JP5902578B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5902578B2 JP5902578B2 JP2012168998A JP2012168998A JP5902578B2 JP 5902578 B2 JP5902578 B2 JP 5902578B2 JP 2012168998 A JP2012168998 A JP 2012168998A JP 2012168998 A JP2012168998 A JP 2012168998A JP 5902578 B2 JP5902578 B2 JP 5902578B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- game
- frame
- shaped
- rolling surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
遊技球が流下する遊技領域(20a)が前側に設けられた遊技盤(20)と、該遊技盤(20)に配設され、開口部(31a)を介して図柄表示装置(18)の表示部を前側に臨ませる枠状装飾部材(31)とを備え、打出し口(23b)を介して遊技球が遊技領域(20a)に打ち出されるよう構成された遊技機において、
前記枠状装飾部材(31)は、
前記開口部(31a)を形成する枠状基部(37)と、
前記枠状基部(37)に設けられて前記遊技盤(20)の前面より前方に突出し、前記遊技領域(20a)と図柄表示装置(18)の表示領域を区切る庇状部(38)と、
前記庇状部(38)の後縁から外方に延出し、前記遊技盤(20)の前面に当接して固定手段(40)で遊技盤(20)に固定される固定台板部(39)とを備え、
前記遊技領域(20a)は、前記打出し口(23b)に連通すると共に該連通位置において遊技球2個分より大きな幅寸法となるように前記庇状部(38)で画成された第1球流下経路(21)と、該第1球流下経路(21)に対して前記打出し口(23b)と反対側に連通すると共に該連通位置において遊技球1個分より大きくかつ遊技球2個分より小さな幅寸法となるように前記庇状部で画成された第2球流下経路(22)とを有し、前記庇状部(38)は、前記第2球流下経路(22)を画成するよう前記開口部(31a)の上方に臨む転動面を有し、
前記固定台板部(39)は、前記転動面(45)における第1球流下経路(21)側の端部より下側に設けられ、
前記遊技盤(20)には、前記遊技領域(20a)における前記打出し口(23b)とは反対側の上部側方に、前記遊技領域(20a)に打ち出された遊技球に当って減勢可能な減勢部(27)が前記庇状部(38)から離間して設けられ、
前記減勢部(27)に当った遊技球が落下する前記庇状部(38)には前記固定台板部(39)が設けられると共に、該固定台板部(39)の前側に、遊技球が通過可能な間隔で離間して対向する板部(52)が設けられ、
前記固定台板部(39)において前記板部(52)に対向する前面に、遊技球の流下方向と異なる方向に延在する減勢突部(39a)が形成されたことを要旨とする。
更に、庇状部における減勢部に当った遊技球が落下する部分には固定台板部が設けられているので、該庇状部の補強を図り得る。
前記枠状装飾部材(31)の庇状部(38)に、前記転動面(45)における第1球流下経路(21)側の端部に接続して転動面(45)から下がる段部(47)が設けられ、該段部(47)には前記台板部(39)が設けられていることを要旨とする。
請求項3の発明によれば、庇状部における遊技領域に向けて遊技球が打ち出される打出し口側に段部を設けたので、該段部をめがけて遊技球を遊技領域に打ち出すことで、遊技球が意図しない球流下経路に移動してしまうのを防ぐことができる。また、打出し口から遊技領域に打ち出された勢いのある遊技球が当接する可能性のある段部には、枠状装飾部材の固定用の台板部が設けられているので、該段部を補強することができる。
実施例に係るパチンコ機10は、図1または図2に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤20を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤20の裏側に、各種図柄を変動表示可能な図柄表示装置18が着脱可能に配設されている。また、前記中枠12の前面側には、前記遊技盤20を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透視保護板13bで前後に開口する窓部13aを覆うよう構成された前枠13が開閉可能に組み付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿15が開閉可能に組み付けられる。なお、実施例では、前記前枠13の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿14が一体的に組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14も一体的に開閉するよう構成される。なお、実施例では、前記図柄表示装置18としては、各種図柄を表示可能な液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置が採用されるが、これに限られるものではなく、ドラム式の図柄表示装置やドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の図柄表示装置を採用し得る。また、前記上球受け皿14は、前記前枠13と別体に形成してもよい。なお、球受け皿については、上下2枚の球受け皿14,15を備えるものに限らず、1枚の球受け皿のみを設ける構成であってもよい。
前記遊技盤20は、図3に示すように、所定板厚の略矩形状に形成された木材板の表面に、各種絵柄等が描かれた合成樹脂シート(図示せず)等を貼付けて装飾した板部材であって、該遊技盤20の表面(盤面)に配設された略円形状に湾曲形成する案内レール23により、パチンコ球が流下可能な遊技領域20aが画成されている。また、前記遊技盤20の裏面に、前記図柄表示装置18が取り付けられた設置部材19(図4参照)が配設されている。
前記遊技盤20には、図4に示す如く、前後に貫通する装着口28が前記遊技領域20a内に複数開設されて、各装着口28に対して各種部品が前側から取り付けられると共に、遊技領域20aの最下部位置には、該遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球を排出するアウト口29が開設されている。また、前記遊技盤20には、前記遊技領域20a内に多数の遊技釘30が植設されており、遊技領域20aを流下するパチンコ球が遊技釘30に接触することでパチンコ球の流下方向を不規則に変化させるようになっている。なお、前記装着口28の形成数は、遊技盤20に対して取り付けられる各種部品の個数や配設位置等により必要に応じて適宜決定される。
また、実施例のパチンコ機10では、前記第2始動入賞装置34の第2始動入賞口34aを開放する開放条件および該第2始動入賞口34aを閉鎖する閉鎖条件は、遊技状態に応じて設定されている。すなわち、遊技状態が前記確率変動状態および時間短縮状態の場合には、遊技状態が通常状態の場合に較べて、前記第2始動入賞装置34の第2始動入賞口34aが開放され易くなるよう前記開放条件や閉鎖条件が設定されて、第2始動入賞口34aへの入賞率を高くするよう構成されている。具体的には、実施例では、遊技状態が前記確率変動状態および時間短縮状態の場合には、遊技状態が通常状態の場合に較べて、前記始動口開放抽選の結果が確定するまでの時間が短くなるよう設定されると共に、第2始動入賞口34aの1回の開放毎の開放時間を長く設定することで、確率変動状態および時間短縮状態における第2始動入賞口34aへの入賞確率を高くしている。例えば、遊技状態が通常状態の場合には、始動口開放抽選の結果が確定するまでの時間が略30秒で、かつ第2始動入賞口34aの開放時間が0.1秒/1回に設定されるのに対し、遊技状態が確率変動状態および時間短縮状態の場合には、始動口開放抽選の結果が確定するまでの時間が略2秒で、かつ第2始動入賞口34aの開放時間が2秒/1回に設定されている。
前記設置部材19は、前記遊技盤20の外郭形状と略整合する大きさおよび形状に形成された略矩形状の背面板と、該背面板の外周縁部から前方に突出する画壁部とから前方に開口した箱状に形成されて、該画壁部の開口前端部を遊技盤20の裏面に当接させた状態で、当該遊技盤20と設置部材19とがネジにより固定される。そして、前記設置部材19において前記遊技盤20との間に画成される空間に、各種の可動演出装置や各種の発光装置等が設置されて、設置部材19を基材とする1つのユニットとして扱い得るようになっている。また、前記設置部材19の背面板には、前記枠状装飾部材31の開口部31aを前後に整列する位置に、略矩形状の開口部19aが前後に開口するよう開設されると共に、該背面板の裏側に前記図柄表示装置18が着脱自在に取り付けられて、該開口部19aを介して図柄表示装置18の表示部が遊技盤20の前側に臨むようになっている。
前記遊技盤20に配設される前記枠状装飾部材31は、図4,図5または図6に示す如く、前記遊技盤20に開設された前記第1装着口28の内側に沿って延在する環状に形成された枠状基部37と、該枠状基部37に設けられて前記遊技盤20の前面より前方に突出し、前記遊技領域20aと図柄表示装置18の表示部(表示領域)を区切る庇状部38と、該庇状部38の後縁から外方に延出する薄板状の台板部39とを備える。そして、前記枠状基部37を第1装着口28に挿入すると共に台板部39を遊技盤20の前面に当接した状態で、該台板部39をネジ等の固定手段40で遊技盤20に固定することで、枠状装飾部材31が遊技盤20に取り付けられる。ここで、前記庇状部38は、前記枠状装飾部材31(枠状基部37)の左側縁の中間位置から上縁および右下縁に亘って連続して延在するよう設けられており、図柄表示装置18の前面側を横切ってパチンコ球が流下(落下)するのを規制している。
次に、前述のように構成された実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
なお、遊技機の構成としては、実施例のものに限らず、種々の変更が可能である。
(1) 実施例では、枠状装飾部材における第1転動面(転動面)を曲面形状としたが、頂部を挟んで左右に直線的に傾斜するものであってもよい。
(2) 実施例では、遊技盤を木材板で形成したが、これに限られるものではなく、遊技盤を合成樹脂材から透明または不透明に形成するようにしてもよい。
(3) 実施例では、遊技機としてパチンコ機を例示して説明したが、これに限られるものではなく、アレンジボール機やピンボール機、スロットマシン機等の各種遊技機を採用し得る。
20 遊技盤
20a 遊技領域
21 第1球流下経路
22 第2球流下経路
23b 打出し口
27 緩衝ゴム(減勢部)
31 枠状装飾部材
31a 開口部
37 枠状基部
38 庇状部
39 台板部(固定台板部)
39a 減勢突条(減勢突部)
40 固定手段
45 第1転動面(転動面)
47 第1段部(段部)
52 減勢板(板部)
52a 減勢突条(第2の減勢突部)
Claims (3)
- 遊技球が流下する遊技領域が前側に設けられた遊技盤と、該遊技盤に配設され、開口部を介して図柄表示装置の表示部を前側に臨ませる枠状装飾部材とを備え、打出し口を介して遊技球が遊技領域に打ち出されるよう構成された遊技機において、
前記枠状装飾部材は、
前記開口部を形成する枠状基部と、
前記枠状基部に設けられて前記遊技盤の前面より前方に突出し、前記遊技領域と図柄表示装置の表示領域を区切る庇状部と、
前記庇状部の後縁から外方に延出し、前記遊技盤の前面に当接して固定手段で遊技盤に固定される固定台板部とを備え、
前記遊技領域は、前記打出し口に連通すると共に該連通位置において遊技球2個分より大きな幅寸法となるように前記庇状部で画成された第1球流下経路と、該第1球流下経路に対して前記打出し口と反対側に連通すると共に該連通位置において遊技球1個分より大きくかつ遊技球2個分より小さな幅寸法となるように前記庇状部で画成された第2球流下経路とを有し、前記庇状部は、前記第2球流下経路を画成するよう前記開口部の上方に臨む転動面を有し、
前記固定台板部は、前記転動面における第1球流下経路側の端部より下側に設けられ、
前記遊技盤には、前記遊技領域における前記打出し口とは反対側の上部側方に、前記遊技領域に打ち出された遊技球に当って減勢可能な減勢部が前記庇状部から離間して設けられ、
前記減勢部に当った遊技球が落下する前記庇状部には前記固定台板部が設けられると共に、該固定台板部の前側に、遊技球が通過可能な間隔で離間して対向する板部が設けられ、
前記固定台板部において前記板部に対向する前面に、遊技球の流下方向と異なる方向に延在する減勢突部が形成された
ことを特徴とする遊技機。 - 前記板部における前記固定台板部との対向面に、前記減勢部に当った遊技球と接触可能な第2の減勢突部が形成された請求項1記載の遊技機。
- 前記第1球流下経路の上方で開口する打出し口を介して遊技球が遊技領域に打ち出されるよう構成され、
前記枠状装飾部材の庇状部に、前記転動面における第1球流下経路側の端部に接続して転動面から下がる段部が設けられ、該段部には前記台板部が設けられている請求項1または2記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012168998A JP5902578B2 (ja) | 2012-07-30 | 2012-07-30 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012168998A JP5902578B2 (ja) | 2012-07-30 | 2012-07-30 | 遊技機 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014023878A JP2014023878A (ja) | 2014-02-06 |
JP2014023878A5 JP2014023878A5 (ja) | 2014-09-18 |
JP5902578B2 true JP5902578B2 (ja) | 2016-04-13 |
Family
ID=50198100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012168998A Active JP5902578B2 (ja) | 2012-07-30 | 2012-07-30 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5902578B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3859299B2 (ja) * | 1997-03-21 | 2006-12-20 | 株式会社ソフィア | 弾球遊技機 |
JP2003181010A (ja) * | 2001-12-19 | 2003-07-02 | Heiwa Corp | 遊技機における入賞装置 |
JP4748776B2 (ja) * | 2005-06-01 | 2011-08-17 | サミー株式会社 | 遊技機 |
JP5150869B2 (ja) * | 2008-07-14 | 2013-02-27 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
JP4907710B2 (ja) * | 2008-10-31 | 2012-04-04 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 弾球遊技機 |
JP5462767B2 (ja) * | 2010-11-12 | 2014-04-02 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
-
2012
- 2012-07-30 JP JP2012168998A patent/JP5902578B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014023878A (ja) | 2014-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5147918B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5189539B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2007260086A (ja) | 遊技機 | |
JP2009240495A (ja) | 遊技盤ユニット、及び遊技機 | |
JP2009240496A (ja) | 遊技盤ユニット、及び遊技機 | |
JP2009178279A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2015033511A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2009183331A (ja) | 遊技機 | |
JP5619563B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP4133162B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5902578B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2015221105A (ja) | 遊技機 | |
JP2009297396A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5898585B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017169633A (ja) | 遊技機 | |
JP6071769B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6012549B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6031013B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6222823B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2013039451A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP7064761B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2012095702A (ja) | パチンコ機の遊技盤 | |
JP6480999B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6071766B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2008036186A (ja) | パチンコ遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140731 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140731 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20141203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150623 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150626 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150821 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160223 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160310 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5902578 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |