JP5898907B2 - X2インタフェース管理方法、ハンドオーバ方法及び装置 - Google Patents

X2インタフェース管理方法、ハンドオーバ方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5898907B2
JP5898907B2 JP2011222430A JP2011222430A JP5898907B2 JP 5898907 B2 JP5898907 B2 JP 5898907B2 JP 2011222430 A JP2011222430 A JP 2011222430A JP 2011222430 A JP2011222430 A JP 2011222430A JP 5898907 B2 JP5898907 B2 JP 5898907B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
interface
home base
terminal
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011222430A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012095291A (ja
Inventor
雷芸学
張永生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Publication of JP2012095291A publication Critical patent/JP2012095291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5898907B2 publication Critical patent/JP5898907B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/16Performing reselection for specific purposes
    • H04W36/20Performing reselection for specific purposes for optimising the interference level
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/32Hierarchical cell structures
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/02Hybrid access
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/005Discovery of network devices, e.g. terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/04Large scale networks; Deep hierarchical networks
    • H04W84/042Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems
    • H04W84/045Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems using private Base Stations, e.g. femto Base Stations, home Node B
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/16Interfaces between hierarchically similar devices
    • H04W92/20Interfaces between hierarchically similar devices between access points

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、移動通信技術分野の長期進化LTE(Long Term Evolution)システム及びその更に進化したシステムLTE-Advancedに関し、特に、LTEとLTE-Advancedシステムにおいて基地局の間でX2インタフェースを管理する方法、ハンドオーバ方法、干渉抑制方法、基地局及び端末のハンドオーバを実現するシステムに関する。
3GPPの長期進化システムは、非常に見込みのある移動通信システムであり、伝統的なユニバーサル移動体通信システムUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークに基づくものであり、より高い無線アクセス速度とよりよいサービスサポートの提供が可能である。図1は、LTEネットワーク構成図である。LTEネットワークには、移動性管理実体MME(Mobility Management Entity)と進化した無線アクセス網ノードeNB(eNode B、基地局と略称する)を含み、基地局には、マクロ基地局(Macro eNB)とホーム基地局(Home eNode B)とを含む。図1では、マクロ基地局はS1インタフェースを介してMMEに接続する。ホーム基地局は、直接的にMMEに接続してもよいし、ホーム基地局ゲートウェイHeNB GW(HeNB Gateway)を介してMMEに接続してもよい。
ホーム基地局は、通常オープンモード(Open Mode)、クローズドモード(Closed Mode)、ハイブリッドモード(Hybrid Mode)の三種類のアクセスモード(Access Mode)を有する。クローズドサブスクライバグループCSG(Closed Subscriber Group)は、クローズドモードに用いられる。CSGの許可制御を採用することにより、特定のユーザ設備UE(User Equipment)しか対応するHeNBにアクセスできないことになる。オープンモードでは、すべてのユーザが該ホーム基地局にアクセス可能であり、ネットワークでは、アクセスしたユーザが自ホーム基地局によってサポートされるCSGユーザか否か区別されない。クローズドモードでは、ユーザが自ホーム基地局によってサポートされるCSGユーザである場合のみ該ホーム基地局にアクセス可能となる。ハイブリッドモードでは、すべてのユーザが該ホーム基地局にアクセス可能であるが、ネットワークでは、該ホーム基地局にアクセスしたユーザが自ホーム基地局によってサポートされるCSGユーザか否か区別され、もって、たとえば無線資源受け入れ制御又はサービス品質(QoS)制御といった必要な優先レベル制御が行なわれる。
図2を参照すると、移動性管理実体/サービスゲートウェイMME/S-GW(Mobility Management Entity/Serving Gateway)と基地局との間にS1インタフェース(The Interface Between eNB and MME、eNBとMMEとの間のインタフェース)が確立されており、eNBの間にX2インタフェース(The Interface Between eNBs、eNBの間のインタフェース)が確立されている。本文で言う「S1インタフェースが確立されている」、又は、「X2インタフェースが確立されている」とは、「S1インタフェースの接続を確立している」、又は、「X2インタフェースの接続を確立している」ことを指す。
現在、従来技術では、HeNB X2インタフェースを動的に管理する具体的な技術案が示されていない。
本発明の実施例により解決しようとする技術問題は、X2インタフェース管理方法、ハンドオーバ方法、干渉抑制方法、基地局及び端末のハンドオーバを実現するシステムを提供し、ホーム基地局のX2インタフェースに対する動的に管理を実現することである。
上記のX2インタフェースに基づき、本発明の実施例では、ハンドオーバ方法及び端末のハンドオーバを実現するシステムを更に提供しており、X2インタフェースを利用して端末のハンドオーバに対する制御を実現する。
上記技術問題を解決するために、本発明の実施例により提供される技術案は、下記のとおりである。
X2インタフェース管理方法において、第一基地局が、第二ホーム基地局に対応する第二セルである新規隣接セルを発見する工程と、上記第一基地局が上記第二セルのアクセスモードを判断する工程と、上記第二セルのアクセスモードがオープンモード又はハイブリッドモードであるとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを確立する工程と、を含む。
好ましくは、上記のX2インタフェース管理方法において、上記第二セルのアクセスモードがクローズドモードであるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子が配置されているか否かを判断する工程と、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子が配置されているとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを確立する工程と、をさらに含む。
好ましくは、上記のX2インタフェース管理方法において、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子がないとき、いったん上記第二セルに接近している特定端末を検出すると、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを確立する工程をさらに含み、上記特定端末とは、第一基地局に対応する第一セルに滞留し且つ上記第一セルと上記第二セルをアクセス可能な端末であり、上記の上記第二セルに接近しているとは、上記特定端末には一定時間内に上記第二セルに進入する可能性があること、又は、上記特定端末と上記第二セルのカバー境界との間の距離が所定距離より小さいことである。
好ましくは、上記のX2インタフェース管理方法において、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子がないとき、上記第一基地局に対応する第一セルと上記第二セルとの間の干渉が所定の第一時間内に予め定められた閾値を越えることを検出すると、セル間の干渉抑制情報を伝送するための第一X2インタフェースを上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に確立する工程をさらに含む。
好ましくは、上記のX2インタフェース管理方法において、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを確立する工程は、上記第一基地局がマクロ基地局であるとき、上記第二ホーム基地局がホーム基地局ゲートウェイを介して移動性管理実体に接続するか否かを判断し、肯定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間にゲートウェイエージェントのX2インタフェースを確立し、否定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に直接的なX2インタフェースを確立する工程と、上記第一基地局がホーム基地局であるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局が同一の移動性管理実体又は同一のホーム基地局ゲートウェイに接続するか否かを判断し、肯定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に直接的なX2インタフェースを確立し、否定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間にゲートウェイエージェントのX2インタフェースを確立する工程と、を含む。
好ましくは、上記のX2インタフェース管理方法において、上記第一基地局が、所定の第一X2インタフェースの除去条件を満足するか否かを判断する工程と、上記第一X2インタフェースの除去条件を満足したとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを除去する工程とをさらに含み、上記第一X2インタフェースの除去条件には、上記第二ホーム基地局に対応する第二セルが既に上記第一基地局の隣接セルから削除されていること、第一基地局に対応する第一セルに滞留し且つ上記第一セルと上記第二セルをアクセス可能な端末である特定端末がすべて上記第二セルから離れていることを検出したこと、上記第一基地局と第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第二閾値より低いか否かのこと、上記第一セルと第二セルとの間の干渉が所定の第二時間内に上記所定の閾値を超えないことの少なくとも一つを含む。
好ましくは、上記のX2インタフェース管理方法において、上記第一X2インタフェースが直接的なX2インタフェースであるとき、上記の上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを除去する工程は、上記第一基地局と第二ホーム基地局において、上記第一X2インタフェースのコンテクストをそれぞれ削除する工程を含み、上記第一X2インタフェースがゲートウェイエージェントのX2インタフェースであるとき、上記の上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを除去する工程は、上記第二ホーム基地局とホーム基地局ゲートウェイとの間における上記第一X2インタフェースのフラグメント部分である第一フラグメントのコンテクストを削除し、更に、上記第一基地局とホーム基地局ゲートウェイとの間における上記第一X2インタフェースのフラグメント部分である第二フラグメントのうち、上記第一X2インタフェースに関するコンテクストを削除する工程を含む。
好ましくは、上記のX2インタフェース管理方法において、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局にX2インタフェースが確立されていないとき、第一基地局と第二ホーム基地局との間のS1インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第一閾値を越えたか否かを判断する工程と、上記S1インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第一閾値を越えたとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に第一X2インタフェースを確立する工程と、をさらに含む。
本発明の実施例では、ハンドオーバ方法を更に提供しており、上記X2インタフェース管理方法で確立されている上記第一X2インタフェースに応用する。該方法において、送信元基地局である第一基地局が、端末に対するハンドオーバ要求メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して宛先基地局である第二ホーム基地局に送信する工程と、上記第二ホーム基地局が上記ハンドオーバ要求メッセージを受信すると、コア網ノードにアクセス制御要求メッセージを送信する工程と、上記コア網ノードが上記端末の契約情報に基づいて、アクセス制御応答メッセージを上記第二ホーム基地局に返送する工程と、上記第二ホーム基地局が上記アクセス制御応答メッセージに基づいて、上記端末のハンドオーバを許可するか否かのハンドオーバ要求応答メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して上記第一基地局に返送する工程と、上記ハンドオーバ要求応答メッセージによって上記端末のハンドオーバを許可することが示されるとき、上記第一基地局が上記端末にハンドオーバ指令を送信し、上記第二ホーム基地局に対応する第二セルにハンドオーバするように上記端末を制御する工程と、を含む。
本発明の実施例では、別のハンドオーバ方法を更に提供しており、上記X2インタフェース管理方法で確立されている上記第一X2インタフェースに応用する。該方法において、送信元基地局である第一基地局が、上記第一基地局に対応する第一セルから上記第二ホーム基地局に対応する第二セルへの端末のハンドオーバを要求するための、上記端末に対するアクセス制御要求メッセージをコア網ノードに送信する工程と、上記コア網ノードが上記端末の契約情報に基づいて、アクセス制御応答メッセージを上記第一基地局に返送する工程と、上記アクセス制御応答メッセージによって上記端末のハンドオーバを許可することが示されるとき、上記第一基地局が、端末に対するハンドオーバ要求メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して上記第二ホーム基地局に送信する工程と、上記第二ホーム基地局が上記ハンドオーバ要求メッセージを受信すると、上記端末のハンドオーバを許可するハンドオーバ要求応答メッセージを上記第一X2インタフェースを介して上記第一基地局に返送する工程と、上記第一基地局が上記ハンドオーバ要求メッセージを受信すると、ハンドオーバ指令を上記端末に送信し、上記第二ホーム基地局に対応するセルにハンドオーバするように上記端末を制御する工程と、を含む。
本発明の実施例では、干渉抑制方法を更に提供しており、該方法において、第一基地局が、第二ホーム基地局に対応する第二セルである新規隣接セルを発見する工程と、上記第一基地局が上記第二セルのアクセスモードを判断する工程と、上記第二セルのアクセスモードがクローズドモードであるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子が配置されているか否かを判断する工程と、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子がないとき、上記第一基地局に対応する第一セルと上記第二セルとの間の干渉が所定の第一時間内に予め定められた閾値を超えることを検出すると、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを確立する工程と、上記第一X2インタフェースを介してセル間の干渉抑制情報を伝送し、上記干渉抑制情報に基づいて干渉抑制を行なう工程と、を含む。
好ましくは、上記の干渉抑制方法において、上記干渉抑制情報は、異なるキャリアのキャリア周波数ポイント、オーバロード指示OI及び深刻干渉指示HII情報を含む。
好ましくは、上記の干渉抑制方法において、上記第一X2インタフェースの使用可能帯域幅を検査する工程と、上記使用可能帯域幅に基づいて、上記干渉抑制情報のインタワーク頻度を動的に調整する工程と、をさらに含む。
本発明の実施例では、第一基地局を更に提供しており、該第一基地局において、自第一基地局の、第二ホーム基地局に対応する第二セルである新規隣接セルを発見するための発見手段と、上記第二セルのアクセスモードを判断するための第一判断手段と、上記第二セルのアクセスモードがオープンモード又はハイブリッドモードであるとき、上記自第一基地局と上記第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを確立するための確立手段と、を含む。
好ましくは、上記第一基地局において、上記第二セルのアクセスモードがクローズドモードであるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子が配置されているか否かを判断するための第二判断手段をさらに含み、上記確立手段は、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子が配置されているとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを確立する。
好ましくは、上記第一基地局において、上記第二セルに接近している特定端末があるか否かを検出するための第一検出手段をさらに含み、上記特定端末とは、第一基地局に対応する第一セルに滞留し且つ上記第一セルと上記第二セルをアクセス可能な端末であり、上記の上記第二セルに接近しているとは、上記特定端末には一定時間内に上記第二セルに進入する可能性があること、又は、上記特定端末と上記第二セルのカバー境界との間の距離が所定距離より小さいことであり、上記確立手段は、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子がないとき、上記第二セルに接近している特定端末を上記第一検出手段でいったん検出すると、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを確立する。
好ましくは、上記第一基地局において、上記第一基地局に対応する第一セルと上記第二セルとの間の干渉を検出し、上記干渉が所定の第一時間内に予め定められた閾値を越えるか否かを判断するための第二検出手段をさらに含み、上記確立手段は、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子がないとき、上記干渉が所定の第一時間内に予め定められた閾値を越えることを上記第二検出手段でいったん検出すると、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを確立する。
好ましくは、上記第一基地局において、上記確立手段は、上記第一基地局がマクロ基地局であるとき、上記第二ホーム基地局がホーム基地局ゲートウェイを介して移動性管理実体に接続するか否かを判断し、肯定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間にゲートウェイエージェントのX2インタフェースを確立し、否定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に直接的なX2インタフェースを確立するための第一処理手段と、上記第一基地局がホーム基地局であるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局が同一の移動性管理実体又は同一のホーム基地局ゲートウェイに接続するか否かを判断し、肯定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に直接的なX2インタフェースを確立し、否定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間にゲートウェイエージェントのX2インタフェースを確立するための第二処理手段と、を含む。
好ましくは、上記第一基地局において、自第一基地局と第二ホーム基地局との間に第一X2インタフェースが確立されており、第一基地局は、所定のX2インタフェース除去条件を満足するか否かを判断するための第3判断手段と、上記第3判断手段によって上記X2インタフェース除去条件を満足したと判断されたとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを除去するための除去手段とをさらに含み、上記第一X2インタフェースの除去条件には、上記第二ホーム基地局に対応する第二セルが既に上記第一基地局の隣接セルから削除されていること、第一基地局に対応する第一セルに滞留し且つ上記第一セルと上記第二セルをアクセス可能な端末である特定端末がすべて上記第二セルから離れていることを検出したこと、上記第一基地局と第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第二閾値より低いか否かのこと、上記第一セルと第二セルとの間の干渉が所定の第二時間内に上記所定の閾値を超えないことの少なくとも一つを含む。
好ましくは、上記第一基地局において、上記除去手段は、上記第一X2インタフェースが直接的なX2インタフェースであるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局において上記第一X2インタフェースのコンテクストをそれぞれ削除するための第一処理手段と、上記第一X2インタフェースがゲートウェイエージェントのX2インタフェースであるとき、上記第二ホーム基地局とホーム基地局ゲートウェイとの間における上記第一X2インタフェースのフラグメント部分である第一フラグメントのコンテクストを削除し、更に、上記第一基地局とホーム基地局ゲートウェイとの間における上記第一X2インタフェースのフラグメント部分である第二フラグメントのうち、上記第一X2インタフェースに関するコンテクストを削除するための第二処理手段と、を含む。
好ましくは、上記第一基地局において、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局にX2インタフェースが確立されていないとき、第一基地局と第二ホーム基地局との間のS1インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第一閾値を越えたか否かを判断するための第四判断手段をさらに含み、上記確立手段は、上記S1インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第一閾値を越えたとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを確立する。
本発明の実施例では、端末のハンドオーバを実現するシステムを更に提供しており、該システムは、上記第一基地局、上記第二ホーム基地局及びコア網ノードを含み、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に上記第一X2インタフェースが確立されており、端末のハンドオーバを実現するシステムにおいて、送信元基地局である第一基地局が、端末に対するハンドオーバ要求メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して宛先基地局である第二ホーム基地局に送信し、上記第二ホーム基地局が上記ハンドオーバ要求メッセージを受信すると、コア網ノードにアクセス制御要求メッセージを送信し、上記コア網ノードが上記端末の契約情報に基づいて、アクセス制御応答メッセージを上記第二ホーム基地局に返送し、上記第二ホーム基地局が上記アクセス制御応答メッセージに基づいて、上記端末のハンドオーバを許可するか否かのハンドオーバ要求応答メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して上記第一基地局に返送し、上記ハンドオーバ要求応答メッセージによって上記端末のハンドオーバを許可することが示されるとき、上記第一基地局が上記端末にハンドオーバ指令を送信し、上記第二ホーム基地局に対応するセルにハンドオーバするように上記端末を制御する。
本発明の実施例では、端末のハンドオーバを実現する別のシステムを更に提供しており、該システムは、上記第一基地局、上記第二ホーム基地局及びコア網ノードを含み、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に上記第一X2インタフェースが確立されており、端末のハンドオーバを実現するシステムにおいて、送信元基地局である第一基地局が、上記第一基地局に対応する第一セルから上記第二ホーム基地局に対応する第二セルへの端末のハンドオーバを要求するための、上記端末に対するアクセス制御要求メッセージをコア網ノードに送信し、上記コア網ノードが上記端末の契約情報に基づいて、アクセス制御応答メッセージを上記第一基地局に返送し、上記アクセス制御応答メッセージによって上記端末のハンドオーバを許可することが示されるとき、上記第一基地局が、端末に対するハンドオーバ要求メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して上記第二ホーム基地局に送信し、上記第二ホーム基地局が上記ハンドオーバ要求メッセージを受信すると、上記端末のハンドオーバを許可するハンドオーバ要求応答メッセージを上記第一X2インタフェースを介して上記第一基地局に返送し、上記第一基地局が上記ハンドオーバ要求メッセージを受信すると、ハンドオーバ指令を上記端末に送信し、上記第二ホーム基地局に対応するセルにハンドオーバするように上記端末を制御する。
本発明の実施例では、干渉抑制を実現するシステムを更に提供しており、該システムは、上記第一基地局、上記第二ホーム基地局及びコア網ノードを含み、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に上記第一X2インタフェースが確立されており、干渉抑制を実現するシステムにおいて、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局とは、上記第一X2インタフェースを介してセル間の干渉抑制情報を伝送し、上記干渉抑制情報に基づいて干渉抑制を行なう。
上記記載からわかるように、本発明の実施例によるX2インタフェース管理方法、ハンドオーバ方法、干渉抑制方法、基地局及びシステムによって、X2インタフェースを動的に管理でき、直接的なX2インタフェースを確立するか、それともゲートウェイエージェントのX2インタフェースを確立するかのようなX2インタフェースの具体的な確立方式も選択可能である。本発明の実施例によれば、LTEとLTE-AdvancedシステムにおいてX2インタフェースによる拡張性問題とシステムオーバーヘッドを効果的に減少でき、もってハンドオーバと干渉抑制をよりよくサポートできる。本発明の実施例で確立されているX2インタフェースに基づき、本発明の実施例は、更に端末のハンドオーバに対する制御処理を実現できるととも、X2インタフェースの帯域幅に基づいて干渉抑制メッセージの送信頻度を調節可能となる。
従来のLTEネットワーク構成図である。 S1インタフェース、直接的なX2インタフェース、ゲートウェイエージェントのX2インタフェースを示す。 本発明の実施例によるX2インタフェース管理方法のフローチャートである。 本発明の実施例でホーム基地局間にX2インタフェースを確立することを示す図面である。 本発明の実施例でマクロ基地局とホーム基地局との間にX2インタフェースを確立することを示す図面である。 本発明の実施例によるハンドオーバフローチャートである。 本発明の実施例による別のハンドオーバフローチャートである。 本発明の実施例によるX2インタフェース管理装置の構成図である。
図2を参照し、本発明の実施例において具体的に二種類の方式でX2インタフェースを提供可能であり、すなわち直接的なX2インタフェースとゲートウェイエージェントのX2インタフェースである。該二種類のX2インタフェースは、ともにマクロ基地局とホーム基地局との間に存在可能であり、ホーム基地局間にも存在可能である。
直接的なX2インタフェース(Direct X2)は、送信元基地局が宛先ホーム基地局の伝送ネットワーク層アドレスであるIPアドレスを知った上、各宛先ホーム基地局とストリーム制御伝送プロトコルSCTP(Streim Control Transmission Protocol)接続を確立する。X2インタフェースが確立されると、送信元基地局から宛先ホーム基地局へのメッセージに伴う宛先アドレスは、宛先ホーム基地局の伝送ネットワーク層アドレスである。宛先ホーム基地局へ送信されるX2メッセージがHeNB GWを経由すると、該HeNB GWが該X2メッセージにとって透明であり、すなわち、該X2メッセージの透明転送しか行なわれない。該種類方式の利点として、HeNB GWがX2メッセージを透明転送するため、HeNB GWで関連転送情報の保守を必要とされないが、短所として、基地局間の余分なX2接続を確立する可能性がある。上記の送信元基地局は、送信元マクロ基地局と送信元ホーム基地局を含む。
ゲートウェイエージェントのX2インタフェース(Proxied X2)とは、送信元基地局から宛先ホーム基地局へのX2インタフェースにはHeNB GWによる代理が必要であることを指す。すなわち、送信元基地局が宛先ホーム基地局の伝送ネットワーク層アドレスを知る必要がなく、送信元基地局からHeNB GWへ一つのSCTPしか確立されず、HeNB GWが代理として、宛先HeNBへのSCTP接続を確立して、もってX2インタフェースをベアラーする。この場合、X2メッセージがHeNB GWで転送される際に、代理が必要となり、すなわち送信元又は宛先アドレスの修正が必要となる。該種類方式の利点として、X2インタフェースを減らすことができるが、短所として、HeNB GWが多くの転送エントリ情報を保守し、メッセージの送信元アドレスと宛先アドレスを修正するなど複雑な代理処理を行なう必要がある。
本発明の実施例は、基地局間のX2インタフェースを動的に確立又は除去するためのX2インタフェース管理方法を提供し、更にハンドオーバ方法、基地局及び端末ハンドオーバを実現するシステムを提供し、LTEとLTE-AdvancedシステムにおいてX2インタフェースによる拡張性問題とシステムオーバーヘッドを効果的に減少でき、もって端末のハンドオーバをよりよくサポートできる。
本発明の実施例によるX2インタフェース管理方法において、第一基地局が、第二ホーム基地局に対応する第二セルである新規隣接セルを発見するステップと、上記第一基地局が上記第二セルのアクセスモードを判断するステップと、上記第二セルのアクセスモードがオープンモード又はハイブリッドモードであるとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを確立するステップとを含む。
以下、図3を参照しながら、上記方法について更に説明する。
図3を参照し、本発明の実施例によるX2インタフェース管理方法でX2インタフェースを確立するときに次のステップ31〜35を含む。
ステップ31において、第一基地局が、新規隣接セルを発見する。上記の新規隣接セルは、第二ホーム基地局に対応する第二セルである。
ここでは、第一基地局は、第一マクロ基地局又は第一ホーム基地局である。第一基地局には、複数のセルが配置されてもよい。上記新規隣接セルは、該第一基地局のいずれか一つのセルの隣接セルである。第一基地局が新規隣接セルを発見することは、第一基地局がその隣接セルリストに新規の隣接セルが追加されたことを検出したことを指す。新規の隣接セルの具体的な追加フローとして、第一基地局が自身の下り方向信号受信機を通して第二ホーム基地局の信号を受信し、又は第一基地局が端末から報告された測定報告から第二ホーム基地局の信号パラメータを取得し、第二ホーム基地局の信号品質が所定の要求を満足した場合、第一基地局が自身の隣接セルリストへ、第二ホーム基地局に対応する第二セルを追加する。
ステップ32において、上記第一基地局が上記第二セルのアクセスモードを判断する。上記第二セルのアクセスモードがクローズドモード(Closed Mode)であるとき、ステップ33に進む。上記第二セルのアクセスモードがオープンモード(Open Mode)又はハイブリッドモード(Hybrid Mode)であるとき、ステップ35に進む。
ステップ33において、上記第二セルのアクセスモードがクローズドモード(Closed Mode)であるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子が配置されているか否かを判断する。肯定の場合、ステップ35に進むが、否定の場合、ステップ34に進む。
ここでは、第一基地局は、受信した上記第二ホーム基地局の信号又は端末から報告された測定報告から、第二ホーム基地局に配置されているクローズドサブスクライバグループ識別子を取得可能である。
ステップ34において、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子がないとき、第一基地局がいったん上記第二セルに接近している特定端末を検出すると、又は、上記第一基地局に対応する第一セルと上記第二セルとの間の干渉が所定の第一時間内に予め定められた閾値を越えることを検出すると、ステップ35に進む。なお、上記特定端末とは、第一基地局に対応する第一セルに滞留し且つ上記第一セルと上記第二セルをアクセス可能な端末であり、上記の上記第二セルに接近しているとは、上記特定端末には一定時間内に上記第二セルに進入する可能性があること、又は、上記特定端末と上記第二セルのカバー境界との間の距離が所定距離より小さいことである。上記所定の第一時間は、予め定められた時間である。
ここで、上記第二セルに接近している特定端末を検出することは、複数の場合が含まれる。
たとえば、特定端末の現在移動状態、現在位置及びセルのカバー範囲に基づいて、該特定端末が一定時間内に上記第二セルに進入する可能性を判断し、可能性が所定値より大きいとき、該特定端末が上記第二セルに接近していると判断する。該特定端末の現在移動状態は、移動性状態検出(Mobility state detection)によって取得可能であり、現在位置は、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)情報から取得できるし、ほかのセルの位置検出からも取得できる。
また、特定端末と上記第二セルのカバー境界との間の距離が所定距離より小さいときに、該特定端末が上記第二セルに接近していると判断する。
ここで、セル間干渉の検出方法として、端末から報告された測定報告を分析すること、又は、ホーム基地局に配置されている下り方向受信デバイスで検出することで実現できる。
ステップ35において、上記第一基地局は、上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを確立し、ここまで本フローが終了する。
上記ステップ35において、第一X2インタフェースの確立方式として、具体的に下記の方式が考えられる。
上記第一基地局がマクロ基地局であるとき、上記第二ホーム基地局がホーム基地局ゲートウェイを介して移動性管理実体に接続するか否かを判断し、肯定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間にゲートウェイエージェントのX2インタフェースを確立し、否定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に直接的なX2インタフェースを確立する。
上記第一基地局がホーム基地局であるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局が同一の移動性管理実体又は同一のホーム基地局ゲートウェイに接続するか否かを判断し、肯定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に直接的なX2インタフェースを確立し、否定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間にゲートウェイエージェントのX2インタフェースを確立する。
上記ステップ35では、X2確立方式選択ルールが提供されている。マクロ基地局とホーム基地局との間のX2インタフェースについて、ホーム基地局とMMEとの間にホーム基地局ゲートウェイが存在する場合、ゲートウェイエージェントのX2インタフェースを使用するが、存在しない場合、直接的なX2インタフェースを使用する。ホーム基地局間のX2インタフェースについて、二つのホーム基地局が同一のMME又は同一ホーム基地局ゲートウェイの配下にあると、直接的なX2インタフェースを使用するが、逆の場合、ゲートウェイエージェントのX2インタフェースを使用する。図4、図5に示す応用シーンを例として、ホーム基地局AとBとの間に直接的なX2インタフェースが確立されており、同様に直接的なX2インタフェースが確立されているのは、ホーム基地局CとDとの間、及び、マクロ基地局Aとホーム基地局Fとの間である。ゲートウェイエージェントのX2インタフェースが確立されているのは、ホーム基地局BとCとの間、ホーム基地局DとEとの間、及び、マクロ基地局Aとホーム基地局Gとの間である。
分かることとして、上記X2インタフェース管理方法でX2インタフェースを確立するときに、次のステップを経て実現する。
第一基地局が、所定のX2インタフェース確立条件を満足するか否かを判断し、上記X2インタフェース確立条件を満足した場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを確立するようにトリガーし、なお、上記X2インタフェース確立条件は、上記第一基地局が、上記第二ホーム基地局に対応する第二セルである新規の隣接セルを発見し、且つ上記新規の隣接セルのアクセスモードがオープンモード又はハイブリッドモードであること、上記第一基地局が上記新規の隣接セルを発見し、上記新規の隣接セルのアクセスモードがクローズドモードであるが、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のCSG IDが配置されていること、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のCSG IDがないが、基地局に対応する第一セルに滞留し且つ上記第一セルと上記第二セルをアクセス可能な端末である特定端末が第一上記第二セルに接近していることを検出し、又は、上記第一基地局に対応する第一セルと上記第二セルとの間の干渉が所定の第一時間内に予め定められた閾値を越えることを検出したこと、上記第一基地局と第二ホーム基地局にX2インタフェースが確立されていないとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局でS1インタフェースを介してハンドオーバが行なわれる頻度が所定の第一閾値を超えるか否かのこと、の少なくとも一つを含む。
上記第一基地局に対応する第一セルと上記第二セルとの間の干渉が所定の第一時間内に予め定められた閾値を越えると、上記第一X2インタフェースがセル間の干渉抑制情報を伝送し、もって基地局間の干渉抑制制御処理を実現する。干渉抑制情報は、具体的にOI(Overload Indication)及び深刻干渉指示HII(High Interference Indication)情報を含む。基地局でキャリアアグリゲーションがサポートされる場合、干渉抑制情報は、対応するクアリア識別子などの情報を更に含んでもよい。
上記記載からわかるように、本発明の実施例によるX2インタフェース管理方法において、異なる応用シーンに応じてX2インタフェースの確立をトリガーし、具体的な応用環境に応じて例えば直接的なX2インタフェースを確立するか、それともゲートウェイエージェントのX2インタフェースを確立するかのような適切なX2インタフェースの具体的な確立方式も選択可能となることを実現する。ゲートウェイエージェントのX2インタフェースを採用することにより、基地局のX2インタフェースの数を減らし、もってX2インタフェースによる基地局の資源消耗を軽減できる。一方、直接的なX2インタフェースをを採用することにより、ホーム基地局ゲートウェイで保守される転送エントリ情報を減少できる。本発明の実施例によれば、LTEとLTE-AdvancedシステムにおいてX2インタフェースによる拡張性問題とシステムオーバーヘッドを効果的に減少でき、もってハンドオーバをよりよくサポートできる。
上記第一X2インタフェースが確立された後、本発明の実施例は、実際の応用環境に応じて、上記第一X2インタフェースを動的に除去することもできる。そのために、本発明の実施例によるX2インタフェース管理方法において、上記第一X2インタフェースを確立した後、次のステップ36〜37を含んでもよい。
ステップ36において、上記第一基地局が所定の第一X2インタフェースの除去条件を満足するか否かを判断する。上記第一X2インタフェースは、上記第一基地局と第二ホーム基地局との間に確立されているX2インタフェースである。
ステップ37において、上記第一X2インタフェースの除去条件を満足したとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを除去する。
なお、上記第一X2インタフェースの除去条件には、少なくとも次の条件のうちの一つを含む。
1)上記第二ホーム基地局に対応する第二セルが既に上記第一基地局の隣接セルから削除されている。例えば、第二ホーム基地局の閉鎖又は電力減少などの原因で、第二セルが第一基地局の隣接セルリストから削除されることとなり、このとき、両者の間にハンドオーバが再び行なわれないので、X2インタフェースを除去可能となる。
2)特定端末がすべて上記第二セルから離れていることを検出した。上記特定端末は、基地局に対応する第一セルに滞留し且つ上記第一セルと上記第二セルをアクセス可能な端末である。上記特定端末がないとき、第一セルと第二セルとの間にハンドオーバが発生しないため、X2インタフェースを除去可能となる。
3)上記第一基地局と第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第二閾値より低いか否か。ハンドオーバの頻度は、MME又はOAMノードで統計可能であり、具体的に単位時間内のハンドオーバ回数である。X2インタフェースのハンドオーバ頻度が低いとき、S1インタフェースでハンドオーバの要求を満足できるので、X2インタフェースの維持を必要としないので、X2インタフェースを除去可能となる。
4)上記第一セルと第二セルとの間の干渉が所定の第二時間内に上記所定の閾値を超えない。上記所定の第二時間は、予め定められた別の時間であり、上記所定の第一時間とは長さが同一でもよいし異なってもよい。
本実施例において、異なるタイプの第一X2インタフェースについて、除去方式が異なってくる。
上記第一X2インタフェースが直接的なX2インタフェースであるとき、上記の上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを除去することは、上記第一基地局と第二ホーム基地局において、上記第一X2インタフェースのコンテクストをそれぞれ削除することを含む。
上記第一X2インタフェースがゲートウェイエージェントのX2インタフェースであるとき、上記の上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを除去することは、第一フラグメントのコンテクストを削除し、更に第二フラグメントのうち上記第一X2インタフェースに関するコンテクストを削除することを含む。ここで、上記第一フラグメントは、上記第二ホーム基地局とホーム基地局ゲートウェイとの間における上記第一X2インタフェースのフラグメント部分であり、上記第二フラグメントは、上記第一基地局とホーム基地局ゲートウェイとの間における上記第一X2インタフェースのフラグメント部分である。
上記のステップを通じて、本発明の実施例では、応用環境の変化に応じてX2インタフェースを動的に除去することが実現される。
上記X2インタフェース管理方法において、ハンドオーバ統計情報に基づいてX2インタフェースの除去をトリガーできる。その他、本実施例は、ハンドオーバ統計情報に基づいてX2インタフェースの確立もトリガーできる。例えば、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局にX2インタフェースが確立されていないとき、上記第一基地局は、上記第一基地局と第二ホーム基地局との間のS1インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第一閾値を越えたか否かを判断する。肯定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に第一X2インタフェースを確立し、新規確立したX2インタフェースでハンドオーバを分担し、S1インタフェースを介したハンドオーバによるコア網への負荷を減少できる。
本実施例は、第一基地局(送信元基地局。送信元基地局がマクロ基地局かホーム基地局である)から第二ホーム基地局(宛先ホーム基地局)へのハンドオーバ方法を更に提供しており、上記で確立された上記第一X2インタフェースに応用する。図6に示すように、該ハンドオーバ方法は、次のステップ601〜614を含む。
ステップ601〜606において、端末がその測定手段を通じて送信元基地局と宛先ホーム基地局のセルパラメータを取得する。具体的な測定手段は、従来技術と同じであってもよい。
ステップ607において、端末が送信元基地局に測定報告を送信する。該測定報告は、宛先ホーム基地局セルのCGI(Cell Global Identifier)、TAI(Tracking Area Identifier)、CSG ID、メンバ指示(Member Indication)などのパラメータを含む。
ステップ608において、送信元基地局が端末の測定報告を受信し、送信元基地局と宛先基地局の信号品質が所定の条件を満足したとき、上記端末を宛先ホーム基地局へハンドオーバさせるように要求するハンドオーバ要求メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して宛先ホーム基地局に送信する。該ハンドオーバ要求メッセージには、端末情報、端末から報告された宛先ホーム基地局のアクセスモード、CSG IDなどのパラメータが付されている。
ステップ609において、宛先ホーム基地局が上記ハンドオーバ要求メッセージを受信すると、例えばMME又はホーム基地局ゲートウェイといったコア網ノードに対して、上記端末が宛先ホーム基地局にアクセス可能かを問い合わせるためのアクセス制御要求を送信する。該アクセス制御要求にも、端末情報、端末から報告された宛先ホーム基地局のアクセスモード、CSG IDなどのパラメータが付されている。
ステップ610において、上記コア網ノードが端末の契約情報及び上記アクセス制御要求に伴う宛先ホーム基地局のCSG IDなどのパラメータに基づいて、上記端末のハンドオーバに対してアクセス制御処理を行い、上記端末が宛先ホーム基地局にアクセス可能かを判断する。
ステップ611において、上記端末が宛先ホーム基地局にアクセス可能である場合、上記コア網ノードが上記宛先ホーム基地局にアクセス制御応答メッセージを返送し、上記端末が宛先ホーム基地局にアクセス可能であることを指示する。
ステップ612において、宛先ホーム基地局が上記アクセス制御応答メッセージを受信すると、端末に対して更に身分識別を行い、上記端末から報告された宛先ホーム基地局のCSG IDが自身のCSG IDであるかを判断する。
ステップ613において、上記端末から報告された宛先ホーム基地局のCSG IDが上記宛先ホーム基地局自身のCSG IDである場合、上記宛先ホーム基地局が上記第一X2インタフェースを介して上記送信元基地局にハンドオーバ要求確認メッセージを返送し、上記端末の宛先ホーム基地局へのハンドオーバを許可することを指示する。
ステップ614において、送信元基地局が上記ハンドオーバ要求確認メッセージを受信すると、上記端末にハンドオーバ指令を送信し、宛先ホーム基地局にハンドオーバするように上記端末に指示する。これからの端末ハンドオーバフローが従来技術と同じであるので、紙面を節約するために重複な記載を避ける。
上記ステップ612は選択可能であり、宛先ホーム基地局は、ステップ611で上記アクセス制御応答メッセージを受信してから、直接ステップ613に進み、上記送信元基地局にハンドオーバ要求確認メッセージを返送して上記端末の宛先ホーム基地局へのハンドオーバを許可することを指示してもよい。
本実施例は、別のハンドオーバ方法も提供し、上記で確立された上記第一X2インタフェースに応用する。図7に示すように、該ハンドオーバ方法は、次のステップ701〜714を含む。
ステップ701〜706において、端末がその測定手段を通じて送信元基地局と宛先ホーム基地局のセルパラメータを取得する。具体的な測定手段は、従来技術と同じであってもよい。
ステップ707において、端末が送信元基地局に測定報告を送信する。該測定報告は、宛先ホーム基地局セルのCGI(Cell Global Identifier)、TAI(Tracking Area Identifier)、CSG ID、メンバ指示(Member Indication)などのパラメータを含む。
ステップ708において、送信元基地局が端末の測定報告を受信し、送信元基地局と宛先基地局の信号品質が所定の条件を満足したとき、例えばMME又はホーム基地局ゲートウェイといったコア網ノードに対して、上記端末が宛先ホーム基地局にアクセス可能かを問い合わせるためのアクセス制御要求を送信する。該アクセス制御要求に端末情報、端末から報告された宛先ホーム基地局のアクセスモード、CSG IDなどのパラメータが付されている。
ステップ709において、上記コア網ノードが端末の契約情報及び上記アクセス制御要求に伴う宛先ホーム基地局のCSG IDなどのパラメータに基づいて、上記端末のハンドオーバに対してアクセス制御処理を行い、上記端末が宛先ホーム基地局にアクセス可能かを判断する。
ステップ710において、上記端末が宛先ホーム基地局にアクセス可能である場合、上記コア網ノードが上記送信元ホーム基地局にアクセス制御応答メッセージを返送し、上記端末が宛先ホーム基地局にアクセス可能であることを指示する。
ステップ711において、上記送信元基地局が上記アクセス制御応答メッセージを受信すると、上記端末を宛先ホーム基地局にハンドオーバさせるように要求するためのハンドオーバ要求メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して上記宛先ホーム基地局に送信する。該ハンドオーバ要求メッセージにも端末情報、端末から報告された宛先ホーム基地局のアクセスモード、CSG IDなどのパラメータが付されている。
ステップ712において、宛先ホーム基地局が上記アクセス制御応答メッセージを受信すると、端末に対して更に身分識別を行い、上記端末から報告された宛先ホーム基地局のCSG IDが自身のCSG IDであるかを判断する。
ステップ713において、上記端末から報告された宛先ホーム基地局のCSG IDが上記宛先ホーム基地局自身のCSG IDである場合、上記宛先ホーム基地局が上記第一X2インタフェースを介して上記送信元基地局にハンドオーバ要求確認メッセージを返送し、上記端末の宛先ホーム基地局へのハンドオーバを許可することを指示する。
ステップ714において、送信元基地局が上記ハンドオーバ要求確認メッセージを受信すると、上記端末にハンドオーバ指令を送信し、宛先ホーム基地局にハンドオーバするように上記端末に指示する。これからの端末ハンドオーバフローが従来技術と同じであるので、紙面を節約するために重複な記載を避ける。
上記ステップ712は選択可能であり、宛先ホーム基地局は、ステップ711で上記ハンドオーバ要求メッセージを受信してから、直接ステップ713に進み、上記送信元基地局にハンドオーバ要求確認メッセージを返送して上記端末の宛先ホーム基地局へのハンドオーバを許可することを指示してもよい。
図7のフローでは、送信元基地局がまずアクセス制御要求を送信することにより上記端末が宛先ホーム基地局にアクセス可能かを判断しているが、いったん上記端末が宛先ホーム基地局にアクセスできないと、宛先ホーム基地局にハンドオーバ要求を送信する必要がなくなり、もって必要のないシグナリング伝送オーバーヘッドを軽減できる。
本発明の実施例では、干渉抑制方法も提供している。該方法は、第一基地局が、第二ホーム基地局に対応する第二セルである新規隣接セルを発見する工程と、上記第一基地局が上記第二セルのアクセスモードを判断する工程と、上記第二セルのアクセスモードがクローズドモードであるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子が配置されているか否かを判断する工程と、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子がないとき、上記第一基地局に対応する第一セルと上記第二セルとの間の干渉が所定の第一時間内に予め定められた閾値を超えることを検出すると、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを確立する工程と、上記第一X2インタフェースを介してセル間の干渉抑制情報を伝送し、上記干渉抑制情報に基づいて干渉抑制を行なう工程とを含む。
上記ステップでは、上記干渉抑制情報は、異なるキャリアのキャリア周波数ポイント、周波数識別子、オーバロード指示OI(Overload Indication)及び深刻干渉指示HII(High Interference Indication)情報などを含む。
X2インタフェースの帯域幅を考慮すると、本実施例は、更に上記第一X2インタフェースの使用可能帯域幅を検査し、該使用可能帯域幅に基づいて干渉抑制情報のインタワーク頻度を動的に調整する。例えば、第一X2インタフェースの使用可能帯域幅が高いほど、上記インタワーク頻度も高くなるが、逆に、第一X2インタフェースの使用可能帯域幅が小さいほど、上記インタワーク頻度も小さくなる。
従来技術では、eNB向けのX2インタフェースに基づく干渉制御技術案がHeNBには適していない。まず、従来技術では、HeNBとeNB間、又はHeNBとHeNB間のX2インタフェースを干渉に基づき確立することについて、サポートできる技術案が一切ない。また、HeNBのX2インタフェースが帯域幅に限度のある物理リンク(例えば帯域幅の狭いイーサネット(登録商標)又はxDSLリンク)で確立可能であるが、従来技術では、干渉抑制メッセージのオーバーヘッド問題を減少させる技術案も示していない。
本発明の実施例による上記方法は、従来技術における上記欠陥に対して具体的な解決方法を示し、干渉に基づきX2インタフェースを確立可能となり、帯域幅に基づき干渉抑制情報のインタワーク頻度を制御し、干渉制御メッセージの送信頻度を調整し、もってX2インタフェースが干渉抑制の原因でオーバロードになることのないように保証する。第一基地局との第二ホーム基地局との間に大きい帯域幅例えば光ネットワーク又はブロードバンドのイーサネット(登録商標)が存在する場合、干渉抑制メッセージが高頻度のインタワークを行なうことができ、もってよりよい干渉抑制効果に達する。
上記記載をまとめると、本発明の実施例によるX2インタフェース管理方法は、X2インタフェースを動的に確立・除去し、具体的な応用環境に応じてX2インタフェースの確立方式も選択可能である。LTEとLTE-AdvancedシステムにおいてX2インタフェースによる拡張性問題とシステムオーバーヘッドを効果的に減少でき、もってハンドオーバをよりよくサポートできる。
最後、上記方法に基づき、本発明の実施例では、第一基地局を更に提供している。図8に示すように、該第一基地局は、自第一基地局の、第二ホーム基地局に対応する第二セルである新規隣接セルを発見するための発見手段と、上記第二セルのアクセスモードを判断するための第一判断手段と、上記第二セルのアクセスモードがオープンモード又はハイブリッドモードであるとき、上記自第一基地局と上記第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを確立するための確立手段とを含む。
好ましい実施形態として、上記第一基地局は、上記第二セルのアクセスモードがクローズドモードであるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子が配置されているか否かを判断するための第二判断手段をさらに含み、上記確立手段は、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子が配置されているとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを確立する。
好ましい実施形態として、上記第一基地局は、上記第二セルに接近している特定端末があるか否かを検出するための第一検出手段をさらに含み、上記特定端末とは、第一基地局に対応する第一セルに滞留し且つ上記第一セルと上記第二セルをアクセス可能な端末であり、上記の上記第二セルに接近しているとは、上記特定端末には一定時間内に上記第二セルに進入する可能性があること、又は、上記特定端末と上記第二セルのカバー境界との間の距離が所定距離より小さいことであり、上記確立手段は、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子がないとき、上記第二セルに接近している特定端末を上記第一検出手段でいったん検出すると、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを確立する。
好ましい実施形態として、上記第一基地局は、上記第一基地局に対応する第一セルと上記第二セルとの間の干渉を検出し、上記干渉が所定の第一時間内に予め定められた閾値を越えるか否かを判断するための第二検出手段をさらに含み、上記確立手段は、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子がないとき、上記干渉が所定の第一時間内に予め定められた閾値を越えることを上記第二検出手段でいったん検出すると、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを確立する。
好ましい実施形態として、上記第一基地局の上記確立手段は、上記第一基地局がマクロ基地局であるとき、上記第二ホーム基地局がホーム基地局ゲートウェイを介して移動性管理実体に接続するか否かを判断し、肯定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間にゲートウェイエージェントのX2インタフェースを確立し、否定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に直接的なX2インタフェースを確立するための第一処理手段と、上記第一基地局がホーム基地局であるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局が同一の移動性管理実体又は同一のホーム基地局ゲートウェイに接続するか否かを判断し、肯定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に直接的なX2インタフェースを確立し、否定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間にゲートウェイエージェントのX2インタフェースを確立するための第二処理手段とを含む。
好ましい実施形態として、上記第一基地局は、自第一基地局と第二ホーム基地局との間に第一X2インタフェースが確立されており、第一基地局は、所定のX2インタフェース除去条件を満足するか否かを判断するための第3判断手段と、上記第3判断手段によって上記X2インタフェース除去条件を満足したと判断されたとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを除去するための除去手段とをさらに含む。
なお、上記X2インタフェース除去条件には、上記第二ホーム基地局に対応する第二セルが既に上記第一基地局の隣接セルから削除されていること、第一基地局に対応する第一セルに滞留し且つ上記第一セルと上記第二セルをアクセス可能な端末である特定端末がすべて上記第二セルから離れていることを検出したこと、上記第一基地局と第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第二閾値より低いか否かのこと、上記第一セルと第二セルとの間の干渉が所定の第二時間内に上記所定の閾値を超えないことの少なくとも一つを含む。
好ましい実施形態として、上記第一基地局の上記除去手段は、上記第一X2インタフェースが直接的なX2インタフェースであるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局において上記第一X2インタフェースのコンテクストをそれぞれ削除するための第一処理手段と、上記第一X2インタフェースがゲートウェイエージェントのX2インタフェースであるとき、上記第二ホーム基地局とホーム基地局ゲートウェイとの間における上記第一X2インタフェースのフラグメント部分である第一フラグメントのコンテクストを削除し、更に、上記第一基地局とホーム基地局ゲートウェイとの間における上記第一X2インタフェースのフラグメント部分である第二フラグメントのうち、上記第一X2インタフェースに関するコンテクストを削除するための第二処理手段とを含む。
好ましい実施形態として、上記第一基地局は、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局にX2インタフェースが確立されていないとき、第一基地局と第二ホーム基地局との間のS1インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第一閾値を越えたか否かを判断するための第四判断手段をさらに含み、上記確立手段は、上記S1インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第一閾値を越えたとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを確立する。
本発明の実施例では、端末のハンドオーバを実現するシステムを更に提供しており、該システムは、上記第一基地局、第二ホーム基地局及び移動性管理実体を含み、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に上記第一X2インタフェースが確立されている。端末のハンドオーバを実現するシステムにおいて、送信元基地局である第一基地局が、端末に対するハンドオーバ要求メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して宛先基地局である第二ホーム基地局に送信し、上記第二ホーム基地局が上記ハンドオーバ要求メッセージを受信すると、移動性管理実体にアクセス制御要求メッセージを送信し、上記移動性管理実体が上記端末の契約情報に基づいて、アクセス制御応答メッセージを上記第二ホーム基地局に返送し、上記第二ホーム基地局が上記アクセス制御応答メッセージに基づいて、上記端末のハンドオーバを許可するか否かのハンドオーバ要求応答メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して上記第一基地局に返送し、上記ハンドオーバ要求応答メッセージによって上記端末のハンドオーバを許可することが示されるとき、上記第一基地局が上記端末にハンドオーバ指令を送信し、上記第二ホーム基地局に対応するセルにハンドオーバするように上記端末を制御する。
本発明の実施例では、端末のハンドオーバを実現する別のシステムを更に提供しており、該システムは、上記第一基地局、上記第二ホーム基地局及び、例えば移動性管理実体又はホーム基地局ゲートウェイといったコア網ノードを含み、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に上記第一X2インタフェースが確立されている。端末のハンドオーバを実現するシステムにおいて、送信元基地局である第一基地局が、上記第一基地局に対応する第一セルから上記第二ホーム基地局に対応する第二セルへの端末のハンドオーバを要求するための、上記端末に対するアクセス制御要求メッセージを、例えば移動性管理実体又はホーム基地局ゲートウェイといったコア網ノードに送信し、上記コア網ノードが上記端末の契約情報に基づいて、アクセス制御応答メッセージを上記第一基地局に返送し、上記アクセス制御応答メッセージによって上記端末のハンドオーバを許可することが示されるとき、上記第一基地局が、端末に対するハンドオーバ要求メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して上記第二ホーム基地局に送信し、上記第二ホーム基地局が上記ハンドオーバ要求メッセージを受信すると、上記端末のハンドオーバを許可するハンドオーバ要求応答メッセージを上記第一X2インタフェースを介して上記第一基地局に返送し、上記第一基地局が上記ハンドオーバ要求メッセージを受信すると、ハンドオーバ指令を上記端末に送信し、上記第二ホーム基地局に対応するセルにハンドオーバするように上記端末を制御する。
本発明の実施例では、干渉抑制を実現するシステムを更に提供しており、該システムは、上記第一基地局、上記第二ホーム基地局及びコア網ノードを含み、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に上記第一X2インタフェースが確立されており、端末のハンドオーバを実現するシステムにおいて、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局とは、上記第一X2インタフェースを介してセル間の干渉抑制情報を伝送し、上記干渉抑制情報に基づいて干渉抑制を行なう。
本発明の実施例による方法、装置及びシステムは、明細書や実施形態に列挙されている運用に限られることはなく、本発明が適する各分野における適用にまったく問題がない。本分野を熟知する者にとって、容易にその他の利点を容易に実現し、修正することが可能である。従って、特許請求の範囲及び同等の範囲で限定されている一般的な概念の要旨と範囲に反しない限り、本発明は、特定された細部、代表性のある設備及びここで示されて記載されている図示事例に限られない。

Claims (16)

  1. X2インタフェース管理方法において、
    第一基地局が、第二ホーム基地局に対応する第二セルである新規隣接セルを発見する工程と、
    上記第一基地局が上記第二セルのアクセスモードを判断する工程と、
    上記第二セルのアクセスモードがオープンモード又はハイブリッドモードであるとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを確立する工程と、
    上記第二セルのアクセスモードがクローズドモードであるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子が配置されているか否かを判断する工程と、
    上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子がないとき、いったん上記第二セルに接近している特定端末を検出すると、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを確立する工程と、
    を含み、
    上記特定端末とは、第一基地局に対応する第一セルに滞留し且つ上記第一セルと上記第二セルをアクセス可能な端末であり、
    上記の上記第二セルに接近しているとは、上記特定端末には一定時間内に上記第二セルに進入する可能性があること、又は、上記特定端末と上記第二セルのカバー境界との間の距離が所定距離より小さいことであることを特徴とするX2インタフェース管理方法。
  2. 記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子が配置されているとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを確立する工
    さらに含むことを特徴とする請求項1に記載のX2インタフェース管理方法。
  3. 上記の上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを確立する工程は、
    上記第一基地局がマクロ基地局であるとき、上記第二ホーム基地局がホーム基地局ゲートウェイを介して移動性管理実体に接続するか否かを判断し、肯定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間にゲートウェイエージェントのX2インタフェースを確立し、否定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に直接的なX2インタフェースを確立する工程と、
    上記第一基地局がホーム基地局であるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局が同一の移動性管理実体又は同一のホーム基地局ゲートウェイに接続するか否かを判断し、肯定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に直接的なX2インタフェースを確立し、否定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間にゲートウェイエージェントのX2インタフェースを確立する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 上記第一基地局が、所定の第一X2インタフェースの除去条件を満足するか否かを判断する工程と、
    上記第一X2インタフェースの除去条件を満足したとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを除去する工程とをさらに含み、
    上記第一X2インタフェースの除去条件には、
    上記第二ホーム基地局に対応する第二セルが既に上記第一基地局の隣接セルから削除されていること、
    第一基地局に対応する第一セルに滞留し且つ上記第一セルと上記第二セルをアクセス可能な端末である特定端末がすべて上記第二セルから離れていることを検出したこと、
    上記第一基地局と第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第二閾値より低いか否かのこ
    少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  5. 上記第一X2インタフェースが直接的なX2インタフェースであるとき、上記の上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを除去する工程は、上記第一基地局と第二ホーム基地局において、上記第一X2インタフェースのコンテクストをそれぞれ削除する工程を含み、
    上記第一X2インタフェースがゲートウェイエージェントのX2インタフェースであるとき、上記の上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを除去する工程は、上記第二ホーム基地局とホーム基地局ゲートウェイとの間における上記第一X2インタフェースのフラグメント部分である第一フラグメントのコンテクストを削除し、更に、上記第一基地局とホーム基地局ゲートウェイとの間における上記第一X2インタフェースのフラグメント部分である第二フラグメントのうち、上記第一X2インタフェースに関するコンテクストを削除する工程を含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 上記第一基地局と上記第二ホーム基地局にX2インタフェースが確立されていないとき、第一基地局と第二ホーム基地局との間のS1インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第一閾値を越えたか否かを判断する工程と、
    上記S1インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第一閾値を越えたとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に第一X2インタフェースを確立する工程と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 請求項1又は2に確立された上記第一X2インタフェースに応用するハンドオーバ方法において、
    送信元基地局である第一基地局が、端末に対するハンドオーバ要求メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して宛先基地局である第二ホーム基地局に送信する工程と、
    上記第二ホーム基地局が上記ハンドオーバ要求メッセージを受信すると、コア網ノードにアクセス制御要求メッセージを送信する工程と、
    上記コア網ノードが上記端末の契約情報に基づいて、アクセス制御応答メッセージを上記第二ホーム基地局に返送する工程と、
    上記第二ホーム基地局が上記アクセス制御応答メッセージに基づいて、上記端末のハンドオーバを許可するか否かのハンドオーバ要求応答メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して上記第一基地局に返送する工程と、
    上記ハンドオーバ要求応答メッセージによって上記端末のハンドオーバを許可することが示されるとき、上記第一基地局が上記端末にハンドオーバ指令を送信し、上記第二ホーム基地局に対応する第二セルにハンドオーバするように上記端末を制御する工程と、
    を含むことを特徴とするハンドオーバ方法。
  8. 請求項1又は2に確立された上記第一X2インタフェースに応用するハンドオーバ方法において、
    送信元基地局である第一基地局が、上記第一基地局に対応する第一セルから上記第二ホーム基地局に対応する第二セルへの端末のハンドオーバを要求するための、上記端末に対するアクセス制御要求メッセージをコア網ノードに送信する工程と、
    上記コア網ノードが上記端末の契約情報に基づいて、アクセス制御応答メッセージを上記第一基地局に返送する工程と、
    上記アクセス制御応答メッセージによって上記端末のハンドオーバを許可することが示されるとき、上記第一基地局が、端末に対するハンドオーバ要求メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して上記第二ホーム基地局に送信する工程と、
    上記第二ホーム基地局が上記ハンドオーバ要求メッセージを受信すると、上記端末のハンドオーバを許可するハンドオーバ要求応答メッセージを上記第一X2インタフェースを介して上記第一基地局に返送する工程と、
    上記第一基地局が上記ハンドオーバ要求メッセージを受信すると、ハンドオーバ指令を上記端末に送信し、上記第二ホーム基地局に対応するセルにハンドオーバするように上記端末を制御する工程と、
    を含むことを特徴とするハンドオーバ方法。
  9. 第一基地局において、
    自第一基地局の、第二ホーム基地局に対応する第二セルである新規隣接セルを発見するための発見手段と、
    上記第二セルのアクセスモードを判断するための第一判断手段と、
    上記第二セルのアクセスモードがオープンモード又はハイブリッドモードであるとき、上記自第一基地局と上記第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを確立するための確立手段と、
    上記第二セルのアクセスモードがクローズドモードであるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子が配置されているか否かを判断するための第二判断手段と、
    上記第二セルに接近している特定端末があるか否かを検出するための検出手段と、
    を含み、
    上記確立手段は、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子がないとき、上記第二セルに接近している特定端末を上記検出手段でいったん検出すると、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを確立し、
    上記特定端末とは、第一基地局に対応する第一セルに滞留し且つ上記第一セルと上記第二セルをアクセス可能な端末であり、
    上記の上記第二セルに接近しているとは、上記特定端末には一定時間内に上記第二セルに進入する可能性があること、又は、上記特定端末と上記第二セルのカバー境界との間の距離が所定距離より小さいことであることを特徴とする第一基地局。
  10. 記確立手段は、上記第一基地局と第二ホーム基地局に共通のクローズドサブスクライバグループ識別子が配置されているとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを確立することを特徴とする請求項に記載の第一基地局。
  11. 上記確立手段は、
    上記第一基地局がマクロ基地局であるとき、上記第二ホーム基地局がホーム基地局ゲートウェイを介して移動性管理実体に接続するか否かを判断し、肯定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間にゲートウェイエージェントのX2インタフェースを確立し、否定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に直接的なX2インタフェースを確立するための第一処理手段と、
    上記第一基地局がホーム基地局であるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局が同一の移動性管理実体又は同一のホーム基地局ゲートウェイに接続するか否かを判断し、肯定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に直接的なX2インタフェースを確立し、否定の場合、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間にゲートウェイエージェントのX2インタフェースを確立するための第二処理手段と、
    を含むことを特徴とする請求項9又は10に記載の第一基地局。
  12. 自第一基地局と第二ホーム基地局との間に第一X2インタフェースが確立されており、
    第一基地局は、
    所定のX2インタフェース除去条件を満足するか否かを判断するための第3判断手段と、
    上記第3判断手段によって上記X2インタフェース除去条件を満足したと判断されたとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを除去するための除去手段とをさらに含み、
    上記第一X2インタフェースの除去条件には、
    上記第二ホーム基地局に対応する第二セルが既に上記第一基地局の隣接セルから削除されていること、
    第一基地局に対応する第一セルに滞留し且つ上記第一セルと上記第二セルをアクセス可能な端末である特定端末がすべて上記第二セルから離れていることを検出したこと、
    上記第一基地局と第二ホーム基地局との間のX2インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第二閾値より低いか否かのこ
    少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項9又は10に記載の第一基地局。
  13. 上記除去手段は、
    上記第一X2インタフェースが直接的なX2インタフェースであるとき、上記第一基地局と第二ホーム基地局において上記第一X2インタフェースのコンテクストをそれぞれ削除するための第一処理手段と、
    上記第一X2インタフェースがゲートウェイエージェントのX2インタフェースであるとき、上記第二ホーム基地局とホーム基地局ゲートウェイとの間における上記第一X2インタフェースのフラグメント部分である第一フラグメントのコンテクストを削除し、更に、上記第一基地局とホーム基地局ゲートウェイとの間における上記第一X2インタフェースのフラグメント部分である第二フラグメントのうち、上記第一X2インタフェースに関するコンテクストを削除するための第二処理手段と、
    を含むことを特徴とする請求項12に記載の第一基地局。
  14. 上記第一基地局と上記第二ホーム基地局にX2インタフェースが確立されていないとき、第一基地局と第二ホーム基地局との間のS1インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第一閾値を越えたか否かを判断するための第四判断手段をさらに含み、
    上記確立手段は、上記S1インタフェースを介したハンドオーバの頻度が所定の第一閾値を越えたとき、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間の第一X2インタフェースを確立することを特徴とする請求項12に記載の第一基地局。
  15. 請求項9又は10に記載の第一基地局、上記第二ホーム基地局及びコア網ノードを含み、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に第一X2インタフェースが確立されており、端末のハンドオーバを実現するシステムにおいて、
    送信元基地局である第一基地局が、端末に対するハンドオーバ要求メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して宛先基地局である第二ホーム基地局に送信し、
    上記第二ホーム基地局が上記ハンドオーバ要求メッセージを受信すると、コア網ノードにアクセス制御要求メッセージを送信し、
    上記コア網ノードが上記端末の契約情報に基づいて、アクセス制御応答メッセージを上記第二ホーム基地局に返送し、
    上記第二ホーム基地局が上記アクセス制御応答メッセージに基づいて、上記端末のハンドオーバを許可するか否かのハンドオーバ要求応答メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して上記第一基地局に返送し、
    上記ハンドオーバ要求応答メッセージによって上記端末のハンドオーバを許可することが示されるとき、上記第一基地局が上記端末にハンドオーバ指令を送信し、上記第二ホーム基地局に対応するセルにハンドオーバするように上記端末を制御することを特徴とするシステム。
  16. 請求項9又は10に記載の第一基地局、上記第二ホーム基地局及びコア網ノードを含み、上記第一基地局と上記第二ホーム基地局との間に第一X2インタフェースが確立されており、端末のハンドオーバを実現するシステムにおいて、
    送信元基地局である第一基地局が、上記第一基地局に対応する第一セルから上記第二ホーム基地局に対応する第二セルへの端末のハンドオーバを要求するための、上記端末に対するアクセス制御要求メッセージをコア網ノードに送信し、
    上記コア網ノードが上記端末の契約情報に基づいて、アクセス制御応答メッセージを上記第一基地局に返送し、
    上記アクセス制御応答メッセージによって上記端末のハンドオーバを許可することが示されるとき、上記第一基地局が、端末に対するハンドオーバ要求メッセージを、上記第一X2インタフェースを介して上記第二ホーム基地局に送信し、
    上記第二ホーム基地局が上記ハンドオーバ要求メッセージを受信すると、上記端末のハンドオーバを許可するハンドオーバ要求応答メッセージを上記第一X2インタフェースを介して上記第一基地局に返送し、
    上記第一基地局が上記ハンドオーバ要求メッセージを受信すると、ハンドオーバ指令を上記端末に送信し、上記第二ホーム基地局に対応するセルにハンドオーバするように上記端末を制御することを特徴とするシステム。
JP2011222430A 2010-10-26 2011-10-07 X2インタフェース管理方法、ハンドオーバ方法及び装置 Active JP5898907B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201010526433 2010-10-26
CN201010526433.2 2010-10-26
CN201110185914.6 2011-07-04
CN201110185914.6A CN102457915B (zh) 2010-10-26 2011-07-04 管理x2接口的方法、切换方法、干扰抑制方法及装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012095291A JP2012095291A (ja) 2012-05-17
JP5898907B2 true JP5898907B2 (ja) 2016-04-06

Family

ID=45973441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011222430A Active JP5898907B2 (ja) 2010-10-26 2011-10-07 X2インタフェース管理方法、ハンドオーバ方法及び装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8548476B2 (ja)
JP (1) JP5898907B2 (ja)
CN (1) CN102457915B (ja)

Families Citing this family (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5035191B2 (ja) * 2008-09-18 2012-09-26 富士通株式会社 基地局装置、通信制御システム、通信制御方法、局間制御方法および局間制御プログラム
JP5651080B2 (ja) * 2011-07-25 2015-01-07 京セラ株式会社 基地局及び通信制御方法
US9185613B2 (en) 2011-09-12 2015-11-10 Ofinno Technologies, Llc Handover in heterogeneous wireless networks
CN103096398B (zh) * 2011-11-08 2016-08-03 华为技术有限公司 一种网络切换的方法和装置
US8995918B2 (en) 2011-11-14 2015-03-31 Motorola Solutions, Inc. Mitigating transmission interference between digital radio and broadband communication devices
US10264587B2 (en) 2012-01-17 2019-04-16 Motorola Solutions, Inc. Collaborative interference mitigation between physically-proximate narrowband and broadband communication devices
EP2818022A4 (en) * 2012-02-21 2016-05-18 Nokia Solutions & Networks Oy SIGNALING INTERFACES IN COMMUNICATIONS
JP5865770B2 (ja) * 2012-04-16 2016-02-17 株式会社Nttドコモ 移動局及び移動通信方法
ES2647445T3 (es) * 2012-05-10 2017-12-21 Alcatel Lucent Transferencia de mensajes
KR101365588B1 (ko) 2012-07-25 2014-02-21 에스케이텔레콤 주식회사 기지국게이트웨이장치 및 기지국게이트웨이장치의 동작 방법
WO2014019121A1 (zh) * 2012-07-30 2014-02-06 华为技术有限公司 一种lte系统中的干扰协调方法
CN103582173A (zh) 2012-08-09 2014-02-12 中兴通讯股份有限公司 一种传输层地址的通知方法及系统
CN103582167A (zh) * 2012-08-09 2014-02-12 中兴通讯股份有限公司 X2连接的建立处理方法、管理方法及装置
US9008020B2 (en) * 2012-08-31 2015-04-14 Motorola Solutions, Inc. Method and apparatus for managing resources in a wireless communication system implementing multiple air interface technologies
EP2704484B1 (en) * 2012-09-03 2021-01-20 Mitsubishi Electric R&D Centre Europe B.V. Method for performing a handover using an authorization ticket
US20150215838A1 (en) * 2012-09-12 2015-07-30 Nokia Corporation Method and apparatus for mobility control in heterogenous network
CN111225427B (zh) * 2012-09-28 2022-06-10 北京三星通信技术研究有限公司 一种通过网关建立x2的方法
JP5950785B2 (ja) * 2012-10-05 2016-07-13 株式会社Nttドコモ 無線基地局及び移動局
CN103796252B (zh) * 2012-11-02 2020-03-24 北京三星通信技术研究有限公司 一种移动参数自动调整的方法
WO2014069908A1 (en) * 2012-11-02 2014-05-08 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting indication in wireless communication system
CN103874151B (zh) * 2012-12-17 2018-04-27 电信科学技术研究院 分层组网时的承载转移方法和设备
WO2014103098A1 (ja) * 2012-12-28 2014-07-03 日本電気株式会社 無線通信システム、基地局、移動局、通信制御方法、及びコンピュータ可読媒体
WO2014117346A1 (zh) * 2013-01-30 2014-08-07 华为技术有限公司 一种x2配置的自动删除方法、基站和网络系统
WO2014126441A1 (en) * 2013-02-18 2014-08-21 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for performing x2 setup procedure in wireless communication system
GB2512656A (en) 2013-04-05 2014-10-08 Nec Corp Communication system
EP2975816A4 (en) * 2013-04-16 2016-03-16 Zte Corp TRANSPORT LAYER ADDRESS NOTIFICATION METHOD AND SYSTEM
WO2014190474A1 (zh) * 2013-05-27 2014-12-04 华为技术有限公司 移动性管理方法、设备及系统
GB2514806A (en) * 2013-06-04 2014-12-10 Nec Corp Communications system
CN105612776A (zh) * 2013-07-11 2016-05-25 诺基亚通信公司 用于代理基站的方法和系统
CN103347295B (zh) * 2013-07-31 2016-01-20 重庆邮电大学 一种家庭基站网络的节能控制方法
CN104185227B (zh) * 2014-04-14 2020-05-15 中兴通讯股份有限公司 一种双连接架构下的csg接入控制方法及系统
US10117147B2 (en) 2014-06-06 2018-10-30 Nec Corporation Server device, base station, information processing method, and storage medium
US10104582B2 (en) 2014-08-11 2018-10-16 Cisco Technology, Inc. Call preservation on handover
US9781768B2 (en) * 2014-10-03 2017-10-03 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Methods and arrangements for managing a communication interface between the base stations
US9860788B2 (en) 2014-12-03 2018-01-02 At&T Intellectual Property I, L.P. Reconfiguring mobile services based on shared control signaling load information
WO2016139344A1 (en) 2015-03-04 2016-09-09 Deutsche Telekom Ag Method for improved communication between network nodes of a mobile communication network, mobile communication network, program and computer program product
US9843408B2 (en) * 2015-08-06 2017-12-12 Verizon Patent And Licensing Inc. Co-channel interference mitigation in wireless radio access network
CN106793174B (zh) * 2016-11-30 2020-06-30 广东米德有源通信科技有限公司 一种x2链接的优化方法及装置
CN108235389A (zh) * 2016-12-22 2018-06-29 大唐移动通信设备有限公司 一种动态配置邻小区的方法和装置
CN110831043B (zh) * 2018-08-10 2022-09-27 维沃移动通信有限公司 一种干扰处理方法、装置及系统
US10873951B1 (en) 2019-06-04 2020-12-22 Motorola Solutions, Inc. Method and device to minimize interference in a converged LMR/LTE communication device
CN113473553B (zh) * 2020-03-31 2023-05-12 华为技术有限公司 通信方法及通信装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2229796A2 (en) * 2007-11-26 2010-09-22 Nokia Siemens Networks OY Methods, apparatuses and computer medium for indicating the availability of a local service at a location
US8260206B2 (en) * 2008-04-16 2012-09-04 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for uplink and downlink inter-cell interference coordination
US20100008293A1 (en) * 2008-07-09 2010-01-14 Qualcomm Incorporated X2 interfaces for access point base stations in self-organizing networks (son)
CN101686558B (zh) * 2008-09-26 2012-02-01 华为技术有限公司 一种建立动态通信接口的方法、装置和系统
US8254982B2 (en) * 2008-10-29 2012-08-28 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Cell type information sharing between neighbor base stations
CN101754116A (zh) * 2008-12-03 2010-06-23 中兴通讯股份有限公司 在lte系统下基站x2接口传输地址获取的方法和装置
US8532694B2 (en) * 2008-12-30 2013-09-10 Qualcomm Incorporated Interface authorization scheme
CN101489270B (zh) * 2009-01-22 2010-12-22 华为技术有限公司 X2接口切换的预处理方法、设备及系统
JP5229051B2 (ja) * 2009-03-30 2013-07-03 富士通株式会社 無線通信システムにおける基地局間インタフェース確立方法、無線通信システムにおける上位管理装置、無線通信システムにおける無線基地局装置
US8503364B2 (en) * 2009-07-14 2013-08-06 Qualcomm Incorporated Broadcast signaling L1 overload indication
US8437298B2 (en) * 2009-07-29 2013-05-07 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for blind interference decrease/cancellation techniques
CN102006682B (zh) * 2009-08-28 2015-11-25 中兴通讯股份有限公司 一种传输封闭用户组信息的方法及基站
JP4870201B2 (ja) * 2009-10-14 2012-02-08 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信方法及び無線基地局
US8433249B2 (en) * 2009-11-06 2013-04-30 Motorola Mobility Llc Interference reduction for terminals operating in heterogeneous wireless communication networks
US8615241B2 (en) * 2010-04-09 2013-12-24 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for facilitating robust forward handover in long term evolution (LTE) communication systems
US9510253B2 (en) * 2010-04-26 2016-11-29 Zte Corporation Method and system for determining reason for too late handover to home eNB
US9801102B2 (en) * 2010-04-28 2017-10-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for handover using X2 interface based on closed subscriber group in mobile communication system
US8917700B2 (en) * 2010-09-17 2014-12-23 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for interference mitigation in wireless networks
US8600393B2 (en) * 2010-10-04 2013-12-03 Samsung Electronics Co. Ltd. Methods and apparatus for enabling interference coordination in heterogeneous networks
US8423008B2 (en) * 2010-12-20 2013-04-16 Nokia Siemens Networks Oy Signaling UE measurement restrictions for inter-cell interference

Also Published As

Publication number Publication date
US8548476B2 (en) 2013-10-01
CN102457915A (zh) 2012-05-16
CN102457915B (zh) 2016-03-02
JP2012095291A (ja) 2012-05-17
US20120100860A1 (en) 2012-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5898907B2 (ja) X2インタフェース管理方法、ハンドオーバ方法及び装置
US11129054B2 (en) Methods, systems and devices for supporting local breakout in small cell architecture
US20180249403A1 (en) Method in a network node of a wireless communications network
EP2668807B1 (en) Method and system for handover of a user equipment in cell based networks
KR101660744B1 (ko) 이동통신 네트워크 내에서 제어 평면(Control Plane)을 담당하는 서버 및 SIPTO 기반의 세션을 제어하는 방법
US10779357B2 (en) Method for avoiding handover failure
US8837395B2 (en) Method and entity for conveying data units
US10104595B2 (en) Method of automatically adjusting mobility parameter
JP5989245B2 (ja) ルーティング・プロキシからの基地局のオン/オフ・ステータスの動的管理
EP2813096B1 (en) Method and apparatus for autonomous operation in cellular-based local area networks
WO2016146328A1 (en) Communications network
CN107148061B (zh) 一种基于sdn的lte与wlan异构网络切换系统及方法
WO2013073556A1 (ja) ホーム基地局装置、移動通信システム、移動端末装置及び位置管理装置
WO2012041118A1 (zh) 一种对MME直接信息传递信令的处理方法及DeNB
EP2744293B1 (en) A telecommunications network, a node, and a method of data transmission
EP2800449B1 (en) A communication method, telecommunications system, source node and target node for establishing an X2 connection between the source node and the target node
AU2011264311B2 (en) Method, apparatus, and system for switching communication paths
KR20140082072A (ko) 데이터 트래픽 전환 유도 시스템 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140827

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160307

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5898907

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250