JP5890230B2 - 湿式コークス消火塔及び煙突の改修方法 - Google Patents

湿式コークス消火塔及び煙突の改修方法 Download PDF

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本発明は、湿式コークス消火塔及び煙突の改修方法に係り、煙突機能を維持しつつ改修することができ、例えば湿式コークス消火塔の場合、コークスの消火機能を保持したままで湿式コークス消火塔を改修することが可能で、コークス炉の運転を継続することができる湿式コークス消火塔及び煙突の改修方法に関する。
製鉄所において、コークス炉からのコークスを消火施設で湿式消火し、発生する水蒸気を煙突から放出する湿式コークス消火塔はよく知られている。例えば特許文献1の「コークス炉の赤熱コークス消火設備」では、水平コークス炉から間欠的に押出された赤熱コークスを容器に収容し、該容器を包含する建屋内に於いて散水により間欠的にコークスを消火する装置であって前記建屋に連通する筒体と該筒体の上方に位置し、前記間欠的消火の際間欠的に発生する水蒸気を凝縮するに足る量の冷却水を散水するノズルと前記筒体上方に位置し、前記間欠的に発生する水蒸気によって押出される建屋及び筒体内の空気を大気中へ放散するための開口を設けている。
実開昭63−119642号公報
製鉄所において、コークス炉からのコークスを湿式消火方式で冷却する場合には、消火施設で多量の水をコークスにかけて冷却する。この際に発生する水蒸気は、消火施設から煙突を通じて上空に放出される。
長年使用した湿式コークス消火塔は劣化するので、所定期間経過したら、改修する必要がある。湿式コークス消火塔の改修工事は、コークス炉を停止することなく、運転を継続しながら行うことが好ましく、従って、消火塔の機能を保持したままで施工し得る改修方法の案出が望まれていた。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、湿式コークス消火塔及び煙突の改修方法について、煙突機能を維持しつつ改修することが可能であって、例えば湿式コークス消火塔の場合、コークスの消火機能を保持したままで湿式コークス消火塔を改修することが可能で、コークス炉の運転を継続することができる湿式コークス消火塔及び煙突の改修方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる湿式コークス消火塔の改修方法は、コークス炉からのコークスを消火施設で湿式消火し、発生する水蒸気を煙突から放出する湿式コークス消火塔を改修する方法であって、上記湿式コークス消火塔の上記煙突の外回りを取り囲んで、金属板で内張りされた仮設煙突を構築する第1工程と、上記仮設煙突内方で、上記煙突を解体し撤去する第2工程と、上記仮設煙突内方で、新設煙突を構築する第3工程と、上記仮設煙突を解体撤去する第4工程とを含むことを特徴とする。
前記第3工程で構築される前記新設煙突は、該新設煙突の内面を形成する金属板製内側捨て型枠とその外側に配設される木製外型枠との間に、鉄筋を配筋しコンクリートを打設して構築されることを特徴とする。
前記金属板製内側捨て型枠には鋼材が接合され、該鋼材は前記金属板製内側捨て型枠前記木製外型枠との間に打設される前記コンクリートに埋設されることを特徴とする。
前記第1工程以前から前記第4工程以降までの期間中に、前記消火施設を補修することを特徴とする。
本発明にかかる煙突の改修方法は、煙突を新設煙突に更新するために改修する方法であって、上記煙突の外回りを取り囲んで、金属板で内張りされた仮設煙突を構築する第1工程と、上記仮設煙突内方で、上記煙突を解体し撤去する第2工程と、上記仮設煙突内方で、上記新設煙突を構築する第3工程と、上記仮設煙突を解体撤去する第4工程とを含むことを特徴とする。
本発明にかかる湿式コークス消火塔及び煙突の改修方法にあっては、煙突機能を維持しつつ改修することができ、例えば湿式コークス消火塔の場合、コークスの消火機能を保持したままで湿式コークス消火塔を改修することができ、コークス炉の運転を継続することができる。
本発明に係る湿式コークス消火塔及び煙突の改修方法の好適な一実施形態を説明するための、既存の湿式コークス消火塔の一例を示す図であって、(A)は正面断面図、(B)は側面図である。 本実施形態の第1工程を示す、仮設煙突を構築した状態の湿式コークス消火塔の概略平面図である。 図2中、A−A線矢視断面図である。 図2中、B−B線矢視断面図である。 図1に示した湿式コークス消火塔の煙突の切断割付を示す斜視図である。 図5に示した切断割付に従って煙突を切り分けた様子を示す分解斜視図である。 本実施形態の第2工程を示す、煙突及び接続部分を解体撤去していく様子の図3に対応する図である。 図1に示した湿式コークス消火塔から煙突及び接続部分の解体撤去を完了した状態を示す、図3に対応する図である。 本実施形態の第3工程を示す、新設煙突を構築していく様子の図3に対応する図である。 図9中、C部拡大断面図である。 図1に示した湿式コークス消火塔の既存の消火施設と新設される接続部分の柱部分における接続態様を示す拡大断面図である。 図1に示した湿式コークス消火塔の既存の消火施設と新設される接続部分の壁部分における接続態様を示す拡大断面図である。 図1に示した湿式コークス消火塔に対し、新設煙突及び新設の接続部分の構築を完了した状態を示す、図3に対応する図である。 本実施形態の第4工程を示す、仮設煙突を解体した後の様子の図3に対応する図である。 図1に示した湿式コークス消火塔の消火施設に対する補修の一例として、梁を修復した様子を示す梁の断面図である。 図15中、D部拡大断面図である。
以下に、本発明にかかる湿式コークス消火塔及び煙突の改修方法の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、以下、湿式コークス消火塔を改修する場合を例にとって説明する。図1には、本実施形態に係る湿式コークス消火塔の改修方法が適用される既存の湿式コークス消火塔1の正面断面図と側面図が示されている。
本実施形態で例示している湿式コークス消火塔1は、地盤G上に構築され、消火塔1の下部部分を構成する消火施設2と、消火施設2の直上に構築される平断面四角形状の煙突3と、煙突3と消火施設2との間に設けられ、これらを接続する接続部分4とから構成されている。
消火施設2では、隣接するコークス炉から搬入されるコークスに水をかけて冷却することで、湿式消火が行われる。コークスに水をかけて冷却することで発生する水蒸気は、接続部分4を介して、煙突3に送り込まれ、煙突3から大気へ放出される。湿式消火作業は時間間隔をおいて実施され、その作業の際に、水蒸気が煙突3から放出される。
本実施形態に係る湿式コークス消火塔の改修方法は、図2〜図4に示すように、先ず、既存の湿式コークス消火塔1の煙突の外回りを取り囲んで、金属板、例えば鉄板5が内張りされた仮設煙突6を構築する第1工程が施工される。図2は、仮設煙突6を構築した状態の湿式コークス消火塔1の概略平面図、図3は、図2中A−A線矢視断面図、図4は、図2中B−B線矢視断面図である。
湿式コークス消火塔1の正面及び背面には、地盤G上に、ほぼ接続部分4の上端に達する高さで、仮設構造物7が構築される。この仮設構造物7の外方にも必要に応じて、追加の仮設構造物8が構築される。
湿式コークス消火塔1の正面及び背面のこれら仮設構造物7の上面上及び接続部分4の陸屋根上には、これらにわたって煙突3の外周囲を包囲して、平面外形輪郭を四角形状とした仮設鉄骨フレーム9が構築される。仮設鉄骨フレーム9は立体構造であって、煙突3の上端に達する高さで構築される。仮設鉄骨フレーム9は、各種作業の足場として利用される。
仮設鉄骨フレーム9には、煙突3に面して鉄板5が取り付けられる。鉄板5は具体的には、湿式コークス消火塔1の正面及び背面では、仮設鉄骨フレーム9の内面に張り付けられて2面を構成するとともに、湿式コークス消火塔1の左右両側面では、仮設鉄骨フレーム9の外面に張り付けられて2面を構成し、これら4面を構成する鉄板5により煙突3の四周が取り囲まれる。
仮設鉄骨フレーム9に鉄板5を張り付けることにより、鉄板5を内張りした仮設煙突6が構築される。煙突3は、仮設煙突6で水蒸気放出機能が代替される。仮設煙突6の内部にも、必要に応じて、ブラケットなどで支持して、足場が設けられる。仮設煙突6は、本来の改修対象である煙突3や改修して構築される新設煙突10の外側を包囲するように、これら煙突3,10よりも口径が大きく形成されるので、足場を設置しても、ほとんど排煙機能を妨げることがない。
次に、仮設煙突6内方で、煙突3を解体し撤去する第2工程が施工される。図5〜図7には、解体・撤去の様子が示されている。図5は、煙突3の切断割付の斜視図、図6は、煙突3を切り分けた様子の分解斜視図、図7は、煙突3及び接続部分4の解体撤去の様子を示す、図3に対応する図である。
煙突3は、クレーン等の揚重機器で揚重可能な切断割付に従って、上方から下方に向かって順次切断しつつ撤去される。煙突3の切断は、ダイヤモンドワイヤーソーなどを用いて行われ、煙突3は細かいブロック片3aに切断される。切断された各ブロック片3aは、図示しない揚重機器により、仮設煙突6内方から外方へ運び出される。本実施形態にあっては、煙突3に加え、接続部分4も解体撤去される。
散水機能のために備えられるタンク30及び散水配管31は、改修対象ではない消火施設2へ接続されていて、継続的に運転されるコークス炉に対し散水機能を維持することができる(図7参照)。
図8には、仮設煙突6内方から煙突3及び接続部分4を撤去した後の様子が示されている。次いで、仮設煙突6内方で、新設煙突10を構築する第3工程が施工される。図9は、新設煙突10の構築途中を示す、図3に対応する図である。
消火施設2の直上には、新設で接続部分11が構築され、新設接続部分11の直上には、下方から上方へ向かって新設煙突10が構築される。新設煙突10は、以前の煙突3の高さに達するように構築される。新設煙突10は図10に示すように、当該新設煙突10の内面を形成する金属板製内側捨て型枠12とその外側に間隔を隔てて配設される木製板状外型枠13との間に、鉄筋14を配筋しコンクリート15を打設して構築される。
内側捨て型枠12には、耐腐食性に優れるステンレス鋼が用いられる。本実施形態では、ステンレス鋼でなる内側捨て型枠12には、外型枠13に面する板面に、当該内側捨て型枠12を打設コンクリート15に定着させるために、H形鋼などの鋼材16が接合される。鋼材16は上下方向に長く形成され、内側捨て型枠12に対して煙突10の周方向に適宜間隔を隔てて複数配列される。
新設煙突10の平断面四角形状の外形輪郭に沿って、煙突10の内面位置に内側捨て型枠12を配置すると共に、煙突10の厚みを隔てた位置に外型枠13を配置し、これら型枠12,13の間に鉄筋14を配筋し、その後、型枠12,13間にコンクリート15を打設することで、鉄筋14及び鋼材16を埋設したコンクリート構造の新設煙突10が構築される。
外型枠13は撤去する一方で、鋼材16付きの内側捨て型枠12をそのまま残置することで、新設煙突10は、ステンレス鋼を内張りした鉄筋コンクリート製で構築される。新設煙突10は、打設コンクリート15中に埋設した状態で残される鋼材16によっても補強される。新設煙突10下の接続部分11は、新設煙突10と同様にして構築される。
特に、新設煙突10の内面となる内側捨て型枠12の内側に位置させて、足場を設ける必要がまったくない。内側捨て型枠12を建て込んでいくときには、仮設鉄骨フレーム9や仮設煙突6に設けた足場が利用される。また、内側捨て型枠12は、そのまま残置して新設煙突10に組み込まれるので、内側捨て型枠12を撤去することはなく、従って新設煙突10の内部で当該内側捨て型枠12を撤去するための足場を組む必要もない。このように新設煙突10の施工段階全般にわたり、内側捨て型枠12の内側に、排煙機能を損なう足場等が一切無いので、消火塔1の改修作業中であっても、設計通りの適正な排煙作用を確保することができる。
図11及び図12には、撤去しない既存の消火施設2とその上の新設接続部分11との接合方法が示されている。図11には、柱部分での接続態様が示されていると共に、図12には、壁部分での接続態様が示されている。
柱部分では、消火施設2の天面から露出する既存柱鉄筋17に、新設接続部分11に埋設される新設柱鉄筋18を溶接接合し、その上で新設接続部分11の柱コンクリート19を打設する。壁部分では、消火施設2の天面にケミカルアンカー20を施工し、このケミカルアンカー20と新設接続部分11に埋設される新設壁鉄筋21とを重ね継手して、新設接続部分11の壁コンクリート22を打設する。
図13には、仮設煙突6内方で、新設煙突10の構築を完了した様子が示されている。新設煙突10の構築が完了することで、水蒸気放出機能は、仮設煙突6から新設煙突10へ移し替えられる。次いで、仮設煙突6を解体撤去する第4工程を施工する。図14は、仮設煙突6を撤去した後の様子を示す、図3対応する図である。第4工程を完了することで、湿式コークス消火塔1の改修が終了する。
以上説明した新設煙突10等の改修作業と並行して、第1工程以前から第4工程以降までの期間中、好ましくは第1工程から第4工程の期間中に消火施設2が補修される。本実施形態では、接続部分4及び煙突3を解体撤去して新設するようにしていて、消火施設2に対しては補修が実施される。補修項目としては例えば、ひび割れ箇所を補修して表面仕上げを行ったり、消火施設2の梁23等を修復することなどが挙げられる。
梁23の修復については、図15及び図16に示すように、例えば、梁23の既設コンクリート24周りを清浄化して表面処理25を施し、表面処理25の上に耐火キャスタブル26を施工した後、当該耐火キャスタブル26を覆ってステンレス板27を張り付け、これらステンレス板27及び耐火キャスタブル26をアンカー28で既設コンクリート24に定着すればよい。
以上説明した本実施形態に係る湿式コークス消火塔の改修方法にあっては、湿式コークス消火塔1の煙突の外回りを取り囲んで、鉄板5で内張りされた仮設煙突6を構築する第1工程と、仮設煙突6内方で、煙突3を解体し撤去する第2工程と、仮設煙突6内方で、新設煙突10を構築する第3工程と、仮設煙突6を解体撤去する第4工程とを含むので、煙突3を解体撤去する際には、水蒸気放出機能を仮設煙突6に移行でき、また新設煙突10の構築後は、水蒸気放出機能を仮設煙突6から新設煙突10に移行することができるので、コークスの消火機能を保持したままで湿式コークス消火塔1を改修することができ、コークス炉の運転を継続することができる。
第3工程で構築する新設煙突10は、新設煙突10の内面を形成するステンレス鋼製内側捨て型枠12とその外側に配設される木製外型枠13との間に、鉄筋14を配筋しコンクリート15を打設して構築されるので、新設煙突10の施工途中から、水蒸気放出機能を新設煙突10側に移行することができ、煙突機能を継続的に保持することができる。この際、内側捨て型枠12の内側に足場等を設ける必要はまったくなく、新設煙突10の構築作業段階全般において、当該新設煙突10に対し適正な排煙性能を確保することができる。
内側捨て型枠12により、コンクリート製の新設煙突10を構築するための通常の内側型枠は不要であり、また当該内側捨て型枠12を脱型することなく、そのまま煙突10の内張りに転用することができ、施工効率を向上することができて、短期間で改修することができる。
ステンレス板製内側捨て型枠12に鋼材16を接合し、鋼材16を内側捨て型枠12と外型枠13との間に打設されるコンクリート15に埋設するようにしたので、埋設する鋼材16によって、内側捨て型枠12を新設煙突10に確実に定着して内張りに流用することができると共に、新設煙突10を補強することもできる。
第1工程以前から第4工程以降までの期間中に、消火施設2を補修するようにしたので、短工期で湿式コークス消火塔1全体を改修することができる。
仮設煙突6を、仮設鉄骨フレーム9に鉄板5などの金属板を張り付けて構築するようにしたので、仮設煙突6は、構造が簡単であって短工期で構築することができ、改修期間を短縮化することができる。
上記実施形態では、湿式コークス消火塔1の煙突3を改修する場合について説明したが、一般的な煙突3を新設煙突10に更新するために改修する場合にも適用できることはもちろんである。すなわち、上記実施形態と同様に、煙突3の外回りを取り囲んで、鉄板5等の金属板で内張りされた仮設煙突6を構築する第1工程と、仮設煙突6内方で、煙突3を解体し撤去する第2工程と、仮設煙突6内方で、新設煙突10を構築する第3工程と、仮設煙突6を解体撤去する第4工程とを順次施工するようにすればよい。特に、改修に必要な各種作業を、ロボットなどの遠隔操作可能な作業機械で行うことにより、排煙しつつ、新設煙突10に改修することができる。
1 湿式コークス消火塔
2 消火施設
3 煙突
5 鉄板
6 仮設煙突
10 新設煙突
12 内側捨て型枠
13 外型枠
14 鉄筋
15 コンクリート
16 鋼材

Claims (5)

  1. コークス炉からのコークスを消火施設で湿式消火し、発生する水蒸気を煙突から放出する湿式コークス消火塔を改修する方法であって、
    上記湿式コークス消火塔の上記煙突の外回りを取り囲んで、金属板で内張りされた仮設煙突を構築する第1工程と、
    上記仮設煙突内方で、上記煙突を解体し撤去する第2工程と、
    上記仮設煙突内方で、新設煙突を構築する第3工程と、
    上記仮設煙突を解体撤去する第4工程とを含むことを特徴とする湿式コークス消火塔の改修方法。
  2. 前記第3工程で構築される前記新設煙突は、該新設煙突の内面を形成する金属板製内側捨て型枠とその外側に配設される木製外型枠との間に、鉄筋を配筋しコンクリートを打設して構築されることを特徴とする請求項1に記載の湿式コークス消火塔の改修方法。
  3. 前記金属板製内側捨て型枠には鋼材が接合され、該鋼材は前記金属板製内側捨て型枠前記木製外型枠との間に打設される前記コンクリートに埋設されることを特徴とする請求項2に記載の湿式コークス消火塔の改修方法。
  4. 前記第1工程以前から前記第4工程以降までの期間中に、前記消火施設を補修することを特徴とする請求項1〜3いずれかの項に記載の湿式コークス消火塔の改修方法。
  5. 煙突を新設煙突に更新するために改修する方法であって、
    上記煙突の外回りを取り囲んで、金属板で内張りされた仮設煙突を構築する第1工程と、
    上記仮設煙突内方で、上記煙突を解体し撤去する第2工程と、
    上記仮設煙突内方で、上記新設煙突を構築する第3工程と、
    上記仮設煙突を解体撤去する第4工程とを含むことを特徴とする煙突の改修方法。
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