JP5875391B2 - 建築顧客支援システム - Google Patents

建築顧客支援システム Download PDF

Info

Publication number
JP5875391B2
JP5875391B2 JP2012023091A JP2012023091A JP5875391B2 JP 5875391 B2 JP5875391 B2 JP 5875391B2 JP 2012023091 A JP2012023091 A JP 2012023091A JP 2012023091 A JP2012023091 A JP 2012023091A JP 5875391 B2 JP5875391 B2 JP 5875391B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
construction
address
information
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012023091A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013161285A (ja
Inventor
大輔 細川
大輔 細川
和明 磯崎
和明 磯崎
Original Assignee
株式会社 ユメックスホーム
株式会社 ユメックスホーム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 ユメックスホーム, 株式会社 ユメックスホーム filed Critical 株式会社 ユメックスホーム
Priority to JP2012023091A priority Critical patent/JP5875391B2/ja
Publication of JP2013161285A publication Critical patent/JP2013161285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5875391B2 publication Critical patent/JP5875391B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、建築顧客支援システムに関し、特に、住居のリフォーム、増改築などの施工推奨時期を顧客に通知する建築顧客支援システムに関する。
特許文献1には、ネットワークを介して顧客専用の建築スケジュールを閲覧することによって、建築スケジュールを確認する建築スケジュール表示システムが開示されている。この建築スケジュール表示システムは、ネットワークを介して顧客に対して建築関連情報を提供する情報提供サイトを有し、情報提供サイトで新築、建て替え、増改築の建築種別と、建築着手時期の情報を入力して会員登録をおこなうための会員登録手段が設けられていて、建築種別に対応する複数種類の一般的な建築スケジュールモデルの中から顧客が会員登録の際に入力した建築種別により一つの建築スケジュールモデルを選択して、顧客が会員登録した日と、会員登録時に入力した建築着手時期に基づき実際の日に対応する顧客専用の建築スケジュールを作成して会員登録日以降の任意の日に情報提供サイトで閲覧可能とする建築スケジュール作成手段が設けられている。
特開2002−140389号公報
しかし、特許文献1に開示されている建築スケジュール表示システムは、建築後に顧客に対するアフターフォローをすることには不向きである。通常、例えば、新築物件は、数年或いは数十年も経過すればリフォームを行うであろうし、増改築を行うこともあろう。係る場合に、顧客に対して適切な対応ができなければ、顧客満足度は向上しない。
そこで、本発明は、建築予定のスケジュールを有効利用することで、顧客に対するアフターフォローに好適な建築顧客支援システムを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の建築顧客支援システムは、
各顧客の氏名、住所、連絡先、施工履歴、施工予定完了日時、リフォーム対象に係る交換推奨情報が格納されている格納媒体と、
前記格納媒体を参照して所定期日内に施工予定完了日時が到来する顧客の住所と前記施工履歴と前記交換推奨情報とに基づき施工推奨時期が到来する顧客を特定する特定手段とを備える。
また、本発明の建築顧客支援システムは、前記特定手段によって特定された顧客に対して前記施工推奨時期を通知する通知手段を備えたり、さらに、前記通知手段による通知先からの予約を受け付ける受付手段を備えたりしてもよい。
さらに、前記特定手段によって特定された顧客の氏名及び連絡先を再度特定するリマインダ手段と、前記受付手段によって受け付けられた予約元の住所と前記施工予定先の住所とに基づいて前記リマインダ手段による特定対象をフィルタリングするフィルタ手段とを備えることもできる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の建築顧客支援システムの模式的な構成を示すブロック図である。図1には、以下説明する、管理者用情報処理装置100と、データベース(以下、「DB」と称する)200と、顧客用情報処理装置300と、ネットワーク400とを示している。
管理者用情報処理装置100は、リフォーム業者の管理者等が操作するものであり、DB200に対して必要な情報を入力したり、DB200内に格納されている顧客情報に基づいて顧客に対する情報提供を行ったりするためのものである。管理者用情報処理装置100としては、専用機を用いることもできるし、汎用的なパーソナルコンピュータ等を用いることもできる。
また、管理者用情報処理装置100は、本実施形態では、以下説明する、特定手段110と、通知手段120と、受付手段130とを備える。
特定手段110は、DB200に格納されている各種情報に基づいて施工推奨時期を通知する顧客を特定するものである。特定手段110は、後述する、読出手段112と、リマインダ手段114と、フィルタ手段116とを備える。なお、施工推奨時期とは、施工日を含む施工履歴と部品等の交換推奨時期を示す情報とに基づき算出されるものである。
通知手段120は、主として、特定手段110によって特定された顧客の連絡先に対して施工推奨時期、或いは、顧客にとって有益な情報を通知するものである。顧客にとって有益な情報を通知としては、ランニングコストが安価な新製品の紹介であったり、御用聞きに伺うといったものであったり、リフォームなどの無料見積・査定に伺うといったものであったり、物件のリフォーム対象についてのリフォーム時期の診断を行うといったものなど種々のものが考えられる。また、通知手段120は、所定の施工予約受付数に到達した場合に、施工推奨時期の通知済みの顧客の連絡先に対して、その旨を通知するものでもある。
ここでは、具体的な通知方法としては、ファクシミリ、eメールなどのいずれかを用いることができるが、eメールを用いることが望ましい。これは、施工推奨時期が通知される顧客が複数ある場合に、複数の顧客から同じようなタイミングで施工予約がなされたことによって、予約のダブルブッキングが生じることがないように、略リアルタイムでDB200の更新をすることができるためである。
すなわち、複数の顧客から同じようなタイミングで施工予約がなされた場合には、最先の顧客からの予約を受け付け、他の顧客からの予約は受け付けないようにすることが必要であり、このためには、複数の電話オペレータが対応するといった手法ではなく、eメールを受信したら、DB200のスケジュールの最新状況を確認してスケジュールが空いて入れば予約を受け付けるとともに、即座に、DB200のスケジュールを更新するようにすればよい。一方、DB200のスケジュールの最新状況を確認してスケジュールが空いて入れば予約を受けられない旨を返信すればよい。
もっとも、通知手段120を備えることは必須ではなく、通知手段120に代えて、例えば、電話オペレータなどが電話で顧客に施工推奨時期を知らせるようにしてもよい。
受付手段130は、通知手段120による通知に応じて、或いは、自発的に、顧客からなされる施工予約を受け付けるものである。ここでの具体的な受け付けには、例えばeメール或いはファクシミリを用いることができる。
読出手段112は、DB200に格納されているスケジュールを参照して、所定の期日内(例えば、当該参照日から1カ月以内)に到来する施工予定完了日時に対応する施工予定の顧客(例えば、顧客A)の住所(例えば、○○区××町・・・)を読み出し、当該住所に基づいてDB200に格納されている顧客情報を参照することによって、当該住所に対応する住所(例えば、○○区△△町・・・、又は、○○区○○町・・・)を含んでいて、かつ、施工履歴と交換推奨情報とに基づき施工推奨時期が到来する顧客の氏名(例えば、B,C)及び連絡先(例えば、aaa@...、又は、bbb@...)を読み出すものである。
上記の「当該住所に対応する住所」とは、例えば、当該住所と市町村区まで住所が共通している、その隣接市町村区である、当該住所から所定距離内である、或いは、当該住所とリフォーム業者所在地とを結ぶ地域に割り当てられているものといったような条件を満たす住所とすればよい。
交換推奨情報は、例えば、リフォーム業者内の管理者等が例えば施工対象事項毎に管理者用情報処理装置100を通じてDB200に登録しておけばよい。例示すると、水周りリフォームであれば、前回の水周りリフォームから例えば約10年経過するタイミングが施工推奨時期となるようにしておくことが考えられるので、前回の水周りリフォームから10年後となったときに、読出手段112によってピックアップされるようにしておけばよい。或いは、洗面台など各種製品には、通常、そのメーカ保証期間があることから、その期間に基づく時期となったときに、読出手段112によってピックアップされるようにしておけばよい。
なお、特定手段110は、顧客の氏名及び連絡先の読み出しに際して、施工推奨対象の種別なども考慮して、施工推奨時期を通知すべき顧客の氏名及び連絡先を特定することが好ましい。これは、簡易な部品交換作業とは異なり、丸一日リフォーム作業が必要な場合には、施工推奨対象が到来する場合には、敢えて、本実施形態の建築顧客支援システムにおいて通知をするよりも、別途、顧客が都合の良い日に訪問した方が好ましいからという理由である。このことは、複数日に亘ってリフォーム作業が必要な場合であって、その最終日も終日必要である場合にもあてはまる。
リマインダ手段114は、施工推奨時期が到来する顧客の氏名及び連絡先を、例えば、施工予定完了日時の1週間前などに再度特定するものである。リマインダ手段114を備えると、施工予約をしようとしていた顧客が予約忘却することを防止できることから、リフォーム業者等にとっても施工予約による売上向上に寄与するという利点がある。
フィルタ手段116は、受付手段130によって受け付けられた施工予約元の顧客の住所と当該住所に対応する施工予定先の住所とに基づいて、リマインダ手段114による特定対象をフィルタリングする、或いは、リマインダ手段114による特定に先立って所要のものを読み出し対象から予めフィルタリングしておくものである。フィルタ手段116を備えることによって、施工予約元、施工予定先に対して無意味な通知をすること、及び、これに基づく予約トラブルの未然防止が期待できる。
さらに、フィルタ手段116のフィルタリング処理のための判断材料として、住所情報に加えて地図情報、或いは、郵便番号情報を含めるとよい。こうすると、例えば、以下のような条件の場合に、リフォーム作業の効率化を図ることができる。
(条件1)
顧客A,B宅が相互に比較的近い距離に位置し、顧客C宅がリフォーム業者所在地と顧客A宅との略中間地点に位置していたとする。
(条件2)
顧客Aが施工予定先の顧客であり、かつ、顧客B,Cが通知手段112による施工推奨時期が到来する旨の通知対象の顧客であったとする。
(条件3)
顧客A宅のリフォーム完了日であって、その完了後の時間帯で顧客C宅から施工予約があったとする。
係る条件の場合には、仮に、顧客B宅からの施工予約があったとしても、顧客C宅の施工完了後に顧客B宅の施工を受けたのでは、顧客C宅から顧客B宅までの相対的に長い移動時間がかかるので作業効率が悪い。したがって、地図情報も考慮することで、顧客B宅に対してはフィルタ手段116によってフィルタリングすることで、リマインダ通知を行わないようにすることも一法である。
具体的には、顧客C宅からの施工予約があった場合には、顧客C宅とリフォーム業者所在地とを結ぶエリアから外れた住所の顧客の連絡先をフィルタリングすればよい。
ここで、上記例においては、仮に、顧客B宅もリフォーム予約をしようとしていた場合には、フィルタリング処理によって顧客B宛てのリマインダ通知を行わないとすれば、その結果として、顧客B宅からのリフォーム予約を取り逃がす可能性がある。これでは、顧客Bのようにフィルタリングによってリマインダ通知対象外となった顧客に対する十分なアフターフォローを行っているとは言えないので、リマインダ通知対象外となった顧客宅付近に提携先のリフォーム業者が存在するような場合には、それらの顧客宛てに、別途、提携先のリフォーム業者への相談、リフォーム予約を促すような通知を行ってもよい。逆に言えば、提携先のリフォーム業者が存在しなかったとしても、近所のリフォーム業者への相談、リフォーム予約を促すような通知を行ってもよい。こうすれば、顧客B宅の付近が所在地であるリフォーム業者に対して顧客Bに紹介することで、そのリフォーム業者と提携を図るといったことも可能となろう。
また、例えば、上記各条件1〜3に対して、下記条件が付加されたとする。
(条件4)
顧客A宅のリフォーム完了時刻が例えば正午、顧客C宅での施工開始時刻が例えば16時だったとする。
係る条件の場合には、顧客A宅のリフォーム完了にリフォーム業者が一度会社に戻ってから再び顧客C宅のリフォームに出向くのは効率が悪い一方で、顧客A,C宅からあまりに遠方の顧客からの施工に応じるほどの時間は見込めないといえる。
このような場合、顧客A宅のリフォーム完了から顧客C宅での施工開始までの間に、顧客A宅と顧客C宅との間のエリアの住所の顧客宅(例えば、顧客B宅)が連絡先として選定される一方で、顧客A,C宅を結ぶ地域から離れた地域が住所となる顧客は選定されないような条件でフィルタリングすればよい。
DB200は、管理者用情報処理装置100に係るリフォーム業者の各顧客の氏名、住所、連絡先、施工履歴を含む顧客情報と、施工予定先の住所及び日時を含むスケジュールと、施工推奨時期を求めるために必要な部品等の交換推奨情報とが格納される格納媒体である。
DB200に格納される各種情報については、図2を用いて後述するが、例えば、マンションのような集合住宅では、いわゆる管理会社がマンション管理を行っていることもある。この種の管理会社では、どのようなリフォームを行ったかということは非常に重要である。なぜなら、例えば、マンションの場合には、マンション内の配管詰まりを防止するために、配管内を定期的に高圧洗浄することがあるが、係る場合には、配管の一部がリフォームによって、例えば鉄管から塩化ビニール管に変わっていたとしたら、その継手等に対して悪影響を及ぼさないように洗浄条件を変更すべき場合もあるという理由からである。したがって、DB200には、リフォーム等に関する様々な情報を格納するとよい。
顧客用情報処理装置300は、管理者用情報処理装置100に係る顧客が操作するものであり、管理者用情報処理装置100からネットワーク400を通じて提供される情報を受信するとともに、当該情報に対する返答を送信するものである。顧客用情報処理装置300としては、専用機を用いてもよいし、汎用的なパーソナルコンピュータ、電話機、ファクシミリ装置等としてもよい。
ネットワーク400は、主として、管理者用情報処理装置100と顧客用情報処理装置300とを接続するものであり、典型的には、インターネットが挙げられるが、電話回線などを含む、他の通信回線を採用することも可能である。
なお、図1には、ネットワーク400には、管理者用情報処理装置100と顧客用情報処理装置300とが一台ずつしか接続されていないように示されているが、実際には、顧客用情報処理装置300が複数台接続されており、規模に応じて管理者用情報処理装置100も複数台接続されていることが通常であろう。また、DB200も図示しないイントラネットなどのネットワークに対して複数台が接続されていてもよい。
図2は、図1に示すDB200に格納されている情報の概要を示す図である。図2に示すように、DB200に格納される情報は、各顧客の氏名、住所、連絡先、施工履歴を含む「顧客情報」と、リフォーム或いは増改築等の施工予定が決定している顧客の住所及び日時を含む「スケジュール」と、施工対象毎の「交換推奨情報」とが挙げられる。
「顧客情報」には、少なくとも、顧客の氏名、住所、連絡先、施工履歴を含めるようにしている。連絡先としては、電話番号・ファクシミリ番号・メールアドレス等、種々のものが考えられるが、既述のように、ダブルブッキングの問題を回避するためにはeメールを用いることが望ましい。
もっとも、メールの通信環境が整っていない顧客も存在する可能性があるので、係る場合には、電話番号、ファクシミリ番号等の他の連絡先を用いればよい。施工履歴には、施工実施日、施工内容を含めるようにしている。施工内容としては、例えば、洗面台の取替を行った場合には、取り替えた洗面台のメーカ名、型番などの情報も含めるとよい。なお、以下説明する「スケジュール」の場合とは異なり、施工履歴には、施工実施時間まで含めなくてよく、施工実施日で足りる。
「スケジュール」には、施工予定日時、施工予定内容を含めるようにしている。施工予定日時としては、2012年1月10日の10:00〜11:00などのような情報とすればよい。ここでいう、施工予定日時とは、施工が一日以内に完了する場合にはその日におけるものであり、施工が複数日に亘って行われる場合には施工完了予定日におけるものという意味である。なお、本実施形態では、施工予定日時としては、施工開始予定時刻はもとより、施工終了予定時刻が重要である。その後の施工予約に対して順調に対処していくためである。
また、施工予定内容としては、例えば、洗面台の取替を行うような場合には、取り替える洗面台のメーカ名、型番などの情報も含めるとよい。
「交換推奨情報」としては、施工対象事項毎に、対応する期間を格納すればよく、例えば、キッチン周りの部品交換として5年であるとか、洗面台の取替として10年であるとか、期間と施工対象とを一対で格納すればよい。
つぎに、図1の建築顧客支援システムの動作概要について説明する。まず、図1の建築顧客支援システムの前提条件について説明する。
(前提条件)
・読出手段112に関しては、
(1)DB200に格納されている「スケジュール」を参照した際に、当該参照日から例えば1カ月以内に到来する施工予定完了の日時に係る顧客の住所を読み出すこと、
(2)当該住所に基づいてDB200に格納されている顧客情報を参照した際に、当該住所と市町村区まで住所が共通していて、かつ、施工推奨時期が上記参照日から±3カ月以内に到来する顧客の氏名及び連絡先を読み出すこと、
が設定されていたとする。もちろん、この設定条件は、管理者が任意に選択して設定可能とすればよい。
・DB200に格納されている情報としては、
(1)図2に示すように「顧客A」宅では、「2011年12月15日10時00分〜11時00分」に「キッチンリフォーム」を行う予定であり、
(2)「顧客B」に係る施工履歴として「2001年12月20日」に「洗面台取替」を行ったこと、
(3)「顧客C」に係る施工履歴として「1996年11月14日」に「クロス貼替」を行ったこと、
(4)「洗面台取替」に係る施工推奨時期が例えば10年であり、「クロス貼替」に係る交換推奨情報が例えば15年であること、
であったとする。
以上の前提の下では、図1の建築顧客支援システムの動作は以下のようになる。
(動作概要)
2011年11月15日になると、当該参照日から1カ月以内に施工予定完了の日時が到来する「2011年12月15日10時00分〜11時00分」に、「顧客A」宅で「キッチンリフォーム」を行う予定であることがDB200に格納されているので、読出手段112がDB200に格納されているスケジュールを参照した場合には「顧客A」の住所である「○○区××町・・・」が読み出される。
つぎに、読出手段112は、その住所「○○区××町・・・」に基づいてDB200に格納されている顧客情報等を参照し、当該住所に対応する住所として同一区内のもので、かつ、施工履歴と交換推奨情報とに基づき施工推奨時期が到来する顧客の氏名及び連絡先があれば、それを読み出すことになる。
ここでは、顧客Bの住所に着目すると、顧客Aの住所と対比して「○○区」までが同一であり、しかも、顧客Bの施工履歴として「2001年12月20日」に「洗面台取替」を行ったことが格納されているから、2011年11月15日現在では、前回の「洗面台取替」から約9年11カ月が経過していることになる。
そして、「洗面台取替」に係る交換推奨情報が10年であるから、顧客Bの「洗面台取替」についての施工推奨時期は、DB200の参照日である2011年11月15日から±3カ月以内に到来するものであるから、顧客Bの氏名及び連絡先が読み出される。
また、顧客Cの住所に着目した場合も、顧客Aの住所と対比して「○○区」までが同一であり、しかも、顧客Cの施工履歴として「1996年11月14日」に「クロス貼替」を行ったことが格納されているから、2011年11月15日現在では、前回の「クロス貼替」から約14年11カ月が経過していることになる。
そして、「クロス貼替」に係る交換推奨情報が15年であるから、顧客Cの「クロス貼替」についての施工推奨時期は、DB200の参照日である2011年11月15日から±3カ月以内に到来するので、顧客Cの氏名及び連絡先も読み出される。
ここでは、理解容易のため、特定手段110による、施工推奨対象の種別などに基づく顧客の連絡先の特定についての説明を割愛するが、既述のように、これらを考慮して施工推奨時期を通知すべき氏名及び連絡先を特定してもよい。
つぎに、通知手段120は、特定手段110によって特定された顧客の連絡先に対して、eメールによって施工推奨時期として施工予定日と同日で、かつ、施工予定完了時刻に対して移動時間、完了時間の若干の延長などを考慮して例えば30分を加えて、「2011年12月15日11時30分以降」であれば施工可能である旨を通知する。
具体的には、2011年12月15日11時00分に完了予定のリフォーム等の施工が、近所の別宅で予定されているので、その後に、お宅でもリフォーム等の施工が可能である、或いは、御用聞きに伺うことが可能である旨などの内容で通知をすればよい。
これらの通知は、ネットワーク400を通じて送信され、それぞれ顧客B,Cの顧客用情報処理装置300で受信されることになる。したがって、顧客B,Cは、それぞれ、当該eメールを参照することによって、「洗面台取替」、「クロス貼替」の時期が近付いていることを知ることができる。換言すると、リフォーム業者としては、このような通知によって、顧客B,Cからの潜在的な施工予約を見込むことができる。
なお、仮に、顧客B,Cのいずれかに、eメールを行うための通信環境が整っていなかった場合には、管理者用情報処理装置100は、付帯するディスプレイに他の連絡先としての電話番号或いはファクシミリ番号を表示するなどして、管理者用情報処理装置100の管理者に電話或いはファクシミリによる通知を促すとよい。
実際に、例えば、顧客Bが顧客用情報処理装置300を操作することによって、施工業者宛てに施工予約のeメールを送信したとすると、当該eメールは、ネットワーク400を通じて、管理者用情報処理装置100の受付手段130によって受信されることになる。
この際、最も好ましいのは、例えば、顧客Bから「2011年12月15日13時00分以降」のように、顧客A宅のリフォーム予定日と同日で、かつ、当該リフォーム完了時刻よりも後に、施工予約が入ることである。ただ、そうでなくとも、顧客Bであろうが顧客Cであろうが、施工予約が入れば、リフォーム業者の売上向上といった効果は得られるので、本実施形態の建築顧客支援システムを活用する意義はある。
つぎに、建築顧客支援システムの管理者は、顧客Bから「2011年12月15日13時00分〜」の施工予約がされた場合には、管理者用情報処理装置100を操作することによって、リフォーム内容に応じて、例えば、施工予定完了の日時として「2011年12月15日13時00分〜15時00分」という情報をDB200に格納すればよい。
(リマインダ処理)
その後に、この例では、施工予定日の一週間前の2011年12月8日が到来すると、リマインダ手段114は、施工推奨時期が到来する顧客の氏名及び連絡先を再度特定する。
ここで、本実施形態では、フィルタ手段116は、リマインダ手段114による特定に先立ってフィルタリングをするようにしている。すなわち、本実施形態では、例えば、顧客Bからの施工予約の際に、顧客A,Bを紐付けて、これらの一方に基づいてリマインダ手段114による特定の際には他方が読み出されないようにしている。
こうして、施工予定日である2011年12月8日に顧客A,B宅が登録されていることから、顧客Aのスケジュールに基づいて顧客Bの氏名及び連絡先が読み出されないように、また、顧客Bのスケジュールに基づいて顧客Aの氏名及び連絡先が読み出されないように、同日スケジュールの顧客については、フラグを立てるなどし、フラグに基づいてフィルタリング処理を行うとよい。
また、この場合、顧客Cに対して、顧客A,Bの各々のスケジュールに基づくリマインダ通知を行うと、無用に、2通のリマインダ通知を行うことになるので、これを回避することも一法である。このために、例えば、リマインダ通知を一度送ったらその旨のフラグを立てるなどし、フラグに基づいてフィルタリング処理を行うとよい。
つぎに、通知手段120は、リマインダ手段114によって読み出され、フィルタ手段116によってフィルタリングされた後の特定顧客の連絡先に対して、例えばeメールによってリマインダ通知を行う。
以上説明したように、本実施形態の建築顧客支援システムによれば、建築予定のスケジュールを有効利用することで、リフォーム等の時期のアドバイスを効果的に行えることになる。
本発明の実施形態の建築顧客支援システムの模式的な構成を示すブロック図である。 図1に示すDB200に格納されている情報の概要を示す図である。
100 管理者用情報処理装置
110 特定手段
112 読出手段
114 リマインダ手段
116 フィルタ手段
120 通知手段
130 受付手段
200 DB
300 顧客用情報処理装置
400 ネットワーク

Claims (4)

  1. 各顧客の氏名、住所、連絡先、施工履歴、施工予定完了日時、リフォーム対象に係る交換推奨情報が格納されている格納媒体と、
    前記格納媒体を参照して所定期日内に施工予定完了日時が到来する顧客の住所と前記施工履歴と前記交換推奨情報とに基づき施工推奨時期が到来する顧客を特定する特定手段とを備える建築顧客支援システム。
  2. さらに、前記特定手段によって特定された顧客に対して前記施工推奨時期を通知する通知手段を備える、請求項1記載の建築顧客支援システム。
  3. さらに、前記通知手段による通知先からの予約を受け付ける受付手段を備える、請求項2記載の建築顧客支援システム。
  4. さらに、前記特定手段によって特定された顧客の氏名及び連絡先を再度特定するリマインダ手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた予約元の住所と当該住所に対応する施工予定先の住所とに基づいて前記リマインダ手段による特定対象をフィルタリングするフィルタ手段とを備える、請求項記載の建築顧客支援システム。
JP2012023091A 2012-02-06 2012-02-06 建築顧客支援システム Active JP5875391B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012023091A JP5875391B2 (ja) 2012-02-06 2012-02-06 建築顧客支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012023091A JP5875391B2 (ja) 2012-02-06 2012-02-06 建築顧客支援システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013161285A JP2013161285A (ja) 2013-08-19
JP5875391B2 true JP5875391B2 (ja) 2016-03-02

Family

ID=49173468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012023091A Active JP5875391B2 (ja) 2012-02-06 2012-02-06 建築顧客支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5875391B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018020739A1 (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 株式会社Lixil 表示システム、発注システム及び発注方法
JP2018018277A (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 株式会社Lixil 発注システム及び発注方法
JP7232606B2 (ja) * 2018-10-01 2023-03-03 旭化成ホームズ株式会社 顧客管理サービス提供装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003223482A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Nextware Ltd 建築物管理システム
JP2006338623A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Global Housewell Innovations:Kk 住宅構成部材交換時期通知システム、中央装置、住宅構成部材交換時期通知方法、及びコンピュータプログラム
JP4950680B2 (ja) * 2007-01-29 2012-06-13 ヤフー株式会社 広告配信システム、メール送信装置、広告配信方法、およびプログラム
JP5137475B2 (ja) * 2007-06-21 2013-02-06 中国電力株式会社 スケジュール調整装置、スケジュール調整方法およびプログラム
JP2009134624A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Ebara Corp メンテナンスシステム、メンテナンスシステムの運用方法及びポンプユニットの製造方法
JP2011150565A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Seiko Epson Corp 管理サーバー、管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013161285A (ja) 2013-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11810071B2 (en) Property management system and related methods
AU2015101964A4 (en) Construction management system
US20150120388A1 (en) Work and quality management system, device and method
US20130262528A1 (en) Mobile Sales Tracking System
US20060259309A1 (en) Method and system for managing property cleaning services
WO2008060906A9 (en) Parameter-based appointment scheduling system and method
CA2579873A1 (en) Lead management system
AU2013346438A1 (en) A system and method for facilitating property management
JP5875391B2 (ja) 建築顧客支援システム
EP2845150A1 (en) Methods and systems for managing renovation of a property
JP2010267219A (ja) 作業情報管理システム
US20220215314A1 (en) Systems and Methods for Improved Management of the Supply Chain in a Construction Project
JP2005182399A (ja) 店舗カルテ管理システム
US20230229989A1 (en) Punch item worker interface
JP5709128B2 (ja) 退室管理システム
JP2012014538A (ja) 住宅維持管理情報収集システムおよび住宅維持管理情報収集プログラム
US20200380433A1 (en) Systems and methods for detecting and allocating logistical events corresponding to controlling hazardous conditions and workflows at sites
KR20190104691A (ko) 노쇼 고객 대응 시스템 및 방법
KR102365102B1 (ko) 온라인을 통한 청소대행서비스
JP2022072809A (ja) 清掃管理システム
US20080255694A1 (en) Evaluating supplier capacity
JP4268151B2 (ja) 生産管理装置、生産管理用プログラム及び生産管理方法
JP6975112B2 (ja) 工事予約システム、方法、およびプログラム
JP6413387B2 (ja) 工事管理装置及びプログラム
US20230229988A1 (en) Punch item trade interface

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5875391

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250