JP5895753B2 - 空調装置用送風ユニット - Google Patents
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Description
前記回転軸に支持される受電コイル(30)と、
前記回転軸から独立して設けられ、前記受電コイルに非接触にて交流電力を送電する送電コイル(50)と、
前記回転軸に支持されて、前記受電コイルとともに共振回路を構成し、かつ前記受電コイルにて受電される交流電力によって熱を発生する発熱素子(40)と、を備え、
前記送電コイルから前記受電コイルに磁界共鳴方式にて交流電力が送電されるものであり、
前記複数枚のブレードは、それぞれ、前記吸入された空気を前記発熱素子から発生する熱により加熱することを特徴とする。
図1に本発明に係る車載空調装置用の送風ユニット1の第1実施形態の断面構造を示す。
なお、コンデンサ40の誘電損による発熱は、周知のように、高周波交流電圧によって電界の反転に追従しようとする双極子の激しい運動による摩擦により熱を発生させるものである。
上記第1実施形態では、主板13の環状部13bとコンデンサ40とを別々に設けた例について説明したが、これに代えて、本実施形態では、主板13の環状部13bがコンデンサ40の電極板を構成する例について説明する。図5は本実施形態の車載空調装置用の送風ユニット1の断面図である。図5において、図1と同一符号は、同一のものを示す。
上記第1実施形態では、主板13の環状部13bとコンデンサ40とを別々に設けた例について説明したが、これに代えて、本実施形態では、主板13の環状部13bがコンデンサ40の誘電体を構成する。図6は本実施形態の車載空調装置用の送風ユニット1の断面図である。図6において、図1と同一符号は、同一のものを示す。本実施形態の主板13は、誘電体を構成する樹脂材料からなるものである。
上記第1実施形態では、主板13の環状部13bに対して軸線方向他方側に受電コイル30を設けた例について説明したが、これに代えて、本実施形態では、側板15に対して径方向外側に受電コイル30を設ける例について説明する。図7は本実施形態の車載空調装置用の送風ユニット1の断面図である。図7において、図1と同一符号は、同一のものを示す。
上記第4実施形態では、側板15とコンデンサ40とを別々に設けた例について説明したが、これに代えて、本実施形態では、側板15がコンデンサ40の電極板を構成する例について説明する。図8は本実施形態の車載空調装置用の送風ユニット1の断面図である。図8において、図1と同一符号は、同一のものを示す。
上記第4実施形態では、コンデンサ40と受電コイル30とを別々に設けた例について説明したが、これに代えて、本実施形態では、受電コイル30とコンデンサ40とを一体化した素子を用いる例について説明する。
上記第1〜第6の実施形態では、本発明に係る空調装置用送風ユニットとして車載空調装置用の送風ユニット1について説明したが、これに代えて、本発明に係る空調装置用送風ユニットを車載空調装置以外の他の空調装置(例えば、家庭用空調装置、業務用空調装置)に適用してもよい。
10 遠心式ファン
13 主板
14 ブレード
15 側板
20 電動モータ
21 回転軸
30 受電コイル
40 コンデンサ
40A 抵抗体
41 電極板
42 電極板
43 誘電体
50 送電コイル
60 スクロールケーシング(送風ケーシング)
71 高周波発生源
72 コンデンサ
73 共振回路
74 共振回路
75 高周波発生器
Claims (16)
- 回転軸(21)に支持される複数枚のブレード(14)を有するファン(10)を備え、前記複数枚のブレードは、前記回転軸の回転に伴って回転することにより、空気を吸入してこの吸入された空気を吹き出すように構成されている空調装置用送風ユニットであって、
前記回転軸に支持される受電コイル(30)と、
前記回転軸から独立して設けられ、前記受電コイルに非接触にて交流電力を送電する送電コイル(50)と、
前記回転軸に支持されて、前記受電コイルとともに共振回路を構成し、かつ前記受電コイルにて受電される交流電力によって熱を発生する発熱素子(40)と、を備え、
前記送電コイルから前記受電コイルに磁界共鳴方式にて交流電力が送電されるものであり、
前記複数枚のブレードは、それぞれ、前記吸入された空気を前記発熱素子から発生する熱により加熱することを特徴とする空調装置用送風ユニット。 - 回転軸(21)に支持される複数枚のブレード(14)を有するファン(10)を備え、前記複数枚のブレードは、前記回転軸の回転に伴って回転することにより、空気を吸入してこの吸入された空気を吹き出すように構成されている空調装置用送風ユニットであって、
前記回転軸に支持される受電コイル(30)と、
前記回転軸から独立して設けられ、前記受電コイルに非接触にて交流電力を送電する送電コイル(50)と、
前記回転軸に支持されて、前記受電コイルとともに共振回路を構成し、かつ前記受電コイルにて受電される交流電力によって熱を発生する発熱素子(40)と、を備え、
前記発熱素子は、第1、第2の電極(41、42)と前記第1、第2の電極の間に挟まれる誘電体(43)とを備えるコンデンサ(40)であり、
前記誘電体は、前記受電コイルにて受電される交流電力によって熱を発生するものであり、
前記複数枚のブレードは、それぞれ、前記吸入された空気を前記発熱素子から発生する熱により加熱することを特徴とする空調装置用送風ユニット。 - 回転軸(21)に支持されて複数枚のブレード(14)を有するファン(10)を備え、前記複数枚のブレードは、前記回転軸の回転に伴って回転することにより、空気を吸入してこの吸入された空気を吹き出すように構成されている空調装置用送風ユニットであって、
前記複数枚のブレードに対して前記回転軸を中心とする径方向内側に配置されて、前記回転軸に支持される受電コイル(30)と、
前記回転軸から独立して設けられ、前記受電コイルに非接触にて交流電力を送電する送電コイル(50)と、
前記回転軸に支持されて、前記受電コイルとともに共振回路を構成し、かつ前記受電コイルにて受電される交流電力によって熱を発生する発熱素子(40)と、を備え、
前記複数枚のブレードは、それぞれ、前記吸入された空気を前記発熱素子から発生する熱により加熱することを特徴とする空調装置用送風ユニット。 - 前記送電コイルから前記受電コイルに磁界共鳴方式にて交流電力が送電されるものであることを特徴とする請求項2または3に記載の空調装置用送風ユニット。
- 前記発熱素子は、第1、第2の電極(41、42)と前記第1、第2の電極の間に挟まれる誘電体(43)とを備えるコンデンサ(40)であり、
前記誘電体は、前記受電コイルにて受電される交流電力によって熱を発生するものであることを特徴とする請求項1または3に記載の空調装置用送風ユニット。 - 前記複数枚のブレードは、前記回転軸の軸線方向一方側から空気を吸入し、この吸入された空気を前記回転軸の径方向内周側から径方向外周側に吹き出す遠心式ファン(10)を構成することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の空調装置用送風ユニット。
- 前記回転軸に支持されて、かつ前記複数枚のブレードのそれぞれを前記回転軸の軸線方向他方側から支える主板(13)を備え、
前記受電コイルは、前記主板に対して前記回転軸の軸線方向他方側に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の空調装置用送風ユニット。 - 前記受電コイルは、前記回転軸の軸線を中心とするリング状に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の空調装置用送風ユニット。
- 前記コンデンサは、前記複数枚のブレードに対して前記回転軸の軸線方向他方側に配置されていることを特徴とする請求項7または8に記載の空調装置用送風ユニット。
- 前記主板は、前記第1、第2の電極のうちいずれか一方の電極を構成していることを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1つに記載の空調装置用送風ユニット。
- 前記主板は、前記誘電体を構成していることを特徴とする請求項7に記載の空調装置用送風ユニット。
- 前記複数枚のブレードに対して前記軸線方向一方側に配置され、前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記複数枚のブレードを支持する側板(15)と、
前記遠心式ファンを収納し、前記回転軸の軸線方向一方側に開口して前記空気を吸入するための空気吸込口(64a)を有する送風ケーシング(60)と、を備えることを特徴とする請求項5に記載の空調装置用送風ユニット。 - 前記受電コイルは、前記側板に対して前記送風ケーシング側に設けられていることを特徴とする請求項12に記載の空調装置用送風ユニット。
- 前記側板は、前記コンデンサの前記第1、第2の電極のうちいずれか一方の電極を構成していることを特徴とする請求項12または13に記載の空調装置用送風ユニット。
- 前記共振回路は、前記受電コイルの両極電極が接続され、かつ前記受電コイルに前記誘電体が含浸されることにより、前記受電コイルと前記コンデンサとが一体化した素子(80)を構成することを特徴とする請求項5に記載の空調装置用送風ユニット。
- 前記共振回路は、前記受電コイル、抵抗素子(40A)、およびコンデンサ(40)から構成されており、
前記抵抗素子は、前記受電コイルにて受電される交流電力によって熱を発生する発熱素子を構成することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の空調装置用送風ユニット。
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