JP5897209B2 - オイル充填装置及びこれを備えたオイル運搬船 - Google Patents

オイル充填装置及びこれを備えたオイル運搬船 Download PDF

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Description

本発明はオイル充填装置及びこれを備えたオイル運搬船に関するものである。より詳しくは、オイルを貯蔵タンク内に充填するとき、揮発性有機化合物(VOC;Volatile Organic Compound)の発生を抑制することができるオイル充填装置及びこれを備えたオイル運搬船に関するものである。
陸上または海上の原油生産施設、原油貯蔵施設、原油運搬船などには、原油、石油、液化ガスまたはその他の鉱物性液状化物などのオイルが貯蔵タンクに貯蔵されているが、貯蔵タンク内の温度や圧力の変化によって貯蔵タンクの上部には液状オイルから発生した気相成分の揮発性有機化合物(Volatile Organic Compound;VOC)が満ちることになる。
このような揮発性有機化合物はオイルを貯蔵タンクに充填する過程でも発生することがある。供給パイプから貯蔵タンクにオイルを充填するとき、オイルの落下過程で過度な圧力降下が発生することがあり、このような圧力降下によってオイルが蒸発しながら揮発性有機化合物が発生するものである。
揮発性有機化合物は、メタン、プロタン、ブタン及びエタンのような多様な有機化合物を含んでいる。これらは人体に有害で、大気中に排出される場合はスモッグなどの原因となって大気汚染を引き起こすことになる。具体的に、揮発性有機化合物は大気中で移動性が強く、においを発生させるだけでなく、潜在的な毒性及び発癌性を持っており、酸化窒素及び他の和合物質と光化学的に反応してオゾンを形成するため、これらによる環境汚染は特に関心を集めている実情である。また、このように発生した揮発性有機化合物を大気中に排出すれば、その分だけ原油などのオイルの損失が発生するものである。よって、オイルを充填するとき、揮発性有機化合物が発生することを低減させる必要がある。
発明の背景となる技術として、特許文献に記載したようなローディングカラムにおける方法及び設備は供給パイプの横断面より明らかに広いローディングカラムの横断面を有し、螺旋状の下方流動パターンを有し、原油が移動するようになっている。
特許文献の従来技術は供給パイプより相対的に広い横断面を持つローディングカラムが必要であるので、ローディングカラムを設置するために大きな設置空間を要求する欠点がある。
本発明の実施例は、オイルを貯蔵タンク内に充填するとき、揮発性有機化合物の発生を抑制することができるオイル充填装置及びこれを備えたオイル運搬船を提供する。
本発明の一側面によれば、供給パイプに連結され、オイル(oil)を貯蔵タンクに充填するオイル充填装置であって、前記供給パイプが連結され、前記貯蔵タンクの内部に垂直に配置されるローディングパイプと;前記ローディングパイプの下端に連結され、前記ローディングパイプから流出される前記オイルの圧力降下を引き起こす圧力降下モジュールを含み、前記圧力降下モジュールが前記ローディングパイプの下端と連結される圧力降下パイプと;前記圧力降下パイプの内部に横方向に設置される多孔のオリフィス(orifice)と;前記圧力降下パイプの下端と一端が連通し、他端が閉鎖される垂直管と、前記垂直管と連通し、前記垂直管の他端から一定距離だけ離隔して前記垂直管の側壁から横方向に伸びる水平管と、を備えるT形分岐管と;を含む、オイル充填装置が提供される。
前記オリフィスは、前記圧力降下パイプの内部に互いに離隔して複数設置されることができる。
前記オリフィスは、回転によって前記圧力降下パイプの内部を開閉することができる。
前記圧力降下モジュールは、前記オリフィス(orifice)の上部に配置され、前記圧力降下パイプの内部に横方向に設置されるメッシュ部をさらに含むことができ、前記メッシュ部は、網目が交差するように前記ローディングパイプの内部に多段に積層される複数のメッシュ網を含むことができる。
前記圧力降下モジュールは、前記水平管が連結され、前記圧力降下パイプの直径より大きな直径を有する円筒形のチャンバーをさらに含むことができ、前記水平管から流出される前記オイルが前記チャンバーの内壁に接して螺旋状流動するように前記水平管は前記円筒形のチャンバーの上端に接線方向に連結されることができる。
前記圧力降下モジュールは、前記チャンバーの内側下部に設けられ、前記チャンバーの内側下部に蓄積するオイルを混合させるスタティックミキサー(static mixer)をさらに含むことができる。
前記チャンバーは、前記円形の上板と;前記上板が上端に結合されるように前記上板の縁部に対応する大きさを有し、側壁に前記水平管が連結される結合孔が形成され、前記ローディングパイプの直径より大きな直径を有する円筒体部と;前記円筒体部の下部縁部に対応する大きさを有し、前記円筒体部の下部縁部に連結され、前記オイルが流出される流出孔を有する下板と;を含むことができる。
前記圧力降下モジュールは、下部に連結され、複数設置されることができる。
前記流出孔に連結される流出管と;前記圧力降下モジュールをバイパスするように前記流出管と前記ローディングパイプとを連結するバイパスラインと;前記バイパスラインに設置されるバルブと;をさらに含むことができる。
本発明の他の側面によれば、船体と;前記船体内に設けられ、供給パイプから流入するオイル(oil)が充填される貯蔵タンクと;前記オイル充填装置と;を含む、オイル運搬船が提供される。
本発明の実施例によるオイル充填装置及びこれを備えたオイル運搬船は、オイルを貯蔵タンク内に充填するとき、揮発性有機化合物の発生を抑制することができる。
本発明の第1実施例によるオイル充填装置を示す図である。 図1に表示した線A−Aの断面図である。 図1に表示した線B−Bの断面図である。 図1に表示した線C−Cの断面図である。 図1に示した圧力降下モジュールの分解斜視図である。 本発明の第1実施例によるオイル充填装置のオリフィスの開閉構造を説明する図である。 本発明の第2実施例によるオイル充填装置を示す図である。 本発明の第3実施例によるオイル充填装置を示す図である。
本発明は多様な変換を加えることができ、さまざまな実施例を有することができ、特定の実施例を図面に例示し、詳細な説明において詳細に説明しようとする。しかし、これは本発明を特定の実施形態に限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるすべての変換、均等物ないし代替物を含むものとして理解されなければならない。本発明の説明において、関連の公知技術についての具体的な説明が本発明の要旨をあいまいにする可能性があると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
以下、本発明によるオイル充填装置の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明し、添付図面に基づく説明において、同一ないし対応の構成要素は同一参照符号を付け、これについての重複説明は省略する。
図1は本発明の第1実施例によるオイル充填装置を示す図であり、図2は図1に表示した線A−Aの断面図であり、図3は図1に表示した線B−Bの断面図であり、図4は図1に表示した線C−Cの断面図である。図5は図1に示した圧力降下モジュールの分解斜視図である。そして、図6は本発明の第1実施例によるオイル充填装置のオリフィスの開閉構造を説明する図である。
図1〜図5には、船体10、貯蔵タンク12、供給パイプ14、ローディングパイプ18、圧力降下パイプ20、フランジ22、メッシュ部24、第1オリフィス26、第2オリフィス27、チャンバー28、第3オリフィス29、垂直管30、水平管32、T形分岐管34、圧力降下モジュール36、流出管38、メッシュ網40、42、孔46、50、上板52、円筒体部54、結合孔55、下板56、流出孔58、スタティックミキサー60、蒸気処理ライン64、及び螺旋状流動66が示されている。
この実施例によるオイル充填装置は、供給パイプ14に連結され、オイル(oil)を貯蔵タンク12に充填するオイル充填装置であって、前記供給パイプ14が連結され、前記貯蔵タンク12の内部に垂直に配置されるローディングパイプ18と;前記ローディングパイプ18の下端に連結され、前記ローディングパイプ18から流出される前記オイルの圧力降下を引き起こす圧力降下モジュール36を含み、前記圧力降下モジュール36は、前記ローディングパイプ18の下端と連結される圧力降下パイプ20と;前記圧力降下パイプ20の内部に横方向に設置される多孔のオリフィス(orifice)26、27、29と;前記圧力降下パイプ20の下端と一端が連通し、他端が閉鎖される垂直管30と、前記垂直管30と連通し、前記垂直管30の他端から一定距離だけ離隔して前記垂直管30の側壁から横方向に伸びる水平管32と、を備えるT形分岐管34と;を含む。
ここで、オイル(oil)は、温度変化や圧力変化によって揮発性有機化合物を発生する可能性がある原油、石油、液化ガス、その他の鉱物性液状化物などを含む概念のものである。
この実施例によるオイル充填装置は、オイル運搬船の船体10に設けられる貯蔵タンク12に設置され、オイルを貯蔵タンク12内に充填するとき、揮発性有機化合物の発生を抑制することができる。
貯蔵タンク12は、陸上または海上のオイル生産施設、オイル貯蔵施設、オイル運搬船などに備えられることができる。この実施例においては、オイル運搬船の船体10に設けられた貯蔵タンク12を中心に説明する。
供給パイプ14は貯蔵タンク12の上部に水平に配置できる。これを通じて外部からオイルが貯蔵タンク12に流入する。貯蔵タンク12がオイル運搬船などの船体10に設けられたものである場合、供給パイプ14はオイル生産地のオイル貯蔵タンク12と連結され、オイル運搬船の貯蔵タンク12にオイルを供給できる。
ローディングパイプ18は供給パイプ14と連結され、貯蔵タンク12の内部に垂直に配置される。ローディングパイプ18の上端部は供給パイプ14と連結され、オイルを受けることができる。
圧力降下モジュール36は、ローディングパイプ18の下端に連結され、ローディングパイプ18から流出されるオイルの圧力降下を引き起こす。圧力降下モジュール36はオイルの流れに対する抵抗力を増加させ、圧力降下を引き起こす役目を担当するように後述する詳細構成を含むことができる。
ローディングパイプ18、圧力降下モジュール36を順に通過したオイルは流出管38を通じて貯蔵タンク12の内部に流入することができる。
ここで、圧力降下(pressure drop)は、オイルなどの流体が流動するパイプの一地点と他の下流地点との間の圧力差を意味することができる。
圧力降下モジュール36は、ローディングパイプ18の下端と連結される圧力降下パイプ20と;圧力降下パイプ20の内部に横方向に設置される多孔のオリフィス26、27、29と;圧力降下パイプ20の下端と一端が連通し、他端が閉鎖される垂直管30と、垂直管30と連通し、垂直管30の他端から一定距離だけ離隔して垂直管30の側壁から横方向に伸びる水平管32と、を備えるT形分岐管34と;を含むことができる。
また、圧力降下モジュール36は、オリフィス26、27、29の上部に配置され、圧力降下パイプ20の内部に横方向に設置されるメッシュ部24をさらに含むことができ、メッシュ部24は、網目が交差するようにローディングパイプ18の内部に多段に積層される複数のメッシュ網40、42を含むことができる。
圧力降下パイプ20は、ローディングパイプ18と実質的に同一の内径を有することができ、フランジ22によってローディングパイプ18の下端に連結できる。圧力降下パイプ20の内部に、上述したオリフィス26、27、29、メッシュ網40、42が横方向に結合され、ローディングパイプ18から流入するオイルの圧力降下を誘導することになる。例えば、圧力降下モジュール36で圧力降下量を調節してローディングパイプ18内の圧力をオイルの飽和圧力より高く維持することにより、ローディングパイプ18での揮発性有機化合物の発生を低減させることができる。
図2を参照すれば、メッシュ部24は圧力降下パイプ20の内部に多段に積層設置されたメッシュ網40、42を含む。メッシュ網40、42は圧力降下パイプ20の長手方向に沿って離隔して多段に積層できる。メッシュ網40、42は圧力降下誘発量に対応するように一段にも配置できる。メッシュ網40、42の外縁部は圧力降下パイプ20の内周面に対応するように形成されて固定される。
ここで、一段または多段、または単一または多重のような積層数またはメッシュ網40、42の網目の大きさは正格運転条件での流量及び貯蔵タンク12のオイルのレベル変化による影響を考慮して決定できる。
オイルがローディングパイプ18に沿って下方に流動するとき、重力によって流速が加速されることができるが、メッシュ部24のメッシュ網40、42によって速度が一部減速され、圧力降下を誘発できる。
したがって、メッシュ網40、42の設置位置での圧力降下パイプ20は、メッシュ網40、42によってローディングパイプ18の流路断面積に比べて相対的に小さな流路断面積を有することになるので、オイルがメッシュ網40、42を通過しながら流動するとき、圧力降下を一部誘発できるものである。
圧力降下モジュール36で圧力降下量を調節することにより、ローディングパイプ18内の圧力を一様に維持することができる。
オリフィス26、27、29は多数の孔46、50が形成された板状のもので、孔46、50の個数、大きさ、形態などは圧力降下量によって決定できる。一方、オリフィス26、27、29は圧力降下パイプ20の内部に長手方向に沿って互いに離隔して複数設置できる。この実施例においては、圧力降下パイプ20に三つの第1オリフィス26、第2オリフィス27及び第3オリフィス29を設置した形態を提示する。
第1オリフィス26及び第2オリフィス27は、一定距離だけ離隔して圧力降下パイプ20の長手方向に対して水平方向に配置される。そして、第1オリフィス26と第2オリフィス27との間には圧力降下パイプ20の長手方向に対して横方向に傾くように配置された第3オリフィス29が介在できる。第1オリフィス26、第2オリフィス27、及び第3オリフィス29の縁部は圧力降下パイプ20の内壁に固定されるか回転によって圧力降下パイプ20の内部を開閉するように構成できる。傾いて配置された第3オリフィス29はオリフィスを通過するオイルの接触面積を増加させて圧力降下効率を高めることができる。
オリフィスの個数、オリフィス間の離隔距離、オリフィスの孔46、50の個数、大きさ及び形態などの設計値は正格運転条件での流量及び貯蔵タンク12のオイルのレベル変化による影響を考慮して決定できる。
特に、オイル運搬船の種類または大きさが決定されれば、オイルの積み下ろしに必要な時間及び量が決定されることができ、それに相応してオリフィスの設計値を揮発性有機化合物の低減を期待することができる範囲内で決定できる。
すなわち、オイル運搬船の変更によってオイルの積み下ろしに必要な時間及び量が変更される場合、既存の設計値を変更し、変更された設計値を有するオリフィスに既存のものを入れ替えることで、揮発性有機化合物の低減性能を容易に調節することができる。また、オイルのRVP(Reid Vapor Pressure)が変わる場合、オリフィスの設計値を変更して揮発性有機化合物の発生を低減させることができる。
一方、オリフィス26、27、29は、回転によって圧力降下パイプ20の内部を開閉するように構成できる。図5を参照すれば、円板状のオリフィス26が圧力降下パイプ20の内部に水平方向に配置された状態で円板の中心線を通る円板の径方向に延びる線を軸として円板を回転させることによって圧力降下パイプ20の内部を開閉することができる。すなわち、円板状のオリフィス26を圧力降下パイプ20の長手方向に対して水平に回転させれば、圧力降下パイプ20の内部が閉鎖され、円板状のオリフィス26を圧力降下パイプ20の長手方向と同一の方向に回転させれば、圧力降下パイプ20の内部が開放することになる。もちろん、圧力降下パイプ20をオリフィス26で閉鎖させた状態でもオイルはオリフィスの孔46を通じて移動する。
第3オリフィス29の場合には楕円形のオリフィス29が圧力降下パイプ20に配置される。この場合も第3オリフィス29を回転させることで、圧力降下パイプ20の開閉が可能である。
オイルが貯蔵タンク12に流入して一定の高さまで満ちるとローディングパイプ18内の圧力が増加することができる。ローディングパイプ18の圧力が増加すれば、貯蔵タンク12にオイルを供給するための陸上側のポンプの全揚程(total head)が増加してポンピング効率が落ちるおそれがあるので、オリフィス26、27、29を回転させて圧力降下パイプ20の内部を開放し、圧力降下を弱めるものである。
T形分岐管34は、圧力降下パイプ20の下端と一端が連通し、他端が閉鎖される垂直管30と、垂直管30と連通し、垂直管30の他端から一定距離だけ離隔して垂直管30の側壁から横方向に伸びる水平管32と、からなる。圧力降下パイプ20を通過したオイルはT形分岐管34によって垂直流動から水平流動に流動方向が変わることになる。この際、水平管32が垂直管30の閉鎖された他端から一定距離だけ離隔して垂直管30に連結されるため、垂直管30の内部下端には水平管32の下端高さまでオイルが満ちることになる。垂直管30の内部下端を満たすオイルは圧力降下パイプ20を通過して垂直に落ちるオイルの衝撃を吸収する役目をすることになる。これにより、オイルが直接的にパイプの内壁に衝撃を加えることによって発生する可能性があるパイプの摩耗、振動騒音を減少させることができ、垂直に落ちるオイルとオイルの気相成分とが混合して気相成分を吸収することになる。
垂直管30の他端と水平管32との離隔距離は垂直管30の下部に満ちるオイルの量を決定することになるので、落下オイルの衝撃量によって多様に変更可能である。
圧力降下モジュール36は、水平管32が連結され、圧力降下パイプ20の直径より大きな直径を有する円筒形のチャンバー28をさらに含むことができ、水平管32から流出されるオイルがチャンバー28の内壁に接して螺旋状流動66するように、水平管32は円筒形のチャンバー28の上端に接線方向に連結できる。より詳細に、チャンバー28は、円形上板52と、上板52が上端に結合されるように上板52の縁部に対応する大きさを有し、側壁に水平板32が連結される結合孔55が形成され、ローディングパイプ18の直径より大きな直径を有する円筒体部54と、円筒体部54の下部縁部に対応する大きさを有し、円筒体部54の下部縁部に連結され、オイルが流出される流出孔58を有する下板56と、からなることができる。
チャンバー28はチャンバー28の内部で発生する揮発性有機化合物の蒸気圧に耐えることができる材質から構成され、結合孔55と流出孔58とを除いたすべての部位が密閉されており、安全規定が適用されるセーフティーバルブ及び蒸気処理ライン64を備えることができる。
蒸気処理ライン64の設置位置は船舶によって異なることができるので、図6のように限定されない。
T形分岐管34の水平管32はチャンバー28の上端に接線方向に連結され、水平管32を通過して流出されるオイルが直ちにチャンバー28の内壁に接して流入し、慣性力及び重力の影響を受けて流入したオイルが螺旋状に螺旋状流動66することになる。このときに発生する揮発性有機化合物の蒸気もチャンバー28の中心部位または中央に捕集できる。
チャンバー28に捕集されるオイルの気相成分または蒸気の量が増加する場合、既に捕集された蒸気によってチャンバー28の圧力がさらに増加し、蒸気の発生がさらに抑制されることや、流動するオイルに溶け込むことができることになる。
また、圧力降下モジュール36は、チャンバー28の内側下部に設けられ、チャンバー28の内側下部に蓄積されるオイルを混合させるスタティックミキサー60(static mixer)をさらに含むことができる。
スタティックミキサー60は、チャンバー28の内壁に沿って下るオイルを混合させ、オイルに含まれている気相成分の気泡(bubble)の大きさを減少させることになる。スタティックミキサー60としては、チャンバー28の内壁に沿って下るオイルを混合させ、オイルに含まれている気相成分の気泡の大きさを減少させることができる構造であればいずれも使用可能であろう。
チャンバー28の流出孔58には流出管38が連結され、流出管38を通じてチャンバー28の外部にオイルが流出される。流出管38は貯蔵タンク12の底面に近くに配置されるか、貯蔵タンク12内のオイルの分配配管と連結できる。
一方、ローディングパイプ18、圧力降下パイプ20及びT形分岐管34は設計によって互いに一体的に形成できる。
以下、この実施例によるオイル充填装置の作動方法について説明する。
図1を参照すれば、供給パイプ14とローディングパイプ18とを通じて移送されたオイルはメッシュ部24及び多孔のオリフィス26、27、29を通過することになる。この際、オイルがメッシュ部24または多孔のオリフィス26、27、29を通過するうちに圧力降下が発生することができ、T形分岐管34によって流動方向が変更され、チャンバー28の結合孔55まで到達することになる。
圧力降下して結合孔55を通じてチャンバー28に流入したオイルは慣性力及び重力の影響によってチャンバー28の内壁に接して螺旋状に螺旋状流動66することになる。一方、多孔のオリフィスを通過する過程で発生する可能性があるオイルの気相成分はチャンバー28の中央に捕集できる。このようにチャンバー28の中央に捕集されたオイルの気相成分はチャンバー28の内圧を上昇させることができる。
チャンバー28の内圧が上昇する場合、ローディングパイプ18の背圧が増加し、これによりこの実施例によるオイル充填装置の内部の全圧が上昇するので、オイルからの揮発性有機化合物の発生を一層減少させることができる。
図7は本発明の第2実施例によるオイル充填装置を示す図である。図7には、船体10、貯蔵タンク12、供給パイプ14、ローディングパイプ18、圧力降下モジュール36、及び流出管38が示されている。
この実施例によるオイル充填装置は、複数の圧力降下モジュール36が順次に配置されていることを除き、第1実施例と同様である。
最上部に配置された圧力降下モジュール36はローディングパイプ18の下端に連結され、上部に配置された圧力降下モジュール36の流出管38とその下部に配置される圧力降下モジュール36の圧力降下パイプとを互いに連結して複数の圧力降下モジュール36を順次に配置することができる。
このような設置によって、一つの圧力降下モジュール36で圧力降下を急激に減少させるときに発生し得るネガティブな影響と、貯蔵タンク12でのオイルの充填高さの増加に比例して陸上ポンプの水頭が増加することができるネガティブな影響と、を減少させることができることになる。
図8は本発明の第3実施例によるオイル充填装置を示す図である。図8には、船体10、貯蔵タンク12、供給パイプ14、ローディングパイプ18、圧力降下モジュール36、流出管38、バイパスライン68、及びバルブ70が示されている。
この実施例によるオイル充填装置は、圧力降下モジュール36の周辺に設置されたバイパスライン68及びバルブ70を除き、第1または第2実施例と同様であることができる。
第3実施例の特徴を調べると、圧力降下モジュール36をバイパスするように流出管38とローディングパイプ18とを連結するバイパスライン68が設置されることができ、バイパスライン68の中間にはバイパスライン68を開閉するバルブ70を設置できる。
バイパスライン68及びバルブ70が第2実施例に適用される場合、それぞれの圧力降下モジュール36をバイパスするようにそれぞれ設置できる。
バイパスライン68は、圧力降下モジュール36に含まれているオリフィスが開放せずにローディングパイプ18の圧力が過度に増加する場合、オイルの一部または全部が圧力降下モジュール36を迂回して流動することができるようにすることで、陸上ポンプの過度な水頭の増加を防止することができる。
また、第1または第2実施例で提示した圧力降下モジュール36の設置によって陸上ポンプの水頭が過度に増加する場合、バイパスライン68を通じてオイルの一部または全部が圧力降下モジュール36を迂回して流動することができるようにすることで、陸上ポンプの過度な水頭増加を防止することができる。
以上、添付図面に基づいて本発明の実施例を説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更しなくても他の具体的な形態に実施可能であることを理解することが可能であろう。例えば、当業者は各構成要素の材質、大きさなどを適用分野によって変更することや、実施形態を組み合わせて置換することで、本発明の実施例に明らかに開示されていない形態に実施することができるが、これも本発明の範囲を外れないものである。したがって、以上に記述した実施例はすべての面で例示的なもので、限定的なものとして理解してはならず、このような変形実施例は本発明の特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれると言える。
10 船体、12 貯蔵タンク、14 供給パイプ、18 ローディングパイプ、20 圧力降下パイプ、24 メッシュ部、26,27,29 オリフィス、28 チャンバー、30 垂直管、32 水平管、34 T形分岐管、36 圧力降下モジュール、38 流出管、40,42 メッシュ網、46,50 孔、52 上板、54 円筒体部、55 結合孔、56 下板、58 流出孔、60 スタティックミキサー、66 螺旋状流動、68 バイパスライン、70 バルブ

Claims (9)

  1. 供給パイプに連結され、オイル(oil)を貯蔵タンクに充填するオイル充填装置であって、
    前記供給パイプが連結され、前記貯蔵タンクの内部に垂直に配置されるローディングパイプと;
    前記ローディングパイプの下端に連結され、前記ローディングパイプから流出される前記オイルの圧力降下を引き起こす圧力降下モジュールを含み、
    前記圧力降下モジュールが前記ローディングパイプの下端と連結される圧力降下パイプと;
    前記圧力降下パイプの内部に横方向に設置される多孔のオリフィス(orifice)と;
    前記圧力降下パイプの下端と一端が連通し、他端が閉鎖される垂直管と、前記垂直管と連通し、前記垂直管の他端から一定距離だけ離隔して前記垂直管の側壁から横方向に伸びる水平管と、を備えるT形分岐管と;を含むことを特徴とする、オイル充填装置。
  2. 前記オリフィスは、
    前記圧力降下パイプの内部に互いに離隔して複数設置されることを特徴とする、請求項1に記載のオイル充填装置。
  3. 前記オリフィスは、
    回転によって前記圧力降下パイプの内部を開閉することを特徴とする、請求項1に記載のオイル充填装置。
  4. 前記圧力降下モジュールは、
    前記オリフィス(orifice)の上部に配置され、前記圧力降下パイプの内部に横方向に設置されるメッシュ部をさらに含み、
    前記メッシュ部は、
    網目が交差するように前記ローディングパイプの内部に多段に積層される複数のメッシュ網を含むことを特徴とする、請求項1に記載のオイル充填装置。
  5. 前記圧力降下モジュールは、
    前記水平管が連結され、前記圧力降下パイプの直径より大きな直径を有する円筒形のチャンバーをさらに含み、
    前記水平管から流出される前記オイルが前記チャンバーの内壁に接して螺旋状流動するように前記水平管は前記円筒形のチャンバーの上端に接線方向に連結されることを特徴とする、請求項1に記載のオイル充填装置。
  6. 前記圧力降下モジュールは、
    前記チャンバーの内側下部に設けられ、前記チャンバーの内側下部に蓄積するオイルを混合させるスタティックミキサー(static mixer)をさらに含むことを特徴とする、請求項5に記載のオイル充填装置。
  7. 前記チャンバーは、
    円形の上板と;
    前記上板が上端に結合されるように前記上板の縁部に対応する大きさを有し、側壁に前記水平管が連結される結合孔が形成され、前記ローディングパイプの直径より大きな直径を有する円筒体部と;
    前記円筒体部の下部縁部に対応する大きさを有し、前記円筒体部の下部縁部に連結され、前記オイルが流出される流出孔を有する下板と;を含むことを特徴とする、請求項5に記載のオイル充填装置。
  8. 前記流出孔に連結される流出管と;
    前記圧力降下モジュールをバイパスするように前記流出管と前記ローディングパイプとを連結するバイパスラインと;
    前記バイパスラインに設置されるバルブと;をさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載のオイル充填装置。
  9. 船体と;
    前記船体内に設けられ、供給パイプから流入するオイル(oil)が充填される貯蔵タンクと;
    請求項1〜8のいずれか一項に記載のオイル充填装置と;を含むことを特徴とする、オイル運搬船。
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