JP5875359B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、複数の端末装置間で画面情報を共有することが可能な技術に関するものである。
近年では、従来の音声及びビデオ映像を利用したTV会議システムに代わり、会議端末に表示される画面を多地点間で共有し、画面に表示された資料やデータを見たり、編集したりしながら会議を行う多地点会議システムが普及している。会議で利用する資料やデータは情報セキュリティ上アクセスが制限されている場合があるため、このような多地点会議システムを利用する場合、画面共有時に各拠点の会議参加者に応じて資料やデータの表示及び操作を制御する必要がある。特許文献1には、各会議室の会議参加者のアクセス権に応じて会議データの表示を制御する技術が開示されている。
特許第4636058号公報
しかしながら、特許文献1に開示される技術は、プロジェクタで画面を共有する際の表示制御を目的としており、画面共有時における資料やデータの操作を制御することができない。
そこで、本発明の目的は、共有されている画面情報に対する操作を制御することにある。
本発明の情報処理装置は、端末装置において表示されている画面情報に対応するアクセス権情報に基づいて、前記端末装置と他の端末装置とが前記画面情報を共有可能であるか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により前記端末装置と他の端末装置とが前記画面情報を共有可能であると判定された場合、前記画面情報を前記他の端末装置に対して送信する第1の送信手段と、前記画面情報に対する操作命令を前記他の端末装置から受信する受信手段と、前記画面情報に対応するアクセス権情報において、前記他の端末装置に対応するユーザのうちの少なくとも一部のユーザが前記画面情報に対して書き込みが可能であることが示されている場合、前記他の端末装置から前記画面情報に対して書き込みが可能であると判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段により前記他の端末装置から前記画面情報に対して書き込みが可能であると判定された場合、前記操作命令を前記端末装置に対して送信する第2の送信手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、共有されている画面情報に対する操作を制御することが可能となる。
本発明の実施形態に係る多地点会議システムの構成を示す図である。 会議端末又は会議サーバのハードウェア構成を示す図である。 会議端末及び会議サーバの機能的な構成を示す図である。 会議端末でファイルを開いたアプリケーションの画面情報を他の会議端末と共有する場合の各会議端末の表示部における表示内容を示す図である。 会議端末が共有フォルダ内にあるファイルを開き、他の会議端末とファイルを開いたアプリケーションの画面情報を共有するまでの処理を示すフローチャートである。 会議端末において表示されている画面情報に対して、会議端末から操作命令を行う処理を示すフローチャートである。 ユーザ情報を管理するためのテーブルの構成例を示す図である。 アクセス権情報を管理するためのテーブルの構成例を示す図である。 グループとユーザとの関係を管理するためのテーブルの構成例を示す図である。 区域毎のアクセス権情報を管理するためのテーブル構成例を示す図である。 データベースにおける、会議端末とその設置区域との対応関係を管理するためのテーブルの構成例を示す図である。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。以下では、会議中にユーザが会議端末からファイルを開き、そのファイルを他の拠点の会議端末と共有する場合を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る多地点会議システムの構成を示す図である。図1において、101、102、103及び104は、各会議室に設置されている会議端末であり、ネットワーク105を通じて会議サーバ106と接続されている。なお、会議端末101、102、103及び104は、必ずしも会議室に設置されている必要はなく、ネットワーク105経由で会議サーバ106と接続されていればよい。なお、会議端末101、102、103及び104は、端末装置の適用例となる構成であり、会議サーバ106は、情報処理装置の適用例となる構成である。
図2は、会議端末101、102、103又は104、或いは、会議サーバ106のハードウェア構成を示す図である。図2において、201は、ユーザインタフェースを表示するための表示装置である。202は、各種操作を行うキーボードやマウス等の入力装置である。203は、外部装置から取得したデータ、プログラム動作中の値、及び、生成された出力データを一時的に保存する主記憶装置である。204は、当該装置を制御するためのプログラム、データ処理を行うためのプログラム、及び、会議情報を記憶する補助記憶装置である。205は、当該装置全体を制御する中央演算処理装置である。206は、外部装置と通信可能に接続するためのネットワークI/Fである。207は上述した構成201〜206を結ぶバスである。
図3は、会議端末101、102、103及び104と会議サーバ106との機能的な構成を示す図である。先ず、会議端末101、102、103及び104の機能的な構成について説明する。図3において、301は、会議情報やファイルの内容を表示するアプリケーションの画面情報を表示するための表示部である。302は、当該会議端末上で動作するアプリケーションの画面情報を会議サーバ106に送信する画面情報送信部である。303は、会議サーバ106から送信された、他の会議端末上で動作するアプリケーションの画面情報を受信する画面情報受信部である。304は、他の会議端末に対して画面情報の操作命令を送信する操作命令送信部である。305は、会議サーバ106から送信された、他の会議端末からの画面情報の操作命令を受信する操作命令受信部である。
次に、会議サーバ106の機能的な構成について説明する。図3において、306は、会議中に使用されるファイルのアクセス権情報を取得するアクセス権取得部である。307は、ネットワークに接続された会議端末101、102、103及び104の中から、画面情報の共有が可能な会議端末と画面情報の操作が可能な会議端末とを判断する共有端末判断部である。308は、会議端末101、102、103及び104から画面情報を受信する端末画面情報受信部である。309は、端末画面情報受信部309で受信した画面情報を、共有端末判断部307で画面情報の共有が可能と判断された会議端末に対して送信する端末画面情報送信部である。310は、会議端末101、102、103及び104から他の会議端末に対する画面情報の操作命令を受信する端末操作命令受信部である。311は、端末操作命令受信部310で受信した画面情報の操作命令を、共有端末判断部307で画面情報の操作が可能と判断された会議端末に対して送信する端末操作命令送信部である。312は、会議で使用される資料のファイルを保存する共有フォルダである。313は、会議端末101、102、103及び104から会議に参加しているユーザに関する情報(ユーザ情報)や共有フォルダ312に格納されているファイルのアクセス権情報を管理するデータベースである。
なお、表示部301は、図2の表示装置201に対応する構成である。画面情報送信部302、画面情報受信部303、操作命令送信部304、操作命令受信部305、端末画面情報受信部308、端末画面情報送信部309、端末操作命令受信部310及び端末操作命令送信部311は、ネットワークI/F206に対応する構成である。アクセス権取得部306及び共有端末判断部307は、中央演算処理装置205が、補助記憶装置204から必要なプログラムやデータを主記憶装置203に読み出して実行することにより得られる機能に対応する構成である。共有フォルダ312及びデータベース313は、補助記憶装置204の一部記憶領域に相当する構成である。
図4は、本実施形態に係る多地点会議システムにおいて、会議端末101でファイルを開いたアプリケーションの画面情報を他の会議端末102、103及び104と共有する場合の各会議端末の表示部301における表示内容を示す図である。
図4において、401は、会議端末101の表示部301上に表示されているアプリケーションの画面情報であり、この画面情報と同一の画面情報402〜404が会議端末102〜104でも表示されていることを示している。
図5は、本実施形態に係る多地点会議システムにおいて、会議端末101が共有フォルダ312内にあるファイルを開き、他の会議端末102、103及び104とファイルを開いたアプリケーションの画面情報を共有するまでの処理を示すフローチャートである。
ステップS501において、会議端末101は、共有フォルダ312に保存されているファイルのオープン指示を入力する。なお、このオープン指示は、ユーザによる会議端末101に対する操作に応じて入力される指示である。ステップS502において、会議端末101は、入力したファイルのオープン指示を会議サーバ106に対して送信する。ステップS503において、会議サーバ106のアクセス権取得部306は、ファイルのオープン指示を受信する。ステップS504において、会議サーバ106のアクセス権取得部306は、会議端末101から会議に参加しているユーザに関するユーザ情報を、データベース313から取得する。ステップS505において、会議サーバ106は、ステップS504において取得されたユーザ情報から、会議端末101から会議に参加しているユーザ全員に上記ファイルの読み取り権があるか否かを判定する。ユーザ者全員に上記ファイルの読み取り権がある場合、処理はステップS506に移行する。一方、ユーザ全員には上記ファイルの読み取り権がない場合、処理はステップS507に移行する。ステップS507において、会議サーバ106は、会議端末101に対して警告画面を送信し、オープン指示があったファイルを送信しない。ステップS506において、会議サーバ106は、オープン指示があったファイルを会議端末101に対して送信する。
ステップS508において、会議端末101は、ファイルを受信したか、警告画面を受信したかを判定する。ファイルを受信した場合、処理はステップS509に移行する。一方、警告画面を受信した場合、処理はステップS510に移行する。ステップS509において、会議端末101は、ファイルに関連付けられたアプリケーションを用いてファイルを表示部301に表示する。ステップS511において、会議端末101の画面情報送信部302は、ファイルを開いたアプリケーションの画面情報と当該ファイルのパス情報とを会議サーバ106に送信する。なお、アプリケーションの画面情報は、JPEG、PNG又はビットマップ等の画像ファイルとして送信される。ステップS510において、会議端末101は警告画面を表示部301に表示する。
ステップS512において、会議サーバ106の端末画面情報受信部308は、画面情報及びパス情報を会議端末101から受信する。ステップS513において、会議サーバ106のアクセス権取得部306は、会議端末102、103及び104から会議に参加しているユーザの、ステップS512で受信したパス情報で指定されたファイルに対するアクセス権情報をデータベース313から取得する。ステップS513において、会議サーバ106の共有端末判断部307は、ステップS513で取得されたアクセス権情報に基づいて、他の会議端末102、103及び104のうち、全てのユーザが上記ファイルの読み取り権を持つ会議端末を判定する。ステップS515において、会議サーバ106の端末画面情報送信部309は、ステップS514で全てのユーザが上記ファイルの読み取り権を持つと判定された会議端末に対して、ステップS512で会議端末101から受信した画面情報を送信する。なお、ステップS514は、第1の判定手段の処理例であり、ステップS515は、第1の送信手段の処理例である。
ステップS516において、会議端末102、103及び104の画面情報受信部303は、会議サーバ106から画面情報を受信したか否かを判定する。画面情報を受信した場合、処理はステップS517に移行する。一方、画面情報を受信していない場合、処理は終了する。ステップS517において、会議端末102、103及び104のうち、画面情報を受信した会議端末は、当該画面情報を表示部301に表示する。
図6は、会議端末101において表示されている画面情報に対して、会議端末102、103又は104から操作命令を行う処理を示すフローチャートである。なお、図6に示す処理は、図5に示す処理の後に実行される処理である。
ステップS601において、会議端末102、103又は104は、共有されている画面情報に対しての操作命令を会議サーバ106に送信する。操作命令には、共有されている画面情報の識別子、入力されたキーボードの識別子、及び、画面情報上のカーソルの座標情報が含まれる。ステップS602において、会議サーバ106の端末操作命令受信部310は、会議端末102、103又は104から操作命令を受信する。ステップS603において、会議サーバ106のアクセス権取得部306は、共有されている画面情報の識別子から、当該画面情報に対応するファイルを判定する。ステップS604において、会議サーバ106のアクセス権取得部306は、ステップS603で判定されたファイルのアクセス権情報をデータベース313から取得する。ステップS605において、会議サーバ106の共有端末判断部307は、ステップS604で取得されたアクセス権情報に基づいて、操作命令の送信元の会議端末102、103又は104から会議に参加しているユーザのうち、当該ファイルに対して書き込み権を持つユーザが存在するか否かを判定する。当該ファイルに対して書き込み権を持つユーザが存在する場合、処理はステップS606に移行する。一方、当該ファイルに対して書き込み権を持つユーザが存在しない場合、処理は終了する。
ステップS606において、会議サーバ106の端末操作命令送信部311は、操作命令を会議端末101に対して送信する。ステップS607において、会議端末101の操作命令受信部305は、操作命令を会議サーバ106から受信する。ステップS608において、会議端末101は、ステップS607で受信した操作命令に従って、画面情報を編集する。なお、ステップS605は、第2の判定手段の処理例であり、ステップS606は、第2の送信手段の処理例である。
図7は、データベース313における、ユーザ情報を管理するためのテーブルの構成例を示す図である。図7において、ユーザ「Tanaka」は「会議端末101」から会議に参加し、ユーザ「Sato」、「Suzuki」は「会議端末102」から会議に参加していることを表している。また、ユーザ「Yamada」及び「Kato」は「会議端末103」から会議に参加し、ユーザ「Hayashi」及び「Mori」は「会議端末104」から会議に参加していることを表している。
図8は、データベース313における、アクセス権情報を管理するためのテーブルの構成例を示す図である。図8において、ユーザ「Tanaka」及びグループ「Kikaku Group」は、共有フォルダ308に保存されているファイル「報告資料.ppt」に対して「読み取り可/書き込み可」のアクセス権を持つことを表している。また、ユーザ「Yamada」、「Kato」及び「Hayashi」は、共有フォルダ308に保存されているファイル「報告資料.ppt」に対して「読み取り可/書き込み不可」のアクセス権を持つことを表している。また、ユーザ「Mori」は、共有フォルダ308に保存されているファイル「報告資料.ppt」に対して「読み取り不可/書き込み不可」のアクセス権を持つことを表している。
図9は、データベース313における、グループとユーザとの関係を管理するためのテーブルの構成例を示す図である。図9において、グループ「Kikaku Group」にはユーザ「Sato」及び「Suzuki」が所属していることが管理されている。また、グループ「Design Group」にはユーザ「Matsuda」が所属していることが管理されている。
図7乃至図9に示した例における画面情報の共有処理は次のようになる。即ち、ファイル「報告資料.ppt」を会議端末101で開く場合、図7に示すように、会議端末101から会議に参加しているユーザは「Tanaka」であり、図8に示すように、会議端末101から会議に参加しているユーザ「Tanaka」はファイル「報告資料.ppt」に対して「読み取り可」である。そのため、会議端末101に対いてファイル「報告資料.ppt」を開くことが許可される。会議端末101は、ファイル「報告資料.ppt」を開いた後、そのファイルを表示しているアプリケーションの画面情報を共有する指示を行う。会議端末101は、会議サーバ106に対して当該画面情報とファイル「報告資料.ppt」のパス情報とを送信する。
図7に示すように、会議端末102から会議に参加しているユーザは「Sato」、「Suzuki」であり、図9に示すように、ユーザ「Sato」及び「Suzuki」はグループ「Kikaku Group」に所属している。さらに、図8に示すように、グループ「Kikaku Group」は、ファイル「報告資料.ppt」に対して「読み取り可」のアクセス権を持つ。そのため、会議サーバ106は、会議端末101と会議端末102とが画面情報の共有が可能であると判断し、会議端末101の画面情報を会議端末102に送信する。
また、図7に示すように、会議端末103から会議に参加しているユーザは「Yamada」及び「Kato」であり、図8に示すように、ユーザ「Yamada」及び「Kato」はファイル「報告資料.ppt」に対して「読み取り可」のアクセス権を持つ。そのため、会議サーバ106は、会議端末101と会議端末103とが画面情報の共有が可能であると判断し、会議端末101の画面情報を会議端末103に送信する。
また、図7に示すように、会議端末104から会議に参加しているユーザは「Hayashi」及び「Mori」であり、図8に示すように、ユーザ「Mori」はファイル「報告資料.ppt」に対して「読み取り不可」であり、ユーザ全員が「読み取り可」ではない。そのため、会議サーバ106は、会議端末101と会議端末103とが画面情報の共有が不可能であると判断し、会議端末101の画面情報を会議端末104には送信しない。
画面情報が共有された後、会議端末102からファイル「報告資料.ppt」に対する操作命令が会議サーバ106に送信されたものとする。この場合、図9に示すように、会議端末102から会議に参加しているユーザ「Sato」及び「Suzuki」は、グループ「Kikaku Gropu」に所属しており、図8に示すように、グループ「Kikaku Gropu」は「書き込み可」のアクセス権を持つ。そのため、会議サーバ106は会議端末101に操作命令を送信する。会議端末101は、会議端末102から送信された操作命令に従ってファイル「報告資料.ppt」を編集する。
また、会議端末103からファイル「報告資料.ppt」に対する操作命令が会議サーバ106に送信されたものとする。この場合、図8に示すように、会議端末103から会議に参加しているユーザ「Yamada」及び「Kato」は、「書き込み不可」のアクセス権を持つ。そのため、会議サーバ106は会議端末101に操作命令を送信しない。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態においては、ファイルに対するアクセス権を会議端末が設置されている区域で判断する場合について説明する。なお、第2の実施形態に係る多地点会議システムの構成は、図1乃至図3に示した構成と同様であるため、これらの図に示した符号を用いて以下の説明を行うものとする。
図10は、データベース313における、区域毎のアクセス権情報を管理するためのテーブル構成例を示す図である。図10の例においては、N社社内の会議端末は、「報告資料.ppt」に対して「読み取り可/書き込み可」とのアクセス権を持つ。また、P社社内の会議端末は、「報告資料.ppt」に対して「読み取り可/書き込み不可」とのアクセス権を持つ。図11は、データベース313における、会議端末とその設置区域との対応関係を管理するためのテーブルの構成例を示す図である。図11の例においては、N社社内には、会議端末101及び102が設置されている。また、P社社内には会議端末103が設置されている。
図10及び図11に示した例における画面情報の共有処理は次のようになる。即ち、ファイル「報告資料.ppt」を会議端末101で開く場合、図11に示すように、会議端末101はN社社内に設置されており、図10に示すように、N社社内からは「読み取り可」である。そのため、会議サーバ106は会議端末101に対してファイル「報告資料.ppt」を開くことを許可する。会議端末101は、ファイル「報告資料.ppt」を開いた後、そのファイルを表示しているアプリケーションの画面情報を共有する指示を行う。会議端末101は、会議サーバ106に対して当該画面情報とファイル「報告資料.ppt」のパス情報とを送信する。
図11に示すように、会議端末102はN社社内に設置されており、図10に示すように、N社社内はファイル「報告資料.ppt」に対して「読み取り可」のアクセス権を持つ。そのため、会議サーバ106は、会議端末101と会議端末102とが画面情報の共有が可能であると判断し、会議端末101の画面情報を会議端末102に送信する。
また、図11に示すように、会議端末103はP社社内に設置されており、図10に示すように、P社社内はファイル「報告資料.ppt」に対して「読み取り可」のアクセス権を持つ。そのため、会議サーバ106は、会議端末101と会議端末103とが画面情報の共有が可能であると判断し、会議端末101の画面情報を会議端末103に送信する。
画面情報が共有された後、ファイル「報告資料.ppt」に対する操作命令が会議端末102から会議サーバ106に送信されると、会議サーバ106はその操作命令を会議端末101に送信するか否かを判定する。図11に示すように、会議端末102はN社社内に設置されており、また図10に示すように、N社社内はファイル「報告資料.ppt」に対して「書き込み可」のアクセス権を持つ。従って、会議サーバ106は、会議端末102からの操作命令を会議端末101に対して送信すると判定し、当該操作命令を会議端末101に送信する。会議端末101は、会議端末102から送信された操作命令に従って、ファイル「報告資料.ppt」を編集する。
同じく画面情報が共有された後、ファイル「報告資料.ppt」に対する操作命令が会議端末103から会議サーバ106に送信されると、会議サーバ106はその操作命令を会議端末101に送信するか否かを判定する。図11に示すように、会議端末103はP社社内に設置されており、また図10に示すように、P社社内はファイル「報告資料.ppt」に対して「書き込み不可」のアクセス権を持つ。従って、会議サーバ106は、会議端末103からの操作命令を会議端末101に対して送信しないと判定し、当該操作命令を会議端末101送信しない。
上述した実施形態によれば、多地点会議において会議で使用される資料や会議データを表示した画面情報を複数の会議端末で共有する際に、ユーザ等のアクセス権に応じて画面情報の共有処理を制御することができる。また、上述した実施形態によれば、画面情報の共有時の編集や操作も制御することができ、よりセキュリティレベルを高めることが可能になる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101〜104:会議端末、105:ネットワーク、106:会議サーバ、301:表示部、302:画面情報送信部、303:画面情報受信部、304:操作命令送信部、305:操作命令受信部、306:アクセス権取得部、307:共有端末判断部、308:端末画面情報受信部、309:端末画面情報送信部、310:端末操作命令受信部、311:端末操作命令送信部、312:共有フォルダ、313:データベース

Claims (8)

  1. 端末装置において表示されている画面情報に対応するアクセス権情報に基づいて、前記端末装置と他の端末装置とが前記画面情報を共有可能であるか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により前記端末装置と他の端末装置とが前記画面情報を共有可能であると判定された場合、前記画面情報を前記他の端末装置に対して送信する第1の送信手段と、
    前記画面情報に対する操作命令を前記他の端末装置から受信する受信手段と、
    前記画面情報に対応するアクセス権情報において、前記他の端末装置に対応するユーザのうちの少なくとも一部のユーザが前記画面情報に対して書き込みが可能であることが示されている場合、前記他の端末装置から前記画面情報に対して書き込みが可能であると判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段により前記他の端末装置から前記画面情報に対して書き込みが可能であると判定された場合、前記操作命令を前記端末装置に対して送信する第2の送信手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第の判定手段は、前記画面情報に対応するアクセス権情報において、前記他の端末装置に対応する全てのユーザが前記画面情報の読み込みが可能であることが示されている場合、前記端末装置と前記他の端末装置とが前記画面情報を共有可能であると判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第の判定手段は、前記画面情報に対応するアクセス権情報において、前記他の端末装置の設置区域が前記画面情報に対して書き込みが可能な区域であることが示されている場合、前記他の端末装置から前記画面情報に対して書き込みが可能であると判定することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記第の判定手段は、前記画面情報に対応するアクセス権情報において、前記他の端末装置の設置区域が前記画面情報の読み込みが可能な区域であることが示されている場合、前記端末装置と前記他の端末装置とが前記画面情報を共有可能であると判定することを特徴とする請求項1又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記操作命令は、共有されている画面情報の識別子、入力されたキーボードの識別子、及び、画面情報上のカーソルの座標情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記操作命令は、前記画面情報であるファイルに対する編集命令であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置によって実行される情報処理方法であって、
    端末装置において表示されている画面情報に対応するアクセス権情報に基づいて、前記端末装置と他の端末装置とが前記画面情報を共有可能であるか否かを判定する第1の判定ステップと、
    前記第1の判定ステップにより前記端末装置と他の端末装置とが前記画面情報を共有可能であると判定された場合、前記画面情報を前記他の端末装置に対して送信する第1の送信ステップと、
    前記画面情報に対する操作命令を前記他の端末装置から受信する受信ステップと、
    前記画面情報に対応するアクセス権情報において、前記他の端末装置に対応するユーザのうちの少なくとも一部のユーザが前記画面情報に対して書き込みが可能であることが示されている場合、前記他の端末装置から前記画面情報に対して書き込みが可能であると判定する第2の判定ステップと、
    前記第2の判定ステップにより前記他の端末装置から前記画面情報に対して書き込みが可能であると判定された場合、前記操作命令を前記端末装置に対して送信する第2の送信ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  8. 端末装置において表示されている画面情報に対応するアクセス権情報に基づいて、前記端末装置と他の端末装置とが前記画面情報を共有可能であるか否かを判定する第1の判定ステップと、
    前記第1の判定ステップにより前記端末装置と他の端末装置とが前記画面情報を共有可能であると判定された場合、前記画面情報を前記他の端末装置に対して送信する第1の送信ステップと、
    前記画面情報に対する操作命令を前記他の端末装置から受信する受信ステップと、
    前記画面情報に対応するアクセス権情報において、前記他の端末装置に対応するユーザのうちの少なくとも一部のユーザが前記画面情報に対して書き込みが可能であることが示されている場合、前記他の端末装置から前記画面情報に対して書き込みが可能であると判定する第2の判定ステップと、
    前記第2の判定ステップにより前記他の端末装置から前記画面情報に対して書き込みが可能であると判定された場合、前記操作命令を前記端末装置に対して送信する第2の送信ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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