JP5881849B2 - 電子機器および電磁ノイズ対策方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、電磁ノイズの影響を避ける電子機器および電磁ノイズ対策方法に関するものである。
従来、バックボードと呼ばれる基板に複数のプリント基板が並列に実装され、これらをカードバスケットに収納した電子機器が使用されている。
バックボードは、プリント基板を接続する複数のコネクタを備え、各コネクタのコネクタピンを経由して各プリント基板の回路パターン(電源、信号およびグラウンドなど)と電気的に接続される。
また、複数のプリント基板それぞれの信号GND(SG:信号グラウンド)は、バックボードの各コネクタのコネクタピンを経由して電気的に接続される。このため、コネクタピンのインピーダンスによって各プリント基板の信号GND間に電位差が発生し、各プリント基板の回路の動作が不安定になってしまう。
さらに、電子機器の外部で発生する電磁ノイズ(例えば、雷サージ)が各プリント基板の信号GNDに混入することを避けるため、各プリント基板の信号GNDとフレームGND(FG:フレームグラウンド)として機能するカードバスケットとは絶縁される。このため、各プリント基板の信号GNDに電磁ノイズが発生した場合、この電磁ノイズを電子機器の外部へ逃がすことができず、各プリント基板の回路の動作が不安定になってしまう。
特開2003−060325号公報 特開2008−251807号公報 特開2006−325301号公報
本発明は、例えば、各プリント基板の信号GNDに発生する電磁ノイズを外部へ逃がすと共に、外部で発生する電磁ノイズに対する各プリント基板の耐量を高められるようにすることを目的とする。
本発明の電子機器は、
シグナルグラウンドを有する複数の回路基板と、
前記複数の回路基板それぞれのシグナルグラウンドと導通する導通板と、
前記複数の回路基板と前記導通板とを収容すると共に、フレームグラウンドとして機能するフレーム面を有する基板収容フレームと、
前記基板収容フレームの前記フレーム面と前記導通板との間に設けられる誘電体とを備える。
本発明によれば、例えば、各プリント基板の信号GND(シグナルグラウンド)に発生する電磁ノイズを外部へ逃がすと共に、外部で発生する電磁ノイズに対する各プリント基板の耐量を高めることができる。
実施の形態1における電子機器100の内部構成を示す図。 実施の形態1における電子機器100と従来における電子機器109とのそれぞれの電磁ノイズ139の流れを示す図。 実施の形態1におけるノイズ対策コンデンサ159の周波数特性の一例を示すグラフ。 放送または通信で利用されている周波数範囲を示すグラフ。 実施の形態2における電子機器100の内部構成を示す図。 実施の形態3における電子機器100の内部構成を示す側断面図。 実施の形態4における電子機器100の内部構成を示す側断面図。 実施の形態5における電子機器100の内部構成を示す正面図。
実施の形態1.
プリント基板の信号GND(SG:シグナルグラウンド)に発生する電磁ノイズを外部へ逃がすと共に、外部で発生する電磁ノイズに対するプリント基板の耐量を高める形態について説明する。
図1は、実施の形態1における電子機器100の内部構成を示す図である。図1の(a)は正面図であり、図1の(b)は側断面図である。
実施の形態1における電子機器100について、図1に基づいて説明する。
電子機器100は、複数のプリント基板130を並行に並べて収容したカードバスケット110を備える。
カードバスケット110(基板収容フレームの一例)は、複数のプリント基板130、複数のプリント基板130を並列に並べて接続するバックボード120、複数のプリント基板130それぞれの信号GND131と接続する金属バー140および誘電体150を収容する入れ物である。
カードバスケット110は金属板から成り、または、金属面を有し、収容される複数のプリント基板130を保護する保護ケースとして機能する他、接地されるフレームGND(FG:フレームグラウンド)として機能する。
バックボード120は、複数のプリント基板130を並行に並べて接続するプリント基板である。バックボード120はバックプレーン、メイン基板などとも呼ばれる。例えば、コンピュータのマザーボードはバックボード120の一例である。
バックボード120は、並行に並べて配置された複数のコネクタ121を備える。
複数のプリント基板130は、各コネクタ121に一枚ずつ嵌め込んで接続されることにより、並行に並べて配置される。
プリント基板130(回路基板の一例)は、電子回路を構成する回路パターン(配線パターンともいう)を有する基板である。回路パターンについては図示を省略する(以下同様)。
プリント基板130は、電子回路の基準電位を定める信号GND131を有する。
信号GND131は、回路パターンのうち電子回路の基準電位を定める部分である。
また、信号GND131には、金属バー140を接続するためのねじ穴が設けられている。
金属バー140(導通板の一例)は、複数のプリント基板130それぞれの信号GND131と電気的に接続する板状の部材である。
金属バー140は、複数のプリント基板130それぞれの信号GND131と接続するための複数の接続部141を備える。また、各接続部141はねじ142を入れるねじ穴を有する。
金属バー140は、各接続部141が各プリント基板130の信号GND131にねじ止めされることによって、複数のプリント基板130に固定されると共に、各プリント基板130の信号GND131と導通する。
但し、金属バー140に複数の切り込みを設け、各切り込みにプリント基板130を嵌め込むことによって、金属バー140と複数のプリント基板130とを接続しても構わない。また、その他の方法で金属バー140と複数のプリント基板130とを接続しても構わない。
誘電体150は、誘電性が比較的高い板状の固体である。誘電体150は絶縁体ともいう。例えば、エポキシ、アクリル、シリコン、プラスチックまたはガラスなどは誘電体150の一例である。
誘電体150は、金属バー140とカードバスケット110(の金属製の底面)と共に、特定の周波数特性を有するコンデンサを構成する。
以下、金属バー140と誘電体150とカードバスケット110(の金属製の底面)とが構成するコンデンサを「ノイズ対策コンデンサ159」という。
ノイズ対策コンデンサ159は、電子機器100を構成する際の妨げにならなければ、プリント基板130の信号GND131の位置に応じてカードバスケット110の底面側以外の部分(例えば、カードバスケット110の金属製の天面側)に設けても構わない。
図2は、実施の形態1における電子機器100と従来における電子機器109とのそれぞれの電磁ノイズ139の流れを示す図である。
図2の(a)は実施の形態1における電子機器100の電磁ノイズ139の流れを示し、図2の(b)は従来における電子機器109の電磁ノイズ139の流れを示している。
図2の(b)において、従来の電子機器109はプリント基板130とカードバスケット110とが絶縁されており、プリント基板130の信号GND131に発生する電磁ノイズ139(電子回路で発生する電磁ノイズ139と同じ。以下同様)をカードバスケット110へ逃がすことができない。このため、プリント基板130の電子回路を流れる電磁ノイズ139が増大し、プリント基板130の電子回路が正しく動作しない可能性がある。
一方、図2の(a)に示す実施の形態1の電子機器100は、金属バー140と誘電体150とカードバスケット110とを備えてノイズ対策コンデンサ159を構成するため、プリント基板130の信号GND131に発生する電磁ノイズ139をノイズ対策コンデンサ159へ逃がし、またはノイズ対策コンデンサ159を介してカードバスケット110の外部(例えば、アース)へ逃がすことができる。このため、プリント基板130の電子回路は安定して動作する。
通常、プリント基板130の信号GND131には、高周波の電磁ノイズ139(高周波ノイズまたは電磁放射ノイズともいう)が発生しやすい。
一方、コンデンサ(ノイズ対策コンデンサ159を含む)は、低周波の交流電流が流れにくく、高周波の交流電流が流れやすい、という周波数特性を有する。
そのため、ノイズ対策コンデンサ159は、プリント基板130の信号GND131に発生する高周波(例えば、30MHz以上)の電磁ノイズをカードバスケット110の外部へ流すことができる(図2の(a)参照)。
また、外部で発生する雷サージなどの電磁ノイズは低周波(例えば、1MHz以下)である場合が多い。
この場合、ノイズ対策コンデンサ159は、外部で発生する低周波の電磁ノイズ(低周波ノイズまたは外来ノイズともいう)を遮断し、この電磁ノイズがプリント基板130の電子回路へ流れないようにすることができる。
外部で高周波の電磁ノイズが発生し、この電磁ノイズが外部からカードバスケット110へ流れた場合、この電磁ノイズはノイズ対策コンデンサ159を介してプリント基板130の電子回路へ混入する可能性がある。しかし、ノイズ対策コンデンサ159は高周波の電磁ノイズを外部へ逃がすため、外部から混入した高周波の電磁ノイズはプリント基板130の電子回路に滞留しない。
以上のように、ノイズ対策コンデンサ159は、プリント基板130の電子回路内の電磁ノイズ139を低減させると共に、外来ノイズに対するプリント基板130の耐量を向上させることができる。
ノイズ対策コンデンサ159の容量は、金属バー140の平面(誘電体150が配置される平面)の大きさ、つまり、金属バー140の長さ、幅または面積を変えることによって調整することができる。
また、ノイズ対策コンデンサ159の容量は、金属バー140とカードバスケット110との間隔(つまり、誘電体150の厚さ)、または誘電体150の材質などを変えることによって、調整することもできる。
ノイズ対策コンデンサ159の周波数特性は、例えば、ノイズ対策コンデンサ159の容量を変えることによって調整することができる。
例えば、金属バー140の大きさが300mm×10mm(mm:ミリメートル)であり、金属バー140とカードバスケット110との間隔が1mmであり、誘電体150が比誘電率「4.0」を有するエポキシである場合、ノイズ対策コンデンサ159の容量はおよそ100pF(ピコファラッド)である。
図3は、実施の形態1におけるノイズ対策コンデンサ159の周波数特性の一例を示すグラフである。図3において、縦軸はインピーダンスを表し、横軸は周波数を表している。
例えば、100pFのノイズ対策コンデンサ159は、図3に示すような周波数特性を有する。
つまり、このノイズ対策コンデンサ159は、電磁ノイズ(交流電流)の周波数が低ければインピーダンスが大きく、電磁ノイズの周波数が高くなるに従ってインピーダンスが低下する。但し、電磁ノイズの周波数が約1000Hzを超えると、ノイズ対策コンデンサ159のインピーダンスは電磁ノイズの周波数が高くなるに従って高くなる。
このような周波数特性を有するノイズ対策コンデンサ159は、周波数が高い特定の周波数帯(例えば、30MHzから1000Hz程度)の電磁ノイズを逃がしやすく、低周波(例えば、10MHz以下)の電磁ノイズを遮断しやすい。
以上のように、金属バー140の長さ、金属バー140の幅または誘電体150の材質などを変えることにより、信号GND131からフレームGND(カードバスケット110)へ逃がしたい電磁ノイズの周波数に応じて、ノイズ対策コンデンサ159を構成することができる。
実施の形態1において、例えば、以下のような電子機器100および電磁ノイズ対策方法について説明した。
複数のプリント基板130は並行に並べてカードバスケット110内に実装され、各プリント基板130の信号GND131は金属バー140を介して導通される。
金属バー140とカードバスケット110との間には誘電体150が挟みこまれ、金属バー140と誘電体150とカードバスケット110とがノイズ対策コンデンサ159を構成する。
ノイズ対策コンデンサ159は、各プリント基板130の信号GND131に発生する高周波の電磁ノイズおよび外部から混入する高周波の電磁ノイズをカードバスケット110からアースへ逃がし、外部で発生する低周波の電磁ノイズを遮断する。
これにより、プリント基板130の電子回路内の電磁ノイズが低減されると共に外来ノイズに対するプリント基板130の耐量が向上し、プリント基板130の電子回路が安定して動作しやすくなる。
また、サイズが小さくてインピーダンスが大きいコネクタピン(コネクタ121の電気的な接続部)ではなく、コネクタピンよりもサイズが大きくてインピーダンスが小さい金属バー140を介して、各プリント基板130の信号GND131を接続することにより、各信号GND131のインピーダンスが低下する。そして、信号GND131間の電位差が低減し、プリント基板130の電子回路が安定して動作しやすくなる。
さらに、従来は適合させることが困難であった国際規格CIRPR publ.11(放射電磁界)、国際規格IEC 61000−4−2(静電気イミュニティ)、および、その他のノイズイミュニティ規格に電子機器100を適合させることが容易になる。
図4は、放送または通信で利用されている周波数範囲を示すグラフである。
国際規格CIRPR publ.11(放射電磁界)は、電子機器の動作中に電子機器から空中を伝播してテレビまたは通信機器などに影響を与える電磁波(例えば、図4に示す周波数帯の電磁波)の強度を規制するための規格である。この電磁波の強度は妨害波電界強度とも呼ばれる。
国際規格IEC 61000−4−2(静電気イミュニティ)は、人体に帯電した静電気が放電するときに発生する電圧に対する電子機器の耐量についての規格である。
実施の形態2.
実施の形態1の効果を高める形態について説明する。
以下、実施の形態1と異なる事項について主に説明する。説明を省略する事項については実施の形態1と同様である。
図5は、実施の形態2における電子機器100の内部構成を示す図である。図5の(a)は正面図であり、図5の(b)は側断面図である。
実施の形態2における電子機器100について、図5に基づいて説明する。
電子機器100は、金属バー140および誘電体150をカードバスケット110の底面側(プリント基板130の下側)だけでなく、カードバスケット110の天面側(プリント基板130の上側)にも備える。
つまり、電子機器100は、金属バー140と誘電体150とカードバスケット110(の金属面)とで構成するノイズ対策コンデンサ159を複数有する。言い換えると、電子機器100は、並列に接続した複数のノイズ対策コンデンサ159を有する。
ノイズ対策コンデンサ159は、電子機器100を構成する際の妨げにならなければ、プリント基板130の信号GND131の位置に応じてプリント基板130の上下以外の部分に設けても構わない。また、ノイズ対策コンデンサ159の数は3つ以上であっても構わない。
ノイズ対策コンデンサ159を複数設けることにより、プリント基板130の電子回路で発生した電磁ノイズ139を各ノイズ対策コンデンサ159を介して外部へ逃がしやすくなる。したがって、プリント基板130の電子回路内の電磁ノイズ139を低減させると共に、外来ノイズに対するプリント基板130の耐量を向上させる、という効果を高めることができる。
また、複数のノイズ対策コンデンサ159を設けることにより、複数のノイズ対策コンデンサ159の全体の容量を大きくすることが容易になる。このため、複数のノイズ対策コンデンサ159の全体で、所望の周波数特性を有するノイズ対策用のコンデンサを構成することが容易になる。
実施の形態3.
信号GND131と金属バー140とを簡単な工作で導通させる形態について説明する。
以下、実施の形態1と異なる事項について主に説明する。説明を省略する事項については実施の形態1と同様である。
図6は、実施の形態3における電子機器100の内部構成を示す側断面図である。
実施の形態3における電子機器100について、図6に基づいて説明する。
プリント基板130は、信号GND131と金属バー140とを電気的に接続するJ字形のバネ金属132を備える。例えば、バネ金属132は板ばねである。
但し、バネ金属132はJ字形以外の形状(例えば、U字形、L字形)であってもよいし、板ばね以外のばね(例えば、コイルばね)であってもよい。
バネ金属132は、ばねの弾性力によって金属バー140に押し当てられるように接し、信号GND131と金属バー140とを導通させる。
バネ金属132を用いることにより、実施の形態1(図1参照)のようにプリント基板130と金属バー140とをねじ止めするよりも簡単な工作で、プリント基板130の信号GND131と金属バー140とを導通させることができる。
実施の形態4.
所望の周波数特性を有するノイズ対策用のコンデンサを構成することを容易にする形態について説明する。
以下、実施の形態1と異なる事項について主に説明する。説明を省略する事項については実施の形態1と同様である。
図7は、実施の形態4における電子機器100の内部構成を示す側断面図である。
実施の形態4における電子機器100について、図7に基づいて説明する。
プリント基板130は、信号GND131を2つに分割する絶縁部133と、絶縁部133によって分割された2つの信号GND131a・bに跨って接続される補助コンデンサ134を備える。金属バー140が接続する方の信号GND131の部分を「信号GND131a」とし、他方の信号GND131の部分を「信号GND131b」とする。
つまり、補助コンデンサ134の一方の電極部は一方の信号GND131aに接続し、補助コンデンサ134の他方の電極部は他方の信号GND131bに接続する。したがって、補助コンデンサ134とノイズ対策コンデンサ159とは直列に接続する。
例えば、補助コンデンサ134は、チップ形のコンデンサである。但し、補助コンデンサ134は、チップ形以外のコンデンサ(例えば、リード形のコンデンサ)であっても構わない。
補助コンデンサ134は、ノイズ対策コンデンサ159の周波数特性を調整するために用いる。
つまり、ノイズ対策コンデンサ159および補助コンデンサ134は、特定の周波数特性を有する一つのノイズ対策用のコンデンサを構成する。
ノイズ対策コンデンサ159の容量を調整するには、金属バー140の大きさ、誘電体150の厚さまたは材質などを調整する必要がある。
このため、所望の周波数特性を得るために必要な容量を有するノイズ対策コンデンサ159を構成することが困難な場合がある。
そのような場合、ノイズ対策コンデンサ159と補助コンデンサ134とを組み合わせることによって、必要な容量を有するノイズ対策用のコンデンサを構成することができる。
言い換えると、ノイズ対策コンデンサ159と補助コンデンサ134とを組み合わせることによって、所望の周波数特性を有するノイズ対策用のコンデンサを構成することができる。
これにより、特定の周波数帯の電磁ノイズだけを通過させることができる。
実施の形態5.
プリント基板130間の電磁干渉を抑止する形態について説明する。
以下、実施の形態1と異なる事項について主に説明する。説明を省略する事項については実施の形態1と同様である。
図8は、実施の形態5における電子機器100の内部構成を示す正面図である。
図8に示すようにプリント基板130aとプリント基板130dとを電磁干渉抑止距離Lだけ離して配置することにより、プリント基板130aとプリント基板130dとの間で発生する電磁干渉を抑止することができる。
電磁干渉抑止距離Lは、隣り合うプリント基板130a・dの電磁干渉を抑止するために予め決められた設計値である。
プリント基板130a・d間だけでなく、全てのプリント基板130a−g間に電磁干渉抑止距離Lを設けても構わない。また、コネクタ121b・cは無くても構わない。
各実施の形態は、矛盾が生じない範囲で一部または全部を適宜に組み合わせても構わない。
100 電子機器、109 電子機器、110 カードバスケット、120 バックボード、121 コネクタ、130 プリント基板、131 信号GND、132 バネ金属、133 絶縁部、134 補助コンデンサ、139 電磁ノイズ、140 金属バー、141 接続部、142 ねじ、150 誘電体、159 ノイズ対策コンデンサ。

Claims (5)

  1. シグナルグラウンドを有する複数の回路基板と、
    前記複数の回路基板それぞれのシグナルグラウンドと導通する導通板と、
    前記複数の回路基板と前記導通板とを収容すると共に、フレームグラウンドとして機能するフレーム面を有する基板収容フレームと、
    前記基板収容フレームの前記フレーム面と前記導通板との間に設けられる誘電体とを備え、
    前記回路基板は、前記シグナルグラウンドとして第一のシグナルグラウンドを有し、さらに、第二のシグナルグラウンドと、前記第一のシグナルグラウンドと前記第二のシグナルグラウンドとに跨って接続されるコンデンサ部品とを有する
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記導通板と前記誘電体と前記フレーム面とが特定の周波数特性を有するコンデンサを構成し、前記コンデンサが前記複数の回路基板それぞれのシグナルグラウンドに発生する電磁ノイズを前記基板収容フレームの外部へ逃がすと共に、前記コンデンサが前記基板収容フレームの外部で発生する外来ノイズであって前記電磁ノイズより周波数が低い外来ノイズを遮断することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記複数の回路基板それぞれのシグナルグラウンドと前記導通板とを導通させる複数の金属ばねを備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電子機器。
  4. 前記複数の回路基板は、電磁干渉を抑止するために予め定められた電磁干渉抑止距離以上離して配置されることを特徴とする請求項1から請求項いずれかに記載の電子機器。
  5. 複数の回路基板それぞれに、第一のシグナルグラウンドと、第二のシグナルグラウンドと、前記第一のシグナルグラウンドと前記第二のシグナルグラウンドとに跨って接続されるコンデンサ部品とを設けて、
    前記複数の回路基板それぞれの前記第一のシグナルグラウンドに導通板を接続し、
    フレームグラウンドとして機能するフレーム面を有する基板収容フレームに、前記複数の回路基板と前記導通板とを収容し、
    前記フレーム面と前記導通板との間に誘電体を設ける
    ことを特徴とする電磁ノイズ対策方法。
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