JP5895595B2 - サービスコンセントを備えた空気調和機 - Google Patents
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Description
他の機器へ電源を供給できるサービスコンセントを備えた室内機と、同室内機を操作するリモコンを備えた空気調和機であって、
前記室内機は、入力した交流電源を前記サービスコンセントへ出力する電力供給線が設けられ、前記電力供給線に直列に接続され、前記サービスコンセントへの接続または遮断を切り換えるスイッチと、人の存在の有無を検知する人検知センサと、前記電力供給線に流れる電流を検出する電流検出部と、前記電力供給線に流れる待機電流の閾値を記憶する記憶部と、前記スイッチを遮断させるまでの時間をカウントするタイマーと、これらを制御する室内機制御部とを備えた空気調和機であって、
前記室内機制御部は、前記リモコンによって前記サービスコンセントに接続される全機器が待機状態にある時の前記閾値の設定操作が行われた時、前記電流検出部で検出した電流値から予め定めた率で割増した値を前記閾値として記憶部に記憶し、
前記人検知センサで人の存在が非検知となった時、前記空気調和機が停止中でかつ前記電流検出部で検出した電流値が前記閾値以上の場合に前記タイマーを起動し、タイマーカウントが所定値に到達または前記電流検出部で検出した前記電流値が前記閾値未満に移行した場合、前記スイッチを遮断することを特徴とする。
なお、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
コンセントタップ10は、部屋の壁面などに設置される家庭用コンセントに接続し電力を入力する入力接続部11と、入力接続部11に一方が接続されコンセントタップ10の内部に配線される電力供給線13と、電力供給線13の他方が接続され入力接続部11から入力した電力を他の電気製品や電源タップなどに出力する出力接続部12と、電力供給線13に直列に配置され出力接続部12への電力の供給/遮断を切り換えるスイッチ14と、コンセントタップ10の側面に設けられるボタンやスイッチなど、利用者が操作する操作手段15とを備えている。
。
この説明図を用いて、実施例1の電流検出部22で検出した電流値に基づいて出力接続部12に接続される機器の動作状態を判定する方法を説明する。
また、図2下部のT1〜T5のタイミングは縦点線で図2上部のグラフと同期しており
、下部の機器Aと機器Bの動作状態に基づいた電流値の遷移を示している。
なお、機器Aの停止時の待機電流は0.02(A)、動作時の消費電流は2.00(A)、機器Bの停止時の待機電流は0.03(A)、動作時の消費電流は3.00(A)と仮定して説明する。
T1において、制御部25は操作手段15の操作が行われると、電流検出部22で検出した電流値0.05(A)から待機電流の変動を考慮した所定の割合、例えば+20%など、を加えた電流値0.06(A)を閾値として記憶部23に記憶する。また、後述する条件で電流検出部22で検出した電流値と記憶部23に記憶された閾値を比較し、電流値が閾値以上の場合は動作機器「有り」、電流値が閾値未満の場合は動作機器「無し」と判定する。なお、T1においては、動作機器「無し」と判定する。
続いて、機器Aに加えて機器Bの電源がONされ動作中に移行したT3において、制御部25は電流検出部22で検出した電流値5.00(A)が記憶部23の閾値0.06(A)よりも大きい電流値のため動作機器「有り」と判定する。
続いて、機器Aに加えて機器Bの電源がOFFされ全ての接続機器の動作状態が待機中に移行したT5において、制御部25は電流検出部22で検出した電流値0.05(A)が記憶部23の閾値0.06(A)よりも小さい電流値のため動作機器「無し」と判定する。
なお、接続機器の正確な状態判定のためには、利用者は閾値設定後に接続する機器の変更や接続機器の主電源を切断するなど機器の設定を変更した場合には閾値を再設定する必要がある。
図3(1)では、制御部25が人検知センサ21により人の存在を検知している状態から「非検知」の状態に移行したと判断した時に、出力接続部12に接続される機器が図2で説明した接続機器の動作判定において動作機器「有り」と判定した場合に実行する制御を示している。
また、図3(2)では、制御部25が人検知センサ21により図3(1)と同様に非検知の状態に移行したと判断した時に、出力接続部12に接続される機器が図2で説明した接続機器の動作判定において動作機器「無し」と判定した場合に実行するスイッチ14の制御を示している。
また、図3(1)のT1aとT1bはT1の状態から異なる条件によって分岐するそれぞれの制御を示しており、点線はこの分岐した制御による各構成部の状態を示している。
。
また、動作機器「無し」の場合には直ちに接続機器への電力供給を遮断するため、待機電力の削減効果を得ることができる。
なお、図4に記載のSTはステップを表し、これに続く数字はステップ番号を、またYはYesをNはNoをそれぞれ表している。
操作手段15が操作された場合(ST1−Y)、電流検出部22で検出した電流値から所定の割合を加えた電流値を閾値として設定し、記憶部23に記憶する(ST2)。そして、ST1へジャンプする。
また、タイマー26がカウント中でない場合(ST5−N)、ST1へジャンプする。
。
また、ST7において、タイマー26のカウントが所定値に到達している場合(ST7−Y)、ST10へジャンプする。
空気調和機の室内機30は、交流電源に一方が接続され交流電源から電力を入力する電力供給線31と、電力供給線31の他方が接続され、他の機器へ電力を供給するアウトレット32と、電力供給線31に直列に配置され、アウトレット32への電力の供給/遮断を切り換えるスイッチ33とを備えている。
この説明図を用いて、実施例2の電流検出部42で検出した電流値に基づいてサービスコンセント48に接続される機器の動作状態を判定する方法を説明する。
なお、実施例2では実施例1と同様となる説明を省略し、実施例1と異なる部分のみ説明する。ただし、電流検出部42で検出される電流値には室内機30で待機時に消費される電流も含まれるため、サービスコンセント48に接続される機器の動作状態を判定する場合には、事前にこれを差し引いて用いる。
。
T1において、室内機制御部46はリモコン50から電流値の設定信号を受信すると、電流検出部42で検出した電流値0.05(A)から待機電流の変動を考慮した所定の割合、例えば+20%など、を加えた電流値0.06(A)を閾値として記憶部43に記憶する。また、閾値が設定された室内機制御部46は、電流検出部42で検出した電流値と記憶部43に記憶された閾値を比較し、電流値が閾値以上の場合は動作機器「有り」、電流値が閾値未満の場合は動作機器「無し」と判定する。
同様に、T5において室内機制御部46は、電流検出部42で検出した電流値0.05(A)が記憶部43の閾値0.06(A)よりも小さい電流値のため動作機器「無し」と判定する。
図6(1)では、室内機制御部46が人検知センサ41により人の存在を検知している状態から「非検知」の状態に移行したと判断した時に、サービスコンセント48に接続される機器が図2で説明した接続機器の動作判定において動作機器「有り」と判定した後、空気調和機が空調運転を開始した場合に実行する制御を示している。
また、図6(2)では、室内機制御部46が空調運転を停止した時に、サービスコンセント48に接続される機器が図2で説明した接続機器の動作判定において動作機器「有り」と判定した場合に実行される、リモコン50とスイッチ33の制御を示している。
また、図6(1)のT1aとT1bはT1の状態から、図6(2)のT5aとT5bはT5の状態から異なる条件によって分岐するそれぞれの制御を示しており、点線はこの分岐した制御による各構成部の状態を示している。
そして、室内機制御部46は、電力供給の継続信号を入力し利用者の選択待機を解除する。
そして、室内機制御部46は、電力供給の遮断信号を入力し利用者の選択待機を解除すると共に、スイッチ33をOFFに切り換え、サービスコンセント48の接続機器への電力供給を遮断する。
。
また、実施例1と同様に動作機器「無し」の場合には直ちに接続機器への電力供給を遮断するため、待機電力の削減効果を得ることができる。
さらに、空気調和機が運転を停止した時に動作機器「有り」の場合には、利用者が空調運転の停止操作を行ったリモコン50へ、動作中の機器が有る状態と、電力供給の継続/遮断を選択させる表示を行うため、利用者は最小限の手間で接続機器への電力供給の継続/遮断を決定することができ、利用者が直ちに電力供給の遮断を選択した場合にはタイマーカウント終了後の電力供給の遮断よりも待機電力の削減効果を得ることができる。
。なお、図7に記載のSTはステップを表し、これに続く数字はステップ番号を、またYはYesをNはNoをそれぞれ表している。
。
実施例2の室内機制御部46は、リモコン通信部52を介してこの電流値設定の信号を受信しているか否かを確認する(ST21)。電流値設定の信号を受信している場合(ST21−Y)、電流検出部42で検出した電流値から所定の割合を加えた電流値を閾値として設定し記憶部43に記憶する(ST22)。そして、ST1へジャンプする。
。空調運転の停止信号を受信していない場合(ST23−N)、人検知センサ41により人の存在の有無を確認する(ST24)。人の存在を検知している場合(ST24−Y)
、スイッチ33をONに切り換えまたはすでにONの場合には、その状態を維持する(ST25)。タイマー47がカウント中か否かを確認する(ST26)。カウント中の場合(ST26−Y)、タイマー47のカウントを中止してリセットする(ST37)。そして、ST1へジャンプする。
また、タイマー47がカウント中でない場合(ST26−N)、ST1へジャンプする
。
。
一方、ST27において、室内機30が空調運転中の場合(ST27−Y)、ST21へジャンプする。
なお、ST35で室内機30からの指示を受信したリモコン制御部54は、同指示内容をリモコン表示部53へ表示し、利用者によりキー入力部51から継続もしくは遮断の選択が操作されると、リモコン通信部52を介して室内機30へその信号を送信する。
、サービスコンセント48への電力供給の遮断を選択した信号であるか否かを確認する(ST36)。電力供給の遮断を選択した信号の場合(ST36−Y)、ST33へジャンプする。また、ST36において受信した信号が電力供給の継続を選択した信号の場合(ST36−N)、ST21へジャンプする。
一方、ST34において電流値が閾値未満の場合(ST34−N)、ST33へジャンプする。
また、記憶部23と記憶部43にST6と、ST28と、ST34における判定結果を記録し、閾値設定後の判定結果の累計が閾値以上と閾値未満のいずれか一方に集中する場合には、閾値設定時の接続機器の動作状態に誤りがある可能性が高いため、利用者が正しい閾値設定を行うように図示しない表示部もしくはリモコン表示部53とへ状態表示を行ってもよい。
これにより、利用者が実施する閾値の誤設定を防止することができる。
11 入力接続部
12 出力接続部
13 電力供給線
14 スイッチ
15 操作手段
16 電源部
21 人検知センサ
22 電流検出部
23 記憶部
24 音出力部
25 制御部
26 タイマー
30 室内機
31 電力供給線
32 アウトレット
33 スイッチ
34 電源部
41 人検知センサ
42 電流検出部
43 記憶部
44 音出力部
45 通信部
46 室内機制御部
47 タイマー
48 サービスコンセント
50 リモコン
51 キー入力部
52 リモコン通信部
53 リモコン表示部
54 リモコン制御部
Claims (1)
- 他の機器へ電源を供給できるサービスコンセントを備えた室内機と、同室内機を操作するリモコンを備えた空気調和機であって、
前記室内機は、入力した交流電源を前記サービスコンセントへ出力する電力供給線が設けられ、前記電力供給線に直列に接続され、前記サービスコンセントへの接続または遮断を切り換えるスイッチと、人の存在の有無を検知する人検知センサと、前記電力供給線に流れる電流を検出する電流検出部と、前記電力供給線に流れる待機電流の閾値を記憶する記憶部と、前記スイッチを遮断させるまでの時間をカウントするタイマーと、これらを制御する室内機制御部とを備えた空気調和機であって、
前記室内機制御部は、前記リモコンによって前記サービスコンセントに接続される全機器が待機状態にある時の前記閾値の設定操作が行われた時、前記電流検出部で検出した電流値から予め定めた率で割増した値を前記閾値として記憶部に記憶し、
前記人検知センサで人の存在が非検知となった時、前記空気調和機が停止中でかつ前記電流検出部で検出した電流値が前記閾値以上の場合に前記タイマーを起動し、タイマーカウントが所定値に到達または前記電流検出部で検出した前記電流値が前記閾値未満に移行した場合、前記スイッチを遮断することを特徴とする空気調和機。
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JP2012043675A JP5895595B2 (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | サービスコンセントを備えた空気調和機 |
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