JP5895667B2 - 自走式探傷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鋼製煙突などの鋼製構造体の壁に対する探傷を行うための自走式探傷装置に関する。
鋼製煙突筒身の厚さを測定する装置としては、例えば特許文献1に記載の煙突筒身検査システムがある。この煙突筒身検査システムは、マグネット走行車から張り出した張出部に超音波探触子が支持されている。また、上記超音波探触子と探傷面である煙突表面との間に対し、接触媒質としての水を供給する接触媒質供給装置を備える。そして煙突筒身検査システムは、水を接触媒質とした水浸法による超音波によって非破壊探傷を行い筒身の厚さを測定する。
特開平8−68622号公報
走行に伴いマグネット走行体が揺れる可能性がある。特に特許文献1では、マグネット走行車の前方、つまり走行車の重心から離れた位置で超音波探触子を支持しているために、走行車のピッチング等が発生する。このことは、超音波探触子を余り探傷面に近づけることが出来ないばかりか、超音波探触子と探傷面との距離が変動する原因となる。
また、超音波探触子と探傷面との間隔が大きいので、そこに水柱が形成されるように大量の水を供給することが要求される。このため、マグネット走行体へ水を地上から供給するケーブルが必要となる。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、使用する接触媒質の量を減少可能な自走式探傷装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、鋼構造体の壁面を探傷面とし、その探傷面に沿って移動しながら上記壁を超音波探傷装置によって非破壊探傷する自走式探傷装置であって、
上記探傷面に磁着する磁着手段、及び上記磁着手段によって探傷面に付勢されて当該探傷面に沿って転動可能な複数の車輪を備える走行体と、
上記探傷面側に探触子を向けた状態で上記走行体に支持される超音波探傷装置と、を備え、
上記超音波探傷装置は、
上記走行体の移動に伴い上記探傷面を転動可能な中空且つゴム製のタイヤと、
上記タイヤ内の空間に配置され且つそのタイヤの内径面と先端が対向配置すると共に、タイヤと共に回転しない探触子と、を有し、
上記走行体は、上記超音波探傷装置を支持する台車部と、その台車部に揺動可能に連結して上記車輪を支持する車体部とを有し、
上記台車部の底板部における上記タイヤの外周側位置に、タイヤの探傷面への押し付け量を一定に自動調整するための複数のキャスターを設けたことを特徴とする。
次に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載した構成に対し、上記探触子とタイヤ内径面との間に介挿され且つタイヤと共に回転しないゴム製介挿材と、を備えることを特徴とする。
次に、請求項3に記載した発明は、請求項1又は請求項2に記載した構成に対し、上記タイヤを回転自在に支持する回転軸を備え、
上記探触子は、先端が探傷面側に向く状態で上記回転軸に固定されることを特徴とする。
次に、請求項4に記載した発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載した構成に対し、上記探傷面とタイヤとの間に接触媒質としての油を介在させる接触媒質供給装置を備えることを特徴とする。
次に、請求項5に記載した発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載した構成に対し、上記鋼製構造体は鋼製煙突であり、上記超音波探傷装置は、フェイズドアレイ法による超音波探傷で筒身肉厚を測定することを特徴とする。
次に、請求項6に記載した発明は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載した構成に対し、上記走行体の走行は遠隔操作で行われる自走式探傷装置であって、
上記車輪の転動方向に対する傾斜を検出する傾斜センサを備え、その傾斜センサの検出に基づき、走行体の姿勢を認識することを特徴とする。
本発明によれば、探触子は、タイヤによって探傷面との干渉が回避されると共に、探傷面にゴム製のタイヤが接触することから、少ない接触媒質での探傷が可能となる。この結果、探傷装置まで接触媒体を供給するケーブルが不要にすることも可能となる。
本発明に基づく実施形態に係る自走式探傷装置を説明する上面図である。 本発明に基づく実施形態に係る自走式探傷装置を説明する下面図である。 タイヤセンサ構造を説明する断面図である。 接触媒質供給装置を説明する図である。 制御部の構成を説明する図である。 フェイズドアレイ探触子の動作例を示す図である。 車体部の構成を説明する図である。 車輪周りに構成を説明する図である。 冷却の機構を説明する図である。 探傷面と探傷装置の移動軌道を説明する図である。 探傷結果である厚み分布の例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態の自走式探傷装置を説明する上方からみた概念図である。図2は、該自走式探傷装置を下方(探傷面側)からみた概念図である。
本実施形態の自走式探傷装置は、鋼製構造体の壁面に沿って、昇降や横行などの走行を行いつつ当該壁の探傷を連続的に行う。上記探傷を行う鋼製構造体の壁としては、熱風炉の外壁(鉄皮)や鋼製煙突が例示出来る。本実施形態では、鋼製煙突の外壁の非破壊探傷を例に挙げて説明する。
本実施形態の自走式探傷装置は、煙突の表面(探傷面)を、磁石の磁力による吸着力(磁着力)によって車輪が接触した状態を保持しつつ当該車輪が転動することで、自走式探傷装置がその探傷面に沿って移動可能な構造となっている。なお、移動する探傷面が円筒面となっていても問題はない。また、探傷面が高温であっても適用可能である。
(構成)
自走式探傷装置は、図1に示すように、台車部1と、その台車部1の左右両側に配置された左右の車体部2とを備える。左右の車体部2は、それぞれ台車部1に揺動可能な状態で連結している。上記台車部1には、検査機器、制御部3、通信装置4などが搭載されている。符号5は傾斜センサを、符号6はバッテリを、符号7は媒質タンクを示す。また、車体部2には、走行手段として、車輪と、磁着手段となる磁石と、上記車輪を駆動するモータとが搭載されている。
「台車部」
台車部1は、箱状の台車本体部10と、図2に示すような、台車本体部10の下面に設けられた矩形の枠体部11と、底面板12とを備える。枠体部11は、図2に示すように、矩形の枠体本体部11aと、その左右に形成された左右の側方枠体部11bと、からなる。上記底面板12は、上記枠体本体部11aの内側に配置されると共に台車本体部10に支持されている。
上記矩形の台車本体部10の底面板12には、その略中央位置に、タイヤセンサ30が設けられていると共に、そのタイヤセンサ30を中心とした4隅にそれぞれキャスター39が設けられている。キャスター39は、上下軸周りに回転可能となって、転動方向が自在に変更可能となっている。また、タイヤセンサ30の前側には、給油用の1又は2以上の油を噴射する開口が形成されている。タイヤセンサ30は、台車部1の重心と上下で重なる位置に配置することが好ましい。
なお、本実施形態では、接触媒質として油を使用する場合で例示するが、接触媒質は油に限定されるものではなく、水溶性のエマルジョン等の公知の接触媒質を使用しても良い。
「タイヤセンサ」
上記タイヤセンサ30について説明する。
タイヤセンサ30は、超音波探傷装置を構成する。そのタイヤセンサ30は、断面模式図である図3に示すように、回転軸31と、回転軸31の外周に同心状に配置された中空のタイヤ32と、タイヤ32の軸方向両側にそれぞれ取付けられた左右の車輪支持部材33と、フェイズドアレイ探触子34と、ゴム製の介挿部材35とを備える。
上記タイヤ32は、超音波が透過可能なゴム材から形成され、回転軸31と同心に配置され、内径面が円筒面形状となっている。タイヤ32は、その軸方向両端部にリング状の取付け金具32aが設けられている。
そのタイヤ32の軸方向両側に円板状部材である車輪支持部材33がそれぞれ配置され、その車輪支持部材33は、上記取付け金具にボルト止めされている。符号36はボルトを示している。符号37はOリングその他のシールリングを示している。
上記各円板状の車輪支持部材33の中央には貫通穴が開口している。その貫通穴を上記回転軸31が同軸に貫通し、その回転軸31に対して、車輪支持部材33は、軸受38を介して回転自在に支持されている。上記左右の車輪支持部材33によって、タイヤ32の内径側(中心側)には、密封された空間が形成される。その空間をセンサ収納空間Aとも呼ぶ。
そのセンサ収納空間A内に、フェイズドアレイ探触子34及び介挿部材35が配置されている。そのフェイズドアレイ探触子34及び介挿部材35は、回転軸31に支持されると共に、上記タイヤ32とは縁切りされた状態となっている。なお、フェイズドアレイ探触子34は、回転軸31と同軸に探触子34が配列して構成されている。
上記回転軸31における上記センサ収納空間A内に位置する部分に、上記フェイズドアレイ探触子34及び介挿部材35を取り付ける取付け部31aが形成されている。すなわち、フェイズドアレイ探触子34は、各探触子34の探触方向が下方を向く状態で上記回転軸31に固定される。
その探触子34とその下方で対向するタイヤ32の内径面部分との間には、ゴム材からなる介挿部材35が介挿されている。介挿部材35は台形状の形状となっている。その介挿部材35の上辺部分が上記フェイズドアレイ探触子34の先端部に当接した状態で、当該介挿部材35は回転軸31に固定されている。
上記介挿部材35の下辺部は、タイヤ32の内径面と隙間をもって対向配置されている。
上記フィイズドアレイ探触子34の信号線ケーブル34aは、上記回転軸31内を貫通することで、タイヤセンサ30の外部に引き出されている。上記信号線ケーブル34aは、台車本体部10に設けられている制御部3に電気的に接続する。
また、上記センサ収納空間Aには、接触媒質としての油が充填されている。これによって、上記介挿部材35の下辺側の端面とタイヤ32内径面との間の隙間に油が常に配置された状態となる。
上記タイヤセンサ30の回転軸31の両端部は、台車本体部10の底面板12に固定されることで、回転しないように拘束されている。これによって、タイヤ32が転動により回転しても、上記フェイズドアレイ探触子34及び介挿部材35が供回りすることが無い。
また、台車部1には、図4に示すように、媒質である油を供給する接触媒質供給装置40を備える。その接触媒質供給装置40は、上記タイヤセンサ30の前側(自走式探傷装置の前進方向前側)において、上記タイヤ32が転動する探傷面Sに対して油を噴射により塗布する。その接触媒質供給装置40は、油噴射部41、油噴射部41に油を供給するための油供給管路42、その油供給管路42の他端部に接続し油を収容した媒質タンク7、上記油供給管路42に介挿されて油を油噴射部41に圧送するためのポンプ43、上記油供給管路42に介挿されて油の供給を調整する流量調整弁44を備える。そして、上記油噴射部41の開口が、上記タイヤセンサ30のタイヤ32転動方向前側の探傷面Sに向くように配置されている。なお、上記油噴射部41から直接タイヤ32の外周面(転動面)に油を噴射することで、当該タイヤ32の外周面に直接油を塗布して、タイヤ32と探傷面Sとの間に油が介在するようにしても良い。また、ブラシ等によって油を塗布する構成であっても良い。
また、台車部1の底面板12には、非接触温度センサ45が設けられている。非接触温度センサ45は、探傷面Sの温度を測定している。非接触温度センサ45の配置位置は、例えば、タイヤセンサ30よりも前側位置とする。
また、台車本体部10の進行方向前端部と後端部にはそれぞれCCDカメラ50,51が取り付けられている。前方のカメラ50は、進行方向前方の探傷面Sを撮像可能となっている。また、後方のカメラ51は、進行方向後方の探傷面Sを撮像可能となっている。
台車本体部10には、上記媒質タンク7、電源としてのバッテリ6、制御部3、及び通信装置4が搭載されている。通信装置4は、操作装置100との間で無線LANその他の無線通信手段によってデータの送受信を行う。
制御部3は、板厚制御部3A、カメラ制御部3B、モータ駆動制御部3C、媒質供給制御部3Dを備える。
板厚制御部3Aは、フィイズドアレイ探触子34を構成する複数の探触子34の各振動子をns単位の時間差をつけて駆動し、各振動子からの超音波の合成によって、設定した送受信角度と焦点距離を持った超音波ビームを発生する。図6に示すように、探傷位置を横移動及び角度振りを行う事で、予め設定した幅の範囲の探傷を連続的に行い、疵を3次元的に検出することが可能である。板厚制御部3Aは、上記のような公知の制御によって、予め設定した幅の範囲の板厚を検出することを、所定の制御サイクルで実施する。板厚制御部3Aは、演算した板厚の検出情報を、通信装置4を介して操作装置100に送信する。
カメラ制御部3Bは、操作装置100からの指令に応じた方向の撮像をカメラ50,51で個々に撮像し、撮像した撮像画像データを、通信装置4を介して当該操作装置100に送信する。
モータ駆動制御部3Cは、車体部2に搭載した各車輪22を個別に回転駆動する。モータ駆動制御部3Cは、操作装置100からの指令に応じた走行方向に走行するように、各車輪22を個別に回転駆動したり、その車速を調整する。
媒質供給制御部3Dは、上記ポンプ43及び流量調整弁44を調整することで、噴射する油を制御する。
また、非接触温度センサ45、傾斜センサ5、後述の回転状態検出手段が検出した検出情報が、通信装置4を介して操作装置100に送信される。
「車体部」
次に、左右の車体部2について説明する。左右の車体部2は、走行体を構成する。
各車体部2は、下方が開放された車体部用枠体21と、その車体部用枠体21内に配置された走行手段とを備える。
各車体部2は、図7に示すように、矩形の車体部用枠体21に、走行手段としての駆動源であるモータ23、および車輪22を有して構成されている。図7は、右側の車体部を図示している。車輪22は、各車体部2それぞれに2個ずつ設けられており、合計4個の車輪22を有する。各車輪22は、図2及び図7に示すように、その転動する向きを、自走式探傷装置の前後方向に向けて各車体部2それぞれで直線上に並んでいる。さらに、モータ23は、各車体部2に、各車輪22毎にそれぞれ搭載されており、各車輪22は、それぞれに対応するモータ23によって、ウォーム減速機構を介して個別に駆動されるようになっている。
なお、各車体部2の走行手段9は、ともに同一の構成を有し、これを左右対称に備えており、さらに、各車体部2における、走行手段9それぞれの2個の車輪22は、モータ23およびウォーム減速機構を含めて同一の構成となっている。このため、以下の説明では、車体部2側の走行手段9の手前側の車輪22部分について説明し、他の車輪部分についてはその説明を省略する。
図8に示すように、車体部用枠体21の左右幅方向で対向する側壁下部21aには、幅方向で対向する同軸線上の位置に、貫通穴21bがそれぞれ形成されている。各貫通穴21bには、例えば多孔質含油軸受等の長期に渡って無給脂で使用可能な軸受24(以下、「無給脂軸受」という)が内嵌されている。この無給油軸受24は、一端側に鍔部を有しており、その鍔部を上記画成された領域の側に向けてそれぞれに内嵌されている。さらに、この無給油軸受24の貫通穴に車軸25が挿通されており、この車軸25が、無給油軸受24を介して左右の側壁下部21aに対し回動自在に支持されている。そして、この車軸25には、その上記画成された領域に位置する部分に、スリーブ26が車軸25と同心に外嵌している。このスリーブ26は、その軸方向の略中央部に大径部26aを有しており、その両側が大径部26aより小さい径の小径部26b、26cとしてそれぞれ形成されている。
スリーブ26の大径部26aには、その周方向に適宜の間隔をあけてタップ26dが径方向に二箇所、貫通形成されており、各タップ26dに止めねじ26eがそれぞれ装着されることで車軸25に固定されている。
小径部26bは台車部1側に形成されており、この小径部26bには、上記車輪22が外嵌している。この車輪22は、強力な磁力を有する円環状のネオジム磁石27と、そのネオジム磁石27を両側から挟む二枚の円環状の車輪板28と、を備えて構成されている。これら円環状の車輪板28は、強磁性を有する金属材料から形成されている。そして、ネオジム磁石27および車輪板28は、それらの中心に同径の貫通穴を、車軸25と同心に有しており、この貫通穴に略円筒状のスリーブ26が挿通されるように形成されている。そして、各車輪板28には、その周方向に適宜の間隔をあけてタップ28aが径方向に二箇所形成されており、各タップ28aに止めねじ28bが装着されて、ねじ締結されることで、スリーブ26の台車部1側の小径部26cに固定されている。これにより、各車輪22は探傷面Sに磁着しつつ、その探傷面Sに沿って転動可能になっている。なお、ネオジム磁石27の外径よりも二枚の車輪板28の外径は一回り大きい。
一方、小径部26cは台車部1とは反対側の小径部であり、この小径部26cには、ウォームホイル29が車軸25と同心に外嵌している。このウォームホイル29についても、その周方向に適宜の間隔をあけてタップ29aが径方向に二箇所形成されており、各タップ29aに止めねじ29bが装着されてねじ締結されることで、車軸25に固定されている。そして、このウォームホイル29には、これに直角をなす軸方向を向いて連結するウォームが噛合ってウォーム減速機構を構成している。ここで、上記モータ23は、このウォームの上部に位置するように、車体部用枠体21の上面の側に配置されている。そして、ウォームは、その一端側が、これに対応するモータ23の出力軸に、車体部用枠体21の下面の側で同軸に連結されている(連結部分の図示略)。
ここで、各モータ23は、減速機構を内蔵する直流モータであり、各モータ23は、それぞれに対応するモータ駆動制御部3Cに個別に駆動可能に接続されている。各モータ駆動制御部3Cには、Hブリッジ回路がそれぞれ内蔵されており、そのHブリッジ回路を構成する4つのトランジスタを適宜ON・OFF制御することによって、各モータ23は所望の回転、停止を実行するようになっている。なお、回転方向を切換える際は、僅かな時間だけトランジスタを全てOFFにするように制御している。
さらに、各モータ23の出力軸とウォームの一端側とを繋ぐ部分には、薄肉の円盤である回転板が同軸にそれぞれ装着されている。この回転板の周方向には適宜の間隔でスリットが形成されており、このスリットを検出可能な位置に、フォトインタラプタが、その検出部を対向させて設けられている。このフォトインタラプタは、回転板が回転することによるスリットの有無を検出して、これをパルス信号としてモータ駆動制御部3Cに出力可能に接続されており、これにより、各車体部2毎の車輪22の回転状態を検出可能になっている。なお、この回転板およびフォトインタラプタは、上記回転状態検出手段を構成する。
また、上記各車体部2には、それぞれ車輪22を冷却するための冷却装置を備える。すなわち、図9に示すように、2つの車輪22の間にエアノズル52が配置される。そのエアノズル52から、2つの車輪22に向けて空気を吹き付け可能となっている。エアノズル52はエアコンプレッサ53に接続しており、エアコンプレッサ53から供給される大気温のエアを車輪22に吹き付けることで、2つの車輪22の冷却を行う。エアコンプレッサ53は、車体部2に搭載させておいても良い。また、エアコンプレッサ53を自走式探傷装置に搭載しない場合には、エアコンプレッサ53は、フレキシブルな配管を通じて各エアノズル52に接続されていても良い。
ここで、二枚の円環状の車輪板28に対し円環状のネオジム磁石27が小径となっている。このため、車輪22は、図8に示すように、円周方向に沿ってネオジム磁石27の外径面部分によって円環状の溝が形成されている。このため、吹き付けたエアは、その溝に沿って流れやすくなって、車輪22をより有効に冷却させることが出来る。
「連結機構」
上記各車体部2は、台車部1の枠体部11に揺動可能に連結している。次に、その構成を図2及び図1を参照して説明する。
左右の側方枠体部11bから、それぞれ横方向外方に向けて揺動軸60が突出している。上記揺動軸60は、上記車体部用枠体21の長手方向中央部を幅方向に貫通するように配置されている。これによって、車体部用枠体21は、上記揺動軸60周りに揺動が可能、つまりピッチング方向の揺動が可能な状態で上記枠体部11つまり台車部1に連結している。
また、台車部1に対する車体部2の揺動を予め設定した揺動範囲内に規制する揺動規制機構61を備える。揺動規制機構61は、上記揺動軸60に対称な位置にそれぞれで対を為して形成されている。その揺動規制機構61は、側方枠体部11bから車体部2側にアングル状の停止部62が張り出すと共に、車体側躯体からも、アングル状のストッパ部63が張り出し、上記停止部62のフランジとストッパ部63のフランジとが互いに係合した構造となっている。これによって、枠体部11を基準に、水平位置から予め設定した揺動角だけ車体部2が揺動すると、停止部62にストッパ部63が当接してそれ以上の揺動が規制される。また、枠体部11に対して車体部2が離れる方向に揺動する場合も、停止部62にストッパ部63が当接してそれ以上の離隔が規制される。逆に、車体部2が枠体部11側に揺動すると、ストッパ部63が車体部2に当接することでそれ以上の接近を規制する。
また、図1に示すように、台車部1に対し、車体部2を初期位置(台車部1を基準とした水平方向の位置)に付勢する位置決め機構64を備える。位置決め機構64は、前後で対を為すバネによって構成される。
(使用例及び動作・作用)
本実施形態では、鋼製煙突の外壁面を探傷面Sとし、その円筒面である探傷面Sに沿って、自走式探傷装置が走行することで移動する。
具体的には、上記探傷面Sに自走式探傷装置の車輪22を磁着させて取り付ける。そして、不図示の探傷開始スイッチをオンにする。なお、万一の場合に生じ得る落下防止のために、上方に位置する構造物と自走式探傷装置のワイヤーフック(不図示)とをロープ等の検索具によって互いを連結して、自走式探傷装置が落下して、人体、地上もしくは他の設備機器に激突して損傷を与えることがないように十分な配慮をしておく。
次いで、操作装置100の操作部(不図示)を操作して、必要に応じて自走式探傷装置の前進やその場旋回を行って、図10のように、探傷位置をずらしながら上下に移動させつつ、探傷を行う。このとき、前後のカメラ50,51からの撮像画像や傾斜センサ5等からの検出情報に基づき、移動方向を確認して、自走式探傷装置Tの向きを調整する。
例えば、ロータリエンコーダ等から構成される回転状態検出手段からの信号に基づく移動距離によって、探傷装置Tの昇降方向への移動量を推定し、目的の高さまで移動したかを判定する。また、傾斜センサ5からの信号によって、鉛直軸に対する探傷装置の姿勢を検出し、現在、探傷装置Tは、上昇中なのか下降中なのか横行中(旋回中)なのかなどを判定する。また、前方カメラからの撮像によって、想定外の障害物の存在の有無や、設定した軌道を実際に走行中か否かを判定する。また後方カメラからの画像によって、例えば探傷面Sにきちんと油が添加されているか、つまり探傷が精度良く実施されているか否かを判定することができる。
また、上記探傷装置Tの移動に同期を取って、タイヤセンサ30によって探傷が実施される。左右の車体部2が探傷面Sに磁着する力によって、台車部1も探傷面S側に付勢される結果、タイヤ32は所定の荷重で探傷面Sに押し付けられる。このとき、4隅のキャスター39も探傷面Sに押し付けられる結果、台車部1の底板部は、探傷面Sと予め設定した隙間をもって平行な状態に自動調整される。更に、上記タイヤ32の探傷面Sへの押し付け量も一定に自動調整される。このことは、探触子34と探傷面Sとの距離を略一定に自動調整されて、探傷の精度向上に繋がる。
そして、転動するタイヤ32の前側の探傷面Sに対し油を付着させ、その油が付着した探傷面Sの上をタイヤ32が転動することで、タイヤ32外周面と探傷面Sとの間に接触媒質である油が介在した状態となる。この状態で、フェイズドアレイ法によって所定幅の帯状の範囲に沿って壁の探傷が連続的に実施される。本実施形態では、壁の厚さを探傷する。壁の欠陥探傷を実施しても良い。
上記超音波探傷は、油を接触媒質として探傷している。このとき、消費される油は、タイヤ32と探傷面Sとの間の間隙だけであるので、大量に油を使用する必要がない。また対象が上下に立ち上がっている壁面であるが、水に比べて粘性がある油を使用することで、より確実にタイヤ32と探傷面Sとの間の間隙に油を介在させることが可能とある。また、探傷面に対し微小凹凸などがあっても、上記油によって埋めることも可能となる。
このとき、探触子34は、常に探傷面S側を向いていて、タイヤ32との供回りしないようになっている。このとき探触子34とタイヤ32の内径面との間に隙間が形成されるが、タイヤ32の内径側のセンサ収納空間Aを密封空間とし、センサ収納空間Aに油を充填して封入しておくことで、センサ収納空間Aでの油の消費を回避出来る。但し、ゴム製の介挿部材35を介挿することで、探触子34とタイヤ32内径面との間の流体が介在する距離を小さくして、大量の流体を介在させることによる不安定性を抑制している。
この結果、媒質タンク7を探傷装置Tに搭載可能となり、探傷装置Tを完全に無線による遠隔操作で走行及び検査機器の制御が可能となる。
図11は、上記図10のように走行して取得した、特定の層位置の煙突壁面の探傷結果の一例を展開図で示したものである。この図11のように、本実施形態では、全面について厚さの磨耗状況が把握可能となる。
また、本実施形態の探傷装置Tでは、走行時に上記探傷と共に表面の温度を測定している。非接触温度センサ45が検出した温度情報に基づき、予め想定されている温度よりも高い表面温度を測定した場合には、その検出位置若しくはその近傍で、内部の耐火煉瓦が剥離している可能性があると判定することが可能である。
また、上記実施形態では、車輪22自体に磁石を設けたが、車輪22とは別に磁石を設け、その磁力による吸引で車輪22を探傷面Sに吸着させるようにしても良い。
(本実施形態の効果)
本実施形態の自走式探傷装置Tは、次の効果を奏する。
(1)超音波探傷装置Tは、移動に伴い上記探傷面Sを転動可能な中空且つゴム製のタイヤ32と、上記タイヤ32内の空間に配置され且つそのタイヤ32の内径面と先端が対向配置すると共に、タイヤ32と共に回転しない探触子34と、を備える。
この構成によれば、超音波探傷で消費する接触媒体が、探傷面Sとタイヤ32との間の部分にだけ介在すればよいので、消費する接触媒質を大幅に減少させることが可能となる。この結果、地上からケーブルで接触媒質を探傷装置Tに送り必要が無くなる。これによって、自走式探傷装置Tを無線による遠隔操作による自動走行が可能となる。すなわち、媒質を供給するケーブルの取り回しを考慮する必要がないので、動作範囲の拡大や操作性の向上に繋がる。
(2)探触子34とタイヤ32内径面との間に介挿され且つタイヤ32と共に回転しないゴム製介挿材と、を備える。
この構成によれば、探触子34とタイヤ32内径面との間の接触媒質を介在させる必要がある隙間も小さくすることが可能となる。
(3)タイヤ32を回転自在に支持する回転軸31を備え、探触子34は、先端が探傷面S側に向く状態で上記回転軸31に固定される。
この構成によれば、探触子34がタイヤ32と供回りすることを回避可能となる。
(4)探傷面Sとタイヤ32との間に接触媒質としての油を介在させる接触媒質供給装置40を備える。上述のように水溶性のエマルジョン等で接触媒質を構成しても良い。所定以上の時間探傷面に付着可能な接触媒質であれば良い。
この構成によれば、対象とする探傷面Sが壁面であっても、より確実に探傷面Sとタイヤ32との間に接触媒質を介在させることが可能となる。
なお、水を媒質に使用した場合には、垂れ落ちてしまうため、大量の水が必要となる。また探傷面Sが高熱の場合には、蒸発を考慮してやはり大量の水が必要となる。
(5)鋼製構造体は鋼製煙突であり、超音波探傷装置Tは、フェイズドアレイ法による超音波探傷で筒身肉厚を測定する。
この構成によれば、鋼製煙突の肉厚を全面に亘って探傷することが可能となる。
(6)走行体の走行は遠隔操作で行われる自走式探傷装置Tであって、車輪22の転動方向に対する傾斜を検出する傾斜センサ5を備え、その傾斜センサ5の検出に基づき、走行体の姿勢を認識する。
この構成によれば、探傷装置Tの姿勢を確認することが可能となる。
(7)車輪22の4輪を個別に回転駆動する。
この構成によれば、前進後退ばかりかその場での旋回を行うことが可能となる。
1 台車部
2 車体部
3 制御部
3A 板厚制御部
3B カメラ制御部
3C モータ駆動制御部
3C 各モータ駆動制御部
3C モータ駆動制御部
3D 媒質供給制御部
4 通信装置
5 傾斜センサ
7 媒質タンク
10 台車本体部
11 枠体部
11a 枠体本体部
11b 側方枠体部
12 底面板
22 車輪
23 モータ
27 ネオジム磁石
28 車輪板
30 タイヤセンサ
31 回転軸
32 タイヤ
33 車輪支持部材
34 フェイズドアレイ探触子
35 介挿部材
39 キャスター
40 接触媒質供給装置
41 油噴射部
42 油供給管路
43 ポンプ
44 流量調整弁
45 非接触温度センサ
50,51 カメラ
60 揺動軸
61 揺動規制機構
62 停止部
63 ストッパ部
64 位置決め機構
100 操作装置
A センサ収納空間
S 探傷面
T 自走式探傷装置

Claims (6)

  1. 鋼構造体の壁面を探傷面とし、その探傷面に沿って移動しながら上記壁を超音波探傷装置によって非破壊探傷する自走式探傷装置であって、
    上記探傷面に磁着する磁着手段、及び上記磁着手段によって探傷面に付勢されて当該探傷面に沿って転動可能な複数の車輪を備える走行体と、
    上記探傷面側に探触子を向けた状態で上記走行体に支持される超音波探傷装置と、を備え、
    上記超音波探傷装置は、
    上記走行体の移動に伴い上記探傷面を転動可能な中空且つゴム製のタイヤと、
    上記タイヤ内の空間に配置され且つそのタイヤの内径面と先端が対向配置すると共に、タイヤと共に回転しない探触子と、を有し、
    上記走行体は、上記超音波探傷装置を支持する台車部と、その台車部に揺動可能に連結して上記車輪を支持する車体部とを有し、
    上記台車部の底板部における上記タイヤの外周側位置に、タイヤの探傷面への押し付け量を一定に自動調整するための複数のキャスターを設けたことを特徴とする自走式探傷装置。
  2. 上記探触子とタイヤ内径面との間に介挿され且つタイヤと共に回転しないゴム製介挿材と、を備えることを特徴とする請求項1に記載した自走式探傷装置。
  3. 上記タイヤを回転自在に支持する回転軸を備え、
    上記探触子は、先端が探傷面側に向く状態で上記回転軸に固定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した自走式探傷装置。
  4. 上記探傷面とタイヤとの間に接触媒質としての油を介在させる接触媒質供給装置を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載した自走式探傷装置。
  5. 上記鋼製構造体は鋼製煙突であり、上記超音波探傷装置は、フェイズドアレイ法による超音波探傷で筒身肉厚を測定することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載した自走式探傷装置。
  6. 上記走行体の走行は遠隔操作で行われる自走式探傷装置であって、
    上記車輪の転動方向に対する傾斜を検出する傾斜センサを備え、その傾斜センサの検出に基づき、走行体の姿勢を認識することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載した自走式探傷装置。
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