JP5903645B2 - 蓄電池管理システム - Google Patents
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Description
本発明は、蓄電池管理システムに関する。
蓄電池と商用電源とを負荷に並列に接続し、商用電源の停電時に備えて負荷で消費される電力のバックアップとして蓄電池を用いる技術が開発されている。このような技術の中には、大容量および大出力を要するシステムのバックアップ電源として、多数の蓄電池を含む蓄電池システムを備えるものも存在する。
このような蓄電池システムにおいては、多数の蓄電池を集積して運用するが、このとき複数の蓄電池を並列に接続してひとつの電池群を構成し、さらに電池群を直列に接続することにより、大容量および大出力を実現する場合がある。集積された多数の蓄電池を管理するために、それらの蓄電池の温度や電圧、電力量等の各種物理特性が収集される。
一般に各蓄電池の管理に用いる物理量のデータ量が多いほど、その通信に要する電力も多くなる。このとき、蓄電池の管理に用いるデータ通信に要する電力をその蓄電池がまかなう場合、特定の蓄電池に通信すべきデータが集中すると、蓄電池システムを構成する蓄電池の電力量に偏りが生じかねない。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、蓄電池を並列接続して構成される蓄電池群をさらに直列接続するときに、各蓄電池の管理に用いるデータの通信量を平準化する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の蓄電池管理システムは、直列に接続された複数の蓄電池群を備え、各蓄電池群は2以上の蓄電池が並列に接続されている蓄電池システムにおける各蓄電池を管理する蓄電池管理部と、複数の蓄電池群に含まれる蓄電池を管理するための管理データを伝送する管理データ通信経路とを備える。管理データ通信経路は、蓄電池管理部を起点として、異なる蓄電池群に含まれる蓄電池を通信線を用いて数珠つなぎに接続され、再度蓄電池管理部に至るループ状の通信経路であり、管理データ通信経路のうち、第1の蓄電池群に含まれる蓄電池と、第2の蓄電池群に含まれる蓄電池とを結ぶ通信線を2以上含む。
本発明によれば、蓄電池を並列接続して構成される蓄電池群をさらに直列接続するときに、各蓄電池の管理に用いるデータの通信量を平準化する技術を提供することができる。
(配電システムの概要)
図1は、本発明の実施の形態に係る配電システム100を模式的に示す図である。実施の形態に係る配電システム100は、複数の蓄電池を含む蓄電池コンテナ200、再生可能エネルギーの発電装置である太陽電池300、双方向パワーコンディショナ400、商用電源500、負荷600、およびDC/DCコンバータ700を含む。
図1は、本発明の実施の形態に係る配電システム100を模式的に示す図である。実施の形態に係る配電システム100は、複数の蓄電池を含む蓄電池コンテナ200、再生可能エネルギーの発電装置である太陽電池300、双方向パワーコンディショナ400、商用電源500、負荷600、およびDC/DCコンバータ700を含む。
商用電源500は、電力会社からの電力を供給するための交流電源である。太陽電池300は、光起電力効果を利用し、光エネルギーを直接電力に変換する発電装置である。太陽電池300として、シリコン太陽電池、さまざまな化合物半導体などを素材にした太陽電池、色素増感型(有機太陽電池)等が使用される。なお、配電システム100は、太陽電池300に代えて、あるいはこれに加えて、図示しない燃料電池や風力発電を備えてもよい。風力発電が発電する電力は一般に交流発電であるため、配電システム100が風力発電を備える場合、双方向パワーコンディショナ400に出力する前にAC/DCコンバータ(図示せず)を設置する。
双方向パワーコンディショナ400は、一端において蓄電池コンテナ200および太陽電池300と接続するとともに、他端において商用電源500と接続する。双方向パワーコンディショナ400は図示しない双方向インバータを備え、このインバータは太陽電池300が発電した電力、または蓄電池コンテナ200が放電した電力である直流電力を交流電力に変換するとともに、商用電源500からの交流電力を直流電力に変換する双方向インバータである。DC/DCコンバータ700aは、スイッチモジュール250aと双方向パワーコンディショナ400との間の導電経路中に設置され、DC/DCコンバータ700bは、スイッチモジュール250bと双方向パワーコンディショナ400との間の導電経路中に設置される。DC/DCコンバータ700cおよび700dも同様に、それぞれ、スイッチモジュール250cと双方向パワーコンディショナ400、およびスイッチモジュール250dと双方向パワーコンディショナ400との間に設置される。以下、特に区別する場合を除き、DC/DCコンバータ700aから700dを「DC/DCコンバータ700」と総称する。DC/DCコンバータ700は、双方向パワーコンディショナで変換された直流電力を昇圧あるいは降圧し、複数の蓄電池に充放電を行わせる。
蓄電池コンテナ200は、所定数の蓄電池を含む蓄電池ユニット210を複数備える。図1に示す例では、蓄電池ユニット210aから210dまでの4つの蓄電池ユニット210が示されている。以下、特に区別する場合を除き、単に「蓄電池ユニット210」と総称する。蓄電池コンテナ200は、蓄電池ユニット210が備える各蓄電池を管理する蓄電池管理部260と備える。蓄電池コンテナ200はまた、蓄電池ユニット210aから210dと、蓄電池管理部260との間の導電経路を遮断可能なスイッチモジュール250aから250dを含む。
ここで、スイッチモジュール250aは、蓄電池ユニット210aと蓄電池管理部260との間の導電経路中に設置され、スイッチモジュール250bは蓄電池ユニット210bと蓄電池管理部260との間の導電経路中に設置される。スイッチモジュール250cおよび250dも同様に、それぞれ蓄電池ユニット210cと蓄電池管理部260、および蓄電池ユニット210dと蓄電池管理部260との間に設置される。以下、特に区別する場合を除き、スイッチモジュール250aから250dを「スイッチモジュール250」と総称する。
実施の形態に係る蓄電池管理部260は、複数の蓄電池ユニット210を管理するが、ひとつの蓄電池ユニット210およびスイッチモジュール250、および蓄電池管理部260を単位として、ひとつの蓄電池システム240を構成する。
図2は、実施の形態に係る蓄電池システム240の外観の一例を模式的に示す図である。蓄電池システム240は、蓄電池ユニット210、スイッチモジュール250、および蓄電池管理部260を備える。蓄電池ユニット210は、70個の蓄電池212を含む。各蓄電池212は、充電可能な2次電池である。蓄電池212は、例えばリチウムイオン2次電池によって実現される。
蓄電池212は、双方向パワーコンディショナ400によって直流電力に変換された、商用電源500の電力によって充電される。蓄電池管理部260は、各蓄電池212の充電状態(State Of Charge;SOC)や温度等、蓄電池212の様々な物理量を測定するとともに、特定した物理量を双方向パワーコンディショナ400に提供する。蓄電池管理部260は、蓄電池212を冷やすためのファンを制御して蓄電池212を冷やしたりする等の制御も行う。
図2において、符号212で示す矩形がひとつの蓄電池212である。煩雑となることを避けるために全てには符号を付していないが、符号212で示す矩形と同様の矩形は全て蓄電池212を示している。図2に示すように、蓄電池ユニット210は、蓄電池収容棚214aから214eまでの5つの蓄電池収容棚214を備える。各蓄電池収容棚214は、5つの蓄電池212を収容可能な収容空間を、鉛直方向に3つ備える。したがって、蓄電池収容棚214はひとつで最大5×3=15個の蓄電池212を収容できる。ここで実施の形態に係る蓄電池ユニット210は、ひとつの蓄電池収容棚214が備えるひとつの収容空間に、蓄電池212に替えてスイッチモジュール250および蓄電池管理部260を収容している。このため、全体として14×5=70個の蓄電池212を収容する。
実施の形態に係る蓄電池212は、ひとつあたり1.8kWhの電力量である。このため、蓄電池ユニット210の全体の電力量は、1.8kWh×70=126kWhとなる。蓄電池コンテナ200は4つの蓄電池ユニット210を備えるため、実施の形態に係る配電システム100は全体として126kWh×4=504kWhの電力量となる。なお、太陽電池300の発電量は250kWである。
(蓄電池収容棚の構成)
図3は、実施の形態に係る蓄電池収容棚214の外観を示す斜視図であり、蓄電池212または蓄電池管理部260を収容していない空の状態の蓄電池収容棚214を図示している。図3に示すように、蓄電池収容棚214は、ひとつの収容空間と別の収容空間との間に、収容空間を区分けするための仕切部216a、216bおよび216cを備える。以下本明細書において、図3に示すように、蓄電池収容棚214を設置したときに、鉛直方向(高さ方向)をZ方向、奥行き方向をY方向、幅方向をY方向と呼ぶ。実施の形態に係る蓄電池収容棚214は、高さ2000mm、幅570mm、奥行き550mmである。
図3は、実施の形態に係る蓄電池収容棚214の外観を示す斜視図であり、蓄電池212または蓄電池管理部260を収容していない空の状態の蓄電池収容棚214を図示している。図3に示すように、蓄電池収容棚214は、ひとつの収容空間と別の収容空間との間に、収容空間を区分けするための仕切部216a、216bおよび216cを備える。以下本明細書において、図3に示すように、蓄電池収容棚214を設置したときに、鉛直方向(高さ方向)をZ方向、奥行き方向をY方向、幅方向をY方向と呼ぶ。実施の形態に係る蓄電池収容棚214は、高さ2000mm、幅570mm、奥行き550mmである。
蓄電池収容棚214の各収容空間は、蓄電池212をY方向に5つ並べて収容することができる。図4は、蓄電池212を収容した状態の蓄電池収容棚214を示す図である。図4に示すように、蓄電池212は収容空間にちょうど収まるように収容空間のY方向の長さが設定されている。
図5は、実施の形態に係る仕切部216の外観を示す斜視図である。仕切部216は、収容空間に収容した5つの蓄電池212に対応するように、5つの吸気部218aから218eを備える。各吸気部218は、蓄電池収容棚214の外部から収容空間内に誘導するための空気を吸気する。
図6は、蓄電池212を収容した状態の蓄電池収容棚214のYZ断面図である。各吸気部218には強制的に吸気するためのファン219がY方向に並べて取り付けられている。仕切部216は、ファン219を介して吸気部218が取り込んだ空気を、仕切部216の上方に収容された蓄電池212に誘導するための誘導部材220aから220eを備える。誘導部材220はまた、仕切部216の下方に収容された蓄電池212の発熱によって熱せられ上昇する空気を排気部224に誘導するとともに、仕切部216の下方に収容された蓄電池212が発する熱が、仕切部216の上部に伝導することを抑制する機能も有する。
図6に示すように、排気部224は、蓄電池収容棚214に備えられた各仕切部216と接続している。より具体的には、排気部224は、蓄電池収容棚214のY方向奥側の背面に備えられており、各仕切部216の誘導部材220によって誘導された空気を蓄電池収容棚214の外に排出する。排気部224は蓄電池収容棚214の背面に備えられているため、仮に蓄電池収容棚214の背面を壁に密着させて設置したとしても、仕切部216の誘導部材220によって誘導された空気を蓄電池収容棚214の外に排出することができる。
図4に示したとおり、蓄電池収容棚214の各収容空間には、5つの蓄電池212が収容される。このとき、収容空間の内側に収容された蓄電池212は、発熱体である他の蓄電池212に挟まれることになる。したがって、収容空間の外側に収容された蓄電池212と比較すると、収容空間の内側に収容された蓄電池212の方が暖まりやすいと考えられる。そこで、蓄電池収容棚214の内側に存在するファン219は、蓄電池収容棚214の外側に存在するファン219よりも、ファンの回転数を大きくしてもよい。これにより、収容空間の内側に収容された蓄電池212の方が外側の蓄電池212よりも多くの空気が供給され、蓄電池212をより冷却することができる。
上述したとおり、蓄電池収容棚214の各収容空間は、5つの蓄電池212を収納可能に構成されている。ここで、ひとつの収容空間に収納される5つの蓄電池212は、正極バスバー226と負極バスバー228とによって、並列接続される。
図7は、正極バスバー226および負極バスバー228によって並列接続された5つの蓄電池212を示す図である。説明の便宜のため図7には蓄電池収容棚214の図示を省略しているが、図7は、5つの蓄電池212が並列接続された蓄電池群236が、上下方向にふたつ直列接続されている様子を示しており、蓄電池収容棚214の背面側から見た場合を図示している。図7において、蓄電池群236aの下側に蓄電池群236bが電力供給ライン230で直列接続されている。
正極バスバー226および負極バスバー228はともに、金属等の導電性の部材である。ひとつの蓄電池群236を構成する5つの蓄電池212は、各蓄電池212の正極端子が正極バスバー226で接続されるとともに、各蓄電池212の負極端子が負極バスバー228で接続されている。図7に示す例では、正極バスバー226と負極バスバー228とは平行に取り付けられており、また両者の長さも同等である。正極バスバー226の一端に蓄電池群236としての正極端子232が設けられ、負極バスバー228の他端に蓄電池群236としての負極端子234が設けられている。また、ひとつの蓄電池群236の負極端子234と、別の蓄電池群236の正極端子232とが、電力供給ライン230で接続されている。
図6に示すように、ひとつの蓄電池群236を構成する各蓄電池212を並列接続する正極バスバー226および負極バスバー228は、蓄電池収容棚214の排気部224内に備えられている。排気部224内は仕切部216の誘導部材220に誘導された空気が流れているため、正極バスバー226および負極バスバー228を空冷することができる。
図8は、実施の形態に係る仕切部216の別の構成を模式的に示す図である。図8に示す仕切部216は、2枚の誘導部材221aおよび221bを備える。誘導部材221aは、仕切部216の上方に収容された蓄電池212に吸気部218から取り込んだ気体を誘導する。また誘導部材221bは、仕切部216の下方に収容された蓄電池212の発熱によって熱せられ上昇する気体を排気部224に誘導する。ここで誘導部材221aおよび221bは、仕切部216内で離れて設置されている。これにより、誘導部材221aと誘導部材221bとの間は空気で満たされることになり、仕切部216の下方に収容された蓄電池212が発する熱が仕切部216の上部に伝導することを抑制する機能を高めることができる。また、さらに断熱機能を高めるために、誘導部材221aと誘導部材221bとの間に既知の断熱部材を設置してもよい。
(バスバーの結線)
上述したとおり、実施の形態に係る蓄電池ユニット210は、5つの蓄電池212が正極バスバー226および負極バスバー228を用いて並列に接続した蓄電池群236を、直列に14個接続している。以下、正極バスバー226に設ける正極端子232と、負極バスバー228に設ける負極端子234の位置、および蓄電池群236同士の接続の仕方につて説明する。
上述したとおり、実施の形態に係る蓄電池ユニット210は、5つの蓄電池212が正極バスバー226および負極バスバー228を用いて並列に接続した蓄電池群236を、直列に14個接続している。以下、正極バスバー226に設ける正極端子232と、負極バスバー228に設ける負極端子234の位置、および蓄電池群236同士の接続の仕方につて説明する。
図9は、蓄電池群236における正極端子232、負極端子234の設置位置の比較例を模式的に示す図である。図9に示す例では、各蓄電池群236において、正極端子232は正極バスバー226の長手方向の中心位置に設置されており、負極端子234も負極バスバー228の長手方向の中心位置に設置されている。このとき、正極端子232から負極端子234に至るまでの経路は、5つの蓄電池212aから212eのいずれかを通る経路となる。
説明の便宜のため、蓄電池212a、212b、212c、212d、および212eを通る経路を、それぞれ経路A、経路B、経路C、経路D、および経路Eと呼ぶ。経路Cを流れる電流は、正極バスバー226および負極バスバー228のいずれもほとんど通らない。これに対し、経路Aを流れる電流は、正極バスバー226の長手方向のほぼ半分の長さを通り、また負極バスバー228の長手方向のほぼ半分の長さを通る。このため、経路Aと経路Cとにおいて、正極バスバー226および負極バスバー228による配線抵抗を比較すると、経路Aの配線抵抗の方が経路Cの配線抵抗よりも大きくなる。
同様に、経路Bと経路Cとの配線抵抗は、経路Bの方が大きくなる。経路A、経路B、経路C、経路D、および経路Eの配線抵抗をそれぞれRa、Rb、Rc、Rd、およびReとすると、これらの大小関係はRa≒Re>Rb≒Rd>Rc≒0となる。このように、正極端子232は正極バスバー226の長手方向の中心位置に設置し、負極端子234を負極バスバー228の長手方向の中心位置に設置すると、正極端子232から負極端子234に至るまでの経路によって、正極バスバー226および負極バスバー228による配線抵抗の大きさが異なる。この結果、配線抵抗の小さな経路により大きな電流が流れることになり、蓄電池群236を構成する5つの蓄電池212の間で放電時のSOCの減少率、充電時のSOCの増加率に差ができる。
そこで、実施の形態に係る蓄電池ユニット210においては、正極端子232から負極端子234に至るまでの間に正極バスバー226および負極バスバー228を通る経路の長さが、平準化されるように正極端子232と負極端子234とは設置されている。
図10は、蓄電池群236における正極端子232、負極端子234の設置位置の別の例を模式的に示す図であり、正極バスバー226および負極バスバー228を通る経路の長さが平準化されるように正極端子232および負極端子234を設置した場合の様子を示す図である。
より具体的には、図10に示す例では正極端子232は正極バスバー226の長手方向の一端に設置され、負極端子234は負極バスバー228の他端に設置されている。このように正極端子232と負極端子234とを設置することにより、経路A、経路B、経路C、経路D、および経路Eのいずれの経路においても、正極端子232から負極端子234に至るまでの間に正極バスバー226と負極バスバー228とを通る経路の長さの合計が等しくなる。正極バスバー226および負極バスバー228はともに、金属等の導電性の部材でできているため、両者の単位長さあたりの配線抵抗はほぼ等しい。したがって、いずれの経路を通る場合でも、配線抵抗を等しくすることができる。
図11は、蓄電池群236における正極端子232、負極端子234の設置位置のさらに別の例を模式的に示す図であり、図10に示す例と同様に、正極バスバー226および負極バスバー228を通る経路の長さが平準化されるように正極端子232および負極端子234を設置した場合の様子を示す図である。
図11に示す例は、図10に示す例とは異なり、正極端子232は正極バスバー226の一端にはなく、また負極端子234も負極バスバー228の他端にはない。しかしながら、正極端子232は正極バスバー226の長手方向の中心よりも一端側に設置されている。また、負極端子234は負極バスバー228の長手方向の中心に対して、正極端子232の設置位置とは反対側である他端側に設置されている。正極端子232と負極端子234とをこのように設置することで、図9に示す例よりも正極バスバー226および負極バスバー228を通る経路の長さが平準化される。
(蓄電池群の接続)
次に、蓄電池212が並列接続された蓄電池群236同士の接続の仕方について説明する。
次に、蓄電池212が並列接続された蓄電池群236同士の接続の仕方について説明する。
図10および図11は、正極端子232が正極バスバー226の長手方向の中心よりも一端側に設置され、負極端子234が負極バスバー228の長手方向の中心に対して、正極端子232の設置位置とは反対側に設置されている例である。このとき、互いに隣接する第1の蓄電池群236aと第2の蓄電池群236bとにおいて、第2の蓄電池群236bの正極端子232と、第1の蓄電池群236aの負極端子234とは、バスバーの長手方向の中心位置に対して逆側に設置されている。言い換えると、第1の蓄電池群236aと第2の蓄電池群236bとを接続する電力供給ライン230は、いわばたすき掛けのように第1の蓄電池群236aの一端側から第2の蓄電池群236bの他端側とを斜めに接続する。
図12は、実施の形態に係る蓄電池群236同士の接続の仕方の一例を説明する図である。図12に示す例は、図10に示す例と同様に、各蓄電池群236において正極端子232は正極バスバー226の長手方向の一端に設置され、負極端子234は負極バスバー228の他端に設置されている。しかしながら、図12に示す例は、図10に示す例とは異なり、第2の蓄電池群236bの正極端子232と、第2の蓄電池群236bと隣接する第1の蓄電池群236aの負極端子234とは、正極バスバー226および負極バスバー228の長手方向の中心位置に対して同じ側に設置されている。この場合、第1の蓄電池群236aと第2の蓄電池群236bとを接続する電力供給ライン230は、正極バスバー226および負極バスバー228の長手方向の中心位置に対して一端側と他端側とを交互に接続することになる。
図13は、実施の形態に係る蓄電池群236同士の接続の仕方の別の例を説明する図である。図13に示す例は、図11に示す例と同様に、正極端子232は正極バスバー226の長手方向の中心よりも一端側に設置され、負極端子234は負極バスバー228の長手方向の中心に対して、正極端子232の設置位置とは反対側に設置されている。また、図13に示す例は、図12に示す例と同様に、第2の蓄電池群236bの正極端子232と、第2の蓄電池群236bと隣接する第1の蓄電池群236aの負極端子234とは、正極バスバー226および負極バスバー228の長手方向の中心位置に対して同じ側に設置されている。
以上、図10乃至図13で示す例はいずれも、蓄電池群236同士の接続形態は異なるが、各蓄電池群236において正極バスバー226および負極バスバー228を通る経路の長さが平準化されるように正極端子232および負極端子234を設置されている。したがって、図10乃至図13で示す例はいずれも、各蓄電池群236について、正極端子232から負極端子234に至るまでの間の配線抵抗が平準化されている。これにより、各蓄電池群236を構成する5つの蓄電池212におけるSOCの減少率も平準化することができる。
(蓄電池の管理データの通信経路)
続いて、蓄電池ユニット210を構成する各蓄電池212を管理するための、管理データを伝送する管理データ通信経路について説明する。
続いて、蓄電池ユニット210を構成する各蓄電池212を管理するための、管理データを伝送する管理データ通信経路について説明する。
上述したとおり、蓄電池ユニット210は、5つの蓄電池212が並列接続された蓄電池群236を、直列に14個接続して構成されている。蓄電池管理部260は各蓄電池212を管理するために、各蓄電池212のSOCや温度等、蓄電池212の様々な物理量を測定する。このとき、蓄電池管理部260と各蓄電池212とは、電力供給ラインとは異なる管理データ通信経路によって結ばれている。
より具体的には、管理データ通信経路は例えば光ファイバを用いて実現されており、蓄電池管理部260は各蓄電池212と所定の通信プロトコルを用いて通信する。実施の形態に係る蓄電池212はそれぞれ固有のアドレスが割り当てられており、蓄電池管理部260はそのアドレスを用いて各蓄電池を識別することができる。蓄電池管理部260は、所定の通信プロトコルに則って蓄電池212を識別するためのアドレスと取得したい物理量を識別するコマンドとを紐づけて、管理データ通信経路に送信する。
蓄電池管理部260が管理データを管理データ通信経路に送信すると、管理データに含まれるアドレスに対応する蓄電池212は、管理データに含まれるコマンドに対応する物理量をデータ化して管理データ通信経路に送信する。これにより、蓄電池管理部260は特定の蓄電池212における所望の物理量を取得することができる。したがって、本明細書において蓄電池212を管理するための「管理データ」とは、所定の通信プロトコルに則って蓄電池212を識別するためのアドレスと取得したい物理量を識別するコマンドとを紐づけたデータ、およびコマンドに応答して蓄電池212が送信する物理量のデータを意味する。
図14は、管理データ通信経路の比較例を模式的に示す図である。図14に示す例では、管理データ通信経路は蓄電池管理部260を起点として、ふたつの異なる蓄電池群236aおよび236bに含まれる蓄電池212を通信線を用いて数珠つなぎに接続され、再度蓄電池管理部260に至るループ状の通信経路である。蓄電池管理部260と蓄電池212とを一対一で接続するよりも、管理データ通信経路の配線が単純化され、また管理データ通信経路の長さの総和も短くなる。
より具体的には、図14に示す例における管理データ通信経路は、蓄電池管理部260と、蓄電池群236a中のひとつの蓄電池212aを通信線で接続した後、同じ蓄電池群236a中の蓄電池212b、212c、212d、および212eを順に通信線で接続する。続いて、異なる蓄電池群である蓄電池群236aと236bとをまたいで、蓄電池群236a中の蓄電池212eと、蓄電池群236b中の蓄電池212fとを通信線で接続する。その後、同じ蓄電池群236b中の蓄電池212g、212h、212i、および212jを順に通信線で接続し、最後に蓄電池管理部260に至る。
各蓄電池は、管理データ通信経路を流れる管理データを受信すると、その管理データ中のアドレスを確認し、各蓄電池に割り当てられたアドレスと照合する。アドレスが一致する場合、管理データに含まれる命令を実行し、その結果のデータを受信した管理データとともに管理データ通信経路に送信する。アドレスが一致しない場合、受信した管理データをそのまま管理データ通信経路に送信する。
蓄電池管理部260が、例えば蓄電池群236b中の蓄電池212gの温度データを取得するために、蓄電池212gを識別するためのアドレスと、その温度データを送信することを示す命令とを含む管理データを管理データ通信経路に送信したとする。このとき、図14に示す管理データ通信経路において、蓄電池管理部260と蓄電池212gとの間に存在する、いわば蓄電池212gの上流にある蓄電池212aから212fは、管理データを受信すると、管理データをそのまま管理データ通信経路に送信する。一方、蓄電池212gの下流に存在する蓄電池212hから212jは、蓄電池管理部260が送信した管理データに加えて、蓄電池212gの応答結果である蓄電池212gの温度データも送信する。
このように、蓄電池管理部260を起点としてループ状に数珠つなぎとなっている管理データ通信経路においては、管理データ通信経路の下流の方が、上流と比較して、通信すべきデータ量が多くなる。ここで、管理データの送受信時に用いられる電力は、各蓄電池212が負担する。一般に、送受信すべき管理データのデータ量が多いほど、送受信に要する電力が増加する。故に、蓄電池管理部260を起点としてループ状に数珠つなぎとなっている管理データ通信経路においては、管理データ通信経路の下流に存在する蓄電池212の方が、上流に存在する蓄電池212と比較して、管理データの通信に伴う電力消費が大きくなる。
図14に示す例では、蓄電池群236aに含まれる蓄電池212aから212eは、すべて蓄電池群236bに含まれる蓄電池212fから212jよりも管理データ通信経路の上流に存在する。このため、蓄電池群236b全体として管理データの送受信に要する電力は、蓄電池群236a全体として管理データの送受信に要する電力よりも大きくなる傾向となる。結果として、蓄電池群236bの全体としてのSOCの減少率が、蓄電池群236aの全体としてのSOCの減少率よりも大きくなる。
今、ひとつの蓄電池212に注目し、管理データ通信経路上、その蓄電池212の上流に存在する蓄電池212の数を、その蓄電池212を管理するための通信コストの指標とみなし、蓄電池群236に含まれる蓄電池212の通信コストの総和を、その蓄電池群236の「総通信コスト」と考える。このとき、図14に示す例では、蓄電池群236aの総通信コストCaは、0+1+2+3+4=10となり、蓄電池群236bの総通信コストCbは、9+8+7+6+5=35となる。Ca<Cbは、蓄電池群236bの方が蓄電池群236aよりも管理データの通信コストがかかり、結果として蓄電池群236aより蓄電池群236bの方がSOCの減りが早く、両者のSOCに差が生じることを示している。
このような状況を鑑みて、実施の形態に係る蓄電池ユニット210は、異なる蓄電池群236に含まれる蓄電池212を通信線を用いて数珠つなぎに接続され、再度蓄電池管理部260に至るループ状の通信経路において、各蓄電池群236の間の総通信コストを平準化するように管理データ通信経路を設置する。すなわち、ある蓄電池を212起点として、その蓄電池212の上流に存在する他の蓄電池212の数をその蓄電池212の通信コストとしたときに、各蓄電池群236に含まれる蓄電池212の通信コストの総和である総通信コストを平準化するように接続されている。
図15は、実施の形態に係る管理データ通信経路の一例を模式的に示す図である。図15に示す管理データ通信経路は、蓄電池群236aに含まれる蓄電池212と、蓄電池群236bに含まれる蓄電池212との間を結ぶ通信線と、同一の蓄電池群236に含まれる蓄電池212間を結ぶ通信線とが、交互に設置されている。結果として、蓄電池群236aに含まれる蓄電池212と蓄電池群236bに含まれる蓄電池212とを結ぶ通信線の本数は、蓄電池群236aおよび蓄電池群236bが備える蓄電池212の数と同数となっている。
このように、蓄電池管理部260を起点としてループ状に数珠つなぎとなっている管理データ通信経路において、蓄電池群236aに含まれる蓄電池212と蓄電池群236bに含まれる蓄電池212とを結ぶ通信線を2以上に増やすことにより、蓄電池群236aの総通信コストと蓄電池群236bの総通信コストとを平準化することができる。図15に示す例では、蓄電池群236aの総通信コストCa=0+3+4+7+8=22であり、蓄電池群236bの総通信コストCb=1+2+5+6+9=23となる。図14に示す例と比較してCaとCbとの差が小さくなり、両者の総通信コストは平準化されている。これにより、管理データの通信による蓄電池群236aの電力消費および蓄電池群236bの電力消費も平準化することができる。
図16(a)−(c)は、実施の形態に係る管理データ通信経路の別の例を模式的に示す図である。
図16(a)は、蓄電池管理部260を起点として、蓄電池群236aおよび236bに含まれる蓄電池212を通信線を用いて数珠つなぎに接続され、再度蓄電池管理部260に至るループ状の通信経路である。蓄電池群236aおよび236bに含まれる蓄電池212の数はともに4個である点で、図15に示す例とは異なる。一方で、図16(a)に示す例は、図15に示す例と同様に、蓄電池群236aに含まれる蓄電池212と、蓄電池群236bに含まれる蓄電池212との間を結ぶ通信線と、同一の蓄電池群236に含まれる蓄電池212間を結ぶ通信線とが、交互に設置されている。
図16(a)に示す例において、蓄電池群236aの総通信コストCa=0+3+4+7=14である。また、蓄電池群236bの総通信コストCb=1+2+5+6=14となり蓄電池群236aの総通信コストCaと蓄電池群236bの総通信コストCbとは等しくなる。今、管理データ通信経路が、異なるふたつの蓄電池群236aおよび236bに含まれる蓄電池212を通信線を用いて数珠つなぎに接続され、再度蓄電池管理部260に至るループ状であるとき、各蓄電池群236に含まれる蓄電池212の数が偶数であるとする。このとき、各蓄電池群236に含まれる蓄電池212の数は、ある整数mを用いて2m個と表せる。
このとき、管理データ通信経路上に存在する蓄電池群236aおよび236bの総通信コストの和Sは、S=0+1+,・・・,4m−1=4m×(4m−1)/2=2m×(4m−1)となる。Sは偶数となるため、蓄電池群236aおよび236bの総通信コストを等しくすることが可能となる。
より一般化し、Kおよびmを整数として、管理データ通信経路が異なるK個の蓄電池群236に含まれる蓄電池212を通信線を用いて数珠つなぎに接続され、再度蓄電池管理部260に至るループ状であり、各蓄電池群236に含まれる蓄電池212の数が2mであるとする。このとき、管理データ通信経路上に存在する蓄電池群236の総通信コストの和Sは、S=0+1+,・・・,2Km−1=2Km×(2Km−1)/2=Km×(2Km−1)となる。SはKの倍数であるため、管理データ通信経路上に存在するK個の蓄電池群236の総通信コストの和を、各蓄電池群236に等分することができる。
以上より、管理データ通信経路が異なる複数の蓄電池群236に含まれる蓄電池212を通信線を用いて数珠つなぎに接続され、再度蓄電池管理部260に至るループ状であるとき、各蓄電池群236に含まれる蓄電池212の数を偶数個とすることにより、各蓄電池群236の総通信コストを均等化することができる。
図16(b)は、蓄電池群236aおよび236bに含まれる蓄電池212の数はともに4個である場合における、総通信コストを平準化する管理データ通信経路の別の例を示す図である。図16(b)に示す例も、図16(a)に示す例と同様に、蓄電池群236aの総通信コストCaと蓄電池群236bの総通信コストCbとはともに14となる。一方で、図16(b)に示す例は、図16(a)に示す例とは異なり、蓄電池群236aに含まれる蓄電池212と、蓄電池群236bに含まれる蓄電池212とを結ぶ通信線は、2本である。
図16(c)は、異なる3つの蓄電池群236aから236cをループ状に数珠つなぎする管理データ通信経路において、各蓄電池群236の総通信コストを平準化する接続例を示す図である。図16(c)に示す例では、蓄電池群236aから236cの総通信コストはともに22となり等しい。
以上、本発明の実施の形態に係る配電システム100によれば、多数の蓄電池を集積して管理する場合において蓄電池の発熱を冷却する技術を提供することができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
なお、本実施の形態に係る発明は、以下に記載する項目によって特定されてもよい。
(項目1−1)
蓄電池を収納可能な収容空間を鉛直方向に複数備える棚であって、
複数の収容空間を区分けする仕切部と、
前記仕切部と接続する排気部とを備え、
前記仕切部は、
前記複数の収容空間に誘導する気体を取り込む吸気部と、
前記仕切部の下方に収容された蓄電池の発熱によって熱せられ上昇する気体を前記排気部に誘導するとともに、前記仕切部の上方に収容された蓄電池に前記吸気部から取り込んだ気体を誘導する誘導部材を備えることを特徴とする蓄電池収容棚。
(項目1−2)
前記仕切部は誘導部材を2枚備え、一方の誘導部材は前記仕切部の下方に収容された蓄電池の発熱によって熱せられ上昇する気体を前記排気部に誘導するとともに、他方の誘導部材は前記仕切部の上方に収容された蓄電池に前記吸気部から取り込んだ気体を誘導し、
前記2枚の誘導部材は離れて設置されていることを特徴とする項目1−1に記載の蓄電池収容棚。
(項目1−3)
前記複数の収容空間はそれぞれ、複数の蓄電池を収納可能に構成されており、当該複数の蓄電池は、前記排気部内に備えられたバスバーによって並列接続されていることを特徴とする項目1−1または項目1−2に記載の蓄電池収容棚。
(項目1−4)
前記仕切部に備えられた吸気部は、気体を吸入するためのファンを水平方向に複数備え、
本蓄電池収容棚の内側に存在するファンは、外側に存在するファンよりも、ファンの回転数が大きいことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の蓄電池収容棚。
蓄電池を収納可能な収容空間を鉛直方向に複数備える棚であって、
複数の収容空間を区分けする仕切部と、
前記仕切部と接続する排気部とを備え、
前記仕切部は、
前記複数の収容空間に誘導する気体を取り込む吸気部と、
前記仕切部の下方に収容された蓄電池の発熱によって熱せられ上昇する気体を前記排気部に誘導するとともに、前記仕切部の上方に収容された蓄電池に前記吸気部から取り込んだ気体を誘導する誘導部材を備えることを特徴とする蓄電池収容棚。
(項目1−2)
前記仕切部は誘導部材を2枚備え、一方の誘導部材は前記仕切部の下方に収容された蓄電池の発熱によって熱せられ上昇する気体を前記排気部に誘導するとともに、他方の誘導部材は前記仕切部の上方に収容された蓄電池に前記吸気部から取り込んだ気体を誘導し、
前記2枚の誘導部材は離れて設置されていることを特徴とする項目1−1に記載の蓄電池収容棚。
(項目1−3)
前記複数の収容空間はそれぞれ、複数の蓄電池を収納可能に構成されており、当該複数の蓄電池は、前記排気部内に備えられたバスバーによって並列接続されていることを特徴とする項目1−1または項目1−2に記載の蓄電池収容棚。
(項目1−4)
前記仕切部に備えられた吸気部は、気体を吸入するためのファンを水平方向に複数備え、
本蓄電池収容棚の内側に存在するファンは、外側に存在するファンよりも、ファンの回転数が大きいことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の蓄電池収容棚。
(項目2−1)
直列に接続された複数の蓄電池群を備え、
各蓄電池群は、
2以上の蓄電池と、
2以上の蓄電池を並列に接続する正極バスバーおよび負極バスバーと、
正極バスバーに設けられた正極端子と、
負極バスバーに設けられた負極端子とを備え、
正極端子と負極端子とは、正極端子から所定数の蓄電池のうちのいずれかの蓄電池を経由して負極端子に至るまでの間に、正極バスバーと負極バスバーとを通る経路の長さが平準化されるように設置されていることを特徴とする蓄電池システム。
(項目2−2)
正極端子は正極バスバーの長手方向の中心よりも一端側に設置され、負極端子は負極バスバーの長手方向の中心よりも他端側に設置されていることを特徴とする項目2−1に記載の蓄電池システム。
(項目2−3)
正極端子は正極バスバーの長手方向の一端に設置され、負極端子は負極バスバーの他端に設置されていることを特徴とする項目2−1に記載の蓄電池システム。
(項目2−4)
第1の蓄電池群の正極端子と、第1の蓄電池群と接続する第2の蓄電池群の負極端子とは、バスバーの長手方向の中心位置に対して逆側に設置されていることを特徴とする項目2−1から項目2−3のいずれかに記載の蓄電池システム。
(項目2−5)
第1の蓄電池群の正極端子と、第1の蓄電池群と接続する第2の蓄電池群の負極端子とは、バスバーの長手方向の中心位置に対して同じ側に設置されていることを特徴とする項目2−1から項目2−3のいずれかに記載の蓄電池システム。
直列に接続された複数の蓄電池群を備え、
各蓄電池群は、
2以上の蓄電池と、
2以上の蓄電池を並列に接続する正極バスバーおよび負極バスバーと、
正極バスバーに設けられた正極端子と、
負極バスバーに設けられた負極端子とを備え、
正極端子と負極端子とは、正極端子から所定数の蓄電池のうちのいずれかの蓄電池を経由して負極端子に至るまでの間に、正極バスバーと負極バスバーとを通る経路の長さが平準化されるように設置されていることを特徴とする蓄電池システム。
(項目2−2)
正極端子は正極バスバーの長手方向の中心よりも一端側に設置され、負極端子は負極バスバーの長手方向の中心よりも他端側に設置されていることを特徴とする項目2−1に記載の蓄電池システム。
(項目2−3)
正極端子は正極バスバーの長手方向の一端に設置され、負極端子は負極バスバーの他端に設置されていることを特徴とする項目2−1に記載の蓄電池システム。
(項目2−4)
第1の蓄電池群の正極端子と、第1の蓄電池群と接続する第2の蓄電池群の負極端子とは、バスバーの長手方向の中心位置に対して逆側に設置されていることを特徴とする項目2−1から項目2−3のいずれかに記載の蓄電池システム。
(項目2−5)
第1の蓄電池群の正極端子と、第1の蓄電池群と接続する第2の蓄電池群の負極端子とは、バスバーの長手方向の中心位置に対して同じ側に設置されていることを特徴とする項目2−1から項目2−3のいずれかに記載の蓄電池システム。
(項目3−1)
直列に接続された複数の蓄電池群を備え、各蓄電池群は2以上の蓄電池が並列に接続されている蓄電池システムにおける各蓄電池を管理する蓄電池管理部と、
複数の蓄電池群に含まれる蓄電池を管理するための管理データを伝送する管理データ通信経路とを備え、
前記管理データ通信経路は、
前記蓄電池管理部を起点として、異なる蓄電池群に含まれる蓄電池を通信線を用いて数珠つなぎに接続され、再度前記蓄電池管理部に至るループ状の通信経路であり、
前記管理データ通信経路のうち、第1の蓄電池群に含まれる蓄電池と、第2の蓄電池群に含まれる蓄電池とを結ぶ通信線を2以上含むことを特徴とする蓄電池管理システム。
(項目3−2)
前記管理データ通信経路は、
異なる蓄電池群に含まれる蓄電池間を結ぶ通信線と、同一の蓄電池群に含まれる蓄電池間を結ぶ通信線とが、交互に設置されていることを特徴とする項目3−1に記載の蓄電池管理システム。
(項目3−3)
前記管理データ通信経路のうち、第1の蓄電池群に含まれる蓄電池と第2の蓄電池群に含まれる蓄電池とを結ぶ通信線の本数は、各蓄電池群が備える蓄電池の数と同数であることを特徴とする項目3−1に記載の蓄電池管理システム。
(項目3−4)
各蓄電池群が含む蓄電池の数は偶数であることを特徴とする項目3−1から項目3−3のいずれかに記載の蓄電池管理システム。
直列に接続された複数の蓄電池群を備え、各蓄電池群は2以上の蓄電池が並列に接続されている蓄電池システムにおける各蓄電池を管理する蓄電池管理部と、
複数の蓄電池群に含まれる蓄電池を管理するための管理データを伝送する管理データ通信経路とを備え、
前記管理データ通信経路は、
前記蓄電池管理部を起点として、異なる蓄電池群に含まれる蓄電池を通信線を用いて数珠つなぎに接続され、再度前記蓄電池管理部に至るループ状の通信経路であり、
前記管理データ通信経路のうち、第1の蓄電池群に含まれる蓄電池と、第2の蓄電池群に含まれる蓄電池とを結ぶ通信線を2以上含むことを特徴とする蓄電池管理システム。
(項目3−2)
前記管理データ通信経路は、
異なる蓄電池群に含まれる蓄電池間を結ぶ通信線と、同一の蓄電池群に含まれる蓄電池間を結ぶ通信線とが、交互に設置されていることを特徴とする項目3−1に記載の蓄電池管理システム。
(項目3−3)
前記管理データ通信経路のうち、第1の蓄電池群に含まれる蓄電池と第2の蓄電池群に含まれる蓄電池とを結ぶ通信線の本数は、各蓄電池群が備える蓄電池の数と同数であることを特徴とする項目3−1に記載の蓄電池管理システム。
(項目3−4)
各蓄電池群が含む蓄電池の数は偶数であることを特徴とする項目3−1から項目3−3のいずれかに記載の蓄電池管理システム。
100 配電システム、 200 蓄電池コンテナ、 210 蓄電池ユニット、 212 蓄電池、 214 蓄電池収容棚、 216 仕切部、 218 吸気部、 219 ファン、 220 誘導部材、 224 排気部、 226 正極バスバー、 228 負極バスバー、 230 電力供給ライン、 232 正極端子、 234 負極端子、 236 蓄電池群、 240 蓄電池システム、 250 スイッチモジュール、
260 再度蓄電池管理部、 260 蓄電池管理部、 300 太陽電池、 400
双方向パワーコンディショナ、 500 商用電源、 700 DC/DCコンバータ。
260 再度蓄電池管理部、 260 蓄電池管理部、 300 太陽電池、 400
双方向パワーコンディショナ、 500 商用電源、 700 DC/DCコンバータ。
本発明は、蓄電池管理システムに利用可能である。
Claims (4)
- 直列に接続された複数の蓄電池群を備え、各蓄電池群は2以上の蓄電池が並列に接続されている蓄電池システムにおける各蓄電池を管理する蓄電池管理部と、
複数の蓄電池群に含まれる蓄電池を管理するための管理データを伝送する管理データ通信経路とを備え、
前記管理データ通信経路は、
前記蓄電池管理部を起点として、異なる蓄電池群に含まれる蓄電池を通信線を用いて数珠つなぎに接続され、再度前記蓄電池管理部に至るループ状の通信経路であり、
前記管理データ通信経路のうち、第1の蓄電池群に含まれる蓄電池と、第2の蓄電池群に含まれる蓄電池とを結ぶ通信線を2以上含むことを特徴とする蓄電池管理システム。 - 前記管理データ通信経路は、
異なる蓄電池群に含まれる蓄電池間を結ぶ通信線と、同一の蓄電池群に含まれる蓄電池間を結ぶ通信線とが、交互に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の蓄電池管理システム。 - 前記管理データ通信経路のうち、第1の蓄電池群に含まれる蓄電池と第2の蓄電池群に含まれる蓄電池とを結ぶ通信線の本数は、各蓄電池群が備える蓄電池の数と同数であることを特徴とする請求項1に記載の蓄電池管理システム。
- 各蓄電池群が含む蓄電池の数は偶数であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の蓄電池管理システム。
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