、前記移動体の位置を推定する位置推定手段と
の機能をコンピュータに実現させるための移動体位置推定プログラム。 - 前記移動体の識別情報と位置情報を含みかつ前記第1の観測手段から出力された第1の観測値と、前記移動体の位置情報を含みかつ前記第2の観測手段から出力された第2の観測値とが同時に得られた第1の時刻から、次に、前記第1の観測値と前記第2の観測値とが同時に得られた第2の時刻の間に得られた第2の観測値に対して、
前記第1の時刻において、前記第1の観測値の位置と、前記第2の観測値の位置の距離の合計が最も短い組み合わせを前記識別情報割り当て手段で求める機能と、
前記第1の時刻における組み合わせに基づいて、前記第1の観測値の識別情報を前記第2の観測値の識別情報として前記識別情報割り当て手段で割り当てる機能と、
さらに、前記第2の時刻において、前記第1の観測値の位置と、前記第2の観測値の位置の距離の合計が最も短い組み合わせを前記識別情報割り当て手段で求める機能と、
前記第2の時刻における組み合わせにおいて前記第1の観測値の識別情報を前記第2の観測値の識別情報として前記識別情報割り当て手段で割り当てる機能と、
前記第1の時刻における前記第2の観測値への識別情報の割り当て状態を開始ノードとし、また、前記第2の時刻における前記第2の観測値への識別情報の割り当て状態を目標ノードとし、前記第1の時刻と前記第2の時刻の間の前記第2の観測値への識別情報の割り当ての組み合わせを、前記開始ノードと前記目標ノードの間に位置するノードとすることにより得られる探索グラフにおいて、前記ノード間の遷移コストを前記第2の観測値の移動量の合計と置くことで、前記探索グラフの前記開始ノードから前記目標ノードに至る最小コスト経路を求めることにより、前記第1の時刻から前記第2の時刻までの前記第2の観測値に前記第1の観測値の識別情報を前記識別情報割り当て手段で割り当てる機能と、
をコンピュータに実現させるための、請求項11に記載の移動体位置推定プログラム。
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