JP5896352B2 - スクミリンゴガイの産卵防止方法 - Google Patents

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本発明は、スクミリンゴガイが水路又は貯水区の岸部壁面に産卵しないようにするためのスクミリンゴガイの産卵防止方法に関する。
水路や水田の岸部壁面を見ると、長さ数cm程度のピンク色の塊が付着していることがある。この塊は、スクミリンゴガイ(いわゆるジャンボタニシ)という外来種の巻貝の卵塊である。スクミリンゴガイの卵塊は、見た目がグロテスクで目立つことに加えて、その産卵期には、岸部壁面に大量に産みつけられることもあり、景観を害するとして各地で問題となっている。また、卵から孵ったスクミリンゴガイは、水田の稲を食べることで知られている。景観を守るため、又は農作物への被害を抑えるという観点から、スクミリンゴガイの駆除は、近年、重要な課題となっている。
このような実状に鑑みて、カルガモやスッポンやコイなど、スクミリンゴガイを捕食する天敵を水田に放すことにより、スクミリンゴガイを駆除することが試みられた。しかし、この駆除方法では、天敵がスクミリンゴガイを捕食するスピードに限りがあるため、スクミリンゴガイの繁殖を完全には抑えることができず、結局は人手に頼ってスクミリンゴガイやその卵塊を駆除するなどしなければならないなど、その効果はいま一つであった。また、せっかく放したこれらの天敵を食用のためなどに捕える輩もおり、その見張りや減少した天敵の補充などにコストや手間を要するものとなっていた。
ところで、これまでには、農業用の水路から水田へと水を引き込む取水口を網で覆うことにより、スクミリンゴガイの水田への侵入を防止する方法も提案されている(例えば特許文献1,2)。しかし、この方法では、水田での産卵は防止できても、水路での産卵を防止できないなど、景観を守るという観点では十分な対策とは言えなかった。加えて、スクミリンゴガイは、水の無いところを移動することができるため、いくら取水口からの侵入を防止したとしても、必ずしも、スクミリンゴガイの水田への侵入を完全に防止できるとは言えなかった。
また、これまでには、銅粉を添加した樹脂からなる忌避剤を水路の岸部壁面における気中部分に塗布することにより、スクミリンゴガイを忌避する方法も提案されている(例えば特許文献3)。しかし、この方法は、岸部壁面が泥などにより汚れている場合には、予め岸部壁面を洗浄しておく必要があるなど、手間を要するものとなっていた。加えて、塗布した忌避剤が風雨や紫外線などにより岸部壁面から剥離したり劣化したりすると、その後は所望の忌避効果が得られなくなるおそがあるだけでなく、それに含まれる銅粉などが周辺環境に悪影響を及ぼすおそれもある。さらに、原料として高価な銅粉が必要であるため、忌避剤の価格を抑えることが困難であると考えられる。したがって、大規模な水路や水田の広い面積に忌避剤を塗布したい場合には、コスト的な問題が生じてしまう。
実登第3129760号公報 実登第3167910号公報 特開2008−137959号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、過大な手間やコストを要することなく、水路や水田の岸部壁面へのスクミリンゴガイの産卵を防止することのできるスクミリンゴガイの産卵防止方法を提供するものである。
上記課題は、水路又は貯水区の岸部壁面における水面よりも高い箇所に、岸部壁面を登ってくるスクミリンゴガイの触角又は殻に接触してスクミリンゴガイの前進を邪魔するための少なくとも1本の邪魔用線材を、岸部壁面に対して平行にかつ岸部壁面から所定の隙間を隔てて水平に張設することを特徴とするスクミリンゴガイの産卵防止方法を提供することによって解決される。ここで、「水路」とは、農業用水路など、スクミリンゴガイの発生が問題となっている、又は問題となるおそれのある水の流れのある場所のことを云う。一方、「貯水区」とは、水田や農業用貯水池など、スクミリンゴガイの発生が問題となっている、又は問題となるおそれのある水の溜まった場所のことを云う。
これにより、岸部壁面にスクミリンゴガイが産卵するのを防止することができる。本発明は、水中では卵が孵化することができないため水路などの岸部壁面における高い場所(水のかからない乾いた場所)に登って産卵するというスクミリンゴガイの習性を利用している。すなわち、本発明によれば、岸部壁面における高い場所に登ろうとするスクミリンゴガイの触角や殻が邪魔用線材に引っ掛かるようにして、それよりも高い場所にある産卵に適した場所までスクミリンゴガイが登ることができないようにすることが可能である。産卵場所への移動を邪魔されたスクミリンゴガイは、その場所での産卵を諦めることになる。
本発明において、岸部壁面と邪魔用線材の隙間は重要である。この隙間が狭すぎると、スクミリンゴガイが邪魔用線材を乗り越えて岸部壁面を登るおそれがあるからである。このため、岸部壁面と邪魔用線材の隙間は、通常、0.5cm以上は必要である。岸部壁面と邪魔用線材の隙間は、1cm以上とすると好ましく、1.5cm以上とするとより好ましい。一方、岸部壁面と邪魔用線材の隙間を広くしすぎると、邪魔用線材に触角や殻が接触することなくスクミリンゴガイがその隙間を通過できるようになるおそれがある。一般的なスクミリンゴガイの殻高は、5〜10cm程度である。このため、岸部壁面と邪魔用線材の隙間は、通常、5cm以下とされる。邪魔用線材がスクミリンゴガイの殻ではなくできるだけ触角に接触するようにすること(スクミリンゴガイは、その触角が障害物に触れただけで前進を諦める習性がある。)や、殻高が5cm以下のスクミリンゴガイも存在することなどを考慮すると、岸部壁面と邪魔用線材の隙間は、4cm以下とすると好ましく、3cm以下とするとより好ましい。
本発明においては、水面から邪魔用線材までの高さも重要である。水面から邪魔用線材までの高さが低すぎると、水路や貯水区の水面が標準水位よりも僅かに上昇した場合でも、邪魔用線材が水面下となり、スクミリンゴガイが邪魔用線材よりも上方の岸部壁面に付着し、産卵を防止できなくなるおそれがある。このため、水面から邪魔用線材までの高さ(後述するように、邪魔用線材を多段に配する場合には、水面から該水面のすぐ上側に位置する邪魔用線材までの高さ。図1のHを参照。以下同じ。)は、通常、1cm以上は必要である。水面から邪魔用線材までの高さは、3cm以上とすると好ましく、5cm以上とするとより好ましい。一方、水面から邪魔用線材までの高さが高すぎると、邪魔用線材よりも下方の岸部壁面に産卵されるおそれがある。このため、水面から邪魔用線材までの高さは、通常、20cm以下とされる。水面から邪魔用線材までの高さは、15cm以下であると好ましく、10cm以下であるとより好ましい。
本発明において、邪魔用線材は、岸部壁面における同じ高さに1段に張設してもよいが、複数本の邪魔用線材を岸部壁面における高さの異なる箇所に多段に張設すると好ましい。水路や貯水区の水位は、降雨量などによって変化するが、邪魔用線材を多段に配することにより、水位が上昇又は低下しても、いずれかの邪魔用線材が水面から所定高さに存在するようにして、スクミリンゴガイの産卵を防止することが可能になる。邪魔用線材を多段に張設する場合には、その下側の何段かは、水面下となるようにしてもよい。これにより、邪魔用線材を張設したときよりも水位が下がった場合であっても、スクミリンゴガイの産卵を防止することが可能になる。邪魔用線材を何段に設けるかは、想定される水位の変化量などを考慮して適宜決定する。最下段の邪魔用線材は、想定される最も低い水位の水面と同じ高さか、該水面よりも僅かに高い高さ(該水面よりも10cm以下の高さ)に張設すると最適である。一方、最上段の邪魔用線材は、想定される最も高い水位の水面と同じ高さか、該水面よりも僅かに高い高さ(該水面よりも10cm以下の高さ)に張設すると最適である。
このとき、上下に隣り合う邪魔用線材の高低差は、特に限定されないが、小さくしすぎると、邪魔用線材の施工に伴う手間が増大するだけで、スクミリンゴガイの産卵防止効果については大きな変化が生じなくなる。このため、上下に隣り合う邪魔用線材の高低差(図1のHを参照。以下同じ。)は、通常、5cm以上とされる。上下に隣り合う邪魔用線材の高低差は、8cm以上とすると好ましく、10cm以上とするとより好ましい。一方、上下に隣り合う邪魔用線材の高低差を大きくしすぎると、水路や貯水区の水位によっては、邪魔用線材と邪魔用線材との間の岸部壁面に産卵されるおそれがある。後述するように、スクミリンゴガイは、水面から30cm程度の高さがあれば産卵することがある。このため、上下に隣り合う邪魔用線材の高低差は、通常、30cm以下とされる。上下に隣り合う邪魔用線材の高低差は、20cm以下であると好ましく、15cm以下であるとより好ましい。
以上のように、本発明によって、過大な手間やコストを要することなく、水路や水田の岸部壁面へのスクミリンゴガイの産卵を防止することのできるスクミリンゴガイの産卵防止方法を提供することが可能になる。したがって、景観を守るとともに、スクミリンゴガイの繁殖を抑えて農作物の食害を簡単かつ低コストで防止することも可能になる。
本発明のスクミリンゴガイの産卵防止方法により邪魔用線材を張設した岸部壁面を示した斜視図である。
本発明のスクミリンゴガイの産卵防止方法の好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。図1は、本発明のスクミリンゴガイの産卵防止方法により邪魔用線材10を張設した岸部壁面αを示した斜視図である。以下で説明するスクミリンゴガイの産卵防止方法は、あくまで一例であり、本発明の実施態様を限定するものではない。
本実施態様のスクミリンゴガイの産卵防止方法は、図1に示すように、水路又は貯水区の岸部壁面αにおける水面βよりも高い箇所に邪魔用線材10を多段(図1の例では2段)に張設することにより行う。それぞれの邪魔用線材10は、岸部壁面αに対して平行となっており、水平方向に張られた状態となっている。水面βから下段に配された邪魔用線材10までの高さHは、5cmとしており、下段に配された邪魔用線材10と上段に配された邪魔用線材10の高低差Hは、10cmとしている。また、岸部壁面αからそれぞれの邪魔用線材10までの隙間Dは2cmとしており、スクミリンゴガイの触角や殻(特に触角)が邪魔用線材10により確実に接触するようにしている。岸部壁面αを登ってくるスクミリンゴガイ50の触角が邪魔用線材10に接触すると、スクミリンゴガイ50は、それ以上の前進(上昇)を諦めて、他に産卵場所を求めて去っていくようになる。邪魔用線材10の両端部は、支持手段20により支持されている。
ところで、水路や貯水区の水位は、降雨量や時期などによって変化するため、どのときの水位を基準に、水面βから下段に配された邪魔用線材10までの高さHを決定するかが問題となる。例えば、増水時の水位を基準に邪魔用線材10を張設したのでは、水路や貯水区が平常時の水位まで低下したときに、下段に配された邪魔用線材10が水面βよりもかなり高い位置に存在するようになり、その間の岸部壁面αに産卵されるおそれがある。このため、邪魔用線材10は、通常時の水位(標準水位)を基準に張設すると好ましい。本実施態様のスクミリンゴガイの産卵防止方法においては、スクミリンゴガイの産卵期(岡山県においては4月中旬〜10月上旬)における通常時の水位を基準に邪魔用線材10を張設している。
邪魔用線材10として用いる線材の種類は、特に限定されないが、強度が低かったり、劣化しやすいものであったり、伸びやすいものであったり、弾性の大きなものであったりすると、邪魔用線材10が破断したり撓んだりするなどして、スクミリンゴガイ50の触角や殻に接触させることができなくなるおそれがある。このため、邪魔用線材10には、強度が高く、劣化しにくく、弾性が小さく伸びにくい線材を使用すると好ましい。このような線材としては、ナイロンなどの強靭な合成樹脂からなる線材や、金属製のワイヤなどが例示される。本実施態様のスクミリンゴガイの産卵防止方法においては、5〜7号(直径0.369〜0.435mm)の釣り糸(合成樹脂からなる線材)を邪魔用線材10として用いている。釣り糸は、軽量で取り扱いしやすく、安価で入手できることに加えて、上記の条件を全て兼ね備えている。
支持手段20は、邪魔用線材10を張った状態に支持できるものであれば特に限定されない。しかし、支持手段20として体積の大きなものを使用すると、支持手段20を足掛かりとして、スクミリンゴガイ50が邪魔用線材10よりも上方に移動できるようになるおそれがある。このため、支持手段20は、棒状又はピン状など、細長い形態のものを使用すると好ましい。本実施態様のスクミリンゴガイの産卵防止方法においては、金属製のI字型のアンカーボルトを支持手段20として用いている。アンカーボルトは、安く入手できるし、コンクリートで覆われた岸部壁面αに対しても容易に打ち込むことができる。邪魔用線材10は、このアンカーボルトの外周に巻き付けることにより張った状態で支持される。支持手段20の直径は、30mm以下とすると好ましく、20mm以下とするとより好ましく、15mm以下とすると好ましい。一方、支持手段20の直径を小さくしすぎると、支持手段20の強度を確保することが困難になるおそれがある。このため、支持手段20の直径は、通常、3mm以上、好ましくは5mm以上、より好ましくは7mm以上とされる。
水平方向に隣り合う支持手段20の距離Lは、使用する邪魔用線材10の素材などによっても異なり、特に限定されない。しかし、距離Lを短くしすぎると、支持手段20の使用本数が増大して、手間やコストが増大するおそれがある。このため、距離Lは、通常、50cm以上とされる。距離Lは、1m以上であると好ましく、1.5mm以上であるとより好ましい。一方、距離Lを長くしすぎると、支持手段20の間の邪魔用線材10が弛みやすくなり、岸部壁面αから邪魔用線材10までの隙間Dを一定に保ちにくくなる。このため、距離Lは、通常、10m以下とされる。距離Lは、7m以下であると好ましく、5m以下であるとより好ましい。本実施態様のスクミリンゴガイの産卵防止方法において、距離Lは約2mとしている。
本発明のスクミリンゴガイの産卵防止方法は、農業用水路などの各種水路や、水田や農業用貯水池などの各種貯水区において採用することができる。本発明のスクミリンゴガイの産卵防止方法は、施工が容易でコストも安いため、これら水路や貯水区の岸部壁面αの広い範囲に適用することができる。例えば、水田を囲む周壁の全周部に亘って邪魔用線材10を張設することもできる。施工距離が数百メートルあるいは、それ以上に及んでも、その手間やコストは知れている。既に述べたように、スクミリンゴガイは、水のかかる場所には産卵しない習性を有している。加えて、スクミリンゴガイの卵は水中では孵化できない。このため、水田の周壁の全周部に亘って邪魔用線材10を張設すると、スクミリンゴガイは水田内では繁殖できず、自然に数を減らしていくことになる。
本発明のスクミリンゴガイの産卵防止方法の効果を調べるため、部外者を立ち入り禁止とした私有地内の水路の岸部壁面αに邪魔用線材10を張設し、平成23年8月16日から同年9月16日までの約1ヶ月間観察を行った。邪魔用線材10は、標準水位にあるときの水面βの高さに一致する位置と水面βから10cm上方の位置に2段で張設した。岸部壁面αからそれぞれの邪魔用線材10までの隙間Dは2cmとした。9月10日において、邪魔用線材10を張設していない岸部壁面αには、スクミリンゴガイの卵塊が多数産みつけられていたのに対し、邪魔用線材10を張設していた岸部壁面αには、僅か4つの卵塊が産みつけられていただけであり、本発明のスクミリンゴガイの産卵防止方法が優れた効果を奏するものであることが分かった。
ところで、邪魔用線材10を張設していたにもかかわらず、スクミリンゴガイが産卵した理由は、以下の通りである。すなわち、平成23年9月1日から2日にかけて岡山県を襲った台風12号が通過した後に水路の水位が当初よりも約30cm下がってその状態が約2週間続き、水面βと下段の邪魔用線材10との間に位置する岸部壁面αが乾燥してしまったためである。この隙に、下段の邪魔用線材10よりも下側の岸部壁面αにスクミリンゴガイが産卵してしまった。この産卵は、下段の邪魔用線材10よりもさらに下側の岸部壁面αにも邪魔用線材10を張設しておくことで防げたものと推測される。
10 邪魔用線材
20 支持手段
50 スクミリンゴガイ
D 岸部壁面と邪魔用線材の隙間
水面から邪魔用線材までの高さ
上下に隣り合う邪魔用線材の高低差
L 水平方向に隣り合う支持手段の距離
α 岸部壁面
β 水面

Claims (4)

  1. 水路又は貯水区の岸部壁面における水面よりも高い箇所に、岸部壁面を登ってくるスクミリンゴガイの触角に接触してスクミリンゴガイの前進を邪魔するための少なくとも1本の糸状の邪魔用線材を、岸部壁面に対して平行にかつ岸部壁面から0.5〜5cmの隙間を隔てて水平に張設することを特徴とするスクミリンゴガイの産卵防止方法。
  2. 水面よりも1〜10cm高い箇所に少なくとも1本の邪魔用線材を張設する請求項1記載のスクミリンゴガイの産卵防止方法。
  3. 複数本の邪魔用線材を岸部壁面における高さの異なる箇所に多段に張設する請求項1又は2記載のスクミリンゴガイの産卵防止方法。
  4. 上下に隣り合う邪魔用線材の高低差を5〜30cmとする請求項記載のスクミリンゴガイの産卵防止方法。
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