JP5896203B2 - 画像処理装置、画像形成装置およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像形成装置およびプログラムに関する。
特許文献1には、エッジ検出フィルタ等によりエッジ部の検出を行い、エッジ部の画素については高線数のスクリーン処理を行い、非エッジ部の画素についてはそれより低い線数のスクリーン処理を行うようにした画像処理装置が開示されている。
特許文献2には、画像データの各画素がエッジ部なのか非エッジ部なのかを判定し、エッジ部と非エッジ部とで階調特性やスクリーン処理におけるスクリーン線数(網点の配列密度)を切り換えるようにした画像形成装置が開示されている。
特開2006−262204号公報 特開2007−323024号公報
本発明の目的は、エッジ幅によって異なる階調特性の差による弊害を防ぐことが可能な画像処理装置、画像形成装置およびプログラムを提供することである。
[画像処理装置]
請求項1に係る本発明は、入力された画像データを構成する各画素に対してエッジを構成する画素であるか否かを判定することにより、エッジ部の画素を検出するエッジ部検出手段と、
前記エッジ部検出手段により検出されたエッジ部の画素について、該エッジ部の幅であるエッジ幅を検出するエッジ幅検出手段と、
前記エッジ幅検出手段により検出されたエッジ幅が予め設定された値よりも狭いと判定された画素の濃度値が、エッジ幅が広いと判定された画素の濃度値よりも大きくなるような階調補正を行う階調補正手段と、
前記エッジ部検出手段により検出されたエッジ部の画素のうち、前記エッジ幅検出手段により検出されたエッジ幅が予め設定された値よりも狭い画素については第1の線数のスクリーン処理を行い、前記エッジ部検出手段により検出されたエッジ部以外の画素および前記エッジ部検出手段により検出されたエッジ部の画素のうち前記エッジ幅検出手段により検出されたエッジ幅が予め設定された値と同じまたは広い画素については前記第1の線数よりも線数の低い第2の線数のスクリーン処理を行うスクリーン処理手段とを有する画像処理装置である。
請求項に係る本発明は、前記階調補正手段が、エッジ幅に応じた複数の変換テーブルを備え、前記エッジ幅検出手段により検出されたエッジ幅に基づいて前記複数の変換テーブルのうちから使用する変換テーブルを切り換えて階調補正を行う請求項記載の画像処理装置である。
請求項に係る本発明は、前記エッジ幅検出手段が、前記画像データを構成する画素のうちの1つを順次注目画素として選択し、該注目画素とほぼ同一の画素値の画素が前記注目画素から左右方向または上下方向に連続する画素の数をエッジ幅として検出する請求項1または2記載の画像処理装置である。
[画像形成装置]
請求項に係る本発明は、入力された画像データを構成する各画素に対してエッジを構成する画素であるか否かを判定することにより、エッジ部の画素を検出するエッジ部検出手段と、
前記エッジ部検出手段により検出されたエッジ部の画素について、該エッジ部の幅であるエッジ幅を検出するエッジ幅検出手段と、
前記エッジ幅検出手段により検出されたエッジ幅が予め設定された値よりも狭いと判定された画素の濃度値が、エッジ幅が広いと判定された画素の濃度値よりも大きくなるような階調補正を行う階調補正手段と、
前記エッジ部検出手段により検出されたエッジ部の画素のうち、前記エッジ幅検出手段により検出されたエッジ幅が予め設定された値よりも狭い画素については第1の線数のスクリーン処理を行い、前記エッジ部検出手段により検出されたエッジ部以外の画素および前記エッジ部検出手段により検出されたエッジ部の画素のうち前記エッジ幅検出手段により検出されたエッジ幅が予め設定された値と同じまたは広い画素については前記第1の線数よりも線数の低い第2の線数のスクリーン処理を行うスクリーン処理手段と、
前記階調補正手段により階調補正がされた後の画像データに基づいて画像を出力する画像出力手段とを有する画像形成装置である。
[プログラム]
請求項に係る本発明は、入力された画像データを構成する各画素に対してエッジを構成する画素であるか否かを判定することにより、エッジ部の画素を検出するステップと、
検出されたエッジ部の画素について、該エッジ部の幅であるエッジ幅を検出するステップと、
検出されたエッジ幅が予め設定された値よりも狭いと判定された画素の濃度値が、エッジ幅が広いと判定された画素の濃度値よりも大きくなるような階調補正を行うステップと
検出されたエッジ部の画素のうち、検出されたエッジ幅が予め設定された値よりも狭い画素については第1の線数のスクリーン処理を行い、検出されたエッジ部以外の画素および検出されたエッジ部の画素のうち検出されたエッジ幅が予め設定された値と同じまたは広い画素については前記第1の線数よりも線数の低い第2の線数のスクリーン処理を行うステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
請求項1に係る本発明によれば、エッジ幅によって異なる階調特性の差による弊害を防ぐことが可能な画像処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、請求項に係る本発明により得られる効果に加えて、検出されたエッジ幅に応じた階調補正の切り換えを容易にすることが可能な画像処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、請求項1または2に係る本発明により得られる効果に加えて、エッジ幅の検出を容易に実行可能な画像処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、エッジ幅によって異なる階調特性の差による弊害を防ぐことが可能な画像形成装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、エッジ幅によって異なる階調特性の差による弊害を防ぐことが可能なプログラムを提供することができる。



スクリーン処理における線数と印刷の画像における階調特性との関係を示す図である。 線幅の異なる細線を印刷した場合の階調特性の一例を示す図である。 細線とパッチ領域を含む画像を印刷した場合を説明するための図である。 本発明の一実施形態の画像処理装置のシステム構成を示す図である。 本発明の一実施形態における画像処理装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における画像処理装置10の機能構成を示すブロック図である。 図6に示したエッジ判定部521におけるエッジ部検出処理の詳細を説明するための図である。 図6に示したエッジ判定部521におけるエッジ幅検出処理で用いられる9×9画素の判定ウィンドウを示す図である。 1〜3ドットポジ細線を判定するための条件を示す表である。 4ドットポジ細線を判定するための条件を示す表である。 エッジ階調補正部522におけるエッジ階調補正の設定、およびスクリーン処理部523スクリーン処理の設定の一例を示す図である。
[本発明の概略]
まず、本発明の理解を助けるために、その背景及び概略を説明する。
多値の画像データに基づいて印刷処理を行う場合、中間調を表現するためにスクリーン処理(ハーフトーン処理)を行うことが行われている。このスクリーン処理では、網点の配列密度であるスクリーン線数(または単に線数と表現する。)を設定する必要がある。
文字や線画等はジャギー等が無い方が見易い画像となるため、高い線数でのスクリーン処理を行うことが好ましく、一定のハーフトーン処理が行われたような領域に対しては、スクリーン構造が目立たないように低い線数でのスクリーン処理を行うことが好ましい。
そのため、画像データにおけるエッジ部を検出して、エッジ部と非エッジ部とでスクリーン処理における線数を換えるようにした技術が用いられている。
しかし、図1に示すように、スクリーン処理における線数が異なると、印刷した後の画像における階調特性が異なる。この図1を参照すると、線数が150線、200線、300線、600線の場合では、同じ階調値であっても印刷後の濃度値が異なってしまうことが分かる。そのため、画像データ中のエッジ部と非エッジ部とで階調補正を行なうためのLUT(Look Up Table)を切り換えることが行われている。
しかし、同じエッジ部でも線幅(エッジ幅)が異なると階調特性が異なることに本願発明者らは気が付いた。例えば、線幅の異なる細線を印刷した場合の、階調特性の一例を図2に示す。この図2を参照すると分かるように、線幅の細い細線ほど同じ階調値であっても濃度が薄くなって印刷されてしまうことが分かる。
そのため、線幅の細い細線と、同じ画素値が広い領域で連続しているパッチ領域とを同じ階調特性で印刷した場合に弊害が発生する。
例えば、図3(A)に示すような画像データに基づいて印刷処理を行う場合について説明する。この図3(A)に示した画像データには、線幅の狭い細線と、同じ階調値が連続しているようなパッチ領域とを含まれている。この図3(A)に示したような画像データを、パッチ領域の階調特性に合わせて階調補正を行なった場合、図3(B)に示すように、印刷後の画像では細線がかすれてしまう場合がある。逆に、図3(A)に示したような画像データを、細線の階調特性に合わせて階調補正を行なった場合、図3(C)に示すように、印刷後の画像では、細線は狙い通りの濃度で印刷されているもののパッチ領域のエッジ部の濃度が他の部分の濃度よりも濃くなってしまい縁取られたような状態となってしまっている。
そこで、本発明では、エッジ部におけるエッジ幅を検出して、検出されたエッジ幅に基づいて異なる階調補正を行う。
[実施形態]
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図4は本発明の一実施形態の画像形成システムの構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態の画像形成システムは、図4に示されるように、ネットワーク30により相互に接続された画像形成装置10、および端末装置20により構成される。端末装置20は、PDL(Page Description Language:ページ記述言語)等により表現された画像データを生成して、ネットワーク30経由にて生成した画像データを画像形成装置10に対して送信する。画像形成装置10は、端末装置20から送信された画像データを受け付けて、この画像データに応じた画像を用紙上に出力する。なお、画像形成装置10は、印刷(プリント)機能、スキャン機能、複写(コピー)機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有するいわゆる複合機と呼ばれる装置である。
次に、本実施形態の画像形成システムにおける画像形成装置10のハードウェア構成を図5に示す。
画像形成装置10は、図5に示されるように、CPU11、メモリ12、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置13、ネットワーク30を介して外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IF)14、タッチパネル又は液晶ディスプレイ並びにキーボードを含むユーザインタフェース(UI)装置15、スキャナ16、プリントエンジン17を有する。これらの構成要素は、制御バス18を介して互いに接続されている。
CPU11は、メモリ12または記憶装置13に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、画像形成装置10の動作を制御する。なお、本実施形態では、CPU11は、メモリ12または記憶装置13内に格納された制御プログラムを読み出して実行するものとして説明したが、当該プログラムをCD−ROM等の記憶媒体に格納してCPU11に提供することも可能である。
図6は、上記の制御プログラムが実行されることにより実現される画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態の画像形成装置10は、図6に示されるように、コントローラ51と、プリントエンジン制御部52と、プリントエンジン17とを備えている。
また、コントローラ51は、PDL解釈部511と、描画部512と、レンダリング部513とを有している。
さらに、プリントエンジン制御部52は、エッジ判定部521と、エッジ階調補正部522と、スクリーン処理部523と、変調部524とを有している。なお、エッジ判定部521、エッジ階調補正部522、スクリーン処理部523により画像処理装置が構成される。
PDL解釈部511は、端末装置20からのPDLデータを受け取り、このPDLデータにより記述されている描画オブジェクトを解釈する。
描画部512は、PDL解釈部511により解釈された描画オブジェクト毎に描画処理を行って、中間コードを生成したり、PDLにおいて指定された色信号(RGB)からプリンタエンジン17で使用される色信号(YMCK)への変換を行う等の処理を行う。
レンダリング部513は、描画部512において生成され中間データに基づいて、プリンタエンジン17において印刷可能なYMCK毎のビットマップデータを生成するレンダリング処理を行う。
エッジ判定部521は、コントローラ51において生成されたビットマップデータ(画像データ)からエッジ部を検出するエッジ部検出と、検出されたエッジ部の画素について、そのエッジ部の幅であるエッジ幅を検出するエッジ幅検出とを行う。
つまり、エッジ判定部521は、入力された画像データを構成する各画素に対してエッジを構成する画素であるか否かを判定することにより、エッジ部の画素を検出する。また、エッジ判定部521は、検出されたエッジ部の画素について、そのエッジ部の幅であるエッジ幅を検出する。
具体的には、エッジ判定部521は、コントローラ51から入力された画像データを構成する画素のうちの1つを順次注目画素として選択し、この注目画素とほぼ同一の画素値の画素が注目画素から左右方向または上下方向に連続する画素の数をエッジ幅として検出する。
なお、このエッジ判定部521におけるエッジ部検出処理、およびエッジ幅検出処理の詳細については後述する。
このエッジ判定部521における、エッジ部/非エッジ部の判定結果およびエッジ幅の判定結果は、エッジ階調補正部522、スクリーン処理部523へと転送される。
エッジ階調補正部522は、エッジ判定部521におけるエッジ幅検出処理により検出されたエッジ幅が予め設定された値よりも狭い場合、検出されたエッジ幅に基づいて異なる階調補正を行う。本実施形態では、エッジ階調補正部522は、エッジ幅が4ドット以下のエッジ部(細線)に対して、各エッジ幅に応じて異なる特性の階調補正を行う。
ここでエッジ階調補正部522は、エッジ幅が狭いと判定された画素の濃度値が、エッジ幅が広いと判定された画素の濃度値よりも大きくなるような階調補正を行う。
このような処理を実現するために、階調補正部522は、エッジ幅に応じた4つのLUT(変換テーブル)を備え、エッジ判定部521により検出されたエッジ幅に基づいて、この4つLUTのうちから使用するLUTを切り換えて階調補正を行う。
スクリーン処理部523は、エッジ階調補正部522により階調補正が行なわれた後のビットマップデータに対して、スクリーン処理を施し、擬似中間調画像を生成する。
スクリーン処理部523は、各画素毎に、エッジ部の画素については、検出されたエッジ幅が4ドット幅以下の場合には、線数が600線(高線数)のスクリーン処理を行い、非エッジ部の画素およびエッジ幅が5ドット以上のエッジ部の画素については、線数が200線(低線数)のスクリーン処理を行う。
変調部524は、スクリーン処理部523においてスクリーン処理が行われた後の画像データに基づいて変調処理を行うことにより、画像データを印刷するためのパルス信号を生成する。
プリントエンジン17では、変調部524により生成されたパルス信号に基づいてレーザの制御が行われることにより、階調補正部522により階調補正が行なわれた後の画像データに基づく画像が印刷用紙上に出力される。
なお、本実施形態では、エッジ判定処理とスクリーン処理はプリントエンジン制御部52において行われているが、負荷分散を行うためにレンダリング部513においてエッジ判定処理とスクリーン処理を行うようにしてもよい。
次に、本実施形態の画像形成装置10の動作を図面を参照して詳細に説明する。
先ず、図6に示したエッジ判定部521におけるエッジ部検出処理の詳細を図7を参照して説明する。
この図7に示したエッジ部検出処理は、3×3のエッジ検出ウィンドウを用いた濃度差分判定による検出方法である。この濃度差分判定方法では、画素P5を注目画素とし、この注目画素P5の周囲の8つの画素P1〜P4、P6〜P9の画素値に基づいて注目画素P5がエッジ部の画素であるのか非エッジ部の画素であるのかを判定する。
具体的には、8つの画素P1〜P4、P6〜P9の画素値を、それぞれP1〜P4、P6〜P9として表現した場合、図7に示すような式によりSH、SV、SR、SLの値を算出し、これらの値の最大値(Max(SH、SV、SR、SL))がエッジ閾値以上の場合には注目画素はエッジ部の画素、エッジ閾値未満の場合には注目画素は非エッジ部の画素であると判定する。なお、このエッジ閾値は、各画素の画素値が0〜255で表現される場合、例えば240という値が設定される。なお、1つの注目画素について判定を行った後は、注目画素を1つずつ移動させながら、順次、画像データの全画素についてエッジ部の画素であるのか非エッジ部の画素であるのかの判定処理を実施する。ただし、画像データの全画素ではなく、処理に必要な特定の画像領域だけ判定処理を実施してもよい。
次に、図6に示したエッジ判定部521におけるエッジ幅検出処理の詳細を図8〜図10を参照して説明する。
このエッジ幅検出処理では、図8に示すような9×9画素の判定ウィンドウが用いられる。この9×9画素の判定ウィンドウを用いる理由は、エッジ幅が4ドットまでの細線(ポジ細線)を検出するためである。エッジ幅が3ドットのポジ細線までを判定するのであれば、図9(C)で判定に用いる画素位置の数からわかるように、7列×7行の判定ウィンドウでよい。同様に、2ドットのポジ細線までの判定でよければ5列×5行の判定ウィンドウでよく、1ドットのポジ細線だけの判定でよければ3列×3行の判定ウィンドウでよい。なお、印刷処理が600dpi(dot per inch)で行われる場合には2ドットのエッジ幅、印刷処理が1200dpiで行われる場合には4ドットのエッジ幅まで検知して階調補正を切り換えれば視覚的に感知可能な細線のかすれはほとんど目立たなくなる。つまり、およそ300dpiの1画素分以下のエッジ幅を検出するのが好ましい。
ここで、ポジ細線とは、背景領域よりも濃度値が高い画素により構成された線のうち、線幅が予め設定された画素数(ドット数)以下のものを意味する。なお、本実施形態では、線幅が4ドット数以下のポジ線をポジ細線として表現する。
エッジ判定部521は、図8に示したような9列×9行の判定ウィンドウにおいて、41番目の画素を注目画素として設定し、図9、図10に示すような判定条件が満たされる場合、その注目画素をポジ細線を構成する画素であると判定する。
図9(A)は1ドットポジ細線を判定するための条件を示す表であり、図9(B)は2ドットポジ細線を判定するための条件を示す表であり、図9(C)は3ドットポジ細線を判定するための条件を示す表である。また、図10は、4ドットポジ細線を判定するための条件を示す表である。
なお、この図9、図10において、説明を簡単にするために、例えば、41番目の画素の画素値を単に“41”として表現し、40番目の画素の画素値を単に“40”として表現している。
さらに、各画素値が0〜255で表現される場合、背景濃度閾値は、例えば20という値が設定され、ドット濃度閾値は、例えば100という値が設定される。
例えば、図9(B)に示すように、注目画素である41番目の画素の画素値と40番目の画素の画素値が等しく(ドット判定)、39番目の画素の画素値と42番目の画素の画素値が等しく(背景判定)、39番目の画素の画素値が背景濃度閾値(20)以下であり(背景濃度判定)、41番目の画素の画素値と39番目の画素の画素値との差がドット濃度閾値(200)以上である場合(ドット濃度判定)、注目画素である41番目の画素は2ドットポジ線を構成する画素であると判定される。
次に、図9、図10に示す判定条件を用いた具体的な判定の流れを説明する。まず、9列×9行の判定ウィンドウの中心の画素(41番目の画素)を注目画素として、図9(A)の1ドットポジ細線判定の水平検知と垂直検知を行う。その後続けて、図9(B)、図9(C)、図10の水平検知と垂直検知を順次行う。そして、いずれかの判定条件を満たした場合は、その注目画素は、その判定条件が設定されている細線幅のポジ細線であると判定する。いずれかの判定条件も満たさない場合は、その注目画素は、細線ではないと判定する。なお、上記のように、図9(A)から図10までの判定を処理対象の画素について全て実施してもよいし、いずれかの判定条件を満たした時点で、その細線幅であると決定し、その後の判定処理を省略してもよく、後者の場合は、処理の高速化が可能となる。
そして、注目画素(ここでは41番目の画素)について上記の判定が完了したら、次の処理対象の注目画素が9列×9行の判定ウィンドウの真ん中の位置になるように、判定ウィンドウを移動させて、同様の判定処理を行う。以上の処理を、エッジ部と判定された画素について順次行う。
なお、エッジ部の画素を検出するエッジ部検出とエッジ幅を検出するエッジ幅検出を実施する場合の順序は、最終的に、予め設定された細線幅(本実施形態では4ドット以下)に属する画素と、その他のエッジ部画素と、非エッジ部画素とを識別できればよく、その順序は問わない。例えば、対象画素全てについて最初にエッジ部検出を行い、その後にエッジ部と判定された画素についてエッジ幅検出を行ってもよく、また、一画素について両方の判定処理を行ってから、順次処理画素を移動せてもよい。更には、エッジ幅検出は、結果的にエッジ部の画素についてエッジ幅が検出されればよく、エッジ部か否かの判定とは独立して行ってもよい。例えば、全画素についてエッジ幅検出を実施してもよく、また、エッジ部か否かの判定はそもそも行わずに、処理対象の画素についてエッジ幅検出のみを実施してもよい。
そして、エッジ階調補正部522では、エッジ判定部521におけるエッジ/非エッジ検出処理および、エッジ幅検出処理の結果に基づいて、例えば図11に示すような設定によるエッジ階調補正が行なわれる。また、スクリーン処理部523では、エッジ判定部521におけるエッジ/非エッジ検出処理および、エッジ幅検出処理の結果に基づいて、例えば図11に示すような設定によるスクリーン処理が行われる。
具体的には、エッジ検出結果がエッジ部であり、エッジ幅検出結果が2ドット線の場合、つまり注目画素が2ドットのポジ線を構成する画素であると判定された場合、エッジ階調補正部522は、この画素に対してLUT2を用いた階調補正を行なう。そして、スクリーン処理部523では、この画素に対して線数が600線のスクリーン処理を行う。
なお、ここではエッジ階調補正部522には、LUT1〜LUT4という4つの変換テーブルが予め設定されている。ここで、これらのLUT1〜LUT4は、それぞれ、図2に示したようなエッジ幅(細線の線幅)による階調特性の差異を補正して同じ階調特性となるような変換が行なわれるよう設定されている。具体的には、入力画像データにおいて同じ画素値であっても、より細い線に属する画素ほどプリントエンジンに指示する際の画素値(濃度値)を高くするようにして、差異を補正する。
[変形例]
上記実施形態では、ポジ細線として線幅が4ドットまでの細線(1〜4ドット幅の細線)を検出する場合を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、4ドットよりも線幅の広いポジ線を検出するような場合や、3ドット以下までの細線のみをポジ細線として検出するような場合でも同様に本発明を適用することができるものである。
また、上記実施形態では、検出されたエッジ幅に基づいて階調補正を行なう変換テーブル(LUT1〜LUT4)を切り換えていたが、検出されたエッジ幅とスクリーン処理における線数の組み合わせに基づいて変換テーブルを用意しておき、検出されたエッジ幅とスクリーン処理に基づいて使用する変換テーブルを切り換えるようにすることも可能である。また、予め設定された線幅以下で共通のLUTを1個準備して(例えば、エッジ幅が1ドットから4ドットの細線に対して、1つのLUTを準備する)、予め設定された線幅以下の場合は、この共通のLUTを使用してもよい。
なお、上記の実施形態や変形例において、判定すべき線幅が判定処理を実施する前までに予め設定されていればよく、例えば、装置の製造業者が予め設定していてもよく、また、ユーザが印刷処理に先だってユーザインターフェースを介して予め設定してもよい。
10 画像形成装置
11 CPU
12 メモリ
13 記憶装置
14 通信インタフェース(IF)
15 ユーザインタフェース(UI)装置
16 スキャナ
17 プリントエンジン
18 制御バス
20 端末装置
30 ネットワーク
51 コントローラ
52 プリントエンジン制御部
511 PDL解釈部
512 描画部
513 レンダリング部
521 エッジ判定部
522 エッジ階調補正部
523 スクリーン処理部
524 変調部

Claims (5)

  1. 入力された画像データを構成する各画素に対してエッジを構成する画素であるか否かを判定することにより、エッジ部の画素を検出するエッジ部検出手段と、
    前記エッジ部検出手段により検出されたエッジ部の画素について、該エッジ部の幅であるエッジ幅を検出するエッジ幅検出手段と、
    前記エッジ幅検出手段により検出されたエッジ幅が予め設定された値よりも狭いと判定された画素の濃度値が、エッジ幅が広いと判定された画素の濃度値よりも大きくなるような階調補正を行う階調補正手段と、
    前記エッジ部検出手段により検出されたエッジ部の画素のうち、前記エッジ幅検出手段により検出されたエッジ幅が予め設定された値よりも狭い画素については第1の線数のスクリーン処理を行い、前記エッジ部検出手段により検出されたエッジ部以外の画素および前記エッジ部検出手段により検出されたエッジ部の画素のうち前記エッジ幅検出手段により検出されたエッジ幅が予め設定された値と同じまたは広い画素については前記第1の線数よりも線数の低い第2の線数のスクリーン処理を行うスクリーン処理手段と、
    を有する画像処理装置。
  2. 前記階調補正手段は、エッジ幅に応じた複数の変換テーブルを備え、前記エッジ幅検出手段により検出されたエッジ幅に基づいて前記複数の変換テーブルのうちから使用する変換テーブルを切り換えて階調補正を行う請求項記載の画像処理装置。
  3. 前記エッジ幅検出手段は、前記画像データを構成する画素のうちの1つを順次注目画素として選択し、該注目画素とほぼ同一の画素値の画素が前記注目画素から左右方向または上下方向に連続する画素の数をエッジ幅として検出する請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 入力された画像データを構成する各画素に対してエッジを構成する画素であるか否かを判定することにより、エッジ部の画素を検出するエッジ部検出手段と、
    前記エッジ部検出手段により検出されたエッジ部の画素について、該エッジ部の幅であるエッジ幅を検出するエッジ幅検出手段と、
    前記エッジ幅検出手段により検出されたエッジ幅が予め設定された値よりも狭いと判定された画素の濃度値が、エッジ幅が広いと判定された画素の濃度値よりも大きくなるような階調補正を行う階調補正手段と、
    前記エッジ部検出手段により検出されたエッジ部の画素のうち、前記エッジ幅検出手段により検出されたエッジ幅が予め設定された値よりも狭い画素については第1の線数のスクリーン処理を行い、前記エッジ部検出手段により検出されたエッジ部以外の画素および前記エッジ部検出手段により検出されたエッジ部の画素のうち前記エッジ幅検出手段により検出されたエッジ幅が予め設定された値と同じまたは広い画素については前記第1の線数よりも線数の低い第2の線数のスクリーン処理を行うスクリーン処理手段と、
    前記階調補正手段により階調補正がされた後の画像データに基づいて画像を出力する画像出力手段と、
    を有する画像形成装置。
  5. 入力された画像データを構成する各画素に対してエッジを構成する画素であるか否かを判定することにより、エッジ部の画素を検出するステップと、
    検出されたエッジ部の画素について、該エッジ部の幅であるエッジ幅を検出するステップと、
    検出されたエッジ幅が予め設定された値よりも狭いと判定された画素の濃度値が、エッジ幅が広いと判定された画素の濃度値よりも大きくなるような階調補正を行うステップと
    検出されたエッジ部の画素のうち、検出されたエッジ幅が予め設定された値よりも狭い画素については第1の線数のスクリーン処理を行い、検出されたエッジ部以外の画素および検出されたエッジ部の画素のうち検出されたエッジ幅が予め設定された値と同じまたは広い画素については前記第1の線数よりも線数の低い第2の線数のスクリーン処理を行うステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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