JP5900986B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
(第1の実施形態)
図4は第1の実施形態に係る電子機器1の実装構造を示す図である。図4(a)は正面図、図4(b)は図4(a)におけるb−b線に沿った断面図である。図4に示す電子機器1はパネル10としてガラス板であるタッチパネルが筐体60(例えば金属や樹脂のケース)の前面に配されたスマートフォンである。
[第1の態様]
図7は、第1の態様を示す図である。第1の態様では、電子機器100は、接触領域11と異なるその他の領域11´でパネル10を支持する支持部材42を有し、接触領域11では支持部材42以上の弾性力によりパネル10を支持する支持部材を有さない。たとえば、図7(a)、(b)に示すように、接触領域側11において支持部材42の一部を設けない。好適には、図7(a)に示すように、圧電素子30に最も近い上端部の一辺を省略することが可能である。あるいは、図7(b)に示すように、上端部の一辺の一部を省略することも可能である。省略される部分の位置はここに示す例に限られないが、圧電素子30に最も近い部分であることが好ましい。また、その長さは、圧電素子30の長手方向の長さ以上であることが好ましい。そうすることで、圧電素子30からの振動を減衰させる筐体60からの圧力を低減できる。また、支持部材42の上端部の一辺またはその一部を省略しても、残りの部分を介してパネル10と表示部20とを接合するので、支持部材42の全体的な内圧は、電子機器100を落下したときの衝撃から表示部20のLCDを保護するために必要な程度に保たれる。
[第2の態様]
図9は、第2の態様における電子機器1の長手方向における断面図を模式的に示す。第2の態様では、筐体60は、内部部材(表示部20)に対しパネル10を支持する弾性部材(支持部材42)を有し、接触領域11における表示部20と筐体60との距離d90が、その他の領域11´におけるパネル10と筐体60との距離d92より小さいことを特徴とする。そうすることで、パネル10を取り付けたときに、接触領域11ではその他領域11´より支持部材42、つまりスポンジを圧縮する圧力が弱くなり、反作用として支持部材42からパネル10に作用する圧力を弱くできる。よって、圧電素子30からの振動を減衰させる筐体60からの圧力を低減できる。なお、本第2の態様において、支持部材の厚さは一定であるとする。
(第2の実施形態)
図14は第2の実施形態に係る電子機器1の実装構造を示す図である。図14(a)は正面図、図14(b)は図14(a)におけるb−b線に沿った断面図、図14(c)は図14(a)におけるc−c線に沿った断面図である。図14に示す電子機器1はパネル10として表示部20を保護するカバーパネル(アクリル板)が上側の筐体60の前面に配された折りたたみ式の携帯電話である。第2の実施形態では、パネル10と圧電素子30との間には、補強部材80が配置される。補強部材80は、例えば樹脂製の板、板金またはガラス繊維を含む樹脂製の板である。すなわち、第2の実施形態に係る電子機器1は、圧電素子30と補強部材80とが接合部材70により接着され、さらに補強部材80とパネル10とが接合部材70により接着される構造である。
形態のタッチパネルを含む。また、操作パネルは、例えば折畳型携帯電話において操作キーのキートップが一体に形成され操作部側筐体の一面を構成する部材であるシートキーを含む。
(付記1)
筐体と、
圧電素子と、
前記筐体に取り付けられ、人体の一部と接触する接触領域を有し、前記圧電素子により振動して気導音と前記人体の一部を振動させて伝える振動音とを発生させるパネルとを有し、
前記パネルの前記接触領域における前記筐体からの圧力が、当該接触領域と異なるその他の領域における前記筐体からの圧力より小さいことを特徴とする、
電子機器。
(付記2)
付記1において、
前記筐体は、前記その他の領域で前記パネルを支持する第1の支持部材を有し、前記接触領域で前記第1の支持部材以上の弾性力により前記パネルを指示する支持部材を有さない、電子機器。
(付記3)
付記2において、
前記筐体は、前記接触領域で前記第1の支持部材より小さい弾性力により前記パネルを支持する第2の支持部材を有する、電子機器。
(付記4)
付記2において、
前記筐体は、前記接触領域で前記第1の支持部材と第1の剛性部材とにより前記パネルを支持し、前記その他の領域で前記第1の支持部材により前記パネルを支持する、電子機器。
(付記5)
付記4において、
前記筐体は、前記その他の領域で前記第1の支持部材と前記第1の剛性部材より厚みが小さい第2の剛性部材とにより前記パネルを支持する、電子機器。
(付記6)
付記1において、
前記筐体は、当該筐体内の内部部材に対し前記パネルを支持する弾性部材を有し、
前記接触領域における前記内部部材と前記筐体との距離が、前記その他の領域における前記内部部材と前記筐体との距離より大きいことを特徴とする、電子機器。
(付記7)
付記6において、
前記内部部材は、前記その他領域で当該内部部材が前記パネルに向かって傾斜するように前記筐体に対し当該内部部材を支持する支持部材を有する、電子機器。
(付記8)
付記1乃至7のいずれかにおいて、
前記接触領域は、対耳珠から対耳輪下脚までの長さ以上の距離と、耳珠から対耳輪までの長さ以上の距離とを有する、電子機器。
(付記9)
付記1乃至8のいずれかにおいて、
前記パネルは、その全域が振動する、電子機器。
(付記10)
付記1乃至9のいずれかにおいて、
前記圧電素子は、前記パネルにおける表示部との重複領域の外側に配置される電子機器。
10 パネル
20 表示部
30 圧電素子
40 入力部
42 支持部材
44 接合部材
46 インサート板金
50 制御部
60 筐体
70 接合部材
80 補強部材
90 支持部
Claims (7)
- 筐体と、
長尺状の圧電素子と、
前記圧電素子が取り付けられる領域を含む接触領域を有し、自身が前記筐体に取り付けられ、前記圧電素子により振動し、気導音と、前記人体の一部を振動させて伝える振動音とを発生させるパネルとを有し、
前記圧電素子の長辺方向において該圧電素子の直上がその周囲と比較して最も高く隆起するように、前記圧電素子によって前記パネルが曲げられ、当該パネルに接触する前記接触領域が振動して音を伝えるとともに、
前記パネルの前記接触領域における前記筐体内部からの圧力が、当該接触領域と異なる領域における前記筐体内部からの圧力より小さく、
且つ前記接触領域は、前記パネルの表面上の領域を2分したときにおける前記圧電素子が取り付けられた側であり、前記異なる領域は、圧電素子が取り付けられていない側の領域である
電子機器。 - 筐体と、
長尺状の圧電素子と、
前記圧電素子が取り付けられる領域を含む接触領域を有し、自身が前記筐体に取り付けられ、前記圧電素子により振動し、気導音と、前記人体の一部を振動させて伝える振動音とを発生させるパネルと、
前記パネルの前記接触領域に対して前記筺体の内部から接触する第1弾性部材と、
前記パネルの前記接触領域と異なる領域に対して前記筺体の内部から接触する第2弾性部材と、を備え、
前記圧電素子の長辺方向において該圧電素子の直上がその周囲と比較して最も高く隆起するように、前記圧電素子によって前記パネルが曲げられ、当該パネルに接触する前記接触領域が振動して音を伝えるとともに、
前記第1弾性部材は、前記第2弾性部材より変形しやすく、
且つ前記接触領域は、前記パネルの表面上の領域を2分したときにおける圧電素子が取り付けられた側であり、前記異なる領域は、圧電素子が取り付けられていない側の領域である電子機器。 - 請求項1乃至請求項2のいずれか一項において、前記パネルは、HQL作成の日本人の人体寸法データベース(1992−1994)における人間の耳の対耳輪下脚から対耳珠までの間の距離に相当する長さと、HQL作成の日本人の人体寸法データベース(1992−1994)における耳珠から対耳輪までの間の距離に相当する幅とを有する領域よりも広い領域が振動する、電子機器。
- 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、前記パネルは、表示パネル、操作パネル、カバーパネル、充電池を取り外し可能とするためのリッドパネルのいずれかの一部または全部を構成する、電子機器。
- 請求項4において、前記パネルが表示パネルのとき、
前記圧電素子は、当該表示機能のための表示領域の外側に配置されている、電子機器。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか一項において、前記パネルは、当該パネルのいずれの箇所においても気導音と振動音とを伝えるための変形が発生する、電子機器。
- 請求項1乃至請求項6のいずれか一項において、前記パネルは、その振動領域において、当該パネルの主面と交差する方向に振動する箇所を複数有し、当該箇所の各々において、前記振動の振幅の値が時間とともにプラスからマイナスに、あるいはその逆に変動する、電子機器。
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