JP5905343B2 - スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチに関する。
従来の技術として、車両のウインドガラスを開閉するための車両用パワーウインドウスイッチが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この車両用パワーウインドウスイッチは、ドアのアームレストに配置され、ノブを操作することでウインドガラスを開閉することができる。
特開平5−166435号公報
しかし、従来の車両用パワーウインドウスイッチは、ノブに装飾を加える場合、ノブそのものを交換する方法、印刷でノブに装飾を施す方法等が考えられるが、いずれもユーザが容易に行えるものではない。
従って、本発明の目的は、加飾部材を取り付けることで操作部の装飾を換えることが容易になると共に、操作によって加飾部材が操作部から外れるのを防止することができるスイッチを提供することにある。
本発明の一態様は、回転軸と交差する方向に位置する前面部を引き上げる操作方向である第1の操作方向、及び第1の操作方向とは反対の操作方向である第2の操作方向に操作可能であり、前面部、上部及び側面部を切り欠いて形成された前面、上面及び側面を有する被収納部を有する操作部と、被収納部を収納する収納部を有する被覆部材と、を備え、被収納部の上面と前面とにより形成される第1の角度が鋭角であり、被収納部の前面と対向する収納部の第1の面と上面に対向する第2の面とにより形成される第2の角度が第1の角度と実質的に一致し、収納部が被収納部を収納するように被覆部材が操作部に取り付けられて被収納部の前面と対向する収納部の第1の面とが接触し、この前面と第1の面との接触により、第1の操作方向への操作による被覆部材の上部側の端部を回転中心とする回転を規制するスイッチを提供する。
本発明によれば、加飾部材を取り付けることで操作部の装飾を換えることが容易になると共に、操作によって加飾部材が操作部から外れるのを防止することができる。
図1(a)は、実施の形態に係る複数のスイッチを備えたスイッチ装置が搭載された車両の右ドアのアームレストの概略図であり、(b)は、スイッチ装置の概略図である。 図2(a)は、実施の形態に係るスイッチの操作部の左側面図であり、(b)は、加飾部材の斜視図であり、(c)は、加飾部材の右側面図であり、(d)は、加飾部材を取り付けた操作部の左側面図である。 図3(a)は、実施の形態に係る加飾部材の側面部方向からの取り付けを説明するための概略図であり、(b)は、加飾部材の前面部方向からの取り付けを説明するための概略図であり、(c)は、右前スイッチを引き上げた状態を示す概略図である。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係るスイッチは、回転軸と交差する方向に位置する前面部を引き上げる操作方向である第1の操作方向、及び第1の操作方向とは反対の操作方向である第2の操作方向に操作可能であり、前面部、上部及び側面部を切り欠いて形成された前面、上面及び側面を有する被収納部を有する操作部と、被収納部を収納する収納部を有する被覆部材と、を備え、収納部が被収納部を収納するように被覆部材が操作部に取り付けられて被収納部の前面と対向する収納部の第1の面とが接触し、この前面と第1の面との接触により、第1の操作方向への操作による被覆部材の上部側の端部を回転中心とする回転を規制する。
[実施の形態]
(スイッチ装置1の構成)
図1(a)は、実施の形態に係る複数のスイッチを備えたスイッチ装置が搭載された車両の右ドアのアームレストの概略図であり、(b)は、スイッチ装置の概略図である。図2(a)は、実施の形態に係るスイッチの操作部の左側面図であり、(b)は、加飾部材の斜視図であり、(c)は、加飾部材の右側面図であり、(d)は、加飾部材を取り付けた操作部の左側面図である。図3(a)は、実施の形態に係る加飾部材の側面部方向からの取り付けを説明するための概略図であり、(b)は、加飾部材の前面部方向からの取り付けを説明するための概略図であり、(c)は、右前スイッチを引き上げた状態を示す概略図である。図3(a)及び(b)に示す矢印は、加飾部材の取付方向を示すものである。なお、実施の形態に係る各図において、部品と部品との比率は、実際の比率とは異なる場合がある。
本実施の形態に係るスイッチ装置1は、一例として、車両のウインドウの開閉を指示することができる複数のスイッチを備えている。このスイッチ装置1は、図1(a)に示すように、車両の右ドア60のアームレスト61に配置されている。なお、以下に示す上下は、車両の上下を基準とし、左右は、車両に乗る乗員から見た左右を基準としている。また前とは、車両の前方を基準とし、後は、車両の後方を基準としている。
このスイッチ装置1は、図1(a)及び(b)に示すように、右前スイッチ2aと、左前スイッチ2bと、右後スイッチ2cと、左後スイッチ2dと、を備えて概略構成されている。図1(b)は、スイッチ装置1の上部に設けられたベゼル5と、左前スイッチ2bの操作部20と、を取り外した状態を図示している。
右前スイッチ2aは、図1(a)に示すように、左前スイッチ2bと並んで配置されている。また右後スイッチ2cは、右前スイッチ2aの後方に配置され、その左隣りには、左後スイッチ2dが配置されている。
右前スイッチ2aは、車両の右側前方のウインドウの開閉を指示することができるスイッチである。左前スイッチ2bは、車両の左側前方のウインドウの開閉を指示することができるスイッチである。右後スイッチ2cは、車両の右側後方のウインドウの開閉を指示することができるスイッチである。左後スイッチ2dは、車両の左側後方のウインドウの開閉を指示することができるスイッチである。
ここで、図1(b)に示すように、右側に配置されるスイッチは、左側に配置されるスイッチとは、加飾部材26が露出する側面が異なっている。しかし、右側に配置される加飾部材26と、左側に配置される加飾部材26とは、後述する収納部が露出する位置等が左右逆になっているものの構成は同様である。従って、以下では、主に、右前スイッチ2aを例にして構成等を説明する。また、以下では、右前スイッチ2a、左前スイッチ2b、右後スイッチ2c及び左後スイッチ2dを総称する場合は、スイッチと記載するものとする。
右前スイッチ2aは、図1(b)及び図2(a)に示すように、回転軸24bと交差する方向に位置する前面部21を引き上げる操作方向である第1の操作方向(矢印A方向)、及び第1の操作方向とは反対の操作方向である第2の操作方向(矢印B方向)に操作可能であり、前面部21、上部25a及び側面部(左側面部23b)を切り欠いて形成された前面201、上面202及び側面203を有する被収納部200を有する操作部20と、被収納部200を収納する収納部26aを有する被覆部材としての加飾部材26と、を備えて概略構成されている。
また右前スイッチ2aは、図2(a)〜(d)に示すように、収納部26aが被収納部200を収納するように加飾部材26が操作部20に取り付けられて被収納部200の前面201と対向する収納部26aの第1の面26bとが接触し、この前面201と第1の面26bとの接触により、第1の操作方向への操作による加飾部材26の上部側の端部263を回転中心268とする回転を規制するように構成されている。
スイッチ装置1は、図1(b)に示すように、箱形状を有する筐体10の設置面12に、右前スイッチ2a、左前スイッチ2b、右後スイッチ2c及び左後スイッチ2dのそれぞれのスイッチ部3が設置されている。
(操作部20の構成)
操作部20は、下部25bが開放された箱形状を有している。操作部20は、一例として、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)等の合成樹脂材料を用いて形成されている。なお操作部20は、下部25bに形成された図示しない開口にスイッチ部3が挿入される。
前面部21は、操作者の指の腹の形に応じた曲線形状を有している。同様に、前面部21を切り欠いて形成した前面201は、操作者の指の腹の形に応じた曲線形状を有している。つまり前面部21の表面の形状に合わせて加飾部材26の厚み分切り欠いて形成される面が前面201である。
前面部21の反対側の後面部22は、図2(a)に示すように、丸みを帯びた形状となっている。この後面部22は、ベゼル5によって上部が覆われるので、ユーザからは見え難くなっている。
操作者が、前面部21、及び加飾部材26の前面部262に指を接触させて、操作部20を上方向に引き上げる操作、つまり矢印A方向への操作を行うことで、操作部20は、回転軸24bを中心として矢印A方向に回転するように構成されている。また、操作部20は、押し下げる操作が行われることにより、回転軸24bを中心として矢印B方向に回転するように構成されている。
図2(a)及び(c)に示すように、被収納部200の上面202と前面201とにより形成される第1の角度θが鋭角であり、収納部26aの第1の面26bと上面202に対向する第2の面26cとにより形成される第2の角度θは、第1の角度θと実質的に一致する。つまり、被収納部200は、矢印A方向への操作によって加飾部材26が外れないように構成されている。
この被収納部200は、加飾部材26の厚みに応じて操作部20を切り欠いて形成されている。すなわち、操作部20に加飾部材26が取り付けられた場合、操作部20の前面部21と加飾部材26の前面部262との表面が滑らかに繋がっている。また操作部20の上部25aの表面と加飾部材26の上部260の表面とが滑らかに繋がっている。さらに操作部20の左側面部23bの表面と加飾部材26の左側面部266の表面とが滑らかに繋がっている。
また被収納部200は、前面201及び側面203の少なくとも1つに開口203aが形成されている。この開口203aは、後述する加飾部材26の爪26eが挿入されて開口203aはまり込んで引っかかることにより、操作部20から加飾部材26が外れ難くなるように構成されている。つまり、爪26eは、開口203aの奥行よりも長く構成され、爪26eが開口203aに挿入され、爪26eの先端が開口203aから突出することにより、先端が開口203aの端部に引っかかる形状となっている。この開口203aは、図2(a)の側面視において、横に細長い形状を有している。
ここで、例えば、図3(a)に示すように、加飾部材26が操作部20の側面部方向から取り付けられる場合、開口203aは、側面203に形成されることが好ましい。
また変形例として、例えば、図2(b)に示すように、加飾部材26が操作部20の側面部方向から取り付けられる場合、開口203aは、前面201に形成されることが好ましい。
つまり、開口203aは、加飾部材26の取り付けが容易になることから取付方向に位置する面に形成されることが好ましい。
操作部20の右側面部23a及び左側面部23bには、取付部24aがそれぞれに設けられている。この取付部24aは、半円形状を有し、その中央には軸が挿入可能な開口が形成されている。操作部20は、取付部24aに挿入された軸を回転軸として回転する。この取付部24aは、後述するスイッチ部3の取付部31に取り付けられる。
被収納部200の上面202には、図3(a)及び(b)に示すように、開口202aが形成されている。この開口202aは、後述する拡散部材33から出射する光を通過させて加飾部材26を第2の面26c側から照明するために設けられている。つまり当該光は、第2の面26cから加飾部材26の内部を伝播して上部260から出射する。従って加飾部材26は、当該光によって照明される。また加飾部材26は、例えば、上部260に形成されたマーク等の画像を、光が透過する部材で形成し、当該光を透過させる構成であっても良い。
(加飾部材26の構成)
加飾部材26は、一つの頂点を形成する三つの面(上部260、前面部262及び下面265の表面)が開放されて収納部26aが形成されている。この収納部26aは、操作部20の被収納部200の形状に応じて形成されている。加飾部材26は、一例として、アクリル等の合成樹脂材料を用いて形成されている。
加飾部材26は、操作部20の前面部21、又は操作部20の側面部から取り付けられるように構成されている。また加飾部材26は、操作部20の開口203aに応じた内壁に爪26eを備えている。この爪26eは、内壁から突出するように形成され、開口203aに挿入されて開口203aと一体となり、操作部20から加飾部材26が外れ難くなるように構成されている。
加飾部材26が、例えば、図3(a)に示すように、操作部20の左側面部23bから取り付けられる場合、開口203aが側面203に形成されているので、爪26eは、側面203に対向する収納部26aの内壁である第3の面26dに形成される。
また、加飾部材26が、例えば、図3(b)に示すように、操作部20の前面部21から取り付けられる場合、開口203aが前面201に形成されているので、爪26eは、前面201に対向する収納部26aの内壁である第1の面26bに形成される。なお、開口203aが複数形成される場合は、開口203aに応じて爪26eが複数形成される。
加飾部材26が操作部20に取り付けられている場合、第1の面26bと前面201とが接触している。従って、上述のように、第1の角度θと第2の角度θとが鋭角であり、かつ第1の面26bと前面201とが接触しているので、矢印A方向の操作に伴う加飾部材26の操作部20からの外れが防止される。
具体的には、加飾部材26が、操作部20に取り付けられている場合、前面部262の反対側に位置する端部263は、例えば、操作部20の端面250と接触している。従って、操作部20が矢印A方向に操作された際、加飾部材26は、図2(d)に示すように、端部263と端面250との角近傍が回転中心268となって操作部20に対して回転しようとする。しかし、第1の角度θと第2の角度θとが鋭角であり、第1の面26bと前面201とが接触していると共に爪26eが開口203aに挿入されているので、矢印A方向の操作に伴う回転が規制され、加飾部材26が操作部20から外れるのを防止する。
上記に示したように、スイッチは、図3(c)に示すように、矢印A方向に引き上げた状態で加飾部材26が交換できないように構成されている。
(スイッチ部3の構成)
スイッチ部3は、図1(b)に示すように、立方体形状を有する筐体30を有する。この筐体30の設置面30aには、2つの取付部31と、ストッパ32と、拡散部材33と、開スイッチ34と、閉スイッチ35と、が配置されている。
取付部31には、操作部20の取付部24aが取り付けられる。操作部20は、スイッチ部3に対して上下方向、すなわち矢印A方向及び矢印B方向に回転可能になる。
ストッパ32は、図1(b)に示すように、半円柱形状を有する。このストッパ32は、操作部20の矢印A方向への回転を、予め定められた角度で止めるために設けられている。このストッパ32は、操作部20の下部25bに設けられた開口に挿入され、操作部20の開口に形成された部分と接触するように構成されている。
拡散部材33は、例えば、筐体30内に配置された図示しない発光素子から発せられた光を拡散させて操作部20の開口202aに導くものである。
開スイッチ34は、車両のウインドウを開かせる信号を出力するように構成されている。この開スイッチ34は、操作部20が矢印A方向に操作された際、操作部20によって押し下げられるように構成されている。
閉スイッチ35は、車両のウインドウを閉じさせる信号を出力するように構成されている。この閉スイッチ35は、操作部20が矢印B方向に操作された際、操作部20によって押し下げられるように構成されている。
以下に、右前スイッチ2aへの加飾部材26の取り付けについて、各図を参照しながら説明する。
(加飾部材26の取り付け)
・加飾部材26を側面部から取り付ける場合
まず、ユーザは、操作部20の左側面部23bに加飾部材26の右側面部264を対向させ、被収納部200の前面201を加飾部材26の第1の面26bに接触させると共に、被収納部200の上面202を加飾部材26の第2の面26cに接触させる。
続いてユーザは、被収納部200の前面201及び上面202に案内されながら加飾部材26を操作部20に向けて移動させ、被収納部200の側面203の開口203aに加飾部材26の爪26eを押し込み、爪26eを開口203aにはめ込む。このはめ込みにより、操作部20への加飾部材26の取り付けは終了する。
・加飾部材26を前面部から取り付ける場合
まず、ユーザは、操作部20の前面部21に加飾部材26の端部263を対向させ、被収納部200の上面202を加飾部材26の第2の面26cに接触させると共に、被収納部200の側面203を加飾部材26の第3の面26dに接触させる。
続いてユーザは、被収納部200の上面202及び側面203に案内されながら加飾部材26を操作部20に向けて移動させ、被収納部200の前面201の開口203aに加飾部材26の爪26eを押し込み、爪26eを開口203aにはめ込む。このはめ込みにより、操作部20への加飾部材26の取り付けは終了する。
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係るスイッチ(右前スイッチ2a、左前スイッチ2b、右後スイッチ2c及び左後スイッチ2d)は、加飾部材26を取り付けることで操作部20の装飾を換えることが容易になると共に、操作によって加飾部材26が操作部20から外れるのを防止することができる。
具体的には、スイッチは、操作部20に装飾を施した加飾部材26を取り付けることができるので、印刷等で操作部に装飾を施す場合と比べて、容易に装飾を換えることができる。
また操作部20の被収納部200の前面201と上面202とにより形成される第1の角度θが鋭角であり、加飾部材26の収納部26aの第1の面26bと第2の面26cとにより形成される第2の角度θが第1の角度θと実質的に一致するので、第1の操作方向への操作による加飾部材26の外れを防止することができる。
またスイッチは、車両のグレードごとに装飾を換えたい場合、加飾部材26を交換することによって、容易に装飾を換えることが可能となる。また、スイッチは、加飾部材26を形成するための材料、及び材料に混ぜる色素等を変えることによって、様々な装飾にすることが可能となる。
スイッチは、前面部21の表面と前面部262の表面、上部25aの表面と上部260の表面とが滑らかに繋がっているので意匠が優れている。
またスイッチは、加飾部材26を用いて装飾を換えるので、操作部に装飾を加える場合と比べて、加飾部材26の第2の面26cが単純な表面形状になり、アクリル等の光の透過性が高い合成樹脂材料等を用いた厚み感の表現等が可能となり意匠に優れる。
スイッチは、操作部20の上部から先端にかけて一体的な加飾表現が可能となる。
なお、本実施の形態では、スイッチを車両のウインドウを開閉するスイッチに適用したが、これに限定されない。
以上、本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…スイッチ装置、2a…右前スイッチ、2b…左前スイッチ、2c…右後スイッチ、2d…左後スイッチ、3…スイッチ部、10…筐体、12…設置面、20…操作部、21…前面部、23a…右側面部、23b…左側面部、24a…取付部、24b…回転軸、25a…上部、25b…下部、26…加飾部材、26a…収納部、26b…第1の面、26c…第2の面、26d…第3の面、26e…爪、30…筐体、30a…設置面、31…取付部、32…ストッパ、33…拡散部材、34…開スイッチ、35…閉スイッチ、60…右ドア、61…アームレスト、200…被収納部、201…前面、202…上面、202a…開口、203…側面、203a…開口、250…端面、260…上部、262…前面部、263…端部、264…右側面部、266…左側面部、268…回転中心

Claims (3)

  1. 回転軸と交差する方向に位置する前面部を引き上げる操作方向である第1の操作方向、及び前記第1の操作方向とは反対の操作方向である第2の操作方向に操作可能であり、前記前面部、上部及び側面部を切り欠いて形成された前面、上面及び側面を有する被収納部を有する操作部と、
    前記被収納部を収納する収納部を有する被覆部材と、
    を備え、
    前記被収納部の前記上面と前記前面とにより形成される第1の角度が鋭角であり、
    前記被収納部の前記前面と対向する前記収納部の第1の面と前記上面に対向する第2の面とにより形成される第2の角度が前記第1の角度と実質的に一致し、
    前記収納部が前記被収納部を収納するように前記被覆部材が前記操作部に取り付けられて前記被収納部の前記前面と対向する前記収納部の前記第1の面とが接触し、この前記前面と前記第1の面との接触により、前記第1の操作方向への操作による前記被覆部材の前記上部側の端部を回転中心とする回転を規制するスイッチ。
  2. 前記被覆部材は、前記操作部の前記前面部、又は前記操作部の前記側面部から取り付けられる請求項1に記載のスイッチ。
  3. 前記被収納部は、前記前面及び前記側面の少なくとも1つに開口が形成され、
    前記被覆部材は、前記開口に挿入されて前記操作部と一体となる爪を有する請求項に記載のスイッチ。
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