JP5902662B2 - 荷重補償装置 - Google Patents

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本発明は、アームの荷重に対してバランスさせる機能を備えた荷重補償装置に関する。
従来、アームに作用する荷重を補償し、任意の角度でバランスさせる機能(荷重補償機能)を備えた荷重補償装置が知られている。荷重補償装置は、遮断棒を開閉する遮断機等に応用されている。例えば、特許文献1には、遮断棒と釣り合う錘を備えることなく、荷重補償機能を実現した荷重補償装置が記載されている。特許文献1に記載された技術によれば、遮断棒を任意の角度でバランスさせることができると共に、手動で容易に遮断棒を開閉可能な遮断機を実現することができる。
特開2011−240487号公報
しかしながら、従来の荷重補償装置では、荷重補償装置全体を支持するスタンドにおいて、遮断棒等のアームが開閉動作する側と反対側(スタンドの背後)に、錘が設置されていたため、スタンドを壁に密着させて設置することができなかった。また、特許文献1に記載の技術では、錘を用いていないものの、バネを設置する部分がスタンドの背後に突出し、やはり壁に密着して設置することができなかった。なお、特許文献1には、遮断棒等のアームが開閉動作する側で圧縮コイルばねとアームとを連結させた結果、スタンドの背後にバネを設置する部分が突出しない構成が開示されているものの、この場合、アームが開閉動作する側に圧縮コイルばねが大きく迫り出すことから、荷重補償装置の使用形態に制約を生じる可能性がある。
このように、従来の荷重補償装置においては、荷重補償装置を設置する場合の自由度が十分に高いものではなかった。
本発明の課題は、このような状況に鑑みてなされたものであり、荷重補償装置における設置の自由度をより高めることである。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る荷重補償装置は、
支持体となる支持ユニットと、
アーム部を備え、前記支持ユニットと第1の回転軸において回転可能に連結された開閉ユニットと、
前記開閉ユニットにおいて前記第1の回転軸を挟んで前記アーム部と反対側に配置された支軸によって前記開閉ユニットと回転可能に連結されたロッドと、前記ロッドを軸方向に移動可能に支持すると共に前記第1の回転軸よりも下方に位置する第2の回転軸において前記支持ユニットと回転可能に連結された回転軸部材と、前記ロッドが前記回転部材に対して移動することにより生じる位置変化に応じて、前記開閉ユニットの重さに釣り合う弾性力を発生させる弾性部材とを備える連動ユニットと、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、荷重補償装置における設置の自由度をより高めることができる。
本発明に係る遮断機1の構成を示す概観図であり、図1(a)は上面図、図1(b)は正面図、図1(c)は右側面図、図1(d)は左側面図である。 本発明に係る遮断機1のロックユニットの構成を示す模式図であり、図2(a)は上面図、図2(b)は正面図、図3(c)は右側面図である。 本発明に係る遮断機1の開閉ユニット30の構成を示す模式図であり、図3(a)は上面図、図3(b)は正面図である。 本発明に係る遮断機1のバネユニット40の構成を示す模式図であり、図4(a)は側面図、図4(b)は正面図である。 本発明に係る遮断機1の動作状態を示す模式図であり、図5(a)は開閉ユニット30が開状態の場合、図5(b)は開閉ユニット30が開状態から閉状態へ45度回転した状態、図5(c)は開閉ユニット30が閉状態の場合を示す図である。
以下、本発明の第1実施形態による荷重補償装置を遮断機として実現した場合の例について説明する。
図1は、本発明に係る遮断機1の構成を示す概観図であり、図1(a)は上面図、図1(b)は正面図、図1(c)は右側面図、図1(d)は左側面図である。
図1において、遮断機1は、支持ユニット10と、ロックユニット20と、開閉ユニット30と、バネユニット40とを含んで構成される。
支持ユニット10は、鉛直方向に起立し、遮断機1全体の支柱(支持体)となる略角柱状の部材であり、右側面及び上面には、遮断棒の開閉動作に応じて開閉ユニット30あるいはバネユニット40が突出するための開口部が形成されている。
また、支持ユニット10は、開閉ユニット30を鉛直面内において回転可能に支持する回転軸R1と、バネユニット40を鉛直面内において回転可能に支持する回転軸R2とを備えている。
図2は、本発明に係る遮断機1のロックユニット20の構成を示す模式図であり、図2(a)は上面図、図2(b)は正面図、図3(c)は右側面図である。
ロックユニット20は、支持ユニット10における上端部に設置され、開閉ユニット30を閉状態に規制する。具体的には、ロックユニット20は、ストッパ部材21と、ロックピン22と、アジャスタ23とを備えている。
ストッパ部材21は、支持ユニット10に対して、回転軸R3によって水平方向に回転可能に支持されており、ロック時には、支持ユニット10における開閉ユニット30が突出するための開口部を塞いだ状態で、ロックピン22によって固定される。ロックピン22は、ロック時において、ストッパ部材21の先端部と、支持ユニット10においてストッパ部材21の先端部が嵌合する受け部とを貫通する貫通穴を鉛直方向の上方から下方に貫通して設置される。ロックピン22の上端には、貫通穴より大径の頭部221が形成され、ロックピン22の下端には、錠(南京錠222等)を設置するための環状部223が形成されている。
一方、ストッパ部材21は、非ロック時には、ロック時の状態から回転軸R3を中心として水平方向に回転し、支持ユニット10における開閉ユニット30が突出するための開口部を開いた状態に退避される。アジャスタ23は、ねじ山を有するシャフト231と、シャフト231の上端に備えられた回転ハンドル232と、シャフト231の下端に備えられ、開閉ユニット30に押し当てられるパッド部材233とを備えている。アジャスタ23は、ストッパ部材21を鉛直方向に貫通したねじ溝付きの貫通穴をシャフト231において貫通している。そして、ロック時においては、回転ハンドル232が回転されることで、貫通穴にねじ通されているシャフト231が移動し、パッド部材233が開閉ユニット30に当接する。ロック時において、パッド部材233が開閉ユニット30に当接されると、回転ハンドル232と錠とがワイヤによって連結された状態で錠がかけられる。そのため、回転ハンドル232を回転させようとしても、錠に連結されていることから回転ハンドル232の回転は規制され、開閉ユニット30へのパッド部材233の当接が維持される。即ち、開閉ユニット30のガタが生じることなく、閉状態が維持される。
図3は、本発明に係る遮断機1の開閉ユニット30の構成を示す模式図であり、図3(a)は上面図、図3(b)は正面図である。なお、図3(a)においては、説明の便宜のため、開閉ユニット30の一部を破断して内部構造を示している。
開閉ユニット30は、回転軸R1において、支持ユニット10に回転可能に支持されている。具体的には、開閉ユニット30の側面には、対向する一対の貫通孔301が形成されている。本実施形態において、一対の貫通孔301それぞれには、回転軸R1を構成する部材が分割して設置されている。回転軸R1を構成する各部材は、支持ユニット10における貫通孔101及び貫通孔301を貫通し、開閉ユニット30の内側において、カバー302に一端が覆われている。また、開閉ユニット30の外側面において、貫通孔301の周囲には、回転軸R1を構成する部材を支持する環状の環装部材303が固定されている。即ち、回転軸R1を構成する部材は、支持ユニット10の外側から開閉ユニット30の内部にかけて、支持ユニット10の貫通孔101、環装部材303及び貫通孔301を貫通し、内部側の端部がカバー302に覆われている。また、回転軸R1の外周面と環装部材303の内周面との間には、軸受304が介装されており、回転の摩擦が軽減されている。
また、開閉ユニット30は、遮断棒を保持する保持部31と、回転軸R1を挟んで保持部31と反対側の端部に形成されたヒンジピン32とを備えている。
保持部31は、遮断棒が差し込まれる角筒状の部材であり、保持部31に差し込まれた遮断棒は、スペーサ31aを介してボルト31b,31cで固定される。
ヒンジピン32は、回転軸R1,R2と平行に設置されており、バネユニット40の一端に形成された円環状のロッドエンド41(後述)を貫通している。即ち、バネユニット40は、ヒンジピン32を軸として、回転可能に構成されている。
バネユニット(連動ユニット)40は、回転軸R2において、支持ユニット10に回転可能に支持されている。
図4は、本発明に係る遮断機1のバネユニット40の構成を示す模式図であり、図4(a)は側面図、図4(b)は正面図である。なお、図4(b)においては、説明の便宜のため、バネ45を破断して示している。
図4に示すように、バネユニット40は、ロッドエンド41と、ロッド42と、回転ブロック43と、バネ座44と、バネ45と、カラー(移動規制部材)46と、バネ座47と、調整用ナット48とを備えている。
ロッドエンド41は、バネユニット40のロッド42における上端部に形成された円環状の構造を有する部分であり、開閉ユニット30のヒンジピン32により貫通されている。
ロッド42は、上端部にロッドエンド41を備える金属製のシャフトであり、上端側の略半分(以下、「摺動部42a」と称する。)の表面は滑らかな円筒面とされ、下端側の略半分(以下、「バネシャフト42b」と称する。)の表面にはねじ山が刻まれている。ロッド42は、回転ブロック43に形成された貫通穴43aを摺動部42aにおいて貫通しており、開閉ユニット30の開閉動作に伴い摺動部42aが貫通穴43a内を摺動する。また、ロッド42のバネシャフト42bには、後述するカラー46が設置されている。バネシャフト42bは、カラー46が設置された位置よりも下端側において、バネ座47の貫通穴47aを挿通している。また、バネシャフト42bには、調整用ナット48が設置され、弾性的に圧縮可能なバネ45と反対側の位置において、バネ座47を固定している。
回転ブロック43は、両端にほぞが一体形成された略角柱状の部材であり、長手方向の中央部にロッド42が貫通する貫通穴43aが形成されている。回転ブロック43は、貫通穴43aにおいてロッド42を摺動可能に保持している。また、回転ブロック43の両端のほぞは、支持ユニット10における回転軸R2の位置において、支持ユニット10に回転可能に支持されている。
バネ座44は、回転ブロック43のロッドエンド41と反対側に固定された円盤状の部材であり、中心部に貫通穴43aと連通する貫通穴44aが形成されている。バネ座44は、貫通穴43aにおいてロッド42を摺動可能に保持している。バネ座44は、ロッド42に挿通されたバネ45の一端が当接される台座となっている。
バネ45は、ロッド42に挿通されたコイルバネであり、一端がバネ座44に当接し、他端がバネ座47に当接している。バネ45は、バネ座47がロッド42と共にバネ座44に対して近づく方向に移動すると、その移動距離に応じて伸縮し、弾性力を発生する。このようなバネ45の弾性力は、支持ユニット10の回転軸R1周りのモーメントと釣り合う大きさに調整される。
即ち、バネ45の弾性力がヒンジピン32の位置に発生させる回転モーメントM1と、開閉ユニット30の重心位置に開閉ユニット30の質量によって発生する回転モーメントM2とが釣り合うように、バネ45の弾性力が設定される。
カラー46は、ロッド42のバネシャフト42bに設置された円筒状の部材であり、バネ45の内部に配置されている。具体的には、カラー46においては、その中心をねじ穴46aが貫通しており、ねじ山を有するバネシャフト42bがねじ穴46aにねじ込まれることで、カラー46がバネシャフト42bに設置された状態となる。カラー46は、バネ45の軸と交差する方向への撓みを規制し、バネ45が軸に沿う方向に圧縮されるよう案内する。カラー46は、バネシャフト42bの末端側からナットによって固定されている。また、カラー46は、バネシャフト42bにおける任意の位置で固定して設置することができる。本実施形態において、カラー46の上端部はバネ座44と当接する構成となっており、ロッド42の軸方向への移動量を規制する機能(即ち、開閉ユニット30の開閉量を規制する機能)が実現されている。バネ座44に当接するカラー46の位置を変えることで、開閉ユニット30を閉状態でロックする場合の角度を柔軟に設定することができ、路面の形状に応じた開閉ユニット30の角度とすることができる。
バネ座47は、バネ45を挟んでバネ座44と対向する位置に設置された円盤状の部材であり、中心部にバネシャフト42bが挿通される貫通穴47aが形成されている。バネ座47は、バネ座44と対向する側においてバネ45と当接し、その裏面側において調整用ナット48に当接している。即ち、バネ座47は、バネ45によってバネ座44と離間する方向の付勢力を受ける一方、調整用ナット48によって固定され、バネ45の付勢力に対抗している。
調整用ナット48は、1つまたは複数のナットによって構成され、バネ座47をバネ45と反対側において支持する。ロッド42に対する調整用ナット48の位置を調整することにより、バネ座47の位置が変化する。即ち、調整用ナット48の位置を調整することにより、設置状態におけるバネ45の圧縮量が変化し、開閉ユニット30の重さとバランスするためのバネ45の付勢力を発生させることができる。
このような構成により、遮断機1では、以下のような動作が実現される。
図5は、本発明に係る遮断機1の動作状態を示す模式図であり、図5(a)は開閉ユニット30が開状態の場合、図5(b)は開閉ユニット30が開状態から閉状態へ45度回転した状態、図5(c)は開閉ユニット30が閉状態の場合を示す図である。
図5に示すように、開閉ユニット30は、回転軸R1の位置を中心として回動する。このとき、開閉ユニット30が開状態から閉状態に回動するにつれて、ヒンジピン32は、回転ブロック43に最も近接した位置から離間していく。
一方、バネユニット40は、回転軸R2の位置を中心として回動する。そして、開閉ユニット30の回動に応じてヒンジピン32の位置が変化すると、ヒンジピン32に貫通されたロッドエンド41がヒンジピン32と共に回転ブロック43から離間する方向に移動する。このとき、ロッド42は、回転ブロック43の貫通穴43aを摺動し、ヒンジピン32によって貫通穴43aから引き抜かれる方向に移動される。すると、バネ座47がバネ45を圧縮することにより、バネ45の弾性力が増加する。
即ち、開閉ユニット30の回動に応じて、バネ45の弾性力が増加する。そのため、バネ45を、開閉ユニット30の質量に応じて、その回転モーメントと釣り合う所定の弾性力を発生するものにすれば、開閉ユニット30がいずれの角度であっても、遮断棒を静止させることができる。
このように、本発明に係る遮断機1によれば、支持ユニット10の背後に突出する部分がないため、設置の自由度をより高めることが可能となる。
また、本発明に係る遮断機1によれば、支持ユニット10において、開閉ユニット30が開閉動作する側にバネユニット40が突出する量が大きくないため、使用形態に対する制約を受け難い。
また、上述のように、本発明に係る遮断機1は、バネ座47の位置をバネシャフト42bに沿って調整可能であるため、同一のバネ45であっても、バネ座44とバネ座47との間で発生する弾性力を調整することができ、設置する遮断棒の長さ等に応じて、柔軟にバランスの調整を行うことができる。また、設置現場において、容易にバランスの調整を行うことができる。
また、ロックユニット20によって、閉状態とされた開閉ユニット30をガタがない状態でロックできるため、遮断機1が風等に晒された場合であっても、遮断機1の破損を抑制することができる。さらに、カラー46の上端部がバネ座44に当接することで、開閉ユニット30をロックする場合の角度を柔軟に設定することができ、路面の形状に応じた開閉ユニット30の角度とすることができる。
以上説明したように、本発明に係る遮断機1は、支持ユニット10と、開閉ユニット30と、バネユニット40とを備える。
支持ユニット10は、遮断機1の支持体となる。
開閉ユニット30は、保持部31を備え、支持ユニット10と回転軸R1において回転可能に連結される。
バネユニット40は、開閉ユニット30において回転軸R1を挟んで保持部31と反対側に配置されたヒンジピン32によって開閉ユニット30と回転可能に連結されたロッド42と、ロッド42を軸方向に移動可能に支持すると共に回転軸R1よりも下方に位置する回転軸R2において支持ユニット10と回転可能に連結された回転ブロック43と、ロッド42が回転ブロック43に対して移動することにより生じる位置変化に応じて、開閉ユニット30の重さに釣り合う弾性力を発生させるバネ45とを備える。
これにより、開閉ユニット30が回転軸R1周りに回転された場合に、ロッド42が軸方向に移動し、その移動によって生じる位置変化に応じて、バネ45が開閉ユニット30の重さに釣り合う弾性力を発生させる。
そのため、開閉ユニット30の回転状態に応じて、バネ45によって開閉ユニット30の重さに釣り合う弾性力を発生させることができ、開閉ユニット30をバランスさせて保持することができる。また、バネユニット40は、開閉ユニット30と同じ側に回転動作するため、支持ユニット10の背後に錘等が突出しない構成となる。さらに、バネユニット40の支持ユニット10からの突出量は開閉ユニット30の開閉動作に比べて小さいものに抑えることができる。
したがって、荷重補償装置における設置の自由度をより高めることが可能となる。
また、遮断機1は、調整手段として、バネ座47及び調整用ナット48を備える。
バネ座47及び調整用ナット48は、設置状態におけるバネ45の圧縮量を変化させる。
したがって、開閉ユニット30の重さに応じて、バネ45が発生する弾性力を調整することができるため、開閉ユニット30の重さとバネ45が発生する弾性力の釣り合いを微調整したり、開閉ユニット30の重さが変化した場合に、これに応じてバネ45が発生する弾性力を変化させたりすることが可能となる。
また、遮断機1は、ロックユニット20を備える。
ロックユニット20は、開閉ユニット30が閉状態である場合に、開状態の方向に変化することを規制する。
これにより、開閉ユニット30をガタがない状態で閉状態に保持することができる。
また、遮断機1は、移動規制部材としてのカラー46を備える。
カラー46は、ロッド42の軸方向における移動範囲を規制する。
これにより、開閉ユニットを閉状態で保持する場合の角度を柔軟に設定することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的範囲において変形が可能である。
例えば、本実施形態では、ロッド42は、回転ブロック43に形成された貫通穴43aを摺動部42aにおいて貫通するものとしたが、この構成に限定されない。例えば、ロッド42は、回転ブロック43を貫通していなくてもよく、ロッド42の軸方向に移動するように回転ブロック43に案内されればよい。
また、本実施形態では、弾性部材としてコイルバネであるバネ45を用いることとしたが、弾性力を発生させるものであれば、板バネやゴム部材等、種々の部材を採用することができる。
また、バネユニット40において弾性力を発生させる構造は、図5等に示す形態に限定されない。即ち、ロッド42が回転ブロック43に対して移動することにより生じる位置変化に応じて、開閉ユニット30の重さに釣り合う弾性力を発生させる構造であれば、バネ45等の弾性部材を種々の形態で設置することができる。
10 支持ユニット、20 ロックユニット、21 ストッパ部材、22 ロックピン、23 アジャスタ、30 開閉ユニット、31 保持部、32 ヒンジピン、40 バネユニット、41 ロッドエンド、42 ロッド、43 回転ブロック、44,47 バネ座、45 バネ、46 カラー、48 調整用ナット

Claims (4)

  1. 開閉されるアーム部の荷重を動力を用いることなく補償可能な荷重補償装置であって、
    支持体となる支持ユニットと、
    前記アーム部を一端に備え、前記支持ユニットと第1の回転軸において回転可能に連結された部材からなる開閉ユニットと、
    前記開閉ユニットを構成する部材において前記第1の回転軸を挟んで前記アーム部が備えられた前記一端反対側の他端形成された支軸によって前記開閉ユニットと回転可能に連結されたロッドと、前記ロッドを軸方向に移動可能に支持すると共に前記第1の回転軸よりも下方に位置する第2の回転軸において前記支持ユニットと回転可能に連結された回転部材と、前記ロッドが前記回転部材に対して移動することにより生じる位置変化に応じて、前記開閉ユニットの重さに釣り合う弾性力を発生させる弾性部材とを備える連動ユニットと、
    を備えることを特徴とする荷重補償装置。
  2. 前記開閉ユニットが特定の開閉状態である場合における前記連動ユニットに設置された前記弾性部材の圧縮量を変化させる調整手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の荷重補償装置。
  3. 前記開閉ユニットが閉状態である場合に、開状態の方向に変化することを規制するロックユニットを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の荷重補償装置。
  4. 前記ロッドの軸方向における移動範囲を規制する移動規制部材を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の荷重補償装置。
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