JP5894045B2 - 密封構造 - Google Patents

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Description

本発明は、磁性流体シールを備えた密封構造に関するものである。
例えば、半導体製造装置においては、装置の内部から外部に突出する回転軸が設けられている。この回転軸は装置外部に設けられたモータによって回転するように構成されている。そして、装置内部を真空に保つために、回転軸の軸孔を有するハウジングを装置の外壁面に固定した上で、回転軸と軸孔との間の環状隙間を封止する磁性流体シールが備えられている。
ここで、半導体製造装置においては、装置内部の温度が高くなるため、回転軸が高温となる。そのため、磁性流体シールにおいて、磁性流体中のベースオイルの蒸発により磁性流体の劣化が促進されてしまい、磁性流体の寿命が短くなってしまう問題がある。
国際公開番号WO2009/119176号公報 国際公開番号WO2009/122782号公報
本発明の目的は、回転軸が高温となる環境下であっても、磁性流体の劣化を抑制可能とする密封構造を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
本発明の密封構造は、
装置の内部から外部に突出するように設けられた回転軸と、
前記装置の外壁面に固定され、かつ前記回転軸の軸孔を有するハウジングと、
前記回転軸と軸孔との間の環状隙間を封止する磁性流体シールと、
を備える密封構造において、
前記回転軸の内部には、軸線方向において、その外周側に前記磁性流体シールが配置された領域を通る流路が形成され、かつ該流路は前記装置における筐体の内壁面には至らない範囲に形成されると共に、
前記流路内に冷却液を供給可能とするロータリージョイントが設けられている密封構造であって、
前記回転軸は、軸本体と、該軸本体の外周に固定されたスリーブとを備え、
前記軸本体には、
いずれも前記装置の内部側から軸線方向に伸びるように形成された孔により形成される流路を有する第1流路及び第2流路と、
前記装置の内部側の端面付近において、軸本体の外周面から第1流路と第2流路とを連通する孔によって形成される第3流路と、
が形成されており、
第1流路及び第2流路における前記軸線方向に伸びるように形成された孔のうち前記装置内部側はいずれもキャップにより塞がれており、第3流路を形成する前記孔のうち前記軸本体の外周面側もキャップにより塞がれると共に、
前記スリーブの内周面側には第1環状溝と第2環状溝とが設けられており、かつ前記スリーブには、第1環状溝から外周面側に貫通する第1貫通孔と、第2環状溝から外周面側に貫通する第2貫通孔とが設けられており、
前記スリーブが軸本体に固定されると、第1貫通孔から第1環状溝,第1流路,第3流路,第2流路及び第2環状溝を通って、第2貫通孔に至る流路が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、ロータリージョイントが設けられていることにより、回転軸の内部に形成された流路に冷却液を供給することが可能となる。したがって、回転軸の昇温を抑制することができ、磁性流体の劣化を抑制することができる。
以上説明したように、本発明によれば、回転軸が高温となる環境下であっても、磁性流体の劣化を抑制することができる。
本発明の実施例に係る密封構造の模式的断面図である。 本発明の実施例に係る磁性流体シールの模式的断面図である。 本発明の実施例に係るメカニカルシールの模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図3を参照して、本発明の実施例に係る密封構造について説明する。なお、本実施例においては、内部を真空状態に保つことが可能な半導体製造装置(以下、単に「装置」と称する)に設けられる密封構造を例にして説明する。
<密封構造の全体構成>
図1を参照して、密封構造100の全体構成について説明する。図1は密封構造の模式的断面図(中心軸線を通る(含む)断面図)である。なお、図1においては、各種部材や装置について、適宜、簡略化して示している。本実施例に係る密封構造100は、装置200の内部から外部に突出するように設けられた回転軸10と、装置200側に設けられる磁性流体シール構造部110と、磁性流体シール構造部110を介して装置200とは反対側に設けられるロータリージョイント120とから構成される。図1中、装置200については、密封構造100が設けられる付近の外壁部分のみを示している。
<回転軸>
回転軸10は、装置200の外部に設けられたモータMによって回転するように構成されている。この回転軸10は、軸本体11と、軸本体11の外周に固定されたスリーブ13とから構成されている。そして、軸本体11は、その一部が装置200の内部に挿入されるように構成されている。また、この軸本体11の先端に、装置200の内部に設けられた回転軸(不図示)が固定される。
そして、本実施例に係る軸本体11の内部には、第1流路11a,第2流路11b及び第3流路11cが設けられている。第1流路11aは、軸本体11における一端側(装置200の内部側)から軸線方向に伸びるように形成された孔と、この穴から外周面側に向かい、軸本体11の外周面側に開口する孔とから構成されている。なお、軸線方向に伸びるように形成された孔のうち軸本体11における一端側はキャップ12aによって塞がれている。
また、第2流路11bも、軸本体11における一端側から軸線方向に伸びるように形成された孔と、この穴から外周面側に向かい、軸本体11の外周面側に開口する孔とから構成されている。そして、軸線方向に伸びるように形成された孔のうち軸本体11における一端側はキャップ12bによって塞がれている。第1流路11aにおいて軸本体11の外周面側に開口する孔と、第2流路11bにおいて軸本体11の外周面側に開口する孔は、軸線方向において異なる位置となるように構成されている。
第3流路11cは、軸本体11の一端側の端面付近において、軸本体11の外周面から第1流路11aと第2流路11bとを連通する孔によって形成されている。なお、この孔のうち軸本体11の外周面側はキャップ12cによって塞がれている。
スリーブ13には、その内周面側に、第1環状溝13bと第2環状溝13cが設けられている。また、スリーブ13には、第1環状溝13bから外周面側に貫通する第1貫通孔
13aと、第2環状溝13cから外周面側に貫通する第2貫通孔13dが設けられている。
そして、スリーブ13が軸本体11に固定されると、第1貫通孔13aから第1環状溝13bを通って第1流路11aに至る流路と、第2流路11bから第2環状溝13cを通って第2貫通孔13dに至る流路が形成される。これにより、回転軸10全体において、第1貫通孔13aから第1環状溝13b,第1流路11a,第3流路11c,第2流路11b及び第2環状溝13cを通って、第2貫通孔13dに至る流路が形成される。
<磁性流体シール構造部>
磁性流体シール構造部110は、回転軸10(軸本体11)と、回転軸10の軸孔を有するハウジング30と、回転軸10と軸孔との間の環状隙間を封止する磁性流体シール20とを備えている。また、ハウジング30に対して、回転軸10が円滑に回転可能となるように、ボールベアリングB1が設けられている。ハウジング30にはフランジ部31が設けられており、このフランジ部31が装置200の外壁面に固定される。
磁性流体シール20については、適宜、公知技術を採用することができる。ここでは、図2を参照して、その一例を説明する。図2は磁性流体シールの模式的断面図(中心軸線を通る(含む)断面図)である。なお、図示の磁性流体シール20は回転対称形状であり、中心軸線を通るいずれの断面においても、同一形状となっている。
磁性流体シール20は、環状の永久磁石21と、永久磁石21の両側に設けられる一対の磁極22,23とを備えている。永久磁石21は、軸線方向の一方側がN極、他方側がS極となっている。また、一対の磁極22,23は磁性材によって構成されている。また、回転軸10における軸本体11の外周面側には、一対の磁極22,23に対応して、それぞれ複数の環状突起11d,11eが設けられている。そして、それぞれの環状突起11d,11eと一対の磁極22,23との間に、磁気吸着力によって、磁性流体24,25が保持される。また、磁極22,23の外周面側にはそれぞれ環状溝22a,23aが設けられており、これらの環状溝22a,23aにそれぞれOリングなどのシールリング26,27が装着される。
以上の構成により、磁性流体シール20によって、ハウジング30の軸孔と回転軸10との間の環状隙間が封止される。なお、磁性流体シール20の場合には、回転軸10が回転する際においては、回転軸10の外周面と磁性流体24,25との間でのみ摺動するため、摺動抵抗を殆どゼロにすることができる利点がある。また、磁性流体24,25によるシール部分については、個々の耐圧性は低いものの、多段的にシール部分を設けることによって、磁性流体シール20全体での耐圧性を高くすることができる。従って、磁性流体シール20は、真空状態を保持するための密封装置として好適に用いることができる。
<ロータリージョイント>
ロータリージョイント120は、回転軸10を回転可能に支持する筒状のハウジング60を備えている。ハウジング60の両端付近において、内周面側にそれぞれボールベアリングB2,B3が設けられることによって、回転軸10は回転可能に支持されている。このハウジング60は、磁性流体シール構造部110におけるハウジング30に対して、固定されている。また、このハウジング60には、外周側から内周側に向かって貫通する第1貫通孔61及び第2貫通孔62が設けられている。
そして、第1貫通孔61の内周面側の開口部よりも外側(磁性流体シール構造部110を介して装置200とは反対側)の位置で、ハウジング60の内周面と回転軸10との間の環状隙間を封止する第1密封装置40が設けられている。また、第2貫通孔62の内周
面側の開口部よりも内側(装置200側)の位置で、ハウジング60の内周面と回転軸10との間の環状隙間を封止する第2密封装置50も設けられている。更に、ハウジング60における第1貫通孔61の内周面側の開口部と第2貫通孔62の内周面側の開口部との間の位置、かつスリーブ13における第1貫通孔13aの外周面側の開口部と第2貫通孔13dの外周面側の開口部との間の位置で、ハウジング60の内周面と回転軸10との間の環状隙間を封止する第3密封装置70も設けられている。
以上のように、ハウジング60の内周面と回転軸10との間の環状隙間を封止する3つの密封装置を設けることによって、ハウジング60の第1貫通孔61からスリーブ13の第1貫通孔13aに至る流路と、スリーブ13の第2貫通孔13dからハウジング60の第2貫通孔62に至る流路が形成される。
従って、密封構造100全体において、ハウジング60の第1貫通孔61から回転軸10の内部に形成された流路を通って第2貫通孔62に至る流路が形成される。これにより、ハウジング60の第1貫通孔61に冷却液を供給することによって、回転軸10の内部に冷却液を流すことが可能になる。以下、冷却液が流れる順序について、更に詳細に説明する。
まず、密封構造100の外部からハウジング60の第1貫通孔61に対して冷却液を供給する(図1中矢印A1参照)。すると、冷却液は、ハウジング60の内周面と回転軸10との間の環状隙間に入り、第1密封装置40と第3密封装置70との間の隙間を通り、更にスリーブ13における第1貫通孔13a及び第1環状溝13bを通って、軸本体11の第1流路11aへと流れていく(矢印A2参照)。その後、冷却液は、第1流路11aから第3流路11cを通って(矢印A3参照)、第2流路11bを流れていく(矢印A4参照)。更に、冷却液は、第2流路11bからスリーブ13の第2環状溝13c及び第2貫通孔13dを通って、ハウジング60の内周面と回転軸10との間の環状隙間であって、第2密封装置50と第3密封装置70との間の隙間へと流れていく(矢印A5参照)。そして、冷却液は、ハウジング60の第2貫通孔62から密封構造100の外部へと排出される(矢印A6参照)。
ここで、第1密封装置40と第3密封装置70との間の隙間、及び第2密封装置50と第3密封装置70との間の隙間は、いずれも環状隙間である。従って、固定されたハウジング60に対して回転軸10が回転しても、ハウジング60の第1貫通孔61から回転軸10の内部に形成された流路を通って第2貫通孔62に至る流路は常時形成されている。
また、図1から明らかなように、本実施例に係る密封構造100においては、回転軸10(より具体的には、軸本体11)の内部に形成された流路は、軸線方向において、その外周側に磁性流体シール20が配置された領域を通るように形成されている。従って、上記のように冷却液を供給することによって、回転軸10のうち、磁性流体シール20が配置されている領域の部分は冷却される。なお、装置200においては、内部を高温に保つ必要がある。従って、冷却液が流れる流路は装置200の内部を通らないようにしている。しかしながら、構造上、装置200の内部側に流路の一部が進入している。ただし、装置200の内部を冷却させないように、流路は、装置200における筐体の内壁面には至らない範囲となるようにしている。
上記の第1密封装置40と第2密封装置50と第3密封装置70は、ハウジング60に対して回転軸10が回転することができ、かつハウジング60の内周面と回転軸10との間の環状隙間を封止可能であれば、各種公知の密封装置を適用可能である。なお、第3密封装置70については、第3密封装置70を挟んで両側の圧力はほぼ一定であり、あまり差圧も大きくならないため、冷却液が漏れても、性能上は殆ど影響がない。従って、第3
密封装置70については、汎用のオイルシールなどの安価な密封装置を適用可能である。一方、第1密封装置40と第2密封装置50については、外部への冷却液の漏れを抑制するために、密封機能が高く、かつ寿命の長い密封装置を適用するのが望ましい。そこで、これら第1密封装置40と第2密封装置50については、圧力が変動しても、摺動摩耗が進行しても密封性能を維持することができるメカニカルシールを適用するのが望ましい。ここでは、第1密封装置40として採用可能なメカニカルシールの一例を、図3を参照して説明する。図3はメカニカルシールの模式的断面図(中心軸線を通る(含む)断面図)である。なお、図3においては、説明の便宜上、特徴的な部分を示すため、切断位置の位相は適宜異なっている。
メカニカルシール(第1密封装置40)は、ハウジング60側に設けられる固定環41と、回転軸10に固定されるカラー42側に設けられる回転環43とを備えている。
固定環41はハウジング60に対して回転方向への動きが規制され、かつ軸方向に対してはある程度移動可能に構成されている。すなわち、ハウジング60にはノックピンP1が設けられており、このノックピンP1が固定環41に設けられた切り欠き41bに嵌っている。これにより、固定環41は、ハウジング60に対して、軸方向への移動は許容されつつ回転しないようになっている。また、ハウジング60の内周面と固定環41の外周面との間にはゴム製のOリングO1が設けられており、これらの間の環状隙間はシールされている。また、ハウジング60側に設けられたスプリング用穴63に付勢部材としてのスプリング44が配置されており、このスプリング44によって、固定環41は回転環43側に向かって付勢されている。
また、環状のカラー42は、このカラー42に設けられた貫通孔42aを介してセットスクリューSによって回転軸10に対して固定されている。そして、回転環43は、カラー42に対して回転方向への動きが規制され、かつ軸方向に対してはある程度移動可能に構成されている。すなわち、カラー42に設けられたノックピンP2が、回転環43に設けられた切り欠き43bに嵌ることによって、カラー42に対して、回転環43は、軸方向への移動は許容されつつ回転しないようになっている。これにより、回転軸10の回転に伴って、回転環43はカラー42と共に回転する。また、カラー42の内周面と回転軸10の外周面との間、及び回転環43の内周面とカラー42の外周面との間には、それぞれゴム製のOリングO2,O3が設けられており、これらの間の環状隙間はシールされている。
そして、回転軸10の回転に伴って回転環43が回転している間、固定環41と回転環43とはそれぞれ端面同士が摺動する。上記の通り、付勢部材としてのスプリング44によって、固定環41は回転環43側に向けて付勢されており、固定環41と回転環43との摺動状態が維持される。なお、固定環41においては、回転環43側に突き出た環状の凸部41aの先端面が回転環43における固定環41側の端面43aと摺動するように構成されている。
なお、第2密封装置50についても、以上のように構成されたメカニカルシールを適用可能である。なお、この場合、回転軸10の中心軸線に対して垂直な面に対して、第1密封装置40と第2密封装置50が鏡面対称となるように、メカニカルシールを構成する部材を配置するとよい。
<本実施例に係る密封構造の優れた点>
以上説明したように、本実施例に係る密封構造100によれば、ロータリージョイント120が設けられていることにより、回転軸10の内部に形成された流路に冷却液を供給することが可能となる。そして、回転軸10(より具体的には、軸本体11)の内部に形
成された流路は、軸線方向において、その外周側に磁性流体シール20が配置された領域を通るように形成されている。これにより、上記のように冷却液を供給することによって、回転軸10のうち、磁性流体シール20が配置されている領域の部分は冷却される。したがって、磁性流体の劣化を抑制することができる。
<その他>
上記実施例においては、内部を真空状態に保つことが可能な半導体製造装置に設けられる密封構造の場合を例にして説明したが、本発明の密封構造は、これに限らず、その他の各種装置に設けられる密封構造にも適用することができる。すなわち、本発明は、装置の内部から外部に回転軸が突出する部分に設けられる密封構造であれば、適用可能である。特に、本発明の密封構造は、装置内部の温度が高くなり、回転軸の温度が高くなってしまう装置に対して、効果的に用いることができる。
10 回転軸
11 軸本体
11a 第1流路
11b 第2流路
11c 第3流路
11d,11e 環状突起
12a,12b,12c キャップ
13 スリーブ
13a 第1貫通孔
13b 第1環状溝
13c 第2環状溝
13d 第2貫通孔
20 磁性流体シール
21 永久磁石
22,23 磁極
22a,23a 環状溝
24,25 磁性流体
26,27 シールリング
30 ハウジング
31 フランジ部
40 第1密封装置
41 固定環
41a 凸部
42 カラー
42a 貫通孔
43 回転環
43a 端面
44 スプリング
50 第2密封装置
60 ハウジング
61 第1貫通孔
62 第2貫通孔
63 スプリング用穴
70 第3密封装置
100 密封構造
110 磁性流体シール構造部
120 ロータリージョイント
200 装置
B1,B2,B3 ボールベアリング
M モータ
O1,O2,O3 Oリング
P1,P2 ノックピン
S セットスクリュー

Claims (1)

  1. 装置の内部から外部に突出するように設けられた回転軸と、
    前記装置の外壁面に固定され、かつ前記回転軸の軸孔を有するハウジングと、
    前記回転軸と軸孔との間の環状隙間を封止する磁性流体シールと、
    を備える密封構造において、
    前記回転軸の内部には、軸線方向において、その外周側に前記磁性流体シールが配置された領域を通る流路が形成され、かつ該流路は前記装置における筐体の内壁面には至らない範囲に形成されると共に、
    前記流路内に冷却液を供給可能とするロータリージョイントが設けられている密封構造であって、
    前記回転軸は、軸本体と、該軸本体の外周に固定されたスリーブとを備え、
    前記軸本体には、
    いずれも前記装置の内部側から軸線方向に伸びるように形成された孔により形成される流路を有する第1流路及び第2流路と、
    前記装置の内部側の端面付近において、軸本体の外周面から第1流路と第2流路とを連通する孔によって形成される第3流路と、
    が形成されており、
    第1流路及び第2流路における前記軸線方向に伸びるように形成された孔のうち前記装置内部側はいずれもキャップにより塞がれており、第3流路を形成する前記孔のうち前記軸本体の外周面側もキャップにより塞がれると共に、
    前記スリーブの内周面側には第1環状溝と第2環状溝とが設けられており、かつ前記スリーブには、第1環状溝から外周面側に貫通する第1貫通孔と、第2環状溝から外周面側に貫通する第2貫通孔とが設けられており、
    前記スリーブが軸本体に固定されると、第1貫通孔から第1環状溝,第1流路,第3流路,第2流路及び第2環状溝を通って、第2貫通孔に至る流路が形成されていることを特徴とする密封構造。
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