JP5882731B2 - 入力表示装置、その制御方法、プログラム、及び印刷装置 - Google Patents

入力表示装置、その制御方法、プログラム、及び印刷装置 Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置へ通信可能に接続される入力表示装置、その制御方法、及びプログラムに関するもので、特に、加速度計を備えた入力表示パネルの印刷設定における、プレビュー表示を用いた画像の操作に関するものである。
従来、印刷装置には、印刷装置(以下、本体)と一体となった入力表示パネルが接続されているのが一般的である。また、入力表示パネルには、印刷設定において、印刷する画像のサムネイルやプレビューが表示されることが一般的である。一方、近年は可搬型の小型コンピュータが一般的になってきている。このような小型コンピュータは、手で持って操作できる一方、10インチ程度の大型の液晶タッチパネルを備えている。そのため、印刷画像のプレビュー、特に複数ページを同時にサムネイル表示し、そのサムネイル表示を用いて画像の操作を行うのに便利である。そこで、印刷装置の入力表示パネルにこのような小型コンピュータを利用することが多くなってきている。さらに、3次元加速度センサ等を備えた小型のコンピュータでは、装置の姿勢を認識して画面の表示を縦方向と横方向に切り替える機能を備えている。
特開2011−54177号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する問題がある。印刷装置のプリント設定においては、画像のプレビューを表示しながら、プリントの向きをページごとに変更するという操作への要望がある。この操作によって印字向きが複数のページ間で統一され、プリント結果を見やすくすることができる。このような操作を行う上で、タッチパネルを活かして、画像のプレビューを表示しながら画像の回転設定を行う操作には、主に以下の2通りがある。
(1) 画像を選択操作した後、設定メニューから回転を選択して指示する。
(2) 画像上の2点を同時にタッチし、それを「ひねる」動作をすることにより回転を指示する。
上記(1)の指示方法は、ユーザがメニュー内から「回転」を探して選択することが必要となり、直観的ではないため、初めて使うユーザにはわかりにくく、操作しづらいという欠点がある。一方、上記(2)は直観的な操作で回転指示が行える。しかし、2点以上のタッチを同時に検出するタッチパネルは、1点のみ検出するタッチパネルより高価であり、製品コストが上昇してしまうという問題がある。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、印刷する画像のプレビュー表示において、直観的な回転プリント設定の操作が可能な印刷設定方法を低コストで実現する入力表示装置、その制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、例えば、刷装置と通信可能な入力表示装置であって、印刷設定画面を表示する表示手段と、前記表示手段に表示した前記印刷設定画面への操作者によるタッチを検出するタッチ検出手段と、装置本体の姿勢を検出する姿勢検出手段と、前記タッチ検出手段によって検出された操作者によるタッチが前記印刷設定画面に表示されている何れの画面構成要素をタッチしているかを判定する位置判定手段と、前記タッチ検出手段によって検出された操作者によるタッチからの操作がどのような操作であるかを判定する操作判定手段と、前記姿勢検出手段によって検出された前記入力表示装置の姿勢から該入力表示装置が前記表示手段の表示画面を含む平面上で回転したか否かを判定する回転判定手段と、前記操作判定手段によって前記操作が長押しであると判定され、且つ、前記回転判定手段によって回転したと判定されると、前記位置判定手段によってタッチしていると判定された画面構成要素を、前記入力表示装置が回転した方向と逆方向に回転して表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする。また、本発明は、例えば、入力表示装置であって、表示手段と、前記表示手段に表示された画面への操作者によるタッチを検出するタッチ検出手段と、装置本体の姿勢を検出する姿勢検出手段と、前記タッチ検出手段による検出結果に基づいて、前記表示手段に表示されている画面上において操作者により選択された画面構成要素を特定する特定手段と、前記姿勢検出手段によって検出された前記入力表示装置の姿勢に基づいて、該入力表示装置が前記表示手段の表示画面を含む平面上で回転したか否かを判定する回転判定手段と、前記回転判定手段によって前記入力表示装置が回転したと判定されると、前記特定手段によって特定された画面構成要素を、前記入力表示装置が回転した方向と逆方向に回転して表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、印刷する画像のプレビュー表示において、直観的な回転プリント設定の操作が可能な印刷設定方法を低コストで実現する入力表示装置、その制御方法、及びプログラムを提供できる。
一実施形態に係る印刷システムを示す図。 一実施形態に係る印刷装置及び入力表示パネルの制御構成を示すブロック図。 一実施形態に係る入力表示パネルの外観と基本画面の表示例を示す図。 一実施形態に係るコピージョブのスキャン処理のフローチャート。 一実施形態に係るコピージョブのプリント処理のフローチャート。 一実施形態に係るコピージョブの入力表示パネルと印刷装置本体の動作のフローチャート。 一実施形態に係るコピージョブの操作表示画面の表示例を示す図。 一実施形態に係るコピージョブのプレビュー画面操作の制御のフローチャート。 一実施形態に係るプレビュー画面で入力表示パネルを回転したときの表示例の図。 一実施形態に係るプレビュー画面で短押し及びフリック操作をしたときの表示例の図。 一実施形態に係るプレビュー画面で長押し操作をしたときの表示例の図。 一実施形態に係るプレビュー画面で長押し操作をしながら入力表示パネルを回転したときの表示例の図。 一実施形態に係るコピージョブのプレビュー画面の長押し操作の制御のフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<印刷システムの構成>
次に、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る印刷システムの構成例について説明する。本実施形態の印刷装置は、いわゆるプリントオンデマンド(POD)機であり、中綴じ製本、裁断、折加工などを行うことができる様々なオプションを組み合わせることで、多彩な印刷・製本要求に応えるものである。
図1に示す印刷システムは、印刷装置1000に対して、入力表示パネル(入力表示装置)3000、用紙デッキ5000、バインダ6000、フィニッシャ7000を組み合わせた例を示している。印刷装置1000は、LAN8000を介して、パーソナルコンピュータ9000と接続し相互通信可能な構成とする。パーソナルコンピュータ9000では、一つ一つのページの作成・編集から、製本、裁断、折加工などの設定といった、印刷ジョブの生成が行われる。生成された印刷ジョブは、プリントデータとともに、LAN8000を介して印刷装置1000に送られ、印刷出力を行うことが可能である。また、印刷装置1000で読み取った紙原稿のスキャン画像をパーソナルコンピュータ9000へ送信する、スキャン画像ファイル送信を行うことも可能である。
入力表示パネル3000は、加速度センサを備えた印刷装置1000から着脱可能な入力表示用のユーザインタフェースであり、印刷装置1000上に実装されたドック2000に装着される。着脱可能な入力表示パネル3000は、加速度センサを備えることにより傾きを検出できる。また、ドック2000に装着されているとき、ドック2000から供給される電力により充電される。さらに、入力表パネル3000は、ユーザが印刷装置1000の設定等を行うためのユーザインタフェースであり、ドック2000から取り外して使用することができる。そのため、入力表示パネル3000と、印刷装置1000とは、無線通信を介して情報をやり取りすることが望ましい。なお、用紙デッキ5000、バインダ6000、フィニッシャ7000などのオプションは、本発明と直接関係がないため、詳細な説明は割愛する。
<制御構成>
次に、図2を参照して、印刷装置1000、ドック2000、入力表示パネル3000の制御構成を示すブロック図である。以下、印刷装置1000、ドック2000、入力表示パネル3000のそれぞれを構成するモジュールについて説明する。図2に示すように、印刷装置1000は、主に、コントローラボード1100、プリントエンジン1200、スキャナ1300、ハードディスクドライブ(HDD)1400、及び電源モジュール1500を備える。それぞれのデバイスは、電源モジュール1500によって供給される電力によって動作する。
コントローラボード1100は、CPU1101、FLASH ROM1102、RAM1103、ネットワークインタフェースカード(NIC)1104、メインチャネルコントローラ1105、ディスクコントローラ(DKC)1107、スキャナインタフェース(SIF)1108、プリンタインタフェース(PIF)1109、及びグラフィックプロセッサ1110を備える。デバイス1101〜1110のそれぞれは、バス1111を介して接続されている。
CPU1101は、バス1111に接続される各デバイスを総括的に制御すると共に、FLASH ROM1102及びHDD1400に記憶された、制御プログラムとしてのファームウェアモジュールをRAM1103に読み出して実行するプロセッサである。RAM1103は、CPU1101の主メモリ、ワークエリアとして機能する。また、RAM1103は画像メモリとしても用い、コントローラボード1100上の各モジュールが入出力を行う画像データの一時記憶を行う。RAM1103と各モジュール間の画像入出力は、バス1111上のバスコントローラが制御するDMA転送によって行われる。NIC1104は、LAN8000を介して、パーソナルコンピュータ9000や、他の印刷装置と双方向にデータのやり取りを行う。
HDD1400は、DKC1107を介してアクセスされ、ファームウェアモジュールを格納するだけでなく、画像の一時記憶場所としても使用される。HDD1400に画像データを記憶するときは、RAM1103上に一時記憶した画像データをDKC1107を介してHDD1400へ転送する。また、HDD1400上に記憶した画像データを読み出すときには、DKC1107を介してRAM1103へ転送する。グラフィックプロセッサ1110は、RAM1103に蓄積された画像データに対して、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化、スキャナ画像入力、プリンタ画像出力の処理を行う。RAM1103は、グラフィックプロセッサ1110の一時的なワーク領域として使用される。
スキャナ1300は、不図示の読み取りセンサや原稿搬送機構等を備える。読み取りセンサや原稿搬送機構等は、コントローラボード1100上に実装されたSIF1108及びスキャナ1300上に実装されたSIF1301を介して、CPU1101で実行されるファームウェアモジュールに基づいて制御される。その結果として、読み取りセンサによって原稿を読み取り、得られたデータをSIF1301及びSIF1108を介してRAM1103に転送する。
プリントエンジン1200は、電子写真方式の記録部や記録紙カセット、用紙搬送部等を備える。コントローラボード1100からは、印刷ジョブに基づく印刷要求がPIF1109及びプリントエンジン1200上に実装されたPIF1201を介して送られる。記録部や用紙搬送部等は、同様にPIF1109及びPIF1201を介して、CPU1101で実行されるファームウェアモジュールに基づいて制御される。さらに、印刷する画像データは、CPU1101の制御に基づいて、RAM1103からPIF1109及びPIF1201へ転送する。その結果として、用紙上に印刷要求に応じた画像を形成する。メインチャネルコントローラ1105は、印刷装置1000と、本発明の特徴である着脱可能な入力表示パネル3000とのやり取りを行う際に使用される。
<ドック>
ドック2000は、主にメインボード2100とコネクタ2200とを備える。ドック2000を構成するメインボード2100は、主にIEEE802.11bモジュール2101、及び電源コントローラ2103を備える。IEEE802.11bモジュール2101は、コントローラボード1100のメインチャネルコントローラ1105と接続され、コントローラボード1100からの要求に基づいて、印刷装置1000と入力表示パネル3000との無線通信を仲介する。
電源コントローラ2103は、電源モジュール1500と接続され、電源コントローラ2103を介してIEEE802.11bモジュール2101に電力を供給する。また、電源コントローラ2103はコネクタ2200にも接続され、入力表示パネル3000のコネクタ3500がドック2000のコネクタ2200に接続されると、入力表示パネル3000に電力を供給する。加えて、電源コントローラ2103は、電力の供給状態を監視し、ドック2000と入力表示パネル3000とが接続されているか否かを検出し、コントローラボード1100に伝達する。
<入力表示パネル>
図2に示すように、加速度センサを備えた着脱可能な入力表示パネル3000は、主にメインボード3100、LCD3200、タッチパネル3300、ボタンデバイス3400、及びコネクタ3500を備える。メインボード3100は、主にCPU3101、IEEE802.11bモジュール3102、電源コントローラ3104、ディスプレイコントローラ(DISPC)3105、パネルコントローラ(PANELC)3106、FLASH ROM3107、及びRAM3108を備える。それぞれのモジュール3101〜3108は、コントローラボード1100と同様に、バス(不図示)によって接続されている。
CPU3101は、バスに接続される各デバイスを総括的に制御すると共に、FLASH ROM3107に記憶された、制御プログラムとしてのファームウェアモジュールを実行するプロセッサである。RAM3108は、CPU3101の主メモリ、ワークエリア、及びLCD3200に表示するビデオイメージ用エリアとして機能する。
CPU3101は、3次元加速度センサ3111と3次元ジャイロセンサ3112とを用いて入力表示パネル3000の姿勢及び動きを検出することができる。さらに、姿勢の検出結果に応じてDISPC3105を制御し、LCD3200に表示するデータの制御を行うことができる。3次元加速度センサ3111は半導体のチップ内に可動部分があり、外から加わる加速度によって、可動部分のフィンが移動し、非可動部分のフィンとの間隔が変化して、静電容量が変化する。また、3次元ジャイロセンサ3112はコリオリの力を利用した方式の半導体素子である。両者センサの出力を、重力の影響を考慮した上で信号処理することで、例えば入力表示パネル3000が立面状態か平面状態か、また、縦置きか横置きか、更には前後、左右、上下の3次元的なその動きと位置を精度良く検出することができる。なお、3次元加速度センサ3111には他にピエゾ抵抗型や熱検出型等が公知であるが、本発明はこれら公知の全ての方式を適用できる。また、電源投入時の入力表示パネル3000がドック2000等で立面に置かれた場合には、先に説明した3次元加速度センサ3111及び3次元ジャイロセンサ3112に頼らず、3軸傾きセンサ3113によって、縦置きか横置きかは認識できる。入力表示パネル3000は、これら各種のセンサを用いて装置の方向及び姿勢を検出することができる。なお、説明を容易にするため、3次元加速度センサ3111、3次元ジャイロセンサ3112、及び3軸傾きセンサ3113をまとめて、以下では、姿勢検出センサ(姿勢検出手段)3117と称する。姿勢検出センサ3117は、入力表示パネル3000の装置本体の姿勢を検出する。
ディスプレイコントローラ(DISPC)3105は、CPU3101の要求に応じて、RAM3108に展開されたビデオイメージをLCD3200へ転送するとともに、LCD3200を制御する。結果として、LCD3200上にイメージが表示される。パネルコントローラ(PANELC)3106は、CPU3101の要求に応じて、タッチパネル3300及びボタンデバイス3400を制御する。その制御によって、タッチパネル3300上の押下位置や、ボタンデバイス3400上の押下されたキーコードなどが、CPU3101に返送される。
メモリコントローラ3114は、CPU3101の制御によって、外部メモリ用コネクタ3115を介してSDメモリなどの外部メモリ3116にアクセスする。外部メモリ3116のデータを読み出して、DISPC3105を介してLCD3200にデータ表示できる。また、CPU3101、IEEE802.11b3102を介して、印刷装置1000との間でデータの送受信を行うことができる。
電源コントローラ3104は、コネクタ3500と接続され、ドック2000のコネクタ2200が接触状態のときには、印刷装置1000の電源モジュール1500から電力の供給を受ける。また、電源コントローラ3104にはバッテリモジュール3118が接続されている。バッテリモジュール3118は充電可能な電池を有し、充電によって電力を蓄積でき、また、蓄積した電力を外部へ供給することができる。電源コントローラ3104は、入力表示パネル3000がドック2000に接続され、電源モジュール1500から電力の供給を受けているときには、接続されたバッテリモジュール3118を充電しながら、且つ、入力表示パネル3000全体に電力を供給する。一方、入力表示パネル3000がドック2000から取り外され、電源モジュール1500から電力が供給されないときは、バッテリモジュール3118からの電力を入力表示パネル3000全体に供給する。IEEE802.11bモジュール3102は、CPU3101の制御に基づいて、ドック2000上のIEEE802.11bモジュール2101との無線通信を確立し、印刷装置1000との通信を仲介する。
<無線通信>
ここで、本実施形態における無線通信について説明する。図2の説明で少し触れたように、本実施形態では、無線通信は公知の技術であるIEEE802.11bの規格に準じて行われる。本実施形態の印刷システムでは、印刷装置1000がアクセスポイント(AP)、入力表示パネル3000が端末となるインフラストラクチャモードで無線通信が行われる。電波が届く範囲に複数の本体がある場合、既存のパーソナルコンピュータのように、入力表示パネル3000側に、通信可能な複数の本体のESSIDが表示され、そのうちのひとつを選択できるように構成されている。アソシエーションによって通信相手が確立した後、本実施形態の入力表示パネル3000は、印刷装置1000からスキャンデータ、ジョブ履歴などのデータを受信し、入力表示パネル3000上に表示することができる。
一方、タッチパネル3300、ボタンデバイス3400、姿勢検出センサ3117に対するユーザ操作の情報、出力物の印刷設定に関する情報、及び外部メモリ3116に格納されたデータは、入力表示パネル3000から印刷装置1000に無線で送られる。これらの無線通信は、予め定められたプロトコルで行われる。例えば、タッチパネル3300上の押下位置や、ボタンデバイス3400上の押下されたキーコード、姿勢検出センサ3117の検出した入力表示パネルの向き、印刷部数の設定情報、外部メモリ3116内に格納されたビデオデータなどが送信される。
操作に関連する情報を受け取った印刷装置1000のCPU1101は、送られてきた情報に基づいて個々の動作を制御する。例えば、入力表示パネル3000から印刷装置1000に送られてきたビデオデータは、RAM1103に展開処理された後、送られてきた情報に基づいてCPU1101で画像処理が施され、PIF1201を介してプリントエンジン1200で画像形成が行われる。このように、本実施形態の印刷システムは、印刷装置1000と入力表示パネル3000とが相互に無線通信可能なシステムである。
<入力表示パネルと基本画面の説明>
次に、図3を参照して、本実施形態における入力表示パネル3000の構成について説明する。入力表示パネル3000の正面には、主にボタンデバイス3400とLCD3200とが実装されている。図3において、ボタンデバイス3400には3つのハードキーがある。301はスタートキーであり、主に印刷装置1000におけるジョブの開始に使用する。302はストップキーであり、主に印刷装置1000におけるジョブの中止に使用する。303はホームキーであり、後述する基本画面をLCD3200に表示するために使用する。
図3において、LCD3200に表示しているのが基本画面である。311はコピージョブの操作を行うモードへ移行するコピーキーである。312はスキャン機能操作を行うモードへ移行するスキャンキーである。313は入力表示パネル3000やコントローラボード1100に保存されている画像ファイルの操作を行うモードへ移行するファイル操作キーである。CPU3101は、入力表示パネル3000の電源ON時、及び、ホームキー303が押下されたことを検出したときに、この基本画面を表示する。
タッチパネル3300は、LCD3200に重ねて配置されている。LCD3200をユーザがタッチすると、タッチパネル3300がタッチした位置を検出する。CPU3101は、PANELC3106を介してタッチパネル3300が検出した位置情報を読み出す。これにより、CPU3101はユーザがタッチした位置を取得することができる。
上述したキー311〜313のようなLCD3200上の画面を構成する要素は、CPU3101が管理している。CPU3101は各画面構成要素について、表示するパネル上の座標及びパネル上の大きさの情報をRAM3108に記憶して管理している。CPU3101は、前述したようにユーザがタッチした位置をタッチパネル3300から取得し、タッチ位置情報から管理している画面構成要素の位置と大きさの情報を検索して、どの画面構成要素をタッチしたかを検出する。そして、検出した画面構成要素に対応した処理を実行することにより、LCD3200のタッチ操作を実現する。
<コピージョブにおけるスキャン処理>
次に、図4を参照して、本実施形態におけるコピージョブにおけるスキャン処理の処理手順について説明する。以下で説明する処理は、CPU1101がFLASH ROM1102やHDD1400に格納されている制御プログラムをRAM1103に読み出して実行することにより実現される。
まず、S401において、CPU1101は、入力表示パネル3000上でユーザが当該コピー画像出力ジョブのコピー設定を行ったときの設定内容を入力表示パネル3000から取得する。コピー設定内容は、カラーモード、部数、用紙サイズ、片面/両面、拡大/縮小率、ソート出力、ステイプル止めの有無等であり、スキャンに関係するのは特にカラーモード、原稿の片面/両面、拡大/縮小率等である。
次に、S402において、CPU1101は、入力表示パネル3000上でコピー開始指示を受け付けると、コネクタを介してスキャナ1300を制御し、原稿の画像データの読み込み動作を行う。まず、スキャナ1300上の原稿給送ユニットから、載置された原稿を1枚ずつスキャナ1300上のプラテンガラス上へ給送し、その際同時に原稿のサイズを検出する。スキャナ1300は、検出した原稿のサイズに基づいて原稿を露光走査することにより、画像データを読み取る。S402で読み取られた画像データは、SIF1301及びSIF1108を経由してRAM1103へ転送して一時記憶される。本実施形態では、コピー設定の拡大/縮小率の設定にかかわらず、必ず等倍(100%)で画像データを読み取り、変倍処理については、主走査方向、副走査方向ともに、後述するグラフィックプロセッサ1110によって行うものとする。
次に、S403において、CPU1101は、RAM1103へ一時記憶した画像データをグラフィックプロセッサ1110に転送する。続いて、S404において、グラフィックプロセッサ1110は、コピー設定パラメータに基づいて画像処理を行う。例えば、拡大400%の設定がなされているときには、グラフィックプロセッサ1110内のモジュールである画像変倍部を用いて主走査方向、副走査方向、双方への変倍処理を行う。画像データの画像処理が完了するとS405へ進む。
S405において、グラフィックプロセッサ1110は、画像処理後の画像データを指定された画像形式で圧縮してRAM1103へ転送する。本実施形態では、圧縮形式は一般的なJPEGを用いる。CPU1101は、RAM1103上に転送されてきた画像データを記憶させる。続いて、S406において、CPU1101は、RAM1103上に記憶された画像データを指定されたファイル形式でファイル化し、ファイル化された画像データをHDD1400に転送する。本実施形態では画像データの圧縮形式がJPEGであるため、一般的なJPEGヘッダを付加することによってファイル化を行う。こうすることで読み込んだ画像データをHDD1400に格納する。
さらに、S407において、CPU1101は、スキャンした画像の属性及び画像をプリントするときの設定データをファイル化し、HDD1400へ転送して格納する。ここで、保存する画像属性は、縦横の画素数、色空間、1プレーンあたりのビット数とプレーン数、JPEG圧縮係数、画像がカラーか白黒か、等の、プリント時に画像データをデコードして処理するために必要な属性である。また、保存するプリント設定は、プリント用紙サイズ、両面設定、フィニッシングの有無、カラー/白黒印字の区別、等である。S406、S407でファイルを保存する際、ファイル名に命名規則を設けることにより、ファイルのページ番号を識別できるようにし、また、画像データファイルと属性・設定ファイルとの対応が付けられるようにする。例えば、1ページ目の画像データファイル名を「copy0001_data.dat」、属性・設定ファイル名を「copy0001_attr.dat」とする。2ページ目以降も数字の部分をページ番号にして、例えば5ページ目であればそれぞれ「copy0005_data.dat」「copy0005_attr.dat」とする。このようにすることで、スキャン後に画像データをプリント、或いはプレビューする際に、画像データと画像属性・プリント設定を読み出すファイルを識別することができる。
S408において、CPU1101は、スキャナ1300上の原稿給送ユニットに原稿が存在するかどうかを判定する。原稿給送ユニットに原稿があればS409に進んで次の原稿を搬送して原稿交換を行う。そしてS402へ戻り次の原稿のスキャンを実行する。S407で原稿給送ユニットに次の原稿が存在しなければ、CPU1101は、コピー処理のスキャン動作を終了する。
<コピージョブにおけるプリント処理>
次に、図5を参照して、図4のスキャン動作によってHDD1400に蓄積された画像データをプリントするプリント動作を説明する。以下で説明する処理は、CPU1101がFLASH ROM1102やHDD1400に格納されている制御プログラムをRAM1103に読み出して実行することにより実現される。
まず、S501において、CPU1101は、プリントを行うページ番号として1を設定、即ち、最初のページからプリントすることを設定する。ここで設定したページ番号について以降の処理を行う。S502において、CPU1101は、スキャン時(図4のS407)に保存した画像属性・プリント設定ファイルからデータを読み出す。ここで読み出した画像属性及びプリント設定に基づいて各処理を行う。
次に、S503において、CPU1101は、プリントを行う画像データファイルがRAM1103上に存在しない場合はHDD1400から画像ファイルを読み込み、RAM1103に格納する。続いて、S504において、CPU1101は、RAM1103に格納した画像データをグラフィックプロセッサ1110に転送する。S505において、グラフィックプロセッサ1110は、転送された画像データをグラフィックプロセッサ1110内のプリンタ画像処理部によってプリンタ画像処理を行った後、S506でRAM1103に格納する。
次に、S507において、CPU1101は、PIF1109及びPIF1201を介して、プリントエンジン1200を制御しつつ、適切なタイミングでRAM1103上の画像データを、プリントエンジン1200へと転送する。S508において、プリントエンジン1200は、用紙デッキ5000からプリント設定に応じた出力用紙を給紙する。ここで、両面プリント設定がされていて、かつ、裏面にプリントを行うときには、プリントエンジン1200内の不図示の両面バッファから給紙を行う。また、両面プリントの表面、或いは片面プリントの場合には用紙デッキ5000内の通常給紙カセットから、プリント設定に保存されたサイズの用紙が入った給紙カセットを選択して、そこから給紙する。続いて、S509において、プリントエンジン1200は、S507で転送された画像データを、用紙上に現像/転写/定着することによって記録(印刷)する。
次に、S510において、プリントエンジン1200は、記録が完了した出力用紙に対して、バインダ6000及びフィニッシャ7000でページごとに実行する後処理を行う。ここで実行できる後処理はバインダ6000及びフィニッシャ7000の機能によって変わるが、主にパンチ穴の付加、また、Z折りやC折り等の出力用紙の折り、等である。さらに、後処理が終了するとフィニッシャ7000上の不図示の排紙口へ用紙を排紙する。なお、このとき、両面プリント設定であり、かつ表面のプリントのときには、後処理及び排紙を行わず、出力用紙をプリントエンジン1200内の不図示の両面バッファへ搬送し、裏面へのプリントを継続して行う。上記S508では、この両面バッファ内の用紙を給紙することにより、両面プリントを実行する。
S511において、プリントエンジン1200は、次にプリントする画像データがHDD1400に蓄積されているか否かを判定する。ここで次にプリントする画像があればS512へ進み、プリントエンジン1200は、ページ番号を+1、即ち、次のページのプリント処理を設定してからS502へ戻り、次の画像データの印刷を実行する。一方、S511で次にプリントする画像データが無ければ、S513へ進み、プリントエンジン1200は、画像入力処理、即ち、ここではスキャン処理がすべての原稿について終了したか否かを判定する。
S511、S513が共にNOである場合はプリントする部のページ数が確定していないため、S511とS513を繰り返してページ数が確定するのを待つ。S513がYESとなったらS514へ進み、プリントエンジン1200は、フィニッシャ7000を使用して、出力用紙に対して部ごとの後処理を実行する。ここで実行する部ごとの後処理とは、ステイプル止め等である。次に、S515において、CPU1101は、コピー設定で設定された部数分の出力が完了したか否かを判定する。完了していなければS501へ戻り、最初の画像データからプリント処理を実行することによって、次の部のプリントを行う。一方、S515で設定部数分の出力が完了していれば当該コピージョブのプリント動作を終了し、コピージョブも終了となる。
<コピージョブに関する表示画面>
次に、図7を参照して、コピージョブにおける表示画面について説明する。710は、入力表示パネル3000のCPU3101の制御によってLCD3200に表示するコピー設定画面である。この画面は、図3で示した初期画面において、コピーアイコン311を押下したことを検出して表示する。領域701は、印刷装置1000がコピーできる状態にあるか否かを示し、かつ、設定したコピー部数(図7では1部となる。)を示す。
原稿選択タブ704は、原稿のタイプを選択するためのタブであり、このタブが押下されるとCPU3101は文字、写真、文字/写真モードの3種類の選択メニューをポップアップ表示する。仕上げタブ706は、各種フィニッシングに関わる設定を行うためのタブである。両面設定タブ707は、両面読込み及び両面印刷に関する設定を行うためのタブである。読取モードタブ702は原稿の読取モードを選択するためのタブである。このタブが押下されるとCPU3101は、カラー/ブラック/自動(ACS)の3種類の選択メニューをポップアップ表示する。なお、カラーが選択された場合にはカラーコピーが、ブラックが選択された場合にはモノクロコピーを実行する。また、ACSが選択された場合には、読み取る原稿に従ってカラーコピー又はモノクロコピーかのコピーモードが決定される。コピージョブ実行を通知されたCPU1101は、スキャナ1300から受信した画像データ信号がすべてモノクロ信号であるかどうかをSIF1108で判別し、コピーモードを決定する。
用紙選択タブ703は出力する用紙の給紙段を選択するタブである。チェックボックス708は、原稿のスキャン完了後にスキャンした原稿画像のプレビューを行うかどうかを設定するトグルボタンである。チェックボックス708のチェックを外してコピージョブを開始した場合には、CPU1101は図4及び図5を用いて説明したスキャン処理とプリント処理とを続けて実行することで、スキャンした画像のプレビューを行わずにコピージョブを行う。
一方、チェックボックス708をチェックしてコピージョブを開始した場合には、図4のスキャン処理の完了後に720に示したプレビュー画面を表示して原稿画像のプレビューを行う。画面720において、領域725がプレビュー表示領域である。画像721、722、723、724がスキャンした画像のプレビュー例である。それぞれの画像の下側にはページ番号を表示する。
設定変更キー726が押下されると、CPU3101は、730の設定変更画面を表示する。画面730は画面710と同じ構成であり、操作者に給紙段やフィニッシング等のプリントの設定を変更させることができるようにする。画面710に比べて、画面730には「閉じる」キー731が追加されている。この閉じるキー731が押下されたことを検出すると、CPU3101は、画面730を消去し、再び画面720を表示して以降の操作を受け付ける。
また、画面720において、中止キー727が押下されると、CPU3101は、画面710を表示し直すとともに、コピージョブを中止する。プリント開始キー728が押下されると、CPU3101は、プリント処理を開始してコピージョブを実行する。
<コピージョブの実行処理>
次に、図6のフローチャートを参照して、コピージョブの実行処理について説明する。ここでは、入力表示パネル3000で操作を行い、コントローラボード1100でジョブを実行するため、両者が協調して処理を行う。そのため、図6ではそれぞれのCPU1101、3101の処理を左右に分けて記載している。なお、入力表示パネル3000とコントローラボード1100の間の通信は、前述したように、無線通信を介して行うか、又はドック2000を介して行う。
画面710で、スタートキー301が押下されたことをCPU3101が検出すると、コピージョブの開始を行う。S601において、CPU3101は、画面710でユーザが行ったコピージョブ設定を取得し、その設定内容をCPU1101へ送信するとともに、スキャン開始指示もCPU1101へ送信する。
S621において、CPU1101は、コピージョブ設定とスキャン開始指示を受信すると、スキャン処理を実行する。ここで実行するスキャン処理は、図4のフローチャートで説明した処理である。スキャン処理が終了すると、CPU1101は、S622へ進み、CPU3101へスキャン終了を通知する。
S602において、CPU3101は、スキャン終了通知を受信する。続いて、S603において、CPU3101は、S601で取得したコピージョブ設定において、プレビュー有りが指定されているか、即ち、画面710のトチェックボックス708が押下されていたか否かを判定する。ここで、プレビュー有りが指定されていなければ、プレビュー処理を実行しないでS612へ進み、プリント処理を開始するためのプリント開始指示をCPU1101へ通知する。プリント処理開始以降の処理は後述する。一方、S603でプレビュー有りが指定されていれば、S604以降のプレビュー処理を実行する。S604において、CPU3101は、CPU1101へ画像属性・プリント設定ファイルの取得を要求する。
S623において、CPU1101は、この要求を受信する。続いて、S624において、CPU1101は、S623で受信した要求に従って、各ページについて画像属性・プリント設定ファイルをCPU3101へ送信する。S605において、CPU3101は、画像属性・プリント設定ファイルを受信する。次に、S606において、CPU3101は、表示用の画像データの取得要求をCPU1101へ通知する。
S625において、CPU1101は、画像データの取得要求を受信する。S626において、CPU1101は、HDD1400に蓄積した各ページの画像をRAM1103へ読み出してからグラフィックプロセッサ1110へ送り、スキャン画像データを表示用の画像データへ変換する。ここでグラフィックプロセッサ1110が行う処理は、主に次のとおりである。
(1)出力用紙サイズに合わせた画像データのトリミング及び余白付け、
(2)印字方向に合わせた画像データの回転処理、
(3)表示領域の大きさに合わせた変倍処理(解像度変換処理)、
(4)液晶パネルの表示色空間に適したRGB色空間に変換する色変換処理。
S627において、CPU1101は、各ページの変換後の画像データを、CPU3101へ送信する。一方、S607において、CPU3101は、画像データを受信する。続いて、S608において、CPU3101は、受信した画像を、印刷処理が実施される印刷ページ毎にサムネイル画像としてプレビュー画面に合成し、当該プレビュー画面720を表示する。プレビュー画面720は、印刷設定画面に含まれる。ここで、CPU3101は、ステイプル位置表示など画像データに反映されない設定に関してはRAM3108上で画像データに上書きすることによって表示する。これにより、画像データを変更することなく所望の表示画面を得ることができる。
S609において、CPU3101は、プレビュー画面720に対するユーザの入力を受け付け、操作及び設定の処理を行う。このとき、S609でさらにCPU3101は、ユーザの設定に応じて画像属性・プリント設定ファイルを更新する。S609で実行する操作処理は本発明の特徴的な部分であるため、後で詳細に説明する。S609において、プリント開始キー728か、中止キー727がユーザによって押下されたことを検出すると、CPU3101は、プレビュー画面表示を終了し、S610へ進む。
S610において、CPU3101は、S609が中止キー727の押下によって終了したか否かを判定する。S610において、中止キー727が押下されていればコピージョブの実行を中止して処理を終了する。
一方、S610において中止キー727が押下されていない、即ち、プリント開始キー728が押下されていれば、S611へ進む。S611において、CPU3101は、更新した画像属性・プリント設定ファイルをCPU1101へ送信する。S628において、CPU1101は、更新された画像属性・プリント設定ファイルを受信するとともに、HDD1400へ保存していた元のファイルに上書き保存を行う。このようにして、S609においてプレビュー画面でプリント設定を変更した場合に、その設定をプリント処理に反映することができる。続いて、S612において、CPU3101は、CPU1101へプリント開始指示を送信する。
S629において、CPU1101は、プリント開始指示を受信すると、プリント処理を実行する。ここで実行するプリント処理は、図5のフローチャートで説明した処理である。プリント処理が完了すると、S630において、CPU1101はプリント終了通知をCPU3101へ送信する。S613において、CPU3101は、プリント終了通知を受信し、コピージョブを終了する。
<プレビュー画面の操作>
以下では、図9乃至図12を参照して、図7に示すプレビュー画面720において受け付けるユーザの操作について説明する。図9は、プレビュー画面720を表示しているときに、入力表示パネル3000を回転させたときに表示する画面900、910、920を示す。プレビュー画面720を含む平面上において、画面900は右90度、画面910は左90度、画面920は180度、入力表示パネル3000を回転したときの表示である。図9に示すように、入力表示パネル3000の回転とは、当該入力表示パネル3000の表示画面を含む平面上での回転を示す。
CPU3101、は姿勢検出センサ3117の出力を監視し、それぞれユーザから見たときに同じ向きにみえるように、画面900の場合は左90度、画面910の場合は右90度、画面920の場合は180度回転した画面を表示する。なお、姿勢検出センサ3117は、連続的に(アナログ的に)傾き角度を検出することができる。また、姿勢検出センサ3117は、プレビュー画面720を含む平面における入力表示パネル3000の傾き方向と、傾き角度とを検出することにより、当該平面における入力表示パネル3000の回転を検出する。しかし、ユーザに対して表示の変化が発生しすぎないように、本実施形態によれば、例えば左右90度、180度及び0度の4通りのみ表示を行う。即ち、プレビュー画面720及び画面900、910、920の4通りである。
図10乃至図12は、プレビュー画面720でユーザがタッチパネル3300に触ってタッチ操作を行ったときの操作を示す。タッチ操作には、触れてすぐ離す押下操作(以降、短押し操作と称する。)、1〜2秒程度の所定時間以上触れたままにした後行う操作(以降、長押し操作と称する)、触れながら接触点を移動させる操作(以降、フリック操作と称する。)がある。CPU3101は、タッチ開始から長押し操作と判断するまでの間にタッチ位置が移動をしていればフリック操作と判断する。また、タッチ開始から長押し操作と判断するまでの間にタッチ位置が移動しなければ、タッチが離れるまでの時間により短押しまたは長押し操作と判断する。したがって、フリック、短押し、長押しのそれぞれの操作によって実行する処理を変えることができる。なお、画面構成要素が、LCD3200の表示とタッチパネル3300の検出を組み合わせて、メカニカルなボタンやキーとして擬似的に表現されるものであれば、その画面構成要素を短押しまたは長押ししたときの操作を「押下する」と呼ぶ。
プレビュー画面720において、上述した各キー(プリント開始キー728、設定変更キー726、中止キー727)の押下は、短押し操作または長押し操作のどちらで行っても受け付ける。1021のように表示しているプレビュー画像を短押し操作すると、1022のように短押しされたページの拡大表示を行う。1022において、拡大ボタン102又は縮小ボタン103が押下されると、CPU3101はそれぞれ画像表示を拡大/縮小する。閉じるボタン101が押下されると、CPU3101は拡大表示を消去して通常の縮小率の表示、即ちプレビュー画面720を再表示する。
図10は表示画像を単押し操作、フリック操作したときの様子を示す。1023のように、プレビュー領域725上で左または右向きのフリック操作を検出すると、CPU3101は、プレビュー表示領域のスクロールを行って、表示しているページを入れ替える。フリック操作の開始/終了位置は、プレビュー領域725上であればプレビュー画像上でも、プレビュー画像の無い空き領域でも、いずれでも良い。前述したように短押し操作とフリック操作は、タッチ位置が移動したかどうかによって判別することができる。そのため、タッチ開始位置が同じプレビュー画像上であっても、拡大表示のための短押し操作と、スクロール操作のためのフリック操作は判別することが可能である。
図11は表示画像を長押し操作したときの様子を示す。1121のように長押し操作を検出すると、CPU3101は長押しした画像を長押ししたまま接触点を動かすドラッグ操作を可能にする。1122のように、長押ししたページ2を、別のページの間(例えば、ページ3とページ4との間)にドラッグ操作を行い、接触点を離すと(ドロップ)、ドラッグしたページのプリント順を入れ替え、ドロップしたところでプリントするように設定を行う。
また、1123のようにページ2を画面外にドラッグしてドロップすると、ドラッグしたページ2を削除し、プリントを行わないように設定する。このページ削除操作のときには、ユーザに対して本当に削除して良いかの確認表示を行う。具体的には、1123の画面外へのドラッグアンドドロップ操作を検出すると、1124に示したページ削除確認ダイアログ111を表示する。ページ削除確認ダイアログ111において、「はい」キー112の押下を検出するとページ削除を実行し、また、削除したページのプレビュー画像も消去する。また、「いいえ」キー113の押下を検出するとページ削除は実行せず、プレビュー表示についても元のまま表示し続ける。いずれかのキーを押下するとページ削除確認ダイアログ111を消去し、プレビュー画面を再表示する。
図11に示すように、表示画像の長押し操作を検出したとき、CPU3101は、前述のようにドラッグ操作を可能にするとともに、長押ししているページの回転操作も可能にする。図12は、ページ回転操作の様子を示す。1221において表示画像の長押し操作を検出すると、CPU3101は、姿勢検出センサ3117を監視して入力表示パネル3000の傾きを検出する。1222のように入力表示パネル3000の傾きを検出すると、CPU3101は、長押し操作している画像のみ、検出した傾きと逆の向きに同じ角度だけ回転して表示する。
例えば、1222のように入力表示パネル3000の傾きが右45度と検出すると、長押し操作中の画像(ページ3)723は左に45度傾けて表示する。ここで、入力表示パネル3000の回転中心は長押しで触れている位置の付近になることが多いと予想されるため、画像723の回転の中心も押下位置とする。このように表示することによってユーザからは、長押し操作中の画像723のみが傾かずに表示されて見えることになる。
1223はさらに傾けて右90度傾いた時の図であり、操作している画像723は左90度傾けて表示する。1224は1223の状態から指を離した状態である。このとき、操作した画像723は、表示に合わせて左90度回転させてプリントするように設定を行う。さらに、出力用紙及び変倍率も変更する。例えば図12で操作対象となった画像723はA3用紙サイズの画像であるが、1223で左90度回転してプリントする設定になったとき、A3用紙では画像がはみ出してしまう。そこで、まず、回転して縦長の画像になったため、印刷装置1000でプリントできる用紙のうち、縦長で最大の用紙を選択する(ここではA4となる。)。さらに、選択した用紙に画像が収まるように変倍率を計算する(ここではA3からA4への変倍なので約70%の変倍率となる)。
このようにプリント設定を再計算し、プリント設定ファイルへ保存して再設定を行う。ここで再設定した内容は、図6のフローチャートのS611で説明したようにコントローラボード1100へ送信して、プリント処理に反映する。また、1224を表示した後、入力表示パネル3000は右90度傾いたことになるため、図9で説明したように、1225のようにプレビュー画面全体を回転表示する。ただし、1224の表示後ただちに1225の表示へ変更すると1224の画面がユーザに見えづらくなることが考えられる。そこで、1224を所定時間(1〜数秒程度)表示した後、再度姿勢検出センサ3117から入力表示パネル3000の傾きを取得して、1225の回転表示を行う。したがって、プレビュー画面全体の回転表示までの間に素早くユーザが入力表示パネル3000を回転させた場合には、その回転後の角度で回転表示を行うことになる。
<プレビュー画面の操作における処理手順>
次に、図8及び図13のフローチャートを用いて、プレビュー画面720の操作における処理手順について説明する。以下で説明する処理は、CPU3101がFLASH ROM3107に格納されている制御プログラムをRAM3108に読み出して実行することにより実現される。
図8のフローチャート800において、プレビュー画面を表示し操作を開始すると、S801において、CPU3101は、タッチパネル3300の出力を調べ、タッチパネル3300がタッチされたか否かを判定する。つまり、タッチパネル3300は、操作者によるタッチを検出するタッチ検出手段の一例である。タッチされていなければS802へ進み、CPU3101は、姿勢検出センサ3117の出力を判定することにより、現在の表示向きに対して、入力表示パネル3000が回転したか否かを判定する。ここでは、図9で説明した3通りの表示を行うため、入力表示パネル3000の回転角度は左右90度、180度の3通りに丸める必要がある。丸め方には様々な方法があるが、本実施形態では単純に下記のようにしている。
(1) 現在の表示から左右150度以上回転していれば180度回転とする。
(2) (1)に当てはまらず、現在の表示から左(または右)に60度以上回転していれば左(または右)90度回転とする。
上記条件は一例であり、本発明を限定する意図はない。
回転したと判定すればS803に進み、CPU3101は、表示画面を回転して、図9のように回転表示する。一方、S802がNOであればS801へ戻り、CPU3101は、再びタッチパネル3300へのタッチがあったかどうかを判定する。
S801でYESの場合、即ち、タッチパネル3300へのタッチを検出した場合にはS804へ進み、CPU3101は、タッチパネル3300からタッチパネル上のタッチ位置を取得する。続いて、S805において、CPU3101は、取得したタッチ位置から、タッチされたままタッチ位置が動いたか否かを判定する。
S805がNOであればS807に進み、CPU3101は、タッチした状態のまま所定時間経過したかを判定する。S807がNOであればS809に進み、CPU3101は、タッチが離れたかどうかを判定する。S809もNOであればS804へ戻ってタッチ位置の取得を行い、S805、S807、S809によるタッチ状態の変化の検出を行う。なお、S805、S807、S809の判定は、操作判定手段の一例である。
一方、S805でYES、即ち、タッチしたまま接触点が動いた場合にはフリック操作が行われたと判断し、S806に進み、CPU3101は、フリック操作検出処理を行う。S806のフリック操作検出処理の詳細は図8のフローチャート820を用いて後述する。
S807がYES、即ち、タッチしたまま接触点が動かず、さらに所定時間経過した場合には、長押し操作が行われたと判断する。そして、S808において、CPU3101は、長押し操作を検出したときの処理を行う。S808の長押し検出処理の詳細は図13のフローチャートを用いて後述する。
S809がYES、即ち、タッチの際接触点が動かず、所定時間内にタッチが離れた場合には、短押し操作が行われたと判断する。そして、S810において、CPU3101は、短押し操作を検出したときの処理を行う。S810の短押し検出処理の詳細は図8のフローチャート840を用いて後述する。
S806、S808、S810の各操作検出処理が終わると、S811へ進む。ここで、S810の短押し検出処理又はS808の長押し検出処理内では中止キー727又はプリント開始キー728が押下されたことを検出する場合がある。S811ではこの2つの操作が行われたか否かを判定する。S811がNOであればS812へ進み、CPU3101は、プレビュー画面を再表示する。さらにS801へ戻って次のタッチ操作を待つ。一方、S811がYESであれば、CPU3101は、プレビュー画面表示を終了する。
<フリック操作検出処理>
次に、図8のフローチャート820を参照して、S806のフリック操作を検出したときに実行する処理について説明する。S821において、CPU3101は、フリック操作の開始位置が、プレビュー画面720の領域725の範囲内であるか否かを判定する。S821がNOであれば特に処理を行わず、フリック操作の処理を終了する。一方、S821がYESであれば、S822に進み、CPU3101は、フリック操作の開始位置と、現在のタッチ位置から、タッチ位置の移動方向と移動量を算出する。続いて、S823において、CPU3101は、算出した移動方向と移動量から表示のスクロール量を算出し、プレビュー画像のスクロール処理を行う。これにより、フリック操作を検出したときの処理を終了する。
<短押し検出処理>
次に、図8のフローチャート840を参照して、S810の短押し操作を検出したときに実行する処理について説明する。S841において、CPU3101は、中止キー727が押下されたか否かを判定する。中止キー727が押下されていなければS842に進み、CPU3101は、プリント開始キー728が押下されたか否かを判定する。プリント開始キー728が押下されていなければS843に進み、CPU3101は、設定変更キー726が押下されたか否かを判定する。設定変更キー726が押下されていなければS844に進み、CPU3101は、プレビュー表示中のいずれかの画像上が押下されたか否かを判定する。S841乃至S844がすべてNOである場合には、CPU3101は、検出した短押し操作が入力として有効ではないと判断し、処理を行わず短押し検出処理を終了する。
S841がYESであれば中止キー727の押下を検出したため、S845へ進み、CPU3101は、コピージョブの中止処理を行う。また、S842がYESであればプリント開始キー728の押下を検出したため、S846へ進み、CPU3101は、プリントを開始する。また、S843がYESであれば設定変更キー726の押下を検出したため、S847へ進み、CPU3101は、設定変更画面730を表示する。さらに、S848において、CPU3101は、設定変更画面730への入力操作を受け付け、閉じるキー731の押下を検出すると入力操作受付を終了し、短押し操作検出処理を終了する。
S844がYESであれば画像の押下を検出したため、S849へ進み、CPU3101は、拡大表示画面1022を表示する。さらに、S850において、CPU3101は、拡大表示画面1022への入力操作を受け付け、閉じるキー101の押下を検出すると入力操作受付を終了し、短押し操作検出処理を終了する。
<長押し検出処理>
次に、図13のフローチャートを参照して、S808の長押し操作を検出したときに実行する処理について説明する。この処理が本発明において特に特徴的な部分である。
S1311において、CPU3101は、位置判定手段として機能し、長押し操作の開始位置がプレビュー画像上だったかどうかを判定する。S1311がYESであればS1312〜S1317の処理、即ち、プレビュー画像の回転表示とドラッグ表示の処理へ進む。一方、S1311がNOであればS1318へ進み、タッチが離れる(解放される)のを待つ。
S1312において、CPU3101は、回転判定手段として機能し、姿勢検出センサ3117の出力を読み出し、入力表示パネル3000が回転したかどうかを判定する。S1312がYESであればS1313に進み、CPU3101は、読み出した姿勢検出センサ3117の出力から入力表示パネル3000の回転角度を算出する。続いて、S1314において、CPU3101は、表示制御手段として機能し、1222や1223で説明したように、S1313で算出された回転角度だけ、入力表示パネル3000の回転方向とは逆方向に長押し操作中の画像を回転して表示する。これにより、本実施形態によれば、タッチパネル3000として比較的高価である、多点押しが可能なデバイスを採用することなく、単点のみを検出可能な比較的安価なデバイスを採用することができる。さらに、ユーザはプレビュー画面上におけるサムネイルを直感的な操作で回転させることができる。
S1314の処理が終了するか、又は、S1312がNOであった場合には、S1315へ進み、CPU3101は、移動判定手段として機能し、タッチパネル3300の出力(検出結果)を読み出し、タッチ位置が移動したかどうかを判定する。S1315がYESであればS1316に進み、CPU3101は、タッチパネル3300の出力からタッチ位置の移動後の位置を算出する。続いて、S1317において、CPU3101は、移動した位置に長押し操作中の表示画像を描画し直す。S1316、S1317の処理により画像のドラッグ表示を行うことができる。
S1317の処理が終了するか、S1311がNOであるか、S1315がNOであればS1318へ進み、CPU3101は、タッチパネル3300の出力からタッチ操作が解放されたかどうかを判定する。S1318がNO、即ち、長押し操作中であればS1311へ戻り、画像の回転表示及びドラッグ表示を続ける。なお、S1311乃至S1318の説明で分かるように、長押し操作中に入力表示パネル3000を回転させても図9に示したプレビュー画面全体の回転表示は行わず、長押し操作中の画像のみを回転表示する。これによって、ユーザに操作中の画像の回転操作を行っていることを提示することができる。
S1318がYESになると、即ち、タッチをタッチパネル3300から離したとき、S1319以降の処理に進む。S1319において、CPU3101は、長押し操作を開始したときのタッチ位置が、表示画像上かどうかを判定する。S1319がYESであればS1320へ進み、CPU3101は、パネルが所定角度以上回転したかどうかを判定する。ここでの所定角度は、入力表示パネル3000が左右に90度以上回転したとみなせる値であり、例えば左右45度である。
S1320がYESであればS1321へ進み、CPU3101は、入力表示パネル3000の回転角度を算出する。ここでの回転角度は、前述したS802と同様の算出方法を行い、左右90度及び180度の3通りに丸める。
次に、S1322において、CPU3101は、算出した回転角度に応じて回転プリント(回転印刷)の設定を行う。回転プリントの角度は、入力表示パネル3000の回転角度の逆向きとなる。つまり、
・入力表示パネル3000が左90度回転のときは、右90度回転プリント
・入力表示パネル3000が右90度回転のときは、左90度回転プリント
・入力表示パネル3000が180度回転のときは、180度回転プリント
とする。また、回転プリント角度を決定すると、図12を用いて説明したように、出力用紙の決定、及び決定した用紙に収まるように変倍率の計算を行う。これらの再計算した設定で、印刷装置1000から取得した画像属性・プリント設定ファイルを書き換える。この書き換えた設定は図6のフローチャートで説明したようにプリント時に反映する。
次に、S1323において、CPU3101は、S1322での設定に基づいて表示画像の向きと大きさを変更した上で1224のように回転しない向きでプレビュー画面を一度再表示する。そして、上述したように、ユーザが1224の画面を見られるよう、S1324で所定時間が経過するまで画面1224を表示したまま待機する。S1325において、CPU3101は、S802と同じ算出方法で現在の表示向きからの入力表示パネルの回転角度を算出し、1225のようにプレビュー画面全体の回転表示を行う。このように、プレビュー画面全体の回転前の表示を一定時間が経過するまで表示しつつ、長押し操作をした画像のみが回転プリント設定が付加されたことを強調するように表示す。その後一定時間が経過すると、回転後の表示をすることにより、設定内容の分かりやすさと表示の見やすさを両立することができる。
S1320で入力表示パネル3000の回転角度が所定値未満であり、左右90度以上回転したとみなせないときには、S1326において、CPU3101は、タッチ位置が長押し操作開始時と終了時で所定の値以上移動したかどうかを判定する。ここでの所定の値はユーザの誤操作を防ぐためのものであり、任意の値でよい。S1326がYESであれば、画像を長押し操作で移動してから離す、ドラッグアンドドロップ操作が実行されたということになるため、S1327以降で対応した処理を行う。
S1327において、CPU3101は、移動後の位置を算出して、どこにドロップされたかを取得する。続いて、S1328において、CPU3101は、ドロップされた位置に応じて、1122のページ順入れ替え(印刷順序の変更)か、1123のページ削除処理を実行する。S1329において、CPU3101は、プレビュー画面を再表示し、長押し検出処理を終了する。
なお、長押し操作中にタッチしたまま入力表示パネルを回転すると、正確にタッチ位置を中心に回転できることは保証されていないため、タッチ位置も回転とともに動く可能性がある。そこで、タッチ位置の移動よりも先にS1320で回転したか否かを判定することにより、回転に伴うタッチ位置の移動の影響を避けて回転を適切に判断することができる。また、回転していないことを判断した上で、S1326でタッチ位置の移動を判断することで、ドラッグアンドドロップ操作を検出することができる。
S1319がNOのとき(画像上以外の位置が押下されたとき)、又は、S1320及びS1326が共にNOのときは、S1330に進み、CPU3101は、タッチ位置の移動が所定の値よりも小さいか否かを判定する。ここでの所定値はS1326の所定値と同じでもよいが、ここではタッチ位置が静止していたことを検出したいため、S1326の所定値よりも小さいことが適切である。
S1330がYESであれば、S1331へ進み、CPU3101は、短押し操作を検出したときと同じ処理、即ち、フローチャート840の処理を実行する。S1331の処理が終わるか、S1330がNOであれば、長押し操作を検出したときの処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、プレビュー画面上で長押し操作を行ったとき、回転設定、ページ挿入/削除、短押し操作と同じキー入力処理、のそれぞれの操作をユーザが行うことができる。特に回転設定は、タッチパネル3300をタッチする操作と入力表示パネル3000自体の回転を同時に検出することで、ユーザにとっては直観的な操作を実現することができる。
このように、本実施形態によれば、傾きセンサを備えた入力表示パネルから印刷装置への印刷指示において、回転印刷の設定をページごとに独立に、かつ、直観的に行うことができるため、ユーザの操作性を高めることができる。さらに複数の接触点を検出する特別なタッチパネルと使うことなく、1点の接触点を検出するタッチパネルを用い、傾きセンサの情報で回転設定を行うことにより、低コストという面でも有利となる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (17)

  1. 刷装置と通信可能な入力表示装置であって、
    印刷設定画面を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示した前記印刷設定画面への操作者によるタッチを検出するタッチ検出手段と、
    装置本体の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    前記タッチ検出手段によって検出された操作者によるタッチが前記印刷設定画面に表示されている何れの画面構成要素をタッチしているかを判定する位置判定手段と、
    前記タッチ検出手段によって検出された操作者によるタッチからの操作がどのような操作であるかを判定する操作判定手段と、
    前記姿勢検出手段によって検出された前記入力表示装置の姿勢から該入力表示装置が前記表示手段の表示画面を含む平面上で回転したか否かを判定する回転判定手段と、
    前記操作判定手段によって前記操作が長押しであると判定され、且つ、前記回転判定手段によって回転したと判定されると、前記位置判定手段によってタッチしていると判定された画面構成要素を、前記入力表示装置が回転した方向と逆方向に回転して表示する表示制御手段と
    を備えることを特徴とする入力表示装置。
  2. 前記姿勢検出手段によって検出された前記入力表示装置の姿勢から該入力表示装置が前記表示手段の表示画面を含む平面上で回転した回転角度を算出する算出手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記印刷設定画面のタッチされた画面構成要素を、前記算出手段によって算出された回転角度だけ、前記入力表示装置が回転した方向と逆方向に回転して表示することを特徴とする請求項1に記載の入力表示装置。
  3. 前記操作判定手段によって長押しと判定された後に、前記タッチ検出手段による検出結果から、タッチ位置が移動したか否かを判定する移動判定手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記移動判定手段によってタッチ位置が移動したと判定されると、前記印刷設定画面のタッチされた画面構成要素を、移動した前記タッチ位置へ移動させて表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の入力表示装置。
  4. 前記画面構成要素は、前記印刷装置において印刷処理が実施される際の印刷ページごとのサムネイルを示す表示であり、
    前記タッチ検出手段によって操作者によるタッチの解放が検出されると、前記表示制御手段によって何れかの前記サムネイルが回転されている場合には回転された該サムネイルに対応する印刷ページを回転印刷を行うように設定する印刷設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の入力表示装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記印刷設定手段によって回転印刷が設定され、かつ、前記タッチ検出手段によって操作者によるタッチの解放が検出されてから所定時間が経過した後に、前記入力表示装置が回転した方向と逆の方向に前記印刷設定画面を回転させて表示することを特徴とする請求項4に記載の入力表示装置。
  6. 前記画面構成要素は、前記印刷装置において印刷処理が実施される際の印刷ページごとのサムネイルを示す表示であり、
    前記タッチ検出手段によって操作者によるタッチの解放が検出されると、前記表示制御手段によって何れかの前記サムネイルが移動されている場合には、移動した位置に応じて移動された該サムネイルに対応する印刷ページの印刷順序を変更するか、又は、該印刷ページを削除するように設定する印刷設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の入力表示装置。
  7. 前記入力表示装置と、前記印刷装置とは、無線通信を介して通信を行うことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の入力表示装置。
  8. 前記操作判定手段は、前記タッチ検出手段によって検出された操作者によるタッチからの操作が、短押し、長押し、及びタッチ位置が変化するフリック操作の何れであるかを判定することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の入力表示装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の入力表示装置を接続するコネクタと、
    前記コネクタを介して接続された前記入力表示装置へ電力を供給する電源コントローラと
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  10. 印刷設定画面を表示する表示手段と、前記表示手段に表示した前記印刷設定画面への操作者によるタッチを検出するタッチ検出手段と、装置本体の姿勢を検出する姿勢検出手段とを備え、印刷装置と通信可能な入力表示装置の制御方法であって、
    記タッチ検出手段によって検出された操作者によるタッチが前記印刷設定画面に表示されている何れの画面構成要素をタッチしているかを判定する位置判定ステップと、
    記タッチ検出手段によって検出された操作者によるタッチからの操作がどのような操作であるかを判定する操作判定ステップと、
    記姿勢検出手段によって検出された前記入力表示装置の姿勢から該入力表示装置が前記表示手段の表示画面を含む平面上で回転したか否かを判定する回転判定ステップと、
    記操作判定ステップにおいて前記操作が長押しであると判定され、且つ、前記回転判定ステップにおいて回転したと判定されると、前記位置判定ステップにおいてタッチしていると判定された画面構成要素を、前記入力表示装置が回転した方向と逆方向に回転して表示する表示制御ステップと
    を実行することを特徴とする入力表示装置の制御方法。
  11. 入力表示装置であって、
    表示手段と、
    前記表示手段に表示された画面への操作者によるタッチを検出するタッチ検出手段と、
    装置本体の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    前記タッチ検出手段による検出結果に基づいて、前記表示手段に表示されている画面上において操作者により選択された画面構成要素を特定する特定手段と、
    前記姿勢検出手段によって検出された前記入力表示装置の姿勢に基づいて、該入力表示装置が前記表示手段の表示画面を含む平面上で回転したか否かを判定する回転判定手段と、
    前記回転判定手段によって前記入力表示装置が回転したと判定されると、前記特定手段によって特定された画面構成要素を、前記入力表示装置が回転した方向と逆方向に回転して表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする入力表示装置。
  12. 前記姿勢検出手段によって検出された前記入力表示装置の姿勢から該入力表示装置が前記表示手段の表示画面を含む平面上で回転した回転角度を算出する算出手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記特定手段により特定された画面構成要素を、前記算出手段によって算出された回転角度だけ、前記入力表示装置が回転した方向と逆方向に回転して表示することを特徴とする請求項11に記載の入力表示装置。
  13. 前記表示制御手段は、前記タッチ検出手段によって操作者によるタッチの解放が検出されてから所定時間が経過した後に、前記入力表示装置が回転した方向に基づいて、前記画面を回転させて表示することを特徴とする請求項11又は12に記載の入力表示装置。
  14. 前記画面には複数の画面構成要素が表示されており、
    前記表示制御手段は、前記回転判定手段によって前記入力表示装置が回転したと判定されると、前記特定手段によって特定された画面構成要素を、前記入力表示装置が回転した方向と逆方向に回転して表示し、前記特定された画面構成要素以外の画面構成要素を回転させないで表示することを特徴とする請求項11乃至13の何れか1項に記載の入力表示装置。
  15. 前記画面構成要素は出力対象の画像のサムネイルであることを特徴とする請求項11乃至14の何れか1項に記載の入力表示装置。
  16. 表示手段と、前記表示手段に表示された画面への操作者によるタッチを検出するタッチ検出手段と、装置本体の姿勢を検出する姿勢検出手段と、を備える入力表示装置の制御方法であって、
    前記タッチ検出手段による検出結果に基づいて、前記表示手段に表示されている画面上において操作者により選択された画面構成要素を特定する特定工程と、
    前記姿勢検出手段によって検出された前記入力表示装置の姿勢に基づいて、該入力表示装置が前記表示手段の表示画面を含む平面上で回転したか否かを判定する回転判定工程と、
    前記回転判定工程において前記入力表示装置が回転したと判定されると、前記特定工程において特定された画面構成要素を、前記入力表示装置が回転した方向と逆方向に回転して表示する表示制御工程と、
    を実行することを特徴とする入力表示装置の制御方法。
  17. 請求項10又は16に記載の入力表示装置の制御方法における各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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