JP5877874B2 - プラグ接続具、および、プラグ接続具の製造方法 - Google Patents

プラグ接続具、および、プラグ接続具の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、点火プラグに接続されるプラグキャップなどのプラグ接続具およびプラグ接続具の製造方法に関する。
内燃機関に用いられる点火プラグは、プラグキャップなどのプラグ接続具と接続して使用される。例えば、直線状、または、屈曲した筒状の本体部と、本体部の端部に取り付けられたゴム製のシール部材と、を備えるプラグキャップが知られている(例えば、特許文献1)。このプラグキャップでは、端部に挿入される点火プラグやプラグコードの外表面とシール部材の内周面とが密着することにより、漏電(電流のリーク)が防止される。
本体部の外周面には、例えば、工具の係合や内燃機関への取り付けのために凹凸が形成されている。このために、本体部は、軸線と平行な合わせ面を有する成形型を用いて形成される。
特開2001−155837号公報
しかしながら、上記技術では、本体部の軸線方向の全長に亘って、金型の合せ面があった。このために、本体部とシール部材との間のシール性が悪化する可能性があった。さらに、このシール性の悪化により、プラグキャップの内側への水の侵入に起因して漏電するおそれがあった。
本発明の目的は、プラグ接続具において、本体部とシール部材との間のシール性を向上して、漏電を抑制することである。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例または形態として実現することが可能である。
[形態] 点火プラグと、前記点火プラグに電力を供給するためのプラグコードと、を電気的に接続する導電部と、
前記導電部の外周に配置される筒状の本体部と、
を備えるプラグ接続具であって、
前記本体部は、
前記本体部の前記軸線と垂直な方向の断面における形状が円形とは異なる外表面を有し、工具を係合させるための非円形部と、
前記非円形部より先端側に位置し、前記点火プラグの後端が挿入される先端側円筒部と、
前記非円形部より後端側に位置し、前記プラグコードの先端が挿入される後端側円筒部と、
を備え、前記先端側円筒部の外径は、前記非円形部の最大外径より大きく、かつ、前記後端側円筒部の外径は、前記非円形部の最大外径より小さくされており、
前記本体部の前記軸線を含む任意の断面において、
前記本体部の前記軸線と垂直な方向の長さは、先端から後端に向かって、減少または維持されていることを特徴とする、プラグ接続具。
[適用例1]点火プラグと、前記点火プラグに電力を供給するための接続部材と、を電気的に接続する導電部と、
前記導電部の外周に配置される筒状の本体部と、
を備えるプラグ接続具であって、
前記本体部の前記軸線を含む任意の断面において、
前記本体部の前記軸線と垂直な方向の長さは、前記本体部の前記軸線と垂直な方向の長さが最大となる前記軸線の方向の位置から端に向かって、減少または維持されていることを特徴とする、プラグ接続具。
上記構成によれば、本体部を型成形する場合に、軸線の方向に沿って型から本体部を抜くことができる。この結果、軸線と交差する面を合わせ面とする型を用いて、本体部を成形できる。したがって、軸線の方向に沿ったバリが本体部の外表面に形成されることを抑制することができる。したがって、第1のシール部と本体部の端部の外表面との間のシール性を向上して、漏電を抑制することができる。
[適用例2]適用例1に記載のプラグ接続具であって、
前記本体部は、前記本体部の前記軸線と垂直な方向の断面が円形とは異なる形状である非円形部を備えることを特徴とする、プラグ接続具。
こうすれば、非円形部に工具を係合させることによって、プラグ接続具が、工具に対して軸線を中心に回転することを抑制できる。この結果、プラグ接続具への接続部材の取り付けなどの作業性を向上することができる。
[適用例3]適用例2に記載のプラグ接続具であって、
前記非円形部の外表面は、前記本体部の前記軸線と平行な2つ以上の平面を含むことを特徴とする、プラグ接続具。
こうすれば、工具をより容易に非円形部に係合させることができる。
[適用例4]適用例3に記載のプラグ接続具であって、
前記2つ以上の平面は、互いに平行な2つの平面を含む、プラグ接続具。
こうすれば、一般的な工具を容易に非円形部に係合させることができる。
[適用例5]適用例1〜4のいずれか1項に記載のプラグ接続具であって、
前記本体部は、前記非円形部と前記軸線の方向に連続する部分に形成された段部を備えることを特徴とする、プラグ接続具。
こうすれば、非円形部に係合された工具が、プラグ接続具に対して、軸線の方向にずれることを抑制することができる。
[適用例6]適用例1〜5のいずれかに記載のプラグ接続具であって、
前記本体部の軸線は、先端から後端まで延びる直線である、プラグ接続具。
こうすれば、本体部を型成形する場合に、軸線の方向に沿って型から抜くことがより容易になる。
[適用例7]点火プラグと、前記点火プラグに電力を供給するための接続部材と、を電気的に接続する導電部と、
前記導電部の外周に配置される筒状の本体部と、
を備えるプラグ接続具の製造方法であって、
(a)内部に前記本体部の外形形状に対応する形状を有するキャビティを有し、2個以上の型部材を含む成形型を準備する工程と、
(b)前記成形型の内部の前記キャビティに、材料を充填して前記本体部を成形する工程と、
(c)前記成形型を開いて、前記本体部を取り出す工程と、を含み、
前記成形型の合わせ面は、前記成形型によって形成される前記本体部の軸線と交差する面を含み、
前記(c)工程において、前記本体部は、各型部材に対して前記本体部の軸線の方向に移動することによって、各型部材から取り出されることを特徴とする、プラグ接続具の製造方法。
上記構成によれば、本体部の外表面には、軸線に沿った突起(いわゆるバリ)が形成されない。成形型の合わせ面が、軸線CLと交差しているからである。この結果、プラグキャップにおいて、本体部の端部に、ゴム製のカバーが取り付けられたときに、カバーの内周面と、本体部の外表面と、の間のシール性が向上する。この結果、内部への水の浸入を抑制することができる。その結果、漏電をより確実に防止することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、点火プラグ用のプラグキャップや、点火プラグ用のプラグコード等の態様で実現することができる。
本発明の一実施例としてのプラグキャップ100を示す図である。 キャップ本体10の説明図である。 キャップ本体10の製造工程を示すフローチャートである。 キャップ本体10の成形に用いられる成形型を示す図である。 キャップ本体10の成形に用いられる成形型を示す図である。 プラグキャップのキャップ本体10Mを示す図である。 キャップ本体10Bの側面図である。 キャップ本体10Bの成形に用いられる成形型を示す図である。 非円形部14Cの形状を説明する図である。
A.第1実施例:
A−1. プラグキャップ100の全体構成
以下、本発明の第1実施例について説明する。図1は、本発明の一実施例としてのプラグキャップ100を示す図である。図1(A)には、プラグキャップ100の断面図が示され、図1(B)には、外観図が示されている。図示されたラインCLは、プラグキャップ100の中心軸を示している。図1(A)の断面は、中心軸CLを含む断面である。以下、中心軸CLのことを「軸線CL」とも呼び、中心軸CLと平行な方向を「軸線方向」とも呼ぶ。軸線CLを中心とする円の径方向を、単に「径方向」とも呼び、軸線CLを中心とする円の円周方向を「周方向」とも呼ぶ。軸線CLと平行な方向のうち、図1における下方向を第1方向D1と呼び、上方向を第2方向D2とも呼ぶ。図1における第1方向D1側をプラグキャップ100の先端側とも呼び、図1における第2方向D2側をプラグキャップ100の後端側とも呼ぶ。
図1のプラグキャップ100は、第2方向D2の端部に、点火プラグに電力を供給するための接続部材としてのプラグコード(図示省略)が接続され、第1方向D1の端部に、点火プラグ(図示省略)が接続される。図1に示すように、プラグキャップ100は、キャップ本体10と、コード取付ねじ20と、抵抗体30と、バネ40と、端子接続部材50と、を備えている。
キャップ本体10は、耐熱性および耐電圧性に優れる熱硬化性樹脂、例えば、不飽和ポリエステル樹脂やフェノール樹脂を用いて形成されている。キャップ本体10は、軸線CLに沿って延びる筒形状を有している。キャップ本体10の筒形状は、完全な円筒ではなく、略筒形状であればよく、例えば、外径や内径が中心方向の位置によって変化していても良い。具体的には、キャップ本体10は、第1方向D1側から第2方向D2方向側に向かって順に、最大径部11と、先端側円筒部12と、縮径部13と、非円形部14と、後端側円筒部15と、を備えている。すなわち、先端側円筒部12は、最大径部11より第2方向D2に配置されている。縮径部13は、先端側円筒部12より第2方向D2に配置されている。非円形部14は、縮径部13より第2方向D2に配置されている。後端側円筒部15は、非円形部14より第2方向D2に配置されている。
キャップ本体10の第1方向D1側の部分の内部、すなわち、最大径部11と先端側円筒部12の内部には、第1方向D1に開口する第1空洞16が形成されている。キャップ本体10の第2方向D2側の部分の内部、すなわち、後端側円筒部15の内部には、第2方向D2に開口する第2空洞18が形成されている。そして、キャップ本体10の中央部分の内部、すなわち、先端側円筒部12、縮径部13、非円形部14の内部には、第1方向D1側が第1空洞16に連通し、第2方向D2側が第2空洞18と連通する貫通孔17が形成されている。
コード取付ねじ20は、導電性を有する金属(例えば、真鍮)を用いて形成されている。コード取付ねじ20は、頭部を第1方向D1に向け、雄ねじを第2方向D2に向けて、キャップ本体10の第2空洞18内に配置されている。コード取付ねじ20は、2個のワッシャー4、5によって、第2空洞18を形成するキャップ本体10の内周面に固定されている。
ワッシャー4、5は、平面視が円形状を有しており、円形状の外縁部にギザギザ形状が形成されている。ワッシャー4、5の円形状の中央部には、孔が形成されており、当該孔にコード取付ねじ20の軸部分が挿入される。ワッシャー4、5は、キャップ本体10の第2空洞18の奥において、コード取付ねじ20の頭部に接触するまで押し込まれている。
コード取付ねじ20は、プラグキャップ100に、図示しないプラグコードを接続するために利用される。すなわち、プラグキャップ100にプラグコードを接続する際には、プラグコードの端が、第2空洞18に挿入され、コード取付ねじ20にねじ込まれる。これによって、プラグコード内の導線と、コード取付ねじ20とが、電気的に接続される。
抵抗体30は、円筒形状を有しており、キャップ本体10の貫通孔17内に配置されている。抵抗体30は、導電性セラミックスを用いて形成されており、所定の抵抗値(例えば、5kΩ)を有している。抵抗体30は、電気的なノイズを抑制するために設けられている。抵抗体30の後端は、コード取付ねじ20の頭部に接触している。
端子接続部材50は、導電性を有する金属(例えば、真鍮)で形成された筒形状を有する部材である。端子接続部材50は、頭部51と、頭部51より第1方向D1に配置された挿入部52と、挿入部52より第1方向D1に配置された露出部53と、を備えている。
端子接続部材50の内部には、プラグ挿入孔55が形成されている。プラグキャップ100の使用時において、プラグ挿入孔55には、第1方向D1側から第2方向D2に向かって点火プラグ(図示省略)の後端の端子電極が挿入される。
露出部53の外周には、環状のコネクタスプリング3が係合する溝531が形成されている。溝531には、プラグ挿入孔55と連通する切り欠き形成されている。これによって、溝531に係合されたコネクタスプリング3の一部が、切り欠きからプラグ挿入孔55に露出する。コネクタスプリング3のうち、プラグ挿入孔55に露出する部分によって、プラグ挿入孔55に挿入された点火プラグの端子電極が、プラグ挿入孔55内に固定される。
バネ40は、導電性を有する金属(例えば、ステンレス)を用いて形成されている。バネ40は、キャップ本体10の貫通孔17内において、抵抗体30と、端子接続部材50の頭部51と、の間に、軸線CLの方向に沿って圧縮された状態で、配置されている。バネ40の後端は、バネ40の弾性力によって、抵抗体30の先端に圧接されている。同様に、バネ40の先端は、バネ40の弾性力によって、端子接続部材50の頭部51に圧接されている。
コード取付ねじ20と、抵抗体30と、バネ40と、端子接続部材50とは、キャップ本体10の内部に、軸線CLに沿って同軸状に配置されている。これらの導電体20、30、40、50は、コード取付ねじ20に接続されるプラグコードと、端子接続部材50に接続される点火プラグと、を電気的に接続する導電部と、言うことができる。そして、キャップ本体10は、これらの導電体20、30、40、50の外周に配置される筒状の絶縁体と、言うことができる。
プラグキャップ100の第1方向D1の端部、すなわち、最大径部11と先端側円筒部12の先端側の部分には、プラグ側カバー60が取り付けられている。プラグ側カバー60は、シリコンゴムなどのゴムを用いて形成されている。プラグ側カバー60は、筒状の小径部61と、小径部61より第2方向D2に配置され、小径部61の外径より大きな外径を有する筒状の大径部62と、を備えている。孔611を形成する小径部61の内周面は、プラグキャップ100に接続される点火プラグ(図示省略)の外周面に密着して漏電を防止する。さらに、外部から第1空洞16内への水の侵入を防止し、侵入した水に起因する漏電を防止する。大径部62の孔621には、キャップ本体10の第1方向D1の端部が嵌合される。孔621を形成する大径部62の内周面は、最大径部11および先端側円筒部12の外周面に密着して、外部から第1空洞16内への水の侵入を防止する。
プラグキャップ100の後端側円筒部15の第2方向D2の端部には、コード側カバー70が取り付けられている。コード側カバー70は、プラグ側カバー60と同様に、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)などのゴムを用いて形成されている。コード側カバー70は、筒状の小径部71と、小径部71より第1方向D1に配置され、小径部71の外径より大きな外径を有する大径部72と、を備えている。孔711を形成する小径部71の内周面は、プラグキャップ100に接続されるプラグコード(図示省略)の外周面に密着して漏電を防止する。さらに、外部から第2空洞18内への水の侵入を防止し、侵入した水に起因する漏電を防止する。大径部72の孔721には、後端側円筒部15の第2方向D2の端部が嵌合される。孔721を形成する大径部72の内周面は、後端側円筒部15の外周面に密着して、外部から第2空洞18内への水の侵入を防止する。
A−2.キャップ本体10
次に、樹脂製のキャップ本体10の構成について、さらに、説明する。図2は、キャップ本体10の説明図である。図2(A)は、キャップ本体10を、第2方向D2側から第1方向D1方向に向かって見た図である。図2(B)は、図2(A)のB−B断面を示す図である。図2(C)は、図2(B)のC−C断面を示す図である。図2(B)、(C)のB−B断面、C−C断面は、キャップ本体10の軸線CLを含む断面の例である。
図2(A)に示すように、非円形部14は、軸線CLと垂直な方向の断面が円形とは異なる形状を有している。具体的には、非円形部14の軸線CLと垂直な方向の断面は、角が面取りされた略正方形の形状を有している。ここで円形とは異なる形状は、次のように定義できる。軸線CLと垂直な方向の断面において、形状の輪郭上の点の中から、形状の重心(例えば、軸線CLの位置)との距離が互いに異なる2個の点を、少なくとも1組以上選択できる場合には、当該形状は円形とは異なると言うことができる。
非円形部14の外表面は、軸線CLに平行な4つの平面S1〜S4を含んでいる。これらの4つの平面S1〜S4のうち、2つの平面S1、S2は、互いに平行である。また、これらの4つの平面S1〜S4のうち、2つの平面S3、S4は、互いに平行である。
また、非円形部14の第1方向D1の端と、縮径部13の第2方向D2の端と、の間には、段部SPが形成されている。すなわち、キャップ本体10の外表面において、非円形部14と第1方向D1(軸線方向)に連続する部分には、段部SPが形成されている。段部SPは、法線が第2方向D2と略平行な面を含んでいる。段部SPは、第2方向D2側から第1方向D1に向かって、工具を支持できる程度の急勾配で拡径している部分と言うこともできる。
また、図2(A)の非円形部14の略正方形の一辺と垂直な方向の長さをW1とし、略正方形の対角線方向の長さをW2とする。図2(B)に示すように、非円形部14の長さW1は、後端側円筒部15の外径R4と等しい(W1=R4)。また、図2(C)に示すように、非円形部14の長さW2は、縮径部13の第2方向D2の端の外径R3と等しい(W2=R3)。
さらに、図2(B)、(C)に示すように、キャップ本体10において、先端側円筒部12の外径R2は、最大径部11の外径R1より小さい(R1>R2)。また、縮径部13の外径は、第1方向D1の端から第2方向D2の端に向かって、R2からR3まで縮径している(R2>R3)。そして、後端側円筒部15の外径R4は、縮径部13の第2方向D2の端の外径R3より小さい(R3>R4)。
この結果、キャップ本体10の軸線CLを含む任意の断面において、キャップ本体10の軸線CLと垂直な方向の長さ(以下、単に、キャップ本体10の幅と呼ぶ)は、第1方向D1の端から第2方向D2の端に向かって、減少または維持されている。
例えば、図2(B)に示すように、B−B断面において、キャップ本体10の幅は、第1方向D1の端(最大径部11)から、第2方向D2方向に向かって、第2方向D2の端(後端側円筒部15)に至るまで、増加することなく、R1からR4まで減少または維持されている。図2(C)に示すC−C断面においても同様である。
A−3.キャップ本体10の製造方法
キャップ本体10は、射出成形などの型を用いる成形法によって製造される。図3は、キャップ本体10の製造工程を示すフローチャートである。ステップS1では、成形型が準備される。
図4、図5は、第1実施例のキャップ本体10の成形に用いられる成形型を示す図である。成形型300は、複数個の型部材、すなわち、第1型部材310と、第2型部材320と、第3型部材330と、を含んでいる。第2型部材320の内部には、キャップ本体10の外径形状に対応する形状を有するキャビティCVが形成されている。図4の例では、1個の第2型部材320に4個のキャビティCVが形成されている。キャビティCVは、成形型300によってキャビティCV内に形成されるキャップ本体10の軸線方向(図4、5の横方向)が、型の合わせ面SF1、SF2と垂直に交差するように形成されている。合わせ面SF1は、第2型部材320と第1型部材310との合わせ面であり、合わせ面SF2は、第2型部材320と第3型部材330との合わせ面である。
第1型部材310、および、第2型部材320には、キャップ本体10の内部の空洞を形成するための複数個のピンPN1、PN2が、例えば、着脱可能に配置されている。
準備された成形型300は、成形機に取り付けられ、閉じられた状態にセットされる。
図3のS2では、当該成形型300の内部のキャビティCVに、樹脂材料が充填されて、キャップ本体10の成形が行われる。例えば、図4の第2型部材320には、樹脂材料の充填孔MHが設けられている。これらの充填孔MHから、流動性を有する融体状態の樹脂材料がキャビティCV内に充填される。そして、樹脂材料がキャビティCV内で固化することによって、キャップ本体10が成形される。
S3では、成形型300の型開きが行われて、成形型300からキャップ本体10が取り出される。成形型300のスライド方向は、図5に矢印で示す。図5に示すように、第1型部材310は、成形されるキャップ本体10の軸線に沿った一方の方向に移動する。第1型部材310およびピンPN1は、成形されるキャップ本体10の軸線に沿った一方の方向に移動する。また、第3型部材330およびピンPN2は、第2型部材320に対して、図5の右方向、すなわち、成形されるキャップ本体10の軸線に沿った他方の方向に移動する。そして、第2型部材320のキャビティCV内のキャップ本体10は、第2型部材320に対して、図5の右方向、すなわち、成形されるキャップ本体10の軸線に沿った他方の方向に移動させられることによって、第2型部材320から取り出される。
以上のように、製造されることによって、キャップ本体10の外表面には、軸線CLに沿った突起(いわゆるバリ)が形成されない。成形型300の合わせ面SF1、SF2が、軸線CLと交差している(略垂直である)からである。この結果、例えば、プラグキャップ100において、キャップ本体10の第1方向D1の端部に、プラグ側カバー60が取り付けられたときに、プラグ側カバー60の大径部62の内周面と、キャップ本体10の外表面と、の間のシール性が向上する。同様に、キャップ本体10の第2方向D2の端部に、コード側カバー70が取り付けられたときに、コード側カバー70の大径部72の内周面と、キャップ本体10の外表面と、の間のシール性が向上する。この結果、第1空洞16や第2空洞18への水の浸入を抑制することができる。その結果、漏電をより確実に防止することができる。
また、図4から解るように、型のスライド方向と、成型されるキャップ本体10の軸線CLが平行になるように、成形型300内にキャップ本体10を成形するためのキャビティCVを配置できることによって、1個の成形型300辺りのキャップ本体10の取り数を増加させることができる。この結果、キャップ本体10の生産性を向上することができる。
上述したように、キャップ本体10の軸線CLを含む任意の断面において、キャップ本体10の幅は、第1方向D1の端から第2方向D2の端に向かって、減少または維持されている。この結果、図5に示すように、第2型部材320に対して、キャップ本体10が、軸線CLに沿って第1方向D1に移動することで、第2型部材320からキャップ本体10を適切に取り出すことができる。すなわち、キャップ本体10を型成形する場合に、軸線CLの方向に沿って成形型300からキャップ本体10を抜くことができる。この結果、軸線CLと交差する面を合わせ面SF1、SF2とする成形型300を用いて、キャップ本体10を成形できる。したがって、軸線CLの方向に沿ったバリがキャップ本体10の外表面に形成されることを抑制することができる。したがって、カバー60、70とキャップ本体10の外表面との間のシール性を向上して、漏電を抑制することができる。
例えば、仮に、キャップ本体10の幅が、第1方向D1の端から第2方向D2の端に向かって、増加している箇所が存在する場合には、当該箇所が存在するために、キャップ本体10を第2型部材320から取り出すことが困難になる。
さらに、キャップ本体10の幅は、第1方向D1の端から第2方向D2の端に向かって、減少または維持されているにも拘わらず、キャップ本体10は、軸線CLと垂直な方向の断面が円形とは異なる形状である非円形部14を備えている(図2(A))。こうすれば、非円形部14に工具を係合させることによって、プラグキャップ100が、工具に対して軸線CLを中心に回転することを抑制できる。この結果、プラグキャップ100への接続部材(例えば、プラグコード)の取り付けなどの作業性を向上することができる。
より具体的には、非円形部14の外表面は、軸線CLと平行な2つ以上の平面S1〜S4を含む(図2(A))。この結果、工具をより容易に非円形部14に係合させることができる。
さらに、2つ以上の平面S1〜S4は、互いに平行な2つの平面(例えば、平面S1とS2、あるいは、平面S3とS4)を含む。この結果、一般的な工具を容易に非円形部14に係合させることができる。
さらに、キャップ本体10は、非円形部14と軸線CLの方向に連続する部分に形成された段部SPを備える。この結果、非円形部14に係合された工具が、プラグキャップ100に対して、軸線CLの方向(第1方向D1)にずれることを抑制することができる。
さらに、コード取付ねじ20の軸線と、端子接続部材50の軸線とは、同じ軸線CL上に位置している。すなわち、キャップ本体10の軸線CLは、第1方向D1の端(先端とも呼ぶ)から第2方向D2の端(後端とも呼ぶ)まで延びる1本の直線である。この結果、
キャップ本体10を成形型300を用いて成形する場合に、軸線CLの方向に沿って成形型300からキャップ本体10を抜くことがより容易になる。
図6は、比較例のプラグキャップのキャップ本体10Mを示す図である。比較例のキャップ本体10Mの非円形部14Mの形状は、第1実施例のキャップ本体10の非円形部14の形状と異なっている。キャップ本体10Mの他の形状は、第1実施例のキャップ本体10の形状と同じである。図6(A)に示すように、比較形態のキャップ本体10Mは、非円形部14Mの軸線CLと垂直な特定方向の幅WMが、縮径部13の第2方向D2の端の外径より大きい。このために、比較例のキャップ本体10Mの幅は、第1実施例と異なり、第1方向D1の端から第2方向D2の端に向かって、増加する箇所を含んでいる。
このために、比較例のキャップ本体10Mは、図6(B)に示すような成形型500を用いて成形される。成形型500は、第1型部材510と第2型部材520とを備えている。成形型500のキャビティCVMは、第1型部材510と第2型部材520との合わせ面SFMと、キャビティCVMの内部で成形されるキャップ本体10Mの軸線CLと、が平行となるように、成形型500内に形成されている。成形型500の型開きが行われる場合に、第1型部材510と第2型部材520は、内部で生成されるキャップ本体10Mの軸線CLと垂直な方向に、離れる。そして、キャップ本体10Mは、第1型部材510や第2型部材520に対して、キャップ本体10Mの軸線CLと垂直な方向に移動させられることによって、成形型500から取り出される。
この結果、比較例のキャップ本体10Mの外表面には、軸線CLと平行なバリが形成される。このようなバリは、キャップ本体10Mの端部に、カバー60、70が取り付けられた場合に、カバー60、70とキャップ本体10の外表面との間のシール性の低下を引き起こし得る。この結果、漏電が発生しやすくなる可能性がある。
これに対して、第1実施例のプラグキャップ100は、上述したように、カバー60、70とキャップ本体10の外表面との間のシール性を向上して、漏電を抑制することができる。
B.第2実施例
図7は、第2実施例のキャップ本体10Bの側面図である。第2実施例のキャップ本体10Bの先端側円筒部12Bは、第1実施例のキャップ本体10の先端側円筒部12(図2)より軸線方向の長さが短い。第2実施例のキャップ本体10Bは、第1実施例のキャップ本体10とは異なり、最大径部11Bよりさらに第1方向D1に配置された最先端側円筒部19Bを備えている。最先端側円筒部19Bの外径は、例えば、先端側円筒部12Bの外径R2と同じであり、最大径部11Bの外径R1より小さい。第2実施例のキャップ本体10Bの他の構成は、第1実施例のキャップ本体10の構成と同じであるので、同一の構成については、図7において、図2と同一の符号を付し、その説明を省略する。
図8は、第2実施例のキャップ本体10Bの成形に用いられる成形型300Bを示す図である。成形型300B内に形成されたキャビティCVBのうち、キャップ本体10Bの最大径部11Bより第2方向D2(図8の左側)の部分を成形する部分は、第2型部材320Bに形成されている。キャビティCVBのうち、キャップ本体10Bの最大径部11Bより第1方向D1(図8の右側)の部分を成形する部分は、第3型部材330Bに形成されている。そして、すなわち、第2型部材320Bと第3型部材330Bとの合わせ面SF2Bの位置は、キャビティCVB内にて形成されるキャップ本体10Bの最大径部11Bの軸線方向の位置と一致している。成形型300Bの他の構成は、第1実施例の300(図4)の構成と同じであるので、同一の構成については、図8において、図4と同一の符号を付し、その説明を省略する。
以上説明した第2実施例においても第1実施例と同一の作用・効果を奏する。すなわち、キャップ本体10Bの軸線CLを含む任意の断面において、キャップ本体10Bの幅は、最大径部11Bから第1方向D1の端に向かって、減少または維持されている。さらに、キャップ本体10Bの幅は、最大径部11Bから第2方向D2の端に向かって、減少または維持されている。この結果、成形型の合わせ面SF2Bの位置を、成形されるキャップ本体10Bの最大径部11の位置と一致させることによって、キャップ本体10Bを、第2型部材320Bや第3型部材330Bに対して軸線CLに沿った方向に移動させることで、成形型300Bからキャップ本体10Bを取り出すことができる。この結果、軸線CLと交差する面を合わせ面SF1、SF2Bとする成形型300B(図8)を用いて、キャップ本体10Bを成形できる。したがって、軸線CLの方向に沿ったバリがキャップ本体10Bの外表面に形成されることを抑制することができる。したがって、カバー60、70とキャップ本体10の外表面との間のシール性を向上して、漏電を抑制することができる。
以上の説明から解るように、一般的に言えば、キャップ本体の軸線CLを含む任意の断面において、キャップ本体の幅は、キャップ本体の幅が最大となる軸線方向の位置から端に向かって、減少または維持されていればよい。例えば、第1実施例(図2)のように、キャップ本体の幅が最大となる軸線方向の位置が、第1方向D1の端である場合には、キャップ本体の幅は、第1方向D1の端から第2方向D2の端に向かって、減少または維持されていればよい。また、第2実施例(図7)のように、キャップ本体の幅が最大となる軸線方向の位置が、軸線方向の端とは異なる位置である場合には、キャップ本体の幅は、当該最大となる位置から第1方向D1の端に向かって減少または維持され、かつ、当該最大となる位置から第2方向D2の端に向かって減少または維持されていれば良い。
また、キャップ本体の幅が、特定の方向に向かって減少または維持されているとは、成型型からキャップ本体10を特定の方向とは反対方向に抜く場合に、成型型からのキャップ本体10の離脱が阻害されない程度に減少または維持されていることを意味する。例えば、キャップ本体10の表面粗さや模様による表面の僅かな凹凸、成形時に発生する引けや膨らみなどによる表面の僅かな凹凸などが存在しても、キャップ本体の幅が、特定の方向に向かって実質的に減少または維持されていれば良い。
C.変形例:
(1)図2に示す非円形部14の形状は、一例であり、この形状に限られない。図9は、変形例の非円形部14Cの形状を説明する図である。図9の非円形部14Cの外表面は、軸線CLと平行な2つの平面Sa、Sbを含んでいる。平面SaとSbは、互いに平行であり、平面SaとSbとの間の距離W1は、後端側円筒部15の外径と等しい。そして、14Cの外表面のうち、2つの平面Sa、Sbを除いた部分は、曲面Sc、Sdである。非円形部14Cの平面SaとSbと平行、かつ、軸線CLと垂直な方向の長さW2は、縮径部13の第2方向D2の端の外径と等しい。図9の段部SPC(ハッチングされた部分)は、第1実施例の段部SPより狭いことが解る。
一般的には、非円形部14の軸線CLと垂直な方向の断面の形状は、円形とは異なる形状であれば良い。円形とは異なる形状は、楕円形を含む。そして、工具が安定してプラグキャップ100を保持することを可能にする観点から、非円形部14の軸線CLと垂直な方向の断面の形状は、軸線CLと平行な2つ以上の平面を含むことが好ましく、軸線CLと平行な2つ以上の平面は、互いに平行な2つの平面を含むことがさらに好ましい。
(2)上記各実施例では、プラグ接続具の一例として、プラグキャップ100(図1)を例示しているが、これに限られない。例えば、プラグ接続具は、プラグキャップ100が端部に接続されたプラグコード(キャップ付きのプラグコード)として実現されても良い。また、プラグ接続具は、点火コイルを含み、第2方向D2の端部に、プラグコードに代えて、点火コイルの出力端子が直接に接続される、コイル一体型のプラグキャップとして実現されても良い。
(3)図1のプラグキャップ100の具体的な構成は、一例であり、これに限られない。例えば、抵抗体30は、省略されても良い。また、抵抗体30が端子接続部材50の第2方向D2側の端部に固定され、抵抗体30とコード取付ねじ20との間にバネ40が配置されても良い。
(4)また、図1のプラグキャップ100を構成する部材の材質は、上記で例示した材料に限られない。例えば、抵抗体30は、セラミックスに限らず、巻線抵抗体でも良い。また、端子接続部材50、コード取付ねじ20、バネ40は、各種金属、導電性樹脂、導電性セラミックスなど様々な材質が用いられ得る。また、図2のキャップ本体10は、不飽和ポリエステル樹脂やフェノール樹脂など熱硬化性樹脂で形成されている。これに代えて、キャップ本体10は、例えば、PPS樹脂などの熱可塑性樹脂など様々な絶縁性の材質で作製されても良い。また、プラグ側カバー60は、シリコンゴムに限らず、EPDMやアクリルゴムで作製されても良い。また、コード側カバー70は、EPDMに限らず、シリコンゴムやアクリルゴムで作製されても良い。
(5)また、図2(A)〜(C)の後端側円筒部15の外径R4は、非円形部14の長さW1より小さくてもよく(W1>R4)、縮径部13の第2方向D2の端の外径R3は、非円形部14の長さW2より大きくてもよい(W2<R3)。
以上、実施例、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した本発明の実施例、変形例は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
3...コネクタスプリング、4、5...ワッシャー、10...キャップ本体、11...最大径部、12...先端側円筒部、13...コード接続部、13...縮径部、14...非円形部、15...後端側円筒部、16...第1空洞、17...貫通孔、18...第2空洞、20...コード取付ねじ、30...抵抗体、40...バネ、50...端子接続部材、55...プラグ挿入孔、60...プラグ側カバー、70...コード側カバー、100...プラグキャップ、300...成形型、310...第1型部材、320...第2型部材、330...第3型部材、500...成形型、510...第1型部材、520...第2型部材、SP...段部

Claims (5)

  1. 点火プラグと、前記点火プラグに電力を供給するためのプラグコードと、を電気的に接続する導電部と、
    前記導電部の外周に配置される筒状の本体部と、
    を備えるプラグ接続具であって、
    前記本体部は、
    前記本体部の前記軸線と垂直な方向の断面における形状が円形とは異なる外表面を有し、工具を係合させるための非円形部と、
    前記非円形部より先端側に位置し、前記点火プラグの後端が挿入される先端側円筒部と、
    前記非円形部より後端側に位置し、前記プラグコードの先端が挿入される後端側円筒部と、
    を備え、
    前記先端側円筒部の外径は、前記非円形部の最大外径より大きく、かつ、前記後端側円筒部の外径は、前記非円形部の最大外径より小さくされており、
    前記本体部の前記軸線を含む任意の断面において、
    前記本体部の前記軸線と垂直な方向の長さは、先端から後端に向かって、減少または維持されていることを特徴とする、プラグ接続具。
  2. 請求項に記載のプラグ接続具であって、
    前記非円形部の外表面は、前記本体部の前記軸線と平行な2つ以上の平面を含むことを特徴とする、プラグ接続具。
  3. 請求項に記載のプラグ接続具であって、
    前記2つ以上の平面は、互いに平行な2つの平面を含む、プラグ接続具。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載のプラグ接続具であって、
    前記本体部は、前記非円形部と前記軸線の方向に連続する部分に形成された段部を備えることを特徴とする、プラグ接続具。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載のプラグ接続具であって、
    前記本体部の軸線は、先端から後端まで延びる直線である、プラグ接続具。
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