JP5874616B2 - 移動体及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体及びその制御方法に関し、特に、多重化されたCPUによって移動体を制御する技術に関する。
特許文献1及び特許文献2には、二重化したCPUによって車両を制御する技術が開示されている。例えば、特許文献1に開示の個人輸送車は、AグループとBグループの冗長コンポーネントのそれぞれに属するAプロセッサとBプロセッサによって、2つの車輪のそれぞれと連結された2つのモータを制御する。
米国特許出願公開第2003/0146025号公報 国際公開第2011/089656号
本願出願人は、上述したように二重化したCPUによる移動体の制御に関して、以下に説明する課題を見出した。なお、以下に説明する内容は、本願出願人が新たに検討した内容であって、従来技術を説明するものではない。
二重化したCPUによる移動体の制御をする場合、他方のCPUの故障を検出するために、二重化したCPU間で定期的に通信を行う方法が考えられる。これによれば、一方のCPUは、他方のCPUからの通信が無くなった場合に、他方のCPUが故障していると判定することができる。そして、他方のCPUが故障していると判定した場合、残りのCPUは、CPUの多重故障を避けるため、移動体を停止させる制動制御(降車制御)を行う。
しかしながら、このような故障検出方法では、他方のCPUが故障したことによって他方のCPUからの通信が無くなったのか、他方のCPUとの間の通信路が故障したことによって他方のCPUからの通信が無くなったのかを特定することができていない。そのため、CPU間の通信路が故障している場合には、双方のCPUが、個別に降車制御を行うことになる。この場合、次に説明する問題が生じる。
図7を参照して、その問題について説明する。図7に示すように、2つのCPUのそれぞれで、他方のCPUからの通信が無くなったと判定して降車制御を開始したタイミングがズレてしまった場合には、2つのCPUのそれぞれで、降車制御の同期を取って実行されず、移動体がぎくしゃくした動きとなってしまう。言い換えると、2つのCPUのそれぞれで、降車制御が完了するタイミングがズレてしまう。
本発明は、上述した知見に基づいてなされたものであって、異なるCPUのそれぞれで実行する制動制御の同期の精度を向上することができる移動体及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる移動体は、車輪を回転させて移動する移動体であって、前記車輪を回転させるモータと、前記モータを駆動して前記移動体を制御する第1のCPUと、前記第1のCPUと通信するとともに、前記モータを駆動して前記移動体を制御する第2のCPUと、を備え、前記第1のCPUは、所定の規定時間の間、前記第2のCPUとの通信断を検出したとき、前記モータを所定の駆動パターンで駆動するとともに前記移動体の制動制御を開始し、前記第2のCPUは、前記モータが前記所定の駆動パターンで駆動されたことを検出したとき、前記移動体の制動制御を開始するものである。
本発明の第2の態様にかかる制御方法は、第1のCPU及び第2のCPUによってモータを駆動することで車輪を回転させて移動する移動体の制御方法であって、前記第1のCPUが、所定の規定時間の間、前記第2のCPUとの通信断を検出したとき、前記モータを所定の駆動パターンで駆動するとともに前記移動体の制動制御を開始するステップと、前記第2のCPUが、前記モータが前記所定の駆動パターンで駆動されたことを検出したとき、前記移動体の制動制御を開始するステップと、を備えたものである。
上述した本発明の各態様によれば、異なるCPUのそれぞれで実行する制動制御の同期の精度を向上することができる移動体及びその制御方法を提供することができる。
実施の形態に係る倒立二輪車の概要構成を示す図である。 実施の形態に係る制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るマイコンの詳細構成を示す図である。 実施の形態に係るトルク脈動の指令値を示す図である。 実施の形態に係る倒立二輪車の降車制御同期処理を示すフローチャートである。 実施の形態の効果を説明するための図である。 課題を説明するための図である。
以下に図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について説明する。以下の実施の形態に示す具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、それに限定されるものではない。また、以下の記載及び図面では、説明の明確化のため、当業者にとって自明な事項等については、適宜、省略及び簡略化がなされている。
<発明の実施の形態>
図1を参照して、実施の形態にかかる倒立二輪車1の概要構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる倒立二輪車1の概要構成を示す図である。
倒立二輪車1は、ステップカバー3に搭乗した搭乗者が、倒立二輪車1の前後方向に荷重を作用させた際における、前後方向への倒立二輪車1の姿勢角(ピッチ角)をセンサを利用して検出し、この検出結果に基づいて、倒立二輪車1の倒立状態を維持するように左右の車輪2を駆動するモータを制御する。すなわち、倒立二輪車1は、ステップカバー3に搭乗した搭乗者が前方に荷重を作用させて倒立二輪車1を前方に傾斜させると、倒立二輪車1の倒立状態を維持するように前方に加速し、搭乗者が後方に荷重を作用させて倒立二輪車1を後方に傾斜させると、倒立二輪車1の倒立状態を維持するように後方に加速するように、左右の車輪2を駆動するモータを制御する。倒立二輪車1は、制御の安定性を確保するために、モータを制御する制御系が2重化されている。
なお、これらのモータの制御は、倒立二輪車1に搭載された制御装置10によって行われる。
続いて、図2を参照して、実施の形態にかかる制御装置10の構成について説明する。図2を参照して、実施の形態にかかる制御装置10の構成を示すブロック図である。
制御装置10は、マイクロコントローラ11、12(以下、「マイコン」とも呼ぶ)、インバータ13〜16、モータ17、18、回転角センサ19〜22、及びジャイロセンサ23、24、及び電流センサ25〜28を有する。
制御装置10は、倒立二輪車1の制御の安定性を確保するために、その制御系を、0系の制御系と1系の制御系とに二重化させた二重系システムとなっている。0系の制御系は、マイコン11、インバータ13、14、回転角センサ19、20、ジャイロセンサ23、及び電流センサ27、28を含む。1系の制御系は、マイコン12、インバータ15、16、回転角センサ21、22、ジャイロセンサ24、及び電流センサ25、26を含む。
マイコン11、12のそれぞれは、ジャイロセンサ23、24のそれぞれから出力される角速度信号に基づいて、上述したように、倒立二輪車1の倒立状態を維持するようにモータ17、18を制御するECU(Electronic Control Unit)である。マイコン11、12のそれぞれは、CPU(Central Processing Unit)及び記憶部を有し、記憶部に格納されたプログラムを実行することによって、本実施の形態におけるマイコン11、12のそれぞれとしての処理を実行する。すなわち、マイコン11、12のそれぞれの記憶部に格納されるプログラムは、本実施の形態におけるマイコン11、12のそれぞれにおける処理を、CPUに実行させるためのコードを含む。なお、記憶部は、例えば、このプログラムや、CPUにおける処理に利用される各種情報を格納することができる任意の記憶装置を含んで構成される。記憶装置は、例えば、メモリ等である。
マイコン11は、モータ17を制御する指令値をインバータ13に出力する。また、マイコン11は、モータ18を制御する指令値をインバータ14に出力する。マイコン12は、モータ17を制御する指令値をインバータ15に出力する。また、マイコン12は、モータ18を制御する指令値をインバータ16に出力する。具体的には、マイコン11、12のそれぞれは、ジャイロセンサ23、24のそれぞれから出力される角速度信号が示す倒立二輪車1のピッチ軸周りの角速度(ピッチ角速度)を積分することで倒立二輪車1の前後方向の姿勢角(ピッチ角)を算出し、算出した姿勢角に基づいて倒立二輪車1の倒立状態を維持するようにモータ17、18を制御する指令値を生成する。
ここで、制御装置10は、ジャイロセンサ23、24に代えて、倒立二輪車1の前後方向の姿勢角(ピッチ角)を検出し、検出した姿勢角を示す姿勢角信号をマイコン11、12のそれぞれ出力する姿勢角センサを有するようにしてもよい。姿勢角センサは、例えば、加速度センサ及びジャイロセンサによって、倒立型移動体1の姿勢角を検出するように構成される。そして、マイコン11、12のそれぞれは、姿勢角センサから出力された姿勢角信号が示す姿勢角に基づいて、倒立状態を維持するようにモータ17、18を制御する指令値を生成するようにしてもよい。
また、マイコン11、12のそれぞれは、回転角センサ19、21のそれぞれから出力される、モータ17の回転角を示す回転角信号に基づいて、モータ17をフィードバック制御するように、インバータ13、15のそれぞれに対する指令値を生成する。また、マイコン11、12のそれぞれは、回転角センサ20、22のそれぞれから出力される、モータ18の回転角を示す回転角信号に基づいて、モータ18をフィードバック制御するように、インバータ14、16のそれぞれに対する指令値を生成する。
インバータ13は、マイコン11から出力された指令値に基づいて、PWM(Pulse Width Modulation)制御を行うことで、モータ17を駆動する駆動電流を生成してモータ17に供給する。インバータ14は、マイコン11から出力された指令値に基づいて、PWM制御を行うことで、モータ18を駆動する駆動電流を生成してモータ18に供給する。インバータ15は、マイコン12から出力された指令値に基づいて、PWM制御を行うことで、モータ17を駆動する駆動電流を生成してモータ17に供給する。インバータ16は、マイコン12から出力された指令値に基づいて、PWM制御を行うことで、モータ18を駆動する駆動電流を生成してモータ18に供給する。
モータ17、18のそれぞれは、二重巻線のモータである。モータ17は、インバータ13から供給される駆動電流と、インバータ15から供給される駆動電流とに基づいて駆動される。モータ17を駆動することによって、倒立二輪車1の左側の車輪2が回転する。モータ18は、インバータ14から供給される駆動電流と、インバータ16から供給される駆動電流とに基づいて駆動される。モータ18を駆動することによって、倒立二輪車1の右側の車輪2が回転する。
回転角センサ19は、モータ17の回転角を検出し、検出した回転角を示す回転角信号を生成してマイコン11に出力する。回転角センサ20は、モータ18の回転角を検出し、検出した回転角を示す回転角信号を生成してマイコン11に出力する。回転角センサ21は、モータ17の回転角を検出し、検出した回転角を示す回転角信号を生成してマイコン12に出力する。回転角センサ22は、モータ18の回転角を検出し、検出した回転角を示す回転角信号を生成してマイコン12に出力する。
ジャイロセンサ23、24のそれぞれは、搭乗者がステップカバー3に対して、倒立二輪車1の前後方向に荷重を作用させた際における、倒立二輪車1の前後方向に対する角速度(ピッチ軸周りの角速度、ピッチ角速度)を検出し、検出した角速度を示す角速度信号をマイコン11、12のそれぞれに出力する。
電流センサ25は、インバータ13からモータ17に供給される駆動電流を検出し、検出した駆動電流の電流量を示す電流量信号を生成してマイコン12に出力する。電流センサ26は、インバータ14からモータ18に供給される駆動電流を検出し、検出した駆動電流の電流量を示す電流量信号を生成してマイコン12に出力する。電流センサ27は、インバータ15からモータ17に供給される駆動電流を検出し、検出した駆動電流の電流量を示す電流量信号を生成してマイコン11に出力する。電流センサ28は、インバータ16からモータ18に供給される駆動電流を検出し、検出した駆動電流の電流量を示す電流量信号を生成してマイコン11に出力する。
続いて、図3及び図4を参照して、実施の形態にかかるマイコン11、12の降車制御同期方法について説明する。図3は、実施の形態にかかるマイコン11、12の詳細構成を示す図である。図4は、実施の形態にかかるトルク脈動の指令値を示す図である。
マイコン11、12のそれぞれは、上述したように、倒立二輪車1の制御に関する各種処理を実行するCPU110、120のそれぞれを有する。CPU110、120のそれぞれは、所定の一定時間(処理インターバル時間)経過する毎に所定の処理を実行する。例えば、CPU110、120のそれぞれは、所定の処理として、センサ(ジャイロセンサ23、24及び回転角センサ19〜22)のそれぞれからセンサ値(角速度信号及び回転角信号)を取得するセンサ取得処理、取得したセンサ値(角速度信号及び回転角信号のそれぞれが示すピッチ角速度及びモータ17、18の回転角)に基づいて指令値を算出する姿勢制御処理、及び、算出した指令値をインバータ13〜16のそれぞれに出力するモータ出力処理等を実行する。なお、これらの処理は、それぞれ同一タイミングで一定時間間間隔毎に実施されるようにしてもよく、それぞれ異なるタイミングで一定時間間隔毎に実施されるようにしてもよい。また、これらの処理の実行間隔は、それぞれ同一時間間隔であってもよく、それぞれ異なる時間間隔であってもよい。
また、CPU110、120のそれぞれは、相互に任意の情報を送受信する。CPU110、120のそれぞれは、各種センサから取得した値を示す情報、及び自身110又は120の状態を示す情報等を他方のCPU110又は120に送信する。例えば、CPU110、120のそれぞれは、ジャイロセンサ23、24のそれぞれから出力された角速度信号によって示されるピッチ角速度を示す角速度情報を生成して他方のCPU110又は120に出力する。CPU110、120のそれぞれは、ジャイロセンサ23、24のそれぞれから出力された角速度信号が示すピッチ角速度と、他方のCPU110又は120から出力された角速度情報が示すピッチ角速度とを比較する。CPU110、120のそれぞれは、比較したピッチ角速度が一致しないと判定した場合、ジャイロセンサ23又はジャイロセンサ24が故障していると判定し、倒立二輪車1を倒立制御しつつ停止させる制動制御(降車制御)を行う。
また、CPU110、120のそれぞれは、他方のCPU110又は120による自CPU110又は120の異常の検出を可能とするために、所定の一定時間(ハートビートインターバル時間)経過する毎に、ハートビート信号を他方のCPU110又は120に出力する。
そして、本実施の形態では、CPU110、120のそれぞれは、所定の規定時間(後述のT2)の間、他方のCPU110又は120からハートビート信号の出力を受けなかった場合、モータ17、18の少なくとも1つに対してトルク脈動を印加する。具体的には、CPU110は、トルク脈動として予め定められたパターンの指令値をインバータ13、14の少なくとも1つに出力する。また、CPU120は、トルク脈動として予め定められたパターンの指令値をインバータ15、16の少なくとも1つに出力する。トルク脈動の指令値として、通常の制御で発生し得ないパターンであれば、任意のパターンを定めることができる。例えば、図4に示すように、トルク脈動の指令値として、立ち上がりパルスの期間、基準値の期間、立ち下りパルスの期間を含むパターンの指令値を定めるようにしてもよい。
また、CPU110、120のそれぞれは、トルク脈動の印加と同じタイミングで、タイマーをスタートする。CPU110、120のそれぞれは、このタイマーとして、例えば、CPU110、120のそれぞれで実行するプログラム(OS(Operating System)又はユーザプログラム)において提供されるソフトウェアタイマを利用する。
一方、CPU110、120のそれぞれは、他方のCPU110又は120からモータ17、18の少なくとも1つに対してトルク脈動が印加されたことを検出した場合、タイマーをスタートする。具体的には、CPU110は、電流センサ27、28のそれぞれから出力された電流量信号が示す電流量のうち、少なくとも1つの電流量の変化がトルク脈動の指令値の印加時における変化をしている場合、トルク脈動が印加されたと判定する。また、CPU120は、電流センサ25、26のそれぞれから出力された電流量信号が示す電流量のうち、少なくとも1つの電流量の変化が、トルク脈動の指令値の印加時における変化をしている場合、トルク脈動が印加されたと判定する。
そして、CPU110、120のそれぞれは、タイマーによって所定のタイムアウト時間の経過が計測されたとき、倒立二輪車1の降車制御を実施する。
これによれば、CPU110、120は共に、モータ17、18に対するトルク脈動の印加時から所定の規定時間経過した時点から降車制御を開始することができる。すなわち、CPU110、120は、倒立二輪車1の降車制御を同期して実施することが可能となる。
続いて、図5を参照して、実施の形態にかかる倒立二輪車1の降車制御同期処理について説明する。図5は、実施の形態にかかる倒立二輪車1の降車制御同期処理を示すフローチャートである。以下、CPU110が処理を実行する場合について説明するが、CPU120においても同様の処理が実行される。
CPU110は、所定の一定周期毎に動作を開始して、以降に説明する処理を実行する。CPU110は、動作を開始すると、他方のCPU120との間で通信断が発生しているか否かを判定する(S1)。具体的には、CPU110は、所定の規定時間(T1)以上、他方のCPU120からハートビート信号の出力を受けていない場合、通信断が発生していると判定し、所定の規定時間(T1)内に、他方のCPU120からハートビート信号の出力を受けている場合、通信断が発生していないと判定する。T1は、任意の時間を定めるようにしてよく、例えば、1secと定めてもよい。
通信断が発生していると判定した場合(S1:Yes)、CPU110は、他方のCPU120からモータ17、18に対してトルク脈動が印加されたか否かを判定する(S2)。
トルク脈動が印加されていないと判定した場合(S2:No)、CPU110は、他方のCPU120との間の通信断を確定するか否かを判定する(S3)。具体的には、CPU110は、所定の規定時間(T2)以上、他方のCPU120からハートビート信号の出力を受けていない場合、通信断が確定したと判定し、所定の規定時間(T2)内に、他方のCPU120からハートビート信号の出力を受けている場合、通信断を確定しないと判定する。ここで、T2は、T1よりも長い時間である。T2は、任意の時間を定めるようにしてよく、例えば、3secと定めてもよい。
通信断が確定したと判定した場合、CPU110は、モータ17、18に対してトルク脈動を印加するとともに、それと同じタイミングでタイマーをスタートする(S4)。ここで、CPU110は、モータ17、18の両方に対してトルク脈動を印加するようにしてもよく、モータ17、18の片方のみに対してトルク脈動を印加するようにしてもよい。すなわち、CPU110は、トルク脈動の指令値をインバータ13、14(CPU120の場合はインバータ15、16)の両方に出力するようにしてもよく、トルク脈動の指令値をインバータ13、14(CPU120の場合はインバータ15、16)の片方のみに出力するようにしてもよい。
トルク脈動が印加されていると判定した場合(S2:Yes)、CPU110は、トルク脈動の検出したタイミングでタイマーをスタートする(S5)。ここで、CPU110は、モータ17、18の両方に対してトルク脈動が印加されたことを検出した場合に、トルク脈動が印加されていると判定するようにしてもよく、モータ17、18の片方にでもトルク脈動が印加されたことを検出した場合に、トルク脈動が印加されていると判定するようにしてもよい。すなわち、CPU110は、電流センサ27、28(CPU120の場合は電流センサ25、26)のそれぞれから出力された電流量信号が示す電流量の両方でトルク脈動の指令値の印加時における変化を示している場合に、トルク脈動が印加されていると判定するようにしてもよく、電流センサ27、28(CPU120の場合は電流センサ25、26)のそれぞれから出力された電流量信号が示す電流量の片方でもトルク脈動の指令値の印加時における変化を示している場合に、トルク脈動が印加されていると判定するようにしてもよい。
そして、CPU110は、タイマーが計測する時間が所定の規定時間(タイムアウト時間)以上の経過を計測している場合、倒立二輪車1の降車制御を実施する(S6)。
以上に説明した降車制御同期処理によれば、CPU110、120のそれぞれは、次に説明するように動作する。ここで、CPU110が、CPU120よりも早いタイミングで、CPU110、120間の通信断を検出した場合について説明する。
この場合、CPU110は、CPU120との通信断を検出した後に(S1:Yes)、CPU120との通信断を確定する(S3:Yes)。これにより、CPU110は、モータ17、18に対してトルク脈動を印加するとともに、それと同じタイミングでタイマーをスタートする(S4)。この場合、CPU120がCPU110との通信断を検出した後に(S1:Yes)、CPU110との通信断を確定する時間(T2)が経過するよりも早く、CPU110からモータ17、18に対してトルク脈動が印加されることになる。
よって、CPU120は、CPU110との通信断を検出した後に(S1:Yes)、モータ17、18に対するトルク脈動の印加を検出する(S2:Yes)。また、CPU120は、トルク脈動の印加を検出したタイミングでタイマーをスタートする(S5)。
これによれば、図6に示すように、CPU110とCPU120は共に、トルク脈動が印加されたタイミングでタイマーをスタートさせることになるため、ほぼ同時タイミングでタイマーが所定の規定時間経過したことを検出し、倒立二輪車1の降車制御を開始する。すなわち、以上に説明した降車制御同期処理によれば、CPU110が降車制御を実施する時間と、CPU120が降車制御を実施する時間を同期することができるため、CPU110とCPU120のそれぞれで実行する降車制御の同期の精度を向上することができる。
以上に説明したように、本実施の形態では、第1のCPU110又は120は、所定の規定時間(T2)の間、第2のCPU110又は120との通信断を検出したとき、モータ17又は18を所定の駆動パターンで駆動するとともに倒立二輪車1(移動体)の制動制御を開始するようにしている。また、第2のCPU110又は120は、モータ17又は18が所定の駆動パターンで駆動されたことを検出したとき、倒立二輪車1(移動体)の制動制御を開始するようにしている。
これによれば、モータ17又は18に対して所定の駆動パターンによる駆動が行われたときを基準として、同期して制動制御を実施することができる。すなわち、異なるCPU110又は120のそれぞれで実行する制動制御の同期の精度を向上することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記実施の形態では、本発明の適用対象とする移動体が、2つの車輪を有する倒立二輪車1である場合について例示したが、車輪の数は、これに限られない。本発明の適用対象とする移動体は、例えば、車輪の数が1つ又は3つ以上の移動体であってもよい。
上記実施の形態では、CPU110及びCPU120の両方とも、図5に示したS4及びS5を実施するようにしているが、これに限られない。いずれか一方のCPU110又は120は、S4のみを実施し、他方のCPU110又は120は、S5のみを実施するようにしてもよい。この場合、S4を実施するCPU110又は120では、S2の判定を実施しないようにしてもよく、S5を実施するCPU110又は120では、S3の判定を実施しないようにしてもよい。このようにしても、トルク脈動の印加時を基準として、同期して制動制御を実施することが可能だからである。しかしながら、好ましくは、上記実施の形態のように、CPU110及びCPU120の両方でS4及びS5を実施するようにすることで、CPU110とCPU120のうち、先に通信断を検出・確定した時点を基準として降車制御を開始することができる。よって、故障の検出に応じて、迅速に倒立二輪車1を停止させることが可能である。
上記実施の形態では、通信断を検出しているときに(S1:Yes)、トルク脈動が印加されているか否かを判定する(S2)ようにしているが、ステップS1は、実施しないようにしてもよい。
上記実施の形態では、タイマーによって所定の時間が経過したときに、降車制御を開始するようにしているが、降車制御を即時実施するようにしてもよい。具体的には、CPU110、120のそれぞれは、通信断が確定したと判定した場合(S3:Yes)、そのタイミングで、モータ17、18に対してトルク脈動を印加するとともに、降車制御を開始するようにしてもよい。また、CPU110、120のそれぞれは、トルク脈動が印加されていると判定した場合(S2:Yes)、トルク脈動の印加を検出したタイミングで降車制御を開始するようにしてもよい。すなわち、CPU110、120間の通信断を検出したとき又はそれによるトルク脈動の印加を検出したとき、倒立二輪車1の制動制御を実施するのであれば、通信断を検出したタイミング又はそれによるトルク脈動の印加を検出したタイミングで制動制御を開始するようにしてもよく、それらのタイミングから所定の規定時間(タイムアウト時間)が経過したタイミングで制動制御を開始するようにしてもよい。
1 倒立二輪車
2 車輪
3 ステップカバー
10 制御装置
11、12 マイクロコントローラ
13、14、15、16 インバータ
17、18 モータ
19、20、21、22 回転角センサ
23、24 ジャイロセンサ
25、26、27、28 電流センサ
110、120 CPU

Claims (6)

  1. 第1の車輪及び第2の車輪を回転させて移動する移動体であって、
    前記第1の車輪を回転させる第1のモータと、
    前記第2の車輪を回転させる第2のモータと、
    前記第1のモータ及び前記第2のモータを駆動して前記移動体を制御する第1のCPUと、
    前記第1のCPUと通信するとともに、前記第1のモータ及び第2のモータを駆動して前記移動体を制御する第2のCPUと、を備え、
    前記第1のCPUは、所定の規定時間の間、前記第2のCPUとの通信断を検出したとき、前記第1のモータ及び前記第2のモータの少なくとも1つを所定の駆動パターンで駆動するとともに前記移動体の制動制御を開始し、
    前記第2のCPUは、前記第1のモータ及び前記第2のモータの少なくとも1つが前記所定の駆動パターンで駆動されたことを検出したとき、前記移動体の制動制御を開始する、
    移動体。
  2. 前記第1のCPUは、前記第1のモータを駆動するための第1の指令値と、前記第2のモータを駆動するための第2の指令値とを出力し、
    前記移動体は、さらに、
    前記第1のCPUから出力された第1の指令値に基づいて、前記第1のモータを駆動する駆動電流を前記第1のモータに供給する第1のインバータと、
    前記第1のCPUから出力された第2の指令値に基づいて、前記第2のモータを駆動する駆動電流を前記第2のモータに供給する第2のインバータと、
    前記第1のモータに供給される駆動電流を検出する第1の電流センサと、
    前記第2のモータに供給される駆動電流を検出する第2の電流センサと、を備え、
    前記第1のCPUは、前記第1のモータ及び前記第2のモータの少なくとも1つの前記所定の駆動パターンでの駆動として、前記第1のモータを前記所定の駆動パターンで駆動するための所定パターンの第1の指令値、及び、前記第2のモータを前記所定の駆動パターンで駆動するための所定パターンの第2の指令値の少なくとも1つを出力し、
    前記第2のCPUは、前記第1のモータ及び前記第2のモータの少なくとも1つの前記所定の駆動パターンでの駆動として、前記第1の電流センサ及び前記第2の電流センサの少なくとも1つによって検出された駆動電流が、前記所定パターンの指令値に応じた駆動電流であることを検出する、
    請求項1に記載の移動体。
  3. 前記所定の規定時間は、所定の第2の規定時間であり、
    前記第2のCPUは、所定の第1の規定時間の間、前記第1のCPUとの通信断を検出したとき、前記第1のモータ及び前記第2のモータの少なくとも1つが前記所定の駆動パターンで駆動されているか否かの判定を開始する、
    請求項1又は2に記載の移動体。
  4. 前記第1のCPUは、前記所定の規定時間の間、前記第2のCPUとの通信断を検出したときから所定のタイムアウト時間が経過したときに、前記移動体の制動制御を開始し、
    前記第2のCPUは、前記第1のモータ及び前記第2のモータの少なくとも1つが前記所定の駆動パターンで駆動されたことを検出したときから前記所定のタイムアウト時間が経過したときに、前記移動体の制動制御を開始する、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の移動体。
  5. 前記第2のCPUは、前記所定の規定時間の間、前記第のCPUとの通信断を検出したとき、前記第1のモータ及び前記第2のモータの少なくとも1つを前記所定の駆動パターンで駆動するとともに前記移動体の制動制御を開始し、
    前記第1のCPUは、前記第1のモータ及び前記第2のモータの少なくとも1つが前記所定の駆動パターンで駆動されたことを検出したとき、前記移動体の制動制御を開始する、
    請求項1に記載の移動体。
  6. 第1のCPU及び第2のCPUによって第1のモータ及び第2のモータを駆動することで第1の車輪及び第2の車輪を回転させて移動する移動体の制御方法であって、
    前記第1のCPUが、所定の規定時間の間、前記第2のCPUとの通信断を検出したとき、前記第1のモータ及び前記第2のモータの少なくとも1つを所定の駆動パターンで駆動するとともに前記移動体の制動制御を開始するステップと、
    前記第2のCPUが、前記第1のモータ及び前記第2のモータの少なくとも1つが前記所定の駆動パターンで駆動されたことを検出したとき、前記移動体の制動制御を開始するステップと、
    を備えた制御方法。
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