JP5893211B2 - ゲートウェイ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パケットの中継先が示されるテーブルが消去された場合に、当該テーブルを効率よく復元する技術に関する。
レイヤ2ネットワークの延伸や規模拡張のために、複数種のネットワーク技術を用いてパケットを伝送することがある。
例えば特許文献1では、Ethernet(登録商標)パケットをIP/MPLS(Internet Protocol/Multi Protocol Label Switching)を用いて伝送する。
特許文献1の技術では、エッジノードにおいてパケットを中継する際にパケットの送信元MAC(Media Access Control)アドレスを学習し、アドレス学習テーブルを構築する。
そして、このアドレス学習テーブルに基づいて、パケット中継時の中継先を決定する。
アドレス学習テーブルに登録されていない宛先へのパケットは、フラッディングにより中継先の調査が行われる。
一方、未学習の宛先のパケットのフラッディングを抑止するための方策として、レイヤ2ネットワークを構成する2つ以上のレイヤ2スイッチが、各々が学習したMACアドレスを相互に交換してアドレス学習テーブルを構築する手法が考えられる。
例えば、特許文献2では、2つ以上のレイヤ2スイッチが、各々が学習したMACアドレスを相互に交換する手法を示しており、パケットの中継を行わなくとも、アドレス学習テーブルを構築可能であることを示唆している。
特開2003−092586 特開2008−124791
従来の技術では、パケット中継によるアドレス学習、または、他装置とのデータ交換によるアドレス学習が行われるまでは、未学習の宛先のパケットのフラッディングが発生して通信帯域を消費してしまうという課題がある。
特に、ネットワークを構成する中継装置が再起動した際に、それまでの学習で得られた情報がクリアされるので、再学習が行われてフラッディングが抑止されるまでの間、フラッディングによる通信帯域の消費が継続するという課題がある。
また、再起動時に他の中継装置から学習情報を取得するとしても、全ての学習情報を取得するには通信帯域の消費が大きく、他の中継装置からの学習情報には、再起動した中継装置にとって不要な情報も含まれている場合があり、非効率である。
この発明は上記のような課題に鑑みたものであり、端末装置と中継装置との接続関係が示されるテーブルが消去された場合にも、効率的に当該テーブルを復元し、通信帯域の消費を低減させることを主な目的とする。
本発明に係るゲートウェイ装置は、
1つ以上の内部端末装置が接続されている内部ネットワークと、
それぞれに1つ以上の外部端末装置が接続されている複数の中継装置が接続されている外部ネットワークとに接続され、
各レコードに、外部端末装置と、外部端末装置が接続している中継装置とが示される接続関係テーブルを有するゲートウェイ装置であって、
いずれかの外部端末装置を送信先とする通信パケットを前記内部ネットワークから受信する度に、前記接続関係テーブルを参照し、前記通信パケットの送信先の外部端末装置のレコードが前記接続関係テーブルに存在しない場合に、前記送信先の外部端末装置が接続されている中継装置を調査するための調査パケットを前記外部ネットワークにブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信し、前記送信先の外部端末装置が接続されている中継装置から、前記送信先の外部端末装置が当該中継装置に接続されていることを通知する接続通知パケットを受信し、受信した接続通知パケットに基づき、前記接続関係テーブルを更新するテーブル更新部と、
前記接続関係テーブルが消去された場合に、前記接続通知パケットの送信元の中継装置に前記接続通知パケットで通知した外部端末装置を再通知するよう要求する再通知要求パケットを前記外部ネットワークにブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信する再通知要求部と、
前記接続通知パケットの送信元の中継装置から、前記接続通知パケットで通知された外部端末装置を再通知する再通知応答パケットを受信し、受信した再通知応答パケットに基づき、前記接続関係テーブルを復元するテーブル復元部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、端末装置と中継装置との接続関係が示される接続関係テーブルが消去された場合に、再通知要求パケットを送信し、再通知要求パケットに応答する再通知応答パケットを受信し、受信した再通知応答パケットにより接続関係テーブルを効率的に復元することができる。
このため、フラッディングの発生を回避することができ、通信帯域の消費を低減することができる。
実施の形態1に係るゲートウェイ装置の構成例を示す図。 実施の形態1に係るゲートウェイ装置の構成例を示す図。 実施の形態1に係る通信システムにおける通信シーケンスの例を示す図。 実施の形態1に係る通信システムにおける通信シーケンスの例を示す図。 実施の形態1に係る端末情報格納テーブルの例を示す図。 実施の形態1に係る端末情報交換履歴の例を示す図。 実施の形態1に係る通信システムの構成例を示す図。 実施の形態2に係るゲートウェイ装置の構成例を示す図。 実施の形態2に係るゲートウェイ装置の構成例を示す図。 実施の形態2に係る通信システムにおける通信シーケンスの例を示す図。 実施の形態2に係る通信システムにおける通信シーケンスの例を示す図。 実施の形態3に係るゲートウェイ装置の構成例を示す図。 実施の形態3に係るゲートウェイ装置の構成例を示す図。 実施の形態3に係る通信システムにおける通信シーケンスの例を示す図。 実施の形態1〜4に係るゲートウェイ装置のハードウェア構成例を示す図。
以下の実施の形態1〜4では、ゲートウェイ装置(以下、G/Wとも表記する)の再起動時に、再起動前の中継テーブル学習状態を迅速に復旧させ、帯域消費やCPU(Central Processing Unit)リソース消費を低減させる構成を説明する。
実施の形態1.
本実施の形態では、図7に示すように、それぞれが端末装置(図面では、端末と表記する)に接続された複数のゲートウェイ装置がネットワーク120で接続されている通信システムを説明する。
つまり、ゲートウェイ装置100と端末装置110がネットワーク121で接続され、ゲートウェイ装置101と端末装置111がネットワーク122で接続され、ゲートウェイ装置102と端末装置112がネットワーク123で接続され、また、ゲートウェイ装置100とゲートウェイ装置101とゲートウェイ装置102がネットワーク120で接続されている。
なお、図7に示したゲートウェイ装置の台数、端末装置の台数は一例である。
ゲートウェイ装置間を接続するネットワーク120は汎用ネットワークであり、ゲートウェイ装置と端末装置を接続するネットワーク121、122、123は、それぞれ専用通信ネットワークである。
ゲートウェイ装置間の汎用ネットワーク120では、専用通信ネットワークで送受信されるパケットがカプセル化された状態で送受信される。
なお、各ゲートウェイ装置にとって、専用通信ネットワークは内部ネットワークに相当し、汎用ネットワークは外部ネットワークに相当する。
また、各ゲートウェイ装置にとって、専用通信ネットワークに含まれる端末装置は内部端末装置に相当し、専用通信ネットワーク外の端末装置は外部端末装置に相当する。
例えば、ゲートウェイ装置100にとって、端末装置110は内部端末装置に相当し、端末装置111及び端末装置112は外部端末装置に相当する。
また、各ゲートウェイ装置にとって、他のゲートウェイ装置は中継装置に相当する。
なお、以下では、説明の簡明化のため、主にゲートウェイ装置100及び端末装置110とゲートウェイ装置101及び端末装置111との関係について説明する。
ゲートウェイ装置100及び端末装置110とゲートウェイ装置102及び端末装置112との関係、ゲートウェイ装置101及び端末装置111とゲートウェイ装置102及び端末装置112との関係は、ゲートウェイ装置100及び端末装置110とゲートウェイ装置101及び端末装置111との関係と同様である。
本実施の形態では、ゲートウェイ装置100が、端末装置111を送信先とする端末装置110からのパケットを受信すると、端末装置111に接続されているゲートウェイ装置を問い合わせる宛先情報問合せパケット(調査パケットの例)をブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信する。
ゲートウェイ装置100は、ゲートウェイ装置101から、端末装置111がゲートウェイ装置101に接続している旨を通知する宛先情報応答パケット(接続通知パケットの例)を受信し、受信した宛先情報応答パケットに基づき、後述する端末情報格納テーブルを更新する。
また、ゲートウェイ装置100の再起動により端末情報格納テーブルが消去された際に、ゲートウェイ装置100は、宛先情報応答パケットの送信元のゲートウェイ装置に宛先情報応答パケットで通知された内容を再通知するよう要求する履歴情報問合せパケット(再通知要求パケットの例)をブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信する。
そして、ゲートウェイ装置100は、ゲートウェイ装置101から履歴情報問合せパケットに対する応答として、履歴情報応答パケットを受信し、受信した履歴情報応答パケットに基づき、端末情報格納テーブルを復元する。
ゲートウェイ装置101は、ゲートウェイ装置100からの宛先情報問合せパケットを受信した場合に、ゲートウェイ装置100に宛先情報応答パケットを送信する。
また、ゲートウェイ装置101は、ゲートウェイ装置100からの履歴情報問合せパケットを受信した際に、ゲートウェイ装置100に履歴情報応答パケットを送信する。
図1は、ゲートウェイ装置100の内部構成例を示し、図2はゲートウェイ装置101の内部構成例を示す。
図1及び図2に示すように、ゲートウェイ装置100とゲートウェイ装置101は同じ内部構成を有するが、本実施の形態では、上記のようにゲートウェイ装置100とゲートウェイ装置101の動作が異なるため、図1についての説明では、ゲートウェイ装置100の上記の動作に対応させて各要素を説明し、図2についての説明では、ゲートウェイ装置101の上記の動作に対応させて各要素を説明する。
図1において、第1の通信部5は、ネットワーク120とのインタフェースである。
つまり、第1の通信部5は、ゲートウェイ装置101との間でパケットを送受信する。
第2の通信部6は、ネットワーク121とのインタフェースである。
つまり、第2の通信部6は、端末装置110との間でパケットを送受信する。
端末情報格納テーブル記憶部1は、端末情報格納テーブルを記憶する。
端末情報格納テーブルは、図5に示すように、端末アドレス等の宛先の端末装置のID(Identifier)と、宛先の端末装置が接続しているゲートウェイ装置のID、端末装置宛のパケットの送出インタフェースのIDが示されるテーブルである。
例えば、図5の端末のIDの欄には、端末装置111のIDが記述され、G/WのIDの欄には、ゲートウェイ装置101のIDが記述され、インタフェースのIDの欄には、第1の通信部5のIDが記述される。
なお、端末情報格納テーブルは、接続関係テーブルの例に相当する。
中継処理部2は、受信したパケットの宛先情報をもとに端末情報格納テーブルから送信先インタフェースを決定し、パケットを送出する。
例えば、第2の通信部6がネットワーク121からのパケットを受信した場合に、中継処理部2は、端末情報格納テーブルを参照して、第1の通信部5を送信先インタフェースとして特定し、第1の通信部5からネットワーク120にパケットを送信させる。
また、第1の通信部5がネットワーク120からのパケットを受信した場合に、中継処理部2は、端末情報格納テーブルを参照して、第2の通信部6を送信先インタフェースとして特定し、第2の通信部6からネットワーク121にパケットを送信させる。
端末探索処理部3の説明は、図2を参照して行う。
管理通信処理部4は、他のゲートウェイ装置との間で管理通信を行う。
より具体的には、管理通信処理部4は、いずれかの外部端末装置(例えば、端末装置111)を送信先とする通信パケットをネットワーク121から受信する度に、端末情報格納テーブルを参照し、通信パケットの送信先の外部端末装置のレコードが端末情報格納テーブルに存在しない場合に、第1の通信部5を介して、宛先情報問合せパケット(調査パケットの例)をネットワーク120にブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信する。
そして、管理通信処理部4は、送信先の外部端末装置が接続されているゲートウェイ装置(例えば、ゲートウェイ装置101)から、第1の通信部5を介して、宛先情報応答パケット(接続通知パケットの例)を受信する。
更に、管理通信処理部4は、受信した宛先情報応答パケットに基づき、端末情報格納テーブルを更新する。
なお、ゲートウェイ装置100における管理通信処理部4は、テーブル更新部の例に相当する。
端末情報交換履歴格納部10の説明は、図2を参照して行う。
履歴情報交換部11は、他のゲートウェイ装置との間で端末情報交換履歴に基づいて端末情報を交換する。
より具体的には、履歴情報交換部11は、端末情報格納テーブルが消去された場合に、履歴情報問合せパケット(再通知要求パケットの例)をネットワーク120にブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信する。
履歴情報問合せパケットは、宛先情報応答パケットの送信元のゲートウェイ装置に宛先情報応答パケットで通知した端末装置を再通知するよう要求するパケットである。
そして、履歴情報交換部11は、宛先情報応答パケットの送信元のゲートウェイ装置から、履歴情報応答パケット(再通知応答パケットの例)を受信する。
履歴情報応答パケットは、宛先情報応答パケットで通知された端末装置を再通知するパケットである。
また、履歴情報交換部11は、受信した履歴情報応答パケットに基づき、端末情報格納テーブルを復元する。
ゲートウェイ装置100における履歴情報交換部11は、再通知要求部及びテーブル復元部の例に相当する。
図2において、端末情報格納テーブル記憶部1、中継処理部2、第1の通信部5及び第2の通信部6は、ゲートウェイ装置100について説明したものと同様であり、説明を省略する。
端末探索処理部3は、ネットワーク122に接続されている端末装置の存在有無を確認する。
そして、端末装置の存在が確認された場合は、端末探索処理部3は、その端末装置の情報を端末情報格納テーブルに登録する。
ゲートウェイ装置101では、管理通信処理部4は、他のゲートウェイ装置(例えばゲートウェイ装置100)からの宛先情報問合せパケットを受信した場合に、問い合わせの対象の端末装置(例えば端末装置111)が、ネットワーク122に存在する場合(当該端末装置がゲートウェイ装置101に接続されている場合)は、宛先情報応答パケット(接続通知パケットの例)を宛先情報問合せパケットの送信元のゲートウェイ装置(例えば、ゲートウェイ装置100)に送信する。
宛先情報応答パケットは、問い合わせの対象の端末装置(例えば端末装置111)がゲートウェイ装置101に接続されていることを通知するパケットである。
ゲートウェイ装置101における管理通信処理部4は、接続通知部の例に相当する。
端末情報交換履歴格納部10は、他のゲートウェイ装置との間で端末情報を交換した履歴(端末情報交換履歴)を保存する。
つまり、端末情報交換履歴格納部10は、管理通信処理部4が宛先情報応答パケットを送信した場合に、宛先情報応答パケットで通知した端末装置(例えば端末装置111)と宛先情報問合せパケットの送信元のゲートウェイ装置(例えばゲートウェイ装置100)とを対応付けて記憶する。
端末情報交換履歴格納部10は、例えば、図6に示す端末情報交換履歴を保持する。
図6において、端末のIDとは、宛先情報応答パケットで通知した端末装置(例えば端末装置111)のIDであり、G/WのIDとは、宛先情報問合せパケットの送信元のゲートウェイ装置(例えばゲートウェイ装置100)のIDである。
端末情報交換履歴格納部10は、通知接続関係記憶部の例に相当する。
ゲートウェイ装置101における履歴情報交換部11は、履歴情報問合せパケットを受信した場合に、端末情報交換履歴格納部10に格納されている端末情報交換履歴に基づき、履歴情報応答パケットを履歴情報問合せパケットの送信元のゲートウェイ装置(例えば、ゲートウェイ装置100)に送信する。
ゲートウェイ装置101における履歴情報交換部11は、再通知応答部の例に相当する。
図3は、本実施の形態に係る通信のシーケンスの例を示す。
図3において、パケット200は、端末装置110が送信する端末装置111宛のパケットである。
パケット201は、ゲートウェイ装置100が送信する宛先情報問合せパケットである。
パケット202は、ゲートウェイ装置101が送信する端末存在確認パケットである。
パケット203は、端末装置111が送信する端末存在確認応答パケットである。
パケット204は、ゲートウェイ装置101が送信する宛先情報応答パケットである。
パケット205は、パケット200をカプセル化した、汎用ネットワークで伝送させるためのパケットである。
ネットワーク121およびネットワーク122では、各端末装置が識別可能なノードアドレスを持ち、ノードアドレスにより宛先端末装置を指定して通信する。
一方、前述したように、ネットワーク120はEthernet(登録商標)技術やIP(Internet Protocol)技術を用いた汎用的なネットワークである。
本実施の形態に係る通信システムは、異なる専用通信ネットワーク間を汎用ネットワークで接続し、ゲートウェイ装置が中継装置の役割を担うものである。
ゲートウェイ装置間の汎用ネットワーク120では、専用通信ネットワークで送受信されるパケットをカプセル化して、汎用ネットワーク用のパケットにする必要がある。
次に動作について説明する。
まず、本実施の形態で想定する通信システムにおいて、端末間通信を実現するための端末装置およびゲートウェイ装置の動作を、図1〜図3を用いて説明する。
ゲートウェイ装置100に接続された端末装置110が、端末装置111を宛先とする専用通信ネットワーク用のパケット200を送信する。
ゲートウェイ装置100では、第2の通信部6がパケット200を受信し、第2の通信部6はパケット200を中継処理部2に送る。
中継処理部2は、端末情報格納テーブルにおいて、パケット200の宛先情報と一致するエントリ(レコード)を検索する。
パケット200の宛先情報と一致するエントリ(レコード)が存在しない場合、中継処理部2は管理通信処理部4にパケット200の宛先情報探索を指示する。
管理通信処理部4は、パケット200を受信したインタフェース(第2の通信部6)と異なるインタフェース(第1の通信部5)に接続された汎用のネットワーク120に対して、パケット200の宛先情報を問い合わせる宛先情報問合せパケット201をブロードキャストあるいはマルチキャストで送信する。
ゲートウェイ装置101では、第1の通信部5がパケット201を受信し、第1の通信部5はパケット201を管理通信処理部4へ送る。
管理通信処理部4は、パケット201を宛先情報問合せパケットとして識別し、問合せを受けた宛先情報について端末情報格納テーブルを参照し、当該宛先情報が存在するかどうかを確認する。
端末情報格納テーブルに宛先情報が存在しなければ、端末探索処理部3を呼び出す。
端末探索処理部3は、パケット201を受信したインタフェース(第1の通信部5)以外のインタフェース(第2の通信部6)に接続された専用通信ネットワーク122に対して、問合せを受けた宛先情報についての端末存在確認パケット202をブロードキャストあるいはマルチキャストで送信する。
端末存在確認パケット202を受信した端末装置111は、存在確認の対象が端末装置111自身であれば、端末存在確認応答パケット203を、端末存在確認パケット202の送信元であるゲートウェイ装置101へ送信する。
ゲートウェイ装置101では、第2の通信部6が端末存在確認応答パケット203を受信する。
そして、第2の通信部6は、パケット203を端末探索処理部3へ送る。
端末探索処理部3は、端末存在確認応答パケット203に含まれる端末装置111の情報を、端末情報格納テーブルに格納するとともに、管理通信処理部4を呼び出す。
なお、ここでは、端末探索処理部3が端末装置を探索する例を説明したが、予めネットワーク122に存在する端末装置を探索しておき、ネットワーク122に存在する端末装置の情報を端末情報格納テーブルに格納しておいてもよい。
探索の方法としては、ネットワーク122に含まれる全アドレスを順に探索してもよいし、予め外部から設定された端末情報をもとに探索してもよい。
また、ネットワーク122上の端末装置から送信されたパケットを受信した際に、送信元端末情報を端末情報格納テーブルに登録する方法でも良い。
管理通信処理部4は、宛先情報問合せパケット201により問合せを受けた宛先の情報が端末装置111の情報として端末情報格納テーブルに登録されたことを受け、宛先情報問合せパケット201の送信元であるゲートウェイ装置100に対して、問合せを受けた宛先(端末装置111)がゲートウェイ装置101に接続していることを通知する宛先情報応答パケット204を第1の通信部5を介して送信する。
一方、宛先情報問合せパケット201により問合せを受けた宛先の情報を含むエントリが端末情報格納テーブルに存在する場合は、端末探索処理部3による端末探索を行うことなく、管理通信処理部4は、宛先情報応答パケット204を第1の通信部5を介してゲートウェイ装置100に送信する。
ゲートウェイ装置100では、第1の通信部5が宛先情報応答パケット204を受信する。
また、第1の通信部5は、宛先情報応答パケット204を管理通信処理部4へ送る。
管理通信処理部4は、宛先情報応答パケット204に基づき、ゲートウェイ装置101と端末装置111とが接続されていることを端末情報格納テーブルに登録するとともに、中継処理部2を呼び出す。
中継処理部2は、端末情報格納テーブルに新たに登録された宛先情報(ゲートウェイ装置101と端末装置111との接続関係)をもとに、ゲートウェイ装置101へ向けてパケット200を転送する。
中継処理部2は、専用通信ネットワーク用のパケット200をカプセル化して、汎用ネットワーク120用のパケット205にし、パケット205を第1の通信部5を介してゲートウェイ装置101宛にユニキャストで送信する。
ゲートウェイ装置101では、第1の通信部5がパケット205を受信する。
第1の通信部5は、パケット205を中継処理部2に送る。
中継処理部2は、汎用ネットワーク120から受信したパケット205の内部に格納された専用通信ネットワーク用のパケット200を取り出す(デカプセル化を行う)。
そして、中継処理部2は、端末情報格納テーブルにおいて、パケット200の宛先情報と一致するエントリを検索する。
パケット200の宛先情報と一致するエントリが存在すれば、中継処理部2は、エントリの情報に従って、ネットワーク122に対してパケット200を送信する。
端末装置111はパケット200を受信し、端末装置110から端末装置111への通信が成立する。
以降の端末装置110から端末装置111宛のパケットの中継は、ゲートウェイ装置100およびゲートウェイ装置101にそれぞれ登録済みの端末情報格納テーブルのエントリ情報を用いて行われ、パケット201〜204を用いた管理通信は行わずとも、パケット中継が可能である。
次に、図3の端末間中継が行われた後に、ゲートウェイ装置100が再起動した際の動作例を、図1、図2及び図4を用いて説明する。
図4は、本実施の形態に係るゲートウェイ装置100が起動した際に行う通信を表すシーケンス図である。
図4において、パケット200及びパケット205は、図3に示したものと同様である。
パケット210は、ゲートウェイ装置100が送信する履歴情報問合せパケットである。
パケット211は、ゲートウェイ装置101が送信する履歴情報応答パケットである。
いま、ゲートウェイ装置100が再起動を行ったものとする。
ゲートウェイ装置100は、再起動前に学習していた端末情報格納テーブルを含む各種テーブルをクリア(消去)した状態で起動される。
ゲートウェイ装置100は起動後、履歴情報交換部11に装置起動を通知する。
履歴情報交換部11は通知を受けると、第1の通信部5を介して、接続された汎用ネットワーク120に対して、履歴情報問合せパケット210をブロードキャストまたはマルチキャストで送信する。
ネットワーク120に対して送信された履歴情報問合せパケット210は、ゲートウェイ装置101により受信される。
ゲートウェイ装置101では、第1の通信部5が履歴情報問合せパケット210を受信する。
第1の通信部5は、履歴情報問合せパケット210を履歴情報交換部11へ送る。
ゲートウェイ装置101の履歴情報交換部11は、履歴情報問合せパケット210の送信元であるゲートウェイ装置100からの履歴情報問合せについて、端末情報交換履歴格納部10を検索する。
検索の結果、ゲートウェイ装置100についての端末情報交換履歴(ゲートウェイ装置100と端末装置111が対応付けられた情報)が存在すれば、ゲートウェイ装置101の履歴情報交換部11は、この端末情報交換履歴を履歴情報応答パケット211に格納する。
そして、履歴情報交換部11は、第1の通信部5を介して、履歴情報応答パケット211をゲートウェイ装置100に対して送信する。
ゲートウェイ装置100では、第1の通信部5が、履歴情報応答パケット211を受信する。
第1の通信部5は、履歴情報応答パケット211を履歴情報交換部11へ送る。
履歴情報交換部11は、履歴情報応答パケット211に格納された端末の情報(端末装置111の情報)と、履歴情報応答パケット211の送信元であるゲートウェイ装置101の情報を、端末情報格納テーブルに格納する。
以上の手順により、ゲートウェイ装置100は再起動前の端末情報格納テーブルを復元することが可能となる。
図7に示すように、ネットワーク120に他のゲートウェイ装置102が接続されている場合には、ゲートウェイ装置100はゲートウェイ装置102との間で同様の手順を実施することにより、再起動前の端末情報格納テーブルを復元することができる。
その後、例えば端末装置110から端末装置111宛のパケット200が送信された場合に、ゲートウェイ装置100は端末情報格納テーブルを復元できているのであるから、ゲートウェイ装置100は復元済みの端末情報格納テーブルのエントリ情報を用いて即座にパケット200の中継を行うことができる。
このため、図3に示したパケット201〜204を用いた管理通信を行う必要はない。
すなわち、再起動前の端末情報格納テーブルが復元された後は、端末間通信が最適化された状態で実行されることとなる。
一方、図4の履歴情報問合せを行わなかったとすれば、端末装置110が端末装置111宛のパケットを送信すると、ゲートウェイ装置100は端末情報格納テーブルがクリアされた状態であるため、管理通信処理部4による端末情報問合せの手順(図3)を実行する。
管理通信処理部4による端末情報問合せ実行は、宛先情報問合せパケット201をネットワーク120にブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信されるため、ネットワーク120の帯域を消費する。
また、管理通信処理部4による端末情報問合せ実行は、ゲートウェイ装置のCPUリソースを消費し、パケット中継の遅延につながる。
これらの帯域消費、リソース消費はパケット通信量に伴って増加し、ネットワークの負荷となる。
図4の履歴情報問合せを行わない場合は、図7の構成では、ゲートウェイ装置100は、端末装置110から端末装置111を送信先とするパケットを受信した際に、宛先情報問合せパケット201をネットワーク120にブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信し、更に、端末装置110から端末装置112を送信先とするパケットを受信した際に、宛先情報問合せパケット201をネットワーク120にブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信する。
このように、図4の履歴情報問合せを行わない場合は、端末装置110がn台の外部端末装置にパケットを送信する必要があれば、n回のブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信が必要である。
実際の通信システムでは、多数の端末装置が接続されていることが想定されるため、端末情報格納テーブルを復元するためには、非常に多くのブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信が必要である。
図4の履歴情報問合せを行う場合は、履歴情報問合せパケット210を1度ブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信すれば、端末情報格納テーブルを復元することができる。
なお、上記ではゲートウェイ装置の再起動の場合について説明したが、故障等によりゲートウェイ装置を交換し、ネットワーク上の同じ位置に別のゲートウェイ装置に同じゲートウェイ装置のIDを設定したうえで接続し起動した場合についても、同様である。
例えば、ゲートウェイ装置100をネットワーク120及びネットワーク121から切り離し、代わりに新たなゲートウェイ装置をネットワーク120とネットワーク121とに接続する場合は、新たなゲートウェイ装置は、履歴情報問合せパケット210をネットワーク120にブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信し、ゲートウェイ装置101から履歴情報応答パケット211を受信し、受信した履歴情報応答パケット211を用いて、ゲートウェイ装置100の端末情報格納テーブルを復元する。
なお、この新たなゲートウェイ装置の内部構成も、図1のゲートウェイ装置100の内部構成と同様である。
以上のように本実施の形態では、ゲートウェイ装置の再起動時や交換時に端末情報交換履歴を元に、交換履歴のある端末情報のみをゲートウェイ装置間で交換している。
このため、ゲートウェイ装置の再起動時や交換時にネットワーク帯域の消費やCPUリソースの消費を抑制することができる。
また、履歴情報問合せ手順(図4)により、端末装置間のパケット通信発生時に宛先情報問合せ手順(図3)を省略することができ、中継遅延を抑制することができる。
以上、本実施の形態では、以下の機能を持つゲートウェイ装置を説明した。
(1)他のゲートウェイ装置との端末情報交換履歴を保持する
(2)装置起動時に他のゲートウェイ装置に対して履歴に基づいた端末情報を要求し、取得して、端末情報毎に中継先のゲートウェイ装置を登録する中継テーブルを復元する
(3)履歴に基づいた端末情報の要求に対して、端末情報交換履歴に基づいた端末情報を応答する
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、図3に示すように、宛先情報問合せパケット201と宛先情報応答パケット204を送受信する通信システムを説明した。
本実施の形態では、宛先情報問合せパケット201と宛先情報応答パケット204とを用いない通信システムを説明する。
図8及び図9は、本実施の形態に係る通信システムを示す。
実施の形態1と同様に、図8は、ゲートウェイ装置130の動作を説明するためにゲートウェイ装置130の内部構成例を示しており、図9は、ゲートウェイ装置131の動作を説明するためにゲートウェイ装置131の内部構成例を示している。
ゲートウェイ装置130は図1のゲートウェイ装置100と同様の役割のゲートウェイ装置であり、ゲートウェイ装置131は図2のゲートウェイ装置101と同様の役割のゲートウェイ装置であり、ゲートウェイ装置132は図7のゲートウェイ装置102と同様の役割のゲートウェイ装置である。
ゲートウェイ装置130とゲートウェイ装置131とゲートウェイ装置132は、同じ内部構成をもつ。
以下では、主に、実施の形態1との差異を説明する。
図8及び図9において、ネットワーク140は汎用ネットワークであり、実施の形態1のネットワーク120と同様である。
ネットワーク141、142、143は専用通信ネットワークであり、実施の形態1のネットワーク121、122、123と同様である。
また、端末装置110、111、112は実施の形態1に示したものと同様である。
図8及び図9において、端末情報格納テーブル記憶部1、第1の通信部5、第2の通信部6、履歴情報交換部11は実施の形態1に示したものと同様である。
このため、本実施の形態においても、ゲートウェイ装置130の履歴情報交換部11は再通知要求部及びテーブル復元部の例に相当する。
また、ゲートウェイ装置131の履歴情報交換部11は再通知応答部の例に相当する。
本実施の形態では、宛先情報問合せパケット201と宛先情報応答パケット204とを用いた管理通信を行わないため、実施の形態1で説明した端末探索処理部3、管理通信処理部4、端末情報交換履歴格納部10が存在しない。
管理通信を行わない代わりに、本実施の形態では、ゲートウェイ装置130の中継処理部2は、端末装置110から受信した端末装置111を宛先とするパケットをネットワーク140にブロードキャスト又はマルチキャストする。
そして、中継処理部2は、ブロードキャスト又はマルチキャストしたパケットに対するネットワーク140からの応答のパケットを用いて、端末情報格納テーブルを更新する。
本実施の形態では、ゲートウェイ装置130の中継処理部2はテーブル更新部の例に相当する。
また、ゲートウェイ装置131の中継処理部2は、ゲートウェイ装置130からのパケットをネットワーク142にブロードキャスト又はマルチキャストする。
そして、中継処理部2は、ブロードキャスト又はマルチキャストしたパケットに対するネットワーク142からの応答のパケットに、端末装置111がゲートウェイ装置131に接続されている旨の情報を付加して、当該パケットをゲートウェイ装置130に送信する。
本実施の形態では、ゲートウェイ装置131の中継処理部2は接続通知部の例に相当する。
中継履歴格納部12は、他のゲートウェイ装置から送信されたパケットを中継した履歴を保存する。
本実施の形態では、履歴情報交換部11は、中継履歴格納部12に保存されている履歴を用いて、履歴情報応答パケットを生成し、生成した履歴情報応答パケットをゲートウェイ装置130に送信する。
図10は、本実施の形態に係る通信ステムにおける通信シーケンス図である。
図10において、パケット220は、端末装置110から端末装置111宛に送信されたパケットである。
パケット221は、パケット220をカプセル化した、汎用ネットワークで伝送させるためのパケットである。
パケット222は、端末装置111から端末装置110宛に送信されたパケットである。
パケット223は、パケット222をカプセル化した、汎用ネットワークで伝送させるためのパケットである。
パケット224は、パケット220をカプセル化した、汎用ネットワークで伝送させるためのパケットである。
次に動作について説明する。
まず、本実施の形態におけるゲートウェイ装置の端末情報格納テーブルの構築方法を、図8〜図10を用いて説明する。
ゲートウェイ装置130に接続された端末装置110が、端末装置111を宛先とする専用通信ネットワーク用のパケット220を送信する。
ゲートウェイ装置130では、第2の通信部6がパケット220を受信し、パケット220を中継処理部2に送る。
中継処理部2は、端末情報格納テーブルにおいて、パケット220の宛先情報と一致するエントリ(レコード)を検索する。
パケット220の宛先情報と一致するエントリ(レコード)が存在しない場合、中継処理部2はパケット220を受信したインタフェース(第2の通信部6)と異なるインタフェース(第1の通信部5)に接続されたネットワーク140に対して、パケット220を中継する。
中継処理部2は、専用通信ネットワーク用のパケット220をカプセル化して汎用ネットワーク用のパケット221にし、パケット221を第1の通信部5を介してマルチキャストあるいはブロードキャストで送信する。
マルチキャストあるいはブロードキャストを用いるのは、この時点でゲートウェイ装置130は端末装置111の情報を端末情報格納テーブルに保持していないので、ネットワーク140上にフラッディングするためである。
なお、中継処理部2からマルチキャストあるいはブロードキャスト送信されるパケット220が調査パケットの例に相当する。
このとき、ゲートウェイ装置130の中継処理部2は、パケット220の送信元情報として端末装置110の情報を端末情報格納テーブルにパケット220を受信したインタフェース(第2の通信部6)の情報と共に格納する。
ゲートウェイ装置131では、第1の通信部5がパケット221を受信する。
そして、第1の通信部5は、パケット221を中継処理部2に送る。
中継処理部2は、汎用ネットワーク140から受信したパケット221の内部に格納された専用通信ネットワーク用のパケット220を取り出す(デカプセル化を行う)。
また、中継処理部2は、端末情報格納テーブルにおいて、パケット220の宛先情報と一致するエントリを検索する。
パケット220の宛先情報と一致するエントリが存在しなければ、中継処理部2は、パケット220を受信したインタフェース(第1の通信部5)と異なるインタフェース(第2の通信部6)に接続されたネットワーク142に対してパケット220をブロードキャスト又はマルチキャストで送信する。
このとき、ゲートウェイ装置131の中継処理部2は、パケット220の送信元情報として端末装置110の情報を、パケット221を受信したインタフェース(第1の通信部5)および送信元ゲートウェイ装置130の情報と共に、端末情報格納テーブルに格納する。
この段階で、ゲートウェイ装置130、ゲートウェイ装置131には、パケット220の送信元である端末装置110の端末情報が各々の端末情報格納テーブルに登録された状態となる。
また、ゲートウェイ装置132もネットワーク140に接続されているためパケット221を受信し、ゲートウェイ装置131と同様な動作を行い、ネットワーク143に対してパケット220を送信するが、宛先の端末装置が存在しないため、パケット220はいずれの端末装置にも受け取られない。
ネットワーク142に接続された端末装置111は上記パケット220を受信し、端末装置110から端末装置111への通信が成立する。
その状態で、端末装置111が端末装置110宛のパケット222を送信した場合について説明する。
端末装置111により送信されたパケット222は、ゲートウェイ装置131において第2の通信部6が受信する。
第2の通信部6は、パケット222を中継処理部2へ送る。
中継処理部2は、端末情報格納テーブルにおいて、パケット222の宛先である端末装置110の宛先情報と一致するエントリを発見し、該エントリに登録された内容に従い、ゲートウェイ装置130に向けてパケット222を中継する。
中継処理部2は、専用通信ネットワーク用のパケット222をカプセル化して汎用ネットワーク用のパケット223にし、第1の通信部5を介してゲートウェイ装置130宛にユニキャストで送信する。
中継処理部2は、カプセル化において、パケット223のヘッダ部に、パケット223の送信元としてゲートウェイ装置131のIDを付加する。
すなわち、中継処理部2は、パケット222の送信元である端末装置111がゲートウェイ装置131に接続していることを示す情報をパケット222に付加する。
この意味で、パケット223は接続通知パケットの例に相当する。
また、このとき、ゲートウェイ装置131の中継処理部2は、パケット222の送信元情報として端末装置111の情報を端末情報格納テーブルにパケット222を受信したインタフェース(第2の通信部6)の情報と共に格納する。
ゲートウェイ装置130では、第1の通信部5がパケット223を受信する。
第1の通信部5は、パケット223を中継処理部2へ送る。
中継処理部2は、パケット223の内部に格納されたパケット222を取り出す(デカプセル化を行う)。
そして、中継処理部2は、端末情報格納テーブルを検索した結果、パケット222の宛先である端末装置110の宛先情報と一致するエントリを発見し、該エントリに登録された内容に従い、ネットワーク141に接続されたインタフェース(第2の通信部6)からパケット222を端末装置110に送信する。
このとき、ゲートウェイ装置130の中継処理部2は、パケット222の送信元情報として端末装置111の情報を、パケット223を受信したインタフェース(第1の通信部5)および送信元ゲートウェイ装置131の情報と共に、端末情報格納テーブルに格納する。
この段階で、ゲートウェイ装置130およびゲートウェイ装置131には、パケット222の送信元である端末装置111の端末情報が各々の端末情報格納テーブルに登録された状態となる。
ネットワーク141に接続された端末装置110は上記パケット222を受信し、端末装置111から端末装置110への通信が成立する。
このように、端末間のパケットの中継動作を通じて各ゲートウェイ装置は端末情報を動的に学習し、端末情報格納テーブルを構築していく。
次に、端末情報格納テーブルが構築された状態でのパケット中継時の動作について説明する。
端末装置110から端末装置111宛のパケット220が送信されると、ゲートウェイ装置130では、第2の通信部6がパケット220を受信する。
第2の通信部6は、パケット220を中継処理部2に送る。
中継処理部2は、端末情報格納テーブルにおいて、パケット220の宛先情報と一致するエントリを検索する。
パケット220の宛先情報と一致するエントリが存在するので、中継処理部2は、該エントリに登録された内容に従い、ゲートウェイ装置131に向けてパケット220を中継する。
この場合も、中継処理部2は、パケット220をカプセル化して汎用ネットワーク用のパケット224にし、パケット224をゲートウェイ装置131宛にユニキャストで送信する。
ゲートウェイ装置131では、第1の通信部5がパケット224を受信する。
第1の通信部5は、パケット224を中継処理部2に送る。
中継処理部2は、パケット224の内部に格納されたパケット220を取り出す。
そして、中継処理部2は、端末情報格納テーブルを参照し、パケット220の宛先情報と一致するエントリを検索する。
その結果、パケット220の宛先情報と一致するエントリを発見し、該エントリには、ネットワーク142に接続するインタフェースの情報が格納されていることから、中継処理部2は、パケット220をネットワーク142へ中継する。
このとき、汎用ネットワークから受信したパケットであり、かつ、専用通信ネットワークへの中継であることを条件として、中継履歴格納部12にゲートウェイ装置130の情報と中継パケット220の宛先情報(端末装置111の情報)を格納する。
ネットワーク142に接続された端末装置111は上記パケット220を受信し、端末装置110から端末装置111への通信が成立する。
次に、図10の端末間中継が行われ、各ゲートウェイ装置で端末情報格納テーブルが構築された状態から、ゲートウェイ装置130が再起動した際の動作例を、図8、図9及び図11を用いて説明する。
図11は、ゲートウェイ装置130が起動した際に行う通信を表すシーケンス図である。
図11において、パケット220及びパケット224は、図10に示したものと同様である。
パケット210は、ゲートウェイ装置100が送信する履歴情報問合せパケットである。
履歴情報問合せパケット210は、本実施の形態でも、再通知要求パケットの例に相当する。
パケット211は、ゲートウェイ装置101が送信する履歴情報応答パケットである。
履歴情報応答パケット211は、本実施の形態でも、再通知応答パケットの例に相当する。
いま、ゲートウェイ装置130が再起動を行ったものとする。
ゲートウェイ装置130は、再起動前に学習していた端末情報格納テーブルを含む各種テーブルをクリア(消去)した状態で起動される。
ゲートウェイ装置130は起動後、履歴情報交換部11に装置起動を通知する。
履歴情報交換部11は通知を受けると、第1の通信部5を介して、接続された汎用ネットワーク140に対して、履歴情報問合せパケット210をブロードキャストまたはマルチキャストで送信する。
ネットワーク140に対して送信された履歴情報問合せパケット210は、ゲートウェイ装置131により受信される。
ゲートウェイ装置131では、第1の通信部5が履歴情報問合せパケット210を受信する。
第1の通信部5は、履歴情報問合せパケット210を履歴情報交換部11へ送る。
ゲートウェイ装置131の履歴情報交換部11は、履歴情報問合せパケット210の送信元であるゲートウェイ装置130からの履歴情報問合せについて、中継履歴格納部12を検索する。
検索の結果、ゲートウェイ装置130についての中継履歴(ゲートウェイ装置130と端末装置111が対応付けられた情報)が存在すれば、ゲートウェイ装置131の履歴情報交換部11は、この中継履歴を履歴情報応答パケット211に格納する。
そして、履歴情報交換部11は、第1の通信部5を介して、履歴情報応答パケット211をゲートウェイ装置130に対して送信する。
ゲートウェイ装置130では、第1の通信部5が、履歴情報応答パケット211を受信する。
第1の通信部5は、履歴情報応答パケット211を履歴情報交換部11へ送る。
履歴情報交換部11は、履歴情報応答パケット211に格納された端末の情報(端末装置111の情報)と、履歴情報応答パケット211の送信元であるゲートウェイ装置131の情報を、端末情報格納テーブルに格納する。
以上の手順により、ゲートウェイ装置130は再起動前の端末情報格納テーブルの内容のうち、実際に中継を行った宛先に関する端末情報を復元することが可能となる。
ネットワーク140に他のゲートウェイ装置132が接続されている場合には、ゲートウェイ装置130はゲートウェイ装置132との間で同様の手順を実施することにより、再起動前の端末情報格納テーブルの内容のうち、実際に中継を行った宛先に関する端末情報を復元することができる。
その後、例えば端末装置110から端末装置111宛のパケット220が送信された場合に、ゲートウェイ装置130は端末情報格納テーブルを復元できているのであるから、ゲートウェイ装置130は復元済みの端末情報格納テーブルのエントリ情報を用いて即座にパケット220の中継をユニキャストで行うことができる。
このため、図10に示したようなマルチキャストまたはブロードキャストでの通信を行う必要はない。
一方、図11の履歴情報問合せを行わなかったとすれば、端末装置110が端末装置111宛のパケットを送信すると、ゲートウェイ装置130は端末情報格納テーブルがクリアされた状態であるため、ネットワーク140への中継はブロードキャストまたはマルチキャストとなる。
このため、端末装置111とは接続されていないゲートウェイ装置132もパケットを受信する。
このため、ゲートウェイ装置132は不要なパケットを受信することになり、CPUリソースを消費することになる。
また、ネットワーク142及びネットワーク143に不要なパケットが流れ、不要な帯域消費が発生することとなる。
さらに、ネットワーク142及びネットワーク143がL2スイッチで構成されているならば、ユニキャストによるパケットは必要なセグメントにのみ中継されるのに対し、マルチキャストやブロードキャストによるパケットは全セグメントに中継されるため、不要な帯域消費が発生することとなる。
なお、上記ではゲートウェイ装置の再起動の場合について説明したが、故障等によりゲートウェイ装置を交換し、ネットワーク上の同じ位置に別のゲートウェイ装置に同じゲートウェイ装置のIDを設定したうえで接続し起動した場合についても、同様である。
例えば、ゲートウェイ装置130の代わりに新たなゲートウェイ装置をネットワーク140とネットワーク141とに接続する場合は、新たなゲートウェイ装置は、履歴情報問合せパケット210をネットワーク140にブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信し、ゲートウェイ装置131から履歴情報応答パケット211を受信し、受信した履歴情報応答パケット211を用いて、ゲートウェイ装置130の端末情報格納テーブルを復元する。
なお、この新たなゲートウェイ装置の内部構成も、図8のゲートウェイ装置130の内部構成と同様である。
以上のように本実施の形態では、ゲートウェイ装置の再起動時や交換時に、再起動前の端末間通信中継履歴を元に、履歴のある端末情報のみをゲートウェイ装置間で交換している。
このため、ゲートウェイ装置の再起動や交換時にネットワーク帯域の消費やCPUリソースの消費を抑制することができる。
以上、本実施の形態では、以下の機能を持つゲートウェイ装置を説明した。
(1)他のゲートウェイ装置から送信され、自装置に接続された端末宛のパケットの中継履歴を保持する
(2)装置起動時に他のゲートウェイ装置に対して履歴に基づいた端末情報を要求し、取得して、端末情報毎に中継先のゲートウェイを登録する中継テーブルを復元する
(3)履歴に基づいた端末情報の要求に対して、中継履歴に基づいた端末情報を応答する
実施の形態3.
前記の実施の形態1では、再起動したゲートウェイ装置が他のゲートウェイ装置に接続された端末装置の情報を取得し、端末情報格納テーブルを復元する手順を説明した。
本実施の形態では、再起動したゲートウェイ装置が、そのゲートウェイ装置に接続された端末装置の情報を取得し、端末情報格納テーブルを復元する手順を説明する。
図12及び図13は、本実施の形態に係る通信システムを示す。
実施の形態1と同様に、図12は、ゲートウェイ装置150の動作を説明するためにゲートウェイ装置150の内部構成例を示しており、図13は、ゲートウェイ装置151の動作を説明するためにゲートウェイ装置151の内部構成例を示している。
ゲートウェイ装置150は図1のゲートウェイ装置100と同様の役割のゲートウェイ装置であり、ゲートウェイ装置151は図2のゲートウェイ装置151と同様の役割のゲートウェイ装置であり、ゲートウェイ装置152は図7のゲートウェイ装置102と同様の役割のゲートウェイ装置である。
ゲートウェイ装置150とゲートウェイ装置151とゲートウェイ装置152は、同じ内部構成をもつ。
また、ゲートウェイ装置150、ゲートウェイ装置151の内部構成は、ゲートウェイ装置100、ゲートウェイ装置101と同様であるため、説明を省略する。
以下では、主に、実施の形態1との差異を説明する。
図12、図13において、ネットワーク160、161、162、163は、それぞれ実施の形態1に示したネットワーク120、121、122、123と同様である。
端末装置110、111、112は実施の形態1に示したものと同様である。
但し、本実施の形態では、端末装置111はマスタ端末装置であり、端末装置110及び端末装置112はスレーブ端末装置である。
マスタ端末装置111は、各スレーブ端末装置110、112と相互に通信し、各スレーブ端末装置110、112の制御及び監視を行う。
このため、ゲートウェイ装置151は、端末装置111と端末装置110との間の中継、端末装置111と端末装置112との間の中継を行っており、ゲートウェイ装置151の端末情報格納テーブルには、端末装置110とゲートウェイ装置150とを対応付けた情報、端末装置112とゲートウェイ装置152とを対応付けた情報が登録されている。
ゲートウェイ装置151は、特定の中継装置の例に相当する。
なお、本実施の形態では、端末間通信の大部分はマスタ端末装置111と各スレーブ端末装置110、112の相互通信であり、スレーブ端末装置間については通信を行わないかあるいは一部のスレーブ端末装置間のみで通信が行われるシステムを想定する。
次に動作について説明する。
図12及び図13のような構成において、端末装置110を収容するゲートウェイ装置150、端末装置111を収容するゲートウェイ装置151、端末装置112を収容するゲートウェイ装置152の各々は、実施の形態1と同様な手順で、端末情報格納テーブルの構築を行う。
すなわち、ゲートウェイ装置150の端末情報格納テーブルでは、端末装置111の端末情報をゲートウェイ装置151の情報と共に保持し、
また、ゲートウェイ装置151の端末情報格納テーブルでは、端末装置110の端末情報をゲートウェイ装置150の情報と共に保持し、また、端末装置112の端末情報をゲートウェイ装置152の情報と共に保持する。
また、ゲートウェイ装置152の端末情報格納テーブルでは、端末装置110の端末情報をゲートウェイ装置150の情報と共に保持する。
そのため、端末装置111〜端末装置110間、端末装置111〜端末装置112間は双方向とも最適化された状態で通信可能である。
各ゲートウェイ装置で端末情報格納テーブルが構築された状態から、ゲートウェイ装置150が再起動した場合の動作例を、図12〜図14を用いて説明する。
図14は、ゲートウェイ装置150が再起動した際に行う通信を表すシーケンス図である。
図14において、パケット200及びパケット204は、実施の形態2で示したものと同様である。
パケット212は、登録情報問合せパケットである。
登録情報問合せパケット212は、マスタ端末装置111が接続されているゲートウェイ装置151に、ゲートウェイ装置151で登録されているゲートウェイ装置150の内部端末装置を通知するよう要求するパケットであり、端末通知要求パケットの例に相当する。
パケット213は、登録情報応答パケットである。
登録情報応答パケット213は、登録情報問合せパケット212に応答して、ゲートウェイ装置151から送信されるパケットであり、ゲートウェイ装置150の内部端末装置を通知するパケットである。
登録情報応答パケット213は、端末通知応答パケットの例に相当する。
ゲートウェイ装置150は、登録情報応答パケット213に基づき、内部端末装置として端末装置110がゲートウェイ装置150に接続されていることを識別し、端末情報格納テーブルを復元する。
ゲートウェイ装置150は、再起動前に学習していた端末情報格納テーブルを含む各種テーブルをクリア(消去)した状態で起動される。
ゲートウェイ装置150は起動後、履歴情報交換部11に装置起動を通知する。
履歴情報交換部11は通知を受けると、第1の通信部5を介して、マスタ端末装置111が接続されたゲートウェイ装置151へ向けて、登録情報問合せパケット212をユニキャストで送信する。
ゲートウェイ装置151では、第1の通信部5が登録情報問合せパケット212を受信する。
第1の通信部5は、登録情報問合せパケット212を履歴情報交換部11へ送る。
履歴情報交換部11は、端末情報格納テーブルから、登録情報問合せパケット212の送信元であるゲートウェイ装置150が記述されているレコードを抽出し、抽出したレコードに記述されている端末装置の情報を、登録情報応答パケット213に格納する。
そして、履歴情報交換部11は、第1の通信部5を介して、登録情報応答パケット213をゲートウェイ装置150に対して送信する。
このとき、履歴情報交換部11は、ゲートウェイ装置150以外のたとえばゲートウェイ装置152が記述されているレコードは端末情報格納テーブルから抽出しない。
このため、履歴情報交換部11は、ゲートウェイ装置152の内部端末装置の情報は、登録情報応答パケット213に格納しない。
ゲートウェイ装置150では、第1の通信部5が登録情報応答パケット213を受信する。
第1の通信部5は、登録情報応答パケット213を履歴情報交換部11へ送る。
履歴情報交換部11は、登録情報応答パケット213に格納された端末情報(端末装置110の情報)を取得し、端末情報を端末情報格納テーブルに登録する。
なお、端末装置110の情報とともに端末情報格納テーブルに登録するインタフェースの情報は、ゲートウェイ装置150に接続された専用通信ネットワーク161に接続するインタフェース(第2の通信部6)の情報である。
ゲートウェイ装置151の収容する端末装置111はマスタ端末装置であり、ゲートウェイ装置151の端末情報格納テーブルには各スレーブ端末装置の端末情報が登録されている。
ゲートウェイ装置150はゲートウェイ装置151から取得した端末情報を、ゲートウェイ装置150の端末情報格納テーブルに登録することで、再起動前に存在していたネットワーク161の端末装置の情報を端末情報格納テーブルに復元することができる。
また、ゲートウェイ装置150は、ゲートウェイ装置150に関連する端末情報のみを取得するため、不必要な端末情報を取得することもない。
その後、例えば端末装置111から端末装置110宛のパケット200が送信された場合に、ゲートウェイ装置150は端末情報格納テーブルを復元できているのであるから、ゲートウェイ装置150は復元済みの端末情報格納テーブルのエントリ情報を用いて即座に中継を行えるため、宛先探索を実施する必要はない。
すなわち、再起動前の端末情報格納テーブルが復元された後は、端末間通信が最適化された状態で実行されることとなる。
一方、図14の登録情報問合せを行わなかったとすれば、端末装置111が端末装置110宛のパケットを送信すると、ゲートウェイ装置150は端末情報格納テーブルがクリアされた状態であるため、端末探索処理(図3のパケット202及びパケット203の送受信に相当する処理)を実施する。
端末探索処理の実行は、ネットワーク161の帯域を消費し、ゲートウェイ装置のCPUリソースを消費し、パケット中継時の遅延につながる。
これらの帯域消費、リソース消費はパケット通信量に伴って増加し、ネットワークの負荷となる。
なお、上記ではゲートウェイ装置の再起動の場合について説明したが、故障等によりゲートウェイ装置を交換し、ネットワーク上の同じ位置に別のゲートウェイ装置を接続し起動した場合についても、同様である。
以上のように本実施の形態では、ゲートウェイ装置の再起動や交換時に端末情報を復元するので、端末間パケット中継再開時のネットワーク帯域消費を抑制することが可能となる。
また、再起動後の端末間パケット中継再開時の端末探索手順を省略することができ、CPUリソース消費の抑制と、中継遅延の抑制が可能となる。
なお、上記では再起動したゲートウェイ装置がマスタ端末装置を収容するゲートウェイ装置を既知であり、マスタ端末装置を収容するゲートウェイ装置に登録情報問合せパケット212をユニキャストで送信する例を示した。
しかし、再起動したゲートウェイ装置が、マスタ端末装置を収容するゲートウェイ装置を把握していない場合は、再起動したゲートウェイ装置は、登録情報問合せパケット212をネットワーク160にブロードキャスト又はマルチキャストし、ネットワーク160上の全てのゲートウェイ装置から登録情報応答パケット213を受信する。
また、上記では、ゲートウェイ装置15がマスタ端末装置111を収容する例を説明しているが、マスタ端末装置がゲートウェイ機能を持つ一体化装置であっても、本実施の形態は適用可能である。
また、上記ではマスタ端末装置が存在する通信システムを説明したが、本実施の形態に示した手法は、マスタ端末装置が存在しない通信システムにも適用可能である。
マスタ端末装置が存在しない場合は、再起動後のゲートウェイ装置150は、登録情報問合せパケット212をネットワーク160にブロードキャスト又はマルチキャストし、ネットワーク160上の全てのゲートウェイ装置から登録情報応答パケット213を受信する。
以上、本実施の形態では、以下の機能を持つゲートウェイ装置を説明した。
(1)ゲートウェイ装置相互間で各々に接続された端末情報を交換し保持する
(2)装置起動時に他の装置に対して、自装置の通知によって登録された端末情報を要求し、取得して、自装置に接続された端末の情報として復元する
(3)端末情報の要求に対して、要求元装置の通知によって登録された端末情報を応答する
また、本実施の形態では、1つのマスタ端末装置と複数のスレーブ端末装置を接続する通信システムに含まれるゲートウェイ装置が、マスタ端末装置に接続されたゲートウェイ装置に対して端末情報を要求することを説明した。
実施の形態4.
以上では、実施の形態1〜3に記載された構成を空気調和機(以下、空調機という。また、以下において「空調」は空気調和の意味である)のネットワークに適用した例について説明する。
なお、実施の形態4においては、実施の形態1〜3に記載された構成、動作を全て備えたものとして説明する。
まず、図7等に示される端末110は空調管理制御装置、端末111や端末112は空調室外機または空調室内機に相当する。
空調管理制御装置は、複数の空調室外機と複数の空調室内機について管理と制御を行う。
なお、実施の形態1〜3において端末110は複数あってもよいと記載したが、空調管理制御装置に適用する場合は端末110としては1つで構成されるケースが多い。
図1等において、ゲートウェイ装置101はゲートウェイ装置101に最も近い端末111(空調室外機)に物理的に搭載される。
また、そのゲートウェイ装置101に接続される他端末111を空調室内機とすることで、従来の空調システムとなんら変わりのないレイアウトを得ることができる。
また、このレイアウトによって、同一冷媒系でのみ必要な制御情報はゲートウェイ装置101から端末111側のみの伝達で済む。
さらに、複数の空調室外機にまたがる制御情報のみゲートウェイ装置101を介して伝達される。
このため、ゲートウェイ装置101から端末110側(空調管理制御装置側)のトラフィック抑制効果だけではなく、他のゲートウェイ装置101から端末111(空調室内・室外機)側の制御情報が伝達されることがなくなる。
この結果、ネットワーク全体としてトラフィック抑制効果が得られる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
最後に、実施の形態1〜4に示したゲートウェイ装置のハードウェア構成例を図15を参照して説明する。
ゲートウェイ装置はコンピュータであり、ゲートウェイ装置の各要素をプログラムで実現することができる。
ゲートウェイ装置のハードウェア構成としては、バスに、演算装置901、外部記憶装置902、主記憶装置903、通信装置904、入出力装置905が接続されている。
演算装置901は、プログラムを実行するCPUである。
外部記憶装置902は、例えばROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ、ハードディスク装置である。
主記憶装置903は、RAM(Random Access Memory)である。
端末情報格納テーブル記憶部1、端末情報交換履歴格納部10、中継履歴格納部12は、外部記憶装置902又は主記憶装置903により実現される。
通信装置904は、第1の通信部5、第2の通信部6に対応する。
入出力装置905は、例えばマウス、キーボード、ディスプレイ装置等である。
プログラムは、通常は外部記憶装置902に記憶されており、主記憶装置903にロードされた状態で、順次演算装置901に読み込まれ、実行される。
プログラムは、図1に示す「〜部」(端末情報格納テーブル記憶部1、端末情報交換履歴格納部10、中継履歴格納部12を除く、以下も同様)として説明している機能を実現するプログラムである。
更に、外部記憶装置902にはオペレーティングシステム(OS)も記憶されており、OSの少なくとも一部が主記憶装置903にロードされ、演算装置901はOSを実行しながら、図1に示す「〜部」の機能を実現するプログラムを実行する。
また、実施の形態1〜4の説明において、「〜の判断」、「〜の判定」、「〜の抽出」、「〜の検知」、「〜の設定」、「〜の登録」、「〜の選択」、「〜の参照」、「〜の生成」、「〜の入力」、「〜の出力」、「〜の受信」、「〜の送信」等として説明している処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が主記憶装置903にファイルとして記憶されている。
なお、図15の構成は、あくまでもゲートウェイ装置のハードウェア構成の一例を示すものであり、ゲートウェイ装置のハードウェア構成は図15に記載の構成に限らず、他の構成であってもよい。
また、実施の形態1〜4に示した端末装置も、図15のハードウェア構成をしていてもよいし、他のハードウェア構成であってもよい。
1 端末情報格納テーブル記憶部、2 中継処理部、3 端末探索処理部、4 管理通信処理部、5 第1の通信部、6 第2の通信部、10 端末情報交換履歴格納部、11 履歴情報交換部、12 中継履歴格納部、100 ゲートウェイ装置、101 ゲートウェイ装置、102 ゲートウェイ装置、110 端末装置、111 端末装置、112 端末装置、130 ゲートウェイ装置、131 ゲートウェイ装置、132 ゲートウェイ装置、150 ゲートウェイ装置、151 ゲートウェイ装置、152 ゲートウェイ装置。

Claims (13)

  1. 1つ以上の内部端末装置が接続されている内部ネットワークと、
    それぞれに1つ以上の外部端末装置が接続されている複数の中継装置が接続されている外部ネットワークとに接続され、
    各レコードに、外部端末装置と、外部端末装置が接続している中継装置とが示される接続関係テーブルを有するゲートウェイ装置であって、
    いずれかの外部端末装置を送信先とする通信パケットを前記内部ネットワークから受信する度に、前記接続関係テーブルを参照し、前記通信パケットの送信先の外部端末装置のレコードが前記接続関係テーブルに存在しない場合に、前記送信先の外部端末装置が接続されている中継装置を調査するための調査パケットを前記外部ネットワークにブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信し、前記送信先の外部端末装置が接続されている中継装置から、前記送信先の外部端末装置が当該中継装置に接続されていることを通知する接続通知パケットを受信し、受信した接続通知パケットに基づき、前記接続関係テーブルを更新するテーブル更新部と、
    前記接続関係テーブルが消去された場合に、前記接続通知パケットの送信元の中継装置に前記接続通知パケットで通知した外部端末装置を再通知するよう要求する再通知要求パケットを前記外部ネットワークにブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信する再通知要求部と、
    前記接続通知パケットの送信元の中継装置から、前記接続通知パケットで通知された外部端末装置を再通知する再通知応答パケットを受信し、受信した再通知応答パケットに基づき、前記接続関係テーブルを復元するテーブル復元部とを有することを特徴とするゲートウェイ装置。
  2. 前記再通知要求部は、
    前記接続関係テーブルが消去された場合に、前記内部ネットワークからの通信パケットの受信前に、前記再通知要求パケットを前記外部ネットワークにブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信することを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  3. 前記テーブル更新部は、
    前記調査パケットとして、前記送信先の外部端末装置が接続されている中継装置を問い合わせるパケットを前記外部ネットワークにブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信し、
    前記調査パケットに対する応答として、前記送信先の外部端末装置が接続されている中継装置から、前記接続通知パケットを受信することを特徴とする請求項1又は2に記載のゲートウェイ装置。
  4. 前記テーブル更新部は、
    前記調査パケットとして、前記内部ネットワークから受信した前記通信パケットを前記外部ネットワークにブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信し、
    前記送信先の外部端末装置により前記通信パケットに応答して送信され、前記送信先の外部端末装置が接続されている中継装置により中継されたパケットであって、前記送信先の外部端末装置が前記中継装置に接続されていることを通知する情報が前記中継装置により付加されたパケットを、前記接続通知パケットとして受信することを特徴とする請求項1又は2に記載のゲートウェイ装置。
  5. 前記再通知要求部は、
    前記ゲートウェイ装置の再起動により前記接続関係テーブルが消去された場合に、前記再通知要求パケットを前記外部ネットワークにブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のゲートウェイ装置。
  6. 前記ゲートウェイ装置は、
    複数の内部端末装置が接続されている内部ネットワークと、
    前記内部ネットワークからの全ての通信パケットを中継し、中継した通信パケットの送信元の内部端末装置を登録する特定の中継装置が接続されている外部ネットワークとに接続され、
    前記テーブル更新部は、
    前記内部ネットワークから通信パケットを受信する度に、前記接続関係テーブルを参照し、前記通信パケットの送信元の内部端末装置が前記接続関係テーブルに登録されていない場合に、前記送信元の内部端末装置を前記接続関係テーブルに登録し、
    前記再通知要求部は、
    前記接続関係テーブルが消去された場合に、
    前記特定の中継装置に、前記特定の中継装置で登録されている内部端末装置を通知するよう要求する端末通知要求パケットを送信し、
    前記テーブル復元部は、
    前記特定の中継装置から、前記特定の中継装置で登録されている内部端末装置を通知する端末通知応答パケットを受信し、受信した端末通知応答パケットに基づき、前記接続関係テーブルを復元することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のゲートウェイ装置。
  7. 前記ゲートウェイ装置は、
    複数の内部端末装置が接続されている内部ネットワークに接続され、
    それぞれが、前記内部ネットワークからの通信パケットを中継した場合に、中継した通信パケットの送信元の内部端末装置を登録する複数の中継装置が接続されている外部ネットワークとに接続され、
    前記テーブル更新部は、
    前記内部ネットワークからの通信パケットを受信する度に、前記接続関係テーブルを参照し、前記通信パケットの送信元の内部端末装置が前記接続関係テーブルに登録されていない場合に、前記送信元の内部端末装置を前記接続関係テーブルに登録し、
    前記再通知要求部は、
    前記接続関係テーブルが消去された場合に、
    各中継装置で登録されている内部端末装置を通知するよう要求する端末通知要求パケットを前記外部ネットワークにブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信し、
    前記テーブル復元部は、
    各中継装置から、各中継装置で登録されている内部端末装置を通知する端末通知応答パケットを受信し、受信した端末通知応答パケットに基づき、前記接続関係テーブルを復元することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のゲートウェイ装置。
  8. 1つ以上の内部端末装置が接続されている内部ネットワークと、
    それぞれに1つ以上の外部端末装置が接続されている複数の中継装置が接続されている外部ネットワークとに接続されているゲートウェイ装置であって、
    いずれかの中継装置から特定の端末装置が接続されている装置を調査するために送信された調査パケットを受信し、調査の対象となっている前記特定の端末装置がいずれかの内部端末装置に該当する場合に、前記特定の端末装置である内部端末装置が前記ゲートウェイ装置に接続されていることを通知する接続通知パケットを前記調査パケットの送信元の中継装置に送信する接続通知部と、
    前記接続通知部により前記接続通知パケットが送信された場合に、前記内部端末装置と前記調査パケットの送信元の中継装置とを対応付けて記憶する通知接続関係記憶部と、
    前記調査パケットの送信元の中継装置から、前記接続通知パケットで通知した端末装置を再通知するよう要求する再通知要求パケットを受信した場合に、前記通知接続関係記憶部から、前記調査パケットの送信元の中継装置と対応付けられている内部端末装置を抽出し、抽出した内部端末装置が前記ゲートウェイ装置に接続されていることを再通知する再通知応答パケットを、前記調査パケットの送信元の中継装置に送信する再通知応答部とを有することを特徴とするゲートウェイ装置。
  9. 前記接続通知部は、
    前記特定の端末装置が接続されている装置を問い合わせる調査パケットを受信し、
    調査の対象となっている前記特定の端末装置がいずれかの内部端末装置に該当する場合に、前記調査パケットに対する応答として、前記特定の端末装置である内部端末装置が前記ゲートウェイ装置に接続されていることを通知する接続通知パケットを、前記調査パケットの送信元の中継装置に送信することを特徴とする請求項8に記載のゲートウェイ装置。
  10. 前記ゲートウェイ装置は、更に、
    前記接続通知部が前記調査パケットを受信した場合に、調査の対象となっている前記特定の端末装置がいずれかの内部端末装置に該当することを確認するための端末存在確認パケットを前記内部ネットワークにブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信し、いずれかの内部端末装置が前記端末存在確認パケットに対して応答した場合に、応答した内部端末装置が前記特定の端末装置に該当すると判定する端末探索処理部を有し、
    前記接続通知部は、
    前記端末探索処理部により前記特定の端末装置に該当する内部端末装置が判別された場合に、前記接続通知パケットを前記調査パケットの送信元の中継装置に送信することを特徴とする請求項9に記載のゲートウェイ装置。
  11. 前記接続通知部は、
    前記調査パケットとして、前記特定の端末装置を送信先とする通信パケットを受信し、受信した通信パケットを前記内部ネットワークにブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信し、
    いずれかの内部端末装置から、前記通信パケットに応答する通信応答パケットを受信した場合に、前記特定の端末装置が前記ゲートウェイ装置に接続されていることを通知する情報を前記通信応答パケットに付加し、当該情報を付加した前記通信応答パケットを、前記接続通知パケットとして、前記調査パケットの送信元の中継装置に送信することを特徴とする請求項8に記載のゲートウェイ装置。
  12. 前記ゲートウェイ装置は、
    各レコードに、外部端末装置と、外部端末装置が接続している中継装置とが示される接続関係テーブルを有し、
    前記再通知応答部は、
    いずれかの中継装置から、前記接続関係テーブルにおいて前記中継装置が示されているレコードに示されている外部端末装置を通知するよう要求する端末通知要求パケットを受信した場合に、前記接続関係テーブルにおいて前記中継装置が示されているレコードに示されている外部端末装置を通知する端末通知応答パケットを、前記端末通知要求パケットの送信元の中継装置に送信することを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載のゲートウェイ装置。
  13. 1つ以上の内部端末装置が接続されている内部ネットワークと、
    それぞれに1つ以上の外部端末装置が接続されている複数の中継装置が接続されている外部ネットワークとに接続され、
    各レコードに、外部端末装置と、外部端末装置が接続している中継装置とが示される接続関係テーブルを有し、
    いずれかの外部端末装置を送信先とする通信パケットを前記内部ネットワークから受信する度に、前記接続関係テーブルを参照し、前記通信パケットの送信先の外部端末装置のレコードが前記接続関係テーブルに存在しない場合に、前記送信先の外部端末装置が接続されている中継装置を調査するための調査パケットを前記外部ネットワークにブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信し、前記送信先の外部端末装置が接続されている中継装置から、前記送信先の外部端末装置が当該中継装置に接続されていることを通知する接続通知パケットを受信し、受信した接続通知パケットに基づき、前記接続関係テーブルを更新する他のゲートウェイ装置が前記内部ネットワークと前記外部ネットワークとから切り離された場合に、
    前記他のゲートウェイ装置に代わって、前記内部ネットワークと前記外部ネットワークとに接続されるゲートウェイ装置であって、
    前記接続通知パケットの送信元の中継装置に前記接続通知パケットで通知した外部端末装置を再通知するよう要求する再通知要求パケットを前記外部ネットワークにブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信する再通知要求部と、
    前記接続通知パケットの送信元の中継装置から、前記接続通知パケットで通知された外部端末装置を再通知する再通知応答パケットを受信し、受信した再通知応答パケットに基づき、前記接続関係テーブルを復元するテーブル復元部とを有することを特徴とするゲートウェイ装置。
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