JP5904810B2 - 基板熱処理装置および基板熱処理方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施の形態に係る基板熱処理装置の構成を示す模式的断面図である。図1に示すように、基板熱処理装置100は、熱処理部1、制御部2および設定部3を備える。熱処理部1は、下部筐体10および上部筐体20を備える。下部筐体10内に、加熱プレート11が配置される。加熱プレート11の上面には、半球状の複数(本例では3つ)の載置片11aが設けられる。複数の載置片11a上に基板Wが載置される。
熱処理部1においては、上部筐体20およびガス供給部材21が上方位置にありかつ複数の昇降ピン12が上方位置にある状態で、図示しない基板搬送装置により基板Wが複数の昇降ピン12上に載置される。続いて、昇降駆動部13によって複数の昇降ピン12が下方位置に下降されるとともに、昇降駆動部27によって上部筐体20およびガス供給部材21が下方位置に下降される。これにより、加熱プレート11の複数の載置片11a上に基板Wが載置され、基板Wの加熱処理が開始される。加熱プレート11の温度制御の詳細については後述する。
図2は、加熱処理時における基板Wの温度変化について説明するための図である。図2において、横軸は時間を示し、縦軸は基板Wの温度を示す。また、温度T1は、加熱プレート11の温度(以下、プレート温度と呼ぶ)である。
本実施の形態では、実際の処理温度(以下、実処理温度と呼ぶ)が設定部3において設定された処理温度(以下、目標処理温度と呼ぶ)と等しくなるように、プレート温度が調整される。ここで、実処理温度が目標処理温度と等しくなるとは、実処理温度と目標処理温度とが厳密に一致する場合に限らず、実処理温度と目標処理温度との差が一定の許容範囲(例えば、2度の範囲)内にある場合も含む。
図1の制御部2のメモリ2bには、制御プログラムおよび温度制御テーブルが記憶される。制御部2のCPU2aは、メモリ2bに記憶された制御プログラムを実行することにより、プレート温度調整処理を行う。
本実施の形態に係る基板熱処理装置100においては、各基板Wの加熱処理の開始時に、温度制御テーブルCDに基づいて変化後経過時間に対応するオフセット値が取得され、取得されたオフセット値で現目標処理温度が補正されることにより得られる制御温度に加熱プレート11が制御される。これにより、基板Wの実処理温度を現目標処理温度に等しくすることができる。その結果、基板Wの処理精度を向上させることができる。また、周辺温度を制御するための他の温調装置等を設ける必要がないので、構成の複雑化およびコストの増大が抑制される。
(7−1)
上記実施の形態では、温度制御テーブルCDを用いてオフセット値が取得されるが、これに限らない。例えば、温度制御テーブルCDの代わりに、変化後経過時間、目標処理温度の変更幅(以下、変更幅dTと呼ぶ)、およびオフセット値の関係を表す関数(以下、温度制御関数と呼ぶ)が用いられてもよい。
図8は、上式(1)の温度制御関数を表す図である。図8において、横軸は変化後経過時間を示し、縦軸はオフセット値を示す。また、線L21,L22,L23,L24は、変更幅dTが“−40”である場合、“−20”である場合、“+20”である場合および“+40”である場合の変化後経過時間とオフセット値との関係をそれぞれ表す。
上記実施の形態では、変化後経過時間、前目標処理温度および現目標処理温度に基づいて、現目標処理温度に対するプレート温度のオフセット値が調整されるが、これに限らない。基板Wの処理精度を向上させることが可能であれば、変化後経過時間のみに基づいて上記オフセット値が調整されてもよく、前目標処理温度および現目標処理温度のみに基づいて上記オフセット値が調整されてもよく、または目標処理温度の変更幅のみに基づいて上記オフセット値が調整されてもよい。あるいは、変化後経過時間および目標処理温度の変更幅に基づいて上記オフセット値が調整されてもよい。
上記実施の形態では、各基板Wの加熱処理の間において、プレート温度が一定に維持されるが、これに限らない。各基板Wの加熱処理の間にも、オフセット値が周期的または連続的に取得され、取得されたオフセット値に基づいてプレート温度が周期的または連続的に変化されてもよい。
上記実施の形態では、目標処理温度が変更された場合に、実処理温度が現目標処理温度に等しくなるようにプレート温度が調整されるが、これと同様に、加熱プレート11の電源が投入された場合に、実処理温度が現目標処理温度に等しくなるようにプレート温度が調整されてもよい。この場合、例えば、電源が投入されてからの経過時間、電源が投入されていないときの加熱プレート11の温度(例えば常温)、および電源が投入されたときの目標処理温度(現目標処理温度)に基づいて、プレート温度が調整される。
上記実施の形態では、基板Wの加熱処理の開始時に変化後経過時間が取得され、取得された変化後経過時間に基づいて温度制御テーブルCDからオフセット値が取得されるが、オフセット値の取得タイミングはこれに限らない。例えば、基板Wの加熱処理の開始時点が予め定められる場合、すなわち変化後経過時間が予め定められる場合には、各基板Wが熱処理部1に搬入される前に、予め定められた変化後経過時間に基づいて温度制御テーブルCDからオフセット値が取得されてもよい。また、この場合には、各基板Wが熱処理部1に搬入される前に、取得されたオフセット値に基づいてプレート温度の調整が開始されてもよい。
上記実施の形態では、加熱プレート11の全体が均一な温度に調整されるが、これに限らない。図9は、加熱プレート11の他の例を示す平面図である。図9の加熱プレート11は、互いに分割された複数の領域R1,R2,R3,R4,R5,R6を含む。加熱プレート11の中心部に円形の領域R1が設けられ、領域R2を取り囲むように円環状の領域R2が設けられる。さらに、領域R2を取り囲むように領域R3,R4,R5,R6が設けられる。
上記実施の形態は、基板Wの加熱処理を行う基板熱処理装置に本発明を適用した例であるが、これに限らず、基板の冷却処理を行う基板熱処理装置に本発明が適用されてもよい。その場合、熱処理プレートとして、加熱プレート11の代わりに基板Wを冷却するための冷却プレートが用いられる。
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
2 制御部
2a CPU
2b メモリ
2c タイマ
3 設定部
10 下部筐体
11 加熱プレート
11a 載置片
11b 導入孔
12 昇降ピン
13,27 昇降駆動部
20 上部筐体
21 ガス供給部材
21a ガス拡散部
21b ガス拡散部
22 整流板
23,26 配管
100 基板熱処理装置
CD 温度制御テーブル
ED 排気装置
GS ガス供給源
W 基板
Claims (14)
- 複数の基板に順次熱処理を行う基板熱処理装置であって、
基板が載置されるように構成された熱処理プレートと、
熱処理時における基板の処理温度の目標値を目標処理温度として設定するための設定部と、
基板の処理温度が前記設定部により設定された目標処理温度に等しくなるように制御されるべき熱処理プレートの温度を取得するための温度取得情報を予め記憶する記憶部と、
前記設定部により設定された目標処理温度および前記記憶部に記憶された温度取得情報に基づいて前記熱処理プレートを制御する制御部とを備え、
目標処理温度の変更時点からの経過時間に依存して現在の目標処理温度と前記熱処理プレートの温度との差であるオフセット値が変化する場合において目標処理温度の変更時点からの経過時間とオフセット値との関係が予め取得されており、
前記温度取得情報は、前記取得された関係に基づくオフセット値と経過時間との対応付けを表すオフセット値−経過時間情報を含み、
前記制御部は、前記設定部により設定された目標処理温度が変更された場合に、前記温度取得情報の前記オフセット値−経過時間情報に基づいて目標処理温度の変更時点から各基板の処理の開始時点までの経過時間に対応するオフセット値を取得するとともに、変更後の目標処理温度を取得されたオフセット値で補正することにより得られる制御温度に前記熱処理プレートを制御する、基板熱処理装置。 - 基板が載置されるように構成された熱処理プレートと、
熱処理時における基板の処理温度の目標値を目標処理温度として設定するための設定部と、
基板の処理温度が前記設定部により設定された目標処理温度に等しくなるように制御されるべき熱処理プレートの温度を取得するための温度取得情報を予め記憶する記憶部と、
前記設定部により設定された目標処理温度および前記記憶部に記憶された温度取得情報に基づいて前記熱処理プレートを制御する制御部とを備え、
前記温度取得情報は、現在の目標処理温度と前記熱処理プレートの温度との差であるオフセット値と目標処理温度の変更時点からの経過時間との関係を表すオフセット値−経過時間情報を含み、
前記制御部は、前記設定部により設定された目標処理温度が変更された場合に、前記温度取得情報の前記オフセット値−経過時間情報に基づいて目標処理温度の変更時点からの経過時間に対応するオフセット値を取得するとともに、変更後の目標処理温度を取得されたオフセット値で補正することにより得られる制御温度に前記熱処理プレートを制御し、
前記オフセット値−経過時間情報は、目標処理温度の変更時点からの経過時間が長いほどオフセット値が小さくなるように構成された、基板熱処理装置。 - 基板が載置されるように構成された熱処理プレートと、
熱処理時における基板の処理温度の目標値を目標処理温度として設定するための設定部と、
基板の処理温度が前記設定部により設定された目標処理温度に等しくなるように制御されるべき熱処理プレートの温度を取得するための温度取得情報を予め記憶する記憶部と、
前記設定部により設定された目標処理温度および前記記憶部に記憶された温度取得情報に基づいて前記熱処理プレートを制御する制御部とを備え、
前記温度取得情報は、現在の目標処理温度と前記熱処理プレートの温度との差であるオフセット値と目標処理温度の変更時点からの経過時間との関係を表すオフセット値−経過時間情報を含み、
前記制御部は、前記設定部により設定された目標処理温度が変更された場合に、前記温度取得情報の前記オフセット値−経過時間情報に基づいて目標処理温度の変更時点からの経過時間に対応するオフセット値を取得するとともに、変更後の目標処理温度を取得されたオフセット値で補正することにより得られる制御温度に前記熱処理プレートを制御し、
前記オフセット値−経過時間情報は、経過時間を表す複数の値にオフセット値を表す複数の値がそれぞれ対応付けられたテーブルである、基板熱処理装置。 - 基板が載置されるように構成された熱処理プレートと、
熱処理時における基板の処理温度の目標値を目標処理温度として設定するための設定部と、
基板の処理温度が前記設定部により設定された目標処理温度に等しくなるように制御されるべき熱処理プレートの温度を取得するための温度取得情報を予め記憶する記憶部と、
前記設定部により設定された目標処理温度および前記記憶部に記憶された温度取得情報に基づいて前記熱処理プレートを制御する制御部とを備え、
前記温度取得情報は、現在の目標処理温度と前記熱処理プレートの温度との差であるオフセット値と目標処理温度の変更時点からの経過時間との関係を表すオフセット値−経過時間情報を含み、
前記制御部は、前記設定部により設定された目標処理温度が変更された場合に、前記温度取得情報の前記オフセット値−経過時間情報に基づいて目標処理温度の変更時点からの経過時間に対応するオフセット値を取得するとともに、変更後の目標処理温度を取得されたオフセット値で補正することにより得られる制御温度に前記熱処理プレートを制御し、
前記オフセット値−経過時間情報は、経過時間とオフセット値との対応を表す関数であり、
前記関数は、経過時間を変数として有するとともにオフセット値を関数値として有する、基板熱処理装置。 - 前記温度取得情報は、オフセット値と目標処理温度の変更幅との関係を表すオフセット値−変更幅情報をさらに含み、
前記制御部は、前記温度取得情報の前記オフセット値−経過時間情報および前記オフセット値−変更幅情報に基づいてオフセット値を取得し、変更後の目標処理温度を取得されたオフセット値で補正することにより得られる制御温度に前記熱処理プレートを制御する、請求項1〜4のいずれかに記載の基板熱処理装置。 - 前記オフセット値−変更幅情報は、オフセット値と目標処理温度の変更幅としての変更前の目標処理温度および変更後の目標処理温度との関係を表す、請求項5記載の基板熱処理装置。
- 基板が載置されるように構成された熱処理プレートと、
熱処理時における基板の処理温度の目標値を目標処理温度として設定するための設定部と、
基板の処理温度が前記設定部により設定された目標処理温度に等しくなるように制御されるべき熱処理プレートの温度を取得するための温度取得情報を予め記憶する記憶部と、
前記設定部により設定された目標処理温度および前記記憶部に記憶された温度取得情報に基づいて前記熱処理プレートを制御する制御部とを備え、
目標処理温度の変更時における変更前の目標処理温度と変更後の目標処理温度との差である変更幅に依存して現在の目標処理温度と前記熱処理プレートの温度との差であるオフセット値が変化する場合において目標処理温度の変更幅と目標処理温度からの前記熱処理プレートの温度のオフセット値との関係が予め取得されており、前記温度取得情報は、前記取得された関係に基づくオフセット値と変更幅との対応付けを表すオフセット値−変更幅情報を含み、
前記制御部は、前記設定部により設定された目標処理温度が変更された場合に、前記温度取得情報の前記オフセット値−変更幅情報に基づいて各基板の処理開始時における目標処理温度の変更幅に対応するオフセット値を取得し、変更後の目標処理温度を取得されたオフセット値で補正することにより得られる制御温度に前記熱処理プレートを制御する、基板熱処理装置。 - 基板が載置されるように構成された熱処理プレートと、
熱処理時における基板の処理温度の目標値を目標処理温度として設定するための設定部と、
基板の処理温度が前記設定部により設定された目標処理温度に等しくなるように制御されるべき熱処理プレートの温度を取得するための温度取得情報を予め記憶する記憶部と、
前記設定部により設定された目標処理温度および前記記憶部に記憶された温度取得情報に基づいて前記熱処理プレートを制御する制御部とを備え、
前記温度取得情報は、現在の目標処理温度と前記熱処理プレートの温度との差であるオフセット値と目標処理温度の変更幅との関係を表すオフセット値−変更幅情報を含み、
前記制御部は、前記設定部により設定された目標処理温度が変更された場合に、前記温度取得情報の前記オフセット値−変更幅情報に基づいて目標処理温度の変更幅に対応するオフセット値を取得し、変更後の目標処理温度を取得されたオフセット値で補正することにより得られる制御温度に前記熱処理プレートを制御し、
前記オフセット値−変更幅情報は、目標処理温度の変更幅が大きいほどオフセット値が大きくなるように構成された、基板熱処理装置。 - 基板が載置されるように構成された熱処理プレートと、
熱処理時における基板の処理温度の目標値を目標処理温度として設定するための設定部と、
基板の処理温度が前記設定部により設定された目標処理温度に等しくなるように制御されるべき熱処理プレートの温度を取得するための温度取得情報を予め記憶する記憶部と、
前記設定部により設定された目標処理温度および前記記憶部に記憶された温度取得情報に基づいて前記熱処理プレートを制御する制御部とを備え、
前記温度取得情報は、現在の目標処理温度と前記熱処理プレートの温度との差であるオフセット値と目標処理温度の変更幅との関係を表すオフセット値−変更幅情報を含み、
前記制御部は、前記設定部により設定された目標処理温度が変更された場合に、前記温度取得情報の前記オフセット値−変更幅情報に基づいて目標処理温度の変更幅に対応するオフセット値を取得し、変更後の目標処理温度を取得されたオフセット値で補正することにより得られる制御温度に前記熱処理プレートを制御し、
前記オフセット値−変更幅情報は、目標処理温度の変更幅を表す複数の値にオフセット値を表す複数の値がそれぞれ対応付けられたテーブルである、基板熱処理装置。 - 基板が載置されるように構成された熱処理プレートと、
熱処理時における基板の処理温度の目標値を目標処理温度として設定するための設定部と、
基板の処理温度が前記設定部により設定された目標処理温度に等しくなるように制御されるべき熱処理プレートの温度を取得するための温度取得情報を予め記憶する記憶部と、
前記設定部により設定された目標処理温度および前記記憶部に記憶された温度取得情報に基づいて前記熱処理プレートを制御する制御部とを備え、
前記温度取得情報は、現在の目標処理温度と前記熱処理プレートの温度との差であるオフセット値と目標処理温度の変更幅との関係を表すオフセット値−変更幅情報を含み、
前記制御部は、前記設定部により設定された目標処理温度が変更された場合に、前記温度取得情報の前記オフセット値−変更幅情報に基づいて目標処理温度の変更幅に対応するオフセット値を取得し、変更後の目標処理温度を取得されたオフセット値で補正することにより得られる制御温度に前記熱処理プレートを制御し、
前記オフセット値−変更幅情報は、目標処理温度の変更幅とオフセット値との対応を表す関数であり、
前記関数は、目標処理温度の変更幅を変数として有するとともにオフセット値を関数値として有する、基板熱処理装置。 - 前記オフセット値−変更幅情報は、オフセット値と目標処理温度の変更幅としての変更前の目標処理温度および変更後の目標処理温度との関係を表す、請求項7〜10のいずれかに記載の基板熱処理装置。
- 前記温度取得情報は、オフセット値と目標処理温度の変更時点からの経過時間との関係を表すオフセット値−経過時間情報をさらに含み、
前記制御部は、前記温度取得情報の前記オフセット値−変更幅情報および前記オフセット値−経過時間情報に基づいてオフセット値を取得し、変更後の目標処理温度を取得されたオフセット値で補正することにより得られる制御温度に前記熱処理プレートを制御する、請求項7〜11のいずれかに記載の基板熱処理装置。 - 熱処理プレートに載置される基板の熱処理方法であって、
基板の処理温度の目標値として設定された目標処理温度に基板の処理温度が等しくなるように制御されるべき熱処理プレートの温度を取得するための温度取得情報を予め記憶するステップと、
設定された目標処理温度および記憶された温度取得情報に基づいて前記熱処理プレートを制御するステップとを備え、
目標処理温度の変更時点からの経過時間に依存して現在の目標処理温度と前記熱処理プレートの温度との差であるオフセット値が変化する場合において目標処理温度の変更時点からの経過時間と目標処理温度からの前記熱処理プレートの温度のオフセット値との関係が予め取得されており、
前記温度取得情報は、前記取得された関係に基づくオフセット値と経過時間との対応付けを表すオフセット値−経過時間情報を含み、
前記熱処理プレートを制御するステップは、
設定された目標処理温度が変更された場合に、前記温度取得情報の前記オフセット値−経過時間情報に基づいて目標処理温度の変更時点からの各基板の処理開始時点までの経過時間に対応するオフセット値を取得するステップと、
変更後の目標処理温度を取得されたオフセット値で補正することにより得られる制御温度に前記熱処理プレートを制御するステップとを含む、基板熱処理方法。 - 熱処理プレートに載置される基板の熱処理方法であって、
基板の処理温度の目標値として設定された目標処理温度に基板の処理温度が等しくなるように制御されるべき熱処理プレートの温度を取得するための温度取得情報を予め記憶するステップと、
設定された目標処理温度および記憶された温度取得情報に基づいて前記熱処理プレートを制御するステップとを備え、
目標処理温度の変更時における変更前の目標処理温度と変更後の目標処理温度との差である変更幅に依存して現在の目標処理温度と前記熱処理プレートの温度との差であるオフセット値が変化する場合において目標処理温度の変更幅と目標処理温度からの前記熱処理プレートの温度のオフセット値との関係が予め取得されており、前記温度取得情報は、前記取得された関係に基づくオフセット値と変更幅との対応付けを表すオフセット値−変更幅情報を含み、
前記熱処理プレートを制御するステップは、
設定された目標処理温度が変更された場合に、前記温度取得情報の前記オフセット値−変更幅情報に基づいて各基板の処理開始時における目標処理温度の変更幅に対応するオフセット値を取得するステップと、
変更後の目標処理温度を取得されたオフセット値で補正することにより得られる制御温度に前記熱処理プレートを制御するステップとを含む、基板熱処理方法。
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