JP5904378B2 - 抗うつ剤 - Google Patents
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好ましいキノコ類としては、L−エルゴチオネインを長期間に亘って使用しても副作用の心配がなく、安全性が高いと考えられるため特に好ましく、このようなキノコとしてエノキタケ(Flammulina velutipes)、オオイチョウタケ(Leucopaxillus giganteus)、ササクレヒトヨタケ(Coprinus comatus)、ヤマブシタケ(Hericium erinaceum)、ホンシメジ(Lyophyllum shimeji)、ナメコ(Pholiota nameko)、ヒラタケ(Pleurotus ostreatus)、エリンギ(Pleurotus eryngii)、タモギタケ(Pleurotus cornucopiae var.citrinopileatus)、ブナハリタケ(Mycoleptodonoides aitchisonii)を挙げることができる。
タモギタケ抽出物等のキノコ抽出物は、例えば0.1〜5質量%のL−エルゴチオネインを含有する。キノコ抽出物に含有されるその他の成分は、その抽出方法によって異なるが、デキストラン等の澱粉分解物、β−グルカン、エルゴステロール、ヘキシトール、セラミド、トリテルペン類、食物繊維等が挙げられる。抗うつ剤は、その用途に応じて、その他の成分を含有してもよい。
また、図3および図4では、通常餌投与群a3、タモギエキス末含有餌投与群c3、およびエルゴチオネイン含有餌投与群d3の血液中および脳内のエルゴチオネイン濃度を測定した結果がそれぞれ示されている。タモギエキス末含有餌投与群c3とエルゴチオネイン含有餌投与群d3の血液中および脳内エルゴチオネイン濃度は同程度であり、通常餌投与群a3と比較して非常に高い濃度であったことが確認された。この結果から、L−エルゴチオネインは、抗うつ剤の経口摂取後に血中に移行し、さらに、血液脳関門を通過し、脳に効率よく移行することが判明した。このことは、L−エルゴチオネインが抗うつ効果を有することを裏付けている。
図6では、尾懸垂試験において、タモギエキス末1%含有餌投与群c5sおよびタモギエキス末10%含有餌投与群c5が、通常餌投与群a5と比較して、無動時間が短縮しており、強制水泳試験で示されたL−エルゴチオネインの抗うつ効果が確認された。
強制水泳試験は、マウスの尾が底に届かない程度の深さまで水温25℃の水を注いだビーカーに7週齢のC57BL/6雄性マウス(三協ラボ社)を入れ、5分間のうちの泳いで移動している時間と無動の時間を計測することにより行った。抗うつ薬として確立されたイミプラミンの腹腔内投与30分後に、再び強制水泳試験を行った。その結果、イミプラミンの投与により無動時間が実際に短縮することを観察した(データは示さず)。よって、抗うつ作用が強制水泳試験によって示されることが確認された。
5週齢のC57BL/6雄性マウス(三協ラボ社)に強制水泳試験を実施し、5分間のうちの無動時間を測定し、無動時間の平均が同じになるように3群に分けた。1群当たり6匹のマウスとした。強制水泳試験は、上記強制水泳試験と同様の方法に従って行った。この3群のマウスに、(a1)通常餌、(b1)通常餌にアスコルビン酸を88mg/100g餌(アスコルビン酸0.5mmol/100g餌)混ぜた餌(アスコルビン酸含有餌)、(c1)通常餌にタモギエキス末(エル・エスコーポレーション社)を10質量%(10g/100g餌(L−エルゴチオネイン0.5mmol/100g餌))混ぜた餌(タモギエキス末含有餌)を与えて飼育した。このタモギエキス末のL−エルゴチオネイン含有量は、HPLCによる測定で1.2質量%である。投与開始2週間後に再度、5分間の強制水泳試験を行い、5分間のうちの無動時間を測定した。図1に、無動時間の測定結果を示す。
5週齢のC57BL/6雄性マウス(三協ラボ社)に強制水泳試験を実施し、5分間のうちの無動時間を測定し、無動時間の平均が同じになるように3群に分けた。1群当たり6匹のマウスとした。強制水泳試験は、強制水泳試験1と同様の方法に従って行った。この3群のマウスに、(a2)通常餌、(c2)通常餌にタモギエキス末(エル・エスコーポレーション社)を10質量%(10g/100g餌(L−エルゴチオネイン0.5mmol/100g餌))混ぜた餌(タモギエキス末含有餌)、(d2)通常餌にタモギエキス末含有餌に含まれるのと同量(L−エルゴチオネイン120mg(0.5mmol)/100g餌)のエルゴチオネイン(フナコシ社、#FR−111、L体のみ含有)を混ぜた餌(エルゴチオネイン含有餌)を与えて飼育した。投与開始2週間後に再度、5分間の強制水泳試験を行い、5分間のうちの無動時間を測定した。図2に、無動時間の測定結果を示す。
5週齢のC57BL/6雄性マウス(三協ラボ社)を3群に分け、(a3)通常餌、(c3)通常餌にタモギエキス末(エル・エスコーポレーション社)を10質量%(10g/100g餌(L−エルゴチオネイン0.5mmol/100g餌))混ぜた餌(タモギエキス末含有餌)、(d3)通常餌にタモギエキス末含有餌に含まれるのと同量(L−エルゴチオネイン120mg(0.5mmol)/100g餌)のエルゴチオネイン(フナコシ社、#FR−111、L体のみ含有)を混ぜた餌(エルゴチオネイン含有餌)を与えて19日間飼育し、血液中および脳内のエルゴチオネイン濃度を測定した。1群当たり6匹のマウスとした。測定は、Kato et al., Pharm Res 27, 832, 2010に記載の方法により、HPLCを用いて行った。この結果を図3および図4に示す。
強制水泳試験において見られた無動時間の減少が、自発運動量の増加に起因するものではないことを確認するため、自発運動量の測定を行った。自発運動量の測定は、強制水泳試験1で試験した各群のマウスについて、5分間に移動した距離(m)として測定した。
この結果、強制水泳試験1で試験したマウスについて、各群での自発運動量や、マウスの通った経路において顕著な差は見られなかった。従って、強制水泳試験における無動時間の減少は、自発運動量の増加に起因するものではないことが示された。
強制水泳試験1で試験した各群のマウスを、マウスにとって広くて明るく新奇な環境であるオープンフィールドテスト装置(縦45cm、横45cm、高さ45cm)に入れ、5分間の各区画(装置の外側、内側、中央)滞在時間と、立ち上がり回数を測定した。装置内におけるマウスの行動は、観察者が実際に観察記録するとともに、ビデオカメラでも撮影し、データを抽出した。区画滞在時間の測定の結果、各群の各区画での滞在時間に差はなかった。一方、立ち上がり回数は、通常餌投与群a4と比較して、タモギエキス末含有餌投与群c4で有意に増加しており(図5)、新奇環境における探索行動が増加する傾向があった。よって、タモギエキス末が、マウスの情動に何らかの作用を有している可能性が示された。一方、アスコルビン酸含有餌投与群b4の立ち上がり回数は、通常餌投与群a4と比較してほとんど差はなかった。よって、アスコルビン酸は、食物に含まれる水溶性の抗酸化物質である点でエルゴチオネインと同様であるが、マウスの情動に影響を及ぼさないことも判明した。
5週齢のC57BL/6雄性マウス(三協ラボ社)を12匹ずつ3群に分け、(a5)通常餌、(c5s)通常餌にタモギエキス末(エル・エスコーポレーション社)を1質量%(1g/100g餌(L−エルゴチオネイン0.05mmol/100g餌))混ぜた餌(タモギエキス末1%含有餌)、(c5)通常餌にタモギエキス末(エル・エスコーポレーション社)を10質量%(10g/100g餌(L−エルゴチオネイン0.5mmol/100g餌))混ぜた餌(タモギエキス末10%含有餌)を与えて飼育した。投与開始2週間後に尾懸垂試験を行った。尾懸垂試験は、マウスの尾にテープを貼り付け、このテープを尾懸垂測定装置のフックに吊り下げ、2分間のうちの無動であった時間を計測することにより行った。図6に、尾懸垂試験の結果を示す。
5週齢のC57BL/6雄性マウス(三協ラボ社)を4匹ずつ3群に分け、(a6)通常餌、(c6s)通常餌にタモギエキス末(エル・エスコーポレーション社)を1質量%(1g/100g餌(L−エルゴチオネイン0.05mmol/100g餌))混ぜた餌(タモギエキス末1%含有餌)、および(c6)通常餌にタモギエキス末(エル・エスコーポレーション社)を10質量%(10g/100g餌(L−エルゴチオネイン0.5mmol/100g餌))混ぜた餌(タモギエキス末10%含有餌)を与えて2週間飼育し、各群のマウスの血液中および脳内のエルゴチオネイン濃度を測定した。測定は、Kato et al., Pharm Res 27, 832, 2010に記載の方法により除タンパクを行った後、HILIC column(phenomenex、00F−4449−B0、150×2mm、3μm HILIC)を装備したLC−MS/MSを用いて行った。除タンパクを行った後のサンプルを1μLインジェクションし、0.1%ギ酸/MS用蒸留水および0.1%ギ酸/アセトニトリルを5:95−70:30の比率で混合した溶媒を用いて、0.3mL/minの流速で溶出した。まず、0.1%ギ酸/アセトニトリルの割合が95%となるように0.5分間維持し、続く3分間で30%まで減少させ、その状態でさらに2分間維持した。続いて、0.1秒で0.1%ギ酸/アセトニトリルが95%の条件に戻し、その状態でさらに2.4分間維持した。カラム温度は50℃、オートサンプラーの温度は4℃で維持した。分析は、LabSolutions instrumentに従った。イオン化は、陽イオンエレクトロスプレー法を用いた。MS/MSでの検出は、multiple reaction monitoring acquisition modeで行った。L−エルゴチオネインの親イオンはm/z値を230.3、娘イオンはm/z値を127.0に、内標として用いたL−エルゴチオネイン−d9の親イオンはm/z値を239.2、娘イオンはm/z値を127.0に設定した。窒素ガスをネブライザーガスとして、アルゴンガスをコリジョンガスとして用いた。この結果を図7および図8に示す。
b1、b4 アスコルビン酸含有餌投与群
c1、c2、c3、c4、c5、c6 タモギエキス末10%含有餌投与群
c5s、c6s タモギエキス末1%含有餌投与群
d2、d3 エルゴチオネイン含有餌投与群
Claims (1)
- 有効成分としてL−エルゴチオネインを含有し、前記L−エルゴチオネインの1日当たりの投与量が3〜50mgであるうつ病の予防薬または抑制薬であって、前記うつ病が、前記うつ病の抑制作用を強制水泳試験および尾懸垂試験で確認できるうつ病である予防薬または抑制薬。
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