JP5898246B2 - 歯の治療具 - Google Patents

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Description

本発明は、短期間内で歯の咬合ズレを人工的に多数回発生させる歯の治療具に関する。
従来、歯の咬合矯正をする際には、咬合ズレの部分を切削して正しい咬合に矯正する。また、歯の咬合バランスと骨盤や背骨の正・不正とは、相互に密接に関連している。例えば、左右の脚の長さの相違は骨盤の歪みによって起こるが、歯の咬合矯正を行い咬合バランスを改善することによって、その異常を改善できる(特許文献1、非特許文献1)。また、背骨の側弯症は、ケースによっては歯の咬合バランスを改善することにより、その背骨の歪みが改善できる。
しかし、腸骨と仙骨及び恥骨によって構成される骨盤や32個の部分によって構成される脊椎の歪みが、一回の咬合矯正によって改善されるわけではない。長年の咬合ズレによって惹起されたそれらの歪みは硬化し、複数回の咬合矯正によって徐々に改善されていく。
つまり、発明者の研究によれば、咬合矯正を行うことによって、上下の顎や顎関節に付着している咀嚼筋群の筋肉の緊張バランスが変化する。その結果、それら咀嚼筋群に連動している骨盤や背骨に付着している全身の骨格筋群の筋肉の緊張バランスが変化し、不正な異常緊張が改善され、ストレスが改善され、それまであったそれら全身の骨格筋群の異常緊張によってもたらされていた筋肉の凝りや痛みが改善され、さらに、背骨の終点に位置する脳幹の機能が改善され、低体温や視力、平衡バランス機能の改善や指筋力の向上に示されるような全身的な不調や不定愁訴が改善される。
このような咬合矯正の初期段階では、全身の骨格筋群の異常緊張は解消し、脳幹機能も改善され、全身の凝りや痛み、不調や不定愁訴は改善するが、一時的にそれまで平衡状態にあった、骨盤や背骨の歪みとそれらの歪みを引き起こしていた全身の骨格筋群との調和が崩れ、アンバランスな状態となる。これは、全身の骨格筋群が不正に異常緊張していたため、それに符合する骨盤や背骨の歪みを引き起こしていたものが、筋肉の異常緊張がなくなったため、歪んだ骨盤や背骨とは、不調和な状態となるのである。すなわち、骨盤や背骨等の骨は、筋肉よりも遅れて反応するのである。
従って、身体は調和を求めて、骨盤や背骨は歪みが是正された状態に変化しようとする。その変化によって、再び、骨盤や背骨に付着していた全身の骨格筋群のバランスは変化し、異常緊張を生じる。その変化はそれら筋肉群に連動する咀嚼筋群に伝えられ、顎に付着する咀嚼筋群もバランスが変化し、その結果、咬合バランスが変化して咬合ズレを生起する。
そこで、再度、咬合矯正を行うことによって、咀嚼筋群、全身の骨格筋群、骨盤や背骨の歪みの改善、脳幹機能の改善の順で、全身的な改善効果を得ることができるのである。このサイクルを多数回行うほど、より良い咬合バランスに導けると同時に、安定した全身症状の改善をもたらすことができるのである。このことは、発明者によって、21年間に渡る9000症例を超える臨床実践によって確認されている。
そのため、咬合バランスを改善した後の時間経過の中で、すなわち日常生活をしていく中で、徐々に骨盤や背骨の歪みを改善させ、咬合ズレを生起させた後、再び咬合矯正を行うしかなかった。
特開2003−235877号公報
村津和正著,「歯は臓器だった」,株式会社KOS
上述したように、従来は、咬合ズレの部分を切削して正しい咬合に矯正しても、時間の経過と共に咬合ズレを生起するので、一貫した咬合矯正治療が行えないという欠点を有していた。そのため、短期間経過の中で咬合矯正を迅速に行う治療が望まれていた。すなわち、短期間で長期間経過後の咬合ズレと同じ咬合ズレを生起させると、短期間内でその咬合ズレを多数回矯正して期間経過後には咬合ズレが再発しないような歯の矯正治療が望まれていた。
本発明は、このように短期間内で咬合ズレを人工的に多数回発生させる器具に関するものであり、この器具を用いて咬合ズレを生起させ、その都度、矯正治療を行い、最終的に短期間で正しい咬合となるような治療が可能となる。
そこで、短期間内に咬合ズレを人工的に発生させるための器具として本発明の歯の治療具を提供するものであり、その原理は、患者が足置台上に直立不動の姿勢で立ち、足置台の上下昇降を繰返しながら患者に降下衝撃を付与して患者の骨盤に衝撃に伴う刺激を伝え、その骨盤刺激によって咬合ズレを人工的に生起するものであり、一回の機械的衝撃に伴い発生する骨盤刺激後の咬合ズレを矯正し、その後、多数回の刺激、及び矯正を繰返すことにより、長期間での咬合ズレの発生・治療と同じ効果を生起するものである。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、歯の研削治療後の結果を短時間で確認できる歯の治療具を提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は以下のような歯の治療具を提供する。
請求項1に係る発明では、扇の先縁部分を外方に向けた略扇形状の左右足置台を、扇の前記先縁部分に設けた枢軸を中心に扇の要部分が上下揺動自在となるように構成すると共に、略扇形状の前記足置台は、扇の前記要部分に足裏の踵が、扇の前記先縁部分に足裏の爪先が、それぞれ載置されるように構成し、前記枢軸を中心に左右前記足置台を回動傾斜する際に前記足置台に載置した爪先の開き具合に応じて骨盤に各種衝撃を付与して仙骨を囲繞する腸骨を拡開し仙骨及び腸骨による規制を緩衝して脊椎を介して頭蓋骨を動かし咬合矯正による歯の変位を修正するように構成し、、上下揺動自在に構成した前記足置台の扇の前記要部分が揺動する下方位置には揺動駆動手段を配設し、前記揺動駆動手段は、前記足置台の扇の前記要部分を強制的に持上げる上昇駆動部と上昇した前記要部分の支持解除により患者の体重を含む自重により降下する降下動部とより構成し、前記降下動部の下方に衝撃発生部を設け、前記衝撃発生部は、前記降下動部の下方に設けた受台と扇の前記要部分に垂設した当接体とより構成すると共に、前記足置台が前記患者の体重を含む自重により降下する際に前記当接体が前記受台に衝突して前記足置台の扇の前記要部分に衝撃を繰返して付与する構成としたことを特徴とする歯の治療具。
請求項2に係る発明では、前記左右足置台は、前記足置台の扇の前記要部分が各々交互に上下動することを特徴とする請求項1に記載の歯の治療具。
請求項3に係る発明では、手摺を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の歯の治療具。
請求項4に係る発明では、前記上昇駆動部は、プッシュプルソレノイドで構成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の歯の治療具。
請求項5に係る発明では、前記上昇駆動部は、作動半径が漸増し漸増部の終端にて崖状に急減するタペットカムと、前記タペットカムを回動駆動する駆動部とで構成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の歯の治療具。
本発明に係る歯の治療具によれば、患者の足を広角度に載置できる足置台の扇の要部分を上下揺動自在とし、患者の踵側を上昇させた後に患者の体重を含む自重落下を受台と当接体とで瞬間的に停止させ、自重落下の衝撃を踵から骨盤にかけて集中して付与し、短時間で咬合バランス効果を骨盤や背骨の歪みの改善効果につなげ、咬合ズレを生起させることができる。
本発明の実施形態に係る歯の治療具の平面図である。 (a)は本発明の実施形態に係る歯の治療具の背面図で、(b)は正面図である。 本発明の実施形態に係る歯の治療具の右側面図である。 本発明の実施形態に係る歯の治療具の使用例を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る歯の治療具の内部機構を示した平面図である。 (a)は足置台の要部分が上昇した状態を示す図5におけるA−A断面図で、(b)は足置台の要部分が下降した状態を示す図5におけるA−A断面図である。 本発明の第二実施形態に係る歯の治療具の内部機構を示した平面図である。 (a)は足置台の要部分が上昇した状態を示す図7におけるB−B断面図で、(b)は足置台の要部分が下降した状態を示す図7におけるB−B断面図である。 手摺を付加した変形例に係る歯の治療具の斜視図である。 手摺を付加した変形例に係る歯の治療具の使用例を示す図である。
本発明は、略扇形状の左右足置台を互いに扇の先縁部分が外方を向いた状態で基台に揺動自在に配置し、略扇形状の足置台は、扇の要部分に踵が、扇の先縁部分に爪先がそれぞれ載置されるように構成することにより、足置台の要部分に発生する衝撃が可及的に放射扇形状に分散するようにし、略扇形状の足置台は、扇の先縁部分を中心に扇の要部分が上下揺動自在となるように構成し、上下揺動自在に構成した足置台の扇の要部分が揺動する下方位置には揺動駆動手段を配設し、揺動駆動手段は、足置台の扇の要部分を強制的に持上げる上昇駆動部と上昇した要部分の支持解除により患者の体重を含む自重により降下する降下動部とより構成し、降下動部の下方に衝撃発生部を設け、衝撃発生部は、降下動部の下方に設けた受台と扇の要部分に垂設した当接体とより構成すると共に、足置台が患者の体重を含む自重により降下する際に当接体が受台に衝突して足置台の扇の要部分に衝撃を繰返して付与する構成としたことを特徴とする歯の治療具である。すなわち、患者の足を広角度に載置でき、患者の体重を含む自重落下によって踵から骨盤にかけて衝撃を与え、短時間で咬合バランス効果を骨盤や背骨の歪みの改善効果につなげ、咬合ズレを生起させることができる。
[第一実施形態]
以下、本発明の第一実施形態に係る歯の治療具について図面を参照しながら説明する。
なお、本説明中において、左右同一又は左右対称等の構造や部品については、原則として同一の符号を付し、左右何れか一方のみを説明して、他方については説明を適宜省略する。
図1は第一実施形態に係る歯の治療具1の平面図であり、図2(a)は背面図、図2(b)は正面図、図3は右側面図を示している。また、図4は歯の治療具1を実際に使用している様子を示した図である。
本実施形態に係る歯の治療具1は、略扇形状の左右足置台2を互いに扇の先縁部分3が外方を向いた状態で基台4に揺動自在に配置し、略扇形状の足置台2は、扇の要部分5に踵が、扇の先縁部分3に爪先がそれぞれ載置されるように構成することにより、足置台2の要部分5に発生する衝撃が可及的に放射扇形状に分散するようにし、略扇形状の足置台2は、扇の先縁部分3を中心に扇の要部分5が上下揺動自在となるように構成し、上下揺動自在に構成した足置台2の扇の要部分5が揺動する下方位置には揺動駆動手段6を配設し、揺動駆動手段6は、足置台2の扇の要部分5を強制的に持上げる上昇駆動部7と上昇した要部分5の支持解除により患者100の体重を含む自重により降下する降下動部8とより構成し、降下動部8の下方に衝撃発生部9を設け、衝撃発生部9は、降下動部8の下方に設けた受台10と扇の要部分5に垂設した当接体11とより構成すると共に、足置台2が患者100の体重を含む自重により降下する際に当接体11が受台10に衝突して足置台2の扇の要部分5に衝撃を繰返して付与する構成としている。
本治療具1の外観は、矩形板状で4つの角部が面取りされた基台4と、基台4の上に配設された後述する内部機構を略閉塞する平面視略半円弧状のカバー12と、カバー12の上面をカバー12の曲率と同じ曲率で左右に略2分し、カバー12の上面を越えて突出するように配設された平面視略扇形状の左右2つの足置台2と、カバー12の上面において本治療具1の背面寄りで2つの足置台2の間に配設された操作パネル13と、本治療具1の背面においてカバー12の中央下部から延出する電源コンセント14によって構成されている。
基台4は、本治療具1の可動時に本治療具1を安定させるために、アルミニウムやステンレス等の金属材料や、アクリルや塩化ビニル等の合成樹脂材料を用いて、材料に応じた板厚で形成することが望ましい。
カバー12の上面には、足置台2と同形状の略扇形状で足置台2の外形よりも若干だけ大きい足置台セット孔15を足置台2に応じた左右2箇所に穿設すると共に、操作パネル13から内部機構に連設するスイッチ等の部品や配線を挿通可能とした操作パネル孔(図示せず)を形成している。また、カバー12は、薄肉でも軽量で強度が高いFRPやアクリル等の合成樹脂やアルミニウム等の金属材料で形成することが望ましい。
足置台2は板状に形成し、3つの角部が面取りされている。足置台2は、カバー12の内部において後述する足置台ベース16の上面に特に固定することなく交換可能なように載置され、足置台ベース16の動きと足置台2の動きとは連動する。足置台2は、扇の要部分5に踵を、扇の先縁部分3に爪先をそれぞれ載置することで、本治療具1の上に患者100が起立姿勢となる状態で使用される。
また、略扇形状に形成した足置台2を扇の先縁部分3が外方を向いた状態として左右に配設しているため、患者100の両爪先を略揃えた状態、すなわち扇の要部分5に載置した踵を支点として両爪先で形成される角度をほとんど有さない状態から、爪先を略180°まで開いた状態までを任意に選んで使用することができる。
また、足置台2は、後述する内部機構によって扇の先縁部分3を中心に扇の要部分5が上下揺動し、下降時に患者100の体重を含む自重によって落下するように構成されている。更に、下降端では落下を急停止させ踵側に衝撃を繰返して付与することができるように後述する衝撃発生部9を備えている。
また、左右足置台2を略扇形状としているため、足置台2の要部分5に発生する衝撃を可及的に放射扇形状に分散させることができる。
なお、足置台2は、自重落下の急停止による衝撃を可能な限り踵へ伝達できる材質として軽量で硬い材料を使用することが望ましく、また、素足で載っても温かみを感じることができる材料として木材を用いているが、材質については特に限定されない。更に、足置台2の表面には、滑り止め機構として、例えば、足置台2の表面にエンボス加工等による凹凸を形成したり、ゴムシートやシリコンシート等の樹脂部材を貼着することが望ましい。
以上のように構成された本治療具1は、例えば図4に示すように爪先を略180°まで開いた状態で、患者の体重を含む自重落下によって踵から骨盤に衝撃を与えたときに最も効果を奏する。なお、ここでの略180°とは、各患者が開くことができる爪先の最大の角度を示したものであり、多くの場合150°〜180°の範囲となる。
ここで、本治療具1が歯の治療に及ぼす影響と簡単なメカニズム、及び実験機による結果について説明する。
発明者が提唱する歯の治療方法は、歯は体全体のコントロールを行なう中枢の一部であるとみなし、歯は人間の臓器の一部との考えに基づくものである。上あごの歯群と、下あごの歯群との咬み合わせを最適化すべき治療としては、上あごの歯群と下あごの歯群とで咬合紙を噛ませ、咬合面の着色を行ない、不均一な着色部を研削して咬合面が均一に着色されるまで研削を行なうとともに、例えば、左右の足首の位置ずれを測定し、左右の足首の位置ずれがなくなるまで咬合面の研削を行なうことで咬み合わせの状態を確認するようにしている。
咬合面の研削は、多くの場合、ミクロン(μ)オーダーの非常に微小なものである。咬合矯正を行うことによって、上下の顎や顎関節に付着している咀嚼筋群の筋肉の緊張バランスが変化する。その結果、それら咀嚼筋群に連動している骨盤や背骨に付着している全身の骨格筋群の筋肉の緊張バランスが変化し、不正な異常緊張が改善され、ストレスが改善され、それまであったそれら全身の骨格筋群の異常緊張によってもたらされていた筋肉の凝りや痛みが改善され、さらに、背骨の終点に位置する脳幹の機能が改善され、低体温や視力、平衡バランス機能の改善や指筋力の向上に示されるような全身的な不調や不定愁訴が改善される
しかし、咬合矯正の初期段階では、全身の骨格筋群の異常緊張は解消し、脳幹機能も改善され、全身の凝りや痛み、不調や不定愁訴は改善するが、一時的にそれまで平衡状態にあった、骨盤や背骨の歪みとそれらの歪みを引き起こしていた全身の骨格筋群との調和が崩れ、アンバランスな状態となる。これは、全身の骨格筋群が不正に異常緊張していたため、それに符合する骨盤や背骨の歪みを引き起こしていたものが、筋肉の異常緊張がなくなったため、歪んだ骨盤や背骨とは、不調和な状態となるのである。すなわち、骨盤や背骨等の骨は、筋肉よりも遅れて反応するのである。
従って、身体は調和を求めて、骨盤や背骨は歪みが是正された状態に変化しようとする。その変化によって、再び、骨盤や背骨に付着していた全身の骨格筋群のバランスは変化し、異常緊張を生じる。その変化はそれら筋肉群に連動する咀嚼筋群に伝えられ、顎に付着する咀嚼筋群もバランスが変化し、その結果、治療後に咬み合わせに問題なしとの結果を得ても、日常生活によって、咬合バランスが変化して咬合ズレが再度生起してしまう。
発明者は、頭蓋骨と連設した脊椎の土台である骨盤に衝撃を与えることで、顎骨を含む頭蓋骨を微妙に振動させることができることを見出した。更に、発明者は、骨盤への衝撃を比較的楽な姿勢で最も効率よく与えるためには、踵を揃えて両爪先を略180°(150°〜180°)開いた状態とすれば仙骨を囲繞する腸骨が外側に開くため、仙骨、及び恥骨による規制が緩んで頭蓋骨を支える脊椎が動きやすい状態になること、及びその状態で骨盤に衝撃を与えることを見出した。
すなわち、下肢の股関節の骨頭は腸骨に繋がっているため、踵への衝撃は腸骨を介して骨盤全体に振動を与え、ひいては脊椎全体に、更には、頭蓋骨へとその振動を伝えるのである。なお、骨盤は、腸骨、仙骨、恥骨によって構成されている。
また、発明者は、骨盤への振動付与の方法として、患者の体重を利用し、起立状態の患者の踵側を落下させ急停止させれば、体重に応じた重力が加速度的に衝撃として骨盤に伝わることを見出した。
以上のようなメカニズムにより、咬み合わせ治療後に本治療具を使用すれば、短期間で長期間経過後の咬合ズレと同じ咬合ズレを生起させることができるため、これを複数回繰り返せば短期間内で、咬合ズレが再発しないような正常な咬み合わせ治療を行なうことができる。
Figure 0005898246
ここで、表1は、本治療具1と同機構で両足の爪先の開き角度を略0°から略180°まで可変して載置できる実験機を用いて、初期的に歯の切削を行い咬み合わせを矯正した初診患者に対し、両踵の内側距離を略7cm離した状態で揃え、爪先を略0°(両足裏が互いに平行状態)とした状態、爪先を略30°開いた状態、及び爪先を略180°開いた状態で、1分間、2分間、3分間の使用をした後の歯の動きを確認した結果を示している。なお、各使用時間と開いた爪先の角度に応じた結果は、異なる初診患者各5人、合計35人の患者の結果であり、○は5人全ての歯が動いたことを示し、×は5人全ての歯が動かなかったことを示している。
なお、ここでの略180°とは、各患者が開くことができる爪先の最大の角度を示したものであり、多くの場合150°〜180°の範囲となる。また、実験に際しては、各患者が可能な最大角度で爪先を開くことができるように膝を曲げて爪先を開き、その後、両脚を伸ばして揃えるようにして背筋を伸ばしつつ起立姿勢とした状態で評価を行っている。これは、本治療具1の使用時においても同様である。
表1からも明らかなように、爪先を略180°開いた状態であれば1分間使用するだけで歯の動きを発生させることができるが、略30°以下であれば3分間使用しても歯を動かすことができなかった。なお、本結果は、後述する第二実施形態や変形例に係る歯の治療具1a,1bにおいても同様となる。
次に、本実施形態に係る歯の治療具1の各部の内部構造について詳述する。
図5は、本治療具1の内部機構を簡略的に示した平面図であり、図6(a)は、足置台2の要部分5が上昇した状態を示した図5におけるA−A断面図であり、図6(b)は、足置台2の要部分5が下降(落下)した状態を示した図5におけるA−A断面図である。
本治療具1は、上下揺動自在に構成した足置台2の扇の要部分5が揺動する下方位置には揺動駆動手段6を配設し、揺動駆動手段6は、足置台2の扇の要部分5を強制的に持上げる上昇駆動部7と上昇した要部分5の支持解除により患者100の体重を含む自重により降下する降下動部8とより構成し、降下動部8の下方に衝撃発生部9を設け、衝撃発生部9は、降下動部8の下方に設けた受台10と扇の要部分5に垂設した当接体11とより構成している。
上昇駆動部7は、プッシュプルソレノイド20を使用し、プッシュプルソレノイド20は足置台2の扇の要部分5の下方において基台4上に固定される。
プッシュプルソレノイド20は、励磁させることでシャフト21を上昇させ、励磁を解除することでシャフト21を略無負荷とすることができ、上昇時に一般的な人の体重の略2分の1程度を保持可能なものが選定される。
プッシュプルソレノイド20は、シャフト21を上昇させたときに足置台2の扇の要部分5を上昇させ、シャフト21を略無負荷とした状態、すなわち足置台2が下降端に位置した状態で足置台2が略水平となるような高さに配設される。
具体的には、プッシュプルソレノイド20に形成された4つの雌ネジ孔22に基台4の底面側から雄ネジ(図示せず)を螺着して固定するが、基台4の上面とプッシュプルソレノイド20の底面との間隔を決める所定高さの筒状の固定筒23を介在させ、固定筒23に雄ネジを挿通するようにしてプッシュプルソレノイド20を固定する。
なお、足置台2が下降端に位置した状態では、シャフト21の先端と後述するシャフト先端受部30との隙間は可能な限り近接するように配設することが望ましい。
また、プッシュプルソレノイド20は、図示しない電源装置と制御回路部に接続されており、シャフト21の上昇や無負荷の状態等が制御回路部によって制御され、これらの状態は、操作パネル13によって操作される。
ここで、操作パネル13は、例えば、図1に示すように、電源スイッチ25、モード切換スイッチ26、速度設定スイッチ27、及びタイマー設定スイッチ28等を備えている。
電源スイッチ25をON状態にすることで、本治療具1の使用が可能となり、モード切換スイッチ26によって左右の足置台2の扇の要部分5を交互に上下揺動させるか、同時に上下揺動させるかを選択でき、速度設定スイッチ27によって上下揺動の速度を選択でき、更に、タイマー設定スイッチ28によって上下揺動の動きを停止、または同時に電源をOFF状態とすることができる。
従って、本治療具1を使用する患者100や医師等は、状況に応じて足置台2の上述した各挙動を任意に設定することができる。
降下動部8は、足置台2を載置可能な足置台ベース16と、シャフト先端受部30とで構成している。また、降下動部8は、扇の先縁部分3を中心に扇の要部分5を上下揺動させるために降下動部8と基台4とを回動自在とする回動支点部32と連設している。
足置台ベース16は、足置台2と略同形状であり、カバー12の内部に配設され、プッシュプルソレノイド20のシャフト21の上昇、下降に応じて扇の先縁部分3を中心に扇の要部分5が上下揺動するように構成している。
足置台ベース16は、足置台2、及び患者100の体重を含む自重により降下する際の後述する衝撃発生部9による衝撃に耐え、しかも、プッシュプルソレノイド20によるスムーズな上昇を可能とするために、軽量で高強度の材質、例えば、アルミニウム等の金属材料の使用が望まれる。
シャフト先端受部30は、足置台ベース16の裏面における扇の要部分5であって、プッシュプルソレノイド20のシャフト21の先端部が位置する箇所に設けられた円柱状の部品である。シャフト先端受部30は、足置台ベース16に直にシャフト21の先端部が接触しないようにして足置台ベース16の変形等を防止するためのものであり、ステンレス等の耐摩耗性に優れた材料を使用することが望ましい。
回動支点部32は、足置台ベース16の先縁部分3の下方の基台4上において、1つの扇の円弧両端近傍に立設し、上部に軸孔を有する軸止柱33,33と、足置台ベース16の裏面における扇の先縁部分3であって、両軸止柱33の対向する内側に各軸止柱33に近接して設けられたベアリング(図示せず)を内設したガイド34,34と、両軸止柱33の軸孔に挿入固定され、両ガイド34のベアリングを介して軸通される枢軸35とで構成している。従って、足置台ベース16は、枢軸35を中心にして回動自在となることで、扇の先縁部分3を中心に扇の要部分5を上下揺動可能となる。
衝撃発生部9の受台10は円柱状に形成し基台4上に立設され、上昇駆動部7よりも更に外側に配設される。すなわち、扇の要部分5の端部近傍であって、患者100の踵の真下に位置する。受台10は、後述する当接体11と激しく接触するため、耐摩耗性に優れたステンレス等の金属材料の使用が望ましく、更に、高硬度を備えることで踵への衝撃の伝播を向上させることができる。
当接体11は、受台10と対向する足置台ベース16の底面に垂設し、受台10よりも若干だけ外径が小さく高さが低い円柱状に形成されている。当接体11は受台10と激しく接触するため、耐摩耗性に優れたステンレス等の金属材料の使用が望ましく、更に、高硬度を備えることで踵への衝撃の伝播を向上させることができる。
なお、2つのプッシュプルソレノイド20は、互いの周期を同じとすれば左右の踵を同時に昇降可能にすると共に、半周期ずらすことで左右の踵を相互に昇降させることができる。
このように、降下動部8の下方に衝撃発生部9を設けることで、足置台2が患者100の体重を含む自重により降下する際に当接体11が受台10に衝突して足置台2の扇の要部分5に衝撃を付与することができる。
以上のように、第一実施形態に係る歯の治療具1は構成している。
このように構成することで、足置台2は回動支点部32の枢軸35を中心にして足置台2の扇の要部分5を上下揺動自在とし、プッシュプルソレノイド20のシャフト21が上昇することで患者100を上昇させ、その状態からシャフト21を無負荷の状態に切り替えることで足置台2、足置台ベース16、及び患者100の体重を含んだ状態でこれらを自重落下させることができる。更に、下降端では自重落下を受台10と当接体11とで瞬間的に停止させることになるため、自重落下の衝撃を踵から骨盤にかけて集中して付与することができる。
[第二実施形態]
次に、第一実施形態に係る歯の治療具1の上昇駆動部7にプッシュプルソレノイド20ではなく、タペットカム37を用いた第二実施形態について説明する。
なお、第二実施形態では上昇駆動部7以外の上述した他の構成については第一実施形態と共通するため、特に明示しない限り、上昇駆動部7以外の構成については説明を適宜省略する。
図7は、第二実施形態に係る本治療具1aの内部機構を簡略的に示した平面図であり、図8(a)は、足置台2の要部分5が上昇した状態を示した図7におけるB−B断面図であり、図8(b)は、足置台2の要部分5が下降(落下)した状態を示した図7におけるB−B断面図である。
上昇駆動部7は、作動半径が漸増し漸増部の終端38にて崖状に急減するタペットカム37と、タペットカム37を回動駆動する駆動部39とで構成している。
タペットカム37は、図8(a)における側面視において回動軸40を中心に反時計回りに回動するように構成している。また、足置台ベース16の裏面には、タペットカム37の漸増する作動半径の終端38で崖状に急減する箇所41が真上に位置する部分、すなわち、プッシュプルソレノイド20を上昇駆動部7として用いた場合においてシャフト先端受部30が配設された位置に相当する部分に先端部を円弧状としたカム受部42を垂設している。
従って、タペットカム37が回動することでタペットカム37の作動半径の漸増に応じカム受部42を下方から上昇させることができる。そしし、作動半径が最も大きくなった漸増部の終端38でカム受部42は最も高くなる。すなわち、足置台ベース16の扇の要部分5が最も高い位置となる。また、漸増部の終端38を越えるとタペットカム37が急減するため、足置台2、足置台ベース16、及び患者100の体重を含む自重と共に落下する。落下した足置台2等は、衝撃発生部9によって落下が急停止され、患者100の踵側に衝撃が付与される。
なお、タペットカム37とカム受部42は、患者100の体重を支えながら摺動するため、耐摩耗性に優れ高硬度の材質、例えば、鋼材やステンレス等の金属材料の使用が望ましい。また、カム受部42の先端部には、タペットカム37の回動による摩擦を軽減させるためにベアリング43を配設することが望ましい。
駆動部39は、モータ軸プーリ48を備えたモータ44と無端状のベルト45と回動軸プーリ49を備えた回動軸40と軸柱46とで構成している。モータ44は、基台4上の略中央において軸線方向を図7における左右方向として載置固定され、タペットカム37を回動する動力となる。
回動軸40は、モータ軸47と同様に図7における左右方向に軸線方向を向け、左右足置台2の下方において扇の要部分5近傍に跨るようにして配設される。回動軸40の両端部にはタペットカム37が連設され、基台4上に立設した軸柱46を両タペットカム37の各内側近傍に軸架することでタペットカム37を回動自在とする。なお、軸柱46には回動軸40と軸柱46との摩擦を軽減するために、ベアリング(図示せず)を内設している。
また、モータ軸47と回動軸40との間にはベルト45が張架され、ベルト45を介してモータ44の動力がモータ軸プーリ48と回動軸プーリ49によって回動軸40に伝わり、回動軸40に連設したタペットカム37を回動させることができる。
以上のように構成することで、足置台2は回動支点部32の枢軸35を中心にして足置台2の扇の要部分5を上下揺動自在とし、タペットカム37の作動半径の漸増に応じてカム受部42を介して足置台ベース16が上昇することで患者100を上昇させ、その状態からカム受部42が漸増部の終端38を超えると、足置台2、足置台ベース16、及び患者100の体重を含んだ状態でこれらを自重落下させることができる。更に、下降端では自重落下を受台10と当接体11とで瞬間的に停止させることになるため、自重落下の衝撃を踵から骨盤にかけて集中して付与することができる。
なお、2つのタペットカム37は、互いの終端38位置を揃えることで左右の踵を同時に昇降可能にすると共に、180°ずらすことで左右の踵を相互に昇降させることができる。
以上のように、上述した第一実施形態に係る歯の治療具1、及び第二実施形態に係る歯の治療具1aを用いることで、効果的に骨盤に衝撃を与えることができるため、短期間で長期間経過後の咬合ズレと同じ咬合ズレを生起させることができる。従って、咬合矯正と本治療具1,1aの使用を複数回繰り返せば短期間内で、咬合ズレが再発しないような正常な咬み合わせ治療を行なうことができる。
また、左右足置台2を略扇形状としているため、患者100の状態に応じて足の開き具合を略0°〜略180°まで任意に使用することができる。従って、骨盤に最も衝撃を与えて歯を最も短時間で動かすことができる略180°に足を開くことができない患者100でも、可能な範囲で足を開いて使用することができる。
また、左右足置台2を略扇形状としているため、足置台2の扇の要部分5に発生する衝撃が可及的に放射扇形状に分散するため、矩形状や長円形状の足置台に比して爪先に与える衝撃を緩和することができる。従って、足置台2上に起立姿勢で載置した患者100は、爪先を意識することなく踵に集中して本治療具1,1aを使用することができる。
また、本治療具1,1aによれば、爪先を開くに従って骨盤への衝撃を高めることができるため、歯の治療に限らず、健康器具としての使用も有効である。
[変形例]
次に、本第一・第二実施形態に係る歯の治療具1,1aに手摺50を付加した変形例について説明する。
なお、本変形例では上述した他の構成については共通するため、特に明示しない限り、共通する構成については説明を適宜省略する。
図9は本変形例に係る手摺50を付加した本治療具1bの斜視図であり、図10は本変形例に係る手摺50を付加した本治療具1bを実際に使用している様子を示した図である。
本変形例に係る手摺50は、基台4上面の4隅近傍に4つの脚部51を立設し、後方(電源コンセント14が配設されていない側)の角部間以外の隣接する角部間の脚部51が上部において連設するように構成している。具体的には、開放側を下方へ向けた正面視略コ字状の前手摺52を基台4上面の前方2箇所の角部近傍に立設し、側面視略逆L字状の2つの横手摺53の一端部を基台4上面の後方2箇所の角部近傍に各々立設すると共に、他端部を前手摺52の上部近傍に連結した構成としている。
手摺50はパイプ状であり、強度の面から鉄やアルミニウム等の金属材料を用いることが望ましい。また、前手摺52の上端部の高さは、本治療具1bの足置台2上に患者100が起立姿勢で乗った際に、患者100の腹部近傍に位置する高さが望ましく、横手摺53の上端部の高さは、患者100の腰近傍に位置する高さが望ましい。
なお、横手摺53の脚部51を基台4上に立設するために、カバー12の上面に横手摺53の脚部51が挿入可能な孔を穿設し、カバー12内にて基台4上に立設している。
以上のように手摺50を構成することで、本治療具1bの足置台2上に患者が起立姿勢で乗り、踵の上下揺動を繰り返している際に身体の体勢が不安定になっても手摺50を把持することで体制を安定させることができる。特に、図10に示すように、爪先を略180度まで開いた状態で使用する際には体勢が不安定になり易いので、横手摺53等を把持しながら使用することが望ましい。
また、足を開き難い患者であっても、手摺50を把持することで爪先を開き易くなるため、可能な限り爪先を開くことで、咬合面の研削による歯の咬み合わせ治療後の短期間で長期間経過後の咬合ズレと同じ咬合ズレを生起させることができる。従って、咬合矯正と本治療具1bの使用を複数回繰り返せば短期間内で、咬合ズレが再発しないような正常な咬み合わせ治療を行なうことができる。
以上、説明したように、本発明に係る第一・第二実施形態、及び変形例に係る歯の治療具1,1a,1bは構成されており、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 歯の治療具
1a 歯の治療具
1b 歯の治療具
2 足置台
3 先縁部分
4 基台
5 要部分
6 揺動駆動手段
7 上昇駆動部
8 降下動部
9 衝撃発生部
10 受台
11 当接体
20 プッシュプルソレノイド
37 タペットカム
38 終端
39 駆動部
50 手摺
100 患者

Claims (5)

  1. 扇の先縁部分を外方に向けた略扇形状の左右足置台を、扇の前記先縁部分に設けた枢軸を中心に扇の要部分が上下揺動自在となるように構成すると共に、
    略扇形状の前記足置台は、扇の前記要部分に足裏の踵が、扇の前記先縁部分に足裏の爪先が、それぞれ載置されるように構成し、
    前記枢軸を中心に左右前記足置台を回動傾斜する際に前記足置台に載置した爪先の開き具合に応じて骨盤に各種衝撃を付与して仙骨を囲繞する腸骨を拡開し仙骨及び腸骨による規制を緩衝して脊椎を介して頭蓋骨を動かし咬合矯正による歯の変位を修正するように構成し、
    上下揺動自在に構成した前記足置台の扇の前記要部分が揺動する下方位置には揺動駆動手段を配設し、
    前記揺動駆動手段は、前記足置台の扇の前記要部分を強制的に持上げる上昇駆動部と上昇した前記要部分の支持解除により患者の体重を含む自重により降下する降下動部とより構成し、
    前記降下動部の下方に衝撃発生部を設け、
    前記衝撃発生部は、前記降下動部の下方に設けた受台と扇の前記要部分に垂設した当接体とより構成すると共に、前記足置台が前記患者の体重を含む自重により降下する際に前記当接体が前記受台に衝突して前記足置台の扇の前記要部分に衝撃を繰返して付与する構成としたことを特徴とする歯の治療具。
  2. 前記左右足置台は、前記足置台の扇の前記要部分が各々交互に上下動することを特徴とする請求項1に記載の歯の治療具。
  3. 手摺を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の歯の治療具。
  4. 前記上昇駆動部は、プッシュプルソレノイドで構成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の歯の治療具。
  5. 前記上昇駆動部は、作動半径が漸増し漸増部の終端にて崖状に急減するタペットカムと、前記タペットカムを回動駆動する駆動部とで構成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の歯の治療具。
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