JP5897402B2 - 電子機器筐体構造 - Google Patents
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Description
(構成)
図1および図2は、第1の実施の形態を示す。図1は、第1の実施の形態の電子機器筐体1の全体の概略構成を示す斜視図、図2は電子機器筐体1の内部構成を示す縦断面図である。図2に示すように本実施の形態の電子機器筐体1は、冷却対象である発熱体となる電子機器2を収納する箱型の筐体本体3の天井部3aの壁面パネル4を薄型の冷却ユニット5によって形成したものである。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の電子機器筐体1の使用時には、電子機器筺体1の外部の外部ファン13と、電子機器筺体1の内部の内部ファン15とが駆動される。そして、内部ファン15の駆動により、図2中に矢印で示すように吸熱用ヒートシンク10側から吸い込んだ電子機器筺体1の内部の空気が内部ダクト14を通り、内部ファン15から電子機器筺体1の下部に送風され、続いて第1の風向案内板16によって電子機器筺体1の底面に沿って第2の風向案内板17側に向けて流れたのち、第2の風向案内板17によって上向きに流れる。これにより、電子機器筺体1の内部に空気の対流が発生するので、電子機器2の熱はこの電子機器筺体1の内部空気の対流により、吸熱用ヒートシンク10側に伝熱される。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態の電子機器筺体1では、薄型の冷却ユニット5を壁面パネル4に配置することで、薄型の冷却ユニット5を筺体1の壁面パネル4と兼用することができる。これにより、温度調整用の冷却ユニット5が薄型で、温度調整機能を備え、運用スペースを取らない、実装性の優れた電子機器筺体1が得られる。そのため、例えばCOTS品等のような動作温度範囲の狭い電子機器2であっても、筺体1内に収納し、温度制御することで、幅広い環境温度で運用することが可能になる。また、冷却ユニット5を電子機器筺体1の壁面パネル4と共用可能なので、低コスト化を図ることができる。
(構成)
図3は、第2の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1および図2参照)の電子機器筐体1の構成を次の通り変更した変形例である。なお、図3中で、図1および図2と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の電子機器筐体21の使用時には、電子機器筺体21の外部の外部ファン13が駆動される。この外部ファン13の駆動により、図3中に矢印で示すように吸い込み口12aから吸い込んだ外気が外部ダクト12の内部を放熱用ヒートシンク9に沿って流れ、排気口12bから外部に排気される。これにより、外部ダクト12内の外部空気の流れにより、放熱用ヒートシンク9から外部に放熱される。
そこで、本実施の形態では、電子機器2に予め組み込まれている内蔵ファン22から吹き出される吹出し風を電子機器筺体21の内部空気の対流に利用することができるので、電子機器筺体21の内部ファンを省略することができる。そのため、第1実施形態の効果に加え、電子機器筺体21の内部構成を一層、簡素化することができる。
(構成)
図4は、第3の実施の形態を示す。本実施の形態は第1の実施の形態(図1および図2参照)の電子機器筐体1の変形例である。なお、図4中で、図1および図2と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の電子機器筐体31の使用時には、電子機器筺体31の外部の外部ファン13が駆動される。この外部ファン13の駆動により、図4中に矢印で示すように吸い込み口12aから吸い込んだ外気が外部ダクト12の内部を放熱用ヒートシンク9に沿って流れ、排気口12bから外部に排気される。これにより、外部ダクト12内の外部空気の流れにより、放熱用ヒートシンク9から外部に放熱される。
そこで、本実施の形態では電子機器筐体31の内部で発生される空気の自然対流によって電子機器筺体31の内部の電子機器2を冷却させることができる。そのため、電子機器筺体31の内部ファンを省略することができるので、第1実施形態の効果に加え、電子機器筺体21の内部構成を一層、簡素化することができる。
(構成)
図5および図6は、第4の実施の形態を示す。本実施の形態は第1の実施の形態(図1および図2参照)の電子機器筐体1の変形例である。なお、図5および図6中で、図1および図2と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の電子機器筐体41の使用時には、電子機器筺体41の外部の外部ファン13が駆動される。この外部ファン13の駆動により、図5中に矢印で示すように吸い込み口12aから吸い込んだ外気が外部ダクト12の内部を放熱用ヒートシンク9に沿って流れ、排気口12bから外部に排気される。これにより、外部ダクト12内の外部空気の流れにより、放熱用ヒートシンク9から外部に放熱される。
そこで、上記構成のものにあっては電子機器筐体41の内部で発生される空気の自然対流によって電子機器筺体41の内部の電子機器2を冷却させることができる。そのため、本実施の形態でも電子機器筺体41の内部ファンを省略することができるので、第1実施形態の効果に加え、電子機器筺体41の内部構成を一層、簡素化することができる。
(構成)
図8乃至図10は、第5の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1および図2参照)の電子機器筐体1の変形例である。なお、図8乃至図10中で、図1および図2と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の電子機器筐体51の使用時には、電子機器筺体51のファン52が駆動される。このファン52の駆動により、図9中に矢印で示すように吸い込み口12aから吸い込んだ外気が外部ダクト12の内部を放熱用ヒートシンク9に沿って流れ、排気口12bから外部に排気される。これにより、外部ダクト12内の外部空気の流れにより、放熱用ヒートシンク9から外部に放熱される。
そこで、上記構成のものにあっては電子機器筐体51の内部と外部ダクト12の内部とを共通のファン52でそれぞれ送風させることができる。そのため、第1実施形態の効果に加え、電子機器筺体51の内部構成を一層、簡素化することができる。
Claims (3)
- ペルチェモジュールの片面側に放熱用ヒートシンク、他の片面側に吸熱用ヒートシンクがそれぞれ配設された冷却ユニットによって電子機器筺体の壁面パネルを形成し、
前記吸熱用ヒートシンクが前記電子機器筺体の内部に配置され、前記放熱用ヒートシンクが前記電子機器筺体の外部に配置され、
前記電子機器筺体は、前記電子機器筺体の内部に吸熱用の空気の対流を発生させる対流発生手段と、前記電子機器筺体の外部に放熱用の送風を通風させるファンとを1つのファンで共用した
ことを特徴とする電子機器筐体構造。 - 前記電子機器筺体は、前記ファンの排気部に前記電子機器筺体の内外の空気の混入を防止する空気混入防止手段を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器筐体構造。 - 前記空気混入防止手段は、前記ファンの排気部に前記ファンの回転方向と前記ファンの排気の流れ方向とによって傾斜の方向を設定した整流板を配置したものである
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器筐体構造。
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