JP5901513B2 - 品目所要予測装置、品目所要予測方法およびプログラム - Google Patents

品目所要予測装置、品目所要予測方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、製品の受注生産において品目所要を予測する品目所要予測装置、品目所要予測方法およびプログラムに関する。
製品または部品の受注生産においては、受注が確定し顧客ごとの製品または部品の仕様が決定した後に設計・手配、部品調達することが一般的である。しかし、この運用では長納期部品の調達リードタイムを確保することが難しく、工期に余裕がない工事では欠品が発生し、製造遅延を引き起こす恐れがある。
そこで、製品または部品の仕様が決定した後に設計と並行して長納期部品を先行手配したり、戦略部材として部品在庫を持ったりする運用が行われている。
特許文献1では、仕様未確定のオプション構成部品について仕様確定まで手配を引き付ける方式が提案されている。
特許文献2では、過去の受注実績に先行きの受注・商談情報を加味した製品型式の需要予測を行うことで、その結果に基づいて構成部品を先行手配する方式が提案されている。
特許文献3には、受注確度の変更により生じる在庫を確度の変更があった時点で再引き当てし、確度の低下した受注が失注した場合の在庫増加を抑制するスケジューリングシステムが開示されている。
特開2001−337714号公報 特開2003−337614号公報 特開2004−227442号公報
しかし、引受納期短縮に伴って、リードタイム割れ発注による欠品が発生したり、不要在庫が増加したりする可能性がある。
特許文献1に記載の方式では、部品調達リードタイムの問題を、部品在庫を持つことで解決しているため、多品種少量生産や個別受注生産では不良在庫の増加を招く恐れがあり、在庫管理にも多くの手間を要する。
特許文献2に記載の方式では、製品型式の需要予測を行う際、過去の受注傾向に確定受注・商談情報を加味して型式の割合を予測するため、過去実績に特定の傾向がなく、突発的に受注型式が決まる場合には、誤った予測をしてしまう可能性がある。また、仕様を一旦製品型式に置き換えた状態で需要予測するため、その予測結果に基づく構成部品の先行手配には、個別仕様が直接的に適切に反映されない場合も多く、この点でも誤った部品を先行手配してしまう恐れがある。
特許文献3に記載の方式では、構成部品すべてを在庫として持つため、部品在庫に対して安定的な需要がある生産形態(量産)が前提となる。受注生産への適用時には、安定的に需要のない都度発注品やオプション部品を含め膨大な在庫を抱えて運用する必要があり、棚残悪化リスクや在庫管理に要する手間が問題となる。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、製品または部品の仕様が未確定の状態でも長納期部品の先行手配を可能にし、受注生産での工期短縮を可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の品目所要予測装置は、取得部と、商談情報記憶部と、予測パターン記憶部と、部品構成記憶部と、購買マスタ記憶部と、共通在庫記憶部と、部品使用予測部と、決定部と、出力部とを備える。取得部は、製品または部品を製造する工事の商談を識別する商談識別情報、商談ごとの納入を予定する製品または部品の仕様を示す予定仕様情報、商談ごとの予定する納期を示す予定納期情報、および、商談ごとの納入を予定する製品または部品の数量を示す予定数量情報を含む商談情報を取得する。商談情報記憶部は、商談情報を記憶する。予測パターン記憶部は、予定する製品または部品の仕様ごとの、受注が確定しうる製品または部品の仕様およびその仕様ごとの生起確率を示す予測パターン情報を記憶する。部品構成記憶部は、製品または部品ごとの構成部品を示す部品構成情報を記憶する。購買マスタ記憶部は、構成部品ごとの調達リードタイムを示す情報を含む購買マスタ情報を記憶する。共通在庫記憶部は、構成部品ごとの在庫数量を示す共通在庫情報を記憶する。部品使用予測部は、取得部が取得した商談情報に含まれる予定仕様情報と、予測パターン情報および部品構成情報とに基づいて、所定の値以上の確率で使用される使用予測部品を抽出し、使用予測部品およびその所要数を示す使用予測部品情報を生成する。決定部は、取得部が取得した商談情報の予定納期情報が示す予定する納期を基準として、所定のデッドラインを設定し、使用予測部品情報と共通在庫情報と購買マスタ情報とに基づいて、共通在庫情報に在庫数量がなく、かつ、取得部が商談情報を取得した日から所定の日数内に手配しなければデッドラインまでに調達リードタイムが確保できない使用予測部品を先行手配部品として決定し、先行手配部品およびその所要数を示す情報に商談識別情報を対応付けた先行手配情報を生成する。出力部は、先行手配情報を出力する。
本発明によれば、製品または部品の仕様が未確定の状態でも長納期部品の先行手配が可能になり、受注生産での工期短縮が可能になる。
本発明の実施の形態に係る品目所要予測装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る品目所要予測装置の先行手配決定部の構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る品目所要予測装置の共通在庫登録部の構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る品目所要予測装置のパターン更新部の構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る商談情報の一例を示す図である。 実施の形態に係る予測パターン情報の一例を示す図である。 実施の形態に係る部品構成情報の一例を示す図である。 実施の形態に係る使用予測部品情報の生成を説明する図である。 実施の形態に係る先行手配数情報の生成を説明する図である。 実施の形態に係る受注情報の一例を示す図である。 実施の形態に係る先行手配決定処理の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る共通在庫登録処理の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係るパターン更新処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る品目所要予測装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中同一または相当する部分には同じ符号を付す。
図1は、本発明の実施の形態に係る品目所要予測装置の構成例を示すブロック図である。品目所要予測装置1は、入力部11、記憶部12、先行手配決定部13、共通在庫登録部14、パターン更新部15および出力部16を備える。
入力部11は、ユーザからの受注前の段階における商談情報の入力を受け付ける。商談情報は、製品を製造する工事の商談を識別する商談識別情報、商談ごとの顧客を識別する顧客情報、商談ごとの納入を予定する製品の製品仕様(以下、予定仕様という)を示す予定仕様情報、商談ごとの予定する納期を示す予定納期情報、および、商談ごとの納入を予定する製品の数量を示す予定数量情報を含む。
また、入力部11は、ユーザからの受注後の段階における受注情報の入力を受け付ける。受注情報は、商談の受注が確定した製品を製造する工事を識別する工事識別情報と、受注ごとの確定した製品仕様(以下、確定仕様という)を示す確定仕様情報、受注ごとの確定した納期を示す確定納期情報、および、受注ごとの確定した製品の数量を示す確定数量情報を含む。受注前の段階の商談識別情報と受注後の段階の工事識別情報は同一または対応付けられている。入力部11は、受け付けた商談情報および受注情報を記憶部12に送る。なお、入力部11は、外部の端末などから商談情報および/または受注情報を取得してもよい。
記憶部12は、商談情報データベース121(以下データベースはDBと略す)、予測パターンDB122、購買マスタDB123、部品構成DB124、受注情報DB125および共通在庫DB126を備える。
商談情報DB121は、入力部11から受け取った商談情報を記憶する。
予測パターンDB122は、過去の実績から算出された、顧客と予定仕様の組み合わせごとの確定仕様およびその仕様ごとの生起確率を示す予測パターン情報を記憶する。
購買マスタDB123は、部品ごとの調達リードタイムや購買単位などを示す購買マスタ情報を記憶する。部品ごとの購買単位がない場合には、購買マスタ情報は、購買単位を示す情報を含まなくてもよい。
部品構成DB124は、製品ごとの構成部品を示す部品構成情報を記憶する。たとえば、部品が外注加工品である場合、その構成部品を支給する必要がある場合もあるので、本実施の形態では、部品構成情報は、製品の構成部品だけでなく、部品の構成部品を示す情報も含む。
受注情報DB125は、入力部11から受け取った受注情報を記憶する。
共通在庫DB126は、ロット購入などによって余剰となった部品や、設計変更によって不要となった部品など、個別工事に対応付けられていない部品の在庫数量を示す共通在庫情報を記憶する。
先行手配決定部13は、商談情報DB121に新たに記憶された商談情報について、予測パターン情報と、部品構成情報と、購買マスタ情報と、共通在庫情報とに基づいて、先行手配する必要がある部品(以下、先行手配部品という)を決定する。先行手配決定部13は、先行手配部品の所要数を満たす最小の購買単位数を示す先行手配数を算出する。先行手配決定部13は、先行手配部品および先行手配数を示す情報に商談識別情報を対応付けた先行手配情報を、出力部16および共通在庫登録部14に送る。
出力部16は、先行手配決定部13から受け取った先行手配情報を出力する。出力方法は、画面に表示してもよいし、メールで送信してもよいし、音声で出力してもよいし、これらの方法を組み合わせてもよい。部品手配の担当者は、出力部16に出力された先行手配情報に従って部品を手配する。
共通在庫登録部14は、受注情報DB125に新たに記憶された受注情報と、部品構成情報と、先行手配決定部13から受け取った先行手配情報とに基づいて、先行手配部品のうち確定仕様では未使用となった部品(以下、未使用部品という)を抽出し、未使用部品およびその数量を示す未使用部品情報を生成する。共通在庫登録部14は、未使用部品情報を共通在庫情報として共通在庫DB126に登録する。
パターン更新部15は、受注情報DB125に新たに記憶された受注情報と、当該受注情報に含まれる工事識別情報と同一または対応付けられている商談識別情報を有する商談情報とに基づいて、当該顧客と予定仕様の組み合わせに対する確定仕様およびその仕様ごとの生起確率を計算し、予測パターン情報を更新する。
図2は、実施の形態に係る品目所要予測装置の先行手配決定部の構成例を示すブロック図である。品目所要予測装置1の先行手配決定部13は、部品使用予測部131および決定部132を備える。図2では、先行手配決定部13と関係する部分のみを図示する。
部品使用予測部131は、新たに記憶された商談情報を商談情報DB121から抽出する。部品使用予測部131は、予測パターンDB122が記憶する予測パターン情報参照し、抽出した商談情報が示す顧客と予定仕様の組み合わせから、確定仕様になりうる型番およびその確率を抽出する。
部品使用予測部131は、部品構成DB124が記憶する部品構成情報を参照し、確定仕様になりうる型番およびその確率から、所定の値以上の確率で使用される部品(以下、使用予測部品という)を抽出し、その所要数を算出する。部品使用予測部131は、使用予測部品およびその所要数を示す使用予測部品情報を生成し、抽出した商談情報と共に、決定部132に送る。
決定部132は、購買マスタDB123が記憶する購買マスタ情報と、共通在庫DB126が記憶する共通在庫情報とを参照し、部品使用予測部131から受け取った使用予測部品情報から、共通在庫情報に在庫数量がない使用予測部品の各調達リードタイムを算出する。また、決定部132は、部品使用予測部131から受け取った商談情報に含まれる予定納期情報を示す予定納期を基準とし、標準工期に所定の余裕率を加味した日数分遡った日付を製造着手のデッドラインとして設定する。デッドラインは、工事ごとに設定してもよいし、部品ごとに設定してもよい。
決定部132は、共通在庫情報に在庫数量がなく、かつ、受注予定日まで待っていた場合、デッドラインまでに調達リードタイムが確保できない使用予測部品を先行手配部品として決定し、その所要数を満たす最小の購買単位数を先行手配数として算出する。購買マスタ情報が購買単位を示す情報を含まない場合には、先行手配部品の所要数を先行手配数とする。
また、決定部132は、共通在庫情報に在庫数量があって、かつ、受注予定日まで待っていた場合、デッドラインまでに調達リードタイムが確保できない使用予測部品を先行引き当て部品として決定する。決定部132は、たとえば、先行引き当て部品の共通在庫情報にその所要数と商談識別情報を対応付ける、あるいは、先行引き当て部品の共通在庫情報が示す数量から先行引き当て部品の所要数を減算する。
なお、決定部132は、共通在庫情報に在庫数量がなく、かつ、受注予定日まで待っていた場合、デッドラインまでに調達リードタイムが確保できない使用予測部品に限らず、共通在庫情報に在庫数量がなく、かつ、商談情報を受け付けた日から所定の日数内に手配しなければデッドラインまでに調達リードタイムが確保できない使用予測部品を先行手配部品として決定するとよい。
また、決定部132は、商談情報を受け付けた日から所定の日数内に手配しなくても、デッドラインまでに調達リードタイムが確保できる使用予測部品についても、共通在庫情報に在庫数量がある場合には、引き当て予約部品として決定してもよい。
決定部132は、先行手配部品および先行手配数を示す情報に商談識別情報を対応付けて先行手配情報として出力部16に送る。
図3は、実施の形態に係る品目所要予測装置の共通在庫登録部の構成例を示すブロック図である。品目所要予測装置1の共通在庫登録部14は、確定部品算出部141、未使用品算出部142および登録部143を備える。図3では、共通在庫登録部14と関係する部分のみを図示する。
確定部品算出部141は、新たに記憶された受注情報を受注情報DB125から抽出する。確定部品算出部141は、部品構成DB124が記憶する部品構成情報を参照し、抽出した受注情報に含まれる確定使用情報が示す確定仕様から、使用することが確定した部品(以下、確定部品という)を抽出し、その所要数を算出する。確定部品算出部141は、確定部品およびその所要数を示す確定部品情報を生成し、未使用品算出部142に送る。
未使用品算出部142は、先行手配決定部13から受け取った先行手配情報と確定部品算出部141から受け取った確定部品情報とに基づいて、同一部品の差分から、未使用部品およびその数量を示す未使用部品情報を生成し、登録部143に送る。
登録部143は、未使用品算出部142から受け取った未使用部品情報について、商談識別情報または工事識別情報が対応付けられている場合には、対応付けを外した後、共通在庫情報として共通在庫DB126に登録する。登録部143は、未使用部品が既に納品・受入済であるか発注状態であるかを判定し、未使用部品が納品・受入済である場合には、すぐに未使用部品情報を共通在庫情報として共通在庫DB126に登録し、未だ発注状態の場合には、納品時に未使用部品情報を共通在庫情報として共通在庫DB126に登録するよう振り向け指示を記憶してもよい。
図4は、実施の形態に係る品目所要予測装置のパターン更新部の構成例を示すブロック図である。品目所要予測装置1のパターン更新部15は、結果情報生成部151および更新部152を備える。図4では、パターン更新部15と関係する部分のみを図示する。
結果情報生成部151は、受注情報DB125に新たに記憶された受注情報と、当該受注情報に含まれる工事識別情報と同一または対応付けられている商談識別情報を有する商談情報とに基づいて、当該顧客と予定仕様の組み合わせに対する確定仕様およびその仕様ごとの生起確率を計算する。結果情報生成部151は、計算結果を示す結果情報を更新部152に送る。
更新部152は、結果情報生成部151から受け取った結果情報を、予測パターンDB122が記憶する予測パターン情報の中の対応する予測パターン情報に上書きし、更新する。
以下、受注生産の昇降機の例を用いて、具体的に説明する。
図5は、実施の形態に係る商談情報の一例を示す図である。商談情報は、製品を製造する工事の商談を識別する「商談ID」、顧客を識別する「顧客」、予定仕様を示す「予定仕様」、予定する納期を示す「予定納期」、および、予定する製品の数量を示す「予定数量」の項目で構成される。図5の例では、商談IDは「0001」であって、顧客は「○○株式会社」であって、予定する昇降機の型番は「XY123」である。予定する納期は「2013/12/25」であって、予定する昇降機の数量は「1」である。
「予定仕様」は、予定する昇降機の型番に限らず、予定する昇降機の仕様(昇降機の用途、定格速度、積載重量、開閉方式、駆動方式など)や、顧客が昇降機を設置する建物の仕様(建物の用途、フロア面積、階数、竣工予定など)であってもよい。この場合には、部品使用予測部131は、あらかじめ昇降機の仕様または建物の仕様に対応する昇降機の型番を示す対応表、または、昇降機の仕様または建物の仕様から昇降機の型番を算出する論理式を記憶しており、これを用いて「予定仕様」に対応する昇降機の型番を決定する。
図6は、実施の形態に係る予測パターン情報の一例を示す図である。部品使用予測部131は、図5に示す商談情報を商談情報DB121から抽出すると、「顧客」と「予定仕様」の組み合わせから、予測パターンDB122から図6に示す予測パターン情報を抽出する。
予測パターン情報は、顧客を識別する「顧客」、予定仕様を示す「予定仕様」、確定仕様になりうる型番を示す「候補」、および、各候補が確定仕様になりうる確率を示す「確率」とで構成される。図6の例では、顧客が「○○株式会社」であって、昇降機の予定仕様の型番が「XY123」である組み合わせに対して、確定仕様になりうる型番は「XY123」、「AB521」および「YX001」であって、各候補が確定仕様になりうる確率はそれぞれ「80%」、「10%」および「10%」である。
ここでは、過去の実績として、顧客が「○○株式会社」で予定仕様が「XY123」の組み合わせの商談が10回あって、8回は確定仕様が「XY123」、1回は確定仕様が「AB521」、1回は確定仕様が「YX001」であったこととする。
図7は、実施の形態に係る部品構成情報の一例を示す図である。部品使用予測部131は、図6に示す予測パターン情報を抽出すると、確定仕様になりうる型番「XY123」、「AB521」および「YX001」の部品構成情報を部品構成DB124から抽出する。
図7は、「XY123」の部品構成情報の例である。「XY123」は、「MA001−L01」、「DA332−L23」、「BN128−L51」および「KG128−L51」という4つのユニットで構成される。
ユニット「MA001−L01」は、部品「GI04030」および「TR00001」で構成される。ユニット「DA332−L23」は、部品「IB00546」、「SA00202」および「LM01167」で構成される。ユニット「BN128−L51」は、部品「UA00002」、「IM33185」および「SE07811」で構成される。ユニット「KG128−L51」は、部品「HN00232」、「CV11156」および「CN00321」で構成される。各部品名の横の括弧の中の数字は、当該部品の所要数である。
部品使用予測部131は、図7に示す「XY123」の部品構成情報から「XY123」を製造する場合に必要な部品(以下、使用部品という)が使用される確率(以下、使用確率という)を、「XY123」が確定仕様になりうる確率「80%」と同一の確率とする。
同様に、部品使用予測部131は、「AB521」の部品構成情報から「AB521」の使用部品を抽出し、その使用確率を「AB521」が確定仕様になりうる確率「10%」とする。部品使用予測部131は、「YX001」の部品構成情報から「YX001」の使用部品を抽出し、その使用確率を「YX001」が確定仕様になりうる確率「10%」とする。
部品使用予測部131は、同一の使用部品については、各使用確率を合算する。すなわち、「XY123」、「AB521」および「YX001」の全てに共通する使用部品の使用確率は100%である。なお、入力部11が商談情報の入力を受け付けても、商談が成立せず、受注しない場合もある。そこで、部品の使用確率に商談の成立確率を乗算するなど、商談の成立確率を加味してもよい。
図8は、実施の形態に係る使用予測部品情報の生成を説明する図である。部品使用予測部131は、図8(a)に示す使用部品および使用確率を示す情報から、所定の値以上の確率で使用される使用予測部品を抽出し、その所要数を算出する。ここでは、使用確率が80%以上の使用部品を使用予測部品とする。
図8(b)は、部品使用予測部131が生成した使用予測部品とその所要数を示す使用予測部品情報の例である。図8(a)において、使用確率が80%以上の使用部品(使用予測部品)は、部品「GI04030」、「TR00001」、「IB00546」、「SA00202」、「LM01167」、「UA00002」、「IM33185」、「SE07811」、「HN00232」、「CV11156」および「CN00321」である。また、その所要数はそれぞれ、「1」、「1」、「2」、「5」、「10」、「4」、「1」、「1」、「2」、「20」および「50」である。
図8(b)の例では、「XY123」、「AB521」および「YX001」に共通する使用予測部品の所要数は同一であるものとして扱っているが、確定仕様になりうる型番のうち、確定仕様になりうる確率が最も高い型番の使用予測部品の所要数を採用してもよいし、確定仕様になりうる各型番の各使用予測部品の所要数に使用確率を掛けた値を合算した値を採用してもよい。
決定部132は、部品使用予測部131から図8(b)に示す使用予測部品情報を受け取ると、まず、共通在庫DB126が記憶する共通在庫情報を参照し、使用予測部品の在庫数量があるか否かを判定する。次に、決定部132は、在庫数量がない使用予測部品について、購買マスタDB123が記憶する購買マスタ情報を参照し、各調達リードタイムを算出する。使用予測部品の在庫数量があるか否かを判定と、各調達リードタイムの算出を行う順序は逆であってもよい。
また、決定部132は、図5に示す商談情報の「予定納期」2013/12/25を基準とし、標準工期に所定の余裕率を加味した日数分遡った日付を製造着手のデッドラインとして設定する。ここでは、標準工期に所定の余裕率を加味した日数を60日とし、デッドラインを2013/10/26とする。また、受注予定日を2013/9/30とする。
図9は、実施の形態に係る先行手配数情報の生成を説明する図である。決定部132は、図9(a)に示す使用予測部品およびその調達リードタイムを示す情報から、受注予定日2013/9/30まで待っていた場合、デッドライン2013/10/26までに調達リードタイムが確保できない使用予測部品を先行手配部品として決定し、その所要数を満たす購買単位数を先行手配数として算出する。
図9(a)の例では、共通在庫情報に在庫数量があった使用予測部品「CV11156」および「CN00321」の調達リードタイムは「0日」としている。決定部132は、使用予測部品「CV11156」および「CN00321」を先行引き当て部品として決定する。
図9(b)は、決定部132が生成する先行手配情報の例である。図9(a)において、受注予定日2013/9/30まで待っていた場合、デッドライン2013/10/26までに調達リードタイムが確保できない使用予測部品(先行手配部品)は、部品「GI04030」および「UA00002」である。また、その所要数はそれぞれ、「1」および「4」である。
ここで、「GI04030」の購買単位が1、「UA00002」の購買単位が5であるとすると、先行手配数はそれぞれ「1(1)」および「1(5)」である。購買単位数の横の括弧の中の数字は購買単位を示す。決定部132は、これらの先行手配部品および先行手配数に商談IDを対応付けて、図9(b)のような先行手配情報を生成する。なお、共通在庫情報に在庫数量があるが所要数に満たない場合は、在庫数量がある分だけ先行引き当て部品として決定し、不足分について先行手配部品として決定された場合には、不足分を所要数とする。
図10は、実施の形態に係る受注情報の一例を示す図である。受注情報は、商談の受注が確定した製品を製造する工事を識別する「工事ID」、確定仕様を示す「確定仕様」、確定した納期を示す「確定納期」、および、確定した製品の数量を示す「確定数量」の項目で構成される。図10の受注情報は、図5の商談情報が示す商談から確定した受注を示す受注情報であるので、図5の商談情報に含まれる「商談ID」と同一の「工事ID」を有する。確定した昇降機の型番は「XY123」であって、確定した納期は「2013/12/31」であって、確定した昇降機の数量は「1」である。
図10に示す受注情報が受注情報DB125に記憶されると、確定部品算出部141は、図7に示す部品構成情報を参照し、「XY123」を製造するにあたって、使用することが確定した確定部品「GI04030」、「TR00001」、「IB00546」、「SA00202」、「LM01167」、「UA00002」、「IM33185」、「SE07811」、「HN00232」、「CV11156」および「CN00321」を抽出し、それぞれの所要数「1」、「1」、「2」、「5」、「10」、「4」、「1」、「1」、「2」、「20」および「50」を算出する。確定部品算出部141は、確定部品およびその所要数を示す確定部品情報を未使用品算出部142に送る。
未使用品算出部142は、図9(b)に示す先行手配情報と確定部品算出部141から受け取った確定部品情報とに基づいて、同一部品の差分から、未使用部品およびその数量を示す未使用部品情報を生成する。この場合、未使用部品は、「UA00002」であって、1ロット(5個)発注して4個使用するので、未使用部品の数量は「1」である。たとえば、図5に示す商談情報の商談が成立しなかった場合には、先行手配情報が示す「GI04030」および「UA00002」が未使用部品となり、それぞれの数量は「1」および「5」となる。
登録部143は、未使用部品「UA00002」とその数量「1」を示す未使用部品情報を共通在庫情報として共通在庫DB126に登録する。
図10に示す受注情報が受注情報DB125に記憶されると、結果情報生成部151は、「工事ID」0001と同一の「商談ID」0001を有する図5に示す商談情報を参照し、過去の実績に今回の実績を追加する。結果情報生成部151は、顧客が「○○株式会社」で予定仕様が「XY123」の組み合わせの商談が11回あって、9回は確定仕様が「XY123」、1回は確定仕様が「AB521」、1回は確定仕様が「YX001」であることから、顧客が「○○株式会社」であって、予測仕様が「XY123」である場合、候補「XY123」の生起確率は81.8%、候補「AB521」の生起確率は9.1%、候補「YX001」の生起確率は9.1%であることを算出する。結果情報生成部151は、この結果情報を更新部152に送る。
更新部152は、図6に示す、顧客が「○○株式会社」で予定仕様が「XY123」の組み合わせの予測パターン情報に、結果情報生成部151から受け取った結果情報を上書きして、更新する。
ここで、品目所要予測装置1が行う処理を図11〜図13のフローチャートを用いて説明する。品目所要予測装置1が行う処理は、先行手配決定処理、共通在庫登録処理およびパターン更新処理である。
図11は、実施の形態に係る先行手配決定処理の動作の一例を示すフローチャートである。先行手配決定処理は、品目所要予測装置1が起動すると開始する。
入力部11は、商談情報を取得すると(ステップS11;YES)、商談情報DB121に取得した商談情報を記憶させる(ステップS12)。商談情報を取得しない場合(ステップS11;NO)、ステップS11を繰り返す。
新たな商談情報が商談情報DB121に記憶されると、部品使用予測部131は、新たに記憶された商談情報と、予測パターンDB122が記憶する予測パターン情報から、確定仕様になりうる型番およびその確率を抽出する(ステップS13)。
部品使用予測部131は、確定仕様になりうる型番およびその確率と、部品構成DB124が記憶する部品構成情報とに基づいて、所定の値以上の確率で使用される使用予測部品およびその所要数を算出する(ステップS14)。部品使用予測部131は、抽出した商談情報と、使用予測部品およびその所要数を示す使用予測部品情報とを決定部132に送る。
決定部132は、部品使用予測部131から受け取った使用予測部品情報と、共通在庫DB126が記憶する共通在庫情報と、購買マスタDB123が記憶する購買マスタ情報とに基づいて、共通在庫情報に在庫数量がない使用予測部品の各調達リードタイムを算出する(ステップS15)。
また、決定部132は、部品使用予測部131から受け取った商談情報に含まれる予定納期情報が示す予定納期を基準とし、標準工期に所定の余裕率を加味した日数分遡った日付を製造着手のデッドラインとして設定する(ステップS16)。
決定部132は、共通在庫情報に在庫数量がなく、かつ、受注予定日まで待っていた場合、デッドラインまでに調達リードタイムが確保できない使用予測部品を先行手配部品として決定し(ステップS17)、その所要数を満たす最小の購買単位数を先行手配数として算出する(ステップS18)。
決定部132は、先行手配部品および先行手配数を示す情報に商談識別情報を対応付けた先行手配情報を出力部16に送り、出力部16は、先行手配決定部13から受け取った先行手配情報を出力する(ステップS19)。
品目所要予測装置1の電源がOFFになっていない場合、(ステップS20;NO)、処理はステップS11に戻り、ステップS11〜ステップS20を繰り返す。電源がOFFになった場合(ステップS20;YES)、処理を終了する。
図12は、実施の形態に係る共通在庫登録処理の動作の一例を示すフローチャートである。共通在庫登録処理は、品目所要予測装置1が起動すると開始する。
入力部11は、受注情報を取得すると(ステップS21;YES)、受注情報DB125に取得した受注情報を記憶させる(ステップS22)。受注情報を取得しない場合(ステップS21;NO)、ステップS21を繰り返す。
新たな受注情報が受注情報DB125に記憶されると、確定部品算出部141は、新たに記憶された受注情報に含まれる確定仕様情報と部品構成DB124が記憶する部品構成情報とに基づいて、使用することが確定した確定部品を抽出し、その所要数を算出する(ステップS23)。確定部品算出部141は、確定部品およびその所要数を示す確定部品情報を未使用品算出部142に送る。
未使用品算出部142は、先行手配決定部13から受け取った先行手配情報と確定部品算出部141から受け取った確定部品情報とに基づいて、同一部品の差分から、未使用部品およびその数量を示す未使用部品情報を生成し(ステップS24)、登録部143に送る。
登録部143は、未使用品算出部142から受け取った未使用部品情報を共通在庫情報として共通在庫DB126に登録する(ステップS25)。
品目所要予測装置1の電源がOFFになっていない場合、(ステップS26;NO)、処理はステップS21に戻り、ステップS21〜ステップS26を繰り返す。電源がOFFになった場合(ステップS26;YES)、処理を終了する。
図13は、実施の形態に係るパターン更新処理の動作の一例を示すフローチャートである。パターン更新処理は、品目所要予測装置1が起動すると開始する。
ステップS31およびステップS32は、図12に示すステップS21およびステップS22と同じ処理である。
新たな受注情報が受注情報DB125に記憶されると、結果情報生成部151は、受注情報DB125に新たに記憶された受注情報と、当該受注情報に含まれる工事識別情報と同一または対応付けられた商談識別情報を有する商談情報とに基づいて、顧客と予定仕様の組み合わせに対する確定仕様およびその仕様ごとの生起確率を計算し、計算結果を示す結果情報を生成する(ステップS33)。結果情報生成部151は、結果情報を更新部152に送る。
更新部152は、結果情報生成部151から受け取った結果情報を、予測パターンDB122が記憶する、当該予測パターン情報に上書きし、更新する(ステップS34)。
品目所要予測装置1の電源がOFFになっていない場合、(ステップS35;NO)、処理はステップS31に戻り、ステップS31〜ステップS35を繰り返す。電源がOFFになった場合(ステップS35;YES)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態の品目所要予測装置1によれば、受注生産において、顧客との商談段階で仕様が未確定の状態でも、製品仕様と長納期部品との関連から使用確率の高い部品を予測手配することで、長納期部品の調達リードタイム確保と、工期短縮への対応が可能となる。また、長納期部品への適用に限らず、短納期工事において部品の調達リードタイムが確保できないようなケースでも、製品仕様が固まっていく過程で、使用確率の高い部品を逐次予測手配することで、見た目上の工期短縮を実現することができる。
また、予測が外れた場合や仕様変更などの理由で、予測手配した部品が未使用となった場合にも、個別工事とは切り離した共通在庫として扱うことで、後続の受注工事にて有効活用することが可能となり、不良在庫の増加を防ぐことができる。
さらに、実績に基づいて予測パターン情報を更新することで、予測の精度を向上させることができる。
上記の実施の形態では、予測パターン情報は、顧客と予定仕様の組み合わせごとの確定仕様になりうる型番およびその確率を示す情報である。しかしながら、これに限らず、予測パターン情報は、顧客情報と予定仕様情報の組み合わせごとの使用部品と使用確率を示す情報であってもよい。この場合、部品使用予測部131は、予測パターン情報から、所定の値以上の確率で使用される使用予測部品を抽出し、その所要数を算出する。また、この場合、パターン更新部15は、受注情報DB125に新たに記憶された受注情報と、当該受注情報に含まれる工事識別情報と同一または対応付けられている商談識別情報を有する商談情報と、部品構成DB124が記憶する部品構成情報とに基づいて、当該顧客と予定仕様の組み合わせに対する使用部品と使用確率を計算し、予測パターン情報を更新する。
上記の実施の形態では、予測パターン情報は、顧客と予定仕様の組み合わせごとの確定仕様およびその仕様ごとの生起確率を示す情報である。これに限らず、予測パターン情報は、少なくとも予定仕様ごとの確定仕様およびその仕様ごとの生起確率を示す情報であればよい。予定仕様ごとの確定仕様およびその仕様ごとの生起確率を示す予測パターン情報の場合、商談情報は、顧客情報を含まなくてもよい。
上記の実施の形態では、品目所要予測装置1は、入力部11、記憶部12、先行手配決定部13、共通在庫登録部14、パターン更新部15および出力部16を備える構成である。しかしながら、これに限らず、品目所要予測装置1は、共通在庫登録部14および/またはパターン更新部15を備えない構成であってもよい。なお、品目所要予測装置1がパターン更新部15を備えない構成であって、予測パターン情報が少なくとも予定仕様ごとの使用部品と使用確率を示す情報である場合には、品目所要予測装置1は、部品構成DB124を備えなくてもよい。
上記の実施の形態では、製品の受注生産に本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず、部品の受注生産に本発明を適用してもよい。
図14は、本発明の実施の形態に係る品目所要予測装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
制御部31はCPU(Central Processing Unit)等から構成され、外部記憶部33に記憶されている制御プログラム39に従って、品目所要予測装置1の先行手配決定部13、共通在庫登録部14およびパターン更新部15の各処理を実行する。
主記憶部32はRAM(Random-Access Memory)等から構成され、外部記憶部33に記憶されている制御プログラム39をロードし、制御部31の作業領域として用いられる。
外部記憶部33は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random-Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disc ReWritable)等の不揮発性メモリから構成され、品目所要予測装置1の処理を制御部31に行わせるためのプログラムをあらかじめ記憶し、また、制御部31の指示に従って、このプログラムが記憶するデータを制御部31に供給し、制御部31から供給されたデータを記憶する。記憶部12は、外部記憶部33に構成される。
操作部34はキーボードおよびマウスなどのポインティングデバイス等と、キーボードおよびポインティングデバイス等を内部バス30に接続するインタフェース装置から構成されている。ユーザが品目所要予測装置1に情報を入力すると、操作部34を介して、入力された情報が制御部31に供給される。操作部34は、入力部11として機能する。
表示部35は、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)などから構成され、欠品確認情報を表示する。また、ユーザが品目所要予測装置1に情報を入力する際は、操作画面を表示する。表示部35は、出力部16として機能する。
図1に示す品目所要予測装置1の入力部11、記憶部12、先行手配決定部13、共通在庫登録部14、パターン更新部15および出力部16の処理は、制御プログラム39が、制御部31、主記憶部32、外部記憶部33、操作部34および表示部35などを資源として用いて処理することによって実行する。
その他、前記のハードウェア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更および修正が可能である。
制御部31、主記憶部32、外部記憶部33、操作部34、表示部35、内部バス30などから構成される品目所要予測装置1の処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等)に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行する品目所要予測装置1を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することで品目所要予測装置1を構成してもよい。
また、品目所要予測装置1の機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS, Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
1 品目所要予測装置、11 入力部、12 記憶部、13 先行手配決定部、14 共通在庫登録部、15 パターン更新部、16 出力部、30 内部バス、31 制御部、32 主記憶部、33 外部記憶部、34 操作部、35 表示部、39 制御プログラム、121 商談情報DB、122 予測パターンDB、123 購買マスタDB、124 部品構成DB、125 受注情報DB、126 共通在庫DB、131 部品使用予測部、132 決定部、141 確定部品算出部、142 未使用品算出部、143 登録部、151 結果情報生成部、152 更新部。

Claims (8)

  1. 製品または部品を製造する工事の商談を識別する商談識別情報、前記商談ごとの納入を予定する製品または部品の仕様を示す予定仕様情報、前記商談ごとの予定する納期を示す予定納期情報、および、前記商談ごとの納入を予定する製品または部品の数量を示す予定数量情報を含む商談情報を取得する取得部と、
    前記商談情報を記憶する商談情報記憶部と、
    予定する製品または部品の仕様ごとの、受注が確定しうる製品または部品の仕様およびその仕様ごとの生起確率を示す予測パターン情報を記憶する予測パターン記憶部と、
    製品または部品ごとの構成部品を示す部品構成情報を記憶する部品構成記憶部と、
    前記構成部品ごとの調達リードタイムを示す情報を含む購買マスタ情報を記憶する購買マスタ記憶部と、
    前記構成部品ごとの在庫数量を示す共通在庫情報を記憶する共通在庫記憶部と、
    前記取得部が取得した前記商談情報に含まれる前記予定仕様情報と、前記予測パターン情報および前記部品構成情報とに基づいて、所定の値以上の確率で使用される使用予測部品を抽出し、前記使用予測部品およびその所要数を示す使用予測部品情報を生成する部品使用予測部と、
    前記取得部が取得した前記商談情報の前記予定納期情報が示す予定する納期を基準として、所定のデッドラインを設定し、前記使用予測部品情報と前記共通在庫情報と前記購買マスタ情報とに基づいて、前記共通在庫情報に在庫数量がなく、かつ、前記取得部が前記商談情報を取得した日から所定の日数内に手配しなければ前記デッドラインまでに調達リードタイムが確保できない前記使用予測部品を先行手配部品として決定し、前記先行手配部品およびその所要数を示す情報に前記商談識別情報を対応付けた先行手配情報を生成する決定部と、
    前記先行手配情報を出力する出力部と、
    を備える品目所要予測装置。
  2. 前記取得部は、前記商談の受注が確定した製品または部品を製造する工事を識別する工事識別情報、前記受注ごとの確定した製品または部品の仕様を示す確定仕様情報、前記受注ごとの確定した納期を示す確定納期情報、および、前記受注ごとの確定した製品または部品の数量を示す確定数量情報を含む受注情報を取得し、
    前記受注情報を記憶する受注情報記憶部と、
    前記取得部が取得した前記受注情報に含まれる前記確定仕様情報と前記部品構成情報とに基づいて、使用することが確定した確定部品を抽出し、前記確定部品およびその所要数を示す確定部品情報を生成する確定部品算出部と、
    前記受注が確定した工事に対応する前記商談の前記先行手配情報と前記確定部品情報とに基づいて、同一構成部品の差分から、前記確定した製品または部品の仕様では未使用となった未使用部品およびその数量を示す未使用部品情報を生成する未使用品算出部と、
    前記未使用部品情報を前記共通在庫情報として共通在庫記憶部に登録する登録部と、
    をさらに備える請求項1に記載の品目所要予測装置。
  3. 前記取得部は、前記商談の受注が確定した製品または部品を製造する工事を識別する工事識別情報、前記受注ごとの確定した製品または部品の仕様を示す確定仕様情報、前記受注ごとの確定した納期を示す確定納期情報、および、前記受注ごとの確定した製品または部品の数量を示す確定数量情報を含む受注情報を取得し、
    前記受注情報を記憶する受注情報記憶部と、
    前記受注情報と、前記受注情報に含まれる前記工事識別情報と同一のまたは対応付けられた前記商談識別情報を有する前記商談情報とに基づいて、前記予定する製品または部品の仕様に対する前記確定した製品または部品の仕様およびその仕様ごとの生起確率を含む結果情報を算出する結果算出部と、
    前記結果情報に基づいて、前記予測パターン情報を更新する更新部と、
    をさらに備える請求項1または2に記載の品目所要予測装置。
  4. 前記予測パターン情報は、前記予定する製品または部品の仕様ごとの受注が確定しうる製品または部品の製造に必要な使用部品と、前記使用部品が使用される使用確率を示す情報であって、
    前記部品使用予測部は、前記予測パターン情報に基づいて、前記使用予測部品を抽出し、前記使用予測部品およびその所要数を示す使用予測部品情報を生成する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の品目所要予測装置。
  5. 前記商談情報は、顧客を識別する顧客情報を含み、
    前記予測パターン情報は、前記顧客と前記予定する製品または部品の仕様との組み合わせごとの受注が確定しうる製品または部品の仕様およびその仕様ごとの生起確率を示し、
    前記部品使用予測部は、前記取得部が取得した前記商談情報に含まれる前記顧客情報および前記予定仕様情報と、前記予測パターン情報および前記部品構成情報とに基づいて、前記使用予測部品を抽出し、前記使用予測部品情報を生成する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の品目所要予測装置。
  6. 前記購買マスタ情報は、部品ごとの購買単位を示す情報を含み、
    前記決定部は、前記先行手配部品の所要数を満たす最小の購買単位数を先行手配数として算出し、前記先行手配部品および前記先行手配数を示す情報に前記商談識別情報を対応付けた情報を前記先行手配情報として生成する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の品目所要予測装置。
  7. 製品または部品を製造する工事の商談を識別する商談識別情報、前記商談ごとの納入を予定する製品または部品の仕様を示す予定仕様情報、前記商談ごとの予定する納期を示す予定納期情報、および、前記商談ごとの納入を予定する製品または部品の数量を示す予定数量情報を含む商談情報を記憶する商談情報記憶部と、予定する製品または部品の仕様ごとの、受注が確定しうる製品または部品の仕様およびその仕様ごとの生起確率を示す予測パターン情報を記憶する予測パターン記憶部と、製品または部品ごとの構成部品を示す部品構成情報を記憶する部品構成記憶部と、前記構成部品ごとの調達リードタイムを示す情報を含む購買マスタ情報を記憶する購買マスタ記憶部と、前記構成部品ごとの在庫数量を示す共通在庫情報を記憶する共通在庫記憶部と、を備える品目所要予測装置が実行する品目所要予測方法であって、
    前記商談情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得した前記商談情報に含まれる前記予定仕様情報と、前記予測パターン情報および前記部品構成情報とに基づいて、所定の値以上の確率で使用される使用予測部品を抽出し、前記使用予測部品およびその所要数を示す使用予測部品情報を生成する部品使用予測ステップと、
    前記取得ステップで取得した前記商談情報の前記予定納期情報が示す予定する納期を基準として、所定のデッドラインを設定し、前記使用予測部品情報と前記共通在庫情報と前記購買マスタ情報とに基づいて、前記共通在庫情報に在庫数量がなく、かつ、前記取得ステップで前記商談情報を取得した日から所定の日数内に手配しなければ前記デッドラインまでに調達リードタイムが確保できない前記使用予測部品を先行手配部品として決定し、前記先行手配部品およびその所要数を示す情報に前記商談識別情報を対応付けた先行手配情報を生成する決定ステップと、
    前記先行手配情報を出力する出力ステップと、
    を有する品目所要予測方法。
  8. コンピュータを、
    製品または部品を製造する工事の商談を識別する商談識別情報、前記商談ごとの納入を予定する製品または部品の仕様を示す予定仕様情報、前記商談ごとの予定する納期を示す予定納期情報、および、前記商談ごとの納入を予定する製品または部品の数量を示す予定数量情報を含む商談情報を取得する取得部、
    前記商談情報を記憶する商談情報記憶部、
    予定する製品または部品の仕様ごとの、受注が確定しうる製品または部品の仕様およびその仕様ごとの生起確率を示す予測パターン情報を記憶する予測パターン記憶部、
    製品または部品ごとの構成部品を示す部品構成情報を記憶する部品構成記憶部、
    前記構成部品ごとの調達リードタイムを示す情報を含む購買マスタ情報を記憶する購買マスタ記憶部、
    前記構成部品ごとの在庫数量を示す共通在庫情報を記憶する共通在庫記憶部、
    前記取得部が取得した前記商談情報に含まれる前記予定仕様情報と、前記予測パターン情報および前記部品構成情報とに基づいて、所定の値以上の確率で使用される使用予測部品を抽出し、前記使用予測部品およびその所要数を示す使用予測部品情報を生成する部品使用予測部、
    前記取得部が取得した前記商談情報の前記予定納期情報が示す予定する納期を基準として、所定のデッドラインを設定し、前記使用予測部品情報と前記共通在庫情報と前記購買マスタ情報とに基づいて、前記共通在庫情報に在庫数量がなく、かつ、前記取得部が前記商談情報を取得した日から所定の日数内に手配しなければ前記デッドラインまでに調達リードタイムが確保できない前記使用予測部品を先行手配部品として決定し、前記先行手配部品およびその所要数を示す情報に前記商談識別情報を対応付けた先行手配情報を生成する決定部、および、
    前記先行手配情報を出力する出力部、
    として機能させるプログラム。
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