JP2016519522A - トランスポート層アドレスの通知方法及びシステム - Google Patents

トランスポート層アドレスの通知方法及びシステム Download PDF

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Abstract

トランスポート層アドレスの通知方法及びシステムであって、前記方法は、第1基地局はそれに接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信し、第1基地局がフェムトセルである（ステップ10）と、第2基地局が受信したX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始する(ステップ20)と、を含む。前記システムは、接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信し、第1基地局がフェムトセルであるように設定される第1基地局と、受信した前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始するように設定される第2基地局と、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信技術分野に関し、特にトランスポート層アドレスの通知方法及びシステムに関する。
フェムトセルは小型の低消費電力の基地局であり、主に家庭及びオフィス等の小規模な室内場所に応用されている。フェムトセルは室内のケーブル、DSL（Digital Subscriber Loop、デジタル加入者回線）又は光ファイバ等の有線アクセス方式によりモバイルオペレータコアネットワークに接続され、特定なユーザに無線移動通信ネットワークに基づくアクセスサービスを提供する。現在のネットワーク設定に対する効果的な補足であり、室内音声及び高速データサービス範囲を効果的に向上させることができる。例えば、低コスト、低消費電力、簡単なアクセス、プラグアンドプレイ、戻り転送の省略、従来の端末に適用すること、ネットワーク範囲の向上等の多くの利点を有する。
第三世代パートナーシッププロジェクト（Third Generation Partnership Projects、3GPPと略称する）標準化団体で定義されたLTE（Long Term Evolution、ロングタームエボリューション）システムにおいて、フェムトセルはHeNB（home eNB）と称する。HeNBでサポートされた機能はeNBと基本的に一致し、HeNBとEPC（Evolved Packet Core、進化したパケットコアネットワーク）との間のプロセス及びeNBとEPCとの間のプロセスは基本的に一致する。HeNBの設定が常にモバイルオペレータでネットワーク計画されず、範囲が小さくて数が多いので、より多いHeNBをより便利に管理するとともにサポートするために、E-UTRAN（Evolved UTRAN、エボリューション一般的な陸上無線アクセスネットワーク）アーキテクチャで、更にHeNBとEPCのS1との接続の間にHeNB GW（Home eNB Gateway、HeNBゲートウエイ）という新たなネットワーク構成要素を導入してもよく、HeNBはHeNB GWをS1代理としてモビリティ管理エンティティ（Mobility Management Entity、MMEと略称する）に接続されることができる。
LTE R10バージョンにおいて、HeNBの間にX2直接インターフェースのみがあり（即ち他のノード（例えば代理ノード）により確立されたX2インターフェースではない）、ロードバランシング、切り替え最適化、情報交換等に適用することができ、マクロ基地局eNBとフェムトセルHeNBとの間にX2インターフェースをサポートしない。LTE R11において、X2ゲートウエイ（X2 GWと略称する）という新たな機能エンティティを導入する。X2 GWはHeNB GWと類似し、選択可能な設定であり、eNBとHeNBとの間、HeNBとHeNBとの間にはX2 GWにより非直接的なX2インターフェースを確立し、又はX2 GWよらずに直接的なX2インターフェースを確立する。
図1はX2ゲートウエイ設定がある場合のフェムトセルネットワークアーキテクチャの模式図である。HeNBはHeNB GWによりS1代理としてMMEに接続されることができる。LTE R11バージョンにおいて、HeNBは更にX2 GWにより隣接基地局（例えばフェムトセル又はマクロ基地局）に接続されることができ、HeNB GWとX2 GWはいずれも選択可能な設定である。図1に示すように、eNB1はX2 GWによりHeNB2及びHeNB3と非直接的なX2インターフェースを確立し、HeNB2とHeNB3との間はX2 GWにより非直接的なX2インターフェースを確立する。eNB1は更にHeNB1と直接的なX2インターフェースを確立することができる。
HeNBは電源オン後HeMS（HeNB Management System、フェムトセル管理システム）により所属するX2 GWとHeNB GWのアドレスを取得し、且つそれぞれ2つのものとS1接続及びX2接続を確立する。X2 GW設定がある場合には、X2 GWに基づく非直接接続方式を採用すると、HeNBはX2 GWにより相手端基地局とX2接続を確立することができる。
eNBはANR（Automatic Neighbor Relation、自動隣接関係）機能により隣接基地局でのセルを発見することができ、且つ隣接基地局とX2接続を確立する。具体的には、eNBセルでのUEは隣接セルの強い信号を検出した後、測定報告をHeNBに送信し、PCI（Physical Cell Id、物理セル識別子）、ECGI（E-UTRAN Cell Global Identifier、E-UTRANセルグローバル識別子）、TAC（Tracking Area Code、トラッキングエリアコード）、PLMN list（Public Land Mobile Network、公衆陸上移動ネットワークリスト）等が含まれることができる。該隣接セルがフェムトセルでのセルである場合、更にCSG ID（Closed Subscriber Group ID、閉合ユーザ組識別子）及びUEが該隣接セルでのメンバ状態が含まれることができる。eNBは該隣接セルのECGI（PLMN ID + cell ID）を取得した後、PCI、ECGI又はCSG ID等の情報によりマクロセルであるかフェムトセルセルであるかを判断し、マクロセルであると、そのcell IDの前20ビットを取ってそのeNB IDとし、フェムトセルセルであると、そのcell IDの全部28ビットを取ってそのeNB IDとする。eNBは隣接セルの所属する基地局のeNB IDと該隣接セルのTAI（Tracking Area Indicator、トラッキングエリアの指示）（PLMN ID + TAC）を取得した後、TNL（Transport Network Layer、トランスポート層）アドレス発見過程を開始することにより、該隣接セルのX2接続を確立するためのトランスポート層アドレスを取得する。
TNLアドレス発見過程がS1インターフェースの交互過程であるとともに、X2 GWとHeNB GWは独立したネットワーク構成要素であり、且つ同一のネットワーク構成要素に共同設定されないので、該TNLアドレス発見過程にはX2 GWを経過しない。eNBが発見した隣接セルはHeNBセルであり、且つeNBと該HeNBはX2 GWにより非直接X2接続を確立する必要があると、eNBは該X2 GWのTNLアドレスを取得する必要があり、それにより、該X2 GWにより該HeNBと非直接的なX2接続を確立する。関連技術において、eNBはその発見するHeNBと接続されたX2 GWのアドレスを取得して、それとX2接続を確立することができない。
また、安全から考えると、幾つかのネットワークにおいて、基地局は「ファイアウォール」機能を有し、ソース端のIPアドレスが該基地局と通信すると授権するかどうかを検査することに用いられる。この機能を実現するために、基地局はアクセス制御リスト（Access Control List、ACLと略称する）を維持する必要があり、該リストには該基地局と通信することを許可する合法的な相手端ノードのTNLアドレスを含む。従来のLTE標準プロトコルにおいて、TNLアドレス発見過程の開始端基地局は該プロセスによりその自身のアドレスを目標端基地局に送信することにより、相手端基地局のファイアウォール機能を実現することに用いられる。後続の過程には、それと通信するソース端のネットワークノードのTNLアドレスが目標基地局のACLになければ、該目標基地局が該ソース端のネットワークノードと通信することができない。
eNBとHeNBはX2 GWによりX2接続を確立する場合、eNBはX2 GWとX2接続を確立すると、eNBはX2 GWのTNLアドレスを取得するとともにACLに記憶する必要がある。本発明の実施例は、従来のeNBがその発見したHeNBと接続されたX2 GWのアドレスを取得できない欠陥を克服するトランスポート層アドレスの通知方法及びシステムを提供する。
本発明の実施例が提供するトランスポート層アドレスの通知方法は、
第1基地局はそれと接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信し、前記第1基地局がフェムトセルであることと、
前記第2基地局は受信した前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始することと、を含む。
好ましくは、
前記第1基地局はそれと接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信することは、
前記第1基地局がトランスポート層アドレス発見過程を開始し、モビリティ管理エンティティ（MME）へ基地局設定伝送メッセージを送信し、前記第1基地局と接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が少なくとも含まれることと、
前記MMEは前記第2基地局へMME設定伝送メッセージを送信し、前記第1基地局と接続された前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が少なくとも含まれることと、を含む。
好ましくは、
前記第1基地局が前記MMEへ送信した前記基地局設定伝送メッセージには接続確立指示情報が更に含まれ、前記接続確立指示情報は前記第2基地局がX2接続確立過程を開始する必要があるかどうかを指示することに用いられ、
前記MMEが前記第2基地局へ送信した前記MME設定伝送メッセージには前記接続確立指示情報が更に含まれ、
前記第2基地局は受信したX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始することは、
前記第2基地局は前記第1基地局が開始したトランスポート層アドレス発見過程にはX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を受信した場合に、受信した前記MME設定伝送メッセージに含まれた接続確立指示情報がX2接続確立過程を開始する必要があることを示すと判断すると、前記X2ゲートウエイへX2接続確立請求メッセージを送信することを含む。
好ましくは、
前記第1基地局がそれと接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信することは、
前記第2基地局がトランスポート層アドレス発見過程を開始し、MMEへ基地局設定伝送メッセージを送信することと、
前記MMEが前記基地局設定伝送メッセージを受信した後、前記第1基地局へMME設定伝送メッセージを送信することと、
前記第1基地局が前記MMEへ基地局設定伝送メッセージを送信し、前記第1基地局と接続された前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が少なくとも含まれることと、
前記MMEは前記第2基地局へMME設定伝送メッセージを送信し、前記第1基地局と接続された前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が少なくとも含まれることと、を含む。
好ましくは、
前記第1基地局がフェムトセルゲートウエイによりS1代理として前記MMEとS1接続を確立すると、前記第1基地局と前記MMEとの間で伝送された前記基地局設定伝送メッセージ及び前記MME設定伝送メッセージはいずれも前記フェムトセルゲートウエイにより伝送される。
好ましくは、前記方法は更に、
前記第2基地局が前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を受信した後、ファイアウォール機能を有すると、前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を本基地局で維持するアクセス制御リスト（ACL）に記憶することと、
後続の前記第2基地局と前記X2ゲートウエイとの通信過程には、前記第2基地局はそれと通信する前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレスがACLにあるかどうかを検査し、存在すると、前記X2ゲートウエイと本基地局との間の通信を許可し、そうでなければ、前記X2ゲートウエイと本基地局との間の通信を拒否することと、を含む。
好ましくは、
前記第2基地局が受信したX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始することは、
前記第2基地局が前記X2ゲートウエイへX2確立請求メッセージを送信し、前記第2基地局の基地局識別子情報、前記第2基地局でのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれることと、
前記X2ゲートウエイと前記第2基地局がX2接続確立を完成した後、基地局設定更新メッセージの送信条件を満たすと判断すると、それぞれ前記第1基地局と前記第2基地局へ基地局設定更新メッセージを送信し、前記第1基地局に送信した基地局設定更新メッセージには前記第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第2基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含み、前記第2基地局に送信した基地局設定更新メッセージには前記第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第1基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含む。
好ましくは、
前記基地局設定更新メッセージの送信条件は、前記第1基地局と前記第2基地局が隣接基地局であるか又は前記第1基地局が前記X2ゲートウエイと既にX2接続を確立することを含む。
好ましくは、
前記第2基地局が受信したX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始することは、具体的に、
前記第2基地局が前記X2ゲートウエイへX2確立請求メッセージを送信し、前記第1基地局の基地局識別子情報、前記第2基地局の基地局識別子情報、前記第2基地局でのサービスセル情報、該サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれることを含む。
好ましくは、前記方法は更に、
前記X2ゲートウエイは前記第2基地局からの前記X2確立請求メッセージを受信した後、前記X2確立請求メッセージに含まれた前記第1基地局の基地局識別子情報により前記第1基地局へ前記X2確立請求メッセージを送信することを含む。
好ましくは、前記方法は更に、
前記X2ゲートウエイは前記第2基地局からの前記X2確立請求メッセージを受信した後、前記X2確立請求メッセージに含まれた前記第1基地局の基地局識別子情報及び/又は前記第2基地局の基地局識別子情報により、相応的に、前記第1基地局及び/又は前記第2基地局へ基地局設定更新メッセージを送信し、前記第1基地局に送信した基地局設定更新メッセージには前記第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第2基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含み、前記第2基地局に送信した基地局設定更新メッセージには前記第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第1基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含むことを含む。
好ましくは、前記方法は更に、
前記第1基地局が受信した前記第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報を記憶することと、
前記第2基地局が受信した前記第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報を記憶することと、を含む。
相応的に、本発明の実施例はトランスポート層アドレスの通知システムを更に提供し、
接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信し、前記第1基地局がフェムトセルであるように設定される第1基地局と、
受信した前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始するように設定される前記第2基地局と、を含む。
好ましくは、前記システムは、モビリティ管理エンティティ（MME）を更に含み、
前記第1基地局は、
トランスポート層アドレス発見過程を開始し、前記MMEへ基地局設定伝送メッセージを送信し、前記第1基地局と接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が少なくとも含まれる、という方式でそれと接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信するように設定され、
前記MMEは、前記第2基地局へMME設定伝送メッセージを送信し、前記第1基地局と接続された前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が少なくとも含まれるように設定される。
好ましくは、前記システムは、モビリティ管理エンティティ（MME）を更に含み、
前記第2基地局は更に、トランスポート層アドレス発見過程を開始し、前記MMEへ基地局設定伝送メッセージを送信するように設定され、
前記MMEは、前記基地局設定伝送メッセージを受信した後、前記第1基地局へMME設定伝送メッセージを送信し、及び前記第1基地局からの基地局設定伝送メッセージを受信した後、前記第2基地局へMME設定伝送メッセージを送信し、前記第1基地局と接続された前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が少なくとも含まれるように設定され、
前記第1基地局は、
前記MMEへ基地局設定伝送メッセージを送信し、前記第1基地局と接続された前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が少なくとも含まれる、という方式でそれと接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信するように設定される。
好ましくは、前記システムはフェムトセルゲートウエイを更に含み、
前記フェムトセルゲートウエイは、前記第1基地局がフェムトセルゲートウエイによりS1代理として前記MMEとS1接続を確立する場合、前記第1基地局と前記MMEとの間で伝送された前記基地局設定伝送メッセージ及び前記MME設定伝送メッセージを伝送するように設定される。
好ましくは、
前記第2基地局は更に、前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を受信した後、ファイアウォール機能を有すると、前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を本基地局で維持するアクセス制御リスト（ACL）に記憶し、
後続の前記第2基地局と前記X2ゲートウエイとの通信過程には、それと通信する前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレスがACLにあるかどうかを検査し、存在すると、前記X2ゲートウエイと本基地局との間の通信を許可し、そうでなければ、前記X2ゲートウエイと本基地局との間の通信を拒否するように設定される。
好ましくは、前記システムはX2ゲートウエイを更に含み、
前記第2基地局は、
前記X2ゲートウエイへX2確立請求メッセージを送信し、前記第2基地局の基地局識別子情報、前記第2基地局でのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれる、という方式で受信したX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始するように設定され、
前記X2ゲートウエイは、前記第2基地局とX2接続確立を完成した後、基地局設定更新メッセージの送信条件を満たすと判断すると、それぞれ前記第1基地局と前記第2基地局へ基地局設定更新メッセージを送信し、前記第1基地局に送信した基地局設定更新メッセージには前記第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第2基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含み、前記第2基地局に送信した基地局設定更新メッセージには前記第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第1基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含むように設定される。
好ましくは、
前記基地局設定更新メッセージの送信条件は、前記第1基地局と前記第2基地局が隣接基地局であるか又は前記第1基地局が前記X2ゲートウエイと既にX2接続を確立することを含む。
好ましくは、前記システムはX2ゲートウエイを更に含み、
前記第2基地局は、
前記X2ゲートウエイへX2確立請求メッセージを送信し、前記第1基地局の基地局識別子情報、前記第2基地局の基地局識別子情報、前記第2基地局でのサービスセル情報、該サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれる、という方式で受信したX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、前記X2ゲートウエイとのX2接続確立プロセスを開始するように設定される。
好ましくは、
前記X2ゲートウエイは、前記第2基地局からの前記X2確立請求メッセージを受信した後、前記X2確立請求メッセージに含まれた前記第1基地局の基地局識別子情報により前記第1基地局へ前記X2確立請求メッセージを送信するように設定される。
好ましくは、
前記X2ゲートウエイは、前記第2基地局からの前記X2確立請求メッセージを受信した後、前記X2確立請求メッセージに含まれた前記第1基地局の基地局識別子情報及び/又は前記第2基地局の基地局識別子情報により、相応的に、前記第1基地局及び/又は前記第2基地局へ基地局設定更新メッセージを送信し、前記第1基地局に送信した基地局設定更新メッセージには前記第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第2基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含み、前記第2基地局に送信した基地局設定更新メッセージには前記第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第1基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含むように設定される。
好ましくは、
前記第1基地局は更に、受信した前記第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報を記憶するように設定され、
前記第2基地局は更に、受信した前記第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報を記憶するように設定される。
本発明の実施例を採用すると、X2 GW設定がある場合には、X2 GWのTNLアドレスを目標基地局に通知することにより、目標基地局とX2 GWでのHeNBとの非直接X2接続の確立過程は順調に実行することができ、それによりX2 GWと目標基地局が通信する場合に該基地局のファイアウォール機能は順調に実行する。
図1は関連技術においてX2ゲートウエイが設定された場合のフェムトセルネットワークアーキテクチャ模式図である。 図2は本発明の実施例におけるトランスポート層アドレスの通知方法のプロセス図である。 図3は本発明応用例１のプロセス模式図である。 図4は本発明応用例２のプロセス模式図である。 図5は本発明応用例３のプロセス模式図である。 図6は本発明応用例４のプロセス模式図である。 図7は本発明応用例５のプロセス模式図である。 図8は本発明応用例６のプロセス模式図である。 図9は本発明応用例７のプロセス模式図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を詳しく説明する。なお、衝突しない場合に、本願における実施例及び実施例での特徴を任意に互いに組み合わせることができる。
本実施例において、トランスポート層アドレスの通知方法であって、図2に示すように、以下のステップ10〜20を含む。
ステップ10、第1基地局はそれと接続されたX2ゲートウエイのTNLアドレス情報を第2基地局に送信し、前記第1基地局がフェムトセルである。
ステップ20、第2基地局が受信したX2ゲートウエイのTNLアドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始する。
他の実施例において、第1基地局がそれと接続されたX2ゲートウエイのTNLアドレス情報を第2基地局に送信することは、
第1基地局がTNLアドレス発見過程を開始し、MMEへ基地局設定伝送メッセージを送信し、第1基地局と接続されたX2ゲートウエイのTNLアドレスが少なくとも含まれることと、
MMEが第2基地局へMME設定伝送メッセージを送信し、第1基地局と接続されたX2ゲートウエイのTNLアドレス情報が少なくとも含まれることと、を含む。
他の実施例において、第1基地局がそれと接続されたX2ゲートウエイのTNLアドレス情報を第2基地局に送信することは、
第2基地局がTNLアドレス発見過程を開始し、MMEへ基地局設定伝送メッセージを送信し、MMEが上記基地局設定伝送メッセージを受信した後、第1基地局へMME設定伝送メッセージを送信することと、
第1基地局がMMEへ基地局設定伝送メッセージを送信し、第1基地局と接続されたX2ゲートウエイのTNLアドレス情報が少なくとも含まれることと、
MMEが第2基地局へMME設定伝送メッセージを送信し、第1基地局と接続されたX2ゲートウエイのTNLアドレス情報が少なくとも含まれることと、を含む。
上記2つの実施例において、第1基地局はフェムトセルゲートウエイによりS1代理として前記MMEとS1接続を確立すると、第1基地局とMMEとの間で伝送されたS1メッセージ（基地局設定伝送メッセージ及びMME設定伝送メッセージを含む）は該フェムトセルゲートウエイにより伝送する必要がある。
上記ステップ20において、第2基地局はX2ゲートウエイのTNLアドレス情報を受信した後、ファイアウォール機能を有すると、更に該X2ゲートウエイのTNLアドレスをACLに記憶することができ、後続のACLを検査することに用いられる。後続の第2基地局と該X2ゲートウエイとの通信過程において、第2基地局はX2ゲートウエイとのTNLアドレスがACLにあるかどうかを検査する必要があり、存在すると、該X2ゲートウエイと本基地局との間の通信を許可し、存在しないと、該X2ゲートウエイと本基地局との間の通信を拒否する。
上記ステップ20において、第2基地局が受信したX2ゲートウエイのTNLアドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始することは、
第2基地局が受信したX2ゲートウエイのTNLアドレスにより該X2ゲートウエイとSCTP（Stream Control Transmission Protocol、ストリーム制御伝送プロトコル）接続を確立することを含む。
第2基地局は該X2ゲートウエイへX2確立請求メッセージを送信することにより、X2接続確立過程を開始する。該ステップは、
第2基地局は該X2ゲートウエイへX2確立請求メッセージを送信し、第2基地局の基地局識別子情報、第2基地局でのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれることと、
X2ゲートウエイと第2基地局はX2接続確立を完成した後、基地局設定更新メッセージの送信条件を満たすと判断すると、それぞれ第1基地局と第2基地局へ基地局設定更新メッセージを送信し、第1基地局に送信した基地局設定更新メッセージには第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、第2基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含み、第2基地局に送信した基地局設定更新メッセージには第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、第1基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含み、また、基地局設定更新メッセージの送信条件は、第1基地局と第2基地局が隣接基地局であるか又は第1基地局とX2ゲートウエイが既にX2接続を確立することを含み、勿論、実際に実現する場合、X2ゲートウエイは更にすべての該X2ゲートウエイとX2接続を確立した他の基地局へ基地局設定更新メッセージを送信することができ、そのうちに第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれることと、を含む。
第1基地局及び第2基地局はそれぞれ相手端X2インターフェースアプリケーション層設定情報の記憶を完成し、且つ記憶した後それぞれX2ゲートウエイへ基地局設定更新確認メッセージを返信する。
又は、第2基地局は該X2ゲートウエイへX2確立請求メッセージを送信することにより、X2接続確立過程を開始する。該ステップは、
第2基地局が該X2ゲートウエイへX2確立請求メッセージを送信し、第1基地局の基地局識別子情報、第2基地局の基地局識別子情報、第2基地局でのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれることと、
X2ゲートウエイは第2基地局からのX2確立請求メッセージを受信した後、X2確立請求メッセージに含まれた第1基地局の基地局識別子情報により第1基地局へX2確立請求メッセージを送信することと、を含む。
又は、X2ゲートウエイは第2基地局からのX2確立請求メッセージを受信した後、X2確立請求メッセージに含まれた第1基地局の基地局識別子情報及び/又は第2基地局の基地局識別子情報により、相応的に、第1基地局及び/又は第2基地局へ基地局設定更新メッセージを送信し、前記第1基地局に送信した基地局設定更新メッセージには第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、第2基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含み、第2基地局に送信した基地局設定更新メッセージには第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、第1基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含む。
第1基地局及び第2基地局はそれぞれ相手端X2インターフェースアプリケーション層設定情報の記憶を完成し、記憶した後、それぞれX2ゲートウエイへ基地局設定更新確認メッセージを返信する。
以下、幾つかの応用例で説明する。
応用例１
本応用例に記述されたのは、TNLアドレス発見過程に、開始ソース側フェムトセルがそれと接続されたX2 GWのTNLアドレスを目標側基地局に送信し、目標側基地局が該アドレスを記憶してACLに用いるプロセスである。図3に示すように、該プロセスは以下のステップ201〜211を含む。
ステップ201、HeNBセルでのUEは隣接セルの強い信号を検出した後、測定報告をHeNBに送信し、そのうちにPCI、ECGI、TAC及びPLMN list等が含まれることができる。該応用例において、隣接セルはeNBでのセルであり、隣接セルは隣接HeNBでのセルであると、測定報告には更に該隣接セルのCSG ID及びUEが該隣接セルでのメンバ状態が含まれることができる。HeNBは該隣接セルのECGI（PLMN ID + cell ID）を取得した後、PCI、ECGI又はCSG ID等の情報によりそれがマクロセルであると判断すると、そのcell IDの前20ビットを取ってそのeNB IDとし、フェムトセルセルであると判断すると、そのcell IDの全部28ビットを取ってそのeNB IDとする。HeNBは該隣接セルの所属する基地局のeNB IDと該隣接セルのTAI（PLMN + TAC）を取得した後、TNLアドレス発見過程を開始することにより該隣接セルの所属する基地局のX2接続を確立するためのトランスポート層アドレスを取得する必要がある。
ステップ202、HeNBはS1インターフェースによりMMEへ基地局設定伝送メッセージ（eNB Configuration Transfer）を送信する。
該応用例において、HeNBはHeNB GWによりS1代理としてMMEとS1接続を確立し、このため、該eNB Configuration TransferメッセージをまずHeNB GWに送信する必要がある。選択的に、HeNBは新しく発見した隣接セルの所属する基地局と確立する必要があるX2接続タイプ（直接接続、又はX2 GWに基づく非直接接続）を判断する。例えば、HeNBはネットワーク管理システムの設定情報によりX2接続タイプを判断することができる。該実施例において、HeNBはeNBとX2 GWに基づく非直接接続を確立する必要があることを判断する。該eNB Configuration Transferメッセージには該HeNBと接続されたX2 GWのTNLアドレス、ソース基地局及び目標基地局のeNB ID（基地局識別子）、ソースセルと目標セルのTAI及び請求タイプがTNLアドレスである指示が含まれ、ソースセルはUEが所在するHeNBでのセルであり、目標セルはUEが強い情報を検出するとともに報告する隣接セルである。該指示は該HeNBへeNBのX2接続を確立するためのトランスポート層アドレスを返信するように該eNBに指示することに用いられる。HeNBがHeNB GWと接続しないと、該メッセージはHeNB GWを経過しなくて、直接にMMEに送信する。
ステップ203、HeNB GWはeNB Configuration Transferメッセージを受信した後、それをMMEに送信する。
ステップ204、MMEはeNB Configuration Transferメッセージを受信した後、MME Configuration TransferメッセージをeNBに送信する。MMEはeNB Configuration Transferメッセージに含まれた目標基地局のeNB IDと目標セルのTAIによりそのMME Configuration Transferメッセージを送信する目標基地局を確定する。該MME Configuration TransferメッセージにはHeNBが接続したX2 GWのTNLアドレス、ソース基地局及び目標基地局のeNB ID、ソースセル及び目標セルのTAI、及び請求タイプがTNLアドレスである指示が含まれる。
ステップ205、eNBはファイアウォール機能があると、eNBがMME Configuration Transferメッセージを受信した後、そのうちに含まれたX2 GWのTNLアドレスを本基地局で維持するACLに記憶し、後続のACL検査に用いられる。
ステップ206、eNBはMME Configuration Transferメッセージを受信した後、eNB Configuration TransferメッセージをMMEに返信し、そのうちに該eNBのX2接続を確立するためのトランスポート層アドレス、ソース基地局及び目標基地局のeNB ID及びソースセルと目標セルのTAIが含まれる。
ステップ207、MMEはeNB Configuration Transferメッセージを受信した後、そのうちに含まれた目標基地局のeNB IDと目標セルのTAIによりMME Configuration TransferメッセージをHeNBに送信し、該メッセージにはeNBのX2接続を確立するためのトランスポート層アドレスを含む。該応用例において、HeNBはHeNB GWによりS1代理としてMMEとS1接続を確立するので、該MME Configuration TransferメッセージをまずHeNB GWに送信する。
ステップ208、HeNB GWはMME Configuration Transferを受信した後、該メッセージをHeNBに送信し、該メッセージにはeNBのX2接続を確立するためのトランスポート層アドレスを含む。
ステップ209、本応用例において、X2 GWはeNBとのX2接続確立過程を開始し、X2確立請求メッセージをeNBに送信する。
ステップ210、eNBは受信したX2確立請求メッセージの送信ソース端のTNLアドレスが該デバイスで維持するACLに含まれるかどうかを検査する。含むと、該メッセージが順調にeNBに送信することができ、含まないと、該メッセージが遮蔽され、順調にeNBに送信することができない。該応用例において、X2 GWのTNLアドレスは既にACLに記憶されたため、eNBは成功にX2 GWが送信したX2確立請求メッセージを受信する。
ステップ211、eNBはX2確立応答メッセージをX2 GWに送信する。
X2 GWはeNBと間でX2接続確立を完成した後、それぞれ基地局設定更新メッセージをeNBとHeNBに送信することができ、それによりHeNBの情報をeNBに送信し、eNBの情報をHeNBに送信する。
応用例２
本応用例に記述されたのは、TNLアドレス発見過程に、開始ソース側フェムトセルがそれと接続されたX2 GWのTNLアドレスを目標側基地局に送信し、目標側基地局が該X2 GWによりソース側フェムトセルと非直接X2インターフェースを確立するプロセスである。図4に示すように、該プロセスは以下のステップ301〜313を含む。
ステップ301、HeNBセルでのUEは隣接セルの強い信号を検出した後、測定報告をHeNBに送信し、そのうちにPCI、ECGI、TAC及びPLMN list等が含まれることができる。該応用例において、隣接セルはeNBでのセルであり、隣接セルは隣接HeNBでのセルであると、測定報告には該隣接セルのCSG ID及びUEが該隣接セルでのメンバ状態が更に含まれることができる。HeNBは該隣接セルのECGI（PLMN ID + cell ID）を取得した後、PCI、ECGI又はCSG ID等の情報によりそれがマクロセルであると判断すると、そのcell IDの前20ビットを取ってそのeNB IDとし、フェムトセルセルであると判断すると、そのcell IDの全部28ビットを取ってそのeNB IDとする。HeNBは該隣接セルの所属する基地局のeNB IDと該隣接セルのTAI（PLMN + TAC）を取得した後、TNLアドレス発見過程を開始することにより、該隣接セルの所属する基地局のX2接続を確立するためのトランスポート層アドレスを取得する必要がある。
ステップ302、HeNBはS1インターフェースによりMMEへ基地局設定伝送メッセージ（eNB Configuration Transfer）を送信する。
該応用例において、HeNBはHeNB GWによりS1代理としてMMEとS1接続を確立し、このため、該eNB Configuration TransferメッセージをまずHeNB GWに送信する必要がある。選択的に、HeNBは新しく発見した隣接セルの所属する基地局と確立する必要があるX2接続タイプ（直接接続、又はX2 GWに基づく非直接接続）を判断する。例えば、HeNBはネットワーク管理システムの設定情報によりX2接続タイプを判断す・BR>驍アとができる。該実施例において、HENBはENBとX2 GWに基づく非直接接続を確立する必要があることを判断する。該ENB CONFIGURATION TRANSFERには該HENBと接続されたX2 GWのTNLアドレス、ソース基地局と目標基地局のENB ID（基地局識別子）、ソースセルと目標セルのTAI及び請求タイプがTNLアドレスである指示が含まれ、ソースセルはUEが所在するHENBでのセルであり、目標セルはUEが強い情報を検出するとともに報告する隣接セルである。該指示は該HENBへENBのX2接続を確立するためのトランスポート層アドレスを返信するように該ENBに指示することに用いられる。HENBがHENB GWと接続しないと、該メッセージはHENB GWを経過しなくて、直接にMMEに送信する。選択的に、該メッセージには接続確立指示情報を更に含み、目標基地局ENBがHENBとのX2接続確立過程を開始する必要があるかどうかを指示することに用いられる。
ステップ303、HeNB GWはeNB Configuration Transferメッセージを受信した後、それをMMEに送信する。
ステップ304、MMEはeNB Configuration Transferメッセージを受信した後、MME Configuration TransferメッセージをeNBに送信する。MMEはeNB Configuration Transferメッセージに含まれた目標基地局のeNB IDと目標セルのTAIによりそのMME Configuration Transferメッセージを送信する目標基地局を確定することができる。該MME Configuration TransferメッセージにはHeNBが接続したX2 GWのTNLアドレス、ソース基地局と目標基地局のeNB ID、ソースセルと目標セルのTAI、及び請求タイプがTNLアドレスである指示が少なくとも含まれる。選択的に、該メッセージには接続確立指示情報を更に含む。
ステップ305〜ステップ307は応用例一でのステップ206〜ステップ208と同じで、ここで繰り返して説明しない。
ステップ308、eNBはX2 GWと既にX2接続を確立すると、X2確立請求メッセージをX2 GWに送信し、eNBはX2 GWとまだSCTP接続とX2接続を確立しないと、先にそれとSCTP接続を確立し、更にX2確立請求メッセージをX2 GWに送信し、X2確立請求メッセージには、eNBのeNB ID、eNBでのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれ、又は、eNBは接続確立指示情報によりX2確立過程を開始するかどうか、即ちX2確立請求メッセージをX2 GWに送信するかどうかを確定し、上記接続確立指示情報によりX2確立過程を開始すると確定すると、X2確立請求メッセージをX2 GWに送信した後、次のステップを実行し、X2確立プロセスを開始しないと、終了する。
ステップ309、X2 GWはX2確立応答メッセージをeNBに返信し、該メッセージにはX2 GWのeNB IDを含む。
ステップ310、X2 GWは基地局設定更新メッセージの送信条件（例えば予め設定された情報（例えば予め設定された隣接領域関係、トポロジ構造等）によりHeNBとeNBが隣接基地局であると確定するか、又はX2 GWとHeNBが既にX2接続を確立すると判断する）を満たすと判断すると、基地局設定更新メッセージをHeNBに送信し、それによりeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報をHeNBに送信する必要がある。該基地局設定更新メッセージにはeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、eNBでのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報を含む。
ステップ311、HeNBはeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報の記憶を完成した後、X2 GWへ基地局設定更新確認メッセージを返信する。
ステップ312、X2 GWは基地局設定更新メッセージの送信条件（例えば予め設定された情報（例えば予め設定された隣接領域関係、トポロジ構造等）によりHeNBとeNBが隣接基地局であると確定するか、又はX2 GWがHeNBと既にX2接続を確立すると判断する）を満たすと判断すると、基地局設定更新メッセージをeNBに送信することにより、HeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報をeNBに添加する必要があり、該基地局設定更新メッセージにはHeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報（HeNBでのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報を含む）が含まれる。なお、ステップ312はステップ310の前又はその後に実行することができる。
ステップ313、eNBはHeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報の記憶を完成した後、X2 GWへ基地局設定更新確認メッセージを返信する。
応用例３
本応用例に記述されたのは、TNLアドレス発見過程に、開始ソース側フェムトセルがそれと接続されたX2 GWのTNLアドレスを目標側基地局に送信し、目標側基地局が該X2 GWによりソース側フェムトセルと非直接的なX2インターフェースを確立するプロセスである。図5に示すように、該プロセスは以下のステップ401〜413を含む。
ステップ401〜ステップ404は応用例二におけるステップ301〜ステップ304と同じで、ステップ405〜ステップ407は応用例一におけるステップ206〜ステップ208と同じで、ここで繰り返して説明しない。
ステップ408、eNBはX2 GWと既にX2接続を確立すると、X2確立請求メッセージをX2 GWに送信し、eNBはX2 GWとまだX2接続を確立しないと、先にそれとSCTP接続を確立し、更にX2確立請求メッセージをX2 GWに送信し、X2確立請求メッセージにはeNBのeNB ID、HeNBのeNB ID、eNBでのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報を含み、又は、eNBは接続確立指示情報によりX2確立過程を開始するかどうか、即ちX2確立請求メッセージをX2 GWに送信するかどうかを確定し、上記接続確立指示情報によりX2確立過程を開始すると確定すると、X2確立請求メッセージをX2 GWに送信した後、次のステップを実行し、X2確立プロセスを開始しないと、終了する。
ステップ409、X2 GWはX2確立応答メッセージをeNBに返信し、該メッセージにはX2 GWのeNB IDを含む。
ステップ410、X2 GWはステップ409で受信したX2確立請求メッセージに含まれた目標端eNBのeNB IDとソース端HeNBのeNB IDにより、HeNBとeNBが隣接基地局と確定し、基地局設定更新メッセージをHeNBに送信することにより、eNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報をHeNBに送信する必要があり、該基地局設定更新メッセージにはeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、eNBでのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報を含む。
ステップ411、HeNBはeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報の記憶を完成した後、X2 GWへ基地局設定更新確認メッセージを返信する。
ステップ412、X2 GWはステップ409で受信したX2確立請求メッセージに含まれた目標端eNBのeNB IDとソース端HeNBのeNB IDにより、HeNBとeNBが隣接基地局であると確定すると、基地局設定更新メッセージをeNBに送信することにより、HeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報をeNBに送信する必要がある。該メッセージにはHeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報を含み、HeNBでのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれる。なお、ステップ412はステップ410の前又はその後に実行されることができる。
ステップ413、eNBはHeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報の記憶を完成した後、X2 GWへ基地局設定更新確認メッセージを返信する。
応用例４
本応用例に記述されたのは、TNLアドレス発見過程に、目標ソース側フェムトセルがそれと接続されたX2 GWのTNLアドレスを開始側基地局に送信し、開始側基地局が該アドレスを記憶してACLに用い、且つX2 GWにより目標側フェムトセルと非直接的なX2インターフェースを確立するプロセスである。図6に示すように、該プロセスは以下のステップ501〜516を含む。
ステップ501、eNBセルでのUEは隣接セルの強い信号を検出した後、測定報告をeNBに送信し、そのうちにPCI、ECGI、TAC及びPLMN list等が含まれることができる。該応用例において、隣接セルがHeNBでのセルであると、測定報告には更に該隣接セルのCSG ID及びUEが該セルでのメンバ状態が含まれる。eNBは該隣接セルのECGI（PLMN ID + cell ID）を取得した後、PCI、ECGI又はCSG ID等の情報によりそれがフェムトセルセルであると判断すると、そのcell IDの全部28ビットを取ってそのeNB IDとする。eNBは隣接基地局のeNB IDと隣接セルのTAI（PLMN + TAC）を取得した後、TNLアドレス発見過程を開始することによりそのX2接続を確立するためのトランスポート層アドレスを取得する必要がある。
ステップ502、eNBはS1インターフェースによりMMEへ基地局設定伝送メッセージ（eNB Configuration Transfer）を送信し、該メッセージにはソース基地局と目標基地局のeNB ID、ソースセルと目標セルのTAI及び請求タイプがTNLアドレスである指示が含まれる。
ステップ503、MMEはeNB Configuration Transferメッセージを受信した後、MME Configuration TransferメッセージをeNBに送信する。MMEはeNB Configuration Transferメッセージに含まれた目標基地局のeNB IDと目標セルのTAIによりそのMME Configuration Transferメッセージを送信する目標基地局を確定することができる。該メッセージにはソース基地局と目標基地局のeNB ID、ソースセルと目標セルのTAI及び請求タイプがTNLアドレスである指示が含まれる。該応用例において、目標側基地局HeNBはHeNB GWによりS1代理としてMMEとS1接続を確立し、このため、該MME Configuration TransferメッセージをまずHeNB GWに送信する。
ステップ504、HeNB GWはMME Configuration Transferメッセージを受信した後、それをHeNBに送信する。
ステップ505、HeNBはMME Configuration Transferメッセージを受信した後、eNB Configuration TransferメッセージをMMEに返信する。選択的に、HeNBはeNBと確立される必要があるX2接続タイプ（直接接続、又はX2 GWに基づく非直接接続）を判断する。例えば、HeNBはネットワーク管理システムの設定情報によりX2接続タイプを判断することができる。該実施例において、HeNBはeNBとX2 GWに基づく非直接接続を確立する必要があることを判断する。該eNB Configuration TransferメッセージにはHeNBと接続されたX2 GWのX2接続を確立するためのトランスポート層アドレスを少なくとも含む。HeNBはeNBと直接接続を確立する必要があると判断すると、該eNB Configuration TransferメッセージにはHeNBのX2接続を確立するためのトランスポート層アドレスを少なくとも含む。該応用例において、目標側基地局HeNBはHeNB GWによりS1代理としてMMEとS1接続を確立し、このため、該eNB Configuration TransferメッセージをまずHeNB GWに送信する。
ステップ506、HeNB GWはeNB Configuration Transferメッセージを受信した後、該メッセージをMMEに送信する。
ステップ507、MMEはeNB Configuration Transferメッセージを受信した後、そのうちに含まれた目標基地局のeNB IDと目標セルのTAIによりMME Configuration TransferメッセージをeNBに送信し、そのうちにX2 GWのX2接続を確立するためのトランスポート層アドレスが含まれる。
ステップ508、eNBにファイアウォール機能があると、eNBがMME Configuration Transferメッセージを受信した後、そのうちに含まれたX2 GWのアドレスを本基地局で維持するACLに記憶し、後続のACLの検査に用いる。
ステップ509、eNBは受信したX2 GWのTNLアドレスによりX2接続確立を開始し、X2 GWへX2確立請求メッセージを送信し、eNBのeNB ID、eNBでのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれる。
ステップ510、X2 GWはX2確立応答メッセージをeNBに返信し、該メッセージにはX2 GWのeNB IDが含まれる。
ステップ511、eNBはACLの検査を実行し、受信したX2確立応答メッセージに含まれた送信端のTNLアドレスがACLにあるかどうかを判断する。該応用例において、eNBはステップ508で既にX2 GWのアドレスをACLに記憶し、このため、ACLの検査が成功であり、eNBは成功にX2 GWが送信したX2確立応答メッセージを受信する。
ステップ512、X2 GWは、基地局設定更新メッセージの送信条件（例えば予め設定された情報（例えば予め設定された隣接領域関係、トポロジ構造等）によりHeNBとeNBが隣接基地局であると確定するか、又はX2 GWがHeNBと既にX2接続を確立すると判断する）を満たすと判断すると、基地局設定更新メッセージをHeNBに送信することにより、eNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報をHeNBに送信する必要がある。該メッセージにはeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、eNBでのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報を含む。
ステップ513、HeNBはeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報の記憶を完成した後、X2 GWへ基地局設定更新確認メッセージを返信する。
ステップ514、X2 GWは基地局設定更新メッセージの送信条件（例えば予め設定された情報（例えば予め設定された隣接領域関係、トポロジ構造等）によりHeNBとeNBが隣接基地局であると確定するか、又はX2 GWがHeNBと既にX2接続を確立すると判断する）を満たすと判断すると、基地局設定更新メッセージをeNBに送信することにより、HeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報をeNBに添加する必要があり、該メッセージにはHeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、HeNBでのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報を含む。なお、ステップ514はステップ512の前又はその後に実行することができる。
ステップ515、eNBはACL検査を実行し、受信したX2インターフェース基地局設定更新メッセージの送信端のTNLアドレスがACLにあるかどうかと判断する。該応用例において、eNBはステップ508において既にX2 GWのアドレスをACLに記憶し、このため、ACLの検査が成功であり、eNBは成功にX2 GWが送信した基地局設定更新メッセージを受信する。
ステップ516、eNBはHeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報の記憶を完成した後、X2 GWへ基地局設定更新確認メッセージを返信する。
応用例５
本応用例に記述されたのは、TNLアドレス発見過程に、目標ソース側フェムトセルがそれと接続されたX2 GWのTNLアドレスを開始側基地局に送信し、開始側基地局がX2 GWによりソース側フェムトセルと非直接的なX2インターフェースを確立するプロセスである。図7に示すように、該プロセスは以下のステップ601〜613を含む。
ステップ601〜ステップ607は応用例四におけるステップ501〜ステップ507と同じで、ここで繰り返して説明しない。
ステップ608、eNBはX2 GWと既にX2接続を確立すると、X2確立請求メッセージをX2 GWに送信し、eNBはまだX2 GWとX2接続を確立しないと、先にそれとSCTP接続を確立し、更にX2確立請求メッセージをX2 GWに送信し、X2確立請求メッセージにはHeNBのeNB ID、eNBのeNB ID、eNBでのサービスセル情報、該サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれる。
ステップ609、X2 GWはX2確立応答メッセージをeNBに返信し、該メッセージにはX2 GWのeNB IDを含む。
ステップ610、X2 GWはステップ609で受信したX2確立請求メッセージに含まれたソース端HeNBのeNB ID、目標端eNBのeNB IDによりHeNBとeNBが隣接基地局であると確定し、基地局設定更新メッセージをHeNBに送信することにより、eNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報をHeNBに送信する必要があり、該メッセージにはeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、eNBでのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれる。
ステップ611、HeNBはeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報の記憶を完成した後、X2 GWへ基地局設定更新確認メッセージを返信する。
ステップ612、X2 GWはステップ609で受信したX2確立請求メッセージに含まれたソース端HeNBのeNB ID、目標端eNBのeNB IDによりHeNBとeNBが隣接基地局であると確定し、基地局設定更新メッセージをeNBに送信することにより、HeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報をeNBに送信する必要がある。該メッセージにはHeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、HeNBでのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれる。なお、ステップ612はステップ610の前又はその後に実行することができる。
ステップ613、eNBはHeNBのX2インターフェースアプリケーション層設定情報の記憶を完成した後、X2 GWへ基地局設定更新確認メッセージを返信する。
応用例６
本応用例に記述されたのは、TNLアドレス発見過程に、開始ソース側フェムトセルがそれと接続されたX2 GWのTNLアドレスを目標側基地局に送信し、目標側基地局が該X2 GWによりソース側フェムトセルと非直接的なX2インターフェースを確立するプロセスである。図8に示すように、該プロセスは以下のステップ701〜711を含む。
ステップ701〜ステップ708は応用例三でのステップ401〜ステップ408と同じで、ここで繰り返して説明しない。
ステップ709、X2 GWは受信したX2確立請求メッセージに含まれた目標基地局識別子情報（HeNBのeNB ID）により、該X2確立請求メッセージを該HeNBに送信する。
ステップ710、HeNBはX2確立応答メッセージをX2 GWに返信し、該X2確立応答メッセージには目標基地局識別子情報（eNBのeNB ID）が含まれる。
ステップ711、X2 GWは更に該eNBのeNB IDによりX2確立応答メッセージをeNBに送信する。このように、eNBとHeNBとの間はX2 GWによりX2確立過程を完成する。
応用例七
本応用例に記述されたのは、TNLアドレス発見過程に、目標ソース側フェムトセルがそれと接続されたX2 GWのTNLアドレスを開始側基地局に送信し、開始側基地局がX2 GWによりソース側フェムトセルと非直接的なX2インターフェースを確立するプロセスである。図9に示すように、該プロセスは以下のステップ801〜811を含む。
ステップ801〜ステップ808は応用例五でのステップ601〜ステップ608と同じで、ここで繰り返して説明しない。
ステップ809、X2 GWは受信したX2確立請求メッセージに含まれた目標基地局識別子情報（HeNBのeNB ID）により、該X2確立請求メッセージを該HeNBに送信する。
ステップ810、HeNBはX2確立応答メッセージをX2 GWに返信し、該X2確立応答メッセージには目標基地局識別子情報（eNBのeNB ID）が含まれる。
ステップ811、X2 GWは更に該eNBのeNB IDによりX2確立応答メッセージをeNBに送信する。このように、eNBとHeNBとの間はX2 GWによりX2確立過程を完成する。
また、本実施例において、トランスポート層アドレスの通知システムであって、
接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信し、前記第1基地局がフェムトセルであるように設定される第1基地局と、
受信した前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始するように設定される前記第2基地局と、を含む。
好ましくは、前記システムは、モビリティ管理エンティティ（MME）を更に含み、
前記第1基地局は、
トランスポート層アドレス発見過程を開始し、前記MMEへ基地局設定伝送メッセージを送信し、前記第1基地局と接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が少なくとも含まれる、という方式でそれと接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信するように設定され、
前記MMEは、前記第2基地局へMME設定伝送メッセージを送信し、前記第1基地局と接続された前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が少なくとも含まれるように設定される。
好ましくは、前記システムは、モビリティ管理エンティティ（MME）を更に含み、
前記第2基地局は更に、トランスポート層アドレス発見過程を開始し、前記MMEへ基地局設定伝送メッセージを送信するように設定され、
前記MMEは、前記基地局設定伝送メッセージを受信した後、前記第1基地局へMME設定伝送メッセージを送信するように設定され、更に、前記第1基地局からの基地局設定伝送メッセージを受信した後、前記第2基地局へMME設定伝送メッセージを送信し、前記第1基地局と接続された前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が少なくとも含まれることに用いられ、
前記第1基地局は、
前記MMEへ基地局設定伝送メッセージを送信し、前記第1基地局と接続された前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が少なくとも含まれる、という方式でそれと接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信するように設定される。
好ましくは、前記システムはフェムトセルゲートウエイを更に含み、
前記フェムトセルゲートウエイは、前記第1基地局がフェムトセルゲートウエイによりS1代理として前記MMEとS1接続を確立する場合、前記第1基地局と前記MMEとの間で伝送された前記基地局設定伝送メッセージ及び前記MME設定伝送メッセージを伝送するように設定される。
好ましくは、
前記第2基地局は更に、前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を受信した後、ファイアウォール機能を有すると、前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を本基地局で維持するアクセス制御リスト（ACL）に記憶し、
後続の前記第2基地局と前記X2ゲートウエイとの通信過程に、それと通信する前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレスがACLにあるかどうかを検査し、存在すると、前記X2ゲートウエイと本基地局との間の通信を許可し、存在しないと、前記X2ゲートウエイと本基地局との間の通信を拒否するように設定される。
好ましくは、前記システムはX2ゲートウエイを更に含み、
前記第2基地局は、
前記X2ゲートウエイへX2確立請求メッセージを送信し、前記第2基地局の基地局識別子情報、前記第2基地局でのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれる、という方式で受信したX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始するように設定され、
前記X2ゲートウエイは、前記第2基地局とX2接続確立を完成した後、基地局設定更新メッセージの送信条件を満たすと判断すると、それぞれ前記第1基地局と前記第2基地局へ基地局設定更新メッセージを送信し、前記第1基地局に送信した基地局設定更新メッセージに前記第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第2基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含み、前記第2基地局に送信した基地局設定更新メッセージに前記第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第1基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含むように設定される。
好ましくは、
前記基地局設定更新メッセージの送信条件は、前記第1基地局と前記第2基地局が隣接基地局であるか又は前記第1基地局が前記X2ゲートウエイと既にX2接続を確立することを含む。
好ましくは、前記システムはX2ゲートウエイを更に含み、
前記第2基地局は、
前記X2ゲートウエイへX2確立請求メッセージを送信し、前記第1基地局の基地局識別子情報、前記第2基地局の基地局識別子情報、前記第2基地局でのサービスセル情報、該サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれる、という方式で受信したX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始するように設定される。
好ましくは、
前記X2ゲートウエイは更に、前記第2基地局からの前記X2確立請求メッセージを受信した後、前記X2確立請求メッセージに含まれた前記第1基地局の基地局識別子情報により前記第1基地局へ前記X2確立請求メッセージを送信するように設定される。
好ましくは、
前記X2ゲートウエイは更に、前記第2基地局からの前記X2確立請求メッセージを受信した後、前記X2確立請求メッセージに含まれた前記第1基地局の基地局識別子情報及び/又は前記第2基地局の基地局識別子情報により、相応的に、前記第1基地局及び/又は前記第2基地局へ基地局設定更新メッセージを送信し、前記第1基地局に送信した基地局設定更新メッセージに前記第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第2基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含み、前記第2基地局に送信した基地局設定更新メッセージに前記第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第1基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含むように設定される。
好ましくは、
前記第1基地局は更に、受信した前記第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報を記憶するように設定され、
前記第2基地局は更に、受信した前記第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報を記憶するように設定される。
当業者は、上記方法における全部又は一部のステップはプログラムが関連のハードウェアを指令することにより完成することができ、前記プログラムはコンピュータ可読記憶媒体、例えば読み出し専用メモリ、ディスク又はCDなどに記憶することができることを理解することができる。選択的に、上記実施例の全部又は一部のステップは、1つ又は複数の集積回路を採用して達成することもできる。対応的に、上記実施例における各モジュール／ユニットはハードウェアの形式で達成してよく、ソフトウェア機能モジュールの形式で達成してもよい。本発明はいずれの特定形式のハードウェアとソフトウェアの組み合わせに限定されたものではない。
前記のものは単に本発明の好ましい実施例であるだけで、本発明の保護範囲を限定するためのものではない。本発明の発明内容により、更に他の多種の実施例を有することができ、本発明の精神とその実質から逸脱しない場合に、当業者は本発明により各種の相応の変更と変形を行うことができ、本発明の精神と原則にある限り、行ったいずれの修正、等価置き換え、改善などは、いずれも本発明の保護範囲に含まれるべきである。
本発明の実施例はX2 GWが設定された場合に、X2 GWのTNLアドレスを目標基地局に通知し、それにより目標基地局とX2 GWでのHeNBとの非直接X2接続確立過程を順調に実行することができ、且つX2 GWと目標基地局が通信する場合、該基地局のファイアウォール機能は順調に実行する。

Claims (23)

  1. 第1基地局はそれと接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信し、前記第1基地局がフェムトセルであることと、
    前記第2基地局は受信した前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始することと、
    を含むトランスポート層アドレスの通知方法。
  2. 前記第1基地局がそれと接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信することは、
    前記第1基地局がトランスポート層アドレス発見過程を開始し、モビリティ管理エンティティ（MME）へ基地局設定伝送メッセージを送信し、前記基地局設定伝送メッセージに前記第1基地局と接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が含まれることと、
    前記MMEは前記第2基地局へMME設定伝送メッセージを送信し、前記MME設定伝送メッセージに前記第1基地局と接続された前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が含まれることと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1基地局が前記MMEへ送信した前記基地局設定伝送メッセージには接続確立指示情報が更に含まれ、前記接続確立指示情報は前記第2基地局がX2接続確立過程を開始する必要があるかどうかを指示することに用いられ、
    前記MMEが前記第2基地局へ送信した前記MME設定伝送メッセージには前記接続確立指示情報が更に含まれ、
    前記第2基地局が受信したX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始することは、
    前記第2基地局は前記第1基地局が開始したトランスポート層アドレス発見過程においてX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を受信した場合に、受信した前記MME設定伝送メッセージに含まれた接続確立指示情報がX2接続確立過程を開始する必要があることを示すと判断すると、前記X2ゲートウエイへX2接続確立請求メッセージを送信することを含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1基地局がそれと接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信することは、
    前記第2基地局がトランスポート層アドレス発見過程を開始し、MMEへ基地局設定伝送メッセージを送信することと、
    前記MMEが前記基地局設定伝送メッセージを受信した後、前記第1基地局へMME設定伝送メッセージを送信することと、
    前記第1基地局が前記MMEへ基地局設定伝送メッセージを送信し、前記基地局設定伝送メッセージに前記第1基地局と接続された前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が含まれることと、
    前記MMEが前記第2基地局へMME設定伝送メッセージを送信し、前記MME設定伝送メッセージに前記第1基地局と接続された前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が含まれることと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1基地局がフェムトセルゲートウエイによりS1代理として前記MMEとS1接続を確立すると、前記第1基地局と前記MMEとの間で伝送された前記基地局設定伝送メッセージ及び前記MME設定伝送メッセージはいずれも前記フェムトセルゲートウエイにより伝送される請求項2〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第2基地局が前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を受信した後、ファイアウォール機能を有すると、前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を該基地局で維持するアクセス制御リスト（ACL）に記憶することと、
    前記第2基地局と前記X2ゲートウエイとの通信過程に、前記第2基地局はそれと通信する前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレスがACLにあるかどうかを検査し、存在すると、前記X2ゲートウエイと該基地局との間の通信を許可し、存在しないと、前記X2ゲートウエイと該基地局との間の通信を拒否することと、
    を更に含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2基地局が受信したX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始することは、
    前記第2基地局が前記X2ゲートウエイへX2確立請求メッセージを送信し、前記X2確立請求メッセージに前記第2基地局の基地局識別子情報、前記第2基地局でのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれることと、
    前記X2ゲートウエイと前記第2基地局がX2接続確立を完成した後、基地局設定更新メッセージの送信条件を満たすと判断すると、それぞれ前記第1基地局と前記第2基地局へ基地局設定更新メッセージを送信し、前記第1基地局に送信した基地局設定更新メッセージに前記第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第2基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含み、前記第2基地局に送信した基地局設定更新メッセージに前記第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第1基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含むことと、
    を含む請求項1又は3に記載の方法。
  8. 前記基地局設定更新メッセージの送信条件は、前記第1基地局と前記第2基地局が隣接基地局であるか又は前記第1基地局が前記X2ゲートウエイと既にX2接続を確立することを含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記第2基地局が受信したX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始することは、
    前記第2基地局が前記X2ゲートウエイへX2確立請求メッセージを送信し、前記X2確立請求メッセージに前記第1基地局の基地局識別子情報、前記第2基地局の基地局識別子情報、前記第2基地局でのサービスセル情報、該サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれること、
    を含む請求項1に記載の方法。
  10. 前記X2ゲートウエイが前記第2基地局からの前記X2確立請求メッセージを受信した後、前記X2確立請求メッセージに含まれた前記第1基地局の基地局識別子情報により前記第1基地局へ前記X2確立請求メッセージを送信すること、を更に含む請求項9に記載の方法。
  11. 前記X2ゲートウエイが前記第2基地局からの前記X2確立請求メッセージを受信した後、前記X2確立請求メッセージに含まれた前記第1基地局の基地局識別子情報及び/又は前記第2基地局の基地局識別子情報により、相応的に、前記第1基地局及び/又は前記第2基地局へ基地局設定更新メッセージを送信し、前記第1基地局に送信した基地局設定更新メッセージに前記第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第2基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含み、前記第2基地局に送信した基地局設定更新メッセージに前記第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第1基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含むこと、を更に含む請求項9に記載の方法。
  12. 前記第1基地局が受信した前記第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報を記憶することと、
    前記第2基地局が受信した前記第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報を記憶することと、を更に含む請求項7〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信し、前記第1基地局がフェムトセルであるように設定される第1基地局と、
    受信した前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始するように設定される第2基地局と、を含むトランスポート層アドレスの通知システム。
  14. モビリティ管理エンティティ（MME）を更に含み、
    前記第1基地局は、トランスポート層アドレス発見過程を開始し、前記MMEへ基地局設定伝送メッセージを送信し、前記基地局設定伝送メッセージに前記第1基地局と接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が含まれる、という方式でそれと接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信するように設定され、
    前記MMEは、前記第2基地局へMME設定伝送メッセージを送信し、前記MME設定伝送メッセージに前記第1基地局と接続された前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が含まれるように設定される請求項13に記載のシステム。
  15. モビリティ管理エンティティ（MME）を更に含み、
    前記第2基地局は更に、トランスポート層アドレス発見過程を開始し、前記MMEへ基地局設定伝送メッセージを送信するように設定され、
    前記MMEは、前記基地局設定伝送メッセージを受信した後、前記第1基地局へMME設定伝送メッセージを送信することに用いられ、及び前記第1基地局からの基地局設定伝送メッセージを受信した後、前記第2基地局へMME設定伝送メッセージを送信し、前記MME設定伝送メッセージに前記第1基地局と接続された前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が含まれるように設定され、
    前記第1基地局は、前記MMEへ基地局設定伝送メッセージを送信し、その中には前記第1基地局と接続された前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報が少なくとも含まれる、という方式でそれと接続されたX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を第2基地局に送信するように設定される、請求項13に記載のシステム。
  16. フェムトセルゲートウエイを更に含み、
    前記フェムトセルゲートウエイは、前記第1基地局がフェムトセルゲートウエイによりS1代理として前記MMEとS1接続を確立する場合、前記第1基地局と前記MMEとの間で伝送された前記基地局設定伝送メッセージ及び前記MME設定伝送メッセージを伝送するように設定される、請求項14又は15に記載のシステム。
  17. 前記第2基地局は更に、前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を受信した後、ファイアウォール機能を有すると、前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報を該基地局で維持するアクセス制御リスト（ACL）に記憶し、
    前記第2基地局と前記X2ゲートウエイとの通信過程に、それと通信する前記X2ゲートウエイのトランスポート層アドレスがACLにあるかどうかを検査し、存在すると、前記X2ゲートウエイと該基地局との間の通信を許可し、存在しないと、前記X2ゲートウエイと該基地局との間の通信を拒否するように設定される、請求項13に記載のシステム。
  18. X2ゲートウエイを更に含み、
    前記第2基地局は、
    前記X2ゲートウエイへX2確立請求メッセージを送信し、その中には前記第2基地局の基地局識別子情報、前記第2基地局でのサービスセル情報、サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれる、という方式で受信したX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、X2接続確立プロセスを開始するように設定され、
    前記X2ゲートウエイは、前記第2基地局とX2接続確立を完成した後、基地局設定更新メッセージの送信条件を満たすと判断すると、それぞれ前記第1基地局と前記第2基地局へ基地局設定更新メッセージを送信し、前記第1基地局に送信した基地局設定更新メッセージに前記第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第2基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含み、前記第2基地局に送信した基地局設定更新メッセージに前記第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第1基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含むように設定される、請求項13又は15に記載のシステム。
  19. 前記基地局設定更新メッセージの送信条件は、前記第1基地局と前記第2基地局が隣接基地局であるか又は前記第1基地局が前記X2ゲートウエイと既にX2接続を確立したことを含む、請求項18に記載のシステム。
  20. X2ゲートウエイを更に含み、
    前記第2基地局は、前記X2ゲートウエイへX2確立請求メッセージを送信し、前記第1基地局の基地局識別子情報、前記第2基地局の基地局識別子情報、前記第2基地局でのサービスセル情報、該サービスセルの隣接セル情報及び接続されたMMEプール情報が含まれる、という方式で受信したX2ゲートウエイのトランスポート層アドレス情報により、前記X2ゲートウエイとのX2接続確立プロセスを開始するように設定される、請求項13に記載のシステム。
  21. 前記X2ゲートウエイは、前記第2基地局からの前記X2確立請求メッセージを受信した後、前記X2確立請求メッセージに含まれた前記第1基地局の基地局識別子情報により前記第1基地局へ前記X2確立請求メッセージを送信するように設定される、請求項20に記載のシステム。
  22. 前記X2ゲートウエイは、前記第2基地局からの前記X2確立請求メッセージを受信した後、前記X2確立請求メッセージに含まれた前記第1基地局の基地局識別子情報及び/又は前記第2基地局の基地局識別子情報により、相応的に、前記第1基地局及び/又は前記第2基地局へ基地局設定更新メッセージを送信し、前記第1基地局に送信した基地局設定更新メッセージに前記第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第2基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含み、前記第2基地局に送信した基地局設定更新メッセージに前記第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報が含まれ、前記第1基地局でのサービスセルの情報、該サービスセルの隣接セルの情報及び接続されたMMEプールの情報を含むように設定される、請求項20に記載のシステム。
  23. 前記第1基地局は更に、受信した前記第2基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報を記憶するように設定され、
    前記第2基地局は更に、受信した前記第1基地局のX2インターフェースアプリケーション層設定情報を記憶するように設定される、請求項18〜22のいずれか一項に記載のシステム。
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