JP5879504B2 - 給湯装置 - Google Patents
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記熱交換器により前記浴槽の湯水の有する熱を前記貯湯槽の湯水に回収する熱回収運転モードと、使用者が前記熱回収運転モードを実行させるための熱回収運転起動スイッチとを有し、前記制御手段は、前記熱回収運転起動スイッチが操作され、前記熱回収運転が実行されていても、前記足し湯運転モード実行の指示があった場合には、前記熱回収運転を停止させ、前記足し湯運転を実行させるとともに、前記足し湯運転の終了後に、前記熱回収運転起動スイッチの操作あるいは自動的に前記熱回収運転が再開した際には、前記熱回収運転停止後の前記ヒートポンプ装置運転時における入力が略最小となるように、前記貯湯槽の底部に低温水が貯留した状態で前記熱回収運転を停止させることを特徴とする給湯装置で、足し湯運転中である場合には熱回収運転をせず、熱回収機能によって浴槽の水温が低下して入浴ができなくなることを防止できる。また、熱回収運転中の貯湯槽の温度分布に基づき、加熱手段によって所定の貯湯量を沸き上げるための消費熱量(消費電力)が最小となる時点を判断して、熱回収運転を停止するので、本来の目的であるシステム全体としての効率向上を実現し、省エネルギー性を高める効果がある。また、熱回収運転中に足し湯運転を行う場合には、熱回収運転を停止することを特徴とするもので、熱回収運転中に入浴する使用者があった場合に、即座に熱回収運転を停止することにより、浴槽内の湯温が低下して入浴ができなくなることを防止できる。また、前記熱回収運転中に前記足し湯運転を行うために前記熱回収運転を停止した場合、前記足し湯運転終了後に前記熱回収運転を再開することを特徴とするもので、熱回収運転を停止した場合に、使用者の入浴が終われば熱回収運転を改めて再開することにより、省エネルギー性を損なわない運転ができる。また、使用者が、前記熱回収運転を起動するための熱回収運転起動スイッチを設けたことを特徴とするもので、自動で設定されるなどした熱回収運転の起動スケジュールによらず、以降の入浴が発生しないと使用者が判断した時点で熱回収運転を始めることができるので、浴槽からの無駄な放熱が抑えられて省エネルギー性が高まるという効果がある。
収運転の運転停止を最適化することにより、システム効率を向上させ省エネルギー性を高めた給湯装置を提供できる。
図1は本発明の実施の形態1における給湯装置の構成を示す図である。
のヒートポンプユニット2と、熱回収を行う対象の浴槽3と、浴槽3の水と貯湯槽1の水とを熱交換するように構成された熱交換器4と、貯湯槽1に接続された給水管14と、貯湯槽1の略上部に接続された第1の出湯管22と、第1の出湯管22と給水管14とが接続された位置の間、すなわち、高さ方向において貯湯槽1の胴部略中央部に接続された第2の出湯管23と、第1の出湯管22と第2の出湯管23とが入口側に接続された高温水混合弁24と、この高温水混合弁24の出口側に接続され、貯湯槽1内の高温水を供給する高温水供給管8と、給水管14から分岐され、貯湯槽1内または給水管14からの低温水を供給する低温水供給管9と、これら高温水供給管8と低温水供給管9とを入口側に接続された混合弁11とを備えている。
部36での沸き上げ完了時の推定温度分布に至る間のヒートポンプユニット2への入力を推定する沸上所要入力推定部37と、この沸上所要入力推定部37による入力推定値の時間変化に基づいて貯湯槽水搬送ポンプ5a、浴槽水搬送ポンプ5bとを制御するポンプ制御部37とを有している。
き運転を優先とし、熱回収運転制御手段21は熱回収運転をおこなわず、追い焚き運転が終了した後に、熱回収運転を行うように制御する。
水供給管8側が全開となり、貯湯槽1上部の高温の湯が熱交換器4に供給されるように制御されるのが一般的であるが、第2の出湯管23と低温水供給管9より一定量の湯または水が流入して混合するものであってもよい。
率は低下するので、できるだけ多くの熱回収を行うことが必ずしも省エネルギーにつながらない。
除して、貯湯運転時の入力Qinを推定する(ステップ5)。
、それ以前の給湯の際に中温水を有効に利用し、深夜になっても貯湯槽1の上部の水は比較的高温に保たれて残っているので、追い焚き性能を確保できるという効果があるとともに、中温水が貯湯槽1の比較的上部に戻されることで貯湯槽1下部の水温の上昇は小さく、使用者の入浴完了後に熱回収運転を再開した場合にヒートポンプユニット2への流入水温が低く保たれて効率的な運転がなされ、省エネルギー性を損なわない。
2 加熱手段(ヒートポンプユニット)
3 浴槽
4 熱交換器
5a 第1の搬送ポンプ(貯湯槽水搬送ポンプ)
5b 第2の搬送ポンプ(浴槽水搬送ポンプ)
8 高温水供給管
9 低温水供給管
10 給湯管
11 混合弁
12 浴槽水循環配管
13 開閉弁
14 給水管
15 給湯分岐管
16 熱交戻り管
17 浴槽水温検知手段
18 運転制御手段
21 熱回収運転制御手段
22 第1の出湯管
23 第2の出湯管
24 高温水混合弁
25 リモコン
26 人体検知手段(赤外線センサ)
27 熱回収運転起動スイッチ
28 貯湯温検知手段
29 風呂自動運転制御手段
30 追い焚き運転制御手段
31 足し湯運転制御手段
Claims (5)
- 貯湯槽と、浴槽と、前記貯湯槽内の湯水と前記浴槽内の湯水とを熱交換する熱交換器と、前記貯湯槽の高さ方向に複数配設され、前記貯湯槽の温度を検知する貯湯温検知手段と、前記貯湯槽の上部に接続された第1の出湯管と、前記貯湯槽の下部に接続された給水管と、前記貯湯槽の湯水を加熱するヒートポンプ装置と、制御手段とを備え、前記貯湯槽下部から湯水を取り出し前記ヒートポンプ装置にて加熱した後、前記貯湯槽上部に戻す構成の給湯装置において、前記浴槽に湯水を供給する足し湯運転モードと、前記熱交換器により前記浴槽の湯水の有する熱を前記貯湯槽の湯水に回収する熱回収運転モードと、使用者が前記熱回収運転モードを実行させるための熱回収運転起動スイッチとを有し、前記制御手段は、前記熱回収運転起動スイッチが操作され、前記熱回収運転が実行されていても、前記足し湯運転モード実行の指示があった場合には、前記熱回収運転を停止させ、前記足し湯運転を実行させるとともに、前記足し湯運転の終了後に、前記熱回収運転起動スイッチの操作あるいは自動的に前記熱回収運転が再開した際には、前記熱回収運転停止後の前記ヒートポンプ装置運転時における入力が略最小となるように、前記貯湯槽の底部に低温水が貯留した状態で前記熱回収運転を停止させることを特徴とする給湯装置。
- 前記足し湯運転中で前記熱回収運転を開始しなかった場合、前記足し湯運転終了後に前記熱回収運転を開始することを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
- 前記複数の貯湯温検知手段のうち少なくともひとつの検知温度に基づいて、前記熱回収運転を停止させることを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
- 前記貯湯槽に接続された給水管と、前記貯湯槽の高温水を供給するように接続された高温水供給管と、低温水を供給するように、前記貯湯槽下部または前記給水管に接続された低温水供給管と、入口側に前記高温水供給管と前記低温水供給管とを接続して前記高温水と前記低温水とを混合する混合弁と、前記熱交換器と前記浴槽内の湯水が循環するように接続された浴槽循環配管と、前記浴槽へ所定の温度の湯水を供給するように前記混合弁の出口側と前記浴槽循環配管とに接続された給湯管と、前記給湯管の途中に接続された開閉弁と、前記開閉弁の上流で分岐して前記熱交換器に接続された給湯分岐管と、前記熱交換器で前記浴槽の湯水と熱交換した前記貯湯槽の湯水を再び前記貯湯槽へ戻すように前記熱交
換器と前記貯湯槽とに接続された熱交戻り管と、前記貯湯槽と前記熱交換器で湯水を循環させる第1の搬送ポンプと、前記浴槽と前記熱交換器で湯水を循環させる第2の搬送ポンプとを備え、前記開閉弁を閉じ、前記混合弁を前記高温水供給管からの湯水よりも前記低温水供給管からの水を優先して給湯管へ供給する開度に調整し、かつ、前記第1の搬送ポンプと前記第2の搬送ポンプを動作させ、前記熱回収運転を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の給湯装置。 - 前記高温水供給管と連通し、前記貯湯槽の略上部に接続された第1の出湯管と、前記貯湯槽の上下方向において前記第1の出湯管が接続された位置と前記給水管が接続された位置との間に接続された第2の出湯管とを備え、前記熱交戻り管は、前記貯湯槽の上下方向において、前記第2の出湯管の前記貯湯槽の接続位置よりも高い位置で、前記貯湯槽に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の給湯装置。
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