JP2003043229A - 可動式ミラー装置 - Google Patents

可動式ミラー装置

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JP2003043229A
JP2003043229A JP2001226579A JP2001226579A JP2003043229A JP 2003043229 A JP2003043229 A JP 2003043229A JP 2001226579 A JP2001226579 A JP 2001226579A JP 2001226579 A JP2001226579 A JP 2001226579A JP 2003043229 A JP2003043229 A JP 2003043229A
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Japan
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mirror
power
unit
coil
mirror unit
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Application number
JP2001226579A
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English (en)
Inventor
Koji Ogawa
浩司 小川
Yoshio Shinoda
芳夫 篠田
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Furukawa Electric Co Ltd
Denso Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Denso Corp
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Denso Corp filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニットの支持部からミラーユニットへ、ス
パイラルコード等、またはスリップリング等の機械的接
触部分を使用せずに電力を供給し、ミラー鏡面の結露を
除去し、短時間の組立て・保守が可能な可動式ミラー装
置を提供する。 【解決手段】 ユニットの支持部とミラーユニットから
なる可動式ミラー装置において、ミラーユニットに組込
まれた受電コイル、およびこの受電コイルに電磁結合し
てユニット支持部に組込まれた給電コイルとからなる分
離トランスと、給電コイルを交流で駆動して受電コイル
に電力を供給する電源部と、ミラーユニットにおけるミ
ラー体の裏面に配設された発熱体と、ミラーユニットに
組込まれて給電コイルで送電された交流電力を用いて発
熱体を渦電流で発熱させる発熱手段とを備えて、ミラー
鏡面の結露を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両や移動体で使
用されるミラー鏡面の結露防止ヒータを備えた可動式ミ
ラー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図1に示すように乗用車のドア
やボンネットに装備されるサイドミラーとして、可動式
ミラー装置1が用いられる。この種の可動式ミラー装置
1は、基本的には図2に示すようにミラー体2を支持し
たミラーユニット3を車体(ドア)の側部に突出させ、
上記車体に組込まれた支持部4に上記ミラーユニット3
を回動自在に軸支して該ミラーユニット3を車体に対し
て可倒自在に支持した構造を有する。なお、この可動式
ミラー装置1には、ミラーユニット3を回動させて格納
・展開させる回動機構やミラーユニット3におけるミラ
ー体2の支持姿勢を調整する姿勢調整機構が組込まれ
る。これらの回動機構や姿勢調整機構の駆動源として用
いられるモータは、専ら、ミラーユニットに内蔵され
る。
【0003】一方、ミラー体2には、その周囲環境によ
って結露が生じたり、雨水等の水滴が付着することが否
めない。このような結露や水滴の付着を除去するべく、
ミラー体2の裏面に、該ミラー体2を加熱するための電
気ヒータ(破線でその一部を示す発熱抵抗体)5を配設
する等の対策が講じられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の可動
式ミラー装置においては、前述した回動機構や姿勢調整
機構、さらには前記電気ヒータ5に対して、その駆動電
力を供給することが必要である。この電力供給は、専
ら、ミラーユニット3とその支持部4とを回動自在に結
合した軸部に設けたスリップリングを介して、あるいは
可撓性を有するスパイラルコード等を用いて行われる。
【0005】しかしながら、スリップリングを用いたも
のにあっては、耐磨耗性等の機械的な問題があり、ま
た、スパイラルコード等を用いたものにあっては、その
布線作業等の作業性に問題がある。しかも、その分解・
組立てが面倒なので、ミラー体2の破損時等における保
守作業性にも問題がある。さらには、電気ヒータ5を通
電加熱しても、その熱がミラー体2の隅々に行き渡るに
は時間がかかるので、その結露を完全に除去するまでに
時間がかかる等の問題があった。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、簡易な構造で、その組立て作業
が容易であり、しかもミラー体の結露を効果的に除去す
ることのできる可動式ミラー装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、請求項1では、ミラー体を支持した
ミラーユニット、およびこのミラーユニットを回動自在
に軸支した支持部からなる可動式ミラー装置であって、
前記ミラーユニットに組込まれた受電コイル、およびこ
の受電コイルに電磁結合して前記支持部に組込まれた給
電コイルとからなる分離トランスと、上記給電コイルを
交流で駆動して前記受電コイルに電力を供給する電源部
と、前記ミラーユニットにおける前記ミラー体の裏面に
配設された発熱体と、前記ミラーユニットに組込まれて
前記給電コイルで送電された交流電力を用いて前記発熱
体に渦電流を生起して該発熱体を発熱させる発熱手段と
を備えた可動式ミラー装置が提供される。
【0008】このように構成された可動式ミラー装置で
は、支持部からミラーユニットへの電力供給は、分離ト
ランスの電磁結合によってなされるので、スパイラルコ
ード等の配線束、またはスリップリング等の機械的接触
部分が不必要となり、短時間の組立て・分解が可能で保
守が容易になると共に、耐磨耗性等の機械的問題も生じ
ない。
【0009】また、給電コイルが送電する交流電力によ
って生起される渦電流によってミラー体の裏面に配設さ
れた発熱体を発熱させるので、ミラー体と発熱体との間
の熱抵抗を小さくすることができ、迅速な結露除去が可
能となる。請求項2では、前記発熱体はミラー体をなす
鏡面ガラスの裏面に蒸着又は貼付されているので、ミラ
ー体と発熱体との間の熱抵抗をさらに小さくすることが
でき、さらに迅速な結露除去が可能となる。
【0010】請求項3では、前記発熱体は、前記ミラー
体をなす鏡面ガラスの裏面に沿って配設された熱伝導率
の高い金属板からなり、前記発熱手段は、上記金属板に
結合されてその一部を前記分離トランスの周囲に配設し
てなり、該分離トランスが生起する交流磁界を受けて生
起される渦電流により発生する熱を前記金属板に伝達す
るシールド用金属体からなる可動式ミラー装置が提供さ
れる。
【0011】このように構成された可動式ミラー装置で
は、発熱手段が、分離トランスの周囲に配設され、分離
トランスの交流磁界と分離トランスの漏洩磁束で生起さ
れる渦電流によって発熱するので、分離トランスによる
結露除去のための電力供給を実現し、且つ、分離トラン
スから漏洩する磁束をシールドし、更に漏洩磁束に起因
してミラーユニットから輻射される不要電磁波を低減し
つつ、支持部からミラーユニットへの電力供給のスパイ
ラルコード等の配線束、またはスリップリング等の機械
的接触部分を不必要にすることができる。
【0012】請求項4では、前記ミラーユニットに組込
まれて該ミラーユニットを前記支持部に対して回動制御
する回動機構、および前記ミラーユニットに支持された
前記ミラー体の支持姿勢を調整する姿勢調整機構が消費
する電力は、結露防止のための電力と共に、電源部から
分離トランスを介して供給される。したがって、ミラー
ユニットが回動機構・姿勢調整機構を有していても、ス
パイラルコード等を不必要にすることができる。
【0013】請求項5では、前記受電コイルはキャパシ
タを並列に接続して共振回路を形成し、前記電源部は、
前記給電コイルの駆動交流電源の周波数を変化させるこ
とができるインバータからなっている。したがって、受
電コイルとキャパシタとで規定される共振周波数と異な
った周波数の交流電源で給電コイルを駆動すると、受電
コイルで受電される電力が低減し、その低減分に応じて
分離トランスの漏洩磁束が増加する。したがって、この
漏洩磁束の増加で渦電流も増加して前記発熱手段の発生
する熱エネルギーが増加し、ミラー体の結露除去を促進
することができる。なお、分離トランスの漏洩磁束は増
加するが、漏洩磁束は熱エネルギーに変換され、ミラー
ユニットから輻射される不要電磁波の増加は極めて少な
い。
【0014】一方、結露除去がなされた後は、前記電源
部は前記共振回路の共振周波数で給電コイルに電力を供
給することで、姿勢調整機構や回動機構のための電力を
受電コイルに効率良く供給することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
可動式ミラー装置について乗用車用の可動式ミラー装置
(サイドミラー)を例に説明する。図3〜5は、本発明
の可動式ミラー装置の第一の実施形態を示すものであ
る。この第一の実施形態に係る可動式ミラー装置10は
従来の可動式ミラー装置1(図2)と同様な形状を有し
ており、この可動式ミラー装置10の断面構造を図3に
示す。なお、可動式ミラー装置10の断面部分について
は、従来の可動式ミラー装置1を示す図2において、A
−A断面として示す。
【0016】図3に示すように、第一の実施形態の可動
式ミラー装置10は、車体ドアの側部から突出するミラ
ーユニット20と、このミラーユニット20を支持する
支持部(以下、「ユニット支持部」)30とからなる。
また、ミラーユニット20の筐体21(材質は例えばプ
ラスティックからなる)は丸みを帯びた横長の略直方体
形状を有しており、筐体21の開口部21aの内側には
ミラー体22が支持されている。この開口部21aは運
転席からミラー鏡面を視認できる位置に設けられてお
り、筐体21の内部には、回動機構23や姿勢調整機構
24が組込まれている。そして、回動機構23によっ
て、ミラーユニット20は走行時には運転席から車体側
面と後方を視認可能な位置まで展開し、駐車時等には前
方ドア側に倒すことができる。また、姿勢調整機構24
によって、ミラー体22の姿勢が制御され、運転席から
ミラー体22によって、視認可能な範囲が調整できるよ
うになっている。さらに、ミラー裏面22aには、結露
除去のために該ミラー体22を加熱する発熱体である金
属板25(材質は例えばアルミニウムからなる)が密着
している。
【0017】ミラーユニット20は、その内部に、さら
にミラー体22を加熱する金属板25に取付けられた加
熱コイル26と、ミラー制御装置27と、回動機構23
の駆動モータ23bと、姿勢調整装置24の姿勢調整モ
ータ24a、24bと、分離トランス6の受電コイル6
bを有しており、受電コイル6bは受電コイル支持部2
9に取付けられている。
【0018】上述したミラーユニット20は以下のよう
な構造を有してユニット支持部30と連結される。ミラ
ーユニット20の底部28には、テーパ状の内周壁を形
成した凹部28aがミラーユニット20の底部28側か
ら筐体21の内部に向かって延出し形成されている。一
方、ユニット支持部30側の上部には、前記凹部28a
に嵌合する円錐台部31が円錐台外周面31aをもって
形成されている。円錐台外周面31aは上部に向かって
径が小さくなり、その上部には円錐台上面部31bが形
成されている。
【0019】そして、ユニット支持部30とミラーユニ
ット20との連結は、円錐台外周面31aをミラーユニ
ット20の凹部28aに嵌合させることで行われる。ま
た、ミラーユニット20の内部に配設された回動機構2
3はシャフト23aを有しており、シャフト23aは、
ユニット支持部30の円錐台上面部31bの中心部に設
けられた遊貫孔を遊貫して、ユニット支持部30の内部
に配設されたシャフト保持機構32に挿入されて保持さ
れる。ユニット支持部30の外筐33は例えばプラステ
ィック部材で形成されており、外筐33は、その内部
に、インバータ34と分離トランス6の給電コイル6a
を有している。
【0020】図4に示すように分離トランス6は給電コ
イル6aと受電コイル6bとからなる。そして、給電コ
イル6aはユニット支持部30の円錐台上面部31bの
内側直下に取付けられ、受電コイル6bはミラーユニッ
ト20内部に設けられた受電コイル支持部29の上面に
取付けられている。ここで受電コイル支持部29はユニ
ット支持部30の円錐台上面部31bに近接して平行に
位置している。給電コイル6aはポットコア6paとポ
ットコア6paの内部に巻回されたコイル部6caから
なり、受電コイル6bはポットコア6pbとポットコア
6pbの内部に巻回されたコイル部6cbからなる。こ
こで、給電コイル6aと受電コイル6bとは前記シャフ
ト23aを中心に同軸に取付けられている。
【0021】具体的には、ポットコア6paの中心線部
分にシャフト孔6daが設けられ、ポットコア6pbの
中心線部分にシャフト孔6dbが設けられている。そし
て、ミラーユニット20側のポットコア6pbのシャフ
ト孔6dbには、シャフト23aが遊貫しており、ユニ
ット支持部30にミラーユニット20が連結した状態で
は、ミラーユニット20から突出したシャフト23aが
ユニット支持部30側のポットコア6paのシャフト孔
6daに遊貫する。遊貫したシャフト23aは前述のよ
うにシャフト保持機構32で保持される。
【0022】かくして、給電コイル6aと受電コイル6
bとは、円錐台上面部31bと受電コイル支持部29を
挟んで近接して配置された分離トランス6を構成する。
なお、受電コイル支持部29は、磁界に影響を与えない
例えばプラスティックからなる。以上のように、ミラー
ユニット20とユニット支持部30とが分離可能、且つ
回動可能に連結される。そして、ユニット支持部30の
給電コイル6aからミラーユニット20の受電コイル6
bに、電磁結合によって交流電力を伝送することができ
る。したがって、ミラーユニット20とユニット支持部
30との間を配線束やスリップリングで接続する必要が
ない。また、分離トランス6の中心線部分に設けられた
シャフト孔6da、孔6dbには、ミラーユニット20
側のシャフト23aが遊貫されて、このシャフト23a
を回動中心に、ミラーユニット20がユニット支持部3
0に対して回動するので、回動によって分離トランス6
の電磁結合は変化せず電力供給も何らの影響も受けな
い。
【0023】ところで、ミラー体22の結露除去は以下
のようにして行われる。図5は可動式ミラー装置10の
ミラーユニット20、ユニット支持部30と電力源であ
るバッテリ7、可動式ミラー装置10を制御する電子制
御装置8の関係を示す概略構成図である。ここで、イン
バータ34はバッテリ7から電力の供給を受けて、交流
電力(例えば周波数が100kHzの交流電力)を発生
する。インバータ34はこの交流電力で給電コイル6a
を駆動し、受電コイル6bに交流電力が伝送され、受電
コイル6bが受電した交流電力は、ミラー制御装置27
で導通・遮断等が制御されて、加熱コイル26に供給さ
れる。そうすると、加熱コイル26はミラー裏面22a
に密着した金属板25に渦電流を生起し、この渦電流で
金属板25が発熱する。この渦電流で生じる熱エネルギ
ーは加熱コイル26の近傍で多く生じるが、金属板25
は熱伝導率が高いので、金属板25の全体が殆ど均一に
温度上昇し、熱エネルギーはミラー裏面22aの全面に
均一に伝達されて、ミラー体22の鏡面の結露が均一に
除去される。
【0024】電子制御装置8は加熱コイル26等の駆動
動作のオン/オフを制御する。電子制御装置8にはスイ
ッチ8a〜8dが接続され、スイッチ8aは加熱コイル
26による結露除去の作動を制御する。スイッチ8aの
オン情報は電子制御装置8から制御信号送受信装置9を
経て電波によって無線伝送され、無線伝送された信号は
ミラーユニット20のミラー制御装置27で受信され、
このスイッチ8aのオン情報によって、ミラー制御装置
27は受電コイル6bが受電した交流電力を導通・遮断
して加熱コイル26による結露除去動作のオン/オフを
制御する。
【0025】また、ミラーユニット20の回動はスイッ
チ8bを操作することで制御され、ミラー体22の姿勢
制御(ミラー体22の水平軸を中心とした回転姿勢制御
と垂直軸を中心とした回転姿勢制御)はスイッチ8c、
8dの操作で制御される。これらスイッチの制御情報
は、電子制御装置8、制御信号送受信装置9を介してミ
ラーユニット20のミラー制御装置27に無線伝送され
る。これら制御情報に基づき、モータ23bと回動機構
23でミラーユニット20の回動が行われ、モータ24
aで水平軸を中心としたミラー体22の回転姿勢制御
が、モータ24bで垂直軸を中心としたミラー体22の
回転姿勢制御が、共に姿勢調整機構24を介して行われ
る。ここで、ミラー制御装置27は、受電コイル6bが
受電した交流電力を整流して、作動に必要な直流電力を
得ている。なお、ミラー裏面22aに密着して取付けら
れた温度検出素子41によって、ミラー制御装置27
は、ミラー体22の温度を検出し、加熱コイル26に供
給される交流電力を低減または遮断制御する。
【0026】このように本発明の第一の実施形態によれ
ば、スパイラルコード等の配線束、またはスリップリン
グ等の機械的接触部分を用いることなく、分離トランス
の電磁結合によって支持部からミラーユニットに電力を
供給することができ、分離トランスで伝送された電力に
よってミラー体の鏡面の結露を除去することができる。
【0027】なお、前述の発熱体は、金属板25にかえ
て、ミラー裏面22aにアルミニウム等を蒸着したもの
であってもよい。このように蒸着で発熱体を形成すれ
ば、発熱体とミラー裏面22aとの間の熱抵抗を低減で
き、鏡面の結露を迅速に除去することができる。図6〜
9は、本発明に係る可動式ミラー装置の第二の実施形態
を示す。
【0028】図6は、可動式ミラー装置の第二の実施形
態における概略断面構造を示す図であり、図7は第二の
実施形態における可動式ミラー装置の概略要部構成図で
ある。なお第一の実施形態と同様な機能を有し、略同一
の形状を有する構成要素については、同一の符号を付し
て説明を省略する。図6および7に示すように、第二の
実施形態の可動式ミラー装置11では、ミラーユニット
20は、加熱コイル26を使用することなく、ミラー裏
面22aを加熱してミラー鏡面の結露を除去することが
できる構造を有している。
【0029】ミラー裏面22aを加熱する発熱体はミラ
ー裏面22aに沿って配設された熱伝導率の高い金属板
35からなっている。そして、この金属板35の一部は
分離トランス6の周囲に配設されており、分離トランス
6の周囲に配設された金属板35の一部が、分離トラン
ス6が生起する交流磁界と交鎖する。金属板35は図8
に示すように、略長方形の加熱部35aを有し、この加
熱部35aの一辺の一端側から延出した発熱部35bを
有している。この発熱部35bは前記加熱部35aと直
交する方向に延出する略長方形の板状をなしている。な
お、この発熱部35bは、加熱部35aから延出する部
分が略「くの字」状をなす部分を有している。そして、
発熱部35bの端部側の一部が、分離トランス6の給電
コイル6aと受電コイル6bとの間に介挿されている。
【0030】この、分離トランス6とそこに介挿されて
いる発熱部35bとの断面概略構造を図9に示す。な
お、なお図4に示した第一の実施形態の分離トランス6
と同様な機能を有し、略同一の形状を有する構成要素に
ついては、同一の符号を付して説明を省略する。発熱部
35bは、給電コイル6aを取付けた円錐台上面部31
bと、受電コイル6bを取付けた受電コイル支持部29
との略中間位置に介挿されている。発熱部35bは、シ
ャフト23aを中心とした円形状の孔が形成されてお
り、この孔の径は分離トランス6の外径よりも小さい。
【0031】したがって、発熱部35bの円形状の孔を
形成する周辺部分は、分離トランス6が生起する交流磁
界と交鎖し、この周辺部分では、交流磁界によって生起
される渦電流が流れ、この渦電流で熱エネルギーが生じ
る。また、発熱部35bにシャフト23aを中心とした
上述のような円形孔が設けられているので、この発熱部
35bがミラーユニットの回動を阻害することはない
し、ミラー体22がその垂直軸を中心にして姿勢調整さ
れても、この発熱部35bがこの姿勢調整を阻害するこ
とはなく、ミラー体22がその水平軸を中心にして姿勢
調整されても、この発熱部35bがこの姿勢調整を阻害
することはない。そして、これら回動や姿勢調整によっ
ても、発熱部35bの円形孔の周辺部分は、分離トラン
ス6の交流磁界と交鎖する。
【0032】このようにして、分離トランス6が生起す
る交流磁界で生じる渦電流によって、磁気エネルギーが
発熱部35bにおいて熱エネルギーに変換されて金属板
35全体の温度を殆ど均一に上昇させ、金属板35に密
着したミラー裏面22aの温度がその全面に亘って均一
に上昇し、ミラー体22の鏡面の結露が除去される。な
お、ミラーユニット20の回動制御、ミラー体22の姿
勢制御に必要な電力は、第一の実施形態と同様に分離ト
ランス6によって、ユニット支持部30からミラーユニ
ット20に伝送され、上記の制御情報も第一の実施形態
と同様に伝送されるので、電力伝送と制御情報の伝送に
ついては説明を省略する。
【0033】また、金属板35の発熱部35bは分離ト
ランス6の交流磁界と交鎖すると共に分離トランス6の
周辺に配設されているので、分離トランス6から外部に
漏洩する磁束は発熱部35bと交鎖する。したがって、
漏洩磁束は発熱部35bに渦電流を生起して熱エネルギ
ーに変換される。そうすると、漏洩磁束は低減されるの
で、分離トランス6の漏洩磁束に起因して、可動式ミラ
ー装置11から外部に輻射する不要電磁輻射が低減され
る。すなわち、金属板35は発熱体としても磁気シール
ド部材としても作用する。
【0034】図10は本発明に係る可動式ミラー装置の
第三の実施形態を示す。図10は第三の実施形態におけ
る可動式ミラー装置の概略要部構成図である。なお第一
の実施形態における図5と同様な機能を有する構成要素
については、同一の符号を付して説明を省略する。ま
た、第三の実施形態に係る可動式ミラー装置の概略断面
構造は第二の実施形態で示した図6の概略断面構造と同
様である。可動式ミラー装置の第三の実施形態において
は、第二の実施形態と同様に、加熱コイルが構成に含ま
れず、金属板35が第二の実施形態と同様に配設されて
いる。
【0035】第三の実施形態においては、図10に示す
ように、受電コイル6bにキャパシタ40が並列に接続
され、受電コイル6bとキャパシタ40とで共振回路が
構成されている。そして、ユニット支持部30のインバ
ータ34が発生する交流電力の周波数は、電子制御装置
8で制御される。このように構成される可動式ミラー装
置では、インバータ34が発生する交流電力の周波数
を、受電コイル6bとキャパシタ40との共振回路の共
振周波数に同調することで、給電コイル6aと受電コイ
ル6bとの電磁結合が強くなる。その結果、分離トラン
ス6は効率良く受電コイル6bに電力を伝送することが
でき、また、分離トランス6からの漏洩磁束が減少す
る。
【0036】一方、インバータ34が発生する交流電力
の周波数を、共振回路の共振周波数から離調すると、給
電コイル6aと受電コイル6bとの電磁結合が弱くな
り、その結果、分離トランス6からの漏洩磁束が増え
る。ここで、増加した漏洩磁束は分離トランス6の近傍
に配設された発熱部35bと交鎖するので、発熱部35
bに渦電流を生起し磁気エネルギーが熱エネルギーに変
換される。そうすると、発熱部35bはより発熱し、ミ
ラー裏面22aをより加熱し、ミラー鏡面の結露除去が
より促進される。
【0037】すなわち、スイッチ8aを操作して、ミラ
ー体22の鏡面の結露を除去する場合、電子制御器8が
インバータ34を制御して、インバータ34が発生する
交流電力の周波数を受電コイル6bとキャパシタ40と
の共振周波数から離調させることで、ユニット支持部3
0からミラーユニット20に伝送する電力を、ミラー鏡
面の結露除去の熱エネルギとして、効率良く使用するこ
とができ、結露を迅速に除去することが可能となる。
【0038】また、結露が除去されたの後には、交流電
力の周波数を共振回路の共振周波数に同調することで、
受電コイル6bに効率よく電力を伝送することができ
る。例えば、ミラーユニット20を回動制御したり、ミ
ラー体22の姿勢を調整するときには、不必要にミラー
体22を加熱することなく、回動制御または姿勢を調整
するために必要な電力をミラー制御装置27に効率よく
伝送することができる。
【0039】ここで、離調時に、分離トランス6の漏洩
磁束が増加しても、漏洩磁束の磁気エネルギーは熱エネ
ルギーに変換されるので、ミラーユニット20から輻射
される不要電磁は殆ど増加しない。すなわち、第二の実
施形態と同様に金属板35は発熱体としても磁気シール
ド部材としても作用する。なお、第三の実施形態におけ
る温度検出素子41は発熱体である金属板35の温度を
検出し、ミラー制御装置27を介して検出温度を制御信
号送受信装置9に無線伝送して電子制御装置8に伝送す
ることができる。したがって、電子制御装置8は、イン
バータ34が発生する交流電力の周波数を金属板35の
温度に応じて制御し、金属板35を所望の温度に制御す
ることができる。
【0040】また、電子制御装置側からミラーユニット
に伝送される情報の伝送方法として、電波を用いた無線
伝送以外にも、たとえば、ユニット支持部側に設けた送
信コイルとミラーユニット側に設けた受信コイルとの間
を電磁結合可能なように配置して、これらコイル間の電
磁結合によって情報を伝送することも可能である。以
上、乗用車の可動式ミラー装置(サイドミラー)で本発
明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実
施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しな
い範囲で、バス・トラック等の車両の可動式ミラー装
置、さらに移動体で使用される可動式ミラー装置に実施
可能であることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の可動式ミ
ラー装置によれば、ミラーユニットの支持部からミラー
ユニットへ電磁結合によって電力を供給することがで
き、スパイラルコード等の配線束、またはスリップリン
グ等の機械的接触部分を必要とせず、したがって短時間
の組立て・保守が可能となり、好ましくは電磁結合に伴
い生じる漏洩磁束による不要電磁波の輻射を低減し、迅
速に結露を除去することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可動式ミラー装置を備えた乗用車
の側面外観図である。
【図2】図1の可動式ミラー装置をミラー体の鏡面側か
ら見た外観図である。
【図3】本発明に係る可動式ミラー装置の第一の実施形
態の概略断面構造を示す図である。
【図4】図3における分離トランスの概略断面構造を示
す図である。
【図5】第一の実施形態の可動式ミラー装置、電力源で
あるバッテリ、可動式ミラー装置を制御する電子制御装
置の関係を示す概略構成図である。
【図6】本発明に係る可動式ミラー装置の第二、第三の
実施形態の概略断面構造を示す図である。
【図7】第二の実施形態の可動式ミラー装置、電力源で
あるバッテリ、可動式ミラー装置を制御する電子制御装
置の関係を示す概略構成図である。
【図8】図6における分離トランスと発熱体である金属
板との関係を示す斜視図である。
【図9】図6における分離トランスの概略断面構造を示
す図である。
【図10】第三の実施形態の可動式ミラー装置、電力源
であるバッテリ、可動式ミラー装置を制御する電子制御
装置の関係を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10,11 可動式ミラー装置 6 分離トランス 6a 給電コイル 6b 受電コイル 20 ミラーユニット 22 ミラー体 22a ミラー裏面 23 回動機構 24 姿勢調整機構 25、35 金属板(発熱体) 26 加熱コイル(発熱手段) 30 ユニット支持部 34 インバータ(電源部) 35b 発熱部(発熱手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 7/182 H05B 6/10 381 H05B 6/10 381 G02B 7/18 E (72)発明者 篠田 芳夫 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 2H042 DB12 DE01 2H043 CB01 CD02 CE02 3D025 AC09 AD13 3D053 FF21 FF30 GG06 GG12 GG18 HH18 HH21 JJ20 3K059 AA02 AA07 AA08 AA16 AB04 AB13 AD03 AD08 AD27 AD40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラー体を支持したミラーユニット、お
    よびこのミラーユニットを回動自在に軸支した支持部か
    らなる可動式ミラー装置であって、 前記ミラーユニットに組込まれた受電コイル、およびこ
    の受電コイルに電磁結合して前記支持部に組込まれた給
    電コイルとからなる分離トランスと、 上記給電コイルを交流で駆動して前記受電コイルに電力
    を供給する電源部と、 前記ミラーユニットにおける前記ミラー体の裏面に配設
    された発熱体と、 前記ミラーユニットに組込まれて前記給電コイルで送電
    された電力を用いて前記発熱体に渦電流を生起して該発
    熱体を発熱させる発熱手段とを備えたことを特徴とする
    可動式ミラー装置。
  2. 【請求項2】 前記発熱体は、前記ミラー体をなす鏡面
    ガラスの裏面に蒸着または貼付された導電率が高く、且
    つ熱伝導率の高い金属皮膜からなり、 前記発熱手段は、上記金属皮膜に渦電流を生起して該金
    属皮膜を発熱させる加熱コイルからなる請求項1に記載
    の可動式ミラー装置。
  3. 【請求項3】 前記発熱体は、前記ミラー体をなす鏡面
    ガラスの裏面に沿って配設された熱伝導率の高い金属板
    からなり、 前記発熱手段は、上記金属板に結合されてその一部を前
    記分離トランスの周囲に配設してなり、該分離トランス
    が生起する交流磁界を受けて生起される渦電流により発
    生する熱を前記金属板に伝達するシールド用金属体から
    なる請求項1に記載の可動式ミラー装置。
  4. 【請求項4】 前記分離トランスは、前記ミラーユニッ
    トに組込まれて該ミラーユニットを前記支持部に対して
    回動制御する回動機構、および前記ミラーユニットに支
    持された前記ミラー体の支持姿勢を調整する姿勢調整機
    構に駆動電力を供給するものである請求項1〜3のいず
    れかに記載の可動式ミラー装置。
  5. 【請求項5】 前記受電コイルは、その共振周波数を規
    定するキャパシタを並列に接続して共振回路を形成して
    なり、 前記電源部は、前記給電コイルの駆動交流電源の周波数
    を変化させることができるインバータからなる請求項1
    に記載の可動式ミラー装置。
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