JP5899678B2 - 路面凹凸検出装置及び路面凹凸検出方法 - Google Patents
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Description
[路面凹凸検出装置の構成]
図1は本実施形態に係る路面凹凸検出装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る路面凹凸検出装置1は、水平方向及び消失点方向に走査されて物体から放射される電磁波を検知するアンテナ2と、アンテナ2で受信した電磁波の受信電力の変化が所定値以内となる領域を路面領域として検出し、この路面領域の受信電力に基づいて基準レベルを設定する基準レベル設定部3と、アンテナ2で受信した電磁波の受信電力が基準レベルから所定値以上まで増加してから基準レベルまで減少する領域を増減領域として検出する増減領域検出部4と、増減領域における受信電力の振幅に基づいて路面上の凹凸の高さを検出する凹凸高検出部5と、増減領域における水平方向の幅に基づいて路面上の凹凸の幅を検出する凹凸幅検出部6と、路面領域の間に増減領域が存在している場合に、この増減領域を路面上の凹凸として検出する凹凸検出部7と、路面上の凹凸を検出するための処理に必要となる情報を格納している記憶部8とを備えている。
次に、本実施形態に係る路面凹凸検出装置1による凹凸検出処理の手順を図3のフローチャートを参照して説明する。
以上詳細に説明したように、本実施形態に係る路面凹凸検出装置1によれば、アンテナ2で受信した電磁波の受信電力が基準レベルから所定値以上まで増加してから基準レベルまで減少する領域を増減領域として検出し、この増減領域を路面上の凹凸として検出するので、物体から放射される電磁波を利用して路面上にある凹凸を検出することができる。また、特許文献1に開示された従来の方法では、路面の観測出力と天空の観測出力との差分を求めて路面状況を把握していたので、天空の観測出力が天候(快晴、曇り、雨天など)や周囲の環境(日陰、建物など)によって変化すると、正確に路面状況を把握することは困難であった。しかし、本実施形態に係る路面凹凸検出装置1によれば、路面領域の受信電力に基づいて基準レベルを設定するので、天候や周囲の環境による影響を受けることなく、どのような条件でも正確に路面上の凹凸を検出することができる。
次に、本発明を適用した第2実施形態について図面を参照して説明する。尚、上述した第1実施形態と同一の部分については詳細な説明を省略する。
以上詳細に説明したように、本実施形態に係る路面凹凸検出装置によれば、路面上の凹凸が消失点方向に連続した凹凸列を2列検出し、この凹凸列間の距離が車両のタイヤ間の距離に近い値となり、路面上の凹凸の幅がタイヤ幅に近い値となった場合に凹凸列をわだちとして検出するので、物体から放射される電磁波を利用して路面上にあるわだちを検出することができる。
次に、本発明を適用した第3実施形態について図面を参照して説明する。尚、上述した第1及び第2実施形態と同一の部分については詳細な説明を省略する。
以上詳細に説明したように、本実施形態に係る路面凹凸検出装置によれば、路面上の凹凸が水平方向に所定の数だけ連続した凹凸集合を検出し、この凹凸集合が消失点方向に所定の間隔で連続している場合に凹凸集合をランブルストリップとして検出するので、物体から放射される電磁波を利用して路面上にあるランブルストリップを検出することができる。
次に、本発明を適用した第4実施形態について図面を参照して説明する。尚、上述した第1〜第3実施形態と同一の部分については詳細な説明を省略する。
以上詳細に説明したように、本発明を適用した第4実施形態に係る路面凹凸検出装置によれば、路面上の凹凸が消失点方向に連続した凹凸列を検出し、この凹凸列を構成する各凹凸の幅及び高さが予め設定されたドッツボッツの幅及び高さに近い値となった場合に凹凸列をドッツボッツとして検出するので、物体から放射される電磁波を利用して路面上にあるドッツボッツを検出することができる。
2 アンテナ
3 基準レベル設定部
4 増減領域検出部
5 凹凸高検出部
6 凹凸幅検出部
7 凹凸検出部
8 記憶部
Claims (10)
- 路面から放射される電磁波を、前記路面に対して少なくとも水平方向に走査して検知するアンテナと、
前記アンテナで受信した電磁波の受信電力に基づいて路面領域を設定し、前記路面領域における受信電力に基づいて基準レベルを設定する基準レベル設定手段と、
前記アンテナで受信した電磁波の受信電力が前記基準レベルから所定値以上まで増加してから前記基準レベルまで減少する領域を増減領域として検出する増減領域検出手段と、
前記路面領域の間に前記増減領域が存在している場合に前記増減領域を路面上の凹凸として検出する凹凸検出手段と
を備えていることを特徴とする路面凹凸検出装置。 - 前記基準レベル設定手段は、前記アンテナで受信した電磁波の受信電力の変化が所定値以内となる領域を前記路面領域として検出することを特徴とする請求項1に記載の路面凹凸検出装置。
- 前記水平方向における前記増減領域の幅を検出し、前記増減領域の幅に基づいて前記路面上の凹凸の幅を検出する凹凸幅検出手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の路面凹凸検出装置。
- 前記凹凸検出手段は、前記路面上の凹凸が消失点方向に連続した凹凸列を2列検出し、前記凹凸列間の距離が車両のタイヤ間の距離に近い値となり、前記路面上の凹凸の幅がタイヤ幅に近い値となった場合には、前記凹凸列をわだちとして検出することを特徴とする請求項3に記載の路面凹凸検出装置。
- 前記増減領域における受信電力の最大値と前記基準レベルとの差を求めて受信電力の差を検出し、前記受信電力の差に基づいて前記路面上の凹凸の高さを検出する凹凸高検出手段をさらに備えていることを特徴とする請求項3または4に記載の路面凹凸検出装置。
- 前記凹凸検出手段は、前記路面上の凹凸が消失点方向に連続した凹凸列を検出し、前記凹凸列を構成する凹凸の幅及び高さが予め設定されているドッツボッツの幅及び高さに近い値となった場合には、前記凹凸列をドッツボッツとして検出することを特徴とする請求項5に記載の路面凹凸検出装置。
- 前記凹凸検出手段は、前記路面上の凹凸が前記水平方向に所定の数だけ連続した凹凸集合を検出し、前記凹凸集合が消失点方向に所定の間隔で連続している場合には、前記凹凸集合をランブルストリップとして検出することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の路面凹凸検出装置。
- 前記アンテナは、受信する電磁波の波長が、検出対象とする路面上の凹凸の高さの10分の1以下に設定されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の路面凹凸検出装置。
- 前記アンテナを複数設置し、前記複数のアンテナはそれぞれ異なる周波数の電磁波を受信することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の路面凹凸検出装置。
- 路面から放射される電磁波を、前記路面に対して少なくとも水平方向に走査されるアンテナで受信して路面上の凹凸を検出する路面凹凸検出方法であって、
前記アンテナで受信した電磁波の受信電力に基づいて路面領域を設定し、前記路面領域における受信電力に基づいて基準レベルを設定する基準レベル設定ステップと、
前記アンテナで受信した電磁波の受信電力が前記基準レベルから所定値以上まで増加してから前記基準レベルまで減少する領域を増減領域として検出する増減領域検出ステップと、
前記路面領域の間に前記増減領域が存在している場合に前記増減領域を路面上の凹凸として検出する凹凸検出ステップと
を含むことを特徴とする路面凹凸検出方法。
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