JP5899953B2 - 電池残量検出装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一次電池の残量を検出する電池残量検出装置及び方法に関する。
プラントや工場においては、差圧伝送器や温度伝送器等のセンサ機器、流量制御弁や開閉弁等のバルブ機器、ファンやモータ等のアクチュエータ機器、その他のフィールド機器が多数設置されている。従来のフィールド機器は、プラント等に敷設された有線の通信バスに接続され、各種信号の送受信を有線通信により行うものが一般的であったが、近年では、各種信号の送受信を無線通信により行うフィールド機器(無線フィールド機器)が実現されている。
上記の無線フィールド機器は、基本的に単独でプラント等に設置され、外部からの電力供給(例えば、通信バスを介した電力供給)を受けることができないため、電源として自己放電が極めて少ない一次電池(例えば、塩化チオニルリチウム電池)が用いられる。ここで、プラント等では可燃性のガスが用いられる場合があるため、無線フィールド機器で用いられる一次電池は、防爆規格を満たす電池収納装置に収納されるのが殆どである。このような無線フィールド機器は、電池交換の手間を省く観点から、例えば間欠動作等の省電力動作を行うことで、電池交換なしに数年間の動作が可能に設計されている。
尚、以下の特許文献1には、無線通信が可能な通信中継器をフィールド機器に接続することによって、無線通信が可能な任意の場所からフィールド機器へのアクセスを可能にする技術が開示されている。以下の特許文献2には、携帯電話通信機能を備える信号変換器をフィールド機器に設けることによって、簡便な長距離のデータ通信を可能にする技術が開示されている。以下の特許文献3には、所定時期に一次電池を放電させて、放電時の電圧と基準電圧とを比較して一次電池の寿命を判定する技術が開示されている。
特開2003−134030号公報 特開2003−134261号公報 特開2007−280935号公報
ところで、上述の特許文献3に開示された技術により無線フィールド機器で用いられる一次電池の寿命を判定しようとすると、一次電池の寿命判定のために放電が行われるタイミングと、無線フィールド機器の無線通信が行われるタイミングとが重なる可能性がある。すると、測定電圧が、上記のタイミングが重ならないときの測定電圧よりも低下して基準電圧を下回ってしまい、これにより寿命の誤判定が生ずる可能性があるという問題がある。
また、一次電池は、電極材料が無くなるまでは出力電圧が一定に維持され、電極材料が無くなると急激に出力電圧が低下するという特性を有する。上記の特許文献3は、測定電圧が基準電圧を下回った場合に初めて寿命を判定しているため、寿命が判定されてから電池交換の準備を行っている間に一次電池の出力電圧が大幅に低下してしまい、これにより無線フィールド機器の動作不良等の障害が生ずる虞が考えられる。
更に、上述した通り、無線フィールド機器で用いられる一次電池の多くは、防爆規格を満たす電池収納装置に収納されるため、電池交換を行う作業員が新旧の一次電池を見分けるのが困難である。このため、電池交換を行う際に、無線フィールド機器に装着されていた電池収納装置を再度装着してしまうという誤作業が行われる可能性がある。このような誤作業が行われた場合には、装着された直後は新品であると判定されるものの、一次電池の出力電圧が短時間で低下してしまい、これにより無線フィールド機器の動作不良等の障害が生ずる虞が考えられる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、一次電池の残量を従来よりも正確に検出することができ、これにより電圧低下に起因する障害を未然に防止することができる電池残量検出装置及び方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の電池残量検出装置及び方法は、一次電池(B)に対して負荷(12)を接続するか否かを切り替えるスイッチ(13)を制御しつつ前記一次電池の電池電圧を測定して前記一次電池の残量を検出する電池残量検出装置(1)において、前記スイッチが閉状態から開状態に切り替えられたときの前記電池電圧の変化をパルス信号に変換するとともに、該パルス信号のパルス幅を拡大する変換回路(14)と、前記スイッチを制御するとともに、前記変換回路から出力されるパルス信号(PS)のパルス幅を計測し、該計測結果に基づいて前記一次電池の残量を求める制御処理装置(17)とを備えることを特徴としている。
この発明によると、スイッチが閉状態から開状態に切り替えられたときの一次電池の電池電圧の変化が変換回路によってパルス信号に変換されるとともにパルス幅が拡大され、変換回路から出力されるパルス信号のパルス幅が制御処理装置によって計測されて一次電池の残量が求められる。
また、本発明の電池残量検出装置は、前記制御処理装置が、前記スイッチを開状態から閉状態に切り替えたときに得られる前記電池電圧の変化量(Δ)から、前記変換回路で前記電池電圧の変化をパルス信号に変換する際に前記電池電圧の変化の開始及び終了を規定する閾電圧である第1,第2電圧(VT1,VT2)をそれぞれ求め、前記変換回路が、前記制御処理装置で求められた前記第1,第2電圧を用いて前記電池電圧の変化をパルス信号に変換することを特徴としている。
また、本発明の電池残量検出装置は、前記スイッチを開状態から閉状態に切り替えたときに得られる前記電池電圧の変化量を100%とした場合に、前記第1電圧が、前記スイッチが閉状態であるときに測定される前記電池電圧に前記変化量の20%を加えた電圧であり、前記第2電圧が、前記スイッチが閉状態であるときに測定される前記電池電圧に前記変化量の80%を加えた電圧であることを特徴としている。
また、本発明の電池残量検出装置は、前記制御処理装置が、前記変換回路から出力される前記パルス信号のパルス幅よりも十分短い周期を有する基準クロックのクロック数を計数することによって前記パルス信号のパルス幅を計測することを特徴としている。
また、本発明の電池残量検出装置は、前記制御処理装置が、前記基準クロックの計数値と、前記一次電池の残量との関係を示すテーブルを用いて前記一次電池の残量を求めることを特徴としている。
本発明の電池残量検出方法は、一次電池(B)に対して負荷(12)を接続するか否かを切り替えるスイッチ(13)を制御しつつ前記一次電池の電池電圧を測定して前記一次電池の残量を検出する電池残量検出方法であって、前記スイッチが閉状態から開状態に切り替えられたときの前記電池電圧の変化をパルス信号に変換し、該パルス信号のパルス幅を拡大する第1ステップと、前記第1ステップでパルス幅が拡大された前記パルス信号のパルス幅を計測し、該計測結果に基づいて前記一次電池の残量を求める第2ステップとを有することを特徴としている。
本発明によれば、スイッチが閉状態から開状態に切り替えられたときの一次電池の電池電圧の変化を変換回路がパルス信号に変換するとともにパルス幅を拡大し、制御処理装置が変換回路から出力されるパルス信号のパルス幅を計測して一次電池の残量を求めているため、一次電池の残量を従来よりも正確に検出することができ、これにより電圧低下に起因する障害を未然に防止することができるという効果がある。
本発明の一実施形態による電池残量検出装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態で用いられる下限閾電圧及び上限閾電圧を説明するための図である。 本発明の一実施形態におけるパルス変換回路を示す回路図である。 本発明の一実施形態におけるパルス変換回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の一実施形態による電池残量検出装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による電池残量検出装置が設けられる無線フィールド機器の要部構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による電池残量検出装置及び方法について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による電池残量検出装置の要部構成を示すブロック図である。図1に示す通り、本実施形態の電池残量検出装置1は、電源部11、負荷12、スイッチ13、パルス変換回路14(変換回路)、電源スイッチ15、温度センサ16、及び制御処理装置17を備えており、一次電池Bに対する負荷12の接続状態を切り替えつつ一次電池Bの電池電圧を測定して一次電池Bの残量を検出する。
ここで、一次電池Bは、例えば塩化チオニルリチウム電池等の自己放電が極めて少ない一次電池である。この一次電池Bは、負荷12が一次電池Bから切り離されたときの立ち上がり時間が、残量が少なくなるにつれて短くなるという性質を有する。つまり、一次電池の残量が多い場合(例えば、残量が90%の場合)よりも、残量が少ない場合(例えば、残量が30%の場合)の方が、立ち上がり時間が短くなる。電池残量検出装置1は、かかる性質を利用して一次電池Bの残量を検出するものである。
電源部11は、一次電池Bに接続されており、一次電池Bに蓄えられた電力から電池残量検出装置1の動作に必要な電力を生成する。具体的には、一次電池Bの電池電圧を昇圧して電源電圧(Vcc)を生成し、この電源電圧(Vcc)を電源スイッチ15及び制御処理装置17に供給する。負荷12は、一次電池Bの残量を検出するために設けられた抵抗であり、一端が一次電池Bの正極に接続され、他端がスイッチ13を介して一次電池Bの負極に接続可能にされている。
スイッチ13は、一次電池Bに対して負荷12を接続するか否かを切り替えるために設けられるFET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)等の電子式のスイッチであり、制御処理装置17からの制御信号C1によってオン状態(閉状態)又はオフ状態(開状態)が切り替えられる。尚、スイッチ13としては、電子式のスイッチ以外に、リレー等の機械式のスイッチを用いることも可能である。
パルス変換回路14は、一次電池B及び制御処理装置17に接続されており、スイッチ13がオン状態からオフ状態に切り替えられたときの一次電池Bの電池電圧の変化をパルス信号に変換するとともに、変換したパルス信号のパルス幅を拡大する回路である。尚、詳細は後述するが、このパルス変換回路14は、制御処理装置17から出力される下限閾電圧VT1(一次電池Bの電池電圧の変化の開始を規定する閾電圧:第1電圧)及び上限閾電圧VT2(一次電池Bの電池電圧の変化の終了を規定する閾電圧:第2電圧)を用いて一次電池Bの電池電圧の変化をパルス信号に変換する。
電源スイッチ15は、制御処理装置17からの制御信号C2によってパルス変換回路14に対する電源電圧(Vcc)の供給或いは供給停止を行うためのスイッチである。温度センサ16は、一次電池Bの温度を検出するために設けられるセンサであり、その検出結果を制御処理装置17に出力する。
制御処理装置17は、IOポート21,22、A/Dコンバータ23、D/Aコンバータ24、カウンタ25、ROM(Read Only Memory)26、RAM(Random Access Memory)27、及び制御部28を備える。かかる構成の制御処理装置17は、電源部11から供給される電源電圧(Vcc)によって動作し、パルス変換回路14から出力されるパルス信号PSのパルス幅を計測し、その計測結果に基づいて一次電池Bの残量(寿命)を求める。
IOポート21,22は、スイッチ13及び電源スイッチ15にそれぞれ接続されており、制御部28からの制御信号(スイッチ13を制御するための制御信号C1,電源スイッチ15を制御するための制御信号C2)をスイッチ13及び電源スイッチ15にそれぞれ出力する。A/Dコンバータ23は、一次電池Bの正極に接続されており、一次電池Bの電池電圧をディジタル信号に変換して制御部28に出力する。D/Aコンバータ24は、制御部28からの下限閾電圧VT1及び上限閾電圧VT2を下限閾電圧信号S1及び上限閾電圧信号S2にそれぞれ変換してパルス変換回路14に出力する。
カウンタ25は、パルス変換回路14から出力されるパルス信号PSのパルス幅を計測する。具体的には、パルス信号PSのパルス幅よりも十分短い周期を有する基準クロックを用いて、パルス信号PSの1つのパルスに含まれる基準クロックの数を計数することによってパルス信号PSのパルス幅を計測する。尚、カウンタ25で用いられる基準クロックは、例えば周期が1〜2[μsec]程度(周波数が500[kHz]〜1[MHz]程度)であり、パルス信号PSのパルス幅(例えば、数〜数十[msec])よりも十分短く設定される。この程度の周期を有する基準クロックを用いるのは、カウンタ25及び制御部28の動作周波数を低くして消費電力を極力低減するためである。
ROM26は、制御部28が一次電池Bの残量を求める上で必要となる各種情報を記憶する。例えば、カウンタ25の計数値と一次電池Bの残量との関係を示す残量算出テーブル(テーブル)や、温度変化に起因する一次電池Bの特性変化に応じて残量算出テーブルを校正するための校正テーブルを記憶する。ここで、上記の残量算出テーブルや校正テーブルは、温度や一次電池Bの残量を変化させつつ電池電圧を測定して得られた実験結果を用いて予め作成しておく。RAM27は、制御部28の処理で用いられるデータを一時的に記憶する。例えば、A/Dコンバータ23から出力されるディジタル信号や、制御部28で算出された下限閾電圧VT1及び上限閾電圧VT2を一時的に記憶する。
制御部28は、制御処理装置17の動作を統括的に制御する。具体的に、制御部28は、スイッチ13を制御するための制御信号C1及び電源スイッチ15を制御するための制御信号C2をIOポート21,22にそれぞれ出力して、スイッチ13及び電源スイッチ15を制御する。また、制御部28は、消費電力の低減を図るために、必要なときにのみA/Dコンバータ23、D/Aコンバータ24、及びカウンタ25を動作させる制御を行う。
また、制御部28は、スイッチ13をオフ状態からオン状態に切り替えたときに、A/Dコンバータ23から得られるディジタル信号を用いて前述した下限閾電圧VT1及び上限閾電圧VT2を求めてRAM27に一時的に記憶させる。このような下限閾電圧VT1及び上限閾電圧VT2を求めるのは、スイッチ13をオン状態からオフ状態に切り替えて一次電池Bの残量を検出する際に、電池電圧の変化に要する時間をより正確に求めるためである。
図2は、本発明の一実施形態で用いられる下限閾電圧及び上限閾電圧を説明するための図である。図2に示す通り、スイッチ13がオフ状態(一次電池Bから負荷12が切り離されている状態)のときに測定される電池電圧をV2とし、スイッチ13がオン状態(一次電池Bに負荷12が接続された状態)に切り替えられた後に測定される電池電圧をV1とする。制御部28は、電池電圧の変化量(Δ=V2−V1)を求め、スイッチ13がオン状態に切り替えられた後に測定される電池電圧V1に変化量Δの20%を加えた電圧(V1+0.2Δ)を下限閾電圧VT1として求め、電池電圧V1に変化量Δの80%を加えた電圧(V1+0.8Δ)を上限閾電圧VT2として求める。
また、制御部28は、算出した下限閾電圧VT1及び上限式電圧VT2をD/Aコンバータ24に出力し、下限閾電圧信号S1及び上限閾電圧信号S2にそれぞれ変換させてパルス変換回路14に出力させる。更に、制御部28は、カウンタ25の計数値に基づいて一次電池Bの残量(寿命)を求める。具体的には、ROM26から残量算出テーブルを読み出し、残量算出テーブルを用いてカウンタ25から出力される計数値に対応した残量を特定することによって一次電池Bの残量を求める。尚、一次電池Bの寿命は、一次電池Bの残量を、予め測定されている一次電池Bの平均消費電力で除算することによって求めることができる。
次に、前述したパルス変換回路14の詳細について説明する。図3は、本発明の一実施形態におけるパルス変換回路を示す回路図である。図3に示す通り、パルス変換回路14は、パルス化回路14aとパルス拡大回路14bとからなる。パルス化回路14aは、コンパレータ31a,31b及びAND回路32を備えており、制御処理装置17からの下限閾電圧信号S1(下限電圧値VT1)及び上限閾電圧信号S2(上限電圧値VT2)を用いて一次電池Bの電池電圧の変化をパルス信号S3に変換する。
コンパレータ31aの非反転入力端及びコンパレータ31bの反転入力端は、一次電池Bの正極に接続されている。また、コンパレータ31aの反転入力端には下限閾電圧信号S1が入力され、コンパレータ31bの非反転入力端には上限閾電圧信号S2が入力される。これらコンパレータ31a,31bの出力端は、AND回路32の2つの入力端にそれぞれ接続されている。尚、AND回路32は、コンパレータ31a,31bの出力の論理積を演算し、その演算結果をパルス信号S3として出力する。
パルス拡大回路14bは、抵抗33a〜33d、FET34、積分回路35、及びコンパレータ36を備えており、パルス化回路14aから出力されるパルス信号S3のパルス幅を拡大する。抵抗33a,33b及び抵抗33c,33dは参照電圧Vrefを分圧するための抵抗である。抵抗33a,33bは、互いに直列接続されるとともにFET34に直列接続されて参照電圧Vrefが供給される端子とグランドとの間に接続されている。抵抗33c,33dは、互いに直列接続されて参照電圧Vrefが供給される端子とグランドとの間に接続されている。
FET34は、ソース電極が抵抗33bに接続されるとともにドレイン電極がグランドに接続されており、ゲート電極に入力されるパルス信号S3に応じて抵抗33bとグランドとの間を導通状態又は開放状態にする。積分回路35は、反転入力端が抵抗33a,33bの接続点Z1に接続されるとともに非反転入力端が抵抗33c,33dの接続点Z2に接続されたオペアンプ35aと、オペアンプ35aの反転入力端と出力端との間に並列に接続されたコンデンサ35b及び電圧リミッター35cとからなる。尚、電圧リミッター35cは、互いに逆向きに直列接続された2つのショットキーダイオードからなる。
コンパレータ36は、反転入力端がオペアンプ35aの出力端に接続されるとともに、非反転入力端が抵抗33c,33dの接続点Z2に接続されており、接続点Z2の電位(Vr)とオペアンプ35aからの信号S4とを比較してパルス信号PSを出力する。かかる構成のパルス拡大回路14bは、コンデンサ35bの容量を変えることで、パルス幅の拡大量を変えることができる。尚、パルス幅の拡大量は、例えば十数〜数十倍程度に設定される。
図4は、本発明の一実施形態におけるパルス変換回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。いま、図4の時刻t0において、制御処理装置17の制御によってスイッチ13がオン状態からオフ状態に切り替えられ、一次電池Bの電池電圧が図4に示す通り、V1からV2に変化する場合を考える。尚、電池電圧V1は下限閾電圧VT1よりも小さく、電池電圧V2は上限閾電圧VT2よりも大きいものとする。
スイッチ13の切り替えが行われた時刻t0の直後は、一次電池Bの電池電圧が下限閾電圧VT1よりも小さいため、コンパレータ31bの出力は「H(ハイ)」レベルであるが、コンパレータ31aの出力は「L(ロー)」レベルである。このため、AND回路32から出力されるパルス信号S3は「L」レベルになる。これに対し、電池電圧が下限閾電圧VT1に達すると、コンパレータ31a,31bの出力が共に「H」レベルになり、パルス信号S3が「H」レベルになる(時刻t1)。
電池電圧が下限閾電圧VT1と上限閾電圧VT2との間であるときには、コンパレータ31a,31bの出力が共に「H」レベルであるため、パルス信号S3が「H」レベルに維持される。これに対し、電池電圧が上限閾電圧VT2に達すると、コンパレータ31aの出力は「H」レベルであるが、コンパレータ31bの出力は「L」レベルになり、パルス信号S3が「L」レベルになる(時刻t2)。尚、電池電圧が上限閾電圧VT2に達した後は、コンパレータ31aの出力は「H」レベルであるが、コンパレータ31bの出力は「L」レベルであるため、パルス信号S3が「L」レベルに維持される。このようにして、一次電池Bの電池電圧の変化がパルス信号S3に変換される。
パルス化回路14aから出力されるパルス信号S3がパルス拡大回路14bに入力されると、積分回路35によって積分される。これにより、積分回路35から出力される信号S4は、パルス信号S3が「H」レベルに維持される時刻t1〜t2の間は電圧が徐々に増大する。ここで、パルス信号S3が「L」レベル変化する時刻t2以降は、FET34がオフ状態になるため、積分回路35から出力される信号S4は、コンデンサ35bの放電によって電圧が徐々に減少する。
この信号S4は、コンパレータ36に入力されて抵抗33c,33dの接続点Z2の電位(Vr)と比較され、信号S4の電圧が電位(Vr)を超えている間(時刻t3〜t4の間)は「H」レベルとなるパルス信号PSが出力される。このようにして、パルス化回路14aから出力されるパルス信号S3のパルス幅が拡大される。
次に、上記構成における電池残量検出装置1の動作について説明する。図5は、本発明の一実施形態による電池残量検出装置の動作を示すフローチャートである。尚、図5に示すフローチャートは、1日に数回(例えば、6時間毎に計4回)行われる。処理が開始されると、まず制御処理装置17の制御部28は、温度センサ16から温度データを取得するとともにROM26から校正テーブルを読み出して残量算出テーブルを校正する(ステップS11)。尚、温度変化によって一次電池Bの特性変化が大幅に変わらないのであれば、この処理を省略しても良い。
残量算出テーブルの校正を終えると、制御部28はA/Dコンバータ23をイネーブルにして動作させ、一次電池Bの電池電圧を測定する(ステップS12)。ここで測定される電池電圧は、スイッチ13がオフ状態であるため、図2中の電池電圧V2である。尚、A/Dコンバータ23から出力されるディジタル信号は、制御部28の制御によってRAM27に記憶される。
次に、制御部28は、制御信号C1をIOポート21に出力してスイッチ13をオフ状態からオン状態に切り替える(ステップS13)。これにより、一次電池Bに対して負荷12が接続されて、一次電池Bの電池電圧が変化する。次いで、制御部28は、再び一次電池Bの電池電圧を測定し、測定を終えた後でA/Dコンバータ23をディスエーブルにして停止させる(ステップS14)。ここで測定される電池電圧は、スイッチ13がオン状態であるため、図2中の電池電圧V1である。尚、A/Dコンバータ23から出力されるディジタル信号は、制御部28の制御によってRAM27に記憶される。
以上の処理が終了すると、制御部28はステップS12,S14でRAM27に記憶させたディジタル信号(電池電圧V1,V2)を読み出し、電池電圧の変化量(Δ=V2−V1)を求めて下限閾電圧VT1及び上限閾電圧VT2を算出する(ステップS15)。具体的には、電池電圧V1に変化量Δの20%を加えた電圧(V1+0.2Δ)を下限閾電圧VT1として算出し、電池電圧V1に変化量Δの80%を加えた電圧(V1+0.8Δ)を上限閾電圧VT2として算出する。尚、算出された下限閾電圧VT1及び上限閾電圧VT2は、RAM27に記憶される。
次に、制御部28は、制御信号C2をIOポート22に出力して電源スイッチ15を制御し、パルス変換回路14に対して電源電圧(Vcc)を供給させてパルス変換回路14の動作を開始させる(ステップS16)。次いで、制御部28は、D/Aコンバータ24をイネーブルにして動作させた後に、ステップS15で算出した下限閾電圧VT1及び上限閾電圧VT2をRAM27から読み出してD/Aコンバータ24に出力する(ステップS17)。
これにより、下限閾電圧VT1及び上限閾電圧VT2がD/Aコンバータ24で下限閾電圧信号S1及び上限閾電圧信号S2にそれぞれ変換されてパルス変換回路14に出力される。その後、制御部28は、カウンタ25をイネーブルにして動作させ、パルス変換回路14から出力されるパルス信号PSの1つのパルスに含まれる基準クロックの数を計数可能な状態にする(ステップS18)。
以上の処理が終了すると、制御部28は、制御信号C1をIOポート21に出力してスイッチ13をオン状態からオフ状態に切り替える(ステップS19)。これにより、一次電池Bに接続されていた負荷12が切り離されて一次電池Bの電池電圧が変化する。すると、図3,図4を用いて説明した通り、一次電池Bの電池電圧の変化がパルス変換回路14のパルス化回路14aでパルス信号S3に変換されるとともに、変換されたパルス信号S3のパルス幅がパルス変換回路14のパルス拡大回路14bで拡大される。これにより、パルス変換回路14からは、パルス幅が拡大されたパルス信号PSが出力される(第1ステップ)。
パルス変換回路14からのパルス信号PSが制御処理装置17のカウンタ25に入力されると基準クロックの計数が開始される。すると、制御部28は、カウンタ25の計数が終了したか否かを判断する(ステップS20)。カウンタ25の計数が終了していないと判断した場合(ステップS20判断結果が「NO」の場合)には、制御部28は、ステップS20の判断処理を繰り返す。
これに対し、カウンタ25の計数が終了したと判断した場合(判断結果が「YES」の場合)には、制御部28は、制御信号C2をIOポート22に出力してパルス変換回路14に対する電源電圧(Vcc)の供給を停止させるとともに、D/Aコンバータ24をディスエーブルにして停止させる(ステップS21)。そして、制御部28は、カウンタ25の計数値をRAM27に記憶させる(ステップS22)。
次に、制御部28は、ROM26から残量算出テーブルを読み出し、残量算出テーブルを用いてRAM27に記憶されているカウンタ25の計数値に対応した残量を特定することによって一次電池Bの残量を求める(第2ステップ)。そして、一次電池Bの残量を予め測定されている一次電池Bの平均消費電力で除算することによって一次電池Bの寿命を予測する(ステップS23)。
以上の処理が終了すると、制御部28は、ステップS23で算出した予測寿命が、予め規定された閾寿命(一次電池Bの交換が必要となる寿命)よりも短いか否かを判断する(ステップS24)。予測寿命が閾寿命以上であると判断した場合(ステップS24の判断結果が「NO」の場合)には、図5に示す一連の処理が終了する。これに対し、予測寿命が閾寿命よりも短いと判断した場合(ステップS24の判断結果が「YES」の場合)には、制御処理装置17は、一次電池Bの交換が必要である旨を示す警告情報を報知する。例えば、液晶表示装置に対して上記の警告情報を表示し、或いは通信機能を用いて警告情報を送信する(ステップS25)。このような警告情報の表示又は送信が行われることにより、作業者は一次電池Bの交換が必要であることを知ることができる。
以上の通り、本実施形態では、スイッチ13がオン状態からオフ状態に切り替えられたときの一次電池Bの電池電圧の変化をパルス変換回路14でパルス信号S3に変換するとともにパルス信号S3のパルス幅を拡大してパルス信号PSを生成し、このパルス信号PSのパルス幅をカウンタ25で計数して一次電池Bの残量を求めている。このため、一次電池Bの残量を従来よりも正確に検出することができる。その結果として、一次電池Bの電圧低下に起因する障害を未然に防止することができる。
以上説明した電池残量検出装置1は、プラントや工場に設置される無線フィールド機器に設けられる。図6は、本発明の一実施形態による電池残量検出装置が設けられる無線フィールド機器の要部構成を示す図である。尚、ここでは無線フィールド機器の一種である差圧伝送器を例に挙げて説明する。図6に示す通り、無線フィールド機器としての差圧伝送器40は、センサ部41a,41b、CPU(中央処理装置)42、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)43、RAM44、表示装置45、RFモジュール46、及びアンテナ47を備えており、センサ部41a,41bの検出結果をCPU42で処理して差圧を求め、求めた差圧を表示装置45に表示し、又はRFモジュール46からアンテナ47を介して送信する。
センサ部41a,41bは、H型の振動式センサと、この振動式センサを駆動する駆動回路とからなり、振動式センサの検出結果を増幅するとともに整形したパルス信号をCPU42に出力する。CPU42は、センサ部41a,41bからのパルス信号を計数し、その計数結果からセンサ部41a,41bの固有振動数(共振周波数)を求めてセンサ部41a,41bが設置された部位の圧力(プロセス圧)を算出する。EEPROM43及びRAM44は、CPU 42がプロセス圧を算出する際に用いる補正係数や、プロセス圧の中間値、電池の寿命管理データ等を記憶する。
表示装置45は、液晶表示装置等の表示装置であり、CPU42で算出されたプロセス圧やアラームを周期的に表示することが可能である。RFモジュール46は、アンテナ47を介した無線通信が可能であり、例えばCPU42で算出されたプロセス圧を示す情報を、アンテナ47を介して上位の装置に送信する。
以上の構成の差圧伝送器40において、電力を供給する一次電池Bは、例えば防爆規格を満たす電池収納装置に収納された状態で差圧伝送器40に取り付けられている。尚、図1に示す電池残量検出装置1をなす電源部11〜制御処理装置17は、例えば無線フィールド機器の内部に設けられている。このため、一次電池Bの残量を従来よりも正確に検出することができ、これにより電圧低下に起因する差圧伝送器40の動作不良等の障害を未然に防止することができる。
以上、本発明の一実施形態による電池残量検出装置及び方法について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記実施形態では、図5に示すフローチャートに示される処理が1日に数回行われる場合を例に挙げて説明したが、作業者が一次電池の交換を行う場合に必ず図5に示されるフローチャートの処理が行われるようにしても良い。このようにすると、作業者が一次電池の交換を行う場合に、交換を行った一次電池の残量を確認することができ、無線フィールド機器に装着されていた電池収納装置を再度装着してしまうという誤作業を防止することができる。
1 電池残量検出装置
12 負荷
13 スイッチ
14 パルス変換回路
17 制御処理装置
B 一次電池
PS パルス信号
VT1 下限閾電圧
VT2 上限閾電圧
Δ 電池電圧の変化量

Claims (5)

  1. 一次電池に対して負荷を接続するか否かを切り替えるスイッチを制御しつつ前記一次電池の電池電圧を測定して前記一次電池の残量を検出する電池残量検出装置において、
    前記スイッチが閉状態から開状態に切り替えられたときの前記電池電圧の変化をパルス信号に変換するとともに、該パルス信号のパルス幅を拡大する変換回路と、
    前記スイッチを制御するとともに、前記変換回路から出力されるパルス信号のパルス幅を計測し、該計測結果に基づいて前記一次電池の残量を求める制御処理装置と
    を備え、
    前記制御処理装置は、前記スイッチを開状態から閉状態に切り替えたとき前記電池電圧の変化量を求め、該変化量から前記変換回路で前記電池電圧の変化をパルス信号に変換する際に前記電池電圧の変化の開始及び終了を規定する閾電圧である第1,第2電圧をそれぞれ求め、
    前記変換回路は、前記制御処理装置で求められた前記第1,第2電圧を用いて前記電池電圧の変化をパルス信号に変換する
    ことを特徴とする電池残量検出装置。
  2. 前記スイッチを開状態から閉状態に切り替えたときに得られる前記電池電圧の変化量を100%とした場合に、
    前記第1電圧は、前記スイッチが閉状態であるときに測定される前記電池電圧に前記変化量の20%を加えた電圧であり、
    前記第2電圧は、前記スイッチが閉状態であるときに測定される前記電池電圧に前記変化量の80%を加えた電圧である
    ことを特徴とする請求項1記載の電池残量検出装置。
  3. 前記制御処理装置は、前記変換回路から出力される前記パルス信号のパルス幅よりも十分短い周期を有する基準クロックのクロック数を計数することによって前記パルス信号のパルス幅を計測することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電池残量検出装置。
  4. 前記制御処理装置は、前記基準クロックの計数値と、前記一次電池の残量との関係を示すテーブルを用いて前記一次電池の残量を求めることを特徴とする請求項3記載の電池残量検出装置。
  5. 一次電池に対して負荷を接続するか否かを切り替えるスイッチを制御しつつ前記一次電池の電池電圧を測定して前記一次電池の残量を検出する電池残量検出方法であって、
    前記スイッチを開状態から閉状態に切り替えたとき前記電池電圧の変化量を求め、該変化量から前記電池電圧の変化の開始及び終了を規定する閾電圧である第1,第2電圧をそれぞれ求めるステップと、
    前記第1,第2電圧を用いて、前記スイッチが閉状態から開状態に切り替えられたときの前記電池電圧の変化をパルス信号に変換し、該パルス信号のパルス幅を拡大するステップと、
    パルス幅が拡大された前記パルス信号のパルス幅を計測し、該計測結果に基づいて前記一次電池の残量を求めるステップと
    を有することを特徴とする電池残量検出方法。
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