JP2010152120A - ホログラム記録再生方法及び記録再生装置 - Google Patents

ホログラム記録再生方法及び記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 記憶容量を犠牲にすることなくホログラムの記録再生を行うことを提供するこ
とにある。
【解決手段】 ひとつの光源と、光源から発した光ビームを情報光と参照光に分割する手
段と、少なくとも3つの領域に分割された,情報光を明点暗点の格子状2値パターンに変
調するための空間光変調器と、参照光及び情報光によって記録されるホログラム記録媒体
とを備え、参照光及び情報光をホログラム記録媒体に照射して、空間光変調器の少なくと
も3つ以上の領域に対応する情報をホログラム記録媒体に記録し、記録されたホログラム
記録媒体に光源から発した再生光を照射することによって、ホログラム記録媒体から回折
される信号光を光検出器により検出し、光検出器により検出された空間光変調器の少なく
とも3つ以上の領域のうち、2つの領域からの信号光のパワーの差を検出することを特徴
とするホログラム記録再生装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、角度多重記録技術を利用した、ホログラム記録再生方法及び記録再生装置に
関する。
厚いホログラム記録媒体を用いたホログラム記録再生システムでは、再生光の入射角度
許容が非常に小さい。つまり、再生光のホログラム記録媒体への入射角の変化に対して、
信号強度が敏感に変化する。この特性を積極的に利用して、角度差による多重記録を行う
のが一般的である。
しかしながら、角度誤差を精度良く検出することが困難であった。この問題を解決する
べく、記録時の照射角度と再生時の照射角度をサーボ制御することにより、再生エラーを
なくすことができるホログラム記録再生装置が知られている(例えば、特許文献1参照)

特開2006−268960公報
上記特許文献1に記載のホログラム記録再生システムでは、サーボ制御する際に、空間
変調器から記録すべき情報に応じて離散分布状となった記録画素パターンの一部をサーボ
信号用に割り当てることにより記録容量が犠牲になってしまうという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、記憶容量を犠牲にすることのな
いホログラム記録再生方法及び記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のホログラム記録再生装置は、ひとつの光源と、
前記光源から発した光ビームを情報光と参照光に分割する手段と、少なくとも3つの領域
に分割された,前記情報光を明点暗点の格子状2値パターンに変調するための空間光変調
器と、前記参照光及び前記情報光によって記録されるホログラム記録媒体と、を備え、前
記参照光及び前記情報光を前記ホログラム記録媒体に照射して、前記空間光変調器の前記
少なくとも3つ以上の前記領域に対応する情報を前記ホログラム記録媒体に記録し、前記
記録された前記ホログラム記録媒体に前記光源から発した再生光を照射することによって
、前記ホログラム記録媒体から回折される信号光を光検出器により検出し、前記光検出器
により検出された前記空間光変調器の前記少なくとも3つ以上の前記領域のうち、2つの
領域からの前記信号光のパワーの差を検出することを特徴とする。
本発明によれば、記憶容量を犠牲にすることなくホログラムの記録再生を行うことがで
きる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。また、以下説明する図面
において、符号が一致するものは、同じものを示しており、重複した説明は省略する。
図1にホログラム記録再生装置の構成例を示す。
ホログラム記録再生装置は、主に半導体レーザ10、コリメートレンズ20、1/4波
長板30、偏光ビームスプリッタ40、50、シャッタ60、ミラー70、参照光80、
再生光90、ホログラム記録媒体100、空間光変調器101、情報光102、信号光1
06、光検出器104、対物レンズ107a、107bから構成される。
半導体レーザ10はホログラム記録媒体100に情報を記録するための光を発生する。
コリメートレンズ20は半導体レーザ10から発生した光を平行光に変換する。1/4波
長板30は直線偏光を円偏光にする。偏光ビームスプリッタ40、50は半導体レーザか
ら出射されたレーザービームの偏光成分を分離する。参照光80及び情報光102を用い
て、ホログラム記録媒体100中に干渉パターンを形成することにより情報は記録される
。また、再生時には再生光90をホログラム記録媒体100中に形成された干渉パターン
に照射し、そこから発生した信号光106を光検出器104で検出して再生する。
次に、ホログラム記録媒体100への基本的な記録及び再生の動作について説明し、そ
れぞれの説明の後に本実施形態について詳説する。
(ホログラム記録媒体への記録)
まず、ホログラム記録媒体への記録方法について述べる。
半導体レーザ10から発するレーザビームは、コリメートレンズ20で平行光に変換さ
れた後、1/4波長板30を透過する。半導体レーザ10から発したレーザビームは直線
偏光を仮定しているので、1/4波長板30を透過したレーザビームは円偏光となり、偏
光ビームスプリッタ40に入射する。s偏光成分は、偏光ビームスプリッタ40で反射さ
れて参照光80となり、p偏光成分は、偏光ビームスプリッタ40を透過して、情報光1
02となる。記録を行う際にはシャッタ60は開いているので、情報光102は、偏光ビ
ームスプリッタ50を透過後、空間光変調器101に入射する。ここで空間光変調器10
1は、例えば液晶素子を備えており、あらかじめ用意された、二次元格子状に並べられた
2値化された情報に対応して、情報光102の偏光状態を変化させる。
また、空間光変調器101は内部にミラーを備えており、情報光102は空間光変調器
101に備えられたミラーで反射されて、再び偏光ビームスプリッタ50で反射される。
このようにして、空間光変調器101に与えられた二次元格子状の2値化された情報は、
情報光102の二次元格子状の光強度分布となる。情報光102は対物レンズ107aで
収束光に変換されて、ホログラム記録媒体100に入射し、ミラー70で反射されて同じ
くホログラム記録媒体100に入射する参照光80と干渉する。ホログラム記録媒体10
0には、入射する光の強度分布に応じて屈折率が変化する材料が使用されているので、情
報は情報光102と参照光80の干渉パターンとしてホログラム記録媒体100内部に保
持される。
次に、本実施形態におけるホログラム記録媒体100への記録方法について述べる。
図2(a)、(b)、(c)は本実施形態におけるホログラム記録媒体100への記録
方法を示した図である。
通常、ホログラム記録媒体100に対して記録を行うときには、図2(a)、(b)、
(c)の左図に示すように、空間光変調器101により二次元格子状に並べられ、2値化
された情報を情報光102としてホログラム記録媒体100に照射する。次に、対物レン
ズ107aからの情報光102を参照光103とともにホログラム記録媒体100に照射
し、情報光102と参照光103をホログラム記録媒体100で干渉させ、ホログラム記
録情報を書き込む。
本実施形態では、空間光変調器101の領域を少なくとも3つ以上のn個の領域に分割
して、逐次記録を行う。ここでは説明をわかりやすくするために、n=3の場合を説明す
る。即ち、図2(a)、(b)、(c)は、3つに分割した領域A120、領域B140
、領域C160に対応している。各領域A−Cを以下の要領で記録していく。
まず、図2(a)に示すように、ホログラム記録媒体100を第1の角度に保ち(図2
(a)の実線)、領域A120に示す二次元格子状の2値化情報をホログラム記録媒体1
00に記録する。
次に、図2(b)に示すように、図2(a)の状態からΔθだけホログラム記録媒体1
00(図2(b)の実線)を回動部(図示せず)により回動して第2の角度に設定する。
そして、領域B140に示す二次元格子状の2値化情報をホログラム記録媒体100に記
録する。
最後に、図2(c)に示すように、図2(b)の状態からΔθだけホログラム記録媒体
100(図2(c)の実線)を回動して第3の角度に設定する。そして、領域C160に
示す二次元格子状の2値化情報をホログラム記録媒体100に記録する。
一般に、空間光変調器101の領域全体に相当する情報をページと称し、ホログラム記
録媒体100のある箇所に角度多重記録された情報の全体をブックと称している。このこ
とから、本実施形態では、ページをさらにパラグラフに分割して、各パラグラフを角度多
重記録していることに相当する。1例として、1ページ分の情報を3パラグラフに分割し
て角度多重記録する方法を述べた。本実施形態は、ページ毎に分割を行い、1ブック分す
べてをパラグラフに分割して角度多重記録を実行するものである。
また、再生する際には、ページ内の各パラグラフは、光検出器104上の異なる領域に
結像するので、各パラグラフ間で、クロストークが生じることはない。よって、分割した
パラグラフ毎の記録角度間隔は、ページ毎の記録角度間隔よりも小さくなり、ページ毎の
記録角度間隔を増加させる必要はない。
(ホログラム記録媒体に記録された情報の再生)
次に、図1を用いてホログラム記録媒体100中に記録された情報の再生方法について
述べる。
半導体レーザ10から発するレーザビームは、コリメートレンズ20で平行光に変換さ
れた後、1/4波長板30を透過する。半導体レーザ10から発したレーザビームは直線
偏光を仮定しているので、1/4波長板30を透過したレーザビームは円偏光となり偏光
ビームスプリッタ40に入射する。s偏光成分は、偏光ビームスプリッタ40で反射され
て再生光90となり、p偏光成分は、偏光ビームスプリッタ40を透過するが、再生時に
はシャッタ60が閉じているので、平行光はこれ以上伝搬しない。再生光90は、ミラー
70で反射されて、記録時と同じ入射角度でホログラム記録媒体100に入射する。する
と、ホログラム記録媒体100には、記録時の情報光102と参照光80の干渉パターン
が、屈折率分布となって保持されているので、情報光102の波面が再生されて、信号光
106となる。信号光106は、対物レンズ107bを透過して、光検出器104上に、
二次元格子状の光強度分布として結像する。光検出器104は例えば、CCDイメージ・
センサで、光強度分布は各画素の出力信号に変換することができる。
再生光90のホログラム記録媒体100への入射角の変化に対して、信号光106の光
強度が敏感に変化するので、これを利用して角度多重記録を行うことができる。角度多重
記録を行うのに、ミラー70の角度を変化させてもよいし、ホログラム記録媒体100の
角度を変化させてもよい。
次に、本実施形態におけるホログラム記録媒体100へ記録された情報の再生方法につ
いて述べる。
図2(a)は領域A120の記録・再生、(b)は領域B140の記録・再生、(c)
は領域C160の記録・再生における、本発明の実施形態に係る再生光のホログラム記録
媒体100への入射角度誤差検出について示したものである。各図の左側は記録時におけ
る情報光102と参照光103をホログラム記録媒体100中に入射し、干渉パターンを
生成したときの図を示し、右側はホログラム記録媒体100中の干渉パターンに再生光1
05を入射して信号光106を取り出したときの図を示している。
記録時には、参照光103と空間光変調器101により変調された情報光102をホロ
グラム記録媒体100に照射することにより干渉パターンを作成することにより記録する
再生時には、再生光105をホログラム記録媒体100中に形成された干渉パターンに
照射して、信号光106を取り出し、その信号光106を光検出器104により検出して
再生する。
分割して記録された各領域A−Cを再生するには、再生光105のホログラム記録媒体
100への入射角度が、図2(a)、(b)、(c)の右図のように、記録時の参照光1
03と同じ入射角度で入射する必要がある。
本実施形態では、以下のようにして角度誤差を検出し、再生を行うことができる。
図3は、上述のようにブック全体にわたり各ページを3領域A−Cに分割して記録を行
った場合の、再生光105のホログラム記録媒体100への入射角度に対する各領域A−
Cに相当する信号光106のパワーを表している。
各パラグラフの記録時の参照光103の入射角度に対して再生光105の入射角度を変
化させると、信号光106のパワーはピークを持つ。さらに、ホログラム記録媒体100
に記録するときに、領域A120と領域B140、領域B140と領域C160は、それ
ぞれΔθだけ角度がずれているために、各領域A−Cでピークとなる再生光105の入射
角度は、隣接するパラグラフでΔθ分ずれている。この結果、図3に示すような特性が得
られる。
ここで、例えば、領域B140を再生することとする。領域B140に隣接するパラグ
ラフは、同ページの領域A120と領域C160である。図4は、領域B140の信号光
106のパワーと、領域C160と領域A120の信号光106のパワーの差をそれぞれ
示している。隣接するパラグラフは、信号光106のパワーのピーク位置が±Δθずれて
いる。このために、領域B140の信号光106のパワーがピークを迎えるとき、領域C
160と領域A120の信号光106のパワーの差はゼロとなる。本実施形態では、これ
を角度誤差信号として用いる。このようにして、再生したいパラグラフと隣接する2つの
パラグラフの信号光106のパワーの差を用いて、角度誤差を検出し、再生を行うのであ
る。
また、信号光106を検出する光検出器104は、CCDイメージ・センサを用いれば
よいが、その検出方法はCCDイメージ・センサに限定されるものではない。
例えば、図5に示すような、信号光406の一部をビーム・スプリッタ408で分離し
、回折素子409に入射させる。回折素子409は、領域A120、領域B140、領域
C160に対応して領域分割されたホログラム素子であり、それぞれの領域A−Cから信
号光406をそれぞれ対応するフォト・ダイオード410に入射させるように設計すれば
よい。また、フォト・ダイオード410は、モノリシックであることが望ましい。
図6(a)、(b)は、フォト・ダイオード410で受光した各領域A−Cからの信号
光406の強度の処理のブロック図を示している。図6(a)は、例えば、領域A120
を再生する場合の接続図である。フォト・ダイオードPDB412、PDC413に入射
した信号光406の強度は、電流値で出力され、電流―電圧変換アンプ420で、電圧値
に変換される。その後、差動増幅器430の入力となって、角度誤差信号(AES=VC
−VB)が得られる。角度誤差信号AESは、ホログラム記録媒体角度駆動部440の入
力となり、ホログラム記録媒体100の角度が制御される。ホログラム記録媒体100の
角度が設定されることによって、フォト・ダイオードPDB412、PDC413への入
力電流値が変化する。このように、図6(a)は、フィード・バック・ループを形成して
いることになる。
例えば、ホログラム記録媒体角度駆動部440は、ホログラム記録媒体100を保持す
る部分と、その保持部分に接続した図5の紙面法線方向に回転軸をもつ回転機構からなる
。さらに、保持部分は、回転中心と記録再生箇所を一致させるためのホログラム記録媒体
100の移動手段を含むとよい。回転機構は例えば、一般的なDCモータを利用してもよ
い。モータの回転子を前記回転軸に接続して、角度誤差信号を増幅してDCモータに入力
すれば、電圧値の正負に応じてホログラム記録媒体100を回転させることができ、フィ
ード・バック・ループを形成できる。
各領域A−Cの再生の際には、図6(b)のスイッチ450を適宜操作して、領域A−
C毎の角度誤差信号を得ることができる。即ち、領域Aから再生する場合は、差動増幅器
430にて角度誤差信号(AES=VC−VB)が得られように、スイッチ450が動作
する。また、領域Bから再生する場合は、差動増幅器430にて角度誤差信号(AES=
VA−VC)が得られように、スイッチ450が動作する。領域Cから再生する場合は、
差動増幅器430にて角度誤差信号(AES=VB−VA)が得られように、スイッチ4
50が動作する。以降の動作は図6(a)と同じなのでその説明は省略する。
なお、本実施形態では、ホログラム記録媒体100をΔθずつ回動させて角度多重記録
・再生を行う場合について述べたが、もちろんホログラム記録媒体100を固定して参照
光及び再生光の方向を変化させてもよい。例えば、図1に示すように、ミラー70を用い
て回動させることによって、参照光80及び再生光90の方向を変化させれば実現可能で
ある。
以上の説明では、簡単のために1ページあたりの領域分割数を3にしたが、必要であれ
ば、分割数は3以上にしてもよい。n≧3としてページをn領域に分割して各領域に1、
2、…、k−1、k、k+1、…、nと番号付けをする。各領域の情報を番号順にΔθだ
け角度を変えて逐次ホログラム記録媒体100に記録する。k番目の領域を再生する際に
角度誤差信号を得るには、k−1番目の領域の信号光パワーとk+1番目の信号光パワー
の差を取ればよい。ちなみにk=1番目の領域を再生する際には、k−1番目の領域に相
当するのはn番目の領域であり、k=n番目の領域を再生する際には、k+1番目の領域
に相当するのは1番目の領域である。
このようにページをn分割した場合、それに応じて前述のフォト・ダイオード受光部数
もn個にし、上述したように差動増幅器430によって角度誤差信号を検出し、ホログラ
ム記録媒体100をホログラム記録媒体角度駆動部440によって制御すればよい。
本実施形態によれば、空間変調器から記録すべき情報に応じて離散分布状となった記録
画素パターンの一部をサーボ信号用に割り当てる必要がない。このために、記憶容量を犠
牲にすることなくホログラムの記録再生を行うことができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて、適宜設計変更することができる。
本実施形態に係わるホログラム記録再生装置の概略図。 領域Aの再生・記録におけるホログラム記録媒体への入射角度誤差検出方法を示した図である。 領域Bの再生・記録におけるホログラム記録媒体への入射角度誤差検出方法を示した図である。 領域Cの再生・記録におけるホログラム記録媒体への入射角度誤差検出方法を示した図である。 再生光のホログラム記録媒体への入射角度θに対する各領域に相当する信号光強度を示したグラフである。 再生光のホログラム記録媒体への入射角度θに対する領域Bの信号光強度と領域Cと領域Aの信号強度差を示したグラフである。 フォト・ダイオードを用いて、信号光強度の検出方法を示した図である。 領域Bの信号光強度検出における、フォト・ダイオードで受光した信号光強度の処理のブロック線図を示した図である。 各領域の信号光強度出における、フォト・ダイオードで受光した信号光強度の処理のブロック線図を示した図である。
符号の説明
10 … 半導体レーザ
20 … コリメートレンズ
30 … 1/4波長板
40 … 偏光ビームスプリッタ
50 … 偏光ビームスプリッタ
60 … シャッタ
70 … ミラー
80 … 参照光
90 … 再生光
100 … ホログラム記録媒体
101 … 空間光変調器
102 … 情報光
103 … 参照光
104 … 光検出器
105 … 再生光
106 … 信号光
107a … 対物レンズ
107b … 対物レンズ
120 … 領域A
140 … 領域B
160 … 領域C
400 … ホログラム記録媒体
404 … 光検出器
405 … 再生光
406 … 信号光
407b … 対物レンズ
408 … ビーム・スプリッタ
409 … 回折素子
410 … フォト・ダイオード
411 … PDA(フォト・ダイオードA)
412 … PDB(フォト・ダイオードB)
413 … PDC(フォト・ダイオードC)
420 … 電流−電圧変換アンプ
430 … 差動増幅器
440 … ホログラム記録媒体角度駆動部
450 … スイッチ

Claims (9)

  1. ひとつの光源と、
    前記光源から発した光ビームを情報光と参照光に分割する手段と、
    少なくとも3つの領域に分割された,前記情報光を明点暗点の格子状2値パターンに変調
    するための空間光変調器と、
    前記参照光及び前記情報光によって記録されるホログラム記録媒体と、
    を備え、
    前記参照光及び前記情報光を前記ホログラム記録媒体に照射して、
    前記空間光変調器の前記少なくとも3つ以上の前記領域に対応する情報を前記ホログラ
    ム記録媒体に記録し、
    前記記録された前記ホログラム記録媒体に前記光源から発した再生光を照射することに
    よって、前記ホログラム記録媒体から回折される信号光を光検出器により検出し、
    前記光検出器により検出された前記空間光変調器の前記少なくとも3つ以上の前記領域
    のうち、2つの領域からの前記信号光のパワーの差を検出することを特徴とするホログラ
    ム記録再生装置。
  2. 前記空間光変調器の前記3分割以上された変調領域のうち、2つの前記変調領域が等し
    い領域であることを特徴とする請求項1記載のホログラム記録再生装置。
  3. 前記ホログラム記録媒体が前記信号光のパワーの差に基づいて、角度駆動部により回動
    制御されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のホログラム記録再生装置。
  4. 前記再生光の前記ホログラム記録媒体への入射角が、前記信号光のパワーの差に基づい
    て制御されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のホログラム記録再生装置。
  5. 光源と、
    前記光源から発した光ビームを情報光と参照光に分割する手段と、
    変調領域が3分割された,前記情報光を明点暗点の格子状2値パターンに変調する空間光
    変調器と、
    前記情報光及び前記参照光によって記録され、前記光源から発した再生光によって再生
    されるホログラム記録媒体と、
    前記空間光変調器の3分割されたそれぞれの領域に対応するように前記ホログラム記録
    媒体を回動する角度駆動部と、
    前記ホログラム記録媒体に前記情報光及び前記参照光を照射して記録されたホログラム
    に前記再生光を照射することにより発生した信号光を検出する光検出器と、
    を備え、
    前記角度駆動部は前記空間光変調器の3分割されたそれぞれの領域に対応するように前
    記ホログラム記録媒体を回動し、
    前記ホログラム記録媒体は前記角度駆動部により設定された角度毎に前記参照光及び前
    記情報光を照射されることでホログラムを記録され、
    前記光検出器は、前記ホログラム記録媒体を前記角度毎に記録された前記ホログラムに
    対して前記再生光を照射して、前記ホログラム記録媒体から発生した信号光を検出し、
    更に、前記検出器は前記空間光変調器の3分割された内の第1の領域の第1の信号光強
    度と、前記第1の領域における両隣の領域の第2、第3の信号光強度の差を検出し、
    その検出した情報に基づいて、前記角度駆動部が前記ホログラムを記録したそれぞれの
    前記設定された角度に回動し、
    前記ホログラム記録媒体中に記録された前記ホログラムに前記再生光を照射することに
    より再生することを特徴とするホログラム記録再生装置。
  6. 前記参照光の進行方向を制御するためのミラーを備えたことを特徴とする請求項5記載
    のホログラム記録再生装置。
  7. 前記検出器が、
    前記信号光の一部を分離するビーム・スプリッタと、
    前記ビーム・スプリッタにより分離された一部の前記信号光を回折するための回折素子
    と、
    前記回折素子により回折された前記信号光を受光するためのフォト・ダイオードと、
    前記フォト・ダイオードにより検出した電流を電圧に変化する電流電圧変換アンプと、
    前記電流電圧変換アンプにより変換された電圧値の異なる2つの電圧値の電圧差を検出
    する差動増幅器と、
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載のホログラム記録再生装置。
  8. 空間光変調器の変調領域を3分割し、前記3分割されたそれぞれの領域に対応する設定
    角度毎に前記ホログラム記録媒体を回動させる第1の工程と、
    参照光及び情報光を前記ホログラム記録媒体に照射して、前記設定角度毎にホログラム
    を記録する第2の工程と、
    前記ホログラム記録媒体を前記記録された前記ホログラムの前記設定角度に合わせて回
    動させる第3の工程と、
    前記設定角度毎に前記光源から出射された再生光を前記ホログラム記録媒体の前記ホロ
    グラムに照射し、前記ホログラム記録媒体から発生した信号光を検出器により検出する第
    4の工程と、
    前記検出器により検出された前記空間光変調器の前記3分割されたうちの第1の領域に
    対する第1の信号光強度と、前記第1の領域における両隣の領域の第2、第3の信号光強
    度の差を検出する第5の工程と、
    前記第5の工程により検出した情報に基づいて、前記ホログラムを記録したそれぞれの
    前記設定された角度に回動し、前記ホログラム記録媒体に記録された前記ホログラムに前
    記再生光を照射して再生する第6の工程と、
    を有することを特徴とするホログラム記録再生方法。
  9. 前記参照光及び前記再生光の入射角度を設定するためのミラーを回動することを特徴と
    する請求項8に記載のホログラム記録再生方法。
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