JP5902559B2 - 配線基板およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器(例えば、各種オーディオビジュアル機器、家電機器、通信機器、コンピュータ機器およびその周辺機器)等に使用される配線基板、およびその製造方法に関するものである。
従来、電子部品が実装される配線基板には、絶縁層に樹脂材料を使用したものがある。
例えば、特許文献1には、樹脂材料を主成分とした絶縁層と導電層とを有する配線基板が記載されている。
ところで、従来の配線基板では、絶縁層に、電子部品よりも熱膨張率が大きい樹脂材料を使用しているために、配線基板とこの配線基板に実装される電子部品との熱膨張率の差が大きくなってしまう。
その結果、電子部品の実装時や作動時に実装構造体に熱が加わると、その熱膨張率の差に起因して、配線基板と電子部品との間に熱応力が印加されやすい。したがって、配線基板と電子部品との間の接続信頼性が低下し、実装構造体の電気的信頼性が低下しやすくなるという問題点があった。
特開平8−116174号公報
本発明は、上記問題点に鑑みて、実装構造体の電気的信頼性を向上させる要求に応える配線基板およびその製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明の一実施形態にかかる配線基板は、一主面に開口した溝部が形成された絶縁層と、前記溝部内に位置した導電層とを備え、前記絶縁層は、互いの一部で接続した複数の第1無機絶縁粒子を含むとともに、該複数の第1無機絶縁粒子に囲まれてなる複数の間隙が形成された無機多孔質層と、前記間隙に充填された樹脂とを有し、前記導電層は、その一部が前記溝部の内面から前記間隙内に浸入しているものである。
本発明の一実施形態にかかる配線基板によれば、絶縁層が、第1無機絶縁粒子を含む無機多孔質層を有する。それゆえ、無機絶縁材料は樹脂材料に比べて熱膨張率が小さいことから、絶縁層の熱膨張率を小さくすることができる。
そして、絶縁層の一主面に溝部が形成されており、導電層は溝部内に位置している。その結果、無機多孔質層を有する絶縁層は、導電層を囲って位置することから、導電層の熱膨張を低減することができる。
さらに、無機多孔質層の間隙には、樹脂が充填されていることから、無機多孔質層を有する絶縁層が導電層の熱膨張を低減する際に、絶縁層にクラックが発生することを低減す
ることができる。
その結果、配線基板の熱膨張率を低減することができ、ひいては配線基板と電子部品との間の接続信頼性が向上し、実装構造体の電気的信頼性が向上する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる実装構造体の例を示す、厚み方向(Z方向)に切断した断面図である。 図2は、図1のA1部分を拡大して示した、厚み方向(Z方向)に切断した断面図である。 図3は、図2のA2部分を拡大して示した、厚み方向(Z方向)に切断した断面図である。 図4(a)ないし(c)は、図1に示す実装構造体の製造工程を説明する厚み方向(Z方向)に切断した断面図である。 図5(a)ないし(c)は、図1に示す実装構造体の製造工程を説明する厚み方向(Z方向)に切断した断面図である。 図6は、図1に示す実装構造体の製造工程を説明する厚み方向(Z方向)に切断した断面図である。
(実装構造体)
以下に、本発明の実施形態にかかる配線基板を含む実装構造体を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1に示した実装構造体1は、例えば、各種オーディオビジュアル機器、家電機器、通信機器、コンピュータ装置またはその周辺機器などの電子機器に使用されるものである。この実装構造体1は、電子部品2と、電子部品2が一主面に実装された配線基板3と、電子部品2と配線基板3との間に配されたバンプ4とを含む。
(電子部品)
電子部品2は、例えばICまたはLSIといった半導体素子などであり、半田などの導電材料を含むバンプ4を介して、配線基板3にフリップチップ実装されている。この電子部品2は、例えば、シリコン、ゲルマニウム、ガリウム砒素、ガリウム砒素リン、窒化ガリウムまたは炭化ケイ素などの半導体材料から形成されている。
電子部品2の厚みは、例えば0.05mm以上1mm以下に設定されている。なお、電子部品2の厚みは、電子部品2の研摩によって露出した断面を走査型電子顕微鏡(SEM)または透過型電子顕微鏡(TEM)で観察し、厚み方向(Z方向)に沿った長さを10箇所以上測定し、その平均値を算出することで測定される。
(配線基板)
配線基板3は、樹脂層5と、一主面に開口した溝部Tが形成され、樹脂層5の両主面それぞれに配された一対の絶縁層6と、一対の絶縁層6それぞれの一主面に形成された溝部T内に位置し、溝部Tの内面に接した複数の導電層7と、樹脂層5および絶縁層6を貫通して形成された貫通導体8とを含む。なお、配線基板3の厚みは、例えば0.05mm以上1.5mm以下に設定され、電子部品2の厚みと同様に測定される。
(樹脂層)
樹脂層5は、一対の絶縁層6の間に配されて、絶縁層6同士を接着している。この樹脂層5は、例えば、エポキシ樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂またはシアネート樹脂な
どの樹脂材料を主成分としている。
樹脂層5の厚みは、例えば3μm以上20μm以下に設定されている。また、樹脂層5のヤング率は、例えば1GPa以上10GPa以下に設定されている。そして、樹脂層5の厚み方向(Z方向)および平面方向(XY平面方向)への熱膨張率は、例えば20ppm/℃以上70ppm/℃以下に設定されている。なお、樹脂層5の厚みは、電子部品2と同様に測定される。樹脂層5のヤング率は、ナノインデンターを用いて、ISO527−1:1993に準じた測定方法によって測定される。また、樹脂層5の熱膨張率は、市販のTMA(熱機械分析)装置を用いて、JIS K7197−1991に準じた測定方法によって測定される。
(絶縁層)
絶縁層6は、導電層7を支持するとともに、複数の導電層7同士間の絶縁性を確保するものであり、複数の間隙Gが形成された無機多孔質層9と、複数の間隙Gに充填された樹脂10とを含む。また、絶縁層6は、絶縁層6の溝部Tの底面を含み、絶縁層6の一主面に平行な仮想面Iから絶縁層6の一主面までの間にある第1層領域部R1と、仮想面Iから絶縁層6の他主面までの間にある第2層領域部R2とを具備している。なお、複数の間隙Gに充填された樹脂10は、絶縁層6の一主面に配された樹脂層5の樹脂材料が間隙Gに入り込んでいるものである。
絶縁層6の厚みは、例えば3μm以上100μm以下に設定されている。また、絶縁層6のヤング率は、例えば15GPa以上50GPa以下に設定されている。また、絶縁層6の厚み方向(Z方向)および平面方向(XY平面方向)への熱膨張率は、例えば0.6ppm/℃以上10ppm/℃以下に設定されている。そして、絶縁層6における無機多孔質層9の体積比率は、例えば62体積%以上75体積%以下に設定されている。また、樹脂10の体積比率は、例えば25体積%以上38体積%以下に設定されている。
なお、絶縁層6の厚み、ヤング率および熱膨張率は、樹脂層5と同様に測定される。また、絶縁層6における無機多孔質層9および樹脂10の体積比率は、絶縁層6の厚み方向(Z方向)に沿った断面をSEMまたはTEMで撮影し、撮影した画像から画像解析装置などを用いて、それぞれの面積比率(面積%)を測定する。次に、この測定値の平均値を算出することによって、体積比率が求められる。以下、各部材の体積比率は、絶縁層6と同様に測定される。
無機多孔質層9は、絶縁層6のヤング率を向上させるとともに、絶縁層6の熱膨張率を低減するものである。この無機多孔質層9は、無機絶縁材料からなるとともに、互いに接続した複数の第1無機絶縁粒子11を含んでいる。そして、複数の第1無機絶縁粒子11同士の接続が互いの一部で行なわれていることから、無機多孔質層9は、複数の第1無機絶縁粒子11に囲まれてなる第1間隙G1が形成された、骨格構造をなしている。なお、無機多孔質層9の厚みは、絶縁層6の厚みと同じである。
第1無機絶縁粒子11は、例えば、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウムまたは酸化カルシウムなどの無機絶縁材料からなる。中でも、酸化ケイ素は、他の無機絶縁材料と比較して誘電正接および誘電率が低いため、配線基板3の信号伝送特性を向上させることができる。
また、第1無機絶縁粒子11は、非晶質体を用いることが望ましい。第1無機絶縁粒子11を非晶質体とすることで、結晶構造に起因した熱膨張率の異方性を低減することができ、絶縁層6におけるクラックの発生を低減できる。
第1無機絶縁粒子11の平均粒径は、例えば3nm以上110nm以下に設定されている。なお、第1無機絶縁粒子11の平均粒径は、絶縁層6の断面を、TEMを用いて20個以上50個以下の第1無機絶縁粒子を含むように拡大した断面を観察し、この拡大した断面にて各粒子の最大径を測定し、その最大径の平均値を算出することによって測定される。
(導電層)
導電層7は、主に電気信号を伝送する、絶縁層6の一主面上に形成された線状の配線導体12と、バンプ4と接続される、絶縁層6の一主面上に形成されたパッド13とを含む。この導電層7は、例えば、銅、銀、金またはアルミニウムなどの導電性材料からなる。
導電層7の厚みは、例えば1.5μm以上15μm以下に設定されている。また、導電層7の幅は、例えば、1μm以上10μm以下に設定されている。また、導電層7のヤング率は、例えば50GPa以上200GPa以下に設定されている。そして、導電層7の平面方向(XY平面方向)への熱膨張率は、例えば15ppm/℃以上18ppm/℃以下に設定されている。なお、導電層7の厚み、ヤング率および熱膨張率は、絶縁層6と同様に測定される。また、導電層7の幅は、導電層7の厚みと同様に測定される。
(貫通導体)
貫通導体8は、厚み方向(Z方向)に、樹脂層5および絶縁層6を貫通して形成されており、厚み方向(Z方向)に離れて配置された一対の導電層7同士を電気的に接続するものである。この貫通導体8は、例えば、銅、銀、金またはアルミニウムなどの導電性材料からなる。
貫通導体8のヤング率は、例えば50GPa以上200GPa以下に設定されている。また、貫通導体8の厚み方向(Z方向)および平面方向(XY平面方向)への熱膨張率は、例えば15ppm/℃以上18ppm/℃以下に設定されている。
ところで、前述したように、絶縁層6は、第1無機絶縁粒子11を含む無機多孔質層9を含む。その結果、無機絶縁材料は樹脂材料に比べて熱膨張率が小さいことから、本実施形態における絶縁層6の熱膨張率は、従来の樹脂材料を主成分とする絶縁層6の熱膨張率よりも小さくすることができ、絶縁層6を有する配線基板3の熱膨張率も、従来基板に比べて小さくすることができる。したがって、電子部品2と配線基板3の熱膨張率の差を低減することができ、ひいては実装構造体1の電気的信頼性を向上させることができる。
また、絶縁層6は、樹脂層5よりも熱膨張率が小さい。その結果、絶縁層6の一主面に樹脂層5が配されている場合でも、絶縁層6が、樹脂層5の熱膨張を低減することができ、ひいては配線基板3の熱膨張率を低減することができる。
また、絶縁層6は、樹脂層5よりもヤング率が大きい、その結果、絶縁層6の一主面に樹脂層5が配されている場合でも、絶縁層6が樹脂層5の熱膨張に起因して変形することが低減され、絶縁層6は、良好に樹脂層5の熱膨張を低減することができ、ひいては配線基板3の熱膨張率を低減することができる。
また、導電層7は、無機多孔質層9を含む絶縁層6(第1層領域部R1)は、導電層7を囲んで位置している。その結果、無機多孔質層9は、互いに接続して拘束しあった第1無機絶縁粒子11を含むため、本実施形態における絶縁層6は、従来の樹脂材料を主成分とする絶縁層6よりもヤング率が大きくなることから、従来基板に比べて絶縁層6が導電層7の熱膨張に起因して変形することが低減され、良好に導電層7の平面方向(XY平面方向)における熱膨張を低減することができ、ひいては配線基板3の熱膨張率を低減する
ことができる。
また、絶縁層6は、無機多孔質層9の間隙Gに充填された樹脂10を含んでいる。その結果、樹脂材料のヤング率が無機絶縁材料のヤング率よりも小さいことから、絶縁層6に印加される応力を低減し、導電層7の熱膨張に起因して、絶縁層6におけるクラックの発生を低減することができる。
また、無機多孔質層9の間隙Gに充填された樹脂10は、樹脂層5の樹脂の一部が浸入したものである。その結果、樹脂層5の樹脂の一部である樹脂10が、無機多孔質層6の間隙Gに位置していることから、アンカー効果によって樹脂層5と絶縁層6との接着強度を向上させることができ、絶縁層6は、樹脂層5の平面方向(XY平面方向)における熱膨張を良好に低減することができる。
また、溝部Tの底面が絶縁層6からなる。その結果、絶縁層6の第2層領域部R2は、絶縁層6の第1層領域部R1を拘束して、第1層領域部R1が導電層7の熱膨張に起因して変形することを低減するため、絶縁層6は、導電層7の平面方向(XY平面方向)における熱膨張を低減することができる。
また、導電層7は、溝部Tの内面に接触している。その結果、本実施形態における絶縁層6は、従来の樹脂材料を主成分とする絶縁層6に比べて熱膨張率が小さいことから、従来基板に比べて絶縁層6と導電層7との接触面において、導電層7の熱膨張を低減することができる。
また、絶縁層6は、導電層7より熱膨張率が小さいことが望ましい。その結果、絶縁層6は、導電層7の熱膨張をさらに低減することができる。
また、図2および図3に示したように、無機多孔質層9は、第1無機絶縁粒子11よりも平均粒径が大きい第2無機絶縁粒子14を含むことが望ましい。その結果、第2無機絶縁粒子14の平均粒径は第1無機絶縁粒子11の平均粒径よりも大きいことから、無機多孔質層9のヤング率を向上させることができ、ひいては絶縁層6のヤング率を向上させることができる。したがって、絶縁層6は、導電層7の平面方向(XY平面方向)における熱膨張をさらに低減することができる。なお、この場合には、無機多孔質層9では、複数の第1無機絶縁粒子11と第2無機絶縁粒子14とが互いの一部で接続し、複数の第1無機絶縁粒子11と第2無機絶縁粒子14とに囲まれてなる第2間隙G2が形成されており、第2間隙G2にも樹脂10が充填されている。
また、第2無機絶縁粒子14の平均粒径は、例えば0.5μm以上5μm以下に設定されており、第2無機絶縁粒子14のヤング率および熱膨張率は、第1無機絶縁粒子11と同様に設定されている。また、この場合には、無機多孔質層6における第1無機絶縁粒子11の体積比率は、例えば20体積%以上90体積%以下に設定されており、第2無機絶縁粒子14の体積比率は、10体積%以上80体積%以下に設定されている。なお、第2無機絶縁粒子14の平均粒径は、絶縁層6の断面を、SEMを用いて20個以上50個以下の第1無機絶縁粒子を含むように拡大した断面を観察し、この拡大した断面にて各粒子の最大径を測定し、それを平均することによって測定される。また、無機多孔質層6における体積比率は、絶縁層6における体積比率と同様に測定される。
また、第2無機絶縁粒子14は、例えば、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウムまたは酸化カルシウムなどの無機絶縁材料からなる。また、第2無機絶縁粒子14は、第1無機絶縁粒子11と同じ材料で形成することが望ましい。その結果、第1無機絶縁粒子11と第2無機絶縁粒子14との接続が強固になり、無機多孔質層9に生じるクラ
ックを良好に低減することができる。
また、第2無機絶縁粒子14は、非晶質体を用いることが望ましい。その結果、第2無機絶縁粒子14の結晶構造に起因した絶縁層6におけるクラックの発生を低減することができる。
また、第2層領域部R2における第2無機絶縁粒子14の含有割合は、第1層領域部R1における第2無機絶縁粒子14の含有割合よりも大きいことが望ましい。その結果、絶縁層6の第2層領域部R2のヤング率が、絶縁層6の第1領域部R1のヤング率よりも大きくなることから、絶縁層6の第2層領域部R2は、良好に絶縁層6の第1層領域部R1を拘束することができ、ひいては絶縁層6は、導電層7の平面方向(XY平面方向)における熱膨張をさらに低減することができる。
また、配線導体12は、長手方向に垂直な断面において、厚みが幅よりも大きい矩形状である。その結果、平面方向(XY平面方向)において導電層7の密度を向上させることができるとともに、配線導体12の電気抵抗を低減することができる。この場合、配線導体12のアスペクト比は、例えば3以下に設定されている。
また、絶縁層6の第1層領域R1における、複数の導電層7の間に位置した導電層間部R3は、第1無機絶縁粒子10からなることが望ましい。その結果、溝部Tの内面の平坦度を向上させることができ、配線基板3における高周波の信号伝送特性を向上させることができる。
また、配線導体12の幅は、導電層間部R3の幅よりも小さいことが望ましい。その結果、絶縁層6は、配線導体12の熱膨張を低減することができ、ひいては絶縁層6は、導電層7の平面方向(XY平面方向)における熱膨張を良好に低減することができる。
また、導電層7の一部は、溝部Tの内面から第1間隙G1または第2間隙G2内に浸入していることが望ましい。その結果、アンカー効果によって、絶縁層6と導電層7との接着強度が向上し、絶縁層6と導電層7とが剥離することを低減することができる。
また、導電層7の上面は、絶縁層6の上面と同一主面をなすことが望ましい。その結果、配線基板3の主面の平坦度が向上し、電子部品2と配線基板3との接続信頼性を向上させることができる。
また、導電層7の上面は、絶縁層6の主面から導電層7の中央部に向かって、凹んでいることが望ましい。その結果、導電層7上に樹脂層5をさらに積層する際に、樹脂層5と導電層7との接着面積が大きくなり、樹脂層5と導電層7の接着強度を向上させることができ、樹脂層5と導電層7との剥離を低減することができる。
(実装構造体の作製)
次に、前述した実装構造体1の製造方法を、図4から図6を参照しつつ説明する。
(配線基板の作製)
(1)第1無機絶縁粒子11および第2無機絶縁粒子14を含む固形分と、この固形分が分散した溶剤とを有する無機絶縁ゾル9xを準備する。
無機絶縁ゾル9xは、例えば、固形分を10体積%以上50体積%以下含み、溶剤を50%体積以上90体積%以下含む。固形分を10体積%以上とすることによって、無機絶縁ゾル9xの粘度を低く保持するとともに、固形分を50体積%以下とすることによって
、無機絶縁ゾル9xから形成される絶縁層の生産性を高く維持できる。
無機絶縁ゾル9xの固形分は、例えば、第1無機絶縁粒子11を20体積%以上90体積%以下含み、第2無機絶縁粒子14を10体積%以上80体積%以下含む。これにより、後述する(3)の工程にて、絶縁層6におけるクラックの発生を効果的に低減できる。
なお、第1無機絶縁粒子11は、例えば、ケイ酸ナトリウム水溶液(水ガラス)などのケイ酸化合物を精製し、化学的に酸化ケイ素を析出させることにより、作製することができる。この場合には、低温条件下で第1無機絶縁粒子11を作製することができるため、非晶質状態である第1無機絶縁粒子11を作製することができる。
一方、第2無機絶縁粒子14は、酸化ケイ素からなる場合であれば、例えば、ケイ酸ナトリウム水溶液(水ガラス)などのケイ酸化合物を精製し、化学的に酸化ケイ素を析出させた溶液を火炎中に噴霧し、凝集物の形成を低減しつつ800℃以上1500℃以下に加熱することによって、作製することができる。
また、第2無機絶縁粒子14を作製する際の加熱時間は、1秒以上180秒以下に設定されていることが望ましい。その結果、この加熱時間を短縮することにより、800℃以上1500℃以下に加熱した場合においても、第2無機絶縁粒子14の結晶化を低減し、非晶質状態を維持することができる。
一方、無機絶縁ゾル9xに含まれる溶剤は、例えば、メタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、エチレングリコール、エチレングリコールモノプロピルエーテル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、キシレン、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジメチルアセトアミドおよび/またはこれらから選択された2種以上の混合物を含んだ有機溶剤を使用することができる。
(2)図4(a)に示すように、配線パターン状に凸部が形成された平板状の型体15を準備する。この型体15は、例えば、金属材料からなる平板状の支持体16上に、例えば、支持体16上と異なる金属材料などの金属層17を形成し、さらに金属層17上に、例えば、感光性の樹脂材料によって、導電層7に対応した配線パターン状の凸部をなす樹脂体18を形成することによって、作製する。
具体的には、例えば、ステンレスなどからなる支持体16を準備して、支持体16の一主面を平坦になるように研摩する。これは、支持体16の凹凸を減らし、支持体16と金属層17との接着強度を低減し、後の工程(8)において、型体15から支持体16を剥離しやすくするという効果を奏する。
次いで、支持体16上に、例えば無電解メッキなどによって、例えば銅などの金属層17を、例えば2μm以上5μm以下の厚みで形成し、金属層17の支持体16と反対側の主面をエッチングして粗化する。そして、金属層17のエッチングした主面上に、例えば、エポキシ樹脂またはアクリル樹脂などの未硬化の感光性の樹脂材料を塗布し、露光・現像を経て、導電層7に対応した配線パターン状の凸部を形成する。
なお、本工程においては、金属層17の一主面を粗化することによって、金属層17と樹脂体18との接着強度が向上し、樹脂体18が金属層17が剥離することを低減することができる。
(3)図4(b)に示すように、樹脂体18を被覆するように、型体15上に無機絶縁
ゾル9xを塗布する。
無機絶縁ゾル9xの塗布は、例えば、ディスペンサー、バーコーター、ダイコーターまたはスクリーン印刷を用いて行なうことができる。このとき、前述した如く、無機絶縁ゾル9xの固形分が50体積%以下に設定されていることから、無機絶縁ゾル9xの粘度が低く設定され、塗布された無機絶縁ゾル9xの平坦性を高くすることができる。
(4)無機絶縁ゾル9xを乾燥させて溶剤を蒸発させる。
ここで、溶剤の蒸発に伴って無機絶縁ゾル9xが収縮するが、かかる溶剤は、複数の第1無機絶縁粒子11の囲まれた第1間隙G1および複数の第1無機絶縁粒子と第2無機絶縁粒子14とに囲まれた第2間隙G2に含まれており、第1無機絶縁粒子11および第2無機絶縁粒子14自体には含まれていない。このため、無機絶縁ゾル9xが平均粒径の大きい第2無機絶縁粒子14を含んでいると、その分、間隙Gが小さくなるとともに、溶剤が充填される領域が少なくなり、無機絶縁ゾル9xの溶剤の蒸発時に無機絶縁ゾル9xの収縮量が小さくなる。すなわち、第2無機絶縁粒子14によって無機絶縁ゾル9xの収縮が制限されることとなる。その結果、無機絶縁ゾル9xの収縮に起因するクラックの発生を低減することができる。また、仮にクラックが生じても、平均粒径の大きい第2無機絶縁粒子14によってこのクラックの伸長を妨げることができる。
無機絶縁ゾル9xの乾燥は、例えば、加熱および風乾によって行なわれる。乾燥温度が、例えば20℃以上溶剤の沸点(2種類以上の溶剤を混合している場合には、最も沸点の低い溶剤の沸点)未満に設定され、乾燥時間が、例えば20秒以上30分以下に設定される。その結果、溶剤の沸騰が低減され、沸騰の際に生じる気泡の圧力によって第1無機絶縁粒子11および第2無機絶縁粒子14が押し出されることが低減され、この粒子の分布をより均一にすることが可能となる。
(5)残存した無機絶縁ゾル9xの固形分を樹脂体18の熱分解温度未満で加熱し、複数の第1無機絶縁粒子11同士が互いの一部で接続するとともに、第1無機絶縁粒子11と第2無機絶縁粒子14とが互いの一部で接続した無機多孔質層9を作製する。
ここで、無機絶縁ゾル9xは、平均粒径が微小に設定された第1無機絶縁粒子11を有している。その結果、無機絶縁ゾル9xの加熱温度が比較的低温、例えば樹脂体18の熱分解温度未満と低温であっても、第1無機絶縁粒子11同士を強固に接続することができる。
なお、第1無機絶縁粒子11同士を強固に接続することができる温度は、例えば第1無機絶縁粒子11の平均粒径を110nm以下に設定した場合は250℃程度であり、前記平均粒径を15nm以下に設定した場合は150℃程度である。また、第1無機絶縁粒子11および第2無機絶縁粒子14に含まれる酸化ケイ素の結晶化開始温度は1300℃程度である。
無機絶縁ゾル9xの加熱温度は、第1無機絶縁粒子11および第2無機絶縁粒子14の結晶化開始温度未満に設定されていることが望ましい。その結果、結晶化した粒子が相転移によって収縮することを抑制し、絶縁層6におけるクラックの発生を低減できる。
さらに、このように低温で加熱することによって、第1無機絶縁粒子11および第2無機絶縁粒子14が粒子の形状を保持しつつ、第1無機絶縁粒子11同士および第1無機絶縁粒子11と第2無機絶縁粒子14とを近接領域のみで接続させることができる。その結果、第1無機絶縁粒子11同士および第1無機絶縁粒子11と第2無機絶縁粒子14とを
接続させることができ、ひいては第1無機絶縁粒子11同士の間に開気孔の間隙Gを容易に形成することができる。
なお、無機絶縁ゾル9xの加熱は、温度が例えば100℃以上300℃未満に設定されて、時間が例えば0.5時間以上24時間以下に設定されることが望ましい。
(6)未硬化の樹脂前駆体5xを準備し、図4(c)に示すように、無機多孔質層9の型体15と反対側の主面に樹脂前駆体5xを塗布または積層し、無機多孔質層9、型体15および樹脂前駆体5xを上下方向に加熱加圧することによって、無機多孔質層9の間隙Gの一部に未硬化の樹脂材料を入り込ませて、型体15、無機多孔質層9および樹脂前駆体5xを含む積層体19を作製する。なお、未硬化とは、ISO472:1999に準ずるA−ステージまたはB−ステージの状態である。
また、無機多孔質層9、型体15および樹脂前駆体5xの加熱加圧は、樹脂前駆体5xの熱硬化開始温度未満で行なう。具体的には、加熱温度が、例えば60℃以上160℃以下に設定され、圧力が、例えば0.1MPa以上2MPa以下に設定され、加熱加圧時間が、例えば0.5時間以上2時間以下に設定される。
(7)工程(1)から工程(6)を繰り返して、一対の積層体19を準備し、図5(a)に示すように、互いの積層体19の樹脂前駆体5xの一主面が接するように、積層体19同士を積層する。
(8)複数の積層体19を、上下方向に加熱加圧することによって、複数の積層体19それぞれの樹脂前駆体5を熱硬化させて単層の樹脂層5とするとともに、無機多孔質層9の間隙Gに充填した樹脂前駆体5xを熱硬化させて樹脂10として、無機多孔質層9の間隙Gに樹脂10が充填した絶縁層6を作製する。
なお、複数の積層体19の加熱加圧は、樹脂前駆体5xの硬化開始温度以上樹脂前駆体5xの熱分解温度未満で行なう。具体的には、温度は例えば150℃以上250℃以下に設定され、圧力は例えば2MPa以上3MPa以下に設定され、時間は例えば0.5時間以上2時間以下に設定される。
(9)図5(b)に示すように、複数の積層体19から、機械的に型体15の支持体16のみを剥がし、その後、金属層17、樹脂体18、絶縁層6および樹脂層5を貫通した貫通孔Hを形成する。貫通孔Hは、例えば、レーザー加工、金型加工あるいはサンドブラスト加工によって形成することができる。
なお、貫通孔Hの形成は、金属層17の一主面からレーザー光を照射して行なうことが望ましい。その結果、微細な貫通孔Hを形成することができる。
また、貫通孔Hの形成は、溝部T内に配された樹脂体18を残存させて行なうことが望ましい。その結果、溝部Tの内面を荒らすことなく、貫通孔Hを形成することができる。
(10)図5(c)に示すように、金属層17をエッチングによって除去し、樹脂体18を積層体19から剥離した後、例えば無電解めっき、蒸着法、CVD法またはスパッタリング法を用いて、貫通孔Hから、溝部Tを含んだ絶縁層6の一主面上にかけて、導電材料を付着させる。その後、絶縁層6の一主面上にある、溝部Tからはみ出た導電材料を除去することによって、貫通孔H内および溝部T内に位置した貫通導体8および導電層7を形成することができる。
なお、樹脂体18の剥離は、化学的処理を施して軟化させてから剥離することが望ましい。その結果、溝部Tの内面を構成する第1無機絶縁粒子11の剥離が低減され、良好に溝部Tを形成することができる。具体的には、例えば、水酸化ナトリウム溶液を吹き付けることによって、化学的な作用で樹脂体18を軟化させるとともに、溶液を吹き付ける勢いで樹脂体18を剥離することができる。
また、樹脂体18を剥離した後、貫通孔H内を、例えば過マンガン酸溶液を用いて、デスミア処理をすることによって、溝部T内も共にデスミア処理され、その結果、溝部Tの内面に露出した樹脂10の一部が溶解し、樹脂10が溶解した間隙Gに貫通導体8の一部が配することができる。
また、絶縁層6の一主面上にある導電材料の除去は、研磨またはエッチング、あるいは研摩およびエッチングすることによって、導電層7の中央部が凹んだ形状を形成することができる。
以上のようにして、配線基板3を作製する。
(電子部品の実装)
(11)図6に示すように、前述した配線基板3の一主面上に、バンプ4を介して配線基板3に電子部品2をフリップチップ実装することによって、実装構造体1を作製することができる。
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良、組合せなどが可能である。
例えば、前述した本発明の実施形態は、ソルダーレジスト層についての説明を省略したが、配線基板は上下面に樹脂材料を含むソルダーレジスト層を有していても構わない。
また、前述した本発明の実施形態は、アンダーフィルについての説明を省略したが、配線基板と電子部品との間にアンダーフィルを有していても構わない。
また、前述した本発明の実施形態では、絶縁層6は、樹脂層5の両主面に1層ずつ含んでいたが、絶縁層6はさらに樹脂層5を介して複数層積層しても構わない。
また、前述した本発明の実施形態は、樹脂層5はフィラー粒子を含んでいないが、樹脂層5に分散して配されたフィラー粒子を含んでも構わない。
1 実装構造体
2 電子部品
3 配線基板
4 バンプ
5 樹脂層
5x 樹脂前駆体
6 絶縁層
7 導電層
8 貫通導体
9 無機多孔質層
9x 無機絶縁ゾル
10 樹脂
11 第1無機絶縁粒子
12 配線導体
13 パッド
14 第2無機絶縁粒子
15 型体
16 支持体
17 金属層
18 樹脂体
19 積層体
T 溝部
G 間隙
I 仮想面
R1 第1層領域部
R2 第2層領域部
R3 導電層間部
H 貫通孔

Claims (6)

  1. 一主面に開口した溝部が形成された絶縁層と、前記溝部内に位置した導電層とを備え、前記絶縁層は、互いの一部で接続した複数の第1無機絶縁粒子を含むとともに、該複数の第1無機絶縁粒子に囲まれてなる複数の間隙が形成された無機多孔質層と、前記間隙に充填された樹脂とを有し、前記導電層は、その一部が前記溝部の内面から前記間隙内に浸入していることを特徴とする配線基板。
  2. 請求項1に記載の配線基板において、
    前記溝部の底面は、前記絶縁層からなることを特徴とする配線基板。
  3. 請求項1または請求項2に記載の配線基板において、
    前記無機多孔質層は、前記第1無機絶縁粒子よりも粒径が大きく、かつ前記複数の第1無機絶縁粒子と互いの一部で接続した、複数の第2無機絶縁粒子をさらに含むことを特徴とする配線基板。
  4. 請求項3に記載の配線基板において、
    前記絶縁層は、前記溝部の底面から前記絶縁層の前記一主面までの間にある第1層領域部と、前記溝部の底面から前記絶縁層の他主面までの間にある第2層領域部とを具備しており、
    前記第2層領域部における前記第2無機絶縁粒子の含有割合は、前記第1層領域部における前記第2無機絶縁粒子の含有割合よりも大きいことを特徴とする配線基板。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の配線基板において、
    前記導電層は、平面視において線状の配線導体を構成しており、
    該配線導体は、長手方向に垂直な断面において、厚みが幅よりも大きい矩形状であることを特徴とする配線基板。
  6. 請求項1に記載の配線基板の製造方法であって、
    配線パターン状に凸部が形成された平板状の型体上に、溶剤および複数の前記第1無機絶縁粒子を有する無機絶縁ゾルを塗布する工程と、
    塗布された前記無機絶縁ゾルを、前記第1無機絶縁粒子の結晶化開始温度未満で加熱して、前記複数の第1無機絶縁粒子が互いの一部で接続するとともに、該複数の第1無機絶縁粒子に囲まれた間隙が形成された前記無機多孔質層を形成する工程と、
    前記無機多孔質層の前記間隙に未硬化の樹脂前駆体を充填する工程と、
    前記無機多孔質層および前記樹脂前駆体を前記樹脂前駆体の硬化開始温度以上の温度で加熱して、前記樹脂前駆体を熱硬化させて前記樹脂にするとともに、前記無機多孔質層および前記樹脂を有する前記絶縁層を形成する工程と、
    前記型体から前記絶縁層を分離して、一主面に前記凸部に対応した前記溝部が形成された前記絶縁層を得る工程と、
    前記溝部内をデスミア処理し、前記溝部に露出した前記樹脂を溶解する工程と、
    前記溝部内に前記導電層を形成する工程とを備えることを特徴とする配線基板の製造方法。
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