JP5899794B2 - 印刷物の製造方法、印刷物 - Google Patents
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まず、第1実施形態について説明する。
まず、本実施形態にかかる印刷物の構成について説明する。図1は、本実施形態にかかる印刷物の構成を示し、同図(a)は平面図であり、同図(b)は、一部拡大した平面図であり、同図(c)は断面図である。印刷物は、画像が形成された基材と、画像に対応する位置に形成された第1凸部と、を含み、第1凸部は、基材上に形成された画像の輪郭部分に対応する位置に点在して形成された第1突起部と、第1突起部によって囲まれた第1領域に形成された第1厚盛り膜と、を備えたものである。本実施形態にかかる印刷物は、図1(a)に示すように、印刷物200は、画像211が形成された基材210と、画像211上に形成された第1凸部220と、を含み、第1凸部220は、基材210上に形成された画像211の輪郭部分に沿って点在して形成された第1突起部221と、第1突起部221によって囲まれた第1領域240に形成された第1厚盛り膜222と、を備えている。
次に、本実施形態にかかる印刷物の製造方法について説明する。なお、印刷物の製造方法の説明に先立ち、印刷物の製造方法に用いられる液滴吐出装置の構成例について説明する。なお、本実施形態では、機能液としての紫外線硬化型インクを使用する場合の装置構成について説明する。
次に、第2実施形態について説明する。
まず、本実施形態にかかる印刷物の構成について説明する。図6は、本実施形態にかかる印刷物の構成を示す断面図である。図6に示すように、印刷物300は、画像211が形成された基材210と、画像211上に形成された第1凸部220と、を含み、第1凸部220は、基材210上に形成された画像211の輪郭部分に沿って点在して形成された第1突起部221と、第1突起部221によって囲まれた第1領域240に形成された第1厚盛り膜222と、を備えている。さらに、第1領域240を複数の区画領域240aに区画するように、第1領域240に第2突起部251が形成されている。各区画領域240aの広さは特に限定されないが、各区画領域240aの広さがほぼ均等に区画されていることが好ましい。これにより、第1厚盛り膜222が形成された際の第1凸部220の表面状態を滑らかにすることができる。なお、第1突起部221、第1厚盛り膜222の構成や材料等は第1実施形態と同様であり、また、第2突起部251の材料は、第1突起部と同様なので、説明を省略する。また、印刷物300の適用方法についても第1実施形態と同様なので説明を省略する。
次に、本実施形態にかかる印刷物の製造方法について説明する。本実施形態にかかる印刷物の製造方法は、第1領域を複数の領域に区画するように、第1領域内に第2突起部の材料を含む第3機能液を点在させながら塗布する第3塗布工程と、第1固化工程では、塗布された第1機能液及び第3機能液を固化し、複数の第1突起部及び第2突起部を形成して、第1領域を区画する複数の領域を形成し、第2塗布工程では、第1突起部と第2突起部とによって区画された領域を含む第1領域に第1厚盛り膜の材料を含む第2機能液を塗布し、第2固化工程では、塗布された第2機能液を固化して、区画された領域を含む第1領域に第1厚盛り膜を形成するものである。なお、印刷物の製造方法において用いられる液滴吐出装置の構成等は第1実施形態と同様なので説明を省略する。
次に、第3実施形態について説明する。
まず、本実施形態にかかる印刷物の構成について説明する。図8は、本実施形態にかかる印刷物の構成を示す断面図である。図8に示すように、印刷物400は、画像211が形成された基材210と、画像211上に形成された第1凸部220と、を含み、第1凸部220は、基材210上に形成された画像211の輪郭部分に沿って点在して形成された第1突起部221と、第1突起部221によって囲まれた第1領域240に形成された第1厚盛り膜222と、を備えている。さらに、第1凸部220上に第3突起部が形成されている。なお、第1突起部221、第1厚盛り膜222の構成や材料等は第1実施形態と同様であり、また、第3突起部261の材料は、第1突起部と同様なので、説明を省略する。また、印刷物400の適用方法についても第1実施形態と同様なので説明を省略する。
次に、本実施形態にかかる印刷物の製造方法について説明する。本実施形態にかかる印刷物の製造方法は、基材上に形成された画像に対応する位置に第1凸部を形成する第1凸部形成工程を含み、第1凸部形成工程では、基材上に形成された画像の輪郭部分に対応する位置に第1突起部の材料を含む第1機能液を点在させながら塗布する第1塗布工程と、塗布された第1機能液を固化して、複数の第1突起部を形成する第1固化工程と、第1突起部によって囲まれた第1領域に第1厚盛り膜の材料を含む第2機能液を塗布する第2塗布工程と、塗布された第2機能液を固化して、第1厚盛り膜を形成する第2固化工程と、第2固化工程の後で、第1凸部上に第3突起部の材料を含む第4機能液を点在させながら塗布する第4塗布工程と、塗布された第4機能液を固化して、第3突起部を形成する第3固化工程と、を有するものである。以下、具体的に説明する。なお、印刷物の製造方法において用いられる液滴吐出装置の構成等は第1実施形態と同様なので説明を省略する。
次に、第4実施形態について説明する。
まず、本実施形態にかかる印刷物の構成について説明する。図10は、本実施形態にかかる印刷物の構成を示す断面図である。図10に示すように、印刷物500は、画像211が形成された基材210と、画像211上に形成された第1凸部220と、を含み、第1凸部220は、基材210上に形成された画像211の輪郭部分に沿って点在して形成された第1突起部221と、第1突起部221によって囲まれた第1領域240に形成された第1厚盛り膜222と、を有している。さらに、第1凸部220上に形成された第2凸部270を備えている。当該第2凸部は、第1凸部220上に点在して形成された第4突起部271と、第4突起部271によって囲まれた第2領域280に形成された第2厚盛り膜272と、を有している。また、第2凸部270は、平面視における第1凸部220の頂部の外縁より内側の領域に形成されている。なお、第1突起部221、第1厚盛り膜222の構成や材料等は第1実施形態と同様なので、説明を省略する。また、第4突起部271の材料等は、第1突起部221と同様であり、第2厚盛り膜272の材料等は第1厚盛り膜222と同様なので説明を省略する。また、印刷物500の適用方法についても第1実施形態と同様なので説明を省略する。
次に、本実施形態にかかる印刷物の製造方法について説明する。本実施形態にかかる印刷物の製造方法は、基材上に形成された画像上に第1凸部を形成する第1凸部形成工程を含み、第1凸部形成工程では、基材上に形成された画像の輪郭部分に沿って第1突起部の材料を含む第1機能液を点在させながら塗布する第1塗布工程と、塗布された第1機能液を固化して、複数の第1突起部を形成する第1固化工程と、第1突起部によって囲まれた第1領域に第1厚盛り膜の材料を含む第2機能液を塗布する第2塗布工程と、塗布された第2機能液を固化して、第1厚盛り膜を形成する第2固化工程と、第1凸部上に第2凸部を形成する第2凸部形成工程を有し、第2凸部形成工程では、第1凸部上に第4突起部の材料を含む第5機能液を点在させながら塗布する第5塗布工程と、塗布された第5機能液を固化して、第4突起部を形成する第4固化工程と、第4突起部によって囲まれた第2領域に第2厚盛り膜の材料を含む第6機能液を塗布する第6塗布工程と、塗布された第6機能液を固化して、第2厚盛り膜を形成する第5固化工程と、を含むものである。以下、具体的に説明する。なお、印刷物の製造方法において用いられる液滴吐出装置の構成等は第1実施形態と同様なので説明を省略する。
Claims (11)
- 基材上に形成された画像に対応する位置に第1凸部を形成する第1凸部形成工程を含み、
前記第1凸部形成工程では、
前記基材上に形成された前記画像の輪郭部分に対応する位置に第1突起部の材料を含む第1機能液を点在させながら塗布する第1塗布工程と、
塗布された前記第1機能液を固化して、複数の前記第1突起部を形成する第1固化工程と、
前記第1突起部によって囲まれた第1領域に第1厚盛り膜の材料を含む第2機能液を塗布する第2塗布工程と、
塗布された前記第2機能液を固化して、前記第1厚盛り膜を形成する第2固化工程と、を含むことを特徴とする印刷物の製造方法。 - 請求項1に記載の印刷物の製造方法において、
前記第1領域を複数の領域に区画するように、前記第1領域内に第2突起部の材料を含む第3機能液を点在させながら塗布する第3塗布工程と、
前記第1固化工程では、
塗布された前記第1機能液及び前記第3機能液を固化し、前記複数の第1突起部及び前記第2突起部を形成して、前記第1領域を区画する複数の領域を形成し、
前記第2塗布工程では、
前記第1突起部と前記第2突起部とによって区画された前記領域を含む前記第1領域に第1厚盛り膜の材料を含む第2機能液を塗布し、
前記第2固化工程では、
塗布された前記第2機能液を固化して、区画された前記領域を含む前記第1領域に前記第1厚盛り膜を形成することを特徴とする印刷物の製造方法。 - 請求項1または2に記載の印刷物の製造方法において、
前記第2固化工程の後で、
前記第1凸部上に第3突起部の材料を含む第4機能液を点在させながら塗布する第4塗布工程と、
塗布された前記第4機能液を固化して、前記第3突起部を形成する第3固化工程と、を有することを特徴とする印刷物の製造方法。 - 請求項1に記載の印刷物の製造方法において、
前記第1凸部上に第2凸部を形成する第2凸部形成工程を有し、
前記第2凸部形成工程では、
前記第1凸部上に第4突起部の材料を含む第5機能液を点在させながら塗布する第5塗布工程と、
塗布された前記第5機能液を固化して、前記第4突起部を形成する第4固化工程と、
前記第4突起部によって囲まれた第2領域に第2厚盛り膜の材料を含む第6機能液を塗布する第6塗布工程と、
塗布された前記第6機能液を固化して、前記第2厚盛り膜を形成する第5固化工程と、を含むことを特徴とする印刷物の製造方法。 - 請求項4に記載の印刷物の製造方法において、
前記第5塗布工程では、
平面視における前記第1凸部の頂部の外縁より内側の領域に前記第5機能液を付着させることを特徴とする印刷物の製造方法。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の印刷物の製造方法において、
前記基材の前記第1凸部が形成される領域以外の領域に第5突起部の材料を含む第7機能液を点在させながら塗布する第7塗布工程と、
塗布された前記第7機能液を固化して、前記第5突起部を形成する第6固化工程と、を有することを特徴とする印刷物の製造方法。 - 画像が形成された基材と、
前記画像に対応する位置に形成された第1凸部と、を含み、
前記第1凸部は、
前記基材上に形成された前記画像の輪郭部分に対応する位置に点在して形成された第1突起部と、
前記第1突起部によって囲まれた第1領域に形成された第1厚盛り膜と、を備えたことを特徴とする印刷物。 - 請求項7に記載の印刷物において、
前記第1突起部によって囲まれた前記第1領域を複数の領域に区画する第2突起部を備えたことを特徴とする印刷物。
- 請求項7または8に記載の印刷物において、
前記第1凸部上に形成された第3突起部を備えたことを特徴とする印刷物。 - 請求項7または8に記載の印刷物において、
前記第1凸部上に形成された第2凸部を備え、
前記第2凸部は、
前記第1凸部上に点在して形成された第4突起部と、
前記第4突起部によって囲まれた第2領域に形成された第2厚盛り膜と、を有していることを特徴とする印刷物。 - 請求項7〜10のいずれか一項に記載の印刷物において、
前記基材の前記第1凸部が形成された領域以外の領域に第5突起部を備えたことを特徴とする印刷物。
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