JP5874563B2 - 電気自動車用のコネクタ構造 - Google Patents

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本発明は、電気自動車に適したコネクタ構造に関する。本明細書における「電気自動車」には、モータとエンジンの双方を備えるハイブリッド車や燃料電池車を含む。
走行用モータを備えずエンジンのみで走行する従来の自動車と比較して、電気自動車は、インバータや電圧コンバータ、さらには、バッテリを制御するコントローラなど、様々な電気デバイスを搭載する。電気デバイスの多くはエンジンルームに搭載される。なお、本明細書では、エンジンを備えずモータのみで走行する電気自動車の場合であってもモータなどの駆動系を搭載するスペースを便宜的に「エンジンルーム」と称することにする。
エンジンルームに多くの電気デバイスを搭載することに関して、様々な工夫が提案されている。例えば特許文献1には、エンジンルーム内に配索されるケーブルを保護する構造が提示されている。特許文献1に開示された技術は具体的には次の通りである。走行用モータを制御するパワーコントローラとエンジンが隣接配置されている。パワーコントローラのエンジンと対向する側面にコネクタボックスが取り付けられている。車両が何らかの障害物と衝突した際、エンジンとパワーコントローラが接近し、コネクタボックスから延設されているケーブルがダメージを受ける虞がある。そこで、特許文献1が提示する技術は、ケーブルを金具で囲んで保護する、というものである。
また、特許文献2には、狭いエンジンルームでの作業性を向上するべく、ヒューズを備えるコネクタの小型化を図る技術が提示されている。なお、通常、コネクタは一対で一組をなすが、特許文献2では、一方のコネクタはデバイスに固定される据え付け型であり、その据え付け型コネクタにヒューズが内蔵される。
さらに、特許文献3では、エアコン用インバータとバッテリを接続するコネクタの物理的な接続/離反に走行モータ用インバータのインターロックを連動させるという技術が開示されている。
特開2006−248313号公報 特開2004−273381号公報 特開2005−302514号公報
本明細書が開示する技術も、エンジンルームに多くの電気デバイスを搭載する電気自動車に適したコネクタ構造に関する。特許文献2に開示されているように、据え付け型コネクタにヒューズを備えることがある。ヒューズは、通常、過電流を防止するために備えられる。ヒューズの一つのタイプは、管ヒューズと呼ばれ、ガラス管あるいはセラミック管に細いワイヤが内蔵されている。このタイプのヒューズは割れ易いという特徴がある。本明細書は、この割れ易い管ヒューズを、車両が障害物に衝突した際の電気デバイスの安全装置に利用し、車両の安全性を高める技術を提供する。
本明細書は、電気自動車に適したコネクタ構造を提供する。その一態様は、据え付け型コネクタと、据え付け型コネクタに接続するケーブル側コネクタを備える。据え付け型コネクタは、電気自動車のエンジンルーム内に配置される第1デバイスの側面に取り付けられている。また、据え付け型コネクタは、エンジンルーム内に配置される第2デバイスに隣接するように取り付けられている。そして、据え付け型コネクタ内において、ケーブル側コネクタと電気的に接続する導電路に管ヒューズが設けられているとともに、ケーブル側コネクタを据え付け型コネクタに固定する固定ボルトが、管ヒューズと第2デバイスの間に位置する。据え付け型コネクタが取り付けられる第1デバイスは、典型的には、走行用モータに交流電流を供給するパワーコントローラである。また、第2デバイスは、例えばエンジンである(ハイブリッド車の場合)。あるいは、第2デバイスは、モータやバッテリでもよい。
本明細書が開示する上記の技術は、衝突の衝撃で管ヒューズが破壊されるようにすることによって、管ヒューズに繋がっている電気デバイスを即座に停止させる。上記のコネクタ構造の作用は具体的には次の通りである。車両が何かの障害物と衝突すると、隣接配置されている第1デバイスと第2デバイスの一方が障害物に押されて移動し、両者が接近する。据え付け型コネクタは第2デバイスに隣接するように配置されているので、第2デバイスが据え付け型コネクタとぶつかる。そして、管ヒューズと第2デバイスの間には硬い固定ボルトが存在し、その固定ボルトが第2デバイスに押されて管ヒューズあるいはその周辺を変形させ、管ヒューズを破壊する。管ヒューズが破壊されることで、導電路が電気的に遮断され、その導電路に繋がっているデバイスが即座に停止する。
本明細書が開示するコネクタ構造は、通常は過電流防止のために備えられている管ヒューズを衝突時の安全装置としても利用し、車両の安全性を高める。なお、ヒューズの接続状態を常に監視しており、ヒューズが切断すると別のデバイスを停止させるインターロックをさらに備えることも好適である。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
ハイブリッド車のエンジンルーム内のレイアウトを示す平面図である。 ハイブリッド車の電気系統のブロック図である。 据え付け型コネクタの構造を示す斜視図である。 据え付け型コネクタの平面図である。 据え付け型コネクタの斜視図である。 変形例の据え付け型コネクタの側面図である。
最初に、実施例の特徴のいくつかを列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
(特徴1)衝突の衝撃でエンジン40(第2デバイス)が固定ボルト5をガラス管ヒューズ3に向けて押し出し易くするために、据え付け型コネクタ10のケース2の側面であって固定ボルト5とエンジン40の間に位置する側面2aがエンジン40に対向している。例えば、据え付け型コネクタ10のケース2がもともとは直方体であり、その角部が第2デバイスに向く場合には、その角部を面取りし、新たな面が第2デバイスに対向するように据え付け型コネクタのケースの形状を定めるとよい。
(特徴2)衝突時にパワーコントローラ30(第1デバイス)とエンジン40(第2デバイス)の間で据え付け型コネクタ10が潰れ易いように、据え付け型コネクタ10のケース2は樹脂で作られている。また、据え付け型コネクタ10の下面には、筐体側面に近い側が低く遠い側が高い段差が形成されており、ガラス管ヒューズ3は、段差よりも筐体側面から遠い側で据え付け型コネクタ内に配置されている(図6参照)。段差よりも筐体側面から遠い側にガラス管ヒューズ3を配置することで衝突時にガラス管ヒューズ3が破壊され易くなる。また、据え付け型コネクタ10の段差は、パワーコントローラ30を運ぶ際の持ち手としても利用できる。
(特徴3)据え付け型コネクタ10は、固定ボルト5の頭の一部を覆い残りの部分を露出するカバー4を備えている。特に、カバー4は、固定ボルト5の頭のうち、エンジン40に近い側を露出させる。ボルト5の頭の一部を覆うカバー4を備えることで、ボルト5を安易に外せないようにするとともに、エンジン40に近い側を露出させることで、カバー4が衝突時にガラス管ヒューズ3を破壊し難くすることがないようにようにする。
図面を参照して実施例のコネクタ構造を説明する。図1は、ハイブリッド車99のエンジンルーム98の平面図である。エンジンルーム98は、車両の前方にある場合には、フロントコンパートメントと呼ばれることもある。実施例の車両はハイブリッド車であり、エンジンルーム98には、エンジン40のほか、2個のモータとギア類を含むドライブトレイン50が配置されている。ドライブトレイン50の上には、バッテリの直流電力を交流に変換してモータに出力するパワーコントローラ30が搭載されている。パワーコントローラ30の側面には、エンジン40に隣接するように、据え付け型コネクタ10が取り付けられている。据え付け型コネクタ10は、バッテリ(不図示)から延びるケーブルをパワーコントローラ30とエアコン用インバータ(不図示)に接続する中継器である。なお、バッテリは、エンジンルーム98ではなく、車室の後部座席の下に配置される。また、全ての図において、X軸は車両前方に相当し、Y軸は車両側方に相当し、Z軸は車両上方に相当する。
図2に、ハイブリッド車99の電気系のブロック図を示す。ハイブリッド車99は、エンジン40の他に、2個のモータ36、37を有する。バッテリ34は、システムメインリレー33とコネクタ(後述)を介して、パワーコントローラ30とエアコン用インバータ32に接続している。パワーコントローラ30は、2組のインバータ回路をその内部に備えており、バッテリ34の直流電力を交流に変換し、2個のモータ36、37の夫々に交流電力を供給する。
2個のモータ36、37の出力軸とエンジン40の出力軸は、動力分配機構38に連結している。動力分配機構38は、プラネタリギアであり、サンギアに第1モータ36の出力軸が連結しており、プラネタリキャリアにエンジンの出力軸が連結しており、リングギアに第2モータ37が連結している。また、リングギアは、車軸41にも連結している。車軸41はデファレンシャルギア42を介して車輪43と連動する。エンジン40の出力と2個のモータ36、37の出力を適宜に調整することによって、動力分配機構38は、エンジン40と2個のモータ36、37の出力を合成して車軸41に出力したり、エンジン40の出力を第1モータ36と車軸41に分配する。後者の場合、エンジン40の駆動力によって第1モータ36が発電する。また、ハイブリッド車99は、車両の減速エネルギを使って2個のモータ36、37を回転させ、発電する。ハイブリッド車99は、発電で得られた電力でバッテリ34を充電する。
コネクタ(据え付け型コネクタ10、第1コネクタ12、第2コネクタ13)に関する電気系統を説明する。バッテリ34から出ているケーブルの先端に第1コネクタ12が取り付けられており、その第1コネクタ12が据え付け型コネクタ10に着脱自在に接続される。なお、前述したように、据え付け型コネクタ10は、パワーコントローラ30の側面に取り付けられているが、図2では、理解を助けるために据え付け型コネクタ10とパワーコントローラ30を分離して描いてある。据え付け型コネクタ10には、第2コネクタ13が着脱自在に接続される。第2コネクタ13はエアコン用インバータ32から延びているケーブルの先端に取り付けられている。エアコン用インバータ32は、バッテリ34から電力の供給を受けてエアコンのコンプレッサ31を駆動する。
据え付け型コネクタ10の内部には、ガラス管ヒューズ3が備えられている。ガラス管ヒューズ3は、第1コネクタ12と第2コネクタ13を電気的に接続する導電路に備えられており、その導電路に予め定められた許容電流より大きい電流が流れると切断する。すなわち、ガラス管ヒューズ3は、バッテリ34からエアコン用インバータ32へ過電流が流れることを防止する。
ガラス管ヒューズ3の両端から別の導電路39(ケーブル)が延びており、インターロック回路35に繋がっている。インターロック回路35は、ガラス管ヒューズ3の接続状態を監視しており、ガラス管ヒューズ3が切れるとパワーコントローラ30へ停止信号を送信する。インバータ、パワーコントローラ、インターロック回路の具体的な回路構成は良く知られているので詳しい説明は省略する。
コネクタ構造について説明する。据え付け型コネクタ10の斜視図を図3示し、カバー4を外した平面図を図4に示す。なお、図3では、第1コネクタ12と第2コネクタ13の内部の部分(例えば端子など)は図示を省略している。据え付け型コネクタ10は、パワーコントローラ30の側面に固定されている。また、据え付け型コネクタ10は、エンジン40に隣接するように、パワーコントローラ30の側面に取り付けられている。バッテリ34から延びているケーブルの先端の第1コネクタ12は、据え付け型コネクタ10の下面に取り付けられる。第1コネクタ12は、ボルト5にて据え付け型コネクタ10に固定される。ボルト5をケース2の上部から挿通し、ケース2の下側で第1コネクタ12を固定する。エアコン用インバータ32から延びているケーブルの先端の第2コネクタ13も据え付け型コネクタ10の下面に取り付けられる。第2コネクタ13は、ボルト6にて据え付け型コネクタ10に固定される。ボルト6をケース2の上部から挿通し、ケース2の下側で第2コネクタ13を固定する。ボルト5(6)は、第1コネクタ12(第2コネクタ13)を上方へ引き上げるので、「引き上げボルト」と呼ばれることがある。
前述したように、据え付け型コネクタ10の中にはガラス管ヒューズ3が取り付けられており、そのガラス管ヒューズ3は、バッテリ34とエアコン用インバータ32の間の導電路に備えられている。据え付け型コネクタ10の上面には、カバー4が取り付けられる。詳しくは後述するが、カバー4は、ガラス管ヒューズ3を覆うとともに、ボルト5と6を覆う。但し、カバー4は、エンジン40に近いボルト5の頭の一部を露出させる。
図4の平面図は、ガラス管ヒューズ3とボルト5とエンジン40の位置関係を示している。ボルト5は、ガラス管ヒューズ3とエンジン40の間に位置するようにレイアウトされている。また、据え付け型コネクタ10のケース2は、エンジン40に最も近い側面2aが、その法線がエンジン40を向くように作られている。別言すれば、ケース2は、上方から見ると、エンジン40に面した角を切り落とした五角形を成している。
上記のガラス管ヒューズ3を中心とした部品のレイアウトの作用を説明する。車両が障害物と衝突すると、その衝撃でエンジン40とパワーコントローラ30が接近する。据え付け型コネクタ10はエンジン40と隣接しているので、エンジン40の角部が据え付け型コネクタ10の対向する側面2aに当たる。側面2aの内側にはボルト5が位置している。エンジン40がぶつかるとボルト5がガラス管ヒューズ3へ向けて押し出される(図4の矢印A、B参照)。ボルト5は、ガラス管ヒューズ3、あるいは、ガラス管ヒューズ3を固定している金具7に衝突し、ガラス管ヒューズ3を割る(即ちヒューズを切断する)。なお、ボルト5が金具7に衝突した場合も、その勢いでガラス管ヒューズ3は捩れて割られる(ヒューズが切断される)。ガラス管ヒューズ3が割れると、バッテリ34とエアコン用インバータ32の間の導電路が遮断される。図2を参照して説明したように、ガラス管ヒューズ3にはインターロック回路35が連動しており、ガラス管ヒューズ3が切断すると、インターロック回路35が動作し、パワーコントローラ30を停止させる。ハイブリッド車99は、衝突の衝撃でガラス管ヒューズ3が割れ易いコネクタ構造を採用し、ガラス管ヒューズ3が割れると主要な電気デバイスが停止する。すなわち、ハイブリッド車99は、ガラス管ヒューズ3を衝突時の安全装置として活用する。
図5に、カバー4を取り付けた状態での据え付け型コネクタ10の斜視図を示す。カバー4は、ガラス管ヒューズ3を覆うだけでなく、ボルト5の頭の一部を覆う。なお、図5では、ボルト4の頭の形状を簡略化して描いてある。また、カバー4はボルト6の頭は全て覆っている。ボルト5、6の頭を覆う範囲は、カバー4を付けた状態ではボルト5を取り外せない程度の範囲である。また、ボルト5の頭の露出している部分は、エンジン40に近い側である。すなわち、ボルト5の頭においてエンジン40に近い部分は、カバー4で覆われておらず、衝突の衝撃でボルト5をガラス管ヒューズ3へ向けて押しやることをカバー4が阻害することがない。また、ボルト5の頭の一部を露出させることで、カバー4を付けた状態でもボルト5を視認できるので、ボルト5の付け忘れを防止することができる。
次に、図6を参照して、据え付け型コネクタ10の変形例を説明する。変形例の据え付け型コネクタ110は、下面に段差を有している。パワーコントローラ30から遠い側の下面110aが、パワーコントローラ30に近い側の下面110bよりも高くなっている。そして、下面が高い方のコネクタ内部にガラス管ヒューズ3が配置されている。なお、第1コネクタ12と第2コネクタ13は、低い方の下面110bにて据え付け型コネクタ110に接続する。このコネクタ構造は、高い下面110aの部分を持ち手として利用することができる。また、ガラス管ヒューズ3を、高い下面110aの側、即ち、コネクタ容積の小さい場所に配置するので、エンジン40(図6では不図示)が衝突したときにガラス管ヒューズ3が割れ易い。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。実施例のハイブリッド車99はガラス管ヒューズを備えたが、これに代えてセラミック管ヒューズであってもよい。また、本明細書が開示する技術は、ハイブリッド車だけでなく、他の電気自動車や燃料電池車に適用することもできる。
実施例の据え付け型コネクタ10のケース2は、直方体の一角(エンジン40に近い角)を落としてエンジン40に対向する面(側面2a)を設けた形状である。また、側面2aのすぐ内側にボルト5が位置する。そのような形状により、ボルト5の付近に付着した水分は2aに沿って落下するのでケース上面に留まる水分(雨水など)を少なくすることができる。
第1コネクタ12がケーブル側コネクタの一例に相当する。パワーコントローラ30が第1デバイスの一例に相当する。エンジン40が第2デバイスの一例に相当する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:ケース
2a:側面
3:ガラス管ヒューズ
4:カバー
5、6:固定ボルト
7:金具
10:据え付け型コネクタ
12:第1コネクタ
13:第2コネクタ
30:パワーコントローラ
32: エアコン用インバータ
33:システムメインリレー
34:バッテリ
35:インターロック回路
36、37:モータ
40:エンジン
50:ドライブトレイン
98:エンジンルーム
99:ハイブリッド車

Claims (4)

  1. 電気自動車のエンジンルーム内に配置される第1デバイスの側面に取り付けられており、エンジンルーム内に配置される第2デバイスに隣接するように取り付けられている据え付け型コネクタと、
    据え付け型コネクタに接続するケーブル側コネクタと、
    を備えており、
    据え付け型コネクタ内において、ケーブル側コネクタと電気的に接続する導電路に管ヒューズが設けられているとともに、ケーブル側コネクタを据え付け型コネクタに固定する固定ボルトが、管ヒューズと第2デバイスの間に位置することを特徴とするコネクタ構造。
  2. 据え付け型コネクタの側面であって固定ボルトと第2デバイスの間に位置する側面が第2デバイスに対向していることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ構造。
  3. 据え付け型コネクタの下面には、筐体側面に近い側が低く遠い側が高い段差が形成されており、管ヒューズは、段差よりも筐体側面から遠い側で据え付け型コネクタ内に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ構造。
  4. 据え付け型コネクタは、固定ボルトの頭の一部を覆うカバーを備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のコネクタ構造。
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