JP5905311B2 - ホログラム再生方法およびホログラム再生装置 - Google Patents

ホログラム再生方法およびホログラム再生装置 Download PDF

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Description

本発明は、ホログラム再生方法およびホログラム再生装置に関し、特に、ホログラム記録媒体に記録されたページデータ(例えば大容量の保存用アーカイブデータ)を再生する際に、偏光を用いて光束の分離を図り得る、ホログラム再生方法およびホログラム再生装置に関する。
ホログラム記録再生システム(ホログラフィックメモリー記録再生システム)では、一般に、デジタルデータを担持した信号光を参照光とともにホログラム記録媒体に同時に照射し、ホログラム記録媒体中に形成される干渉縞を光記録媒体に書き込むことによって、該デジタルデータを記録する。一方、デジタルデータが記録されたホログラム記録媒体に参照光を照射すると、ホログラム記録媒体中に書き込まれた干渉縞により光の回折が生じて、上記信号光が担持していたデジタルデータを再生することができる。
ここで、現在用いられているホログラム記録再生システムの一例について図8および図9を参照しながら簡単に説明する。
まず、ホログラム記録から説明する。記録時の光路を示す図8のホログラム記録再生システムでは、レーザ光源1から出力され、シャッタ2を通過したレーザ光(ここではS偏光(縦偏光))が1/2波長板3によって45度偏光となるように振動面を回転させられた後、PBS(偏光ビームスプリッタ)4にてP偏光およびS偏光とに分けられる。P偏光はPBS4を透過後、シャッタ5を通過する。その後、反射型液晶素子等からなるSLM(空間光変調素子)7上に照射される。この照射された光は、SLM7の素子面に映出された白と黒のビットパターンによる2次元画像のデジタルデータを担持されるとともに、S偏光に変換されて(実際には、白表示とされた素子からの光がS偏光に変換される)反射され、信号光としてPBS6に戻る。このSLM7から戻った信号光は、PBS6により反射され、FT(フーリエ変換)レンズ8を介してホログラム記録媒体9上に照射される。
一方、PBS4によって反射されたS偏光(参照光)は1/2波長板13を通過するが、ここでは、1/2波長板13の光透過容易軸とビームの振動面(偏光軸)を合わせておき、ビームの振動面は回転させないようにする。この後参照光は、PBS12、ミラー16、ガルバノミラー17で順次反射され、リレーレンズ18を通過後、ホログラム記録媒体9上に照射される。このようにしてホログラム記録媒体9上に照射された参照光と信号光はいずれもS偏光とされているので、このホログラム記録媒体9上で干渉して干渉縞が形成され、該干渉縞がホログラム記録媒体9に書き込まれることになる。
次にホログラム再生について図9を用いて説明する。
記録時と同様にPBS4を透過したP偏光はシャッタ5により遮光される。一方、PBS4において反射されたS偏光は、1/2波長板13を透過することによって、振動面が90度回転して、P偏光に変換される。この変換されたP偏光はPBS12を通過後、ガルバノミラー11によって反射され、リレーレンズ10を通過後ホログラム記録媒体9に入射する。この参照光は、ホログラム記録媒体9に記録されている干渉縞によって回折されて再生光を出力する。この再生光(P偏光)はFT(フーリエ変換)レンズ8によって逆変換された後、PBS6を通過して撮像素子14で撮像される。これにより、ホログラム記録に係るデジタルデータが復元されることになる。
ところで、ホログラム記録再生システムにおいては、ホログラム記録媒体9に記録されている干渉縞により回折されて出射された光を情報光として撮像するようにしているため、SN(信号対雑音強度)比が悪いといった問題がある。
そこで、ホログラムが、光の振幅と位相を記録再生できることを利用し、ホログラムの再生光の振幅のみならず位相も検出(ホモダイン検出)することにより、ノイズの低減と信号の増幅をする手法が知られている(例えば、下記特許文献1、2参照)。
しかしながら、下記特許文献1、2記載の手法を用いたとしても、2次元の面内の符号間干渉は依然として存在する。その大きな理由は光学系を通過することによるMTF(Modulation Transfer Function)の低下と撮像するCMOSやCCD等の撮像素子における混色によるものである。このうち、混色によるものは46%もの値(混色値)を示している場合がある(下記非特許文献1参照)。
この場合、隣接する画素から読み出された値は、出力信号としては、MTFが劣化した信号として出力されたものであるため、光学系によるものと混色によるものとは区別がつかない。このMTFの劣化はビット誤りを起こす重要な問題であり、下記特許文献3に記載された技術においては、パーシャルレスポンスを使用して、読み出し信号処理を行うことにより再生データを復元するようにしている。
特開2011−165285号公報 特許第4718558号 特開2007−317246号公報
映像情報メディア学会誌Vol. 64, No. 3, pp.343-346(2010)
しかしながら、上記特許文献3に記載された技術によっても、元の信号を改善する処理を行っているわけではないので、SN比の低下についてまで元に戻すことはできない。このため、混色の問題を解決するのと同時に、抜本的にSN比の向上を図り得る技術が求められていた。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、ホログラム記録媒体の情報再生時に発生する混色の低減、および取得画像のSN比の向上を図ることができるホログラム再生方法およびホログラム再生装置を提供することを目的とするものである。
本発明のホログラム再生方法は、
ページデータが干渉情報として記録されてなるホログラム記録媒体からのデータ再生光を、撮像素子により読み取ってデータ再生するホログラム再生方法において、
P偏光成分が容易に透過する第1の偏光子と、該第1の偏光子とは光透過容易軸が直交し、S偏光成分が容易に透過する第2の偏光子とを、交互に組み合わせて市松模様状に構成した第1の複合偏光子素子を、各々の該偏光子が前記撮像素子の各画素と対応するように該撮像素子の光入射側に配設されてなる第1の偏光子付撮像素子と、この第1の偏光子付撮像素子とは、前記第1の偏光子の位置と前記第2の偏光子の位置が互いに入れ替わった状態とされ、かつ入射光の位相が互いに1/2波長ずれるように構成された第2の偏光子付撮像素子と、からなる偏光子付撮像素子対をホログラム再生の光路内に少なくとも2対設け、
前記データ再生光のうちのP偏光成分が前記第1の偏光子付撮像素子に入射するように、また、前記データ再生光のうちのS偏光成分が前記第2の偏光子付撮像素子に入射するようにし、
前記偏光子付撮像素子の各々に入射する光は、前記ホログラム記録媒体からのデータ再生光と、基準となる参照光とを干渉させた干渉光であり、
前記偏光子付撮像素子対がn個設けられている場合には、これらn対の偏光子付撮像素子の各々に入射する光の位相を順次π/nずつずらすように、前記偏光子付撮像素子を配置し、
これらn対の偏光子付撮像素子各々から出力された振幅情報および位相情報を含む強度情報を互いに演算して、該振幅情報および/または該位相情報を算出することを特徴とするものである。
また、上記ホログラム再生方法において、nが2であり、各偏光子付撮像素子に入射する光の位相を順次π/2ずつずらすように設定することが好ましい。
また、上記ホログラム再生方法において、前記2個の偏光子付撮像素子対のうち、一方の偏光子付撮像素子対は、入射光の位相が0であるときの強度であるI(0)を出力する第1の偏光子付撮像素子と、入射光の位相がπであるときの強度であるI(π)を出力する第2の偏光子付撮像素子からなり、他方の偏光子付撮像素子対は、入射光の位相がπ/2であるときの強度であるI(π/2)を出力する第3の偏光子付撮像素子と、入射光の位相が3π/2であるときの強度であるI(3π/2)を出力する第4の偏光子付撮像素子からなる、ことが好ましい。
さらに、上記振幅情報および上記位相情報は下式(1)、(2)に基づいて算出されることが好ましい。
本発明のホログラム再生装置は、
ページデータが干渉情報として記録されてなるホログラム記録媒体からのデータ再生光を、撮像素子により読み取ってデータ再生するホログラム再生装置において、
P偏光成分が容易に透過する第1の偏光子と、該第1の偏光子とは光透過容易軸が直交し、S偏光成分が容易に透過する第2の偏光子とを、交互に組み合わせて市松模様状に構成した第1の複合偏光子素子を、各々の該偏光子が前記撮像素子の各画素と対応するように該撮像素子の光入射側に配設されてなる第1の偏光子付撮像素子と、この第1の偏光子付撮像素子とは前記第1の偏光子の位置と前記第2の偏光子の位置が互いに入れ替わった状態とされ、かつ入射光の位相が互いに1/2波長ずれるように構成された第2の偏光子付撮像素子と、からなる偏光子付撮像素子対をホログラム再生の光路内に少なくとも2個設け、
前記データ再生光のうちのP偏光成分が前記第1の偏光子付撮像素子に入射するように、また、前記データ再生光のうちのS偏光成分が前記第2の偏光子付撮像素子に入射するように構成し、
前記偏光子付撮像素子の各々に入射する光である、前記ホログラム記録媒体からのデータ再生光と基準となる参照光とを合波させ、干渉させる干渉光生成手段と、
前記偏光子付撮像素子対をn個設ける場合には、これら各偏光子付撮像素子に入射する光の位相を順次π/nずつずらすように配置された複数の光分割素子および波長板と、
これらn対の前記偏光子付撮像素子各々から出力された振幅情報および位相情報を含む強度情報を互いに演算して、該振幅情報および該位相情報を算出する振幅位相情報算出手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
また、前記ホログラム再生装置において、
前記偏光子付撮像素子対が2個設けられており、
前記光分割素子は、一方の前記偏光子付撮像素子対に向かう光と、他方の前記偏光子付撮像素子対に向かう光を分割するビームスプリッタを含み、該ビームスプリッタと前記一方の偏光子付撮像素子対の間に1/2波長板を設けるとともに、該ビームスプリッタと前記他方の偏光子付撮像素子対の間に1/4波長板を設けたことが好ましい。
本発明のホログラム再生方法および、ホログラム再生装置においては、
まず、P偏光成分が容易に透過する第1の偏光子と、該第1の偏光子とは光透過容易軸が直交し、S偏光成分が容易に透過する第2の偏光子とを、交互に組み合わせて市松模様状に構成した第1の複合偏光子素子を、各々の該偏光子が撮像素子の各画素と対応するように該撮像素子の光入射側に配設されてなる第1の偏光子付撮像素子と、この第1の偏光子付撮像素子とは、前記第1の偏光子の位置と前記第2の偏光子の位置が互いに入れ替わった状態とされ、かつ入射光の位相が互いに1/2波長ずれるように構成された第2の偏光子付撮像素子と、からなる偏光子付撮像素子対をホログラム再生の光路内に少なくとも2個設けている。
また、前記偏光子付撮像素子の各々に入射する光は、前記ホログラム記録媒体からのデータ再生光と、基準となる参照光とを干渉させた干渉光であり、前記偏光子付撮像素子がn対設けられている場合には、これら各偏光子付撮像素子に入射する光の位相を順次π/nずつずらすように、前記偏光子付撮像素子を配置し、これらn対の前記偏光子付撮像素子各々から出力された振幅情報および位相情報を含む強度情報を互いに演算して、該振幅情報および該位相情報を算出する。
すなわち、本発明の方法および装置においては、前記偏光子付撮像素子の各々に入射する光は、前記ホログラム記録媒体からのデータ再生光と、基準となる参照光とを干渉させており、いわゆるホモダイン検波の光入力の構成を備えている。また、各偏光子付撮像素子に入射する光の位相を順次π/nずつずらすように、前記偏光子付撮像素子を配置していることから、いわゆるフリンジスキャン法の演算に必要な各位相毎の干渉縞強度分布を得ることができる。そして、これら偏光子付撮像素子各々から出力された振幅情報および位相情報を含む強度情報を互いに演算して、該振幅情報および該位相情報を算出するようにしているので、干渉縞強度分布の実数部のみならず、損失を表わす虚数部も含めた演算を行うことができ、実際の値に近い振幅および位相を求めることができる。また、MDの差動検出と同様に、演算により同相ノイズを相殺することができるので算出値のS/Nを向上させることができる。
これにより、画素間クロストークを低減しつつ、S/Nを向上させることができる
また、ホログラム再生の誤り率の低減を図ることができ、ホログラムの大容量化や高速データ再生を促進することが可能となる。
本発明の一実施形態(実施例)に係るホログラム記録再生装置(ホログラム再生装置)を示す概略図である。 図1に示す偏光子付撮像素子の複合偏光子素子を説明するための図である。 本実施例装置の一部拡大図を示す概略図である。 図1に示す光学系の各位置において入射光の位相関係を説明するための図である。 図1に示す光学系の各位置において入射光の位相関係を説明するための図である。 本実施例の効果を説明するための、通常再生画像、通常ホモダイン再生画像および本実施例に係る画素分割ホモダイン再生画像、ならびにそれらのヒストグラムを示す図である。 本実施例の変形例を示す概略図である。 従来技術に係るホログラム記録再生装置を示す概略図である(太線は情報記録光学系)。 従来技術に係るホログラム記録再生装置を示す概略図である(太線は情報再生光学系)。
以下、本発明の実施形態に係るホログラム再生方法および装置を図面を参照しつつ説明する。なお、本願明細書においてホログラム再生方法あるいはホログラム再生装置と称するときは、少なくとも、情報再生機能を備えたものを意味するものとし、情報記録機能を併せ有するものも、本発明におけるホログラム再生方法あるいはホログラム再生装置に含まれるものとする。
本実施形態(具体的な構成は実施例とも称する)に係るホログラム再生装置は、図1に示すように、記録時において、2次元のページデータを担持した信号光と参照光とを干渉させ、得られた干渉情報をホログラム記録媒体に記録し、また、再生時において、P偏光成分が容易に透過する第1の偏光子(図2(a)参照)と、S偏光成分が容易に透過する第2の偏光子(図2(a)参照)とを、交互に組み合わせて市松模様状に構成した第1の複合偏光子素子(図2(a)参照)を、撮像素子の光入射側に配設されてなる第1の偏光子付撮像素子206aと、このP偏光成分が容易に透過する第1の偏光子とS偏光成分が容易に透過する第2の偏光子の並びが上記第1の複合偏光子素子とは逆である第2の複合偏光子素子(図2(d)参照)を、撮像素子の光入射側に配設されてなる第2の偏光子付撮像素子206bからなる第1の偏光子付撮像素子対を光路内に配置し、再生光と再生時の参照光とによる干渉光から生成された干渉縞をそれぞれの偏光子付撮像素子206a、206bにより撮像している。さらに、第1の偏光子付撮像素子206aおよび第2の偏光子付撮像素子206bとの関係と同様に、第3の偏光子付撮像素子209aおよび第4の偏光子付撮像素子209bからなる第2の偏光子付撮像素子対を光路内に配置している。
上記第1〜第4の偏光子付撮像素子206a、206b、209a、209bには、PBS104を通過してP偏光とされた光(参照光として機能する)と、ホログラム記録媒体109の再生光(S偏光)との両者が干渉して生成された干渉縞が順次π/2ずつ位相がずれるようにして各偏光子付撮像素子206a、206b、209a、209bにより撮像される。
すなわち、これら2つの光は各々BS203により、図1中、右方向に向かう光と図1中、下方向に向かう光とに分割されるが、図1中、右方向に向かう光はBS205に到達するまでに1/2波長板204を通過し、一方、図1中、下方向に向かう光はBS205に到達するまでに1/4波長板207を通過するため、第1〜第4の偏光子付撮像素子206a、206b、209a、209bにおいて、各偏光子付撮像素子は、順次π/2ずつ縞位相がずれた干渉縞情報を撮像することになる。
このように、図1に示す本実施形態に係るホログラム記録再生装置は、図8、9に示す従来のホログラム記録再生装置に対し、記録時には物体光となるPBS104を通過した光を、再生時には参照光として用い、この参照光と再生光とが作製する干渉縞を位相差の異なる4つの状態で作製し、それぞれに対応した偏光子付撮像素子により撮像しているので、撮像素子の混色を抑えることができるとともに、同相ノイズを低減してページデータ全体を再生することが可能となる。
ここで、干渉縞による振幅測定について説明する。光の強度を測定するフォトディテクターでは、強度を測定するのみで、位相を測定することはできない。また、種々の要因から光量が損失するため、実際の強度より小さい強度でしか信号を測定することができない。そこで、本実施形態においては、光の振幅のほかに位相を測定する手法を採用することにより、信号自体をより正しく測定するようにしている。
このうち、簡便な具体的手法としては、再生光と、これの基準となる参照光を同一位置に照射することにより干渉縞を作製し、その干渉縞の位相条件を変更することにより、各位相毎の干渉縞を測定し、これら複数の位相条件毎に取得された干渉縞データを互いに演算して高精度の強度分布を得る縞走査 (fringe scanning: Phase Stepping) 法が知られている。被測定光(この場合は再生光)に基準とすべき参照光(本実施例では記録時の物体光)を照射し、これら2つの光による干渉光の光位相が4つの状態(0, π/2, π, 3π/2)となるように光学系をセットし、この時に各偏光子付撮像素子206a、206b、209a、209bにより、測定された強度I(0),I(π/2),I(π),I(3π/2)を用い、振幅(本明細書においては、振幅は理想状態を表すものであり、この振幅から種々の要因で減衰して測定されたものを強度として扱う)は下式(1)により、また位相は下式(2)により、導出することができる。下式(2)より明らかなように、位相φは、差分された強度同士の比なので、同相ノイズを打消すことができる。
この4つの位相状態における干渉縞強度I(0),I(π/2),I(π),I(3π/2)を得るための光学系が図1に示すBS203、205、208、1/2波長板204、1/4波長板207および上述した偏光子付撮像素子206a、206b、209a、209bである。
すなわち、偏光子付撮像素子206aには、BS203を透過した再生光とBS203で反射された参照光とが、1/2波長板204を透過し、BS205を透過するようにして照射される。
また、偏光子付撮像素子206bには、BS203を透過した再生光とBS203で反射された参照光とが、1/2波長板204を透過し、BS205により反射されるようにして照射される。
また、偏光子付撮像素子209aには、BS203により反射された再生光とBS203を透過した参照光とが、1/4波長板207を透過し、BS208を透過するようにして照射される。
さらに、偏光子付撮像素子209bには、BS203により反射された再生光とBS203を透過した参照光とが、1/4波長板207を透過し、BS208により反射されるようにして照射される。
以下、これら光学系に入射した光の位相の状態を図3、4、5を用いて説明する。
図3中の、BS203に入射する位置<1>において、2つの光(ミラー202からの参照光およびFTレンズ108からの再生光)は互いに直交する方向からBS203に入射しているので、イメージとしては図4中の左上の図4(a)となる。この図4(a)では、振動面の方向(振動方向(以下同じ))を矢印で示すようにしているが、図4(b)〜図4(e)では、t=0、φ=0の場合における振動面を示す。
すなわち、図3中で<1>の位置における振動面の状態は図4(b)に示されたものとなる。このうち、BS203から図3中で右方に出射された2つの光は、1/2波長板204を通過するので、図4(b)の図面中で、sと記載した遅軸のベクトルの位相が1/2波長だけ遅れる。そのため、図3中の位置<2>においては、この位置<2>に対応する図4(c)に示すように、それぞれの光の振動面が90度逆方向へ回転する。図3中の位置<3>においては、図4(d)に示すように、速軸fの方向に振動面を有する光が分離されて偏光子付撮像素子206aにより撮像される。また、図3中の位置<4>においては、図4(e)に示すように、遅軸sの方向に振動面を有する光が分離されて偏光子付撮像素子206bにより撮像される。これら偏光子付撮像素子206a、206bにより撮像された干渉縞強度は上式のI(0)およびI(π)に相当する。
次に、図3中で、BS203から下方に向かう光の位相の状態を図5を用いて説明する。説明を簡単にするため、図5では、初期位相φ=π/4として示している。なお、図3中で位置<1>における図5(b)の状態は図4(b)のものと同様である。図3中で、BS203から下方に出射された2つの光は、この後1/4波長板207を通過するが、この1/4波長板207は速軸fが一方の光の振動面と一致するように配置する。そのため、遅軸sの方向に振動面を有するように設定された光のみが1/4波長(90°)遅れた状態となる(図5(c))。
ここで、各位相での強度の時間変動分を簡略化して表すと、下式(3)が得られる。
ただし、初期位相をφ、波長板による位相差をα、各周波数をω、時間をtとおく。
強度の時間変動分= cos(ωt+φ+α) (3)
このようにおいた場合、上記各状態での強度の時間変動分は下表1のように表される。
すなわち、BS203に、図3中で上方から入射した参照光ビーム(ビーム1)は、図3中の位置<1>において、f成分およびs成分がともにcos(ωt+φ+α)となり、この後、1/4波長板207を通過するが、図3中の位置<5>においても、f成分およびs成分がともにcos(ωt+φ+α)となる。これにより、このビーム1のf成分のみが偏光子付撮像素子209aで撮像され、一方、このビーム1のs成分のみが偏光子付撮像素子209bで撮像される。
また、BS203に、図3中で左方から入射した再生光ビーム(ビーム2)は、図3中の位置<1>において、f成分およびs成分がともにcos(ωt+φ+α)となり、この後、1/4波長板207を通過するが、図3中の位置<5>においても、f成分およびs成分がともにcos(ωt+φ+α)となる。これにより、このビーム2のf成分のみが偏光子付撮像素子209aで撮像され(位置<6>,図5(d))、一方、このビーム2のs成分のみが偏光子付撮像素子209bで撮像される(位置<7>,図5(e))。
ここで、ビーム1のf成分とビーム2のf成分とにより生成された干渉縞が撮像素子209aにより撮像されて強度I(π/2)が出力され、一方、ビーム1のs成分とビーム2のs成分とにより生成された干渉縞が撮像素子209bにより撮像されて強度I(3π/2)が出力される。
このようにして得られた強度I(0)および強度I(π)は、上述した強度I(π/2)および強度I(3π/2)とともに上式(1)に入力することにより、振幅を計算することができる。
なお、上述した一連の演算は図1中の演算装置115により行われる。
<結果>
上記実施例による結果を図6に示す。また、本実施例によって再生した場合のSN比と、記録画像rinおよび再生画像routの差分の絶対値|rin-rout|(値が小さいほど元画像に近い)とをそれぞれ下表2に示す。なお、本実施例方法の比較値として、通常再生方法(図9参照)および通常ホモダイン法によって各々再生した場合のSN比、および絶対値|rin-rout|も下表2に示した。
図6および表2から明らかなように、上記実施例のものでは、通常再生方法や通常ホモダイン法に比べて、SN比を向上させることができ、再生画像を記録画像に近い状態とすることができた。また、ヒストグラムから明らかなように、上記各通常方法に比べて、白黒の分離が良好となった。
上表2から明らかなように、本実施例方法を用いた場合には、SN比で2.3〜2.5dB、|rin-rout|で9〜24%程度の改善結果が得られた。
なお、上記実施例のものにおいては、位相を1/4波長ずつずらした4つの干渉縞強度を測定し、これら得られた4つの強度情報を演算する、4バケット法を用いて精度の高い振幅や位相を求めるようにしているが、ずらす位相はこれに限られるものではなく、1/(2n)波長ずつずらして得られた干渉縞強度を演算する2nバケット(ステップ)法を用いることは可能である(nは偏光子付撮像素子対の数)。すなわち、本実施例においては2つの偏光子付撮像素子を対にした偏光子付撮像素子対の整数倍を取り得るので、n=2の他、n=3、4、5…とすることが可能となり、バケット数は偶数となる。
例えば、図7に示す変型例の光学系は、基本的な構成において、上述した実施例に係る図3に示す光学系と同様であるが、1/8波長ずつずらして得られた干渉縞強度を演算する8バケット(ステップ)法を用いることが可能である。
すなわち、図7に示すように、BS303に入射したミラー202からのP偏光およびFTレンズ108からの再生光は最終的に8つの偏光子付撮像素子306a〜d、309a〜dにおいて、干渉縞の強度分布が取得されるようになっており、また、このためBS303に入射した光を、上記8つの偏光子付撮像素子306a〜d、309a〜dに導く必要があるので、BS305a、308aのほかに5つのBS305b〜d、308b、cが設けられている。また、8つの偏光子付撮像素子306a〜d、309a〜dにおいて取得される干渉縞強度間に順次1/8波長の位相差を与えるため、1/2波長板304および1/4波長板307の他にリターダー(1/8波長)310およびリターダー(1/8波長)311が所定位置に配されている。
この結果、例えばπ/8、3π/8、5π/8、7π/8、9π/8、11π/8、13π/8、15π/8、の8つの位相についての干渉縞強度I(π/8)、I(3π/8)、I(5π/8)、I(7π/8)、I(9π/8)、I(11π/8)、I(13π/8)、I(15π/8)を得る。
以下、これら8つの干渉縞強度から、振幅を求める演算式について説明する。
まず、電場Eを下式を用いて表わす。なお、Aは定数、ωは角速度、tは時間、kは波数ベクトル、rは方向を表わすベクトル、φは位相である。なお、添え字のjは1または2を表わす。
ここで、E2はEに対し、ピエゾなどでΔφの位相差を与えられる場合を考える。
この場合、作成される干渉縞の強度は、下式で表わされる。
また、上記各位相Δφにおける干渉縞強度は、以下のようになる。
したがって、以下の式が求められる。
そうすると、振幅aは以下の式から求められる。
本発明のホログラム再生方法およびホログラム再生装置としては、上記実施形態のものに限られるものではなく、種々の態様の変更が可能である。
例えば、ホログラム記録時においてSLM(ライトバルブ)が配設される所定位置に、ホログラム再生時においていずれかの偏光子付撮像素子を配設するライトバルブ/撮像素子位置切替手段を設けるようにしてもよい。すなわち、PBSで反射された偏光成分(P偏光またはS偏光)が、記録時においてはSLMに照射されるように、他方、再生時には偏光子付撮像素子に照射されるように、SLMと偏光子付撮像素子を搭載した載設板をレール上で、移動させるようにしてもよい。
また、本発明のホログラム再生方法、装置としては、少なくとも1つの偏光子付撮像素子対を有し、所定のバケット数の、位相が異なる干渉縞強度情報を得ることができるのであれば、上記実施例のものに限られるものではない。
例えば、偏光子付撮像素子対を1つ、すなわち、偏光子付撮像素子を2つ用い、通常の位相ステップ法のようにピエゾ素子や液晶素子等を用いて、各々の偏光子付撮像素子について、2つの位相における干渉縞強度を各々取得することができれば、結局4つの干渉縞強度情報を得ることができるので、このような態様も本発明に含まれるものである。
尤も、上述した実施例のように全ての干渉縞強度情報を同時に取得することができれば、各干渉縞強度情報間で空気の擾乱の影響を排除することが可能となり、また、撮像素子の情報転送レートも速いものとすることができる。
また、偏光子付撮像素子の各偏光子としては金属膜や誘電体膜、有機膜等を使用することができ、その膜をFIB(フォーカスドイオンビーム)やUV(紫外)光等で露光し、パターンニングすることにより、形成することができる。
また、本発明においては、偏光子付撮像素子対ごとに2つの撮像素子の各々に対して、P偏光透過型偏光子とS偏光透過型偏光子とを交互に、市松模様状に配置し、一方の撮像素子には再生光のP偏光を、他方の撮像素子には再生光のS偏光を各々照射するようにしているが、このような思想を応用すれば、一方の撮像素子においては、P偏光透過型偏光子に替えて透光部(何も配さない場合を含む)を、S偏光透過型偏光子に替えて遮光部を各々設け、他方の撮像素子においては、P偏光透過型偏光子に替えて遮光部を、S偏光透過型偏光子に替えて透光部(何も配さない場合を含む)を各々設け、各々の撮像素子に再生光を照射するシステムを構築することができる。
1,101 レーザ光源
2,5,102 シャッタ
3,13,103,113,204、304 1/2波長板
207,307 1/4波長板
4,6,12,104,112 PBS(偏光ビームスプリッタ)
7,107 SLM(空間光変調素子)
8,108 FTレンズ
9,109 ホログラム記録媒体
10,18,110,118 リレーレンズ
11,17,111,117 ガルバノミラー
15,115 演算装置
16,116,201,202 ミラー
206a,b、209a,b、306a〜d、
309a〜d 偏光子付撮像素子
203,205,208,303,
305a〜d、308a〜c BS(ビームスプリッタ)
310,311 リターダー

Claims (6)

  1. ページデータが干渉情報として記録されてなるホログラム記録媒体からのデータ再生光を、撮像素子により読み取ってデータ再生するホログラム再生方法において、
    P偏光成分が容易に透過する第1の偏光子と、該第1の偏光子とは光透過容易軸が直交し、S偏光成分が容易に透過する第2の偏光子とを、交互に組み合わせて市松模様状に構成した第1の複合偏光子素子を、各々の該偏光子が前記撮像素子の各画素と対応するように該撮像素子の光入射側に配設されてなる第1の偏光子付撮像素子と、この第1の偏光子付撮像素子とは、前記第1の偏光子の位置と前記第2の偏光子の位置が互いに入れ替わった状態とされ、かつ入射光の位相が互いに1/2波長ずれるように構成された第2の偏光子付撮像素子と、からなる偏光子付撮像素子対をホログラム再生の光路内に少なくとも2対設け、
    前記データ再生光のうちのP偏光成分が前記第1の偏光子付撮像素子に入射するように、また、前記データ再生光のうちのS偏光成分が前記第2の偏光子付撮像素子に入射するようにし、
    前記偏光子付撮像素子の各々に入射する光は、前記ホログラム記録媒体からのデータ再生光と、基準となる参照光とを干渉させた干渉光であり、
    前記偏光子付撮像素子対がn個設けられている場合には、これらn対の偏光子付撮像素子の各々に入射する光の位相を順次π/nずつずらすように、前記偏光子付撮像素子を配置し、
    これらn対の偏光子付撮像素子各々から出力された振幅情報および位相情報を含む強度情報を互いに演算して、該振幅情報および/または該位相情報を算出することを特徴とするホログラム再生方法。
  2. 前記nが2であり、各偏光子付撮像素子に入射する光の位相を順次π/2ずつずらすように設定することを特徴とする請求項1記載のホログラム再生方法。
  3. 前記2個の偏光子付撮像素子対のうち、一方の偏光子付撮像素子対は、入射光の位相が0であるときの強度であるI(0)を出力する第1の偏光子付撮像素子と、入射光の位相がπであるときの強度であるI(π)を出力する第2の偏光子付撮像素子からなり、他方の偏光子付撮像素子対は、入射光の位相がπ/2であるときの強度であるI(π/2)を出力する第3の偏光子付撮像素子と、入射光の位相が3π/2であるときの強度であるI(3π/2)を出力する第4の偏光子付撮像素子からなる、ことを特徴とする請求項2記載のホログラム再生方法。
  4. 該振幅情報および該位相情報は下式(1)、(2)に基づいて算出されることを特徴とする請求項3記載のホログラム再生方法。
  5. ページデータが干渉情報として記録されてなるホログラム記録媒体からのデータ再生光を、撮像素子により読み取ってデータ再生するホログラム再生装置において、
    P偏光成分が容易に透過する第1の偏光子と、該第1の偏光子とは光透過容易軸が直交し、S偏光成分が容易に透過する第2の偏光子とを、交互に組み合わせて市松模様状に構成した第1の複合偏光子素子を、各々の該偏光子が前記撮像素子の各画素と対応するように該撮像素子の光入射側に配設されてなる第1の偏光子付撮像素子と、この第1の偏光子付撮像素子とは前記第1の偏光子の位置と前記第2の偏光子の位置が互いに入れ替わった状態とされ、かつ入射光の位相が互いに1/2波長ずれるように構成された第2の偏光子付撮像素子と、からなる偏光子付撮像素子対をホログラム再生の光路内に少なくとも2個備えてなり、
    前記データ再生光のうちのP偏光成分が前記第1の偏光子付撮像素子に入射するように、また、前記データ再生光のうちのS偏光成分が前記第2の偏光子付撮像素子に入射するように構成され、
    前記偏光子付撮像素子の各々に入射する光である、前記ホログラム記録媒体からのデータ再生光と基準となる参照光とを合波させ、干渉させる干渉光生成手段と、
    前記偏光子付撮像素子をn対設ける場合には、これら各偏光子付撮像素子に入射する光の位相を順次π/nずつずらすように配置された複数の光分割素子および波長板と、
    これらn対の前記偏光子付撮像素子各々から出力された振幅情報および位相情報を含む強度情報を互いに演算して、該振幅情報および該位相情報を算出する振幅位相情報算出手段と、
    を備えたことを特徴とするホログラム再生装置。
  6. 前記偏光子付撮像素子対が2個設けられており、
    前記光分割素子は、一方の前記偏光子付撮像素子対に向かう光と、他方の前記偏光子付撮像素子対に向かう光を分割するビームスプリッタを含み、該ビームスプリッタと前記一方の偏光子付撮像素子対の間に1/2波長板を設けるとともに、該ビームスプリッタと前記他方の偏光子付撮像素子対の間に1/4波長板を設けたことを特徴とする請求項5記載のホログラム再生装置。
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