JP5878069B2 - データ転送装置、データ転送方法、およびプログラム - Google Patents

データ転送装置、データ転送方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、非同期クロック間でデータの乗り換えを行うデータ転送装置等に関するものである。
従来、非同期クロック間でデータの乗り換えを行う場合に、データの乗り換えタイミングを制御することにより乗り換え時にデータ誤りを発生させないようにするデータ乗換回路が開発されている(特許文献1参照)。
特開平8−237232
従来のデータ乗換回路では、乗り換え元のクロックと乗り換え先のクロックとが予め決められており、予め決められたタイミングでデータの乗り換えを行っていた。つまり、乗り換え元のクロックまたは乗り換え先のクロックが変更された場合は、乗り換えのタイミングを改めて決める必要があり、乗り換え元のクロックと乗り換え先のクロックとに応じて、自動的にデータ乗り換えのタイミングを決定することができなかった。
本第一の発明のデータ転送装置は、第一クロックで動作する第一クロックドメインから、第一クロックとは異なる第2クロックで動作する第二クロックドメインへのデータ転送を行うデータ転送装置において、第一クロックドメインから第一クロックで転送データが書き込まれ、書き込まれた転送データが第二クロックドメインから第二クロックで読み出される転送データ保存部と、第一クロックドメインから、転送データの書き込みが完了したことを示す書込完了信号を受信する書込完了信号受信部と、書込完了信号の受信に応じて、第二クロックドメインに転送データの読み出しを許可することを示す読出許可信号を送信する読出許可信号送信部と、第二クロックドメインから、転送データの読み出しが完了したことを示す読出完了信号を受信する読出完了信号受信部と、読出完了信号の受信に応じて、第一クロックドメインに転送データの書き込みを許可することを示す書込許可信号を送信する書込許可信号送信部と、書込完了信号受信部が書込完了信号を受信したことを検知し、読出許可信号送信部に読出許可信号の送信を指示する読出許可部とを具備し、読出許可信号送信部は、指示に応じて、第二クロックドメインに読出許可信号を送信するデータ転送装置である。
このような構成により、乗り換え元のクロックと乗り換え先のクロックとに応じて、自動的にデータ乗り換えのタイミングを決定することができる。
また、本第二の発明のデータ転送装置は、第一の発明に対して、書込完了信号受信部が書込完了信号を受信してから読出許可信号送信部が読出許可信号を送信するまでの時間である待機時間を計測するための信号である計測信号を読出完了信号受信部に送信し、読出許可信号送信部が計測信号を受信するまでの時間を待機時間として取得する待機時間取得部をさらに具備し、読出完了信号受信部は、待機時間取得部から計測信号を受信し、計測信号を書込許可信号送信部に送信し、書込許可信号送信部は、読出完了信号受信部から計測信号を受信し、計測信号を書込完了信号受信部に送信し、書込完了信号受信部は、書込許可信号送信部から計測信号を受信し、計測信号を読出許可信号送信部に送信し、読出許可信号送信部は、書込完了信号受信部から計測信号を受信し、読出許可部は、書込完了信号受信部が書込完了信号を受信後、待機時間取得部が取得した待機時間の経過後に、読出許可信号送信部に読出許可信号の送信を指示するデータ転送装置である。
このような構成により、乗り換え元のクロックと乗り換え先のクロックとに応じて、自動的にデータ乗り換えのタイミングを決定することができる。
また、本第三の発明のデータ転送装置は、第一または第二の発明に対して、第二クロックドメインが、転送データ保存部に保存されている転送データの読み出しに失敗したか否かの判断を、予め決められた条件を用いて行い、転送データの読出エラーを検出する読出エラー検出部をさらに具備し、読出許可部は、読出エラーを検出しない場合は、読出許可信号送信部に読出許可信号の送信を指示し、読出エラーを検出した場合は、読出許可信号送信部に読出許可信号の送信を指示せず、読出許可信号送信部は、指示がある場合は、第二クロックドメインに読出許可信号を送信し、指示がない場合は、第二クロックドメインに読出許可信号を送信しないデータ転送装置である。
このような構成により、データの乗り換え時のエラーを検出することができる。
また、本第四の発明のデータ転送装置は、第三の発明に対して、読出エラー検出部が読出エラーを検出した場合に、待機時間取得部に対し待機時間の再取得を要求する再取得要求信号を送信する再取得要求信号送信部をさらに具備し、待機時間取得部は、再取得要求信号の受信に応じて、待機時間を再取得するデータ転送装置である。
このような構成により、データの乗り換え時のエラーが発生した場合に、乗り換え元のクロックと乗り換え先のクロックとに応じて、自動的にデータ乗り換えのタイミングを再決定することができる。
また、本第五の発明のデータ転送装置は、第三の発明に対して、読出エラー検出部が読出エラーを検出した場合に、第一クロックドメインに対し転送データ保存部への転送データの再書き込みを要求する再書込要求信号を送信する再書込要求信号送信部をさらに具備するデータ転送装置である。
このような構成により、データの乗り換え時のエラーが発生した場合に、データの送信側に、データの再送を要求することができる。
本発明によるデータ転送装置等によれば、乗り換え元のクロックと乗り換え先のクロックとに応じて、自動的にデータ乗り換えのタイミングを決定することができる。
実施の形態1のデータ転送装置1のブロック図 同データ転送装置1の全体動作について説明するフローチャート 同データ転送の例を示す図 同データ転送回路2の構成例を示す図 上記実施の形態におけるコンピュータシステムの概観図 上記実施の形態におけるコンピュータシステムのブロック図
以下、本発明によるデータ転送装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。また、所定の情報が格納され得る格納部等において、当該格納部に情報が記憶される過程は問わないものとする。例えば、記録媒体を介して情報が格納部等で記憶されるようになってもよい。また、通信回線などを介して送信された情報が格納部等で記憶されるようになってもよい。さらに、入力デバイスを介して入力された情報が格納部等で記憶されるようになってもよい。また、本実施の形態において説明する各情報の形式、内容などは、あくまで例示であり、各情報の持つ意味を示すことができれば、形式、内容などは問わない。
(実施の形態1)
本実施の形態において、第一クロックで動作する第一クロックドメインから、第一クロックとは異なる第2クロックで動作する第二クロックドメインへのデータ転送を行うデータ転送装置1について説明する。クロックドメインとは、一のクロックで動作する回路や装置などである。つまり、データ転送装置1は、異なるクロックで動作するクロックドメイン間でのデータ転送を行う。言い換えると、データ転送装置1は、非同期クロック間でのデータ乗り換えを行う。なお、当該装置には、回路も含まれる。
図1は、本実施の形態におけるデータ転送装置1のブロック図である。データ転送装置1は、転送データ保存部101、書込完了信号受信部102、読出許可信号送信部103、読出完了信号受信部104、書込許可信号送信部105、待機時間取得部106、読出許可部107、読出エラー検出部108、再取得要求信号送信部109、再書込要求信号送信部110を備える。
転送データ保存部101には、第一クロックドメインから、第一クロックで転送データが書き込まれる。また、第一クロックで書き込まれるとは、第一クロックに同期して書き込まれることである。また、転送データ保存部101に書き込まれた転送データは、第二クロックドメインから、第二クロックで読み出される。第二クロックで読み出されるとは、第二クロックに同期して読み出されることである。
また、転送データは、通常、マルチビット信号であり、当該マルチビット信号は、例えば、映像信号や、音声信号などである。なお、転送データの内容は、問わない。 また、転送データは、通常、単位画素や単位時間などの一の単位量あたりのデータである。つまり、転送データは、例えば、1画素あたりの画素データなどである。
また、例えば、データ転送装置1が、第一クロックドメインからの転送データを受信する受信部と、当該受信した転送データを転送データ保存部101に書き込む書込部とを具備しており、当該受信部と書込部とにより、転送データ保存部101に転送データが書き込まれてもよい。
また、例えば、データ転送装置1が、転送データ保存部101に保存されている転送データを読み出す読出部と、当該読み出した転送データを第二クロックドメインに送信する送信部とを具備しており、当該読出部と送信部とにより、転送データ保存部101から転送データが読み出されてもよい。
書込完了信号受信部102は、転送データの書き込みが完了したことを示す書込完了信号を、第一クロックドメインから受信する。第一クロックドメインは、通常、データ転送装置1に転送データの送信が完了した直後に、書込完了信号をデータ転送装置1に送信する。従って、書込完了信号受信部102は、第一クロックドメインがデータ転送装置1に転送データの送信が完了した直後に、書込完了信号を受信する。また、書込完了信号受信部102は、通常、書込完了信号を受信したことを、後述の読出許可信号送信部103と、読出許可部107とに通知する。当該「通知する」とは、例えば、書込完了信号を受信したことを示す信号など(以下、適宜、書込完了信号受信通知信号)を送信することである。また、当該書込完了信号受信通知信号は、例えば、書込完了信号であってもよい。
読出許可信号送信部103は、書込完了信号受信部102による書込完了信号の受信に応じて、転送データの読み出しを許可することを示す読出許可信号を、第二クロックドメインに送信する。書込完了信号受信部102は、通常、書込完了信号を受信すると、書込完了信号受信通知信号を、読出許可信号送信部103に送信する。従って、読出許可信号送信部103は、通常、書込完了信号受信通知信号の受信に応じて、第二クロックドメインに読出許可信号を送信する。なお、当該読込許可信号は、書込完了信号受信通知信号であってもよい。
また、読出許可信号送信部103は、通常、後述の読出許可部107からの指示に応じて、第二クロックドメインに読出許可信号を送信する。つまり、読出許可信号送信部103は、通常、書込完了信号受信通知信号の受信と、後述の読出許可部107からの指示に応じて、読出許可信号を送信する。なお、当該「読出許可部107からの指示」とは、例えば、読出許可信号の送信を指示することを示す信号(以下、適宜、読出許可信号送信指示信号)などを受信することである。
つまり、読出許可信号送信部103は、後述の読出許可部107からの指示がある場合は、第二クロックドメインに読出許可信号を送信し、当該指示がない場合は、第二クロックドメインに読出許可信号を送信しない。
読出完了信号受信部104は、転送データの読み出しが完了したことを示す読出完了信号を、第二クロックドメインから受信する。第二クロックドメインは、通常、データ転送装置1から転送データの受信が完了した直後に、読出完了信号をデータ転送装置1に送信する。従って、読出完了信号受信部104は、第二クロックドメインがデータ転送装置1から転送データの受信が完了した直後に、読出完了信号を受信する。また、読出完了信号受信部104は、通常、読出完了信号を受信したことを、後述の書込許可信号送信部105に通知する。当該「通知する」とは、例えば、読出完了信号を受信したことを示す信号など(以下、適宜、読出完了信号受信通知信号)を送信することである。また、当該読出完了信号受信通知信号は、例えば、読出完了信号であってもよい。
書込許可信号送信部105は、読出完了信号受信部104による読出完了信号の受信に応じて、転送データの書き込みを許可することを示す書込許可信号を、第一クロックドメインに送信する。読出完了信号受信部104は、通常、読出完了信号を受信すると、読出完了信号受信通知信号を、書込許可信号送信部105に送信する。従って、書込許可信号送信部105は、通常、読出完了信号受信通知信号の受信に応じて、第一クロックドメインに書込許可信号を送信する。なお、当該書込許可信号は、読出完了信号受信通知信号であってもよい。
待機時間取得部106は、書込完了信号受信部102が書込完了信号を受信してから読出許可信号送信部103が読出許可信号を送信するまでの時間を示す待機時間を取得する。待機時間の単位は、通常、「秒」である。当該「秒」には、「ミリ秒」や、「マイクロ秒」なども含まれる。また、待機時間は、例えば、第一クロックのクロック数や、第二クロックのクロック数などでもよい。具体的には、待機時間取得部106は、待機時間を計測するための信号である計測信号を読出完了信号受信部104に送信し、読出許可信号送信部103が計測信号を受信するまでの時間を待機時間として取得する。当該時間の計測の方法や手順などは、問わない。
また、待機時間取得部106が計測信号を読出完了信号受信部104に送信すると、読出完了信号受信部104は、当該計測信号を受信し、当該計測信号を書込許可信号送信部105に送信する。また、書込許可信号送信部105は、読出完了信号受信部104から計測信号を受信し、当該計測信号を書込完了信号受信部102に送信する。また、書込完了信号受信部102は、書込許可信号送信部105から計測信号を受信し、当該計測信号を読出許可信号送信部103に送信する。また、読出許可信号送信部103は、書込完了信号受信部102から計測信号を受信する。以上の様に、待機時間取得部106が計測信号を読出完了信号受信部104に送信すると、当該計測信号は、読出完了信号受信部104、書込許可信号送信部105、書込完了信号受信部102、読出許可信号送信部103の順に伝送される。つまり、待機時間取得部106は、当該計測信号が伝送されるに要する時間を待機時間として取得する。
また、待機時間取得部106は、例えば、データ転送装置1の電源がONになった直後や、予め決められたタイミング、第一クロックまたは第二クロックが変更された直後などに、待機時間を取得する。
また、待機時間取得部106は、例えば、後述の再取得要求信号送信部109が送信した再取得要求信号の受信に応じて、待機時間を再取得する。この場合、待機時間取得部106は、例えば、既に取得していた待機時間を増加する処理を行ってもよい。また、待機時間取得部106は、例えば、書込完了信号受信部102に計測信号を送信し、当該計測信号が書込完了信号受信部102から読出許可信号送信部103に伝送されるに要する時間を待機時間として取得してもよい。
なお、待機時間取得部106は、通常、上記の様にして取得した待機時間の補正を行う。当該「補正を行う」ことは、通常、所定の時間や、第一クロックの所定のクロック数、第二クロックの所定のクロック数などを加算することである。
読出許可部107は、転送データ保存部101に転送データが書き込まれたことと、書込完了信号受信部102が書込完了信号を受信したこととを検知し、読出許可信号送信部103に読出許可信号の送信を指示する。具体的には、読出許可部107は、書込完了信号受信部102が書込完了信号を受信後、待機時間取得部106が取得した待機時間の経過後に、読出許可信号送信部103に読出許可信号の送信を指示する。当該「書込完了信号を受信後」とは、例えば、書込完了信号受信部102が送信した書込完了信号受信通知信号を、読出許可部107が受信することである。また、当該「読出許可信号の送信を指示する」とは、例えば、読出許可信号送信指示信号などを送信することである。
また、後述の読出エラー検出部108が読出エラーを検出した場合、読出許可部107は、読出許可信号送信部103に読出許可信号の送信を指示しない。当該「読出エラーを検出した」とは、例えば、読出エラーを検出したことを示す信号など(以下、適宜、読出エラー検出信号)などを送信することである。この場合、読出許可部107は、当該読出エラー検出信号を受信する。そして、当該読出エラー検出信号を受信した場合、読出許可部107は、読出許可信号送信部103に読出許可信号の送信を指示しない。
読出エラー検出部108は、第二クロックドメインが、転送データ保存部101に保存されている転送データの読み出しに失敗したか否かの判断を、予め決められた条件を用いて行い、転送データの読出エラーを検出する。予め決められた条件とは、例えば、(1)読み出した転送データが、書き込まれた転送データと異なることや、(2)読み出す転送データが存在しないことなどである。つまり、(1)は、読み出したデータに関するエラーを検出するための条件である。また、(2)は、データの読み出し動作に関するエラーを検出するための条件である。また、当該条件は、通常、読出エラー検出部108が保持しているが、任意の記憶領域や、予め決められた記憶領域に保存されていてもよい。
また、(1)を検出するために、転送データ保存部101に保存されている転送データには、通常、いわゆる誤り検出符号(例えば、パリティビット、パリティコードなど)が付与されている。つまり、第一クロックドメインは、通常、転送データにいわゆる誤り検出符号を付与して、当該転送データを転送データ保存部101に書き込む。なお、当該誤り検出符号の付与は、書込部が行ってもよい。
また、読出エラー検出部108は、通常、上記の様な読出エラーの検出を、読出許可信号送信部103が読出許可信号を送信した直後に行う。このとき、読出エラー検出部108は、通常、転送データ保存部101から転送データを読み出し、当該読み出した結果を用いて、読出エラーの検出を行う。また、当該転送データの読み出しは、例えば、読出部が行ってもよい。
また、読出エラー検出部108は、転送データの読出エラーを検出した場合、当該読出エラーを検出したことを、読出許可部107、後述の再取得要求信号送信部109、および再書込要求信号送信部110に通知する。当該「通知する」とは、例えば、読出エラー検出信号を送信することである。
再取得要求信号送信部109は、読出エラー検出部108が読出エラーを検出した場合に、待機時間取得部106に対し待機時間の再取得を要求する再取得要求信号を送信する。この場合、再取得要求信号送信部109は、通常、読出エラー検出部108から読出エラー検出信号を受信する。そして、当該読出エラー検出信号を受信した場合、再取得要求信号送信部109は、待機時間取得部106に再取得要求信号を送信する。
再書込要求信号送信部110は、読出エラー検出部108が読出エラーを検出した場合に、第一クロックドメインに対し転送データ保存部101への転送データの再書き込みを要求する再書込要求信号を送信する。この場合、再書込要求信号送信部110は、通常、読出エラー検出部108から読出エラー検出信号を受信する。そして、当該読出エラー検出信号を受信した場合、再書込要求信号送信部110は、第一クロックドメインに再書込要求信号を送信する。
なお、転送データ保存部101は、通常、いわゆるレジスタが好適であるが、その他の記憶回路や、揮発性の記録媒体、不揮発性の記録媒体などでも実現可能である。
また、書込完了信号受信部102、読出許可信号送信部103、読出完了信号受信部104、書込許可信号送信部105、再取得要求信号送信部109、再書込要求信号送信部110は、通常、無線または有線の通信手段などで実現され得る。
また、待機時間取得部106、読出許可部107、読出エラー検出部108は、通常、IC(Integrated Circuit)などの集積回路で実現され得る。また、待機時間取得部106などは、MPUやメモリ等から実現され得えてもよい。この場合、待機時間取得部106などの処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。
次に、データ転送装置1の全体動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)読出許可部107は、待機時間取得部106が待機時間を取得済みであるか否かを判断する。取得済みである場合は、ステップS202に進み、そうでない場合は、ステップS210に進む。
(ステップS202)読出許可信号送信部103は、書込完了信号受信部102が書込完了信号を受信したか否かを判断する。受信した場合は、ステップS203に進み、そうでない場合は、ステップS202に戻る。
(ステップS203)読出許可部107は、読出許可信号の送信のタイミングであるか否かを判断する。読出許可部107は、例えば、書込完了信号受信部102が書込完了信号を受信後、待機時間取得部106が取得した待機時間が経過したか否かを判断する。送信のタイミングである場合は、ステップS204に進み、そうでない場合は、ステップS203に戻る。
(ステップS204)読出エラー検出部108は、読出エラーを検出したか否かを判断する。検出した場合は、ステップS215に進み、そうでない場合は、ステップS205に進む。
(ステップS205)読出許可部107は、読出許可信号送信部103に、読出許可信号送信指示信号を送信する。
(ステップS206)読出許可信号送信部103は、第二クロックドメインに、読出許可信号を送信する。
(ステップS207)書込許可信号送信部105は、読出完了信号受信部104が読出完了信号を受信したか否かを判断する。受信した場合は、ステップS208に進み、そうでない場合は、ステップS207に戻る。
(ステップS208)読出完了信号受信部104は、書込許可信号送信部105に、読出完了信号受信通知信号を送信する。
(ステップS209)書込許可信号送信部105は、第一クロックドメインに、書込許可信号を送信する。
(ステップS210)待機時間取得部106は、時間の計測を開始する。
(ステップS211)待機時間取得部106は、読出完了信号受信部104に、計測信号を送信する。
(ステップS212)待機時間取得部106は、読出許可信号送信部103が、ステップS211で送信した計測信号を受信したか否かを判断する。受信した場合は、ステップS213に進み、そうでない場合は、ステップS212に戻る。
(ステップS213)待機時間取得部106は、時間の計測を終了する。
(ステップS214)待機時間取得部106は、ステップS210からステップS213まで計測した時間を、待機時間として取得する。
(ステップS215)読出エラー検出部108は、ステップS204で検出した読出エラーが、転送データが存在しないことに関するエラーであるか否かを判断する。当該エラーである場合は、ステップS216に進み、そうでない場合は、ステップS217に進む。
(ステップS216)再取得要求信号送信部109は、待機時間取得部106に、再取得要求信号を送信する。
(ステップS217)再書込要求信号送信部110は、第一クロックドメインに、再書込要求信号を送信する。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理を終了してもよい。
また、図2のフローチャートのステップS211からステップS212において、待機時間取得部106が読出完了信号受信部104に送信した計測信号は、読出完了信号受信部104、書込許可信号送信部105、書込完了信号受信部102、読出許可信号送信部103の順に伝送される。
また、図2のフローチャートにおいて、制御信号を受信する部が当該制御信号を受信したか否かの判断については、適宜、省略していることは言うまでもない。
(具体例)
次に、データ転送装置1を回路で構成したデータ転送回路2を例に、データ転送装置1の動作の具体例について説明する。なお、本具体例において、データ転送回路2は、異なるクロックで動作する回路間でのデータ転送を行う回路である。また、当該異なるクロックは、それぞれ、第一クロック、第二クロックであるものとする。また、当該それぞれのクロックで動作する回路を、第一クロック回路、第二クロック回路とする。また、当該回路間で転送されるデータ(以下、転送データ)は、1フレーム分の映像信号から取得された任意の特徴量であるものとする。つまり、データ転送回路2は、1フレーム分の映像信号から取得された任意の特徴量が第一クロック回路から書き込まれ、当該1フレーム分の映像信号から取得された任意の特徴量を第二クロック回路が読み出すものとする。
図3に、データ転送の例を示す。図3において、書込側クロック(第一クロック)と、読出側クロック(第二クロック)とは異なっている。また、データ転送回路2が受信した転送データ(書込データ)は、データが確定しない不安定区間を経過後、送信できる状態となる(読出データ)。また、書込完了信号は、当該不安定区間のどこかで「0」から「1」になる。従って、データ転送回路2は、読出データが確定してから読出許可信号を第二クロック回路に送信する必要がある。この転送データの受信から読出許可信号の送信までが待機時間となるが、データ転送回路2は、当該待機時間を自動設定する。
また、図4に、データ転送回路2の構成例を示す。図4において、データ転送回路2は、エラー検出符号付与回路201、レジスタ202、エラー検出回路203、書込完了信号受信回路204、読出許可信号送信回路205、読出完了信号受信回路206、書込許可信号送信回路207、待機時間計測回路208を備える。
エラー検出符号付与回路201は、書込部、または第一クロック回路に相当する。また、レジスタ202は、転送データ保存部101に相当する。また、エラー検出回路203は、読出エラー検出部108、再取得要求信号送信部109、再書込要求信号送信部110に相当する。また、書込完了信号受信回路204は、書込完了信号受信部102に相当する。また、読出許可信号送信回路205は、読出許可信号送信部103、読出許可部107に相当する。また、読出完了信号受信回路206は、読出完了信号受信部104に相当する。また、書込許可信号送信回路207は、書込許可信号送信部105に相当する。また、待機時間計測回路208は、待機時間取得部106に相当する。
(例1)
まず、第一クロック回路の電源がONになったとする。すると、待機時間計測回路208は、第一クロックのカウントを開始する。そして、待機時間計測回路208は、当該カウントの開始と同時に、計測信号を読出完了信号受信回路206に送信する。当該計測信号は、読出完了信号受信回路206、書込許可信号送信回路207、書込完了信号受信回路204、読出許可信号送信回路205に伝送される。そして、待機時間計測回路208は、読出許可信号送信回路205が計測信号を受信すると同時に、第一クロックのカウントを終了する。そして、待機時間計測回路208は、当該カウントした第一クロックの数を待機時間として取得する。ここで、当該待機時間は、「7クロック」であるものとする。
次に、第一クロック回路が、レジスタに1フレーム分の映像信号から取得された任意の特徴量を書き込んだとする。すると、第一クロック回路は、当該書き込みの完了と同時に、書込完了信号をデータ転送回路2に送信する。
次に、書込完了信号受信回路204は、書込完了信号を受信する。そして、書込完了信号受信回路204は、書込完了信号受信通知信号を読出許可信号送信回路205に送信する。
次に、読出許可信号送信回路205は、書込完了信号受信通知信号を受信する。そして、読出許可信号送信回路205は、書込完了信号受信回路204が書込完了信号を受信してから、第一クロックの7クロック分の時間が経過したか否かを判断する。経過していない場合、読出許可信号送信回路205は、経過するまで待機する。経過した場合、読出許可信号送信回路205は、読出許可信号を第二クロック回路に送信する。
次に、第二クロック回路が、レジスタに保存されている1フレーム分の映像信号から取得された任意の特徴量を読み出したとする。すると、第二クロック回路は、当該読み出しの完了と同時に、読出完了信号をデータ転送回路2に送信する。
次に、読出完了信号受信回路206は、読出完了信号を受信する。そして、読出完了信号受信回路206は、読出完了信号受信通知信号を書込許可信号送信回路207に送信する。
次に、書込許可信号送信回路207は、読出完了信号受信通知信号を受信する。そして、書込許可信号送信回路207は、読出許可信号を第一クロック回路に送信する。
(例2)
まず、レジスタに、パリティビットが付与された任意の特徴量が保存されているとする。当該特徴量は、1フレーム分の映像信号から取得された特徴量である。つまり、エラー検出符号付与回路201が、第一クロック回路から1フレーム分の映像信号から取得された任意の特徴量を受信し、当該映像信号にパリティビットを付与し、当該映像信号をレジスタに書き込んだとする。
次に、上記の例1の様な処理を行い、読出許可信号送信回路205が、読出許可信号を送信するタイミングになったとする。これは、例えば、エラー検出回路203が、読出許可信号送信回路205の内部状態を取得し、当該内部状態により判断する。すると、エラー検出回路203は、レジスタに保存されている映像信号の誤りを、付与されているパリティビットを用いて検出する。ここで、誤りが検出されたとする。すると、エラー検出回路203は、読出エラー検出信号を読出許可信号送信回路205に送信する。また、エラー検出回路203は、再書込要求信号を第一クロック回路に送信する。
なお、エラー検出回路203は、例えば、誤りが解消されるまで、読出エラー検出信号を読出許可信号送信回路205に送信し続けてもよい。この場合、読出許可信号送信回路205は、読出エラー検出信号を受信している間は、書込完了信号受信通知信号を受信しても、読出許可信号を送信しない。また、エラー検出回路203は、例えば、誤りが解消された後に、当該誤りが解消されたことを通知する読出エラー解消信号を読出許可信号送信回路205に送信してもよい。この場合、読出許可信号送信回路205は、読出エラー検出信号を受信後、読出エラー解消信号を受信するまでは、書込完了信号受信通知信号を受信しても、読出許可信号を送信しない。また、読出エラーの解消後の読出許可信号送信回路205の動作は、例1と同様であるので、説明を省略する。
また、エラー検出回路203が、レジスタに映像信号が保存されていない読出エラーを検出した場合、エラー検出回路203は、待機時間計測回路208に再取得要求信号送信部109を送信する。この場合、読出許可信号送信回路205は、待機時間計測回路208が待機時間を再取得するまでは、書込完了信号受信通知信号を受信しても、読出許可信号を送信しない。また、レジスタに映像信号が保存されていない場合の読出エラーの検出の方法や手順などは、上記と同様であるので、説明を省略する。
以上、本実施の形態によるデータ転送装置1によれば、乗り換え元のクロックと乗り換え先のクロックとに応じて、自動的にデータ乗り換えのタイミングを決定することができる。
また、本実施の形態によるデータ転送装置1によれば、データの乗り換え時のエラーを検出することができる。
また、本実施の形態によるデータ転送装置1によれば、データの乗り換え時のエラーが発生した場合に、乗り換え元のクロックと乗り換え先のクロックとに応じて、自動的にデータ乗り換えのタイミングを再決定することができる。
また、本実施の形態によるデータ転送装置1によれば、データの乗り換え時のエラーが発生した場合に、データの送信側に、データの再送を要求することができる。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されてもよいことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理または各機能は、単一の装置または単一のシステムによって集中処理されることによって実現されてもよいし、あるいは、複数の装置または複数のシステムによって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよいし、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。
また、上記各実施の形態におけるデータ転送装置を実現するソフトウェアは、例えば、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、第一クロックで動作する第一クロックドメインから、前記第一クロックとは異なる第2クロックで動作する第二クロックドメインへのデータ転送を行うプログラムにおいて、コンピュータを、前記第一クロックドメインから前記第一クロックで転送データが書き込まれ、前記書き込まれた転送データが前記第二クロックドメインから前記第二クロックで読み出される転送データ保存部と、前記第一クロックドメインから、前記転送データの書き込みが完了したことを示す書込完了信号を受信する書込完了信号受信部と、前記書込完了信号の受信に応じて、前記第二クロックドメインに前記転送データの読み出しを許可することを示す読出許可信号を送信する読出許可信号送信部と、前記第二クロックドメインから、前記転送データの読み出しが完了したことを示す読出完了信号を受信する読出完了信号受信部と、前記読出完了信号の受信に応じて、前記第一クロックドメインに前記転送データの書き込みを許可することを示す書込許可信号を送信する書込許可信号送信部と、前記転送データ保存部に転送データが書き込まれたことと、前記書込完了信号受信部が書込完了信号を受信したこととを検知し、前記読出許可信号送信部に読出許可信号の送信を指示する読出許可部とを具備し、前記読出許可信号送信部は、前記指示に応じて、前記第二クロックドメインに読出許可信号を送信するプログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、ハードウェアでしか行われない処理は少なくとも含まれない。
また、上記プログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよいし、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。また、このプログラムは、プログラムプロダクトを構成するプログラムとして用いられてもよい。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよいし、複数であってもよい。つまり、集中処理を行ってもよいし、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、図5は、前述のプログラムを実行して、前述の実施の形態のデータ転送装置等を実現するコンピュータシステム9の概観図である。前述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。
図5において、コンピュータシステム9は、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ9011、FD(Flexible Disk)ドライブ9012を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。
図6は、コンピュータシステム9のブロック図である。図6において、コンピュータ901は、CD−ROMドライブ9011、FDドライブ9012に加えて、MPU(Micro Processing Unit)9013と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM(Read−Only Memory)9014と、MPU9013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM(Random Access Memory)9015と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク9016と、CD−ROMドライブ9011、FDドライブ9012、MPU9013等を相互に接続するバス9017とを備える。ここでは図示しないが、コンピュータ901は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを備えていてもよい。
コンピュータシステム9に、前述の実施の形態のデータ転送装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM9101、またはFD9102に記憶されて、CD−ROMドライブ9011またはFDドライブ9012に挿入され、さらにハードディスク9016に転送されてもよい。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク9016に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM9015にロードされる。プログラムは、CD−ROM9101、FD9102またはネットワークから直接、ロードされてもよい。
プログラムは、コンピュータ901に、前述の実施の形態のデータ転送装置等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいればよい。コンピュータシステム9がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかるデータ転送装置は、乗り換え元のクロックと乗り換え先のクロックとに応じて、自動的にデータ乗り換えのタイミングを決定することができるという効果を有し、データ転送装置等として有用である。
1 データ転送装置
101 転送データ保存部
102 書込完了信号受信部
103 読出許可信号送信部
104 読出完了信号受信部
105 書込許可信号送信部
106 待機時間取得部
107 読出許可部
108 読出エラー検出部
109 再取得要求信号送信部
110 再書込要求信号送信部

Claims (6)

  1. 第一クロックで動作する第一クロックドメインから、前記第一クロックとは異なる第クロックで動作する第二クロックドメインへのデータ転送を行うデータ転送装置において、
    前記第一クロックドメインから前記第一クロックで転送データが書き込まれ、前記書き込まれた転送データが前記第二クロックドメインから前記第二クロックで読み出される転送データ保存部と、
    前記第一クロックドメインから、前記転送データの書き込みが完了したことを示す書込完了信号を受信する書込完了信号受信部と、
    前記書込完了信号の受信に応じて、前記第二クロックドメインに前記転送データの読み出しを許可することを示す読出許可信号を送信する読出許可信号送信部と、
    前記第二クロックドメインから、前記転送データの読み出しが完了したことを示す読出完了信号を受信する読出完了信号受信部と、
    前記読出完了信号の受信に応じて、前記第一クロックドメインに前記転送データの書き込みを許可することを示す書込許可信号を送信する書込許可信号送信部と、
    前記書込完了信号受信部が書込完了信号を受信したことを検知し、前記読出許可信号送信部に読出許可信号の送信を指示する読出許可部とを具備し、
    前記読出許可信号送信部は、
    前記指示に応じて、前記第二クロックドメインに読出許可信号を送信するデータ転送装置であって、
    前記書込完了信号受信部が書込完了信号を受信してから前記読出許可信号送信部が読出許可信号を送信するまでの時間である待機時間を計測するための信号である計測信号を前記読出完了信号受信部に送信し、前記読出許可信号送信部が当該計測信号を受信するまでの時間を待機時間として取得する待機時間取得部をさらに具備し、
    前記読出完了信号受信部は、
    前記待機時間取得部から計測信号を受信し、当該計測信号を前記書込許可信号送信部に送信し、
    前記書込許可信号送信部は、
    前記読出完了信号受信部から計測信号を受信し、当該計測信号を前記書込完了信号受信部に送信し、
    前記書込完了信号受信部は、
    前記書込許可信号送信部から計測信号を受信し、当該計測信号を前記読出許可信号送信部に送信し、
    前記読出許可信号送信部は、
    前記書込完了信号受信部から計測信号を受信し、
    前記読出許可部は、
    前記書込完了信号受信部が書込完了信号を受信後、前記待機時間取得部が取得した待機時間の経過後に、前記読出許可信号送信部に読出許可信号の送信を指示するデータ転送装置
  2. 前記第二クロックドメインが、前記転送データ保存部に保存されている転送データの読み出しに失敗したか否かの判断を、予め決められた条件を用いて行い、転送データの読出エラーを検出する読出エラー検出部をさらに具備し、
    前記読出許可部は、
    前記読出エラーを検出しない場合は、前記読出許可信号送信部に読出許可信号の送信を指示し、前記読出エラーを検出した場合は、前記読出許可信号送信部に読出許可信号の送信を指示せず、
    前記読出許可信号送信部は、
    前記指示がある場合は、前記第二クロックドメインに読出許可信号を送信し、前記指示がない場合は、前記第二クロックドメインに読出許可信号を送信しない請求項記載のデータ転送装置。
  3. 前記読出エラー検出部が読出エラーを検出した場合に、前記待機時間取得部に対し待機時間の再取得を要求する再取得要求信号を送信する再取得要求信号送信部をさらに具備し、
    前記待機時間取得部は、
    前記再取得要求信号の受信に応じて、待機時間を再取得する請求項記載のデータ転送装置。
  4. 前記読出エラー検出部が読出エラーを検出した場合に、前記第一クロックドメインに対し前記転送データ保存部への転送データの再書き込みを要求する再書込要求信号を送信する再書込要求信号送信部をさらに具備する請求項記載のデータ転送装置。
  5. 第一クロックで動作する第一クロックドメインから、前記第一クロックとは異なる第クロックで動作する第二クロックドメインへのデータ転送を行うデータ転送方法において、
    前記第一クロックドメインから前記第一クロックで転送データが書き込まれ、前記書き込まれた転送データが前記第二クロックドメインから前記第二クロックで読み出される転送データ保存部と、書込完了信号受信部と、読出許可信号送信部と、読出完了信号受信部と、書込許可信号送信部と、読出許可部と、待機時間取得部とを用いて行われるデータ転送方法であって、
    前記書込完了信号受信部が、
    前記第一クロックドメインから、前記転送データの書き込みが完了したことを示す書込完了信号を受信する書込完了信号受信ステップと、
    前記読出許可信号送信部が、
    前記書込完了信号の受信に応じて、前記第二クロックドメインに前記転送データの読み出しを許可することを示す読出許可信号を送信する読出許可信号送信ステップと、
    前記読出完了信号受信部が、
    前記第二クロックドメインから、前記転送データの読み出しが完了したことを示す読出完了信号を受信する読出完了信号受信ステップと、
    前記書込許可信号送信部が、
    前記読出完了信号の受信に応じて、前記第一クロックドメインに前記転送データの書き込みを許可することを示す書込許可信号を送信する書込許可信号送信ステップと、
    前記読出許可部が、
    前記書込完了信号受信部が書込完了信号を受信したことを検知し、前記読出許可信号送信部に読出許可信号の送信を指示する読出許可ステップとを具備し、
    前記読出許可信号送信ステップでは、
    前記読出許可信号送信部が、
    前記指示に応じて、前記第二クロックドメインに読出許可信号を送信するデータ転送方法であって、
    前記待機時間取得部が、前記書込完了信号受信部が書込完了信号を受信してから前記読出許可信号送信部が読出許可信号を送信するまでの時間である待機時間を計測するための信号である計測信号を前記読出完了信号受信部に送信し、前記読出許可信号送信部が当該計測信号を受信するまでの時間を待機時間として取得する待機時間取得ステップをさらに具備し、
    前記読出完了信号受信ステップにおいて、
    前記待機時間取得部から計測信号を受信し、当該計測信号を前記書込許可信号送信部に送信し、
    前記書込許可信号送信ステップにおいて、
    前記読出完了信号受信部から計測信号を受信し、当該計測信号を前記書込完了信号受信部に送信し、
    前記書込完了信号受信ステップにおいて、
    前記書込許可信号送信部から計測信号を受信し、当該計測信号を前記読出許可信号送信部に送信し、
    前記読出許可信号送信ステップにおいて、
    前記書込完了信号受信部から計測信号を受信し、
    前記読出許可ステップにおいて、
    前記書込完了信号受信ステップで書込完了信号を受信後、前記待機時間取得ステップで取得された待機時間の経過後に、前記読出許可信号送信部に読出許可信号の送信を指示するデータ転送方法
  6. 第一クロックで動作する第一クロックドメインから、前記第一クロックとは異なる第クロックで動作する第二クロックドメインへのデータ転送を行うプログラムにおいて、
    前記第一クロックドメインから前記第一クロックで転送データが書き込まれ、前記書き込まれた転送データが前記第二クロックドメインから前記第二クロックで読み出される転送データ保存部を具備し、
    コンピュータを、
    前記第一クロックドメインから、前記転送データの書き込みが完了したことを示す書込完了信号を受信する書込完了信号受信部と、
    前記書込完了信号の受信に応じて、前記第二クロックドメインに前記転送データの読み出しを許可することを示す読出許可信号を送信する読出許可信号送信部と、
    前記第二クロックドメインから、前記転送データの読み出しが完了したことを示す読出完了信号を受信する読出完了信号受信部と、
    前記読出完了信号の受信に応じて、前記第一クロックドメインに前記転送データの書き込みを許可することを示す書込許可信号を送信する書込許可信号送信部と、
    前記書込完了信号受信部が書込完了信号を受信したことを検知し、前記読出許可信号送信部に読出許可信号の送信を指示する読出許可部として機能させるプログラムであって
    前記読出許可信号送信部は、
    前記指示に応じて、前記第二クロックドメインに読出許可信号を送信するものとして、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記書込完了信号受信部が書込完了信号を受信してから前記読出許可信号送信部が読出許可信号を送信するまでの時間である待機時間を計測するための信号である計測信号を前記読出完了信号受信部に送信し、前記読出許可信号送信部が当該計測信号を受信するまでの時間を待機時間として取得する待機時間取得部としてさらに機能させ、
    前記読出完了信号受信部は、
    前記待機時間取得部から計測信号を受信し、当該計測信号を前記書込許可信号送信部に送信し、
    前記書込許可信号送信部は、
    前記読出完了信号受信部から計測信号を受信し、当該計測信号を前記書込完了信号受信部に送信し、
    前記書込完了信号受信部は、
    前記書込許可信号送信部から計測信号を受信し、当該計測信号を前記読出許可信号送信部に送信し、
    前記読出許可信号送信部は、
    前記書込完了信号受信部から計測信号を受信し、
    前記読出許可部は、
    前記書込完了信号受信部が書込完了信号を受信後、前記待機時間取得部が取得した待機時間の経過後に、前記読出許可信号送信部に読出許可信号の送信を指示するものとして、コンピュータを機能させるためのプログラム
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