JP5878269B1 - 基板吸着装置及び基板吸着方法 - Google Patents

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Abstract

内部ガスを吸引して当接した基板(31)を吸着する基板吸着装置(1)であって、前記基板に当接し、複数の吸引孔を備える吸着部(2)と、前記複数の吸引孔のそれぞれと連結する内部共有空間を前記吸着部と協働して形成し、前記内部共有空間から前記内部ガスを吸引するための吸引口(15b)を備える吸引孔連結部(3)と、前記吸着部に内設され、前記吸引孔の開閉を行う複数の弁体(21)を備える板状の吸引孔開閉部(4)と、前記弁体は、前記吸引孔によって露出した前記吸着部の内側表面(8a)に当接して前記吸引孔を閉塞する閉塞板(22)、前記閉塞板を前記吸引孔の延在方向に変位可能に支持する弾性支持板(23)を備えること。

Description

本発明は、基板を吸着して保持するための基板吸着装置及び基板吸着方法に関する。
基板製造プロセスにおいて基板を取り扱う際には、基板のような板材を吸着保持する吸着装置が用いられている(例えば特許文献1参照)。特許文献1のような吸着装置は、空気を吸引することで負圧を利用して板材を吸着保持する。具体的には、特許文献1の吸着装置は、吸引される孔内に自由移動可能な弁体を備え、この弁体が重力により作用される動作を利用して板材への負圧による保持を図っている。
特許文献1のような重力の作用を利用する吸着装置では、吸引孔が下向きの場合のみしか使用できない。すなわち、板材を上側にして上向きにすると、弁体が重力により下がって負圧室と板材との間を弁体が塞いでしまい、板材を吸引保持することができない。すなわち、重量の作用を利用する吸着装置では使用方向に制限があり、吸着対象物たる基板に対する空気の吸引方向がどのような向きであっても、吸着対象物を確実に吸引保持することが困難であった。
このような問題を解決するために、例えば特許文献2には、吸着対象物に当接し、複数の吸引孔が形成された吸着部と、当該吸着部と協働して負圧室を形成する側壁及び天壁と、当該負圧室から当該吸引孔内に延びるピン形状の弁体と、当該弁体が当該吸引孔内をスライドすることにより当該弁体の一部と当該吸引孔の内壁の一部とが密接して当該吸引孔を閉塞する閉塞部とを備える吸着装置が開示されている。また、特許文献2に係る吸着装置において、当該弁体は、当該負圧室に位置する一方の端部である根元部を有し、当該根元部が負圧室内で側壁間に架け渡されて固定された可撓性を有する板形状の可撓体に固定されている。
特開2005−28489号公報 国際公開2014/112037号公報
しかしながら、特許文献2に開示されているような構造を備える吸着装置においては、板形状の可撓体に吸引孔を閉塞するための弁体が複数固定されているため、近接する弁体同士が可撓体を介して互いに影響を受けることになり、吸引孔の適切な閉塞を実現するために、近接する弁体同士及び可撓体の影響を考慮する必要がある。また、可撓体に複数の弁体を固定するため、部品点数の増加とともにコストが増加し、更には弁体自体の清掃等にも手間がかかることになる。すなわち、特許文献2のような構造を備える吸着装置では、吸着に関する構造が複雑となり、吸着機構の単純化、メンテナンスの容易化、及びコストの低減を図ることが困難であった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、吸着機構の単純化を実現するとともに、メンテナンスの容易化及びコストの低減を図ることができる基板吸着装置及び基板吸着方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の基板吸着装置は、内部ガスを吸引して当接した基板を吸着する基板吸着装置であって、前記基板に当接し、複数の吸引孔を備える吸着部と、前記複数の吸引孔のそれぞれと連結する内部共有空間を前記吸着部と協働して形成し、前記内部共有空間から前記内部ガスを吸引するための吸引口を備える吸引孔連結部と、前記吸着部に内設され、前記吸引孔の開閉を行う複数の弁体を備える板状の吸引孔開閉部と、を有し、前記弁体は、前記吸引孔によって露出した前記吸着部の内側表面に当接して前記吸引孔を閉塞する閉塞板、前記閉塞板を前記吸引孔の延在方向に沿って平行移動可能に支持する弾性支持板を備え、前記弾性支持板は、前記閉塞板を中心として同心状に形成された環状部、前記閉塞板と前記環状部との間に位置する開口部、及び前記閉塞板と前記環状部とを連結する連結部を含み、前記閉塞板は、前記基板を吸引する前の状態から前記内側表面に向って平行移動して前記吸引孔を閉塞することである。
上記目的を達成するため、本発明の基板吸着方法は、複数の吸引孔を備えるとともに前記吸引孔によって内側表面が露出した吸着部に基板を当接する当接工程と、前記吸引孔内の内部ガスを吸引する吸引工程と、前記内部ガスの吸引量が閾値以上になると、前記吸引孔内に配設された板状の弾性支持板が前記吸引孔の延在方向に沿って撓み、前記弾性支持板に支持された閉塞板が変位して前記吸引孔を閉塞する閉塞工程と、を有し、前記閉塞工程においては、前記閉塞板を中心として同心状に形成された環状部、前記閉塞板と前記環状部との間に位置する開口部、及び前記閉塞板と前記環状部とを連結する連結部からなる前記弾性支持板の構造により、前記閉塞板が前記吸引孔の延在方向に沿って平行移動して前記吸着部の前記内側表面に当接し、前記吸引孔を閉塞する
本発明により、吸着機構の単純化を実現するとともに、メンテナンスの容易化及びコストの低減を図ることができる。
本発明の実施例に係る基板吸着装置の概略斜視図である。 本発明の実施例に係る基板吸着装置の吸着面側の正面図である。 図2の線III-IIIに沿った基板吸着装置の断面図である。 本発明の実施例に係る基板吸着装置の構成部材である金属平板の平面図である。 図4における破線領域Vの拡大図である。 図3における破線領域VIの拡大図である。 図3と同様にして示す、基板を当接した状態の基板吸着装置の断面図である。 図7における破線領域VIIIの拡大図である。 図5と同様にして示す、本発明の変形例に係る金属平板の拡大平面図である。 図3と同様にして示す、本発明の変形例に係る基板吸着装置の断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を実施例に基づき詳細に説明する。なお、本発明は以下に説明する内容に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において任意に変更して実施することが可能である。また、実施例の説明に用いる図面は、いずれも本発明による基板吸着装置及びその構成部材を模式的に示すものであって、理解を深めるべく部分的な強調、拡大、縮小、または省略などを行っており、基板吸着装置及びその構成部材の縮尺や形状等を正確に表すものとはなっていない場合がある。更に、実施例で用いる様々な数値は、一例を示すものであり、必要に応じて様々に変更することが可能である。
<実施例>
先ず、本発明の実施例に係る基板吸着装置1の構造について、図1乃至図3を参照して説明する。ここで、図1は、本実施例に係る基板吸着装置1の概略斜視図である。また、図2は、本実施例に係る基板吸着装置1の吸着面側の正面図である。更に、図3は、図2の線III-IIIに沿った本実施例に係る基板吸着装置1の断面図である。
図1乃至図3からわかるように、本実施例に係る基板吸着装置1は、吸着対象物である基板に当接して吸着する吸着部2、吸着部2の一端面に設置された蓋体3、吸着部2に内設された金属平板4、及び蓋体3に接続された接続管5を有している。また、図3に示すように、吸着部2は、平板状のエラストマー6、当該エラストマー6の一端面に接続された第1挟持板7、及び金属平板4を第1挟持板7と担持する第2挟持板8から構成されている。なお、吸着部2、蓋体3、及び金属平板4の接続は、ボルト等の接続部材(図示せず)によって行われており、これらの部材を容易に分離することにより、基板吸着装置1自体のメンテナンス及び清掃等が行い易くなっている。
図2及び図3からわかるように、エラストマー6には略マトリックス状に複数の貫通孔11が形成されている。ここで、本実施例においては、5行×5列であって中央部に貫通孔11が形成されないように合計24個の円柱状の貫通孔11が形成されている。なお、当該数量、形状、配置構成はこれらに限定されることなく、基板吸着装置1自体の寸法、取り扱う基板の寸法、必要となる吸引力に応じて適宜変更することができる。
また、図3に示すように、第1挟持板7には複数の貫通孔12が形成され、第2挟持板8には複数の貫通孔13が形成されている。ここで、貫通孔12及び貫通孔13は、貫通孔11に対応するように、略マトリックス状に形成されている。このため、1つの貫通孔11と、1つの貫通孔12と、1つの貫通孔13とは連通しており、1つの吸引孔14を形成し、基板吸着装置1自体としては、24個の吸引孔14を備えることになる。
更に、図3に示すように、貫通孔12は、開口寸法が互いに異なる円柱状の第1開口部12a、円柱状の第2開口部12b、及び円柱状の第3開口部12cが連通することにより形成されている。本実施例において、第1開口部12aの開口径は貫通孔11の開口径よりも大きく、第2開口部12bの開口径は第1開口部12aの開口径よりも小さく、第3開口部12cの開口径は第1開口部12a及び第2開口部12bの開口径よりも大きく設定されている。一方、貫通孔13も、開口寸法が互いに異なる円柱状の第1開口部13a、及び円柱状の第2開口部13bが連通することにより形成されている。本実施例において、第1開口部13aの開口径は貫通孔12の第3開口部12cの開口径と同一であり、第2開口部13bの開口径は第1開口部13aの開口径よりも小さく設定されている。なお、各開口部の形状、及び開口寸法は、上述した内容に限定されることなく、例えば、開口形状が多角形又は楕円でもよく、基板吸着装置1内に残存する内部ガス(例えば、空気、又は基板吸着装置1が使用される際の雰囲気ガス(窒素、酸素、又は空気等))の吸引を最適に行うことができるように開口寸法を適宜調整することができる。
そして、図3に示すように、蓋体3には、24個の吸引孔14を連結して接続管5の貫通孔5aに接続する貫通孔15が形成されている。より具体的に、貫通孔15は、24個の吸引孔14を連結するための連結口15a、及び連結口15aの中央部から接続管5の貫通孔5aに内部ガスを吸引するための吸引口15bから構成されている。このような蓋体3の構成により、蓋体3と第2挟持板8(吸着部2)とは、協働することによって内部共有空間(すなわち、連結口15aに該当する空間)を形成することになり、蓋体3は吸引孔14の連結部(吸引孔連結部)として機能することになる。
本実施例においては、上述した各貫通孔によって吸引孔14及び貫通孔15が連結し、接続管5の貫通孔5aに接続されている。このため、本実施例に係る基板吸着装置1においては、吸着対象物である基板をエラストマー6に当接させ、接続管5に接続された吸引ポンプ(図示せず)によって接続管5側から内部ガスを吸引することにより、基板吸着装置1内を負圧状態(一般的な真空状態)にして基板の吸着が可能になる。なお、基板の吸着に関する詳細な説明は後述する。
本実施例においては、吸引対象物である基板を損傷することなく吸引するために、当該基板と当接する部分に板状のエラストマー6を用いたが、当該基板を損傷することがなく、また貫通孔11を容易に形成することができれば、エラストマー6に代えて他の部材(例えば樹脂からなる平板)を用いてもよい。また、本実施例においては、第1挟持板7及び第2挟持板8については、基板吸着装置1の破損防止や強度向上のために、アクリル製の平板を用いているが、一定の強度を備え且つ貫通孔を容易に形成することができる他の板材を用いてもよい。
次に、図4乃至図6を参照しつつ、金属平板4について詳細に説明する。ここで、図4は、金属平板4の平面図である。また、図5は、図4における破線領域Vの拡大図である。更に、図6は、図3における破線領域VIの拡大図である。
本実施例において、金属平板4は正方形の外形を備えており、金属平板4の材料にはステンレスが用いられている。また、図4に示すように、金属平板4には、吸引孔14の開閉を行うための複数の弁体21が略マトリックス状に形成されている。ここで、本実施例においては、5行×5列であって中央部に弁体21が形成されないように合計24個の弁体21が形成されている。なお、金属平板4の材料及び形状、弁体21の数量、並びに弁体21の配置構成は上述した内容に限定されることなく、基板吸着装置1自体の形状、吸引孔14の数量、及び吸引孔14の形成位置に対応させて適宜変更することができる。例えば、金属平板4の材料としては、ニッケル、銅等の他の金属材料を用いることができる。
図5に示すように、弁体21のそれぞれは、中央部に位置し、吸引孔14を閉塞するための円盤状の閉塞板22、及び閉塞板22の周囲を囲むように位置し、閉塞板22を吸引孔14の延在方向(すなわち、閉塞板22の表裏面を貫く方向)に変位可能に支持する弾性支持板23から構成されている。また、弾性支持板23は、閉塞板22を中心として同心状に形成された4つの環状部24、並びに環状部24同士、環状部24と閉塞板22と、及び環状部24と弁体21の周辺領域25とを連結する合計10個の連結部26を含んでいる。
より具体的には、連結部26は、隣接する環状部24同士に対して2個ずつ設けられており、隣接する環状部24と閉塞板22とに対しても2ずつ設けられており、更には隣接する環状部24と弁体21の周辺領域25とに対しても2ずつ設けられている。また、閉塞板22の中心からの距離が等しい位置に設けられる連結部26同士は、互いに対向する位置に(すなわち、閉塞板22の中心として点対称に)配設されている。すなわち、弁体21は、閉塞板22の中心からの距離が等しい位置に設けられる2つの連結部26を1組とすると、合計5組の連結部26を備えている。更に、閉塞板22の中心からの距離が等しい位置に設けられる1組の連結部26は、当該1組の連結部26よりも1つの内側に配設されている他の1組の連結部26と比較して、閉塞板22の中心を基準として90度回転した位置に配設されている。
これらのことを換言すると、閉塞板22の周囲には、10個の円弧状の開口部27が同心状に形成され、閉塞板22の中心からの距離が等しい位置に形成されている2つの開口部27を1組とすると、合計5組の開口部27が形成されていることになる。そして、閉塞板22の中心からの距離が等しい位置に形成される1組の開口部27は、当該1組の開口部27よりも1つの内側に形成されている他の1組の開口部27と比較して、閉塞板22の中心を基準として90度回転して形成されていることになる。上述した閉塞板22、環状部24、連結部26、及び開口部27の構造及び配置構成により、弁体21は2点リンク構造の板バネから構成されていることになる。
図6に示すように、基板吸着装置1の吸着部2の内部に設置された状態の金属平板4においては、貫通孔12の第3開口部12cと貫通孔13の第1開口部13aとによって囲まれた空間内に弁体21が配置されることになる。ここで、弁体21の閉塞板22は、貫通孔13の第2開口部13bの開口径よりも大きい直径を有している。本実施例においては、弁体21自体の直径を約4mmとし、閉塞板22の直径を約2mmとし、貫通孔13の第2開口部13bの開口径を1.6mmとしているが、これらの数値は基板吸着装置1に要求される吸引力等に応じて適宜変更することができる。
弁体21は、2点リンク構造の板バネから構成されるため、吸引孔14内に基板吸着装置1の外部から雰囲気ガス(例えば、空気又は窒素)が流通すると、閉塞板22を貫通孔13の第2開口部13bに向かって押す力が弁体21に生じることになる。当該押す力は、以下の数式(1)によって表すことができる。
F=αW (1)
ここで、Fが閉塞板22を押す力であり、αは比例定数であり、Wは雰囲気ガスの流量である。なお、αは弁体21の材質、寸法、構造等に既存する比例定数である。
弁体21に閉塞板22を押す力が生じると(すなわち、弾性支持板23が撓むと)、閉塞板22が貫通孔13の第2開口部13bに向かって変位することになる。当該変位量は、以下の数式(2)によって表すことができる。
L=βF (2)
ここで、Lが閉塞板22の変位量であり、βは比例定数であり、Fは上述した閉塞板22を押す力である。なお、βは弁体21の材質、寸法、構造等に既存する比例定数である。
上記数式(1)、(2)により、雰囲気ガスの流量(すなわち、吸引量)が閾値以上になると、閉塞板22が貫通孔13の第1開口部13aによって露出した第2挟持板8の内側表面8aに当接することになる。すなわち、弁体21は、雰囲気ガスの流量に応じて吸引孔14の開閉を行うことになる。換言すれば、弁体21は、雰囲気ガスの流量に応じて吸引孔14を自栓することができる。
ここで、上述した雰囲気ガスの流量の閾値とは、閉塞板22の変位前の位置から第2挟持板8の内側表面8aの位置までの距離A(図6における両方向矢印Aで示す)を変位するために必要な流量のことであるため、当該距離Aを小さくすることにより、雰囲気ガスの流量の閾値を小さくすることができ、当該距離Aを大きくすることにより、雰囲気ガスの流量の閾値を大きくすることができる。すなわち、閉塞板22による吸引孔14の閉塞の開始(すなわち、閉塞板22が内側表面8aに当接するタイミング)は、当該距離Aによって制御することができる。換言すると、第2挟持板8の第1開口部13aの深さ(座グリ量)のみによって、弁体21の自栓のタイミングを調整することが可能になる。
そして、本実施例においては、閉塞板22の直径が第2開口部13bの開口径よりも大きいため、閉塞板22が貫通孔13の第2開口部13b側に変位することにより、確実に第2開口部13b(すなわち、吸引孔14)を閉塞することが可能になる。すなわち、金属平板4は、吸引孔14の開閉を行う吸引孔開閉部として機能することになる。なお、弁体21、閉塞板22、及び貫通孔13の開口径は、基板吸着装置1に要求される吸引力に応じて適宜変更することができる。
本実施例に係る金属平板4の製造方法としては、金属からなる1枚の平板に対して、フォトリソグラフィを用いた公知のマスク形成技術、及び公知のエッチング又はレーザ加工により、所望の箇所に開口部27を形成し、複数の弁体21を備える金属平板4を形成してもよい。或いは、弁体21及び周辺領域25に対応する空隙を備えた金型に対して、めっきを施して当該空隙に金属を充填し、複数の弁体21を備える金属平板4を形成してもよい。そして、本実施例のような5行×5列(中心には形成されていない)に配置された弁体21を備える金属平板4を1つのブロックとし、複数のブロックを同時に形成して、その後に1枚ずつの金属平板4に切断してもよい。従って、本実施例の金属平板4は、従来のような弁体と当該弁体を支持する部材が独立した機構と比較して、大量かつ容易に製造することが可能になる。
次に、図7及び図8を参照しつつ、本実施例に係る基板吸着装置1を用いた基板吸着方法について説明する。図7は、図3と同様にして示す、基板31を当接した状態の基板吸着装置1の断面図である。また、図8は、図7における破線領域VIIIの拡大図である。
先ず、基板吸着方法として、吸着部2を基板31に当接する当接工程を行う。より具体的には、対象物である基板31の表面に対してエラストマー6の表面を接触させる。ここで、図7に示すように、基板31に設けられたスルーホール32が1つの吸引孔14と連通した状態を想定する。
この状態において、接続管5を介して吸引孔14内の内部ガスの吸引を開始する(吸引工程)。吸引開始後において、スルーホール32と連結していない吸引孔14においては、内部ガスが吸引されて低圧状態が維持されるが、スルーホール32と連結している吸引孔14においては、スルーホール32を経由して外部から雰囲気ガスが流通することになる。なお、当該雰囲気ガスが流通している状態では、貫通孔15が負圧状態とならず、基板31の吸着が不安定となる。
上述した状態において、スルーホール32と連結していない吸引孔14においては、雰囲気ガスが流通しないため、弁体21の閉塞板22が変位することがない。一方、外部から雰囲気ガスが流通する吸引孔14においては、図7及び図8に示すように、弾性支持板23が撓み、閉塞板22が第2挟持板8の内側表面8aに当接することになる。これによって、全ての吸引孔14が閉じた状態となり、全ての貫通孔13及び貫通孔15が負圧状態となり、更に当該負圧状態が維持されることよって基板31の吸着を確実に行うことができる。
なお、閉塞板22は、弾性支持板23の撓みによって吸引孔14の延在方向に一定の周期で振動し、実際には第2挟持板の内側表面8aとの接触及び非接触を当該周期で繰り返すことになるが、当該周期が非常に短いため実質的には常に接触している状態とほぼ変わることがない。
また、図7及び図8においては、基板31に設けられたスルーホール32が1つの吸引孔14と連通した状態を想定したが、基板にスルーホール32がない場合や、スルーホール32が存在しても、吸引孔14と連通しない場合には、基板31を当接することで、吸引孔14が閉じ、その後の吸引によって全ての貫通孔13及び貫通孔15の負圧状態を維持することができる。このため、このような場合には、閉塞板22が変位することもない。
本実施例においては、吸着部2に内設された板状の吸引孔開閉部に金属平板4に複数の弁体21を形成し、当該弁体21が重力に影響されることなく、雰囲気ガスの吸引量に依存する弾性力によって吸引孔14の開閉を行っている。このため、本実施例に係る基板吸引装置1は、吸引方向が限定されることもない。また、吸引孔14の開閉に対して、複数の弁体21が形成された1枚の板状の金属平板4のみ使用するため、弁体と当該弁体を支持する部材が異なる部材から構成されているものや、弁体のそれぞれが独立しているものと比較して、吸引機構自体も単純化することができ、基板吸着装置1自体のメンテナンスの容易化及びコストの低減を図ることができる。
上述した実施例において、弁体21は2点リンク構造の板バネから構成されている場合を説明したが、図9に示すように、互いに隣接する環状部24同士、環状部24と閉塞板22と、及び環状部24と弁体21の周辺領域25とを連結する連結部26を4個ずつにし、4点リンク構造の板バネを構成してもよく、図示しない3点リンク構造の板バネを構成してもよい。なお、リンク機構の数量(すなわち、連結部26の数量)が増加すると、弾性支持板23の撓み量が小さくなり、閉塞板22の変位量も小さくなるため、できる限りリンク機構の数量が少ない板バネを構成することが好ましい。
また、弁体21は板バネから構成されていれば、リンク構造を備えていなくてもよい。例えば、渦巻き状に弾性支持板を形成し、当該弾性支持板の中心部分に閉塞板を配置する構造であってもよい。
更に、図10に示すように、エラストマー6に座グリ加工を施し、貫通孔11を第1開口部11a、第2開口部11bから構成してもよい。具体的には、基板に当接する部分に位置する第1開口部11aの開口径を第2開口部11bの開口径よりも大きくしてもよい、このような構造により、吸引力が向上することになり、より高精度且つ強力な基板の吸着を実現することができる。
本発明の第1実施態様に係る基板吸着装置は、内部ガスを吸引して当接した基板を吸着する基板吸着装置であって、前記基板に当接し、複数の吸引孔を備える吸着部と、前記複数の吸引孔のそれぞれと連結する内部共有空間を前記吸着部と協働して形成し、前記内部共有空間から前記内部ガスを吸引するための吸引口を備える吸引孔連結部と、前記吸着部に内設され、前記吸引孔の開閉を行う複数の弁体を備える板状の吸引孔開閉部と、を有し、前記弁体は、前記吸引孔によって露出した前記吸着部の内側表面に当接して前記吸引孔を閉塞する閉塞板、前記閉塞板を前記吸引孔の延在方向に沿って平行移動可能に支持する弾性支持板を備え、前記弾性支持板は、前記閉塞板を中心として同心状に形成された環状部、前記閉塞板と前記環状部との間に位置する開口部、及び前記閉塞板と前記環状部とを連結する連結部を含み、前記閉塞板は、前記基板を吸引する前の状態から前記内側表面に向って平行移動して前記吸引孔を閉塞することである。
本実施態様においては、吸着部に内設された板状の吸引孔開閉部に弁体を形成し、当該弁体の重力に影響を受けない動きによって吸引孔の開閉を行う。このため、吸引方向が限定されることもない。また、吸引孔の開閉に対して、複数の弁体が形成された1枚の板状の吸引孔開閉部のみ使用するため、吸引機構自体も単純化することができ、基板吸着装置自体のメンテナンスの容易化及びコストの低減を図ることができる。
本発明の第2実施態様に係る基板吸着装置は、前記閉塞板が、前記吸引孔によって露出した前記吸着部の内側表面に直接当接して前記吸引孔を閉塞することである。また、本発明の第実施態様に係る基板吸着装置は、上述した第1又は第2実施態様において、前記弾性支持板が、前記環状部を複数含み且つ複数の前記環状部同士を連結する連結部を含むことである。これにより、弾性支持板がばねの板バネのように機能することになり、重力の影響を受けずに、吸引孔の開閉を正確に行うことができる。
本発明の第実施態様に係る基板吸着装置は、上述した第実施態様において、前記閉塞板と前記環状部、及び互いに隣接する前記環状部が、複数の連結部によって連結されていることである。これにより、2点リンク機構を実現することができ、閉塞板の変位量を増加し、吸引孔の開閉をより容易且つ正確に行うことができる。
本発明の第実施態様に係る基板吸着装置は、上述した第1乃至第のいずれかの実施態様において、前記吸引孔が、前記弁体が内部に配設された第1貫通孔、及び前記閉塞板よりも小なる開口形状を含むことである。これにより、閉塞板を吸着部の内側側面に確実に当接することができ、吸引孔を確実に閉塞することができる。
本発明の第実施態様に係る基板吸着装置は、上述した第1乃至第のいずれかの実施態様において、前記吸着部が、前記基板に当接するエラストマー、並びに前記吸引孔開閉部を挟持する第1挟持板及び第2挟持板を含むことである。これにより、吸着部の主要構成部材を3つにすることができ、吸引機構自体もより単純化することができ、基板吸着装置自体のメンテナンスの容易化及びコストの低減を更に図ることができる。
本発明の第実施態様に係る基板吸着装置は、上述した第1乃至第のいずれかの実施態様において、前記複数の弁体が、前記吸引孔開閉部においてマトリックス状に形成されていることである。これにより、基板吸着装置が複数の吸引孔及び当該吸引孔に内設された弁体を備えることになり、吸引力の向上を図ることができる。
本発明の第8実施態様に係る基板吸着方法は、複数の吸引孔を備えるとともに前記吸引孔によって内側表面が露出した吸着部に基板を当接する当接工程と、前記吸引孔内の内部ガスを吸引する吸引工程と、前記内部ガスの吸引量が閾値以上になると、前記吸引孔内に配設された板状の弾性支持板が前記吸引孔の延在方向に沿って撓み、前記弾性支持板に支持された閉塞板が変位して前記吸引孔を閉塞する閉塞工程と、を有し、前記閉塞工程においては、前記閉塞板を中心として同心状に形成された環状部、前記閉塞板と前記環状部との間に位置する開口部、及び前記閉塞板と前記環状部とを連結する連結部からなる前記弾性支持板の構造により、前記閉塞板が前記吸引孔の延在方向に沿って平行移動して前記吸着部の前記内側表面に当接し、前記吸引孔を閉塞する
本実施態様においては、吸着部に内設された板状の吸引孔開閉部に弁体を形成し、内部ガスの吸引量に応じた当該弁体の動きによって吸引孔の開閉を行う。このため、吸引方向が限定されることもなく、吸引機構自体も単純化することができ、更には基板吸着装置自体のメンテナンスの容易化及びコストの低減を図ることができる。
本発明の第実施態様に係る基板吸着方法は、上述した第実施態様において、前記閉塞板による前記吸引孔の閉塞の開始は、前記吸引孔によって露出した前記吸着部の内側表面であって前記閉塞板と接触する部分と、変位前の前記閉塞板の位置とまでの距離によって調整されることである。これにより、閉塞板による吸引孔の閉塞の開始のタイミングを容易に調整することができ、吸着物である基板の寸法及び特性、並びに基板吸引装置の寸法に応じて、最適なタイミングにて吸引孔を閉塞することができ、より高精度の基板の吸着を実現することができる。
1 基板吸着装置
2 吸着部
3 蓋体(吸引孔連結部)
4 金属平板(吸引孔開閉部)
5 接続管
5a 貫通孔
6 エラストマー
7 第1挟持板
8 第2挟持板
8a 内側表面
11 貫通孔
12 貫通孔
12a 第1開口部
12b 第2開口部
12c 第3開口部
13 貫通孔
13a 第1開口部
13b 第2開口部
14 吸引孔
15 貫通孔
15a 連結口
15b 吸引口
21 弁体
22 閉塞板
23 弾性支持板
24 環状部
25 周辺領域
26 連結部
27 開口部
31 基板
32 スルーホール

Claims (9)

  1. 内部ガスを吸引して当接した基板を吸着する基板吸着装置であって、
    前記基板に当接し、複数の吸引孔を備える吸着部と、
    前記複数の吸引孔のそれぞれと連結する内部共有空間を前記吸着部と協働して形成し、前記内部共有空間から前記内部ガスを吸引するための吸引口を備える吸引孔連結部と、
    前記吸着部に内設され、前記吸引孔の開閉を行う複数の弁体を備える板状の吸引孔開閉部と、を有し、
    前記弁体は、前記吸引孔によって露出した前記吸着部の内側表面に当接して前記吸引孔を閉塞する閉塞板、前記閉塞板を前記吸引孔の延在方向に沿って平行移動可能に支持する弾性支持板を備え、
    前記弾性支持板は、前記閉塞板を中心として同心状に形成された環状部、前記閉塞板と前記環状部との間に位置する開口部、及び前記閉塞板と前記環状部とを連結する連結部を含み、
    前記閉塞板は、前記基板を吸引する前の状態から前記内側表面に向って平行移動して前記吸引孔を閉塞する基板吸着装置。
  2. 前記閉塞板は、前記吸引孔によって露出した前記吸着部の内側表面に直接当接して前記吸引孔を閉塞する請求項1に記載の基板吸着装置。
  3. 前記弾性支持板は、前記環状部を複数含み、且つ複数の前記環状部同士を連結する連結部を含む請求項1又は2に記載の基板吸着装置。
  4. 前記閉塞板と前記環状部、及び互いに隣接する前記環状部は、複数の連結部によって連結されている請求項3に記載の基板吸着装置。
  5. 前記吸引孔は、前記弁体が内部に配設された第1貫通孔、及び前記閉塞板よりも小なる開口形状を含む第2貫通孔を備える請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板吸着装置。
  6. 前記吸着部は、前記基板に当接するエラストマー、並びに前記吸引孔開閉部を挟持する第1挟持板及び第2挟持板を含む請求項1乃至5のいずれか1項に記載の基板吸着装置。
  7. 前記複数の弁体は、前記吸引孔開閉部においてマトリックス状に形成されている請求項1乃至6のいずれか1項に記載の基板吸着装置。
  8. 複数の吸引孔を備えるとともに前記吸引孔によって内側表面が露出した吸着部に基板を当接する当接工程と、
    前記吸引孔内の内部ガスを吸引する吸引工程と
    記内部ガスの吸引量が閾値以上になると、前記吸引孔内に配設された板状の弾性支持板が前記吸引孔の延在方向に沿って撓み、前記弾性支持板に支持された閉塞板が変位して前記吸引孔を閉塞する閉塞工程と、を有し、
    前記閉塞工程においては、前記閉塞板を中心として同心状に形成された環状部、前記閉塞板と前記環状部との間に位置する開口部、及び前記閉塞板と前記環状部とを連結する連結部からなる前記弾性支持板の構造により、前記閉塞板が前記吸引孔の延在方向に沿って平行移動して前記吸着部の前記内側表面に当接し、前記吸引孔を閉塞する基板吸着方法。
  9. 前記閉塞板による前記吸引孔の閉塞の開始は、前記吸引孔によって露出した前記吸着部の内側表面であって前記閉塞板と接触する部分と、変位前の前記閉塞板の位置とまでの距離によって調整される請求項8に記載の基板吸着方法。
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