JP5874010B2 - ロータリコンプレッサ - Google Patents

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Description

本発明は、密閉容器内に電動要素と、この電動要素により駆動される回転圧縮機構部とを収納して成るロータリコンプレッサに関するものである。
従来この種ロータリコンプレッサ、例えば、第1及び第2の回転圧縮要素を備えた内部中間圧型多段(2段)圧縮式ロータリコンプレッサでは、密閉容器内に電動要素とこの電動要素にて駆動される回転圧縮機構部とにより構成されている。そして、第1の回転圧縮要素の吸込ポートから冷媒ガスがシリンダの低圧室側に吸入され、ローラとベーンの動作により圧縮されて中間圧となり、シリンダの高圧室側より吐出ポート、吐出消音室を経て密閉容器内に吐出される。この密閉容器内の中間圧の冷媒ガスは第2の回転圧縮要素の吸込ポートからシリンダの低圧室側に吸入され、ローラとベーンの動作により2段目の圧縮が行なわれて高温高圧の冷媒ガスとなり、高圧室側より吐出ポート、吐出消音室を経てコンプレッサの外部に吐出される構成とされている。
また、密閉容器内の底部はオイル溜めとされ、回転軸の一端(下端)に取り付けられたオイルポンプ(給油手段)によりオイル溜めからオイルが吸い上げられて、回転圧縮機構部の摺動部等に供給されて潤滑とシールを行っている。しかしながら、上述の如く第1の回転圧縮要素で圧縮された冷媒ガス中に混入したオイルは、密閉容器内に吐出され、当該密閉容器内の空間を移動する過程で冷媒ガスからある程度分離されるが、第2の回転圧縮要素で圧縮された冷媒ガス中に混入したオイルは、冷媒ガスと共にそのままコンプレッサの外部に吐出されていた。
このため、オイル溜めのオイルが不足し、摺動性能やシール性が低下すると云う問題が生じていた。また、コンプレッサ外部に吐出されたオイルにより、冷媒回路内の冷媒循環に支障をきたすなど、冷媒回路に悪影響を及ぼす恐れもあった。一方、密閉容器の外部の配管にオイルセパレータを接続して吐出冷媒ガスからオイルを分離し、コンプレッサに戻す工夫も成されているが、設置スペースが拡大するなどの問題が生じる。これらは、密閉容器が最終圧力となる内部高圧(単段)のロータリコンプレッサでも同様に発生する問題であるが、内部中間圧型に限らず、密閉容器内が最終的な吐出圧力とはならないロータリコンプレッサにおいては極めて重大な問題となる。
そこで、第2の回転圧縮要素から吐出された冷媒ガス中のオイルを遠心力を用いて分離するオイル分離機構を回転圧縮機構部と密閉容器内面との間に配設し、密閉容器外に吐出される冷媒からオイルを分離し、分離したオイルは密閉容器内底部のオイル溜めに流下させるようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−105986号公報 特開2005−105985号公報
しかしながら、従来の如く回転圧縮機構部と密閉容器との間にオイル分離機構を設ける場合、その分少なくとも密閉容器の径方向の寸法を拡大しなければならなくなる。また、コンプレッサを構成する部品も著しく増加することになるので、コストの高騰も引き起こす問題があった。
そこで回転圧縮機構部と密閉容器との間では無く、第2の回転圧縮要素の吐出消音室を構成するために支持部材の凹所を閉塞するカバーに遠心力を利用したオイル分離機構を設ける案もあるが、本来一定の強度のみ確保されていれば良いカバーの厚みが増大してしまい、今度は密閉容器の軸方向の寸法拡大が問題となると共に、横型では容易であるものの、縦型のロータリコンプレッサでは吐出消音室からカバー内のオイル分離機構に冷媒を流す経路が複雑化してしまう問題もあった(例えば、上記特許文献2参照)。本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、遠心分離により密閉容器外部へのオイルの吐出を低減する際の寸法の拡大を解消し、コストの高騰も抑制できるロータリコンプレッサを提供することが目的である。
本発明のロータリコンプレッサは、密閉容器内に電動要素と、この電動要素の回転軸により駆動される回転圧縮機構部とを収納して成るものであって、回転圧縮機構部は、冷媒が内部で圧縮される圧縮室を有するシリンダと、このシリンダ内で圧縮された冷媒が吐出される吐出室を有して圧縮室を閉塞する閉塞部材と、この閉塞部材に形成された凹所の上面開口を閉塞して吐出室を構成するカバーとを有し、閉塞部材に構成され、吐出室に吐出された冷媒中のオイルを遠心分離するオイル分離手段を備え、このオイル分離手段は、閉塞部材に形成され、中心軸が上下方向とされた円筒状を成し、カバーにて上面が閉塞される空間部と、オイル分離手段の上流側の吐出室に連通して空間部に冷媒を導入するための冷媒導入部と、空間部の中心軸上に位置して当該空間部内に上から進入した一方の下端が当該空間部内において開口し、この一方の下端からカバー内を通過して上昇し、当該カバーの上側を経て再びカバー内に入り、他方の下端がオイル分離手段の下流側の吐出室内に開口する配管から成る冷媒導出部とを備え、冷媒導入部から空間部内に流入した冷媒は、当該空間部の内周面と冷媒導出部の配管との間に構成された間隔を旋回しながら降下し、冷媒導出部の一方の下端の開口に流入することを特徴とする。
本発明によれば、密閉容器内に電動要素と、この電動要素の回転軸により駆動される回転圧縮機構部とを収納して成るロータリコンプレッサにおいて、回転圧縮機構部は、冷媒が内部で圧縮される圧縮室を有するシリンダと、このシリンダ内で圧縮された冷媒が吐出される吐出室を有して圧縮室を閉塞する閉塞部材とを有し、この閉塞部材に構成され、吐出室に吐出された冷媒中のオイルを遠心分離するオイル分離手段を備えているので、シリンダ内で圧縮され、吐出室に吐出された冷媒に混入したオイルをオイル分離手段により効果的に遠心分離し、ロータリコンプレッサ外部へ吐出されるオイル量を著しく低減することができるようになる。
この場合、オイル分離手段は閉塞部材に構成されているので、密閉容器の径方向の寸法拡大を防止することが可能となると共に、吐出室を構成するために本来一定の厚さ寸法を有する閉塞部材にオイル分離手段を構成することにより、閉塞部材の厚さ寸法を拡大することによる密閉容器の軸方向の寸法拡大も防止することが可能となり、以て遠心力を用いたオイル分離手段を設けることによるロータリコンプレッサの寸法拡大を効果的に解消することができるようになる。
また、吐出室が構成された閉塞部材にオイル分離手段を構成することで、吐出室とオイル分離の構造を閉塞部材に集約することが可能となり、生産性も向上すると共に、吐出室からオイル分離手段までの経路も短縮・簡素化される。そして、オイル分離手段のための格別な機構を回転圧縮機構部と密閉容器との間に設ける必要もなくなるので、部品点数の増加も抑制され、これらにより生産コスト及び部品コストの高騰も最小限に抑えられる効果があるものである。
特に、オイル分離手段は、閉塞部材に形成され、中心軸が上下方向とされた円筒状を成し、カバーにて上面が閉塞される空間部と、オイル分離手段の上流側の吐出室に連通して空間部に冷媒を導入するための冷媒導入部と、空間部の中心軸上に位置して当該空間部内に上から進入した一方の下端が当該空間部内において開口し、この一方の下端からカバー内を通過して上昇し、当該カバーの上側を経て再びカバー内に入り、他方の下端がオイル分離手段の下流側の吐出室内に開口する配管から成る冷媒導出部とを備えているので、閉塞部材に形成された凹所の上面開口を閉塞して吐出室を構成するカバーにてオイル分離手段の空間部の上面を閉塞して当該空間部を構成することができ、オイル分離手段の空間部の上面を、格別な蓋等で閉塞する場合に比して、部品点数の削減を図ることが可能となる。
そして、冷媒導入部から空間部内に流入した冷媒は、当該空間部の内周面と冷媒導出部の配管との間に構成された間隔を旋回しながら降下し、冷媒導出部の一方の下端の開口に流入するようにしたので、オイル分離手段の空間部内で冷媒を旋回させ、遠心力によりオイルを効率的に分離させることができるようになる。
更に、冷媒導出部の配管は、一方の下端からカバー内を通過して上昇し、カバーの上側を経て再びカバー内に入り、他方の下端がオイル分離手段の下流側の吐出室内に開口するので、空間部におけるオイル分離を円滑に行い、オイルが分離された冷媒を吐出室に円滑に導出しながら、カバーにて支障無く空間部を閉塞することが可能となるものである。
上記のロータリコンプレッサにおいて、オイル分離手段の上流側の吐出室に配置された吐出弁と、密閉容器に接続された冷媒吐出管と、閉塞部材に形成され、オイル分離手段の下流側の吐出室と冷媒吐出管とを連通して、吐出室に吐出された冷媒を、密閉容器内を経ること無く外部に吐出するための吐出通路とを備え、オイル分離手段は、吐出弁と吐出通路の間に介在するかたちで構成されていることを特徴とする。
上記のロータリコンプレッサにおいて、回転圧縮機構部は、第1及び第2の回転圧縮要素を備え、第1の回転圧縮要素で圧縮された冷媒を密閉容器内に吐出し、この密閉容器内に吐出された冷媒を第2の回転圧縮要素を構成するシリンダで圧縮し、オイル分離手段の上流側の吐出室に吐出することを特徴とする。
また、この発明によれば、上記に加えてオイル分離手段の上流側の吐出室に配置された吐出弁と、密閉容器に接続された冷媒吐出管と、閉塞部材に形成され、オイル分離手段の下流側の吐出室と冷媒吐出管とを連通して、吐出室に吐出された冷媒を、密閉容器内を経ること無く外部に吐出するための吐出通路とを備え、オイル分離手段を、吐出弁と吐出通路の間に介在するかたちで構成したので、例えば、回転圧縮機構部を第1及び第2の回転圧縮要素から構成し、第1の回転圧縮要素で圧縮された冷媒を密閉容器内に吐出し、この密閉容器内に吐出された冷媒を第2の回転圧縮要素を構成するシリンダで圧縮し、オイル分離手段の上流側の吐出室に吐出するロータリコンプレッサの如く、吐出室から密閉容器内を経ること無く、即ち、密閉容器内でオイルが分離されること無く、冷媒が外部に吐出されるロータリコンプレッサのオイルの流出をオイル分離手段により効果的に抑制することが可能となる。
この場合、オイル分離手段は吐出弁と吐出通路の間に介在するかたちで設けられているので、吐出弁から吐出室とオイル分離手段を経て吐出通路に至る冷媒の流れを円滑化し、且つ、経路も最短距離とすることができる。
上記のロータリコンプレッサにおいて、オイル分離手段は、空間部の下端に連通したオイル流出部を備え、空間部はオイル流出部に向かって徐々に細くなる形状を呈し、冷媒から分離したオイルはオイル流出部に流下することを特徴とする。
この発明によれば、上記各発明に加えてオイル分離手段は、空間部の下端に連通したオイル流出部を備え、空間部はオイル流出部に向かって徐々に細くなる形状を呈し、冷媒から分離したオイルはオイル流出部に流下するようにしたので、オイル分離手段の空間部内で分離したオイルをオイル流出部を介して円滑に密閉容器内等に戻すことが可能となる。
上記のロータリコンプレッサにおいて複数のオイル分離手段を閉塞部材に構成し、各オイル分離手段を直列に接続したことを特徴とする。
このように複数のオイル分離手段を閉塞部材に構成し、各オイル分離手段を直列に接続すれば、より効果的に冷媒中に混入したオイルを分離し、密閉容器外部へのオイルの流出量を低減することができるようになる。
上記のロータリコンプレッサにおいて複数のオイル分離手段を閉塞部材に構成し、各オイル分離手段に分かれて冷媒が流れるようにしたことを特徴とする。
このように複数のオイル分離手段を閉塞部材に構成し、各オイル分離手段に分かれて冷媒が流れるようにすれば、流路抵抗による圧損の増大を抑制しながら、より効率的に冷媒中に混入したオイルを分離し、密閉容器外部へのオイルの流出量を低減することが可能となるものである。
本発明によれば、遠心分離により密閉容器外部へのオイルの吐出を低減する際の寸法の拡大を解消し、コストの高騰も抑制できるロータリコンプレッサを提供することができる。
本発明を適用した実施例のロータリコンプレッサの概略縦断面図である。 図1のロータリコンプレッサの回転圧縮機構部の概略縦断面図である(実施例1)。 図1のロータリコンプレッサの回転圧縮機構部の上部カバー及びガスケットを除く平面図である。 図3のオイル分離機構部分の拡大図である。 本発明の他の実施例のロータリコンプレッサの回転圧縮機構部の上部カバーを除く平面図である(実施例2)。 図5のオイル分離機構部分の拡大図である。 本発明のもう一つの他の実施例のロータリコンプレッサの回転圧縮機構部の上部カバーを除く平面図である(実施例3)。 図7のオイル分離機構部分の拡大図である。
以下に図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。
図1は本発明の実施例のロータリコンプレッサ10の概略縦断面図、図2は回転圧縮機構部18の概略縦断面図、図3は回転圧縮機構部18の上部カバー66及びガスケット65を除く平面図、図4はその要部の拡大図をそれぞれ示している。尚、各図における部材の位置関係は、説明を行い易くするために実際の配置と変えて示しており、実際の位置関係とは異なるものもある。
各図において、10は本発明の一実施例としての内部中間圧型多段(2段)圧縮式の縦型ロータリコンプレッサで、このロータリコンプレッサ10は、鋼板からなる縦型円筒状の密閉容器12と、この密閉容器12の内部空間の上側に配置収納された電動要素(駆動要素)14及びこの電動要素14の下側に配置され、電動要素14の回転軸16により駆動される第1の回転圧縮要素32(1段目)及びその上側に位置した第2の回転圧縮要素34(2段目)から成る回転圧縮機構部18にて構成されている。
密閉容器12は、底部をオイル溜め13とし、電動要素14と回転圧縮機構部18を収納する容器本体12Aと、この容器本体12Aの上部開口を閉塞する略椀状のエンドキャップ(蓋体)12Bとで構成され、且つ、このエンドキャップ12Bの上面中心には電動要素14に電力を供給するためのターミナル(配線を省略)20が取り付けられている。
電動要素14は、密閉容器12の上部空間の内周面に沿って環状に取り付けられたステータ22と、このステータ22の内側に若干の隙間を設けて挿入配置されたロータ24とからなる。このロータ24は中心を通り鉛直方向(密閉容器12の軸方向)に延びる前記回転軸16に固定されている。
ステータ22は、ドーナッツ状の電磁鋼板を積層した積層体26と、この積層体26の歯部に直巻き(集中巻き)方式により巻装されたステータコイル28を有している。また、ロータ24もステータ22と同様に電磁鋼板の積層体30で形成され、この積層体30内に永久磁石MGを挿入して構成されている。
前記回転圧縮機構部18は、第1及び第2の回転圧縮要素32、34をそれぞれ構成し、冷媒が内部で圧縮される圧縮室を有する上下シリンダ38、40と、これら上下シリンダ38、40内にそれぞれ設けられた上下偏心部42、44に嵌合されて偏心回転する上下ローラ46、48と、上下シリンダ38、40及びローラ46、48の間に介在して第1及び第2の回転圧縮要素32、34を仕切る中間仕切板36と、ローラ46、48に当接して上下シリンダ38、40内の圧縮室をそれぞれ低圧室側と高圧室側に区画するベーン50、52と、上シリンダ38の圧縮室の上側開口面及び下シリンダ40の圧縮室の下側開口面を閉塞して回転軸16の軸受け54A、56Aを有した支持部材である閉塞部材としての上部支持部材(上部閉塞部材)54及び下部支持部材(下部閉塞部材)56にて構成されている。
上部支持部材54及び下部支持部材56には、図示しない吸込ポートにて上下シリンダ38、40の内部とそれぞれ連通する吸込通路60(図3)、61と、上部支持部材54の上面及び下部支持部材56の下面の一部をそれぞれ切削等により凹陥させて凹所を構成し、各凹所の上面開口及び下面開口を上部カバー66、下部カバー68にてそれぞれ閉塞することにより形成される吐出室としての一定の容積を有した吐出消音室62、64とが設けられている。即ち、上部支持部材54及び下部支持部材56は、各吐出消音室62、64を凹陥形成するために一定の厚さ寸法を有している。尚、前記軸受け54A、56Aは前記上部カバー66、下部カバー68に形成しても良い。
この場合、上部支持部材54と上部カバー66の間には、シール用のガスケット65が介設されている(図示しないが下部支持部材56と下部カバー68間にも同様に介設されている)。また、下部カバー68は周辺部を主ボルト129・・・によって下から下部支持部材56に固定されている。この主ボルト129・・・の先端は上部支持部材54に螺合する。
尚、第1の回転圧縮要素32の吐出消音室64と密閉容器12内とは連通路にて連通されている。この連通路は下部支持部材56、上部支持部材54、上部カバー66、上下シリンダ38、40や中間仕切板36を貫通する図示しない孔である。この場合、連通路の上端には中間吐出管121が立設されており、この中間吐出管121から密閉容器12内に中間圧の冷媒が吐出される。
また、電動要素14は密閉容器12内の上部カバー66の上方に所定間隔を存して設けられている。この上部カバー66は周辺部が主ボルト78・・・により、上から上部支持部材54に固定されている。この主ボルト78・・・の先端は下部支持部材56に螺合する。
一方、回転軸16内には軸中心に鉛直方向のオイル孔80が形成され、このオイル孔80は下端のオイルポンプ84に連通している。回転軸16の回転によりオイルポンプ84はオイル溜め13内のオイルをオイル孔80に吸い上げる。回転軸16には更にこのオイル孔80に連通する横方向の給油孔82(上下偏心部42、44やそれらの上下に複数形成されている)が形成されており、ここから回転圧縮機構部18の軸受け54A、56Aその他の摺動部等にオイルが供給される構成とされている。
そして、この場合の冷媒としては二酸化炭素(CO2)が使用され、ロータリコンプレッサ10の最終圧力は極めて高い圧力となる。また、潤滑油としてのオイルは、例えば鉱物油(ミネラルオイル)、PAG(ポリアルキレングリコール)、アルキルベンゼン油、エーテル油、エステル油等既存のオイルが使用される。
密閉容器12の容器本体12Aの側面には、上部支持部材54と下部支持部材56の吸込通路60、61、上部カバー66の上側(電動要素14の下端に略対応する位置)に対応する位置に、スリーブ141、142、143及び144がそれぞれ溶接固定されている。スリーブ141と142は上下に隣接すると共に、スリーブ143はスリーブ144と略90度ずれた位置にある。
そして、スリーブ141内には上シリンダ38に冷媒ガスを導入するための冷媒導入管92の一端が挿入接続され、この冷媒導入管92の一端は上シリンダ38の吸込通路60に連通される。この冷媒導入管92は密閉容器12の上側を通過してスリーブ144に至り、他端はスリーブ144内に挿入接続されて密閉容器12内に連通する。
スリーブ142内には下シリンダ40に冷媒ガスを導入するための冷媒導入管94の一端が挿入接続され、この冷媒導入管94の一端は下シリンダ40の吸込通路61に連通される。また、スリーブ143内には冷媒吐出管96が挿入接続され、上部支持部材54に設けられた吐出通路70(図3)に連通されている。
そして、第2の回転圧縮要素34の上部支持部材54には更に、第2の回転圧縮要素34で圧縮され、吐出された冷媒中のオイルを分離するための本発明のオイル分離手段としてのオイル分離機構90が構成されている。
ここで、上記オイル分離機構90について説明する。上部支持部材54の軸受け54Aの周囲には、図3に示されるように凹所が形成されており、前述した如くこの凹所の上面開口がガスケット65を介して上部カバー66により閉塞されることで、凹所内が第2の回転圧縮要素34の吐出消音室62とされる。この吐出消音室62内には上シリンダ38の内部に連通する図示しない吐出ポートを閉塞する吐出弁72が配置されている。この吐出弁72は上シリンダ38の高圧室が規定の吐出圧力まで上昇した場合に吐出ポートを開くものである。
また、前記吐出通路70は吐出弁72と軸受け54Aを挟んで略反対側に形成され、吐出消音室62に連通している。そして、吐出消音室62は軸受け54Aを挟んで略反対側の位置の上部支持部材54に形成された仕切壁54B、54Cによって吐出弁72側(62A)と吐出通路70側(62B)とに仕切られており、一方の仕切壁54C内に本発明のオイル分離機構90が構成されている。
このオイル分離機構90は、上部支持部材54の上面を切削等により凹陥させた凹所から成り、中心軸が上下方向とされた円筒状の空間部91と、この空間部91の軸受け54Aとは反対側の上縁部に開口形成された冷媒導入部95と、空間部91の中心軸上に位置して上から空間部91内に進入し、下端がこの空間部91内において下方に向けて開口した冷媒導出部97と、空間部91の下端に連通して形成されたオイル流出部としての細孔98とから構成されている。
前記空間部91の下部は、下端の細孔98に向かって内径が徐々に細くなる漏斗形状(逆円錐形状)を呈しており、細孔98は空間部91の下端から上部支持部材54内を密閉容器12方向に延在し、当該密閉容器12内に開口して連通している。冷媒導入部95は導入通路99を介して吐出弁72側(オイル分離機構90より冷媒の流れにおいて上流側)の吐出消音室62(図3、図4に62Aで示す)に連通しており、該吐出消音室62内の冷媒は、冷媒導入部95より空間部91の中心軸を中心とする円の接線方向から当該空間部91内に導入され、空間部91の内面に沿って旋回するよう構成とされている。そして、これら空間部91と冷媒導入部95の上面は上部カバー66にて閉塞される。
前記冷媒導出部97は、周囲の空間部91の内面との間に所定の間隔を存しており、当該空間部91内に開口した下端(一方の下端)から上部カバー66内を通過して上昇し、上部カバー66の上側を経て再び上部カバー66内に入り、他方の下端が吐出通路70側(オイル分離機構90より冷媒の流れにおいて下流側)の吐出消音室62(図3、図4に62Bで示す)内に開口している。尚、実際には、この冷媒導出部97は上部カバー66内に形成された二本の貫通孔100、101と、上部カバー66の上側において両貫通孔100、101を接続する略逆U字状の配管102と、空間部91内に進入して下端が前記一方の下端となる配管103とで構成されている。これにより、オイル分離機構90は吐出弁72と吐出通路70との間に介在するかたちとなる。
以上の構成で次に動作を説明する。ターミナル20および図示されない配線を介して電動要素14のステータコイル28に通電されると、電動要素14が起動してロータ24が回転する。この回転により回転軸16と一体に設けた上下偏心部42、44に嵌合された上下ローラ46、48が上下シリンダ38、40内を前述の如く偏心回転する。
これにより、冷媒導入管94及び下部支持部材56に形成された吸込通路61を経由して図示しない吸込ポートから下シリンダ40の低圧室側に吸入された低圧の冷媒ガスは、ローラ48とベーン52の動作により圧縮されて中間圧となり、下シリンダ40の高圧室側より図示しない吐出ポート、下部支持部材56に形成された吐出消音室64から図示しない前記連通路を経て中間吐出管121から密閉容器12内に吐出される。これによって、密閉容器12内は中間圧となる。尚、吐出消音室64は冷媒の流れる流路が広くなったり狭くなったりするように形成されているため、消音効果が得られる。
そして、密閉容器12内の中間圧の冷媒ガスは、スリーブ144から出て冷媒導入管92及び上部支持部材54に形成された吸込通路58を経由して吸込ポート60から上シリンダ38の低圧室側に吸入される。吸入された中間圧の冷媒ガスは、ローラ46とベーン50の動作により2段目の圧縮が行なわれて高温高圧(最終圧力)の冷媒ガスとなり、高圧室側から図示しない前記吐出ポートを通り、吐出弁72から上部支持部材54に形成された吐出消音室62(62A)に吐出される。吐出消音室62は冷媒の流れる流路が広くなったり狭くなったりするように形成されているため、消音効果が得られる。吐出消音室62に吐出された冷媒は、図3、図4に矢印で示す如く導入通路99を経て冷媒導入部95から空間部91内に吐出される。
このとき、冷媒ガス及び当該冷媒ガス中に混入したオイルは、空間部91の内面に沿って吐出され、吐出された冷媒ガス及びオイルは、吐出時の勢いにより冷媒導出部97の配管103とその外側の空間部91の内周面との間に構成された間隔(隙間)を螺旋状に旋回しながら空間部91を降下して行く(図2)。
このときの旋回による遠心力で冷媒ガス中に混入したオイルが冷媒ガスから分離され、空間部91の内面等に付着し、当該内面を伝わって空間部91の下端に連通する細孔98に至り、図2中破線矢印の如くそこを通って密閉容器12の下部のオイル溜め13に流下する。
一方、オイルが分離された冷媒ガスは、空間部91の先細り形状に案内されて中心に集まり、上昇気流となって冷媒導出部97の配管103の下端開口から内部に流入する。冷媒導出部97内に流入した冷媒ガスは、各図に実線矢印で示す如く配管103、貫通孔100、配管102、貫通孔101を順次通過して吐出通路70側の吐出消音室62(62B)内に入り、該吐出消音室62内を経て吐出通路70に至る。そして、冷媒吐出管96に流出し、外部に吐出されるので、これにより、吐出消音室62に吐出された冷媒ガスは、密閉容器12内を経ること無く外部に吐出されることになる。
このように、第2の回転圧縮要素34で圧縮された冷媒ガス中に混入したオイルをオイル分離機構90にて遠心分離することで、冷媒ガス中に混入したオイルを効果的に分離することができる。これにより、コンプレッサ10から吐出されるオイル吐出量を著しく低減することができるので、コンプレッサ10内がオイル不足となる不都合や冷媒回路内に悪影響を及ぼす不都合も未然に回避することができるようになる。
この場合、オイル分離機構90は上部支持部材54に構成されているので、密閉容器12の径方向の寸法拡大を防止しなくて済む。また、吐出消音室62を構成するために本来一定の厚さ寸法を有する上部支持部材54にオイル分離機構90を構成することにより、上部支持部材54の厚さ寸法を拡大する必要も無く、それによる密閉容器12の軸方向の寸法拡大も防止することができるようになる。これらにより、遠心力を用いたオイル分離機構90を設けることによるロータリコンプレッサ10の寸法拡大を効果的に解消することができるようになる。
また、吐出消音室62が構成された上部支持部材54にオイル分離機構90を構成しているので、消音とオイル分離のための構造が上部支持部材54に集約される。即ち、吐出消音室62のための凹所と空間部91のための凹所、及び、細孔98を切削加工等により上部支持部材54に形成すれば済むことになるので、回転圧縮機構部18を構成する他の部材にオイル分離機構90を構成する場合に比して生産性が著しく向上する。更に、吐出消音室62からオイル分離機構90までの経路も最短距離となり、且つ、その形状も簡素化することができるようになる効果もある。
そして、基本的にはオイル分離機構90のための格別な機構を回転圧縮機構部18と密閉容器12との間に設ける必要もなくなるので、部品点数の増加も抑制され、これらにより生産コスト及び部品コストの高騰も最小限に抑えられる。
また、オイル分離機構90を、吐出弁72と吐出通路70の間に介在するかたちで構成しているので、実施例の吐出消音室62から密閉容器12内を経ること無く、即ち、密閉容器12内でオイルが分離されること無く、冷媒ガスが外部に吐出されるロータリコンプレッサ10のオイルの流出をオイル分離機構90により効果的に抑制することできる。また、吐出弁72から吐出消音室62とオイル分離機構90を経て吐出通路70に至る冷媒ガスの流れも円滑となり、経路も最短距離となる。
また、オイル分離機構90の空間部91は細孔98に向かって徐々に細くなる形状を呈しており、冷媒導入部95から空間部91内に流入した冷媒ガスは、当該空間部91の内周面に沿って旋回しながら降下し、冷媒導出部97の開口に流入すると共に、冷媒ガスから分離したオイルは細孔98に流下するので、オイル分離機構90の空間部91内で冷媒ガスを旋回させ、遠心力によりオイルを効率的に分離させ、冷媒ガスは冷媒導出部97に流入させ、分離したオイルは細孔98を介して円滑に密閉容器12内のオイル溜め13に戻すことができる。
次に、図5及び図6は本発明の他の実施例のロータリコンプレッサ10の回転圧縮機構部18の平面図(上部カバー66及びガスケット65を除く)とその拡大図を示している。この場合、オイル分離機構90は上部支持部材54の仕切壁54Cに二箇所(90A、90B)構成されており、第1のオイル分離機構90Aの冷媒導入部95に連通する導入通路99が吐出弁72側の吐出消音室62(62A)に連通し、オイル分離機構90Aの冷媒導出部97が第2のオイル分離機構90Bの導入通路99に連通され、この第2のオイル分離機構90Aの冷媒導出部97が吐出通路70側の吐出消音室62(62B)に連通されている。
即ち、この実施例では二つのオイル分離機構90(90A、90B)が上部支持部材54に構成され、それらが直列に接続されたかたちとされている。これにより、吐出弁72から吐出消音室62(62A)内に吐出された冷媒ガスは先ず第1のオイル分離機構90(90A)にてオイルが遠心分離された後、更に第2のオイル分離機構90(90B)にて残りのオイルが遠心分離され、最終的に吐出通路70に至ることになる。
係る構成によれば、極めて効果的に冷媒ガス中に混入したオイルを分離し、密閉容器外部へのオイルの流出量を著しく低減することができるようになる。尚、この実施例ではオイル分離機構90を二箇所形成してそれぞれを直列に接続したが、それに限らず、三箇所以上構成してそれぞれを直列に接続しても良い。
次に、図7及び図8は本発明のもう一つの他の実施例のロータリコンプレッサ10の回転圧縮機構部18の平面図(上部カバー66及びガスケット65を除く)とその拡大図を示している。この場合、オイル分離機構90は上部支持部材54の仕切壁54Bと仕切壁54Cにそれぞれ一箇所ずつ、合計二箇所(90A、90B)構成されており、第1及び第2のオイル分離機構90A、90Bの冷媒導入部95に連通する導入通路99がそれぞれ吐出弁72側の吐出消音室62(62A)に連通し、第1及び第2のオイル分離機構90Aの冷媒導出部97がそれぞれ吐出通路70側の吐出消音室62(62B)に連通されている。
即ち、この実施例では二つのオイル分離機構90(90A、90B)が上部支持部材54に構成され、それらに分かれて冷媒ガスが流れるかたち(並列接続)とされている。これにより、吐出弁72から吐出消音室62(62A)内に吐出された冷媒ガスは二手に分かれ、一方は第1のオイル分離機構90(90A)にてオイルが遠心分離された後、他方は第2のオイル分離機構90(90B)にてオイルが遠心分離された後、吐出通路70側の吐出消音室62(62B)で合流し、最終的に吐出通路70に至ることになる。
係る構成によれば、上記実施例のように直列に接続した場合よりも流路抵抗による圧損の増大を抑制しながら、一箇所構成する場合より効率的に冷媒中に混入したオイルを分離し、密閉容器12外部へのオイルの流出量を低減することが可能となる。尚、この実施例ではオイル分離機構90を二箇所構成してそれぞれに冷媒ガスが分かれて流れるようにしたが、それに限らず、三箇所以上構成して各オイル分離機構90に冷媒を分流させても良い。
ここで、上記各実施例では所謂内部中間圧型多段(2段)圧縮式の縦型ロータリコンプレッサに本発明を適用したが、それに限らず、所謂単段、若しくは、三段以上の多段圧縮式のロータリコンプレッサに適用しても良く、特に、吐出消音室に吐出された冷媒が、密閉容器内を経ること無く外部に吐出されるものに適用すれば、本発明は極めて有効なものとなる。
また、各実施例ではオイル分離機構90にて分離されたオイルを細孔98にて密閉容器12内のオイル溜め13に戻したが、それに限らず、回転圧縮機構部18の摺動部等に戻すものしても構わない。
10 ロータリコンプレッサ
12 密閉容器
14 電動要素
16 回転軸
18 回転圧縮機構部
32、34 回転圧縮要素
36 中間仕切板
38、40 上下シリンダ
54 上部支持部材(閉塞部材)
56 下部支持部材
62 吐出消音室(吐出室)
65 ガスケット
66 上部カバー
70 吐出通路
72 吐出弁
90 オイル分離機構(オイル分離手段)
91 空間部
95 冷媒導入部
97 冷媒導出部
98 細孔(オイル流出部)

Claims (6)

  1. 密閉容器内に電動要素と、該電動要素の回転軸により駆動される回転圧縮機構部とを収納して成るロータリコンプレッサにおいて、
    前記回転圧縮機構部は、冷媒が内部で圧縮される圧縮室を有するシリンダと、該シリンダ内で圧縮された冷媒が吐出される吐出室を有して前記圧縮室を閉塞する閉塞部材と、該閉塞部材に形成された凹所の上面開口を閉塞して前記吐出室を構成するカバーとを有し、
    前記閉塞部材に構成され、前記吐出室に吐出された冷媒中のオイルを遠心分離するオイル分離手段を備え、
    該オイル分離手段は、
    前記閉塞部材に形成され、中心軸が上下方向とされた円筒状を成し、前記カバーにて上面が閉塞される空間部と、
    前記オイル分離手段の上流側の前記吐出室に連通して前記空間部に冷媒を導入するための冷媒導入部と、
    前記空間部の中心軸上に位置して当該空間部内に上から進入した一方の下端が当該空間部内において開口し、該一方の下端から前記カバー内を通過して上昇し、当該カバーの上側を経て再びカバー内に入り、他方の下端が前記オイル分離手段の下流側の前記吐出室内に開口する配管から成る冷媒導出部とを備え、
    前記冷媒導入部から前記空間部内に流入した冷媒は、当該空間部の内周面と前記冷媒導出部の配管との間に構成された間隔を旋回しながら降下し、前記冷媒導出部の一方の下端の開口に流入することを特徴とするロータリコンプレッサ。
  2. 前記オイル分離手段の上流側の前記吐出室に配置された吐出弁と、
    前記密閉容器に接続された冷媒吐出管と、
    前記閉塞部材に形成され、前記オイル分離手段の下流側の前記吐出室と前記冷媒吐出管とを連通して、前記吐出室に吐出された冷媒を、前記密閉容器内を経ること無く外部に吐出するための吐出通路とを備え、
    前記オイル分離手段は、前記吐出弁と前記吐出通路の間に介在するかたちで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のロータリコンプレッサ。
  3. 前記回転圧縮機構部は、第1及び第2の回転圧縮要素を備え、前記第1の回転圧縮要素で圧縮された冷媒を前記密閉容器内に吐出し、該密閉容器内に吐出された冷媒を前記第2の回転圧縮要素を構成する前記シリンダで圧縮し、前記オイル分離手段の上流側の前記吐出室に吐出することを特徴とする請求項2に記載のロータリコンプレッサ。
  4. 前記オイル分離手段は、
    前記空間部の下端に連通したオイル流出部を備え、
    前記空間部は前記オイル流出部に向かって徐々に細くなる形状を呈し、
    前記冷媒から分離したオイルは前記オイル流出部に流下することを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちの何れかに記載のロータリコンプレッサ。
  5. 複数の前記オイル分離手段を前記閉塞部材に構成し、各オイル分離手段を直列に接続したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちの何れかに記載のロータリコンプレッサ。
  6. 複数の前記オイル分離手段を前記閉塞部材に構成し、各オイル分離手段に分かれて冷媒が流れるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちの何れかに記載のロータリコンプレッサ。
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